JPH11193672A - 引き戸の配設構造 - Google Patents

引き戸の配設構造

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JPH11193672A
JPH11193672A JP36906297A JP36906297A JPH11193672A JP H11193672 A JPH11193672 A JP H11193672A JP 36906297 A JP36906297 A JP 36906297A JP 36906297 A JP36906297 A JP 36906297A JP H11193672 A JPH11193672 A JP H11193672A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き戸の本数に対してレールの本数を少なく
することができ,かつ,引き戸を開放したとき広い開口
部を得ることができる引き戸の配設構造を提供するこ
と。 【解決手段】 複数本の引き戸1がレール上を走行する
よう配設した引き戸1の配設構造において,該引き戸1
は,その鏡板部11の前端部に前框部12を,後端部に
後框部13を設けてなる。上記前框部12,後框部13
の下端部にはそれぞれ戸車19を配設している。上記前
框部12は引き戸1の表面側111または裏面側112
のいずれかのみに設ける。一方上記後框部13はその反
対面にのみ設ける。かつ,複数本の上記引き戸1を,各
引き戸1の前框部12の戸車19及び後框部13の戸車
19が,それぞれ同一のレールを走行するよう配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,建築物,開口部の間仕切り又は
家具等に用いられる,開閉用の引き戸の配設構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来,鏡板部よりも框部を肉厚とし,鏡板
部より表面側に框部を突出させた引き戸はある。これら
は,いずれも図13に示すごとく,框部92,93の突
出側が鏡板部91から同じ表面側へ突出している。
【0003】
【解決しようとする課題】ところで,上記従来の引き戸
9は,その複数枚を用いた場合,図13に示すごとく各
引き戸9の戸車は,柱98,98の間に設けた各レール
71,72,73上を走行する。そのため,引き戸9の
本数分だけレールの本数が必要となる。例えば,3本の
引き戸9を使用する場合には,3本のレール71,7
2,73が必要となる(図14)。
【0004】また,3本の引き戸9を使用する場合で
も,図15に示すごとく,レールの本数を最小限の2本
とすることも可能である。しかし,その場合には開口部
分70が引き戸1本分のみとなり,狭くなってしまうと
いう問題がある。
【0005】また,最近では,引き戸のレールは,溝状
のものが多くなっている(図5参照)。溝状のレールで
あると,ゴミ,ホコリ等が入りやすく,レール溝が詰ま
るという問題を生ずる。それ故,レールの本数が多けれ
ば多いほど,その掃除に手間がかかる。従って,レール
溝は少ない方が好都合である。
【0006】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,引き
戸の本数に対してレールの本数を少なくすることがで
き,かつ,引き戸を開放したとき広い開口部を得ること
ができる引き戸の配設構造を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,引き戸の鏡板部
の前端部に前框部を,後端部に後框部を設けてなると共
に,各前框部,後框部の下端部にはそれぞれ戸車を配設
してなる引き戸を用い,該引き戸の複数本をレール上を
走行するよう配設した引き戸の配設構造において,上記
前框部は引き戸の表面側又は裏面側のいずれかのみに設
け,一方上記後框部は上記前框部とは反対面の引き戸の
裏面側または表面側のいずれかにのみ設けてなり,か
つ,このように構成した複数本の引き戸を,各引き戸の
前框部の戸車及び後框部の戸車が,それぞれ同一のレー
ルを走行するよう配設してなることを特徴とする引き戸
の配設構造にある。
【0008】本発明において最も注目すべき点は,上記
前框部は引き戸の表面側又は裏面側のいずれかのみに設
け,一方上記後框部は上記前框部とは反対面のみに設け
たこと,このように構成した引き戸を,各引き戸の前框
部の戸車及び後框部の戸車が,それぞれ同一のレールを
走行するよう配設したことである。
【0009】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明の引き戸は,前框部と後框部を互いに反対側の面
に突出させている。そのため,例えば第1〜第3の3本
の引き戸を用いる場合,3本の引き戸の各前框部の戸車
は同じ1つのレールで,また3本の引き戸の各後框部の
戸車は同じ1つのレールで走行させることができる。
【0010】そのため,レールは2本でよいことになる
(図3参照)。それ故,従来は引き戸の本数と同じ数の
レールを必要としていたのに対して,レールの本数を少
なくできる。
【0011】また,上記のごとく3本引き戸の場合,各
引き戸の後框部の戸車は,前框部の戸車とは別のレール
を走行する。そのため,3本の引き戸は,これを全て一
方に開放したとき,互いにその鏡板部が重ね合わされた
状態となり,また前框部,後框部は,それぞれ引き戸の
走行方向に沿って整列した状態となる(図3参照)。そ
れ故,3本引き戸でレールが2本の場合には,従来は1
本分の開口部しか得られなかったものが,本発明によれ
ば2本分に近い広い開口部を得ることができる(図1
5,図3参照)。なお,これらのことは,引き戸を4本
以上設けた場合にも同様である。
【0012】次に,請求項2の発明のように,上記引き
戸は3本以上であり,上記レールは2本である配設構造
がある。この場合には,レールの本数が2本で,引き戸
2本分以上に近い開口部を得ることができる。
【0013】次に,請求項3の発明のように,上記鏡板
部は複数の板材を積層し,一体化してなることが好まし
い。この場合には,上記鏡板部の強度が向上し,また経
時変化による反りも生じにくくなる。
【0014】次に,請求項4の発明のように,上記レー
ルは溝状であることが好ましい。この場合には,上記引
き戸の走行安定性が向上する。また,レール自体の強度
も凸状のレールに比べて向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例1にかかる,引き戸の配設構造につ
いて,図1〜図8を用いて説明する。即ち,図1に示す
ごとく,本例において使用する引き戸1は,鏡板部11
の前端部に前框部12を,後端部に後框部13を設けて
なる。そして,前框部12,後框部13の下端部にはそ
れぞれ図4に示すごとき戸車19を配設している。
【0016】上記前框部12は上記引き戸1の表面側1
11のみに設けられ,一方上記後框部13は上記前框部
12とは反対面の引き戸1の裏面側112にのみ設けら
れている。そして,図3,図8に示すごとく,このよう
に構成した引き戸1を3本用い,各引き戸1の前框部1
2の戸車19および後框部13の戸車19が,それぞれ
同一のレール72,73を走行するよう配設している。
また,上記鏡板部11の上部には,鴨居溝(図6)に遊
嵌するための,上端部18(いわゆる戸首)を設けてあ
る。
【0017】以下,上記について説明する。即ち,本例
にかかる引き戸1の配設構造は,まず,図3(引き戸開
放状態),図8(引き戸閉止状態)に示すごとく,上述
のように構成した引き戸1を3本準備する。ここに,各
引き戸を図3の左方向から第1引き戸101,第2引き
戸102,第3引き戸103とする。
【0018】そして,3本の第1〜第3の引き戸10
1,102,103の全ての前框部12の戸車19は,
レール72の上に,一方,第1〜第3の引き戸101,
102,103の全ての後框部13の戸車19は,同一
のレール73の上に配設する。即ち,柱98,98の間
に設けた2本のレール72,73の上を,第1引き戸1
01,第2引き戸102,第3引き戸103の前後の戸
車19がそれぞれ走行する配設構造である。図8は,3
本の引き戸を全閉した状態を,一方図3は,3本の引き
戸を同図の右方向へ開放した状態を示している。
【0019】また,上記レール72,73は図5に示す
ごとくV型の溝状となっている。上記戸車19は,図4
に示すごとく,ケース191に軸ピン190を介して取
り付けてある。ケース191は,ベース板192に固定
してある。ベース板192は戸車19を前框部12,後
框部13の下端部に固定するためのビス穴193を有す
る。
【0020】また,図6に示すごとく,鴨居6には上記
各引き戸1の上端部18を遊嵌するための鴨居溝61
が,3本設けられている。該鴨居溝61は,鴨居6に設
けられた大きな溝を仕切板62によって3等分すること
により形成される。該仕切板62は,図7に示すごと
く,板材620の2ヶ所に切り込み621を設け,この
切り込み621の部分において板材620を折り曲げる
ことにより形成される。これを,予め鴨居に設けられた
仕切板取付用溝622に嵌合させて,接着剤により固定
する。
【0021】次に,本例の作用効果につき述べる。本例
の引き戸1は,第1引き戸101,第2引き戸102,
第3引き戸103のいずれも,図1,図2に示すごと
く,前框部12を鏡板部11の表面側111に,後框部
13を裏面側112に突出させている。そのため,第1
〜第3の3本の引き戸101,102,103の各前框
部12の戸車19は同じ1つのレール72で,また,各
後框部13の戸車19は同じ1つのレール73で走行さ
せることができる。
【0022】そのため,レールは2本でよいことになる
(図3参照)。それ故,従来は引き戸の本数と同じ数の
レールを必要としていたのに対して,レールの本数を少
なくできる。
【0023】また,上記のごとく3本の引き戸1は,そ
の後框部13の戸車19が前框部12の戸車19とは別
のレールを走行する。そのため,図3に示すごとく,第
2引き戸102の前框部12を第3引き戸103の前框
部12近くまで開放することができる。同様に,第1引
き戸101の前框部12も第2引き戸102の前框部1
2近くまで開放することができる。それ故,従来はレー
ルが2本のとき引き戸1本分の開口部しか得られなかっ
たものが,本例によれば2本分に近い広い開口部を得る
ことができる。
【0024】また,上記レール72,73は図5に示す
ごとく溝状となっている。そのため,上記引き戸1の走
行安定性が向上する。また,レール自体の強度も凸状の
レールに比べて向上する。更に,図3に示すごとく,前
框部12の突出面がほぼ同一平面上に揃うため,部屋の
仕切等に用いる場合にも,均整の取れた美観に優れた引
き戸1の構造となる。また,後框部13についても同様
に突出面を揃えることができる。従って,本例によれ
ば,3本の引き戸を使用するときも開口部を狭めること
なくレールの本数を2本とすることができ,併せて,安
定性,美感性に優れた引き戸の配設構造を得ることがで
きる。
【0025】実施形態例2 本発明の実施形態例2にかかる,引き戸の配設構造につ
いて,図9を用いて説明する。本例は,実施形態例1に
おいて,引き戸を第1引き戸101ないし第3引き戸1
03の他に,第4引き戸104,第5引き戸105の合
計5本を使用した例である。
【0026】そして,上記5本の引き戸1の前框部12
の戸車19が,同一のレール72の上を,一方,上記5
本の引き戸1の後框部13の戸車19が,同一のレール
73の上をそれぞれ走行するよう配設する。即ち,2本
のレール72,73の上を第1引き戸101ないし第5
引き戸105の5本の引き戸1が走行する配設構造であ
る。
【0027】この場合も,実施形態例1と同様に,本来
ならば5本のレールが必要であるところを2本のレール
で足りることとなる。また,上記5本の引き戸1は,そ
の後框部13の戸車19が前框部12の戸車19とは別
のレールを走行する。そのため,第4引き戸104の前
框部12を第5引き戸105の前框部12近くまで開放
することができる。第3,第2,第1の引き戸103,
102,101についても同様に第4,第3,第2引き
戸104,103,102の前框部12近くまで開放す
ることができる。
【0028】それ故,従来は,レールが2本のとき2本
分の開口部しか得られなかったものが,本発明によれば
4本分に近い広い開口部を得ることができる。従って,
本例によれば,5本の引き戸を使用するときも,開口部
を狭めることなくレールの本数を2本とすることができ
る。その他,実施形態例1と同様の効果を得ることがで
きる。
【0029】実施形態例3 本例は,図10,図11に示すごとく,実施形態例1に
示した上記鏡板部11を,2枚の板材により積層一体化
した例を示すものである。なお,実施形態例1の図3に
は,この状態の鏡板部を示してある。即ち,図10に示
すごとく,まず,2枚の板材115と116とを積層
し,接着剤等で接着して鏡板部11とする。そして,こ
の鏡板部11を前框部12の芯材120の鏡板取付用段
部121と後框部13の芯材130の鏡板取付用段部1
31にそれぞれ接着する。
【0030】次に,上記芯材120,130に被覆する
ための上記化粧板2は,前框部12については,図11
に示すごとく,鏡板取付用段部121以外の芯材120
の表面を覆うための長さを有すると共に,芯材120の
各辺の長さに対応した各被覆部21〜24の間に切欠き
部26が設けられている。そして,該切欠き部26にお
いて,上記化粧板2を折り曲げ上記芯材120の鏡板取
付用段部121以外の各辺表面に接着する。なお,上記
後框部13についても同様の方法で,芯材130の表面
を被覆する。
【0031】このようにして,上記鏡板部11が,2枚
の板材115,116により積層一体化された引き戸1
は,上記鏡板部11の強度が向上し,また経時変化によ
る反りも生じにくくなる。従って,本例によれば,強度
が高く,経時変化による反りの生じにくい引き戸を得る
ことができる。その他,実施形態例1と同様の効果を得
ることができる。
【0032】実施形態例4 本例は,図12(A)に示すごとく,実施形態例1にお
ける引き戸1の前框部12及び後框部13の上端部に,
図12(B)に示すごときピポット4を取り付けた例を
示すものである。
【0033】上記ピポット4は,図12(B)に示すご
とく,円板部41,軸芯42と該軸芯42を挿入したケ
ース部43を有する。上記円板部41は,樹脂成形品で
あり上記軸芯42の先端の一方にピン411を用いて,
回動可能に取り付けてある。また,上記軸芯42は,上
記ケース部43の軸穴431に挿入してある。なお,図
12(C)に示すごとく,上記軸穴431の底部432
と軸芯42の底部421との間にはスプリング44を介
在している。上記ケース部43は,引き戸1の前框部1
2及び後框部13の取付穴17にそれぞれ挿入してあ
る。
【0034】一方,図12(A)に示すごとく,鴨居6
に設けられた鴨居溝61には,断面が逆V字状のピポッ
ト用レール611が取り付けられている。そして,図1
2(A)に示すごとく,上記ピポット4の円板部41を
上記ピポット用レール611に遊嵌させることにより,
引き戸1を設置する。その他は,実施形態例1と同様で
ある。
【0035】この場合には,3本以上の引き戸1を使用
する場合,レールの本数のみならず,上記鴨居溝61も
2本ですむこととなる。即ち,実施形態例1の場合に
は,鴨居溝61は使用する引き戸1の本数と同数必要で
あるのに対し,本例によれば,鴨居溝61の本数を少な
くすることができる。
【0036】また,上記円板部41と上記軸芯42,及
び該軸芯42と上記ケース部43とはそれぞれ互いに回
動可能に取り付けられている。そのため,引き戸1の開
閉をスムースに行うことができる。更に,上記軸穴43
1の底部432と軸芯42の底部421との間にはスプ
リング44を介在している。そのため,上記円板部41
は上記軸芯42と共に自由に上下動するため,引き戸1
を鴨居6及び敷居に設置する作業が容易となる。
【0037】従って,本例によれば,鴨居溝61の本数
を少なくすることができると共に,走行安定性に優れ,
設置容易な引き戸1を得ることができる。その他,実施
形態例1と同様の効果を得ることができる。
【発明の効果】本発明によれば,引き戸の本数に対して
走行レールの本数を少なくすることができ,かつ,引き
戸を開放した時広い開口部を得ることができる引き戸の
配設構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,引き戸の斜視図。
【図2】実施形態例1における,図1のA−A線矢視断
面図。
【図3】実施形態例1における,全開にした状態の引き
戸の配設構造の平面図。
【図4】実施形態例1における,戸車の斜視図。
【図5】実施形態例1における,引き戸下部における,
図3のB−B線矢視断面図。
【図6】実施形態例1における,引き戸上部における,
図3のB−B線矢視断面図。
【図7】実施形態例1における,鴨居溝仕切板の作製方
法の説明図。
【図8】実施形態例1における,全閉にした状態の引き
戸の配設構造の平面図。
【図9】実施形態例2における,全閉にした状態の引き
戸の配設構造の平面図。
【図10】実施形態例3における,2枚の板材を積層し
た鏡板部を用いた引き戸の斜視図。
【図11】実施形態例3における,前框部の芯材に化粧
板を被覆する方法の説明図。
【図12】実施形態例4における,(A)引き戸組付け
状態を示す上部断面図,(B)ピポットの斜視図,
(C)(B)のC−C線矢視断面図。
【図13】従来の引き戸の斜視図。
【図14】従来の引き戸を3本使用する場合の使用方法
の説明図。
【図15】従来の引き戸を3本使用する場合,レールの
本数を2本としたときの説明図。
【符号の説明】
1...引き戸, 101...第1引き戸, 102...第2引き戸, 103...第3引き戸, 11...鏡板部, 12...前框部, 13...後框部, 19...戸車, 72,73...レール,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸の鏡板部の前端部に前框部を,後
    端部に後框部を設けてなると共に,各前框部,後框部の
    下端部にはそれぞれ戸車を配設してなる引き戸を用い,
    該引き戸の複数本をレール上を走行するよう配設した引
    き戸の配設構造において,上記前框部は引き戸の表面側
    または裏面側のいずれかのみに設け,一方上記後框部は
    上記前框部とは反対面の引き戸の裏面側または表面側の
    いずれかにのみ設けてなり,かつ,このように構成した
    複数本の引き戸を,各引き戸の前框部の戸車および後框
    部の戸車が,それぞれ同一のレールを走行するよう配設
    してなることを特徴とする引き戸の配設構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記引き戸は3本以
    上であり,上記レールは2本であることを特徴とする引
    き戸の配設構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれか一項におい
    て,上記鏡板部は複数の板材を積層し,一体化してなる
    ことを特徴とする引き戸の配設構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか一項にお
    いて,上記レールは溝状であることを特徴とする引き戸
    の配設構造。
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