JP2001290356A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JP2001290356A
JP2001290356A JP2000105508A JP2000105508A JP2001290356A JP 2001290356 A JP2001290356 A JP 2001290356A JP 2000105508 A JP2000105508 A JP 2000105508A JP 2000105508 A JP2000105508 A JP 2000105508A JP 2001290356 A JP2001290356 A JP 2001290356A
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Japan
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electrode pair
image forming
developing
electrophotographic
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JP2000105508A
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Shiro Sakata
志朗 坂田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーの偏りに起因する画像不良の発生を防
止する。 【解決手段】 第1、第2電極対403、404間に入
り込んでいるトナー量に応じた検出値を出力し、第1電
極対403で検出された値と第2電極対404で検出さ
れた値との間に相違があった場合、トナーの偏りがある
と判断し、攪拌部材9eを駆動してトナーを攪拌するこ
とにより、白抜けと称される画像不良を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する電子写真
画像形成装置に関し、特に、現像剤容器に収容した現像
剤の残量を逐次検知することのできる現像剤残量検知手
段或は現像剤の有無を検知する現像剤有無検知手段、更
にはこれら両検知手段を備えた現像剤量検出装置を有す
る電子写真画像形成装置に関し、特に、カートリッジを
備えた電子写真画像形成装置に好適に具現化し得る。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、及び電子
写真ファクシミリ装置等が含まれる。
【0003】又、カートリッジは、プロセスカートリッ
ジと、現像カートリッジとを含み、プロセスカートリッ
ジとは、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少
なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本
体に対して着脱可能とするものであるか、又は、少なく
とも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体
に対して着脱可能とするものをいう。又、現像カートリ
ッジとは、現像剤を収容する現像剤容器と、電子写真感
光体に現像剤を搬送するための現像剤担持体とを一体的
にカートリッジ化し、電子写真画像形成装置本体に対し
て着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置において、電子写真感光体及び電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジ方式の電
子写真画像形成装置ではユーザー自身がカートリッジを
交換しなければならないため、現像剤が消費された場合
にユーザーに報知する手段、即ち、現像剤量検出装置が
必要となる。
【0006】更に説明するため、図15に従来のプロセ
スカートリッジBが装着された画像形成装置Aの一例を
示す。プロセスカートリッジBにて現像手段を構成する
現像装置9は、電子写真感光体としての感光体ドラム7
上に形成された潜像を現像するための現像剤Tを収容し
た現像剤容器9Aを有している。
【0007】この現像剤容器9Aには、感光体ドラム7
と対向する現像位置まで現像剤Tを搬送する円筒形の現
像剤担持体である現像ローラ9aが、感光体ドラム7に
近接して配置されており、現像ローラ9aの表面上には
現像剤Tが付着保持され、現像ローラ9aの回転により
現像剤Tを感光体ドラム7に対向した現像位置まで搬送
する。又、現像剤容器9A内の現像剤Tは、重力及び攪
拌装置又はその他の現像剤搬送手段(図示せず)によっ
て現像ローラ9aへと供給される。
【0008】現像剤Tは搬送される途中でドクターブレ
ード等の現像剤規制手段9dにより現像剤Tの量及び高
さが制限されると共に、現像ローラ9a上に均一に塗布
され、現像ローラ9a上に搬送される過程で現像ローラ
9a、現像剤規制手段9d、或は現像剤自身に摺擦され
て帯電する。
【0009】そして、現像ローラ9aによって感光体ド
ラム7との対向部、即ち、現像位置まで搬送された現像
剤Tは感光体ドラム7と現像ローラ9aとの間にバイア
ス印加手段としての現像バイアス電源30(図16参
照)にて印加された適正な現像バイアス電圧により、感
光体ドラム7上に転移し、感光体ドラム7上の静電潜像
を現像し、トナー像となす。
【0010】現像に供されなかった現像剤Tは、現像ロ
ーラ9a上に残ったまま搬送されて、再び現像部内に収
容される。
【0011】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット2にセットした記録媒体Pをピックアップローラ
3、及び、搬送ローラ対、レジストローラなど(図示せ
ず)で転写位置へと搬送する。転写位置には、転写手段
としての転写ローラ4が配置されており、電圧を印加す
ることによって、感光体ドラム7上のトナー像を記録媒
体2に転写する。
【0012】トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、定
着手段5へと搬送する。定着手段5は、ヒータ5bを内
蔵した定着ローラ5a及び駆動ローラ5cなどを備えた
定着器とされ、通過する記録媒体Pに熱及び圧力を印加
して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着する。そ
の後、記録媒体Pは、機外へと排出される。
【0013】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
Pに転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段
10によって感光体ドラム7上に残留した現像剤を除去
した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニン
グ手段10は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾
性クリーニングブレード10aによって感光体ドラム7
上の残留現像剤を掻き落として廃現像剤溜め10bへと
集める。
【0014】以上のように、現像装置10においては、
現像動作を繰り返して行う毎に現像剤Tが消費され、現
像剤が不足すると、画像濃度低下や画像欠落などの不良
が生じる。このため、現像剤不足が生じないように、随
時現像剤Tの現像剤容器9Aでの有無を監視する必要が
ある。
【0015】そこで、従来の現像装置9は、現像剤残量
を検知する手段として現像剤量検出装置を有している。
【0016】従来の現像剤量検出装置の一例について図
16により説明する。
【0017】この現像剤量検出装置は、現像装置9の現
像剤容器9A内に現像剤担持体9aと平行に配置された
電極対20としてのアンテナ板20Aとアンテナ板20
Bを備えており、現像剤担持体9aに近いアンテナ板2
0Aと現像剤担持体9aの間と、電極対20間つまりア
ンテナ板20Aとアンテナ板20Bの間とに生じる静電
容量の変化をトナー残量検出回路(制御回路)50で検
出することにより、トナー残量を判定する装置である。
【0018】さらに説明すると、現像バイアス印加手段
として現像バイアス回路40で規定のACバイアス値を
出力させ、現像剤担持体9aに印加すると、現像剤担持
体9aとアンテナ板20A間、アンテナ板20Aとアン
テナ板20B間に生成される容量の値に見合ったACバ
イアス値V1が制御回路50に測定値V1として入力さ
れる。また、インピーダンス素子52にも同様にリファ
レンス値としてACバイアスV2が入力され、トナー残
量を検出する上での基準値となる。そして、これらの値
V1、V2によってカートリッジ有無およびトナー残量
を判断する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の現像剤量検出装置では、例えば、画像パターンに偏
りがあり、そのためプロセスカートリッジB内のトナー
消費にも偏りが生じた場合、全体としてのトナー量はま
だあるため、制御回路50ではトナー有りと判断する。
しかし、プロセスカートリッジB内部では一部分のトナ
ー消費が促進され、その部分でトナーがなくなり、その
結果、その部分の画像領域で白抜けと称される画像不良
が生じてしまう。従って、このような画像不良の発生を
防止するには、プロセスカートリッジ内のトナーの偏り
を回避しなければならない。
【0020】従って、本発明の主な目的は、現像剤の偏
りに起因する画像不良の発生を防止できる電子写真画像
形成装置を提供することである。
【0021】本発明の他の目的は、より正確な現像剤量
検出を行うことのできる電子写真画像形成装置を提供す
ることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置にて達成される。要約すれば、本
発明は、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像
形成装置において、(a)電子写真感光体と、(b)前
記電子写真感光体に静電潜像を形成するための静電潜像
形成手段と、(c)前記電子写真感光体に形成された静
電潜像を現像するために現像剤を収容し、この現像剤を
前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備
えた現像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤を攪拌す
るための攪拌部材と、を有する現像装置と、(d)前記
現像剤担持体に対して垂直又は平行に配置され、前記現
像剤容器内の現像剤と接触して現像剤残量を逐次に検知
するための複数の電極対手段と、(e)前記複数の電極
対手段の各電極対手段間における静電容量を交流バイア
スを用いて測定する測定手段と、(f)前記測定手段に
より得られる複数の静電容量値を一定のタイミングで電
気的信号として読み込む読込手段と、(g)前記読込手
段によって読み込まれた前記複数の電気的信号を保持す
る保持手段と、(h)前記保持された複数の電気的信号
を比較する比較手段と、(i)前記比較手段による比較
結果に基づき、前記現像剤容器内の現像剤の状態を判断
する判断手段と、(j)前記判断手段の判断に基づき、
前記攪拌部材を制御する制御手段と、を有することを特
徴とする電子写真画像形成装置である。
【0023】本発明による他の態様によれば、カートリ
ッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するた
めの電子写真画像形成装置において、(a)電子写真感
光体に形成された静電潜像を現像するために現像剤を収
容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するため
の現像剤担持体を備えた現像剤容器と、前記現像剤容器
内の現像剤を攪拌するための攪拌部材と、前記現像剤担
持体に対して垂直又は平行に配置され、前記現像剤容器
内の現像剤と接触して現像剤残量を逐次に検知するため
の複数の電極対手段と、を有する現像装置を有するカー
トリッジを取り外し可能に装着するための装着手段と、
(b)前記複数の電極対手段の各電極対手段間における
静電容量を交流バイアスを用いて測定する測定手段と、
(c)前記測定手段により得られる複数の静電容量値を
一定のタイミングで電気的信号として読み込む読込手段
と、(d)前記読込手段によって読み込まれた前記複数
の電気的信号を保持する保持手段と、(e)前記保持さ
れた複数の電気的信号を比較する比較手段と、(f)前
記比較手段による比較結果に基づき、前記現像剤容器内
の現像剤の状態を判断する判断手段と、(g)前記判断
手段の判断に基づき、前記攪拌部材を制御する制御手段
と、を有することを特徴とする電子写真画像形成装置が
提供される。
【0024】上記各発明における一実施態様によれば、
更に、前記測定手段により得られた前記複数の静電容量
値に基づき現像剤残量を算出する算出手段を有する。
【0025】上記各発明における他の実施態様によれ
ば、前記測定手段により前記各電極対手段間における静
電容量を測定する際に、前記各電極対手段を切り替える
切替手段を有する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0027】実施例1 先ず、図1及び図2を参照して、本発明に従って構成さ
れるプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形
成装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電
子写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプ
リンタAとされ、電子写真画像形成プロセスによって記
録媒体、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像
を形成するものである。
【0028】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム7を有する。感
光体ドラム7は、帯電手段である帯電ローラ8によって
帯電され、次いで、光源としての半導体レーザ1a、ス
キャナモータ1bによって回転する回転多面鏡1c、反
射ミラー1dを有した光学手段1から画像情報に応じた
レーザ光を照射することによって、感光体ドラム7に画
像情報に応じた潜像が形成される。この潜像は、現像装
置、即ち現像手段9によって現像され、可視像、即ち、
トナー像とされる。
【0029】つまり、現像手段9は、現像剤担持体とし
ての現像ローラ9aを備えた現像剤容器を有している。
又、現像ローラ9aは、固定磁石9cを内蔵しており、
現像ローラ9aを回転することによって現像剤は搬送さ
れ、現像ブレード9dにて摩擦帯電電荷が付与されると
共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ドラム7の現像領
域へと供給される。この現像領域へと供給された現像剤
は、前記感光体ドラム7上の潜像へと転移され、トナー
像を形成する。現像ローラ9aは、現像バイアス回路に
接続されており、通常、交流電圧に直流電圧が重畳され
た現像バイアス電圧が印加される。
【0030】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット2aにセットした、例えば普通紙のような記録媒体
Pを給紙ローラ3aにより搬送路へと送り出す。搬送路
に送り出された記録媒体Pは、搬送ローラ対6a、6b
及び転写前ローラ対6cにより転写位置へと搬送する。
転写位置には、転写手段としての転写ローラ4が配置さ
れており、電圧を印加することによって、感光体ドラム
7上のトナー像を記録媒体Pに転写する。
【0031】トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、定
着手段5へと搬送する。定着手段5は、ヒータ5bを内
蔵した定着ローラ5a及び駆動ローラ5cを備え、通過
する記録媒体Pに熱及び圧力を印加して転写されたトナ
ー像を記録媒体P上に定着する。
【0032】定着された記録媒体Pは、排出ローラ対6
dにより、レーザービームプリンタAの装置本体の上面
に設けられた排出トレイ11へと排出される。
【0033】尚、本実施例のプリンタAは、画像形成モ
ードとして片面画像形成(片面印字)モード及び両面画
像形成(両面印字)モードを有しており、揺動可能なフ
ラッパ6eを動作させ、印字された記録媒体Pの搬送先
を上記排出トレイ11へと、或は、両面画像形成ユニッ
ト12へと切り換えることができる。両面画像形成ユニ
ット12へと搬送された記録媒体Pは、搬送ローラ6f
にて反転部へと搬送される。反転部に搬送された記録媒
体Pは、反転ローラ6gにて正転/逆転をシーケンシャ
ルに動作させることで、記録媒体Pを反転させ、再給紙
部に返送する。再給紙部の記録媒体Pは、再給紙ローラ
6hで再び搬送ローラ対6a、6bなどを備えた搬送路
へと送り込まれる。
【0034】又、本実施例では、給紙カセット2aの他
に、着脱可能で記録媒体Pのサイズを識別する機能を有
し、記録媒体Pを搬送路に送り込む給紙ローラ3bを備
えたオプションの給紙カセット2b、記録媒体Pを搬送
路へと送り込む手差し給紙ローラ3cを備えた手差し給
紙口2c、着脱可能で封筒のみ積載可能な、封筒を1枚
づつ搬送路に送り込む給紙ローラ3dを備えた封筒フィ
ーダ2d、が更に設けられている。
【0035】記録媒体Pの搬送路には、本実施例による
と、封筒フィーダ2d以外から給紙された記録媒体Pの
先端と後端とを検出するためのプレフィードセンサ13
aと、給紙された記録媒体Pに対し、感光体ドラム7へ
の画像書き込み(記録/印字)と記録媒体搬送の同期を
とると共に、給紙された記録媒体Pの搬送方向の長さを
測定するためのトップセンサ13bと、定着後の記録媒
体Pの有無を検出するための排紙センサ13cと、反転
部に搬送された記録媒体Pの先端/後端を検出する反転
センサ13dと、再給紙部の記録媒体Pの有無を検出す
る再給紙センサ13eなどが配置される。
【0036】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
Pに転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段
10によって感光体ドラム7上に残留した現像剤を除去
した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニン
グ手段10は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾
性クリーニングブレード10aによって感光体ドラム7
上の残留現像剤を掻き落として廃現像剤溜め10bへと
集める。
【0037】上記構成の各機構部を制御するための制御
系における回路構成を図2のブロック図に示す。図2に
おいて、制御系200は、プリンタコントローラ201
及びエンジン制御部202を有する。プリンタコントロ
ーラ201は、ホストコンピュータなどの外部機器から
送られる画像コードデータをプリンタの印字に必要なビ
ットデータに展開すると共に、プリンタ内部情報を読み
取りそれを表示する。プリンタエンジン制御部202
は、プリンタエンジンの各部をプリンタコントローラ2
01の指示に従って、動作制御すると共に、プリンタコ
ントローラ201へプリンタ内部情報を報知する。又、
エンジン制御部202には、センサ入力部206を介し
て各センサからの信号が入力される。
【0038】制御系200には更に、プリンタエンジン
制御部202の指示に従い、記録媒体搬送のためのモー
タ、ローラなどの駆動/停止を行う用紙搬送制御部20
3と、帯電、現像、転写など各工程における各高圧の出
力制御をプリンタエンジン制御部202の指示に従って
行う高圧制御部204と、スキャナモータの駆動/停
止、レーザビームの点灯をエンジン制御部202の指示
に従って制御する光学系制御部205と、定着器5の温
度をプリンタエンジン制御部202の指定した温度に調
整するための定着器温調制御部207とを有する。制御
系は更に、プリンタエンジン制御部202の指示により
駆動系の駆動/停止を行うと共に、記録媒体の有無状
態、紙サイズ情報をプリンタエンジン制御部202に報
知する、着脱可能なオプションカセットの制御部208
と、プリンタエンジン制御部202の指示に従って記録
媒体の反転及び再給紙動作を行うと同時に、その動作状
態をプリンタエンジン制御部202に報知する、着脱可
能な着脱可能な両面ユニット制御部209と、プリンタ
エンジン制御部202の指示により駆動系の駆動/停止
を行うと共に、記録媒体の有無状態をプリンタエンジン
制御部202に報知する、着脱可能な封筒フィーダ制御
部210と、を有する。
【0039】一方、本実施例にては、プロセスカートリ
ッジBは、図1に示すように、現像剤を収納する現像剤
容器(現像剤収納部)9A、現像ローラ9a及び現像ブ
レード9dなどの現像手段9を一体として現像ユニット
を形成し、更にこの現像ユニットに、感光体ドラム7、
クリーニングブレード10aなどのクリーニング手段1
0及び帯電ローラ8を取り付けて一体に結合することに
よってカートリッジ化されている。
【0040】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体に設けたカートリッジ装着手
段40に対して取り外し可能に装着される。
【0041】又、プロセスカートリッジBは、現像剤容
器9A内の現像剤の消費に従ってその残量を逐次検知す
ることのできる現像剤量検出装置を備えている。図3
は、現像剤量検出装置の全体の概略構成を示すが、本実
施例によれば、現像剤量検出装置は、現像剤残量検出手
段100Aを有する。
【0042】現像剤残量検出手段100Aは、現像スリ
ーブ9aに対して平行に配置された3つの電極部材とし
ての第1アンテナ板60a、第2アンテナ60b、及び
第3アンテナ板70を有している。図4においても明ら
かなように、第1、第2アンテナ板60a、60bは現
像スリーブ9aに近接し、一直線をなすように配置さ
れ、その外側に第3アンテナ板70が第1、第2アンテ
ナ板60a、60bに対しても平行に配置されている。
つまり、第1、第2アンテナ板60a、60bは現像ス
リーブ9aの長手方向の長さが第3アンテナ70の半分
以下の大きさに設定され、それによって、第1アンテナ
板60aと第3アンテナ板とで第1の電極対(電極対手
段)403を形成し、第2アンテナ板60bと第3アン
テナ板70とで第2の電極対(電極対手段)404を形
成している。
【0043】図3に示すように、現像スリーブ9aに現
像バイアスを印加するための現像バイアス印加手段とし
ての現像バイアス回路401が設けられ、現像バイアス
回路401には、現像スリーブ9aと、第3アンテナ板
70とが接続されており、更に、比較用容量素子である
インピーダンス素子402を介して検出回路406に接
続されている。
【0044】又、第1、第2アンテナ板60a、60b
はスイッチ部420をへて検出回路406に接続されて
いる。更に、図5に示すように、スイッチ部420は制
御回路407のシーケンス制御部410から切替信号S
408によって第1電極対403あるいは第2電極対4
04に切り替えられる。
【0045】現像剤残量検出時においては、現像バイア
ス回路401から所定の現像バイアスが現像スリーブ9
aに印加されると、比較用容量素子402を介してAC
電流I11が流れ、この電流を用いてトナー残量を検出
する際の基準電圧V11を設定する。又、現像剤残量に
応じて、現像スリーブ9aと第1アンテナ板60aとの
間に静電容量C1、第1電極対403間、即ち第1アン
テナ板60aと第3アンテナ板70間に静電容量C2が
発生する。つまり、C1+C2=Caの静電容量が生じ
る。同時に、現像スリーブ9aと第2アンテナ板60b
との間に静電容量C3、第2電極対404間、即ち第2
アンテナ板60bと第3アンテナ板70との間に静電容
量C4が発生する。つまりC3+C4=Cbの静電容量
が生じる。これらの静電容量に応じて電流I12a、I
12bがスイッチ部420を介して測定手段としての検
出回路406に入力され、基準電圧V11と比較され
て、増幅回路405にて増幅された後、検出値V12、
詳しくはV12a(=V11−V12a×R2)、V1
2b(=V11−I12b×R2)として制御回路40
7における現像剤残量算出手段としてのトナー有無算出
回路409に入力される。ここで現像剤残量に換算され
て不図示の表示手段にてユーザに報知される。尚、本実
施例では、現像剤が少なくなったことを示すトナーLO
Wを数段階で表示する。
【0046】このような構成によって、現像スリーブ9
a−第1、第2アンテナ板60a、60b間、第1、第
2電極対403、404間に入り込んでいるトナー量に
応じた検出値を出力することができる。
【0047】更に、本構成を用いることによって、カー
トリッジBの状態、つまり、現像剤容器9A内における
トナーの偏り状態を推測することができる。即ち、第1
電極対403で検出された値と第2電極対404で検出
された値との間に相違があった場合、トナーの偏りがあ
ると判断できるからである。そして、この判断に基づ
き、トナーの偏りを改善するシーケンスを行うことで、
つまり、攪拌部材9eを駆動してトナーを攪拌すること
により、白抜けと称される画像不良を回避することがで
きる。
【0048】このシーケンスの詳細について、図6のフ
ロー図により説明する。
【0049】トナー残量検知が開始されると(S10
1)、まず、読込手段としてのシーケンス制御部410
からの切替信号S408により、スイッチ部420が第
1接点420a側にオンされた状態で現像バイアスが印
加される(S102)。そして、現像スリーブ9a−第
1アンテナ板60a間、第1電極対403間の合成容量
値Ca(=C1+C2)に準じた検知電圧V12aが制
御回路407へ出力される(S103)。その出力は一
定のタイミングで比較値Vhとして保持手段を含むCP
U412にストアされる(S104)。
【0050】次に、シーケンス制御部410からの切替
信号S408により、スイッチ部420にて切替が行わ
れて第2接点420b側にオンされ、現像スリーブ9a
−第2アンテナ板60b間、第2電極対404間の合成
容量値Cb(=C3+C4)に準じた検出V12bが制
御回路407に出力される(S106)。そこで、検出
電圧V12bは、比較手段を含むCPU412にてステ
ップS104でストアされた比較値Vhと比較され、差
分ΔVが算出される(S107)。次いで、判断手段を
含むCPU412にて差分ΔV>αかどうかが判断され
る(S108)。
【0051】そして、差分ΔV>αの場合には、トナー
の分布に偏りがあると判断し(S109)、制御手段を
含むCPU412からの指示により現像剤容器9A内の
攪拌部材9eを駆動し、一定期間トナーの攪拌動作を行
う(S110)。又、差分ΔV≦αの場合には、トナー
分布には偏りがないと判断し(S111)、通常シーケ
ンスを動作させる(S112)。
【0052】なお、上記の値αは、実験あるいは経験上
から白抜けが生じる値にある程度の余裕を加えた値とし
て設定することができる。
【0053】上記シーケンスの処理を行うことにより、
トナーLOWを数段階で表示すると共に、白抜けの発生
を未然に防止でき、又、カートリッジの状態に左右され
ず、正確なトナー残量の検出を行い、延いては、トナー
LOWの警告を正確に表示することが可能となる。
【0054】本実施例では、第1、第2電極対403、
404の値を直接比較しているが、ある基準に対しての
差分を算出し、その差分の相違で偏りを検出する場合で
も、同様の処理を行ない、トナー残量を正確に検出する
ことが可能である。
【0055】実施例2 次に、本発明の第2実施例について図7〜図10により
説明する。尚、第1実施例と同一部材には同一符号を付
して説明する。
【0056】本実施例は、カートリッジ内部に電極対を
形成する複数の電極部材を有し、トナーLOWを数段階
で表示する画像形成装置において、複数のクシバ状電極
間における静電容量の推移を検知し、その検知結果に応
じて、白抜け発生防止のシーケンスを最適化することを
特徴とする。
【0057】本実施例の現像剤残量検出手段100B
は、第1実施例における第1〜第3アンテナ板60a、
60b、70の代わりに、2つのクシバ状電極対50
3、504を備えたものである。
【0058】第1、第2のクシバ状電極対(電極対手
段)503、504は、図7に示すように、それぞれ2
つの第1、第2のクシバ状電極が503a、503b;
504a、504bが組み合わされて構成され、図8に
示すように、現像剤容器9Aの側壁9A1、9A2に対
向するように、即ち現像スリーブ9aに対して垂直に配
置されている。
【0059】現像バイアス回路401は、現像スリーブ
9a、第1クシバ状電極対の第1電極503a、及び、
第2クシバ状電極対の第1電極504aと接続され、更
に、比較用容量素子であるインピーダンス素子402を
介して検出回路406と接続されている。
【0060】又、第1クシバ状電極対の第2電極503
b、愛2クシバ状電極対の第2電極504bはスイッチ
部420を経て検出回路406に接続されている。
【0061】現像剤残量検出時においては、現像バイア
ス回路401から所定の現像バイアスが現像スリーブ9
aに印加されると、比較用容量素子402を介してAC
電流I21が流れ、この電流を用いてトナー残量を検出
する際の基準電圧V21を設定する。
【0062】第1、第2クシバ状電極対503、504
には、トナー残量に応じて、それぞれ容量Cd、Ceが
発生する。これらの容量に応じて電流I22a、I22
bがスイッチ部420を介して検出回路406に入力さ
れ、基準電圧V21と比較されて、増幅回路405にて
増幅された後、検出値V22、詳しくはV22a(=V
21−V22a×R2)、V22b(=V21−I22
b×R2)として制御回路407に入力される。ここで
現像剤残量に換算されて不図示に表示手段にてユーザに
報知される。
【0063】このような構成によって、第1、第2クシ
バ状電極対503、504に入り込んでいるトナー量に
応じた検出値を出力することができる。
【0064】更に、本構成を用いることによって、カー
トリッジの状態を推測することができる。第1クシバ状
電極対503で検出された値と、第2クシバ状電極対5
04で検出された値との間に相違があった場合、トナー
の偏りがあると判断できるからである。
【0065】この判断に基づき、トナーの偏りを改善す
るシーケンスを行うことで、白抜けと称される画像不良
を回避することができる。
【0066】このシーケンスの詳細について、図10の
フローチャートにより説明する。
【0067】トナー残量検知が開始されると(S20
1)、まず、スイッチ部420が第1接点420a側に
オンされた状態で現像バイアスが印加される(S20
2)。そして、まず、現像バイアスが印加される(S2
02)。そして、第1クシバ状電極対503間の合成容
量値Cdに準じた検知電圧V22aが出力される(S2
03)。その出力は一定のタイミングで比較値Vhとし
てCPU412にストアされる(S204)。
【0068】次に、シーケンス制御部410からの切替
信号S408によってスイッチ部420にて切替が行わ
れ第2接点420b側にオンされ、第2クシバ状電極対
504間の合成容量値Ceに準じた検出V22bが出力
される(S206)。そこで、検出電圧V22bは、ス
テップS204でストアされた比較値Vhと比較され、
差分ΔVが算出される(S207)。次いで、ΔV>α
であるかどうかが判断される(S208)。
【0069】そして、ΔV>αの場合には、トナーの分
布に偏りがあると判断し(S209)、現像剤容器9A
内の攪拌手段9eにより一定期間攪拌動作を行う(S2
10)。又、ΔV≦αの場合にはトナー分布に偏りがな
いと判断し(S211)、通常シーケンスを動作させる
(S212)。尚、αの値は第1実施例と同様にして設
定できる。
【0070】上記シーケンスの処理を行うことにより、
トナーLOWを数段階で表示すると共に、白抜けの発生
を未然に防止でき、又、カートリッジの状態に左右され
ず、正確なトナー残量の検出を行い、延いては、トナー
LOWの警告を正確に表示することができる。
【0071】本実施例では、第1、第2クシバ状電極対
503、504の値を直接比較しているが、ある基準値
に対しての差分を算出し、その差分の相違で偏りを検出
する場合でも、同様の処理を行い、トナー残量を正確に
検出することも可能である。
【0072】実施例3 次に、本発明の第3実施例について図11〜図14によ
り説明する。なお、前出の部材と同一部材には同一符号
を付す。
【0073】本実施例は、カートリッジ内部に電極対を
形成する複数の電極部材を有し、トナーLOWを数段階
で表示する画像形成装置において、複数の独立した電極
間の静電容量推移を検知し、その検知結果に応じて、白
抜け発生防止のシーケンスを最適化することを特徴とす
る。
【0074】本実施例は第1実施例と概略同様の構成を
有し、図11、図12に示すように、現像剤量検出装置
100Cは、第1の電極対603を構成する第1、第3
アンテナ板60a、70a、第2の電極対604を構成
する第2、第4アンテナ板60b、70bを備えてい
る。第1〜第4のアンテナ板60a、60b、70a、
70bは、現像スリーブ9aに対して平行に配置されて
いる。
【0075】図11に示すように、現像バイアス回路4
01には、現像スリーブ9aと、第3、第4アンテナ板
70a、70bとがそれぞれ接続されており、更に、比
較用容量素子であるインピーダンス素子402を介して
検出回路406に接続されている。
【0076】又、第1、第2アンテナ板60a、60b
はスイッチ部420をへて検出回路406に接続されて
いる。更に、図11に示すように、スイッチ部420は
制御回路407のシーケンス制御部410からの切替信
号S408によって第1電極対603あるいは第2電極
対604に切り替えられる。
【0077】図13に示すように、現像剤残量検出時に
おいては、現像バイアス回路401から所定の現像バイ
アスが現像スリーブ9aに印加されると、比較用容量素
子402を介してAC電流I31が流れ、この電流を用
いてトナー残量を検出する際の基準電圧V31を設定す
る。又、現像剤残量に応じて、現像スリーブ9aと第1
アンテナ板60aとの間に容量C5、第1電極対603
間、即ち第1アンテナ板60aと第3アンテナ板70a
間に容量C6が発生する。つまり、C5+C6=Cfの
容量が生じる。同時に、現像スリーブ9aと第2アンテ
ナ板60bとの間に容量C7、第2電極対604間、即
ち第2アンテナ板60bと第4アンテナ板70bとの間
に容量C8が発生する。つまりC7+C8=Cgの容量
が生じる。これらの容量に応じて電流I32a、I32
bがスイッチ部420を介して検出回路406に入力さ
れ、基準電圧V31と比較されて、増幅回路405にて
増幅された後、検出値V32、詳しくはV32a(=V
31−V32a×R2)、V32b(=V31−I32
b×R2)として制御回路407に入力される。ここで
現像剤残量に換算されて不図示に表示手段にてユーザに
報知される。
【0078】このような構成によって、現像スリーブ9
a−第1、第2アンテナ板60a、60b間、第1、第
2電極対603、604間に入り込んでいるトナー量に
応じた検出値を出力することができる。
【0079】更に、本構成を用いることによって、カー
トリッジの状態を推測することができる。即ち、第1電
極対603で検出された値と第2電極対604で検出さ
れた値との間に相違があった場合、トナーの偏りがある
と判断できるからである。そして、この判断に基づき、
トナーの偏りを改善するシーケンスを行うことで、白抜
けと称される画像不良を回避することができる。
【0080】このシーケンスの詳細について、図14の
フロー図により説明する。
【0081】トナー残量検知が開始されると(S30
1)、まず、スイッチ部420が第1接点420a側に
オンされた状態で現像バイアスが印加される(S30
2)。そして、現像スリーブ9a−第1アンテナ板60
a間、第1電極対603間の合成容量値Cf(=C5+
C6)に準じた検知電圧V32aが出力される(S10
3)。その出力は一定のタイミングで比較値Vhとして
CPU412にストアされる(S304)。
【0082】次に、シーケンス制御部410からの切替
信号S408によって、スイッチ部420にて切替が行
われて第2接点420b側にオンされ、現像スリーブ9
a−第2アンテナ板60b間、第2電極対604間の合
成容量値Cg(=C7+C8)に準じた検出V32bが
出力される(S106)。そこで、検出電圧V32b
は、ステップS304でストアされた比較値Vhと比較
され、差分ΔVが算出される(S307)。次いで、Δ
V>αかどうかが判断される(S308)。
【0083】そして、差分ΔV>αの場合には、トナー
の分布に偏りがあると判断し(S309)、現像剤容器
9A内の攪拌手段9eにより一定期間トナーの攪拌動作
を行う(S310)。又、差分ΔV≦αの場合には、ト
ナー分布には偏りがないと判断し(S311)、通常シ
ーケンスを動作させる(S312)。
【0084】上記シーケンスの処理を行うことにより、
トナーLOWを数段階で表示すると共に、白抜けの発生
を未然に防止でき、又、カートリッジの状態に左右され
ず、正確なトナー残量の検出を行い、延いては、トナー
LOWの警告を正確に表示することが可能となる。
【0085】本実施例では、第1、第2電極対603、
604の値を直接比較しているが、ある基準に対しての
差分を算出し、その差分の相違で偏りを検出する場合で
も、同様の処理を行ない、トナー残量を正確に検出する
ことが可能である。
【0086】尚、上記実施例では、本発明を、プロセス
カートリッジを着脱自在に装着する電子写真画像形成装
置に適用した場合について説明したが、現像カートリッ
ジを着脱自在に装着する電子写真画像形成装置にも適用
できることはもちろんであり、更に、現像装置を固定的
に装着した電子写真画像形成装置にも適用できる。
【0087】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子写真画像形成装置によれば、現像剤容器内の現像
剤を攪拌するための攪拌部材を有する現像装置と、現像
剤担持体に対して垂直または平行に配置され、前記現像
剤容器内の現像剤と接触して現像剤残量を逐次に検知す
るための複数の電極対手段と、前記複数の電極対手段の
各電極対手段間における静電容量を交流バイアスを用い
て測定する測定手段と、前記測定手段により得られる複
数の静電容量値を一定のタイミングで電気的信号として
読み込む読込手段と、前記読込手段によって読み込まれ
た前記複数の電気的信号を保持する保持手段と、前記保
持された複数の電気的信号を比較する比較手段と、前記
比較手段による比較結果に基づき、前記現像剤容器内の
現像剤の状態を判断する判断手段と、前記判断手段の判
断に基づき、前記攪拌部材を制御する制御手段と、を有
することにより、カートリッジ内あるいは現像剤容器内
の現像剤の偏りを回避できるので、現像剤の偏りに起因
する白抜けと称される画像不良の発生を防止できる。
又、更に、前記測定手段により得られた前記複数の静電
容量値に基づき現像剤残量を算出する算出手段を有する
ことにより、より正確な現像剤残量検出を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真画像形成装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る電子写真画像形成装置の制御系を
示すブロック図である。
【図3】本発明による現像剤量検出装置の一実施例を示
す概略構成図である。
【図4】本発明による電極対の配置の一実施例を示す概
略斜視図である。
【図5】図3の現像剤量量検出装置における具体的な回
路の一実施例を示す図である。
【図6】本発明による現像剤の偏り検出制御に係る一実
施例を示すフロー図である。
【図7】本発明による現像剤量検出装置の他の実施例を
示す概略構成図である。
【図8】本発明による電極対の配置の他の実施例を示す
概略斜視図である。
【図9】図7の現像剤量残量検出装置における具体的な
回路の一実施例を示す図である。
【図10】本発明による現像剤の偏り検出制御に係る他
の実施例を示すフロー図である。
【図11】本発明による現像剤量検出装置の他の実施例
を示す概略構成図である。
【図12】本発明による電極対の配置の他の実施例を示
す概略斜視図である。
【図13】図11の現像剤量残量検出装置における具体
的な回路の一実施例を示す図である。
【図14】本発明による現像剤の偏り検出制御に係る他
の実施例を示すフロー図である
【図15】従来の電子写真画像形成装置の一例を示す概
略構成図である。
【図16】従来の現像剤量検出装置の一例を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
7 感光体ドラム(電子写真感光体) 9 現像装置 9A 現像剤容器 9a 現像スリーブ(現像剤担持体) 9e 攪拌部材 40 カートリッジ装着手段 403、503、603 第1電極対 404、504、604 第2電極対 407 制御回路(制御手段) 412 CPU 420 スイッチ部(切替手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成するための電子写
    真画像形成装置において、(a)電子写真感光体と、
    (b)前記電子写真感光体に静電潜像を形成するための
    静電潜像形成手段と、(c)前記電子写真感光体に形成
    された静電潜像を現像するために現像剤を収容し、この
    現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担
    持体を備えた現像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤
    を攪拌するための攪拌部材と、を有する現像装置と、
    (d)前記現像剤担持体に対して垂直又は平行に配置さ
    れ、前記現像剤容器内の現像剤と接触して現像剤残量を
    逐次に検知するための複数の電極対手段と、(e)前記
    複数の電極対手段の各電極対手段間における静電容量を
    交流バイアスを用いて測定する測定手段と、(f)前記
    測定手段により得られる複数の静電容量値を一定のタイ
    ミングで電気的信号として読み込む読込手段と、(g)
    前記読込手段によって読み込まれた前記複数の電気的信
    号を保持する保持手段と、(h)前記保持された複数の
    電気的信号を比較する比較手段と、(i)前記比較手段
    による比較結果に基づき、前記現像剤容器内の現像剤の
    状態を判断する判断手段と、(j)前記判断手段の判断
    に基づき、前記攪拌部材を制御する制御手段と、を有す
    ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 カートリッジを着脱可能であって、記録
    媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置にお
    いて、(a)電子写真感光体に形成された静電潜像を現
    像するために現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写
    真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像剤
    容器と、前記現像剤容器内の現像剤を攪拌するための攪
    拌部材と、前記現像剤担持体に対して垂直又は平行に配
    置され、前記現像剤容器内の現像剤と接触して現像剤残
    量を逐次に検知するための複数の電極対手段と、を有す
    る現像装置を有するカートリッジを取り外し可能に装着
    するための装着手段と、(b)前記複数の電極対手段の
    各電極対手段間における静電容量を交流バイアスを用い
    て測定する測定手段と、(c)前記測定手段により得ら
    れる複数の静電容量値を一定のタイミングで電気的信号
    として読み込む読込手段と、(d)前記読込手段によっ
    て読み込まれた前記複数の電気的信号を保持する保持手
    段と、(e)前記保持された複数の電気的信号を比較す
    る比較手段と、(f)前記比較手段による比較結果に基
    づき、前記現像剤容器内の現像剤の状態を判断する判断
    手段と、(g)前記判断手段の判断に基づき、前記攪拌
    部材を制御する制御手段と、を有することを特徴とする
    電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記測定手段により得られた前記
    複数の静電容量値に基づき現像剤残量を算出する算出手
    段を有することを特徴とする請求項1又は2の電子写真
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記測定手段により前記各電極対手段間
    における静電容量を測定する際に、前記各電極対手段を
    切り替える切替手段を有することを特徴とする請求項1
    又は2の電子写真画像形成装置。
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