JP2001288964A - 鏡板取付け用額縁 - Google Patents

鏡板取付け用額縁

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JP2001288964A
JP2001288964A JP2000104411A JP2000104411A JP2001288964A JP 2001288964 A JP2001288964 A JP 2001288964A JP 2000104411 A JP2000104411 A JP 2000104411A JP 2000104411 A JP2000104411 A JP 2000104411A JP 2001288964 A JP2001288964 A JP 2001288964A
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JP
Japan
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frame
end plate
door
casing
panel board
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JP2000104411A
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English (en)
Inventor
Hisatomo Ogushi
尚友 小串
Susumu Yamauchi
進 山内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドアに設けられた開口部に鏡板を取付ける際、
この鏡板を、框部に、簡単に、確実に固定できる額縁を
提供する。 【解決手段】本発明の鏡板取付け用額縁1aは、ドアに
設けられた開口部Cに鏡板Aを取付けるための額縁であ
って、当該額縁1aの長手方向に、この額縁内部に中空
部を形成するように少なくとも1個の凹状溝1aSが設
けられており、好ましくは、この凹状溝1aSは、上記
額縁に形成されたツバ部1a1と鏡板押圧面1a2との
間であって、かつ、該凹状溝の開口側1aOが框部B1
に開口するように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鏡板付きドアの鏡
板取付け構造に関する。さらに詳しくは、ドアに設けら
れた開口部に、鏡板を取付け、固定するときに用いる額
縁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内装用のドアには、装飾的な見地
からガラス板、彫刻板等の鏡板を取付けることが行われ
てきた。該ドアは、通常、木製や合成樹脂性であり、該
ドアの構造や外観を考慮してガスケットは用いられず、
額縁が使用されている。図4は、従来から使用されてい
る室内用ドアを示す一般的な形態である。該ドアは、縦
長の長方形であり、片側端部にはノブが取付けられ、ま
た、該ドアには縦細長の、鏡板、例えば、ガラスが嵌め
込まれている。もちろん、この鏡板はその形状、大きさ
等、各種に変更可能であり、1枚の大きな鏡板が取付け
られる場合もあれば、上下左右に四角形の鏡板が複数枚
取付けられることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す公知の室内
用ドアにおいて、符号Aは鏡板である。鏡板Aは、上下
左右の框(B1、B2、B3、B4)から構成される開口部
Cに嵌め込まれ、額縁1a、1bによって固定される。
図5は、図4におけるX−X断面拡大図であるが、鏡板
Aは左右の額縁1a、1bに挟み込まれて取付けられて
いる。具体的には、額縁1aを下框B1の上端面に、釘
等の固定手段を用いて固定しておき、その後鏡板Aを嵌
め込み、さらに嵌め込んだ鏡板Aが外れないように他方
の額縁1bを取付け、鏡板Aを固定する。この操作を他
の框(B2、B3、B4)においても同様に行い、鏡板A
を開口部Cに固定する。
【0004】ところが、鏡板、額縁及び框等の製造上の
寸法誤差によって、額縁1と鏡板Aとの間に隙間が生じ
たり逆に額縁間に鏡板を挿入できない場合が生じた。こ
の隙間を埋める場合は、該隙間に樹脂を流し込んでコー
キングを行ったり、額縁1a、1bの鏡板Aへの当接面
にスポンジテープを貼着したりした。しかしながら、コ
ーキング処理は額縁1a、1bの上面にコーキング材が
大きく盛り上がったりする場合があり、外観を損ねると
いう問題がある。また、スポンジテープを貼る場合、該
スポンジテープは弾力性があるため、嵌め込まれた鏡板
Aの厚さが変化してもある程度対応することはできる
が、ドアの製造コストの上昇を招くという問題がある。
【0005】さらに、特開平8−184267号公報に
は、硬質樹脂からなる額縁本体の鏡板押え面の上縁に軟
質樹脂からなる押え片を一体化してなる額縁が記載され
ている。この技術は、押え片が軟質樹脂からなるため
に、鏡板に当たって変形し、鏡板の厚さの変化に対応で
きるという点においては優れているが、やはり、ドアの
製造コストの上昇を招くという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような状況
の下で考え出されたものであって、ドアに設けられた上
下左右の框から構成される開口部に鏡板を取付ける際、
該鏡板を、框部に、簡単に、確実に固定できる額縁を提
供することをその課題とする。
【0007】上記課題を解決するため、本発明において
は次の技術的手段を講じている。すなわち、本発明によ
れば、ドアに設けられた開口部を構成する框部に鏡板を
取付けるための額縁において、当該額縁の長手方向に、
この額縁の内部に中空部を形成するように少なくとも1
個の凹状溝が設けられた、鏡板取付け用額縁が提供され
る。
【0008】上記額縁においては、その内部に凹状溝
(スリット)が設けられているため、框の上端面におい
て、左右2個の額縁によって、鏡板を挟持するように固
定する際、多少の寸法誤差があっても、スリットがその
誤差を吸収して、その固定を確実なものにすることがで
きる。すなわち、左右2個の額縁の鏡板押圧面の間隔
を、上記鏡板の厚さより僅かに小さく設定し鏡板を固定
すれば、スリットが縮んでその幅が狭くなり、上記鏡板
押圧面の間隔と上記鏡板の厚さとの差を吸収し、隙間を
生じることなく、鏡板を固定することができる。
【0009】また、上記額縁は、通常、木質あるいは硬
質樹脂等の材料から製作されているため、鏡板を押圧す
る力が上記スリットの幅を狭めるように働くと、材料自
身が持つ弾性により弾性力を生じる。その結果、上記額
縁は、上記鏡板に弾接し、該鏡板を確実に固定すること
ができる。このように、上記鏡板は弾性的に支持されて
いるためされているため、ドアや鏡板に衝撃力が働いて
も、上記額縁がこの衝撃を吸収し、鏡板が変形したり、
外れたりすることを防ぐという効果もある。
【0010】さらに、上記凹状溝(スリット)は、上記
額縁に形成されたツバ部と鏡板押圧面との間であって、
かつ、当該凹状溝の開口側が框部に開口するように設け
られているのが好ましい。また、上記凹状溝は、上記額
縁に形成されたツバ部と鏡板押圧面との間であって、か
つ、当該凹状溝の開口側が上記額縁の表面側に開口する
ように設けられていてもよい。また、その数も1個に限
定されず、複数個設けてもよい。このように凹状溝が設
けられた額縁は、要すれば、装飾カバーで被覆される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照しながら、さらに、詳しく説明
する。
【0012】図1は、本発明の鏡板取付け用額縁を用い
て、鏡板を下框に取付けた第1の実施形態を示す断面図
である。鏡板Aは、左右額縁1a、1bにより下框B1
に取付けられている。額縁1a、1bは、ツバ部1a
1、1b1により位置合わせされ、鏡板押圧面1a2、
1b2により鏡板Aを挟持するように固定される。この
とき、額縁1a、1bには、これらの額縁の長手方向内
部に中空部を形成するようにスリット1aS、1bSが
設けられている。これらのスリット1aS、1bSが、
鏡板押圧面1a2と1b2との間隔と、鏡板Aの厚さの
寸法差を吸収するとともに、額縁1a、1b自身の持つ
弾性により、鏡板Aに弾接するように作用する。なお、
図1から明らかなように、鏡板押圧面1a2と1b2の
下端は切り欠かれ、スリット1aS、1bSは、その開
口側1aO、1bOが下框B1に向けて開口するように
設けられている。このように切り欠きを形成すること
は、スリット1aS、1bSが、寸法誤差を吸収してそ
の幅を狭め易いという点で好ましい。
【0013】次に、本発明の額縁1a、1bを用いて、
鏡板Aを下框B1に取付ける方法について述べる。予
め、左右一方の額縁、例えば、額縁1aを図示しない固
定手段、例えば、釘により下框B1の上に、固定する。
ついで、鏡板Aを挟持するように額縁1bを組付け、ス
リット1aS、1bSを設けることにより生じた弾性力
を利用して鏡板Aを框B1に固定する。この操作を他の
框(B2、B3、B4)においても行い、鏡板Aはドアに
設けられた開口部Cに固定される。また、予め、鏡板押
圧面1a2と1b2との間隔を、鏡板Aの厚みよりやや
狭くなるように額縁1a、1bを下框B1の上に組付
け、鏡板押圧面1a2と1b2との間に、鏡板Aを差し
込むように取付けてもよい。
【0014】本発明に係る第2の実施形態においては、
スリット1aS、1bSは、図2に示すように鍵状とし
た形態である。要するに、スリット1aS、1bSの形
状は直線状に限らず、鏡板押圧面1a2と1b2との間
隔と、鏡板Aの厚さの寸法差を吸収する形状であれば、
本発明の技術的範囲に含まれる。また、本発明に係る第
3実施形態においては、図3に示すようにスリット1a
S、1bSの開口側1aO、1bOは、額縁1a、1b
の表面側に開口した形態である。さらに、鏡板Aを固定
した額縁1a、1bの表面を装飾カバーで被覆してもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明により、ドアに設けられた開口部に鏡板を取付ける
際、当該鏡板を框部に固定するための額縁に、この額縁
自身の内部長手方向にスリットを形成するだけで、上記
鏡板と上記額縁との間に隙間を生じさせることなく、鏡
板を開口部に取付けることができる。また、請求項2に
記載の発明によれば、上記スリットは、上記額縁に形成
されたツバ部と鏡板押圧面との間に形成され、上記スリ
ットの開口側が框部に開口するように設けられ、請求項
3に記載の発明によれば、上記スリットの開口側が上記
額縁の表面側に開口するように設けられる。このように
スリットを構成することにより、鏡板をドアの開口部に
簡単な作業で確実に弾接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る額縁を用いて鏡
板を固定した状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る額縁の断面図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る額縁の断面図で
ある。
【図4】従来公知の鏡板付きドアを示す斜視図である。
【図5】図4におけるX−X断面図である。
【符号の説明】
1a、1b 額縁 1aS、1bS 凹状溝(スリット) 1a1、1b1 ツバ部 1a2、1b2 鏡板押圧面 A 鏡板 B1、B2、B3、B4 框部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアに設けられた開口部を構成する框部
    に鏡板を取付けるための額縁において、当該額縁の長手
    方向に、この額縁内部に中空部を形成するように少なく
    とも1個の凹状溝が設けられていることを特徴とする鏡
    板取付け用額縁。
  2. 【請求項2】 上記凹状溝は、上記額縁に形成されたツ
    バ部と鏡板押圧面との間であって、かつ、当該凹状溝の
    開口側が框部に開口するように設けられている請求項1
    記載の鏡板取付け用額縁。
  3. 【請求項3】 上記凹状溝は、上記額縁に形成されたツ
    バ部と鏡板押圧面との間であって、かつ、当該凹状溝の
    開口側が上記額縁の表面側に開口するように設けられて
    いる請求項1記載の鏡板取付け用額縁。
  4. 【請求項4】 上記額縁の表面が装飾カバーで被覆され
    ている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の鏡板取
    付け用額縁。
JP2000104411A 2000-04-06 2000-04-06 鏡板取付け用額縁 Pending JP2001288964A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211443A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Daiken Trade & Ind Co Ltd 鏡板の取付構造

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