JP2001287746A - タック紙付き郵送または宅配用簡易包装ツール - Google Patents

タック紙付き郵送または宅配用簡易包装ツール

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JP2001287746A
JP2001287746A JP2000109762A JP2000109762A JP2001287746A JP 2001287746 A JP2001287746 A JP 2001287746A JP 2000109762 A JP2000109762 A JP 2000109762A JP 2000109762 A JP2000109762 A JP 2000109762A JP 2001287746 A JP2001287746 A JP 2001287746A
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Japan
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opening
release liner
container body
home delivery
packaging tool
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JP2000109762A
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Takamasa Tachibana
孝全 立花
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Tachibana Paper Wear KK
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Tachibana Paper Wear KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発送作業を簡易化、迅速化することができる
封緘用フラップを必要としないタック紙付き郵送または
宅配用簡易包装ツールを提案する。 【解決手段】 容器本体と、剥離ライナー付タック紙3
との組み合せからなり、前記タック紙は片面に粘着剤塗
布層を設けたうえで、前記容器本体の開口部を構成する
対向した端部の一方に強く接着させた接着部と、剥離ラ
イナーで部分的に被覆した非接着部とを有し、発送時に
前記非接着部の剥離ライナーを剥がして粘着剤層を露出
し、かつ前記容器本体の開口部を構成する対向した端部
の他方に貼着して内容物を収容した容器本体の開口部を
封緘する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、郵送または宅配用簡易包
装ツールに関する。詳しく述べると本、雑誌等の書籍
類、あるいはCD−ROMなどの情報ソフト媒体または
ダイレクトメールその他の文書類、もしくは易損品を郵
送または宅配便で配送する際の発送作業の簡易化、迅速
化を達成することができる包装ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本、雑誌、コンパクトデイスクを
郵送する際には、紙、板紙や段ボール、フィルムなどの
素材から成る出荷用ケースや袋の中に、内容物が破損し
ないように収容し、封緘フラップをホッチキス(商標
名)とかステープルとよばれる金具で綴じ合わせたり、
セロハンテープ等でシールして郵送することが一般的で
ある。ダイレクトメールの場合は封筒が通常使用され
る。封筒は上部に俗にベロと呼ばれる封緘フラップがあ
り、これを内側に折り曲げて当該封緘フラップの内側に
塗布されている再湿糊やタック糊により開口部をシール
することが行なわれる。タック糊には予め剥離紙が貼り
付けられている。使用時には剥離紙を剥がし、粘着剤を
露出させて封筒の上部を封緘する。封緘フラップの内側
に糊が塗布されていない封筒を使用するときは、別に用
意したセロハンテープや紙または布粘着テープをフラッ
プの上から貼付してシールした後発送することが一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のケース
や封筒はいずれも郵送または宅配便で発送する際に、封
緘フラップを金具で留めたり、当該フラップ内面に塗布
した再湿糊やタック糊で留めることが必要であった。そ
のために、前者は発送作業現場で金具を打ち込むために
特別な打込み機器が必要であり、後者は予め封緘フラッ
プに再湿糊やタック糊を塗工しておく必要性があり、塗
工よるコストアップのため封筒製造コストが高くつくと
いう難点がある。
【0004】フラップの上に別に用意したセロハンテー
プや紙または布粘着テープを貼付する場合にも、発送作
業現場ではテープを別途用意して、煩雑なテープの位置
決め、保持作業が必要である。その結果テープ止めには
多くの手間とコストがかかるうえ、発送作業を簡易化、
迅速化することができないという問題点があった。その
うえ、ケースや封筒は、本体とは別に封緘のためにフラ
ップを設けて、このフラップに糊を塗布したり、または
フラップの上にテープなど貼りつけるものであって、封
緘用フラップが不可欠であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】ここにおいて本発明者
は、上記課題を解決することを目的として、封緘用フラ
ップを必要としないタック紙付き郵送または宅配用簡易
包装ツールを提案するものである。すなわち本発明者が
提案する請求項1の発明は、ケースまたは袋等の容器本
体と、剥離ライナー付タック紙との組み合せからなり、
前記タック紙は片面に粘着剤塗布層を設けたうえで、予
め前記容器本体の開口部を構成する対向した端部の一方
に強く接着させた接着部と、剥離ライナーで部分的に被
覆した非接着部とを有し、発送時に前記非接着部の剥離
ライナーを剥がして粘着剤層を露出し、かつ前記容器本
体の開口部を構成する対向した端部の他方に貼着して内
容物を収容した容器本体の開口部を封緘することを特徴
とするタック紙付き郵送または宅配用簡易包装ツールで
ある。
【0006】請求項2の発明は、容器本体が展開状態で
ほぼ十の字形に接着した長方形の外装シートと内装シー
トとからなり、前記外装シートの一端部に剥離ライナー
付タック紙が取りつけられている郵送または宅配用簡易
包装ツールである。
【0007】請求項3の発明は容器本体が前記開口部に
封緘フラップを有しない袋または封筒の何れかである郵
送または宅配用簡易包装ツールである。また請求項4の
発明は前記剥離ライナー付タック紙において、接着部と
非接着部との割合は、1対2.5〜5であることを特徴
とする郵送または宅配用簡易包装ツールである。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明するが、本発明は以下図面のものに限定
されるものではない。なおこの実施例では、書籍、CD
等を郵送もしくは宅配する際に使用する包装ツールにつ
いて説明する。
【0009】図1は、本発明の簡易包装ツールの一形態
である薄型ケースを示す斜視図、図2は本実施例のケー
スを分解して各構成要素を示した展開図である。
【0010】図2の(a)において、符号1は、段ボー
ル、板紙等の板材からなる長方形の外装シートである。
この外装シート1は、畳紙のように、長方形をした中央
の底板1aの左右両辺に、細幅の側壁1b,1bと、左
右の端板1c、1cが連接されている。両端板1cは、
中央の底板上で重ね合わせることができる寸法に形成さ
れている。一方、中央底板1aの上下端部寄りには前記
シート1の長手方向と直交する方向に、それぞれホット
メルト接着等手段により内装シート2、2が取付けられ
ている。このように本実施例の包装ツールは、外装シー
ト1と内装シート2,2とが、図2の(a)に示したよ
うに、展開状態で、ほぼ十の字形に接着して形成されて
いる。内装シート2は接着部2aに隣接して側壁2b,
2bが形成され、さらに端板2c,2cが連接されてい
る。
【0011】図2の(b)において、符号3で示すもの
は剥離ライナー付タック紙である。このタック紙3は片
面に粘着剤塗布層4が形成され、後記のように、外装シ
ートの一方の端部に強く接着させる接着部3aと、剥離
ライナー5で部分的に被覆した非接着部3bとを有して
いる。
【0012】図3は本発明で用いる剥離ライナー付タッ
ク紙の平面図である。剥離ライナー5は、長手方向に切
れ目6を入れることにより広狭2つの部分に背割りす
る。狭い方は予めタック紙3より剥離ライナーを剥がし
て粘着剤塗布層4を、この実施例の外装シートの端部の
一方に強固に接着させた接着部3aとなし、広い方は剥
離ライナーで被覆した非接着部3bとしている。接着部
3aと非接着部3bである広狭2部分の割合は、1対
2.5〜5が望ましい。その理由は、狭い方(接着部3
a)は、予めツールの製造段階で剥離ライナーを剥がし
て粘着塗布層4を露出して外装シートの端部の一方に接
着させておくものであり、この接着部3aは、前記シー
トの端部に、容易にはがれないように取付けることがで
きる。広い方(非接着部3b)は、発送時まで剥離ライ
ナーで被覆しておくものであって、荷物を発送するとき
に剥離ライナーを剥がし粘着剤塗布層4を露出して端部
の他方に接着するため、2.5〜5倍の粘着面がないと
配送中にタックシールが剥がれやすくなるからである。
【0013】図4は、同上ツールの発送前の準備状態を
示す斜視図であり同図に示すように、本、雑誌、コンパ
クトデイスクを郵送する際には、その被包装品Gを図示
省略した保護部材により被覆してから中央の底板1a上
に配置する。その上で、内外シート1及び2の各側壁1
b,1b、2b,2bを立ち上げて、内部に被包装品G
を固定し、次いで内装シートの端板2cを中央の底板1
aの上で重ね合わせた後、更に外装シートの左右の端板
1c、1cを重ね合わせる。次ぎにタック紙3より剥離
ライナー5を剥がして粘着剤塗布層4を、基板上前記タ
ックシールにおける非接着部3bから剥離ライナー5を
剥がしてから、その粘着面を一方の端板1cの端部に貼
着して両端板を綴じ合わせると、薄型ケース状をしたツ
ールが形成される。図1は発送直前の状態を示す。
【0014】従来、発送作業現場では、ケース本体又封
筒本体には封緘のためにフラップを設けてステープルと
よばれる金具で綴じ合わせたり、このフラップを糊でシ
ールしたり、粘着テープを別途用意してテープ止めする
かして発送するが、特別な打込み機器や予め封緘フラッ
プに再湿糊やタック糊を塗工しておく必要性があり、テ
ープで止めるには煩雑なテープの位置決め、保持作業が
必要である。その結果、発送作業を簡易化、迅速化する
ことができなかったが、この実施例のものでは上記作業
が省略できる点で作業性が大幅に改善できる。
【0015】(その他の実施例)図5は、上部に1つの
開口部をもつ袋形容器を示した部分斜視図であって、袋
形容器本体10の開口部11に、剥離ライナー付タック
紙3を予め取付けたものである。この事例は前記実施例
と同様に、タック紙3は片面に粘着剤塗布層を設けたう
えで、前記容器本体の開口部を構成する対向した端部の
一方に強く接着させた接着部3aと、剥離ライナー5で
部分的に被覆した非接着部3bとを有し、前記非接着部
の剥離ライナー5を剥がして粘着剤層4を露出し、かつ
前記容器本体の開口部を構成する対向した端部の他方に
貼着して内容物を収容した容器本体の開口部を封緘する
ように構成されている。
【0016】図6(a〜c)は、この発明の実施例であ
る紙またはプラスチックフィルム製封筒12a〜12c
を示したものであり、センターシールタイプ或いはサイ
ドシールタイプの縦型封筒または横型封筒の何れも使用
可能である。この封筒は、前記実施例と同様に剥離ライ
ナー付タック紙3を直接封筒の開口部に取付けたもので
ある。図7は角底袋13の開口部にタック紙3を直接取
付けた事例である。図6、図7の何れの例も、剥離ライ
ナー付タック紙3の構成は前記実施例のものと同様であ
る。本例の場合、従来のような封緘フラップを設けず、
その代わりに容器本体の開口部にタック紙3を直接取付
けたものであるから、フラップの分だけ使用用紙材料が
節約できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は容器本体の開口部
に予め取付けた剥離ライナー付タック紙との組み合せか
らなり、前記タック紙は片面に粘着剤塗布層を設けたう
えで、前記容器本体の開口部を構成する対向した端部の
一方に強く接着させた接着部と、剥離ライナーで部分的
に被覆した非接着部とを有し、発送時に、前記非接着部
の剥離ライナーを剥がして粘着剤層を露出し、かつ前記
容器本体の開口部を構成する対向した端部の他方に貼着
して内容物を収容した容器本体の開口部を封緘するもの
であるから、発送作業現場では従来のように、金具を打
ち込む特別の機器を必要としたり、粘着テープを別途用
意して、煩雑なテープの位置決め、保持作業が不要とな
る。その結果、発送作業を簡易化、迅速化することがで
きる点で優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄型ケースの斜視図である。
【図2】上記ケースを分解して示す展開図である。
【図3】本発明で用いる剥離ライナー付タック紙の平面
図である。
【図4】上記ケースの発送時の状態を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の袋形容器を示す部分斜視図である。
【図6】本発明の封筒形容器を示す説明図である。
【図7】本発明の角底袋容器を示した説明図である。
【符号の説明】 1 外装シート 1a 底板 1b 側壁 1c 端板 2 内装シート 2a 接着部 2b 側壁 2c 端板 3 剥離ライナー付タック紙 3a 接着部 3b 非接着部 4 粘着剤塗布層 5 剥離ライナー 6 切れ目 10 袋形容器 11 開口部 12a〜12c 封筒容器 13 角底袋 G 被包装品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースまたは袋等の容器本体と、剥離ラ
    イナー付タック紙との組み合せからなり、前記タック紙
    は片面に粘着剤塗布層を設けたうえで、予め前記容器本
    体の開口部を構成する対向した端部の一方に強く接着さ
    せた接着部と、剥離ライナーで部分的に被覆した非接着
    部とを有し、発送時に前記非接着部の剥離ライナーを剥
    がして粘着剤層を露出し、かつ前記容器本体の開口部を
    構成する対向した端部の他方に貼着して内容物を収容し
    た容器本体の開口部を封緘することを特徴とする郵送ま
    たは宅配用簡易包装ツール。
  2. 【請求項2】 前記容器本体は、展開状態でほぼ十の字
    形に接着した長方形の外装シートと内装シートとからな
    り、前記外装シートの一端部に剥離ライナー付タック紙
    が取りつけられていることを特徴とする請求項1に記載
    の郵送または宅配用簡易包装ツール。
  3. 【請求項3】 前記容器本体は、前記開口部に封緘フラ
    ップを有しない袋状容器または封筒の何れかである請求
    項1に記載の郵送または宅配用簡易包装ツール。
  4. 【請求項4】 前記剥離ライナー付タック紙において、
    接着部と非接着部との割合は、1対2.5〜5であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の郵送ま
    たは宅配用簡易包装ツール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084339A (ja) * 2010-05-10 2011-04-28 Tokai Kakoshi Kk 宅配用又は郵送用の封筒
US8490329B2 (en) 2002-04-25 2013-07-23 Wanda M. Weder & William F. Straeter Wrapper with decorative extension and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8490329B2 (en) 2002-04-25 2013-07-23 Wanda M. Weder & William F. Straeter Wrapper with decorative extension and method
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