JP2001288841A - 鋼製野縁の接続構造 - Google Patents
鋼製野縁の接続構造Info
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Abstract
できて天井の施工作業を効率良く行うことができる鋼製
野縁の接続構造を提供する。 【解決手段】鋼製野縁2A、2Bを直列に接続するに
は、先ず、それら鋼製野縁2A、2Bの端部どうしを互
いに突き合わせて直列に配置する。次いで、鋼製野縁2
A、2Bの突き合わせ部を跨ぐように、ジョイント部材
4を上方から押し込む。この際、一対の側壁挟持部4
a、4bが弾性変形しながら鋼製野縁2A、2Bの側部
を挟持する。そして、ジョイント部材の嵌合片4dを、
鋼製野縁2A、2Bの溝2c内に嵌合させる。そして、
一対の側壁挟持部4a、4bに設けたビス孔(図示せ
ず)を利用して鋼製野縁2A、2Bの内部にビス部材6
を打ち込む。これにより、ジョイント部材4による鋼製
野縁2A、2Bの直列接続が完了する。
Description
構造に関する。
取り付けた鋼製野縁と、この鋼製野縁の上部に直交配置
して水平方向に延在する鋼製野縁受けとを、天井梁から
垂下した木製の吊り木に鋼製野縁受けを連結することで
天井材を吊り上げ支持する構造が知られている。
鋼製野縁受けを使用することで、それらの部材のスパン
が長くても撓まず、十分に吊り木に支持された状態で天
井材が撓んだり、天井材の下面が下がることがない。
部材であれば、釘打ち等の締結手段で野縁どうしを連結
し、簡単に天井の施工を行うことができるが、上述した
ように鋼製野縁を使用すると、鋼製野縁どうしを簡単に
連結することが難しい。
れたものであり、その目的は、鋼製野縁どうしの連結作
業を簡単に行うことができて天井の施工作業を効率良く
行うことができる鋼製野縁の接続構造を提供することに
ある。
に、本発明の請求項1記載の鋼製野縁の接続構造は、部
屋の上部に鋼製野縁を組み、この鋼製野縁の下部に天井
材を取り付けて鋼製天井を鋼製する際に、前記鋼製野縁
どうしを直列に接続する構造であって、横断面コ字状に
形成されて互いに対向する一対の側壁挟持部と、これら
一対の側壁挟持部の間に位置する嵌合片とを備えたジョ
イント部材を使用し、上部に溝を設けた一対の鋼製野縁
を、端部どうしを互いに突き合わせて直列に配置し、こ
れら一対の鋼製野縁の突き合わせ部を跨ぐように、前記
ジョイント部材を上方から押し込んで前記一対の側壁挟
持部で前記一対の鋼製野縁の側部を挟持し、前記溝内に
前記嵌合片を嵌合して装着するとともに、前記ジョイン
ト部材から一対の鋼製野縁の内部にビス部材を打ち込ん
で固定する構造である。
の鋼製野縁の端部を跨ぐように装着すると、一対の側壁
挟持部の挟持力と、溝内に嵌合した嵌合片とで一対の鋼
製野縁のの仮固定が完了し、一対の側壁挟持部から鋼製
野縁にビス部材を打ち込むことで、鋼製野縁の直列接続
が完了する。
字状に折り曲げて互いに対向する弾性変形自在な板状の
前記一対の側壁挟持部を形成するとともに、これら一対
の側壁挟持部の間の板部の一部を切り欠いて、舌片形状
の前記嵌合片を形成してもよい。
イント部材を提供することができる。
に鋼製野縁を組み、この鋼製野縁の下部に天井材を取り
付けて鋼製天井を鋼製する際に、前記鋼製野縁どうしを
T字状に接続する構造であって、上部に溝を設けた一対
の鋼製野縁を、一方の鋼製野縁の側部に、他方の鋼製野
縁の端部を突き合わせてT字状に配置するとともに、前
記一方の鋼製野縁の溝内に嵌合する第1の嵌合片と、前
記他方の鋼製野縁の下面を支持する受け部と、該他方の
鋼製野縁の溝内に係合する第2の嵌合片とを備えたジョ
イント部材で、前記一対の鋼製野縁を接続するようにし
てもよい。
及び第2の係合片がT字状に配置した一対の鋼製野縁の
溝内に嵌合し、受け部で他方の鋼製野縁を下側から受け
るだけで鋼製野縁のT字状の接続が完了する。
字状に折り曲げて板状の前記第1の嵌合片と、板状の前
記受け部と、板状の前記第2の嵌合片とを形成してもよ
い。
イント部材を提供することができる。
の間の溝が上方を向くリップみぞ形鋼により構成しても
よい。
作業が容易となるとともに、軽量化を図りながらスパン
が長くでも撓まない部材となる。
る鋼製野縁の接続構造について説明する。
構造を示すものである。
リップ片2a、2bの間に溝2cを設けたリップみぞ形
鋼が使用されている。
金属板を横断面コ字形状に折り曲げた部材であり、互い
に対向する弾性変形自在な板状の一対の側壁挟持部4
a、4bと、これら一対の側壁挟持部4a、4bの間の
板部4cの一部を切り欠いて形成した舌片形状の嵌合片
4dとを備えた部材である。
するには、先ず、それら鋼製野縁2A、2Bの端部どう
しを互いに突き合わせて直列に配置する。
部を跨ぐように、ジョイント部材4を上方から押し込
む。この際、一対の側壁挟持部4a、4bが弾性変形し
ながら鋼製野縁2A、2Bの側部を挟持する。そして、
ジョイント部材の嵌合片4dを、鋼製野縁2A、2Bの
溝2c内に嵌合させる。
けたビス孔(図示せず)を利用して鋼製野縁2A、2B
の内部にビス部材6を打ち込む。これにより、ジョイン
ト部材4による鋼製野縁2A、2Bの直列接続が完了す
る。
列の接続構造によると、ジョイント部材4を鋼製野縁2
A、2Bの端部を跨ぐように装着すると、一対の側壁挟
持部4a、4bの挟持力と、溝2c内に嵌合した嵌合片
4dとで鋼製野縁2A、2Bの仮固定が完了し、一対の
側壁挟持部4a、4bから鋼製野縁2A、2Bにビス部
材6を打ち込むことで、鋼製野縁2A、2Bの直列接続
が完了する。したがって、鋼製野縁2A、2Bどうしの
接続作業を簡単に行うことができ、天井の施工作業を効
率良く行うことができる。
面コ字形状に折り曲げて一対の側壁挟持部4a、4b
と、嵌合片4dとを形成しているので、軽量で低コスト
の部材を提供することができる。
ぞ形鋼を使用したことで、接続作業が容易となるととも
に、軽量化を図りながらスパンが長くでも撓まない部材
とすることができる。
T字状に接続する構造を示す実施形態である。
対の鋼製野縁2C、2Dを使用しており、上部に溝2c
が設けられている。
方の鋼製野縁2Dの端部を突き合わせてT字状に配置し
ており、これらの部材どうしをジョイント部材10が接
続している。
に、金属板を折り曲げることにより形成した部材であ
り、一方の鋼製野縁2Cの溝2c内に嵌合する第1の嵌
合片10aと、他方の鋼製野縁Dの下面を支持する受け
部10bと、他方の鋼製野縁10bの溝2c内に係合す
る第2の嵌合片10cと、一方の鋼製野縁2Cの上部に
係合する爪部10dとを備えている。
うに、一方の鋼製野縁2Cの上部に爪部10dを引っか
け、第1の係合片10aを溝2c内に嵌合しながら一方
の鋼製野縁2Cに装着する。そして、受け部10bに下
面が当接するように他方の鋼製野縁Dの端部を挿入し、
この他方の鋼製野縁Dの溝2cに第2の嵌合片10cを
嵌合し、他方の鋼製野縁2DをT字状となるように配置
する。
接続構造によると、ジョイント部材10の第1及び第2
の係合片10a、10cが鋼製野縁2C、2Dの溝2c
内に嵌合し、受け部10bで鋼製野縁2Dを下側から受
けるだけで鋼製野縁2C、2DのT字状の接続が完了す
る。したがって、鋼製野縁2C、2Dどうしの接続作業
を簡単に行うことができ、天井の施工作業を効率良く行
うことができる。
り曲げて第1及び第2の係合片10a、10c、受け部
10bを形成しているので、軽量で低コストの部材を提
供することができる。
鋼製野縁どうしの連結作業を簡単に行うことができて天
井の施工作業を効率良く行うことができる鋼製野縁の接
続構造を提供することができる。
である。
形態を示す斜視図である。
の斜視図である。
形態を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 部屋の上部に鋼製野縁を組み、この鋼製
野縁の下部に天井材を取り付けて鋼製天井を構成する際
に、前記鋼製野縁どうしを直列に接続する構造であっ
て、 横断面コ字状に形成されて互いに対向する一対の側壁挟
持部と、これら一対の側壁挟持部の間に位置する嵌合片
とを備えたジョイント部材を使用し、上部に溝を設けた
一対の鋼製野縁を、端部どうしを互いに突き合わせて直
列に配置し、これら一対の鋼製野縁の突き合わせ部を跨
ぐように、前記ジョイント部材を上方から押し込んで前
記一対の側壁挟持部で前記一対の鋼製野縁の側部を挟持
し、前記溝内に前記嵌合片を嵌合して装着するととも
に、前記ジョイント部材から一対の鋼製野縁の内部にビ
ス部材を打ち込んで固定したことを特徴とする鋼製野縁
の接続構造。 - 【請求項2】 前記ジョイント部材は、金属板をコ字状
に折り曲げて互いに対向する弾性変形自在な板状の前記
一対の側壁挟持部を形成するとともに、これら一対の側
壁挟持部の間の板部の一部を切り欠いて、舌片形状の前
記嵌合片を形成したことを特徴とする請求項1記載の鋼
製野縁の接続構造。 - 【請求項3】 部屋の上部に鋼製野縁を組み、この鋼製
野縁の下部に天井材を取り付けて鋼製天井を構成する際
に、前記鋼製野縁どうしをT字状に接続する構造であっ
て、 上部に溝を設けた一対の鋼製野縁を、一方の鋼製野縁の
側部に、他方の鋼製野縁の端部を突き合わせてT字状に
配置するとともに、 前記一方の鋼製野縁の溝内に嵌合する第1の嵌合片と、
前記他方の鋼製野縁の下面を支持する受け部と、該他方
の鋼製野縁の溝内に係合する第2の嵌合片とを備えたジ
ョイント部材で、前記一対の鋼製野縁を接続することを
特徴とする鋼製野縁の接続構造。 - 【請求項4】 前記ジョイント部材は、金属板をコ字状
に折り曲げて板状の前記第1の嵌合片と、板状の前記受
け部と、板状の前記第2の嵌合片とを形成したことを特
徴とする請求項3記載の鋼製野縁の接続構造。 - 【請求項5】 前記一対の鋼製部材を、リップ片の間の
溝が上方を向くリップみぞ形鋼により構成したことを特
徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の鋼製野縁の接
続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107096A JP4267169B2 (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | 鋼製野縁の接続構造および鋼製野縁の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107096A JP4267169B2 (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | 鋼製野縁の接続構造および鋼製野縁の接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001288841A true JP2001288841A (ja) | 2001-10-19 |
JP4267169B2 JP4267169B2 (ja) | 2009-05-27 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000107096A Expired - Fee Related JP4267169B2 (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | 鋼製野縁の接続構造および鋼製野縁の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4267169B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018119283A (ja) * | 2017-01-23 | 2018-08-02 | 三洋工業株式会社 | 吊り天井構造 |
-
2000
- 2000-04-07 JP JP2000107096A patent/JP4267169B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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