JP2001287586A - 産業車両 - Google Patents

産業車両

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JP2001287586A
JP2001287586A JP2000104251A JP2000104251A JP2001287586A JP 2001287586 A JP2001287586 A JP 2001287586A JP 2000104251 A JP2000104251 A JP 2000104251A JP 2000104251 A JP2000104251 A JP 2000104251A JP 2001287586 A JP2001287586 A JP 2001287586A
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JP
Japan
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vehicle body
vehicle
wheel devices
wheel
axles
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Withdrawn
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JP2000104251A
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English (en)
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Katsuaki Nasukawa
勝章 名須川
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TCM Corp
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TCM Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動の周期性を抑えた産業車両を提供する。 【解決手段】 車体2に運転部3と荷台5を設け、車体
2の下部側で前後の複数箇所に車輪装置10,20を設
けた。車輪装置10,20は、少なくとも中間の車輪装
置10,20群の車軸間のピッチL1,L4,L3,L5
2を不統一L1>L2>L3>L4>L5>L6≒L7として
配設した。車両が凹凸の路面上を走行する際に、車輪装
置10,20群の相互の車軸間ピッチが不統一であるこ
とで、振動の周期性を抑えることができて、運転者の不
快感を解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば大型の走
行台車など前後複数箇所に車輪装置を有する産業車両に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の産業車両としては、たと
えば図4に示される構成が提供されている。すなわち、
車体31の前後両端部分にそれぞれ運転部32,33が
設けられるとともに、両運転部32,33の上方もカバ
ーする状態で、車体31の上部には荷台34が設けられ
ている。そして車体31の下部側で前後の複数箇所には
車輪装置35,36が設けられ、ここで、中央部分の二
箇所の車輪装置35は非旋回式とされ、また残りの車輪
装置36は旋回式とされている。各車輪装置35,36
は、シリンダー装置の作動などによって、車体31に対
して車輪を昇降動させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、各車輪装置35,36が、その車軸間のピッチL
を同等状として配設されていることから、凹凸の路面上
を走行する際に車体31に周期的に振動が伝わることに
なり、以て運転者に不快感を与えることになる。
【0004】そこで本発明の請求項1記載の発明は、振
動の周期性を抑え得る産業車両を提供することを目的と
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の産業車両は、車体に運
転部と荷台とが設けられるとともに、車体の下部側で前
後の複数箇所に車輪装置が設けられ、これら車輪装置
は、少なくとも中間の車輪装置群の車軸間のピッチが不
統一として配設されていることを特徴としたものであ
る。
【0006】したがって請求項1の発明によると、車両
が凹凸の路面上を走行する際に、車輪装置群の相互の車
軸間ピッチが不統一とされていることで、振動の周期性
を抑え得る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
前後運転部形式の走行台車に採用した状態として、図1
〜図3に基づいて説明する。
【0008】産業車両の一例である走行台車1は、その
車体2の前端部分に運転部3が設けられるとともに、後
端部分に後進用運転部4が設けられている。そして後進
用運転部4の上方もカバーする状態で、車体2の上部に
は荷台5が設けられている。前記車体2の下部側で前後
の複数箇所(実施の形態では前後8箇所)には車輪装置
が設けられ、ここで車輪装置は、中央部分の2箇所が非
旋回式車輪装置10に構成され、前後でそれぞれ3箇所
が旋回式車輪装置20に構成されている。
【0009】そして各車輪装置10,20の車輪11,
21は、リンク機構25の遊端側に車軸12,22を介
して取付けられるとともに、前記リンク機構25やシリ
ンダー装置26などを介して、車体2に対して昇降自在
に構成されている。なお、旋回式車輪装置20の旋回軸
心23は、前記車軸22に交差するように構成されてい
る。
【0010】前記非旋回式車輪装置10に回転駆動力を
付与するために、前記車体2における前部側の下部には
トルクコンバータ13とトランスミッション14とが設
けられている。そして運転部3側からのプロペラシャフ
ト15がトルクコンバータ13に連動されるとともに、
トランスミッション14からのプロペラシャフト16
が、非旋回式車輪装置10のアクスル装置17に連動さ
れている。
【0011】前記車輪装置10,20群は、少なくとも
中間の車輪装置10,20群の車軸12,22間のピッ
チが不統一として配設されている。ここでは車軸間ピッ
チが、運転部3から後進用運転部4へと順にL6,L1
4,L3,L5,L2,L7で示され、その際に相互の車
軸間ピッチは、L1>L2>L3>L4>L5>L6≒L7
して不統一に配設されている。
【0012】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。走行台車1は、運転部3に乗り込んでの運
転により前進走行され、また後進用運転部4に乗り込ん
での運転により後進走行される。その際に、旋回式車輪
装置20を旋回駆動装置(図示せず。)により旋回軸心
23の周りに正逆に旋回させることで、走行台車1を左
旋回や右旋回し得る。このような旋回を含む前後走行に
おいて、非旋回式車輪装置10では、エンジンの回転
が、プロペラシャフト15、トルクコンバータ13、ト
ランスミッション14、プロペラシャフト16を介して
アクスル装置17に伝達されることで、正逆に強制駆動
されている。
【0013】そして、各車輪装置10,20のシリンダ
ー装置26を収縮動させ、リンク機構25などを介して
車輪11,21を上昇させることで、図1、図3に示す
ように、荷台5側を下降位置にし得る。この状態で、被
運搬物を載置してなる(または空の)門型状の支持枠
(支持台)28内で走行台車1を後進走行させること
で、図3の仮想線に示すように、荷台5を支持枠28の
下方に位置させる。次いで、上述とは逆に、各車輪装置
10,20のシリンダー装置26を伸展動させ、リンク
機構25などを介して車輪11,21を下降させること
で、荷台5側を上昇させて支持枠28を持ち上げ得、以
て被運搬物の運搬を行える。
【0014】このような走行台車1が凹凸の路面上を走
行する際に、前記車輪装置10,20群の相互の車軸間
ピッチがL1>L2>L3>L4>L5>L6≒L7として不
統一に配設されていることで、振動の周期性を抑え得、
以て運転者に不快感を解消し得る。
【0015】上記した実施の形態では、前端部分の車軸
間ピッチL6と後端部分の車軸間ピッチL7とがL6≒L7
とされているが、これはL6>L7やL6<L7として、全
ての車軸間のピッチが不統一として配設されたものであ
ってもよい。
【0016】上記した実施の形態では、前後の複数箇所
に非旋回式車輪装置10と旋回式車輪装置20が振分け
て配設されているが、これら非旋回式車輪装置10や旋
回式車輪装置20の配列や個数などは任意であり、また
全てが非旋回式車輪装置10または旋回式車輪装置20
であってもよい。
【0017】上記した実施の形態では、車体2の後端部
分に後進用運転部4が設けられているが、これは後進用
運転部4が省略された形式であってもよい。上記した実
施の形態では、後進用運転部4の上方をカバーする状態
で、車体2の上部に荷台5が設けられているが、これは
後進用運転部4の上方には荷台5の部分が位置しない形
式であってもよい。また、運転部3と後進用運転部4と
の両方の上方を荷台5がカバーする形式であってもよ
い。
【0018】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、車
両が凹凸の路面上を走行する際に、少なくとも中間の車
輪装置群の相互の車軸間のピッチが不統一とされている
ことで、振動の周期性を抑えることができ、以て運転者
の不快感を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、産業車両の
側面図である。
【図2】同産業車両の平面図である。
【図3】同産業車両の背面図である。
【図4】従来例を示し、産業車両の側面図である。
【符号の説明】
1 走行台車(産業車両) 2 車体 3 運転部 4 後進用運転部 5 荷台 10 非旋回式車輪装置 11 車輪 12 車軸 20 旋回式車輪装置 21 車輪 22 車軸 23 旋回軸心 26 シリンダー装置 L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7 車軸間ピッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に運転部と荷台とが設けられるとと
    もに、車体の下部側で前後の複数箇所に車輪装置が設け
    られ、これら車輪装置は、少なくとも中間の車輪装置群
    の車軸間のピッチが不統一として配設されていることを
    特徴とする産業車両。
JP2000104251A 2000-04-06 2000-04-06 産業車両 Withdrawn JP2001287586A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703