JPH078213U - 段ボール箱組立て用の包装資材 - Google Patents
段ボール箱組立て用の包装資材Info
- Publication number
- JPH078213U JPH078213U JP4314393U JP4314393U JPH078213U JP H078213 U JPH078213 U JP H078213U JP 4314393 U JP4314393 U JP 4314393U JP 4314393 U JP4314393 U JP 4314393U JP H078213 U JPH078213 U JP H078213U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- assembling
- cardboard box
- adhesive
- flaps
- corrugated cardboard
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単なフラップ操作により、ガムテープを使
用することなく、底や蓋を強力に組み立てることができ
る段ボール箱組立て用の包装資材を提供する。 【構成】 身の上下がフラップにより閉じられる段ボー
ル箱の組立て用であって、上下の相対向する各両外フラ
ップを先端部において重なる長さに形成し、重なりが下
となる外フラップの先端部に沿って、外面に剥離紙付き
の両面粘着テープの内面を貼り付けるとともに、その粘
着テープの両端部を内面に折り返して貼り付けたことを
特徴とする。或いは、上記粘着テープに替えて感圧性接
着剤(粘着剤)を使用しても本考案の目的を達成するこ
とができる。
用することなく、底や蓋を強力に組み立てることができ
る段ボール箱組立て用の包装資材を提供する。 【構成】 身の上下がフラップにより閉じられる段ボー
ル箱の組立て用であって、上下の相対向する各両外フラ
ップを先端部において重なる長さに形成し、重なりが下
となる外フラップの先端部に沿って、外面に剥離紙付き
の両面粘着テープの内面を貼り付けるとともに、その粘
着テープの両端部を内面に折り返して貼り付けたことを
特徴とする。或いは、上記粘着テープに替えて感圧性接
着剤(粘着剤)を使用しても本考案の目的を達成するこ
とができる。
Description
【0001】
この考案は、四角筒形の身の上下がフラップにより閉じられる所謂A式の段ボ ール箱の組立てに使用する包装資材に関する。
【0002】
この種の包装資材は、一枚の平坦なシート状態から、箱の身を迅速に組み立て ることができ、しかも、フラップを閉じる簡単な作業で底や蓋を封じることもで きることから、各種物品の輸送に広く使用されている。
【0003】 上下におけるフラップの形態については、それぞれ相対向する一対の内フラッ プと、一対の外フラップとからなり、そのうち、相対向する外フラップが相互に 突き合う長さに形成されている。
【0004】
上記のような従来の包装資材においては、段ボール箱として組み立てる際に、 両外フラップの突合せ箇所に沿って粘着テープ(以下ガムテープと称する)を貼 り付ける必要があり、その貼り付けに手数を要することはもとより、ユーザーに おいてガムテープを用意する必要の面倒さがあり、また、底や蓋の組立て強度に も問題があった。
【0005】 この点に関しては、運搬の取扱い中等において、殊に、両外フラップのうちの 一方に開く力が偏して加わると、ガムテープにそれが剥離する作用として働きや すく、酷い時には不用意に底が抜けるおそれがあった。
【0006】 この考案は、上記のような実情に鑑みて、簡単なフラップ操作により、ガムテ ープを使用することなく、底や蓋を強力に組み立てることができる段ボール箱組 立て用の包装資材を提供することを目的とした。
【0007】
上記の目的を達成するためのこの考案による段ボール箱組立て用の包装資材は 、身の上下がフラップにより閉じられる段ボール箱の組立て用であって、上下の 相対向する各両外フラップを先端部において重なる長さに形成し、重なりが下と なる外フラップの先端部に沿って、外面に剥離紙付きの両面粘着テープの内面を 貼り付けるとともに、その粘着テープの両端部を内面に折り返して貼り付けたこ とを特徴とする。或いは、上記粘着テープに替えて感圧性接着剤(粘着剤)を使 用しても本考案の目的を達成することができる。
【0008】 加えて、相対向する両外フラップのうちの少なくとも一方において、他方と重 なる先端部を圧縮して薄肉部としたり、身と蓋の外フラツプとの少なくとも一方 に、開封用のカットテープを備えたりすることもある。
【0009】
段ボール箱組立て用の包装資材を上記のように構成したから、これを使用する ときには、まず、身を組み立ててから底や蓋を組み立てる際に、両面粘着テープ の外面から剥離紙を剥がして、次いで従来と同様の作業でフラップ操作を行うが 、下の外フラップが、粘着テープを介して内フラップと上の外フラップと結合す るので、強力に底や蓋が組み立てられる。感圧性接着剤を使用した場合も同様で ある。この感圧性接着剤とは、いわゆる粘着剤のことであるが、ゴム系(NR, SBR,IR,SIS,IIR,再生ゴム)、アクリル系、シリコーン系などを 使用することができ、好ましくは固形糊型が使用しやすい。
【0010】 両外フラップの結合については、先端部における重なりの間に粘着テープが挾 まれる面結合であるから、一方の外フラップに開く力が偏して加わっても、粘着 テープが剥離しがたい。感圧性接着剤も同様である。
【0011】
【実施例】 次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、粘着テープに替え て感圧性接着剤を使用した場合も、構造及び作用・効果はほゞ同様なので、以下 、説明の都合上、感圧性接着剤の場合については省略する。
【0012】 段ボール箱組立て用の包装資材Sは、内面を上にして展開した図2に示すもの であって、横長のほゞ矩形においてプレス成形される。身1の部分として、幅広 い前後両面壁3,3と、幅狭い左右両側壁5,5とが連設され、一端に糊代7が 突設されるから、従来のものと同様に、糊代7を針等で止めることにより、A式 の段ボール箱Sとして身1が組み立てられ、フラップにより上下両端が封じられ る。
【0013】 フラップの形態については、身1の上下両端にそれぞれ相対向する両内フラッ プ9,9と両外フラップ11a,11bとが同じ長さに突設される。このことも 従来のものと同様であるが、両外フラップ11a,11bが先端部で重なり合う ように従来よりも長く形成される。
【0014】 各フラップが同一突出長において、身1が矩形であることから、図示の場合( 図1参照)、両内フラップ9,9の間に空間13が生じているが、両外フラップ 11a,11bの重なり形態から、身1が矩形である場合でも、両内フラップ9 ,9が突き合う封止状態となることがある。そして、このようにすると、身1の 上下を安定して封止できる。
【0015】 各外フラップ11a,11bは、重なり合う先端部を圧縮成形することにより 薄肉部15a,15bとして形成される。そして、重なりが下となる外フラップ 11aでは、内フラップ9と接着されやすくその薄肉部15aが上(外側)で圧 縮され、逆に、下となる外フラップ11bでは、その薄肉部15aと対面して下 で圧縮される。この両薄肉部15a,15bの重なりにより、両外フラップ11 a,11bが平坦に閉じられるから、段ボール箱Cの積重ねが安定化する。
【0016】 重なりが下となる外フラップ11aには、薄肉部15aに沿って、外側に両面 粘着テープ17が接着され、その両端部17a,17aを折り返して内側にも接 着される。粘着テープ17には、剥離紙19が付着されているので(図3)、閉 じるときには、予めその剥離紙19を剥離する。
【0017】 身1の底および蓋を封じる際に、両内フラップ9,9を閉じてから、まず、両 面粘着テープ17付きの外フラップ11aを最初に閉じると(図4および図5参 照)、外フラップ11aが両面粘着テープ17の両端部17a,17aで内フラ ップ9,9にそれぞれ接着する。次に、他方の外フラップ11bを閉じると、こ れとも接着する。
【0018】 身1には、胴回りの全長に二条のミシン目の切込みを入れることにより、カッ トテープ21が形成されている。そこで、カットテープ21を切って身1を上下 に分離することにより開封することもできる。また、蓋の外フラップ11a,1 1bの基端部に沿ってカットテープを形成しても良い。
【0019】
身の上下両端を閉じたときには、相対向する両外フラップが重なる状態におい て粘着テープを介して面結合し、両外フラップが強力に一体化するとともに、粘 着テープの折り返した両端部により内フラップとも結合するので、底や蓋を強力 に安定して組み立てることができ、また、作業性も良好である。
【0020】 作業性については、両外フラップを止めるために、ガムテープを用意したり、 それを貼り付けたりする必要がなく、フラップを単に閉じるという作業により、 粘着テープによる結合をなし得るために、作業の段取りが良くなり、迅速に包装 作業をなすことができる。
【0021】 一方の外フラップの先端部には、両面に粘着テープが接着してあるが、それが 折返しによるので、接着強度が大きく、この点でも底や蓋の組立て強度が大きく なり、また、外フラップに粘着テープを貼る接着作業をなしやすい。上記粘着テ ープに替えて感圧性接着剤(粘着剤)を使用しても、同様の作用・効果を得るこ とができる。
【0022】 両外フラップのうちの少なくとも一方において、他方と重なる先端部を圧縮し て薄肉部としたときには(請求項2)、箱の安定した積重ねをなし得るように、 底や蓋を平坦に組み立てることができる。
【0023】 身と蓋の外フラップとの少なくとも一方に、開封用のカットテープを備えたと きには、粘着テープによる蓋の組立てが強力であっても、容易に開封できる。
【図1】蓋の未閉の状態で示す段ボール箱の一部切欠し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図2】同段ボール箱組立て用の包装資材の平面図であ
る。
る。
【図3】図1のA−A線矢視の拡大断面の説明図であ
る。
る。
【図4】底および蓋の封止状態で示す同段ボールの一部
切欠した斜視図である。
切欠した斜視図である。
【図5】図4のB−B線矢視の拡大断面の説明図であ
る。
る。
C 段ボール箱 S 段ボール箱組立て用の包装資材 1 身 9 内フラップ 11a,11b 外フラップ 15a,15b 薄肉部 17 粘着テープ 17a 粘着テープの両端部 19 剥離紙
Claims (7)
- 【請求項1】 身の上下がフラップにより閉じられる段
ボール箱の組立て用であって、上下の相対向する各両外
フラップを先端部において重なる長さに形成し、重なり
が下となる外フラップの先端部に沿って、内フラップ外
面と、重なりが上となる外フラップの先端部裏面とに粘
着する粘着部を設けたことを特徴とする段ボール箱組立
て用の包装資材。 - 【請求項2】 粘着部が、外面に剥離紙付きの両面粘着
テープの内面を貼り付けてなることを特徴とする請求項
1記載の段ボール箱組立て用の包装資材。 - 【請求項3】 粘着部が、外面に剥離紙付きの両面粘着
テープの内面を重なりが下となる外フラップの先端部外
面に沿って貼り付けるとともに、その粘着テープの両端
部を重なりが下となる外フラップの先端部裏面側に折り
返して貼り付けてなることを特徴とする請求項1または
2記載の段ボール箱組立て用の包装資材。 - 【請求項4】 身の上下がフラップにより閉じられる段
ボール箱の組立て用であって、上下の相対向する各両外
フラップの各先端部の相重なり面部及び下外フラップの
先端部と内フラップ外面の相重なり面部において、粘着
部が、感圧性接着剤(粘着剤)の塗布にて構成されてい
ることを特徴とする段ボール箱組立て用の包装資材。 - 【請求項5】 粘着部が、外面に剥離紙付きの感圧性接
着剤(粘着剤)層にて構成されていることを特徴とする
請求項4記載の段ボール箱組立て用の包装資材。 - 【請求項6】 相対向する両外フラップのうちの少なく
とも一方において、他方と重なる先端部を圧縮して薄肉
部としたことを特徴とする請求項1ないし5記載の段ボ
ール箱組立て用の包装資材。 - 【請求項7】 身と蓋の外フラップとの少なくとも一方
に、開封用のカットテープを備えたことを特徴とする請
求項1ないし6記載の段ボール箱組立て用の包装資材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4314393U JPH078213U (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 段ボール箱組立て用の包装資材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4314393U JPH078213U (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 段ボール箱組立て用の包装資材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078213U true JPH078213U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12655619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4314393U Pending JPH078213U (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 段ボール箱組立て用の包装資材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078213U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068393A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Suntory Holdings Ltd | バッグインボックス |
JP2017039508A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 帝國製薬株式会社 | 収納容器 |
JP2022025921A (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-10 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP4314393U patent/JPH078213U/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068393A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Suntory Holdings Ltd | バッグインボックス |
JP2017039508A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 帝國製薬株式会社 | 収納容器 |
WO2017029879A1 (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 帝國製薬株式会社 | 収納容器 |
CN107922082A (zh) * | 2015-08-19 | 2018-04-17 | 帝国制药株式会社 | 收纳容器 |
TWI675784B (zh) * | 2015-08-19 | 2019-11-01 | 日商帝國製藥股份有限公司 | 收納容器 |
CN107922082B (zh) * | 2015-08-19 | 2022-08-12 | 帝国制药株式会社 | 收纳容器 |
JP2022025921A (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-10 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
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