JP2001027841A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2001027841A JP19962899A JP19962899A JP2001027841A JP 2001027841 A JP2001027841 A JP 2001027841A JP 19962899 A JP19962899 A JP 19962899A JP 19962899 A JP19962899 A JP 19962899A JP 2001027841 A JP2001027841 A JP 2001027841A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像バイアス電圧の分圧を電極対を有する現
像剤残量検知手段に印加し、広範囲の現像剤残量を検出
し、精度の高い、ユーザーにとってより好ましい現像剤
残量の表示を行うことのできる現像装置、プロセスカー
トリッジ及び電子写真画像形成装置を提供する。 【解決手段】 第一及び第二の電極81、82を備えた
現像剤残量検知手段を有する。第一の電極81には現像
バイアス分圧手段104にて分圧された現像バイアス分
圧を印加し、第二の電極82には現像バイアス印加手段
101からの現像バイアス電圧を印加する。第一の電極
81と第二の電極82との間の静電容量に応じた第1の
電気的信号と、現像剤担持体9aと第一の電極81との
間の静電容量に応じた第2の電気的信号との加算値に基
いて現像剤容器内の現像剤の残量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する電子写真
画像形成装置に関し、特に、現像剤容器に収容した現像
剤の残量を逐次検知することのできる電極対を有する現
像剤残量検知手段を備えた現像剤量検出装置を有する電
子写真画像形成装置、更には、プロセスカートリッジ及
び現像装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等
が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置において、電子写真感光体及び電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジ方式の電
子写真画像形成装置ではユーザー自身がカートリッジを
交換しなければならないため、現像剤が消費された場合
にユーザーに報知する手段、即ち、現像剤量検出装置が
必要となる。
【0006】更に説明すると、図32に従来のプロセス
カートリッジBが装着された画像形成装置Aの一例を示
す。プロセスカートリッジBにて現像手段を構成する現
像装置9は、像担持体としての感光体ドラム7上に形成
された潜像に現像剤Tを供給して可視化する現像室9A
を備え、現像剤を収容した現像剤容器11Aを有してい
る。現像剤容器11A内の現像剤Tは、重力及び攪拌装
置9e又はその他の現像剤搬送手段によって現像室9A
へと搬送される。
【0007】この現像室9Aには、感光体ドラム7と対
向する現像位置まで現像剤Tを搬送する円筒形の現像剤
担持体である現像ローラ9aが、感光体ドラム7に近接
して配置されており、現像ローラ9aの表面上には現像
剤Tが付着保持され、現像ローラ9aの回転により現像
剤Tを感光体ドラム7に対向した現像位置まで搬送す
る。
【0008】現像剤Tは搬送される途中でドクターブレ
ード等の現像剤規制手段9dにより現像剤Tの量及び高
さが制限されると共に、現像ローラ9a上に均一に塗布
され、現像ローラ9a上に搬送される過程で現像ローラ
9a、現像剤規制手段9d、或は現像剤自身に摺擦され
て帯電する。
【0009】そして、現像ローラ9aによって感光体ド
ラム7との対向部、即ち、現像位置まで搬送された現像
剤Tは感光体ドラム7と現像ローラ9aとの間にバイア
ス印加手段としての現像バイアス電源54にて印加され
た適正な現像バイアス電圧により、感光体ドラム7上に
転移し、感光体ドラム7上の静電潜像を現像し、トナー
像となす。
【0010】現像に供されなかった現像剤Tは、現像ロ
ーラ9a上に残ったまま搬送されて、再び現像部内に収
容される。
【0011】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ
3b、及び、搬送ローラ対、レジストローラなど(図示
せず)で転写位置へと搬送する。転写位置には、転写手
段としての転写ローラ4が配置されており、電圧を印加
することによって、感光体ドラム7上のトナー像を記録
媒体2に転写する。
【0012】トナー像の転写を受けた記録媒体2は、定
着手段5へと搬送する。定着手段5は、ヒータ5aを内
蔵した定着ローラ5b及び駆動ローラ5cを備え、通過
する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナ
ー像を記録媒体2上に定着する。その後、記録媒体2
は、機外へと排出される。
【0013】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
2に転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段
10によって感光体ドラム7上に残留した現像剤を除去
した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニン
グ手段10は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾
性クリーニングブレード10aによって感光体ドラム7
上の残留現像剤を掻き落として廃現像剤溜め10bへと
集める。
【0014】以上のように、現像装置10においては、
現像動作を繰り返して行う毎に現像剤Tが消費され、現
像剤が不足すると、画像濃度低下や画像欠落などの不良
が生じる。このため、現像剤不足が生じないように、随
時現像剤Tの現像室9A、現像剤容器11Aでの有無を
監視する必要がある。
【0015】そこで、従来の現像装置9は、現像剤残量
を検知する手段として現像剤量検出装置を有しており、
現像剤量検出装置は、現像剤Tの残量を検知するための
電極部材として、現像室9Aの内部に水平方向に配置さ
れた棒状の現像剤残量検知用アンテナ電極35を備えて
いる。
【0016】現像剤量検出装置は、更に、現像剤量測定
回路50を有しており、この現像剤量測定回路50は、
アンテナ電極35と現像ローラ9aとの間の静電容量を
測定する手段としての静電容量検出回路52を備え、こ
の静電容量検出回路52にアンテナ電極35が接続され
る。これによって、現像バイアス電源54により現像ロ
ーラ9aに供給される現像バイアス電圧をアンテナ電極
35により検出することでアンテナ電極35と現像ロー
ラ9aとの間の静電容量を測定している。
【0017】又、現像剤量測定回路50は、比較の基準
となる静電容量を設定する手段としての基準静電容量5
3と、基準静電容量53を測定する手段としての静電容
量検出回路51とを備え、基準静電容量53と現像バイ
アス電源54とを接続し、基準静電容量53を介して現
像バイアス電圧を検出することで、未知の静電容量を測
定する上の基準となる静電容量を得ている。
【0018】現像剤量検出装置は、静電容量検出回路5
1の出力と、基準静電容量の静電容量検出回路52の出
力とを、比較手段としての比較回路55により比較して
その差分を検出し、その差分が一定値より下回った場合
に、現像剤量警告回路57にて現像剤切れと判断し、ユ
ーザーに現像剤Tが残り少ないことを告知する。
【0019】この方式は、構成が簡単で比較的安価であ
ることから、プロセスカートリッジが装着された小型の
画像形成装置に多く用いられている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したように、従来の画像形成装置では、現像剤残量検
知用アンテナ電極35が現像室9Aに配置されており、
この検知方法では、現像剤が無くなる寸前を精度良く検
知(ニアエンド検知)することはできるが、プロセスカ
ートリッジBのように現像剤の補給がプロセスカートリ
ッジBの交換を意味する場合、検知信号によって現像剤
が少ないことを突如として告知されたユーザーは、予備
のプロセスカートリッジを用意していない限り、多量に
印字することを断念せざるを得なかった。
【0021】また、上記の現像剤残量検知方法を用いた
画像形成装置では、現像剤残量検知レベルが1から多く
て3レベルであり、更に、従来の回路では検出精度が悪
かったため、ニアエンド検知に重きを置いた電極配置を
余儀なくされていた。従って、現像剤が無くなる直前の
精度は高いが、それ以前の現像剤残量を正確に知ること
はできなかった。
【0022】更に、近年、画像形成装置に記録媒体とし
て多量の転写材を積載し、高スピードで印字できる技術
が開発され、これらの機器がコンピュータネットワーク
によって複数のユーザーにシェアされて使用される状況
下では、プロセスカートリッジB内の現像剤の残量が、
これから大量に印字する印字枚数分、印字可能かどうか
を判断することが要求されるようになった。
【0023】すなわち、従来の現像剤残量検知は、自動
車で言う燃料警告であり、警告後の最低印字枚数は見積
もることができるものの、警告が出ていない状態では現
状の現像剤残量でどのくらい印字できるかをユーザーが
判断できる状態ではなかった。従って、上記使用環境の
変化により、現像剤残量のガスゲージ表示が強く望まれ
るようになってきた。
【0024】つまり、従来の現像剤量検出装置は、現像
剤容器内の現像剤の有無を検出するものであり、つま
り、現像剤容器内の現像剤を使い切る直前に現像剤が少
ないことを検出できるのみであり、現像剤容器内にどの
程度の現像剤が残っているかを検出することはできなか
った。
【0025】これに対して、現像剤容器内の現像剤残量
を逐次検出することができれば、現像剤容器内の現像剤
使用状態をユーザーが知ることが可能となり、交換時期
に合わせて新しいプロセスカートリッジを用意すること
ができ、ユーザーにとって極めて好便である。
【0026】そこで、本発明者らは、より精度の高い現
像剤残量検知を行うために現像剤担持体、即ち、現像ロ
ーラ9aに沿って配置された電極対を有する現像剤残量
検知手段を備えることが有効であることを見出し、現像
剤容器内の現像剤残量を逐次に検知する逐次残量検知方
式を採用した現像装置、プロセスカートリッジ及び電子
写真画像形成装置を提案した。
【0027】本発明は斯かる現像装置、プロセスカート
リッジ及び電子写真画像形成装置の更なる改良に関する
ものである。
【0028】つまり、本発明の主たる目的は、現像バイ
アス電圧の分圧を電極対を有する現像剤残量検知手段に
印加し、広範囲の現像剤残量を検出し、精度の高い、ユ
ーザーにとってより好ましい現像剤残量の表示を行うこ
とのできる現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写
真画像形成装置を提供することである。
【0029】本発明の他の目的は、画像上の弊害を起こ
すことなく、しかも、ユーザーの手を煩わせることもな
く、無駄なく現像剤を使用することができる現像装置、
プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供
することである。
【0030】更に、本発明の他の目的は、高寿命な現像
装置或はプロセスカートリッジであっても現像剤の満タ
ンの状態から印字不良直前のニアエンド状態までをより
正確に且つ精度良く検知することのできる簡単な構造の
現像剤量検出装置を備え、ユーザーの装置使用に際して
の利便性を更に向上させることのできる安価な現像装
置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を
提供することである。
【0031】本発明の更に他の目的は、複数人で使用し
たり、大規模なプリントジョブを行なう場合において
も、現像剤の消費状態を正確にモニターすることがで
き、現像装置或はプロセスカートリッジの交換時期を正
確に把握することが可能な現像剤量検出装置を備え、ユ
ーザーの装置使用に際しての利便性を更に向上させるこ
とのできる安価な現像装置、プロセスカートリッジ及び
電子写真画像形成装置を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成
装置にて達成される。要約すれば、本発明の第1の態様
によれば、電子写真画像形成装置本体に装着され、電子
写真感光体に形成された静電潜像を現像するために現像
剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送す
るための現像剤担持体を備えた現像剤容器と、前記現像
剤容器内の現像剤残量を逐次に検知するための電極対を
なす第一及び第二の電極を備えた現像剤残量検知手段と
を有する現像装置において、前記現像剤担持体に現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス印加手段と、前記現
像バイアス電圧を分圧する現像バイアス分圧手段と、前
記第一の電極には前記現像バイアス分圧手段にて分圧さ
れた現像バイアス分圧を印加し、前記第二の電極には前
記現像バイアス印加手段からの現像バイアス電圧を印加
し、それによって発生する、前記第一の電極と第二の電
極との間の静電容量に応じた第1の電気的信号と、前記
現像剤担持体と前記第一の電極との間の静電容量に応じ
た第2の電気的信号との加算値に基いて前記現像剤容器
内の現像剤の残量を算出する現像剤残量測定手段と、を
有することを特徴とする現像装置が提供される。
【0033】本発明の第2の態様によれば、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感
光体に形成された静電潜像を現像するために現像剤を収
容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するため
の現像剤担持体を備えた現像剤容器と、前記現像剤容器
内の現像剤残量を逐次に検知するための電極対をなす第
一及び第二の電極を備えた現像剤残量検知手段とを有す
る現像装置と、を有し、前記第一の電極には現像バイア
ス電圧を分圧した現像バイアス分圧を印加し、前記第二
の電極には現像バイアス電圧を印加し、それによって発
生する、前記第一の電極と第二の電極との間の静電容量
に応じた第1の電気的信号と、前記現像剤担持体と前記
第一の電極との間の静電容量に応じた第2の電気的信号
との加算値に基いて前記現像剤容器内の現像剤の残量を
算出するようにしたことを特徴とするプロセスカートリ
ッジが提供される。
【0034】本発明の第3の態様によれば、記録媒体に
画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感光体に
静電潜像を形成するための静電潜像形成手段と、(c)
前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
めに現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体
へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像剤容器と、
前記現像剤容器内の現像剤残量を逐次に検知するための
電極対をなす第一及び第二の電極を備えた現像剤残量検
知手段とを有する現像装置と、(d)前記現像剤担持体
に現像バイアス電圧を印加する現像バイアス印加手段
と、(e)前記現像バイアス電圧を分圧する現像バイア
ス分圧手段と、(f)前記第一の電極には前記現像バイ
アス分圧手段にて分圧された現像バイアス分圧を印加
し、前記第二の電極には前記現像バイアス印加手段から
の現像バイアス電圧を印加し、それによって発生する、
前記第一の電極と第二の電極との間の静電容量に応じた
第1の電気的信号と、前記現像剤担持体と前記第一の電
極との間の静電容量に応じた第2の電気的信号との加算
値に基いて前記現像剤容器内の現像剤の残量を算出する
現像剤残量測定手段と、を有することを特徴とする電子
写真画像形成装置が提供される。
【0035】本発明の第4の態様によれば、プロセスカ
ートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成
するための電子写真画像形成装置において、(a)(i)
電子写真感光体と、(ii)前記電子写真感光体に形成され
た静電潜像を現像するために現像剤を収容し、この現像
剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体
を備えた現像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤残量
を逐次に検知するための電極対をなす第一及び第二の電
極を備えた現像剤残量検知手段と、を有する現像装置
と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装
着するための装着手段と、(b)前記現像剤担持体に現
像バイアス電圧を印加する現像バイアス印加手段と、
(c)前記現像バイアス電圧を分圧する現像バイアス分
圧手段と、(d)前記第一の電極には前記現像バイアス
分圧手段にて分圧された現像バイアス分圧を印加し、前
記第二の電極には前記現像バイアス印加手段からの現像
バイアス電圧を印加し、それによって発生する、前記第
一の電極と第二の電極との間の静電容量に応じた第1の
電気的信号と、前記現像剤担持体と前記第一の電極との
間の静電容量に応じた第2の電気的信号との加算値に基
いて前記現像剤容器内の現像剤の残量を算出する現像剤
残量測定手段と、を有することを特徴とする電子写真画
像形成装置が提供される。
【0036】上記各本発明において、一実施態様によれ
ば、前記現像剤残量測定手段は、前記第一の電極及び第
二の電極からの電気的信号の加算値を比較するための基
準の電気的信号を発生する手段を有する。前記基準の電
気的信号発生手段は、所定の容量を有したインピーダン
ス素子であり、このインピーダンス素子には、前記現像
バイアス電圧或は前記現像バイアス分圧が印加される。
他の実施態様によれば、前記基準の電気的信号発生手段
は、所定の容量を有した第1及び第2のインピーダンス
素子であり、前記第1インピーダンス素子には前記現像
バイアス電圧が印加され、前記第2インピーダンス素子
には前記現像バイアス分圧が印加される。
【0037】本発明の他の実施態様によれば、前記第一
の電極と第二の電極は、前記現像剤担持体の表面に付着
する現像剤の量を規制する現像剤層厚規制部材により前
記現像剤担持体の表面から除去された現像剤が前記第一
の電極と第二の電極との間に進入可能とされる位置に配
置される。
【0038】本発明の他の実施態様によれば、前記第一
の電極と第二の電極は、前記現像剤担持体としての現像
ローラの長手方向に沿って配置される。前記第一の電極
は、第二の電極よりも前記現像剤担持体から離れた位置
に配置されており、前記第一の電極と第二の電極との間
に進入した現像剤は、進入方向から退出する。又、他の
実施態様によれば、前記第一の電極と第二の電極との間
に進入した現像剤は、前記第一の電極と第二の電極との
間を通過する。
【0039】本発明の他の実施態様によれば、前記第一
の電極と第二の電極は平板形状であって、前記第一の電
極と第二の電極は現像剤の進入口側の間隔が広くされ
る。
【0040】本発明の他の実施態様によれば、前記第一
の電極或は前記第二の電極は、棒状とすることができ
る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置、プ
ロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を図面に
則して更に詳しく説明する。
【0042】実施例1 先ず、図1〜図3を参照して、本発明に従って構成され
るプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形成
装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電子
写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプリ
ンタAとされ、電子写真画像形成プロセスによって記録
媒体、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を
形成するものである。
【0043】図1にはレーザービームプリンタの概略構
成を示すが、本実施例にて、レーザービームプリンタA
は、その全体構成は、先に図32を参照して説明したレ
ーザービームプリンタAと同様とされ、ドラム形状の電
子写真感光体、即ち、感光体ドラム7を有する。感光体
ドラム7は、帯電手段である帯電ローラ8によって帯電
され、次いで、レーザーダイオード1a、ポリゴンミラ
ー1b、レンズ1c、反射ミラー1dを有した光学手段
1から画像情報に応じたレーザ光を照射することによっ
て、感光体ドラム7に画像情報に応じた潜像が形成され
る。この潜像は、現像手段9によって現像され、可視
像、即ち、トナー像とされる。
【0044】つまり、現像手段9は、現像剤担持体とし
ての現像ローラ9aを備えた現像室9Aを有しており、
現像室9Aに隣接して形成された現像剤収容部としての
現像剤容器11A内の現像剤を現像剤送り部材9bの回
転によって、現像室9Aの現像ローラ9aへと送り出
す。現像室9Aには、現像ローラ9aの近傍に現像剤撹
拌部材9eを備えており、現像室内の現像剤を循環させ
る。又、現像ローラ9aは、固定磁石9cを内蔵してお
り、現像ローラ9aを回転することによって現像剤は搬
送され、現像ブレード9dにて摩擦帯電電荷が付与され
ると共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ドラム7の現
像領域へと供給される。この現像領域へと供給された現
像剤は、前記感光体ドラム7上の潜像へと転移され、ト
ナー像を形成する。現像ローラ9aは、現像バイアス回
路に接続されており、通常、交流(AC)電圧に直流
(DC)電圧が重畳された現像バイアス電圧が印加され
る。
【0045】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ
3b、搬送ローラ対3c、3d及びレジストローラ対3
eで転写位置へと搬送する。転写位置には、転写手段と
しての転写ローラ4が配置されており、電圧を印加する
ことによって、感光体ドラム7上のトナー像を記録媒体
2に転写する。
【0046】トナー像の転写を受けた記録媒体2は、搬
送ガイド3fで定着手段5へと搬送する。定着手段5
は、ヒータ5aを内蔵した定着ローラ5b及び駆動ロー
ラ5cを備え、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加
して転写されたトナー像を記録媒体2上に定着する。
【0047】記録媒体2は、排出ローラ対3g、3h、
3iで搬送し、反転経路3jを経由して排出トレイ6へ
と排出される。この排出トレイ6は、レーザービームプ
リンタAの装置本体14の上面に設けられている。な
お、揺動可能なフラッパ3kを動作させ、排出ローラ対
3mによって反転経路3jを介することなく記録媒体2
を排出することもできる。本実施例では、上記ピックア
ップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、レジストロ
ーラ対3e、搬送ガイド3f、排出ローラ対3g、3
h、3i及び排出ローラ対3mによって搬送手段を構成
している。
【0048】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
2に転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段
10によって感光体ドラム7上に残留した現像剤を除去
した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニン
グ手段10は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾
性クリーニングブレード10aによって感光体ドラム7
上の残留現像剤を掻き落として廃現像剤溜め10bへと
集める。
【0049】一方、本実施例にては、プロセスカートリ
ッジBは、図3に示すように、現像剤を収納する現像剤
容器(現像剤収納部)11A及び現像剤送り部材9bを
有する現像剤枠体11と、現像ローラ9a及び現像ブレ
ード9dなどの現像手段9を保持する現像枠体12とを
溶着して一体として現像ユニットを形成し、更にこの現
像ユニットに、感光体ドラム7、クリーニングブレード
10aなどのクリーニング手段10及び帯電ローラ8を
取り付けたクリーニング枠体13を一体に結合すること
によってカートリッジ化されている。
【0050】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体14に設けたカートリッジ装
着手段に対して取り外し可能に装着される。本実施例に
よれば、カートリッジ装着手段は、図4に示す、プロセ
スカートリッジBの両外側面に形成したガイド手段13
R(13L)と、このガイド手段13R(13L)を装
入可能に装置本体14に形成したガイド部16R(16
L)(図5)にて構成される。
【0051】本発明によれば、プロセスカートリッジB
は、現像剤容器11A内の現像剤の消費に従ってその残
量を逐次検知することのできる現像剤量検出装置を備え
ている。本発明によれば、現像剤量検出装置は、対をな
す電極を備えた現像剤残量検知手段を備えている。
【0052】本実施例によれば、現像剤残量検知手段
は、図1及び図3に示すように、現像剤残量検知手段の
現像剤検出部80を構成する測定電極部材としての電極
対、即ち、対をなす第一の導電部(電極)81及び第二
の導電部(電極)82が現像ローラ9aの長手軸線方向
に沿って配置され、第一の電極81及び第二の電極82
に電圧を印加することで、両電極81、82間に静電容
量を誘起させ、この静電容量を測定することで現像剤量
を検出する構成とされる。本実施例では、電極対は、現
像ローラ9aに対して平行するものとして説明するが、
現像ローラ9aに直交する形態を取ることも可能であ
る。又、本実施例では、詳しくは後述するように、第一
の電極81に現像バイアス電圧の分圧が印加され、第二
の電極82には現像バイアス電圧が印加される。
【0053】現像ローラ9aに内包されたマグネットロ
ーラ9cの磁力で現像ローラ9a表面に引き寄せられた
磁性現像剤は現像ローラ9aの回転時に現像ブレード9
dによって掻き取られ、現像ローラ9a表面に均一にな
らされる。
【0054】第一及び第二の電極81、82は、現像ロ
ーラ9aの表面から掻き取られた現像剤が両電極81、
82間に進入する位置に配置されている。
【0055】現像剤の誘電率は空気より高いため、第一
及び第二の電極81、82間に現像剤があるとき、静電
容量は増大する。従って、後で詳しくは説明するが、現
像室9A内に現像剤が十分にあるときは、前述の掻き取
られた現像剤が順次、第一及び第二の電極81、82間
に進入するため、常に、大きな静電容量を出力する。
又、現像室9A内の現像剤が消費されるにつれて、第一
及び第二の電極81、82間に進入する現像剤も減少
し、静電容量も減少する。即ち、現像剤量検出装置は、
静電容量変化を検出することで、現像剤量を逐次に検知
することができる。このことを模式的に示すと、図6の
ように表せる。
【0056】また、現像剤量を逐次に検知する際に、検
知精度を向上させるためには、静電容量の変化量を増や
せばよく、従って、第一及び第二の電極81、82を大
きくし、静電容量を大きくするのがよい。特に、第一及
び第二の電極81、82の対向側の幅を、間隔よりも広
くとるのが好ましい。
【0057】図10及び図17をも参照するとより良く
理解されるように、本実施例にて第一及び第二の電極8
1、82は、現像ローラ9aの長手方向に沿って延在し
た細長形状とされ、例えば、ステンレススチール(SU
S)、鉄、リン青銅、アルミニウム、導電性樹脂などと
される導電性材料にて作製される。このように、第一及
び第二の電極81、82は導電性部材であれば、すべて
同等の作用をするが、本実施例では、現像剤の循環に影
響を出さないよう、非磁性SUS材等の非磁性金属材料
を用いた。
【0058】更に具体的には、本実施例では、第一の電
極81は、図17にて、幅(W1)14mm、厚さ(t
1)0.3mmの非磁性SUS材にて作製し、第二の電
極82は、幅(W2)17mm、厚さ(t2)0.5m
mの非磁性SUS材にて作製し、現像ローラ9aの長手
方向に沿って配置することにより、好結果を得ることが
できた。又、両電極81、82は、この構成に限定され
るものではないが、図3などに図示するように、現像剤
の進入口側84が奥側85より広くなるように、八の字
状に配置するのが好適である。
【0059】また、電極81、82の表面積を広げるた
めに、電極81、82表面を図7(a)、(b)に示す
ように、波うち形状、絞り(エンボス)形状にしてもよ
い。逆に、設計上の都合により電極のスペースが確保で
きないとか、或いは、コストダウンを図りたい場合に
は、第一の電極81或いは第二の電極82のどちらか
を、図8及び図9に示すように、丸棒の導体を用いても
よい。図8は、第一の電極81を、又、図9は第二の電
極82を丸棒とした実施例を示す。図8及び図9の実施
例では、丸棒は1本とされるが、複数本設けても良い。
【0060】次に、電極81、82の長手方向配置につ
いて説明すると、上述のように、第一及び第二の電極8
1、82は、現像ローラ9aの長手方向に沿ってほぼ画
像領域と同じ範囲の長さとし、それによって、上述のよ
うに静電容量を大きくすることができ、検知精度の向上
を図ることができる。一方、もし、検知精度を比較的必
要としない場合には、例えば、画像の中央或いは端部付
近等に相当して幅の狭い電極を配置して、コストダウン
を図ることも可能である。しかしながら、この場合に
は、長手方向の現像剤量のバラツキを検知できないの
で、それを防ぐために、図11に示すように、幅の狭い
電極81、82を両端部及び中央の複数箇所に配置する
ことが望ましい。
【0061】次に、図12〜図15を用いて、現像室9
A内の現像剤の循環について説明する。
【0062】本発明のプロセスカートリッジ、即ち、現
像装置構成部を初めて使用する場合には、第一及び第二
の電極81、82間には現像剤はなく、現像剤容器11
A及び現像室9A内には現像剤Tが十分にある。このよ
うなときは、図12に示すように、現像室9A内の現像
剤Tは撹拌部材9eによって現像ローラ9a側に送り込
まれ、その後、現像ローラ9a表面に引き寄せられる。
そして、現像ローラ9aの回転に伴って、現像ローラ9
aの表面の現像剤は現像ブレード9dによって掻き取ら
れ、その現像剤は順次、第一及び第二の電極81、82
間に進入していく。
【0063】現像剤Tが第一及び第二の電極81、82
間に進入することにより、図13に示すように、第一及
び第二の電極81、82間は、進入した現像剤Tによっ
て満たされる。このとき、現像室9A内は現像剤Tで満
たされているため、電極81、82間内の現像剤Tは、
その出入り口84が塞がれる形となる。そのため、現像
室9A内の現像剤が減ってくるまで、電極81、82内
の現像剤は重力等によって自由落下することはない。即
ち、現像室9A内に現像剤Tが十分にあるときは、第一
及び第二の電極81、82間内は現像剤Tで満たされる
ため、電極81、82間の静電容量は高くなる。
【0064】図14に示すように、現像剤が消費され、
現像剤容器11A及び現像室9A内に現像剤が少なくな
ると、電極81、82間内の現像剤Tの出入り口84を
塞いでいた現像剤がなくなり、第一及び第二の電極8
1、82間内の現像剤Tは、自重で重力方向下方に落下
する。落下した現像剤は、落下中に磁力で現像ローラ9
aに引き寄せられたり、再び撹拌部材9eで現像ローラ
9aに供給されたりする。また、電極間から直接、磁力
で現像ローラ9a表面に戻る現像剤もある。
【0065】ただ、図14に示すような状態では、現像
室9A内の現像剤が少なくなり電極81、82間内の現
像剤は電極間から出て行くが、現像剤が現像室9A内に
ある以上、常に、現像ブレード9dにて掻き取られた現
像剤は第一及び第二の電極81、82間に供給されるの
で、電極81、82間の現像剤は現像室9A内の現像剤
量に応じて少なくなっていく。
【0066】最終的には、現像剤容器11A及び現像室
9A内の現像剤が消費され、図15に示すように、現像
ローラ9a表面の現像剤を掻き取る現像ブレード9dの
先端、即ち、現像ローラ9aと第一の電極80の間の現
像剤が消費されることで、画像上白抜けが発生し、現像
剤エンド(END)(=現像剤無し)状態になる。
【0067】このように、本発明に従えば、現像室9A
内の現像剤量は、第一及び第二の電極81、82間の現
像剤量を測定することで行われ、それは電極81、82
間の静電容量を測定することで逐次に検出することがで
きる。
【0068】上記実施例によれば、電極81、82周辺
の構成は、図3に示すとおり、第一及び第二の電極8
1、82間の奥側85は閉じており、電極81、82間
の現像剤の出入り口84は、一つである。そのため、上
述のように、現像剤が両電極間に出入りし易いように、
現像剤の進入口側84に位置する電極81、82間を広
くすることが有効である。
【0069】しかし、現像ローラ9aの回転速度アップ
等により、現像ブレード9dによって掻き取られる現像
ローラ9a上の単位時間当たりの現像剤が増加すると、
第一及び第二の電極81、82間に、詰め込まれる現像
剤が増えパッキングしてしまうことがある。このような
パッキングが発生すると、電極81、82間の現像剤は
循環できないため、自重或いはマグネットローラ9cの
磁力では落ちてこなくなる。この現象は、現像剤が吸湿
してしまう高湿度環境下で顕著であり、この状態では、
電極81、82間の静電容量が変化しないため、現像剤
量が検出されなくなってしまう。
【0070】そこで、図16に示すように、第一及び第
二の電極81、82間の奥側85に、現像剤の入り口8
4とは異なる出口85aを設け、現像剤が電極81、8
2間を通過可能とし、電極81、82間の現像剤のパッ
キングを防止するように構成することができる。
【0071】次に、第一及び第二の電極81、82の現
像装置構成部への取り付け構成を説明する。
【0072】第一及び第二の電極81、82による現像
剤量検出部80は、両電極81、82間の静電容量を検
知することによって成り立っているので、電極81、8
2間の位置精度は極めて重要である。また、本発明で
は、現像剤がなくなり、画像白抜けが発生する時期を正
確に検出することが目的なので、電極81、82は、よ
り現像剤が最後まで残る現像ローラ9a近傍に配置すべ
きである。
【0073】そこで、本実施例では、図17に示すよう
に、第一及び第二の電極81、82を現像フレーム、即
ち、現像枠体12に取り付ける。第一及び第二の電極8
1、82の取り付け手段としては、ネジ、接着剤、カシ
メ、インサート成形等を用いることができる。斯かる構
成をとることで、第一及び第二の電極81、82間を精
度よく位置決めすることができ、更に、現像ローラ9a
の近傍に配置して、現像剤が少なくなる間際を検出する
ことが可能となる。
【0074】また、本実施例では、上述のように、第一
及び第二の電極81、82は、非磁性のSUS材にて作
製されたが、現像枠体12に直接、蒸着、印刷等の処理
を施したり、或いは、導電性樹脂を二色成形することに
より導電部を形成して第一及び第二の電極81、82を
構成することも可能である。この場合には、別部材から
なる電極にくらべ、取り付け公差、部品公差が減るた
め、位置精度の向上が図れる。
【0075】更に、現像枠体12が小さい場合などに
は、設計の都合によっては、図18に示すように、現像
剤容器11Aの前壁11aに第一及び第二の電極81、
82を取り付けても良い。この場合は、電極81、82
間の位置を精度良く設置することができる。
【0076】更には、図19に示すように、現像枠体1
2に第二の電極82を、現像剤容器11Aの前壁11a
に第一の電極81を取り付け、現像枠体12と現像剤容
器11Aとを結合することで、第一の電極81と第二の
電極82を対向させても良い。この場合には、各々の枠
体構成の自由度が増す。
【0077】上記実施例では、現像剤としては磁性現像
剤を用いた場合の現像剤逐次検知の構成について説明し
たが、本発明は、図20に示すような、非磁性現像剤を
用いた現像装置構成を備えたプロセスカートリッジにも
適用できる。
【0078】非磁性現像剤を用いた現像装置構成では、
現像ローラ9aに現像剤を供給する手段として、現像剤
塗布ローラ86を使用する。ローラ86は、スポンジ材
等からなる弾性体で、現像ローラ9aと当接しながらカ
ウンター方向に回転し、そこで生じるクーロン力で現像
剤を現像ローラ9aに塗布している。このとき最後に消
費される現像剤Tは、現像ローラ9aと現像剤塗布ロー
ラ86との接触部の上部である。そこで、その上部近傍
に、第一及び第二の電極81、82を配置すれば磁性現
像剤を用いたプロセスカートリッジと同様に現像剤量を
逐次に検知することができる。
【0079】斯かる本発明の原理を具現化する現像剤量
検出装置を、図21及び図22を参照して更に説明す
る。図21は、現像剤残量測定手段を構成する現像剤残
量検出回路の一実施例を示し、図22は、現像剤残量検
出回路の具体的回路図を示す。
【0080】本実施例の現像剤残量検出回路100は、
現像ローラ9aに現像バイアス電圧を印加するための現
像バイアス印加手段としての現像バイアス回路101を
有する。
【0081】現像バイアス回路101は、現像ローラ9
aに接続されると共に、基準容量素子、即ち、基準イン
ピーダンス素子CLを介して制御回路102に接続され
る。従って、この基準インピーダンス素子CLにはAC
(交流)電流I3が流れ、この電流I3は、抵抗素子
(ボリューム)VR1により電流I5及びI6に分流さ
れる。従って、制御回路102では、この分流された電
流I6と抵抗素子R2により生じる電圧降下分を、抵抗
素子R3、R4で設定された設定電圧V3に加算し、基
準電圧V4を決めている。
【0082】又、現像バイアス回路101からの現像バ
イアス電圧は、抵抗素子R1及び容量素子C3を含む現
像バイアス分圧手段104により分圧され、電極対の一
方の電極、本実施例では第一の電極81に印加される。
本実施例によれば、抵抗素子R1はインピーダンスを高
く設定する必要があり、容量素子C3はインピーダンス
を低く設定する必要がある。このことを考慮し、分圧さ
れた現像バイアス分圧VBの値は、下記式(1)のよう
に算出される。
【0083】
【数1】 カートリッジ内には、図21に示すように、電極対、即
ち、第一及び第二の電極81、82が所定の間隔にて配
置されており、現像ローラ9aと第二の電極82、及
び、第二の電極82と第一の電極81との間には、それ
ぞれカートリッジ容量C1及びC2が形成されている。
第二の電極82は、制御回路102に接続されており、
従って、カートリッジ容量C1及びC2にそれぞれ流れ
る電流I1及びI2は加算されてAC電流I4となり制
御回路102に入力され、次いで、増幅回路103に印
加される。
【0084】従って、増幅回路103に印加されるAC
電流I4は、現像剤残量の検出値V6=V4−I4×R
5として出力される。
【0085】このようにして、現像剤残量検出回路10
0で検出された検出電圧V6の最大値、最小値、若しく
は平均値を検知し、その値より現像剤残量を算出する。
制御回路102には、下記式(2)に示すように検出さ
れた検出電圧V6に応じ、現像剤残量を算出する制御式
が設けられており、現像バイアス電圧を印加し、検出電
圧V6が出力されるタイミングで算出を開始する。
【0086】
【数2】 図23に、上述した現像剤残量検出回路を用いた現像剤
残量検出方法を説明するフロー図を示す。
【0087】図23のフロー図で示すステップ1からス
テップ8までの一連の現像剤残量検出が終了した時点
で、現在カートリッジ内にある現像剤の残量が算出され
る。
【0088】本実施例では、式(2)で示すように、制
御式は一次式にて示されているが、現像剤残量検出回路
の負荷特性に基き、最適の制御式に設定し得ることはい
うまでもない。
【0089】本発明の画像形成装置によれば、上述した
ように第一及び第二の電極81、82間の現像剤量を逐
次に検知して、その情報をもとにして現像剤量の消費量
を表示することにより、ユーザーに新しいプロセスカー
トリッジを、或いは、現像剤補給カートリッジの準備を
促し、更に、現像剤エンドの検知情報によりプロセスカ
ートリッジの交換或いは現像剤の補給を促すことができ
る。
【0090】現像剤表示方法について説明すると、例え
ば、上述の現像剤量検出装置による検知情報は、ユーザ
ーのパソコンなどの端末画面上に、図24及び図25に
示すように表示される。図24及び図25においては、
現像剤量に応じて動く針41がゲージ42のどの部分を
指しているかによって現像剤量がユーザーに報知され
る。
【0091】また、図26に示すように、電子写真画像
形成装置本体に直接、LED等による表示部を設け、現
像剤量に応じてLED43を点滅させても良い。
【0092】実施例2 図27及び図28に、本発明に従って構成される現像剤
量検出装置の他の実施例を示す。。図27は、現像剤残
量検出回路100の他の実施例を示し、図28は、現像
剤残量検出回路100の具体的回路図を示す。
【0093】本実施例にて使用される現像剤残量検出回
路100は、実施例1にて説明した現像剤残量検出回路
100と同様の構成とされる。ただ、本実施例では、実
施例1の基準インピーダンス素子CLの代わりに、容量
素子とされる第1及び第2のインピーダンス素子CL1
及びCL2が設けられ、第1インピーダンス素子CL1
には、実施例1と同様に、現像バイアス回路101から
の現像バイアス電圧が印加され、第2インピーダンスC
L2には、抵抗素子R1及び容量素子C3を含む現像バ
イアス分圧手段104により分圧された現像バイアス分
圧が印加される点で異なる。従って、同じ構成及び作用
をなす部材には同じ参照番号を付し詳しい説明は省略す
る。
【0094】本実施例によれば、第2インピーダンス素
子CL2は制御回路102に接続されている。又、第2
インピーダンス素子CL2には、上述のように、現像バ
イアス回路101からの現像バイアスが分圧されて印加
され、電流I7が流れる。従って、本実施例では、制御
回路102には、第1基準インピーダンス素子CL1に
流れる電流I3と、第2基準インピーダンス素子CL2
に流れる電流I7を加算した電流I8(=I3+I7)
が流れ、この電流I8は、抵抗素子(ボリューム)VR
1により電流I5及びI6に分流される。従って、実施
例1と同様に、制御回路102では、この分流された電
流I6と抵抗素子R2により生じる電圧降下分を、抵抗
素子R3、R4で設定された設定電圧V3に加算し、基
準電圧V4が決められる。
【0095】本実施例においても、実施例1と同様に、
図23のフロー図で示すステップ1からステップ8まで
の一連の現像剤残量検出が終了した時点で、現在カート
リッジ内にある現像剤の残量が算出される。
【0096】本実施例においても、実施例1と同様に、
上記式(2)で示す一次式の制御式が使用されるが、現
像剤残量検出回路の負荷特性に基き、最適の制御式に設
定し得ることはいうまでもない。
【0097】本実施例においても、現像剤量検出装置に
よる検知情報は、図24〜図26に示す表示手段を用い
て同様に表示することができる。
【0098】実施例3 図29及び図30に、本発明に従って構成される現像剤
量検出装置の他の実施例を示す。。図29は、現像剤残
量検出回路100の他の実施例を示し、図30は、現像
剤残量検出回路の具体的回路図を示す。
【0099】本実施例にて使用される現像剤残量検出回
路100は、実施例1にて説明した現像剤残量検出回路
100と同様の構成とされる。ただ、実施例1において
は、基準インピーダンスCLには、現像バイアス回路1
01からの現像バイアス電圧が印加されたが、本実施例
では、基準インピーダンス素子CLには、現像バイアス
分圧が印加される。その他の構成は、実施例1と同様で
あるので、同じ構成及び作用をなす部材には同じ参照番
号を付し詳しい説明は省略する。
【0100】つまり、本実施例では、現像バイアス回路
101からの現像バイアスは、抵抗素子R1及び容量素
子C3を備えた現像バイアス分圧手段104により分圧
され、電極対の一方の電極、本実施例では第一の電極8
1に印加されると共に、基準容量素子であるインピーダ
ンス素子CLにも印加される。
【0101】従って、本実施例によれば、基準インピー
ダンス素子CLには、上述のように、現像バイアス回路
101からの現像バイアス電圧が分圧されて印加され、
電流I3が流れる。インピーダンス素子CLは制御回路
102に接続されており、制御回路102には、基準イ
ンピーダンス素子CLに流れる電流I3が流れ、この電
流I3は、抵抗素子(ボリューム)VR1により電流I
5及びI6に分流される。従って、実施例1と同様に、
制御回路102では、この分流された電流I6と抵抗素
子R2により生じる電圧降下分を、抵抗素子R3、R4
で設定された設定電圧V3に加算し、基準電圧V4が決
められる。
【0102】本実施例においても、実施例1と同様に、
図23のフロー図で示すステップ1からステップ8まで
の一連の現像剤残量検出が終了した時点で、現在カート
リッジ内にある現像剤の残量が算出される。
【0103】本実施例においても、実施例1、2と同様
に、上記式(2)で示す一次式の制御式が使用される
が、現像剤残量検出回路の負荷特性に基き、最適の制御
式に設定し得ることはいうまでもない。
【0104】本実施例においても、現像剤量検出装置に
よる検知情報は、図24〜図26に示す表示手段を用い
て同様に表示することができる。
【0105】実施例4 図31には、本発明の他の態様であるカートリッジ化さ
れた現像装置Cの一実施例を示す。
【0106】本実施例の現像装置Cは、現像ローラ9a
のような現像剤担持体と、この現像剤担持体に現像剤を
供給するために、内部にトナーを収容した現像室9A
と、を有し、プラスチック製の現像枠体11により一体
的にカートリッジ化される。即ち、本実施例の現像装置
Cは、実施例1で説明したプロセスカートリッジBの現
像装置構成部をユニット化したものであり、即ち、プロ
セスカートリッジBから、感光体ドラム7、帯電手段
8、クリーニング手段10を除いて一体化したカートリ
ッジと考えることができる。従って、実施例1〜3にて
説明した全ての現像装置構成部及び現像剤量検出手段構
成が同様に本実施例の現像装置においても適用される。
従って、これら構成及び作用についての説明は、実施例
1〜3において行った上記説明を援用する。
【0107】上記各実施例に則して説明した本発明によ
れば、残りの現像剤の量を精度良く逐次に検出すること
ができる。
【0108】尚、本発明は、当初、容器内に収納されて
いる現像剤の量を100%としたときに、現像剤の量を
100%〜0%までの全領域にわたって逐次に検出する
ことに限定されるものではない。例えば、容器内の現像
剤の残量が50%〜0%までの領域にわたって逐次に検
出するようにしても良い。ここで、現像剤の残量が0%
とは、現像剤が完全になくなったことのみを意味するも
のではない。例えば、現像剤の残量が0%とは、容器内
に現像剤が残っていたとしても、所定の画像品質(現像
品質)が得られなくなる程度まで現像剤の残量が減った
ことも含まれる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装
置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
は、現像剤容器内の現像剤残量を逐次に検知するための
電極対をなす第一及び第二の電極を備えた現像剤残量検
知手段と、現像剤担持体に現像バイアス電圧を印加する
現像バイアス印加手段と、現像バイアス電圧を分圧する
現像バイアス分圧手段と、を有し、更に、第一の電極に
は現像バイアス分圧手段にて分圧された現像バイアス分
圧を印加し、第二の電極には現像バイアス印加手段から
の現像バイアス電圧を印加し、それによって発生する、
第一の電極と第二の電極との間の静電容量に応じた第1
の電気的信号と、現像剤担持体と第一の電極との間の静
電容量に応じた第2の電気的信号との加算値に基いて現
像剤容器内の現像剤の残量を算出する現像剤残量測定手
段を有する構成とされるので、 (1)広範囲の現像剤残量を検出し、精度の高い、ユー
ザーにとってより好ましい現像剤残量の表示を行うこと
ができる。 (2)画像上の弊害を起こすことなく、しかも、ユーザ
ーの手を煩わせることもなく、無駄なく現像剤を使用す
ることができる。 (3)高寿命な現像装置或はプロセスカートリッジであ
っても、簡単な構造にて、現像剤の満タンの状態から印
字不良直前のニアエンド状態までを正確に且つ精度良く
検知することのでき、ユーザーの装置使用に際しての利
便性を向上させることができ、しかも安価である。 (4)複数人で使用したり、大規模なプリントジョブを
行なう場合においても、現像剤の消費状態を正確にモニ
ターすることができ、現像装置或はプロセスカートリッ
ジの交換時期を正確に把握することが可能であり、ユー
ザーの装置使用に際しての利便性を向上させることがで
き、しかも安価である。という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真画像形成装置の一実施例
の概略構成図である。
【図2】本発明に係る電子写真画像形成装置の外観斜視
図である。
【図3】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
の縦断面図である。
【図4】本発明に係るプロセスカートリッジの下方より
見た外観斜視図である。
【図5】プロセスカートリッジを装着するための装置本
体の装着部を示す外観斜視図である。
【図6】本発明に従った現像剤量検出装置におけるトナ
ー量と静電容量との関係を示すグラフである。
【図7】本発明に従った現像剤量検出装置の第一及び第
二の電極の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るプロセスカートリッジの他の実施
例の縦断面図である。
【図9】本発明に係るプロセスカートリッジの他の実施
例の縦断面図である。
【図10】現像フレームに対する第一及び第二の電極の
取付態様を示す斜視図である。
【図11】現像フレームに対する第一及び第二の電極の
他の取付態様を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るプロセスカートリッジの現像室
における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図で
ある。
【図13】本発明に係るプロセスカートリッジの現像室
における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図で
ある。
【図14】本発明に係るプロセスカートリッジの現像室
における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図で
ある。
【図15】本発明に係るプロセスカートリッジの現像室
における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図で
ある。
【図16】本発明に係るプロセスカートリッジの他の実
施例の縦断面図である。
【図17】現像フレームに対する第一及び第二の電極の
取付態様の一実施例を示す斜視図である。
【図18】本発明に係るプロセスカートリッジの他の実
施例の縦断面図である。
【図19】本発明に係るプロセスカートリッジの他の実
施例の縦断面図である。
【図20】本発明に係るプロセスカートリッジの他の実
施例の縦断面図である。
【図21】本発明に従った現像剤量検出装置のための現
像剤量検出回路の一実施例を示す図である。
【図22】図21の現像剤量検出回路のための一実施例
の具体的回路図である。
【図23】本発明に従って現像剤残量逐次検知を行う際
の一実施例のフロー図である。
【図24】現像剤量表示の一実施例を示す図である。
【図25】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図26】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図27】本発明に従った現像剤量検出装置のための現
像剤量検出回路の他の実施例を示す図である。
【図28】図27の現像剤量検出回路のための一実施例
の具体的回路図である。
【図29】本発明に従った現像剤量検出装置のための現
像剤量検出回路の他の実施例を示す図である。
【図30】図29の現像剤量検出回路のための一実施例
の具体的回路図である。
【図31】本発明に従った現像剤量検出装置を備えた一
実施例の現像装置の縦断面図である。
【図32】従来の電子写真画像形成装置の一例の概略構
成図である。
【符号の説明】
1 光学手段 2 記録媒体 4 転写手段 7 感光体ドラム(電子写真
感光体) 8 帯電ローラ(帯電手段) 9 現像手段 9a 現像ローラ(現像剤担持
体) 9d 現像ブレード(現像剤量
規制部材) 10 クリーニング手段 11A 現像剤容器 13R、13L ガイド手段(装着手段) 14 装置本体 16R、16L ガイド部(装着手段) 81 第一の電極 82 第二の電極 100 現像剤残量測定手段
(現像剤残量検出回路) 101 現像バイアス印加手段
(現像バイアス回路) 102 制御回路 103 増幅回路 104 現像バイアス分圧手段

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に装着され、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために
    現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬
    送するための現像剤担持体を備えた現像剤容器と、前記
    現像剤容器内の現像剤残量を逐次に検知するための電極
    対をなす第一及び第二の電極を備えた現像剤残量検知手
    段とを有する現像装置において、 前記現像剤担持体に現像バイアス電圧を印加する現像バ
    イアス印加手段と、 前記現像バイアス電圧を分圧する現像バイアス分圧手段
    と、 前記第一の電極には前記現像バイアス分圧手段にて分圧
    された現像バイアス分圧を印加し、前記第二の電極には
    前記現像バイアス印加手段からの現像バイアス電圧を印
    加し、それによって発生する、前記第一の電極と第二の
    電極との間の静電容量に応じた第1の電気的信号と、前
    記現像剤担持体と前記第一の電極との間の静電容量に応
    じた第2の電気的信号との加算値に基いて前記現像剤容
    器内の現像剤の残量を算出する現像剤残量測定手段と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤残量測定手段は、前記第一の
    電極及び第二の電極からの電気的信号の加算値と比較す
    るための基準の電気的信号を発生する手段を有すること
    を特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記基準の電気的信号発生手段は、所定
    の容量を有したインピーダンス素子であることを特徴と
    する請求項2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス素子には、前記現像
    バイアス電圧或は前記現像バイアス分圧が印加されるこ
    とを特徴とする請求項3の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記基準の電気的信号発生手段は、所定
    の容量を有した第1及び第2のインピーダンス素子であ
    ることを特徴とする請求項2の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記第1インピーダンス素子には前記現
    像バイアス電圧が印加され、前記第2インピーダンス素
    子には前記現像バイアス分圧が印加されることを特徴と
    する請求項5の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の電極と第二の電極は、前記現
    像剤担持体の表面に付着する現像剤の量を規制する現像
    剤層厚規制部材により前記現像剤担持体の表面から除去
    された現像剤が前記第一の電極と第二の電極との間に進
    入可能とされる位置に配置されていることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかの項に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の電極と第二の電極は、前記現
    像剤担持体としての現像ローラの長手方向に沿って配置
    されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの
    項に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記第一の電極は、第二の電極よりも前
    記現像剤担持体から離れた位置に配置されていることを
    特徴とする請求項8の現像装置。
  10. 【請求項10】 前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入した現像剤は、進入方向から退出することを特徴と
    する請求項7、8又は9の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入した現像剤は、前記第一の電極と第二の電極との間
    を通過することを特徴とする請求項7、8又は9の現像
    装置。
  12. 【請求項12】 前記第一の電極と第二の電極は平板形
    状であって、前記第一の電極と第二の電極は現像剤の進
    入口側の間隔が広いことを特徴とする請求項7〜11の
    いずれかの項に記載の現像装置。
  13. 【請求項13】 前記第一の電極は平板形状であること
    を特徴とする請求項7〜11のいずれかの項に記載の現
    像装置。
  14. 【請求項14】 前記第二の電極は、平板形状であるこ
    とを特徴とする請求項7〜11のいずれかの項に記載の
    現像装置。
  15. 【請求項15】 前記第一の電極は棒状であることを特
    徴とする請求項7〜11のいずれかの項に記載の現像装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第二の電極は棒状であることを特
    徴とする請求項7〜11いずれかの項に記載の現像装
    置。
  17. 【請求項17】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、(a)電子写真感光
    体と、(b)前記電子写真感光体に形成された静電潜像
    を現像するために現像剤を収容し、この現像剤を前記電
    子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現
    像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤残量を逐次に検
    知するための電極対をなす第一及び第二の電極を備えた
    現像剤残量検知手段とを有する現像装置と、を有し、前
    記第一の電極には現像バイアス電圧を分圧した現像バイ
    アス分圧を印加し、前記第二の電極には現像バイアス電
    圧を印加し、それによって発生する、前記第一の電極と
    第二の電極との間の静電容量に応じた第1の電気的信号
    と、前記現像剤担持体と前記第一の電極との間の静電容
    量に応じた第2の電気的信号との加算値に基いて前記現
    像剤容器内の現像剤の残量を算出するようにしたことを
    特徴とするプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記現像剤残量測定手段は、前記第一
    の電極及び第二の電極からの電気的信号の加算値と比較
    するための基準の電気的信号を発生する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項17のプロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 前記基準の電気的信号発生手段は、所
    定の容量を有したインピーダンス素子であることを特徴
    とする請求項18のプロセスカートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記インピーダンス素子には、前記現
    像バイアス電圧或は前記現像バイアス分圧が印加される
    ことを特徴とする請求項19のプロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記基準の電気的信号発生手段は、所
    定の容量を有した第1及び第2のインピーダンス素子で
    あることを特徴とする請求項18のプロセスカートリッ
    ジ。
  22. 【請求項22】 前記第1インピーダンス素子には前記
    現像バイアス電圧が印加され、前記第2インピーダンス
    素子には前記現像バイアス分圧が印加されることを特徴
    とする請求項21のプロセスカートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記第一の電極と第二の電極は、前記
    現像剤担持体の表面に付着する現像剤の量を規制する現
    像剤層厚規制部材により前記現像剤担持体の表面から除
    去された現像剤が前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入可能とされる位置に配置されていることを特徴とす
    る請求項17〜22のいずれかの項に記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記第一の電極と第二の電極は、前記
    現像剤担持体としての現像ローラの長手方向に沿って配
    置されていることを特徴とする請求項17〜23のいず
    れかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記第一の電極は、第二の電極よりも
    前記現像剤担持体から離れた位置に配置されていること
    を特徴とする請求項24のプロセスカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入した現像剤は、進入方向から退出することを特徴と
    する請求項23、24又は25のプロセスカートリッ
    ジ。
  27. 【請求項27】 前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入した現像剤は、前記第一の電極と第二の電極との間
    を通過することを特徴とする請求項23、24又は25
    のプロセスカートリッジ。
  28. 【請求項28】 前記第一の電極と第二の電極は平板形
    状であって、前記第一の電極と第二の電極は現像剤の進
    入口側の間隔が広いことを特徴とする請求項23〜27
    のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  29. 【請求項29】 前記第一の電極は平板形状であること
    を特徴とする請求項23〜27のいずれかの項に記載の
    プロセスカートリッジ。
  30. 【請求項30】 前記第二の電極は、平板形状であるこ
    とを特徴とする請求項23〜27のいずれかの項に記載
    のプロセスカートリッジ。
  31. 【請求項31】 前記第一の電極は棒状であることを特
    徴とする請求項23〜27のいずれかの項に記載のプロ
    セスカートリッジ。
  32. 【請求項32】 前記第二の電極は棒状であることを特
    徴とする請求項23〜27いずれかの項に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  33. 【請求項33】 記録媒体に画像を形成するための電子
    写真画像形成装置において、(a)電子写真感光体と、
    (b)前記電子写真感光体に静電潜像を形成するための
    静電潜像形成手段と、(c)前記電子写真感光体に形成
    された静電潜像を現像するために現像剤を収容し、この
    現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担
    持体を備えた現像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤
    残量を逐次に検知するための電極対をなす第一及び第二
    の電極を備えた現像剤残量検知手段とを有する現像装置
    と、(d)前記現像剤担持体に現像バイアス電圧を印加
    する現像バイアス印加手段と、(e)前記現像バイアス
    電圧を分圧する現像バイアス分圧手段と、(f)前記第
    一の電極には前記現像バイアス分圧手段にて分圧された
    現像バイアス分圧を印加し、前記第二の電極には前記現
    像バイアス印加手段からの現像バイアス電圧を印加し、
    それによって発生する、前記第一の電極と第二の電極と
    の間の静電容量に応じた第1の電気的信号と、前記現像
    剤担持体と前記第一の電極との間の静電容量に応じた第
    2の電気的信号との加算値に基いて前記現像剤容器内の
    現像剤の残量を算出する現像剤残量測定手段と、を有す
    ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  34. 【請求項34】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形
    成装置において、(a)(i)電子写真感光体と、(ii)前
    記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するため
    に現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ
    搬送するための現像剤担持体を備えた現像剤容器と、前
    記現像剤容器内の現像剤残量を逐次に検知するための電
    極対をなす第一及び第二の電極を備えた現像剤残量検知
    手段と、を有する現像装置と、を有するプロセスカート
    リッジを取り外し可能に装着するための装着手段と、
    (b)前記現像剤担持体に現像バイアス電圧を印加する
    現像バイアス印加手段と、(c)前記現像バイアス電圧
    を分圧する現像バイアス分圧手段と、(d)前記第一の
    電極には前記現像バイアス分圧手段にて分圧された現像
    バイアス分圧を印加し、前記第二の電極には前記現像バ
    イアス印加手段からの現像バイアス電圧を印加し、それ
    によって発生する、前記第一の電極と第二の電極との間
    の静電容量に応じた第1の電気的信号と、前記現像剤担
    持体と前記第一の電極との間の静電容量に応じた第2の
    電気的信号との加算値に基いて前記現像剤容器内の現像
    剤の残量を算出する現像剤残量測定手段と、を有するこ
    とを特徴とする電子写真画像形成装置。
  35. 【請求項35】 前記現像剤残量測定手段は、前記第一
    の電極及び第二の電極からの電気的信号の加算値と比較
    するための基準の電気的信号を発生する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項33又は34の電子写真画像形成
    装置。
  36. 【請求項36】 前記基準の電気的信号発生手段は、所
    定の容量を有したインピーダンス素子であることを特徴
    とする請求項35の画像形成装置。
  37. 【請求項37】 前記インピーダンス素子には、前記現
    像バイアス電圧或は前記現像バイアス分圧が印加される
    ことを特徴とする請求項36の電子写真画像形成装置。
  38. 【請求項38】 前記基準の電気的信号発生手段は、所
    定の容量を有した第1及び第2のインピーダンス素子で
    あることを特徴とする請求項35の電子写真画像形成装
    置。
  39. 【請求項39】 前記第1インピーダンス素子には前記
    現像バイアス電圧が印加され、前記第2インピーダンス
    素子には前記現像バイアス分圧が印加されることを特徴
    とする請求項38の電子写真画像形成装置。
  40. 【請求項40】 前記第一の電極と第二の電極は、前記
    現像剤担持体の表面に付着する現像剤の量を規制する現
    像剤層厚規制部材により前記現像剤担持体の表面から除
    去された現像剤が前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入可能とされる位置に配置されていることを特徴とす
    る請求項33〜39のいずれかの項に記載の電子写真画
    像形成装置。
  41. 【請求項41】 前記第一の電極と第二の電極は、前記
    現像剤担持体としての現像ローラの長手方向に沿って配
    置されていることを特徴とする請求項33〜40のいず
    れかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  42. 【請求項42】 前記第一の電極は、第二の電極よりも
    前記現像剤担持体から離れた位置に配置されていること
    を特徴とする請求項41の電子写真画像形成装置。
  43. 【請求項43】 前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入した現像剤は、進入方向から退出することを特徴と
    する請求項40、41又は42の電子写真画像形成装
    置。
  44. 【請求項44】 前記第一の電極と第二の電極との間に
    進入した現像剤は、前記第一の電極と第二の電極との間
    を通過することを特徴とする請求項40、41又は42
    の電子写真画像形成装置。
  45. 【請求項45】 前記第一の電極と第二の電極は平板形
    状であって、前記第一の電極と第二の電極は現像剤の進
    入口側の間隔が広いことを特徴とする請求項40〜44
    のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  46. 【請求項46】 前記第一の電極は平板形状であること
    を特徴とする請求項40〜44のいずれかの項に記載の
    電子写真画像形成装置。
  47. 【請求項47】 前記第二の電極は、平板形状であるこ
    とを特徴とする請求項40〜44のいずれかの項に記載
    の電子写真画像形成装置。
  48. 【請求項48】 前記第一の電極は棒状であることを特
    徴とする請求項40〜44のいずれかの項に記載の電子
    写真画像形成装置。
  49. 【請求項49】 前記第二の電極は棒状であることを特
    徴とする請求項40〜44いずれかの項に記載の電子写
    真画像形成装置。
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