JP2001287416A - プリンタの記録用紙搬送サポート - Google Patents
プリンタの記録用紙搬送サポートInfo
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Abstract
扱いも容易なプリンタの記録用紙搬送サポートを提供す
ること。 【解決手段】 記録用紙101の後端部と記録用紙搬送
サポート本体2との間の段差をなくすための隆起部3を
記録用紙搬送サポート本体2と一体に形成し、記録用紙
搬送サポート1の製造および加工工程を簡略化して製造
コストを軽減化する。また、記録用紙101を位置決め
保持するための装着孔のうち、移動方向後方側の装着孔
4cの幅を記録用紙101に匹敵する幅とし、同時に、
搬送方向に或る程度の長さを持たせることにより、ピン
チローラ106の押圧力で記録用紙101の後端部を装
着孔4cの内部に退避させる構造とする。これにより、
薄い隆起部3で記録用紙101の段差を解消できるよう
にし、強い絞り加工を不要として記録用紙搬送サポート
1の耐久性を向上させる。
Description
用いた印刷作業で利用されるプリンタの記録用紙搬送サ
ポートの改良に関する。
録用紙搬送方向上流側に配備された紙送りローラによっ
て記録用紙に送りを掛けながら印刷作業を行うように構
成されたプリンタの構造を簡略化して示した概念図であ
る。
に設けられた用紙搬送路であり、記録用紙101に送り
を掛けるための紙送りローラ102は、プリンタの印刷
部を構成する印刷ヘッド103の位置を基準として記録
用紙搬送方向の上流側、つまり、図6中で右側に設けら
れている。
図6(a)に示されるようなローラ回転用歯車104が
スプライン状の凹凸嵌合等によって回転不能な状態で一
体的に固着され、このローラ回転用歯車104に噛合す
る駆動用歯車105を図示しない搬送モータによって回
転駆動することにより、紙送りローラ102を図5およ
び図6(a)における反時計方向に回転させて、記録用
紙101に図5において右から左に向かう方向の送りを
掛けるようになっている。
ローラ102に対向して設けられたピンチローラであ
る。ピンチローラ106は、図示しないステーによって
回転自在に保持されると共に、このステーに接続された
スプリング等の蓄勢手段により、紙送りローラ102に
圧接する方向に付勢されている。印刷動作中において
は、紙送りローラ102とピンチローラ106との間で
記録用紙101を挾持することで、紙送りローラ102
と記録用紙101との間の滑りを防止する。
極的に反時計方向に回転させて記録用紙101に送りを
掛けているときのローラ回転用歯車104と駆動用歯車
105の状態について示している。この状態で、駆動用
歯車105は搬送モータによって時計方向に回転駆動さ
れ、また、ローラ回転用歯車104は、駆動用歯車10
5の回転に従動して反時計方向に回転する。従って、駆
動用歯車105のモジュールとローラ回転用歯車104
のモジュールとの間のバックラッシは、図6(b)に細
部を示すように、ローラ回転用歯車104の反時計方向
の回転を許容する方向に振り分けられることになる。
用紙101を搬送していると、送り動作の最終段階、つ
まり、図5に示されるように、記録用紙101の後端部
が紙送りローラ102とピンチローラ106との間を正
に通過せんとするときに、各ローラ102,106間の
接触面の左側に形成される楔状の空間Sに位置する記録
用紙101の端部が、紙送りローラ102に圧接する方
向に付勢されたピンチローラ106の挾圧力によって搬
送方向下流側に向けて過剰に送り出されるといった現象
が生じる。
のモジュールとローラ回転用歯車104のモジュールと
の間にローラ回転用歯車104の反時計方向の回転を許
容する方向のバックラッシが形成されていて、図6
(c)および図6(d)に示されるように、このバック
ラッシに相当する分だけローラ回転用歯車104の自由
な回転が許容されるためである。
紙101が過剰に送られるため、記録用紙101の搬送
方向下流側のRの部分に、送りが不連続となって印刷が
不可能となる白線状のギャップが生じてしまうといった
問題があった。
題を解決するため、図7に示されるような記録用紙搬送
サポート107が既に提案されている。
ト状の記録用紙搬送サポート本体108と、この記録用
紙搬送サポート本体108上に接着等の手段で固着され
た別部材からなる記録用紙ストッパ109とによって構
成される。
の移動方向後方側に記録用紙ストッパ109を固着する
ことによって記録用紙101の後端部の段差をなくし、
紙送りローラ102とピンチローラ106との間に作用
する挾圧力で記録用紙101が搬送方向に弾き出される
のを防止して記録用紙101の送りを安定化すること
で、白線状のギャップの発生を解消しようとするもので
ある。
送サポート本体108と記録用紙ストッパ109とが別
部材によって構成されているため、その製造コストの軽
減化が難しいといった欠点があった。
場合、記録用紙搬送サポート本体108と分離した状態
で記録用紙搬送サポート本体108と共にプリンタ毎あ
るいは記録用紙一締め毎に同梱されるが、記録用紙搬送
サポート本体108と記録用紙ストッパ109との接着
作業はユーザーが行う必要があり、組み立て作業が煩わ
しいといった問題もある。
の欠点を解消し、製造コストが安く、また、ユーザー側
の取り扱いも容易なプリンタの記録用紙搬送サポートを
提供することにある。
持し、プリンタの印刷部を基準として記録用紙搬送方向
上流側に配備された紙送りローラにより挾持されて記録
用紙搬送方向の送りを掛けられるプリンタの記録用紙搬
送サポートであり、前記目的を達成するため、特に、シ
ート材から成る記録用紙搬送サポート本体に前記記録用
紙を位置決め保持するための装着孔を設けると共に、前
記記録用紙搬送サポート本体の移動方向後方側には、前
記記録用紙と重合する領域と隣接して、少なくとも、使
用対象となる最も厚い記録用紙の厚みに匹敵する高さを
有する隆起部を一体に形成してあることを特徴とした構
成を有する。つまり、記録用紙の後端部の段差をなくす
ための隆起部を記録用紙搬送サポート本体と一体に形成
することにより製造および加工工程を簡略化して記録用
紙搬送サポートの製造コストを軽減化し、同時に、実質
的な組み立て工程をなくすことにより、ユーザー側での
取り扱いを容易にしようとするものである。
において、プリンタの印刷部と紙送りローラとの間の離
間距離に匹敵するだけの長さに形成することが望まし
い。このような構成によれば、記録用紙の後端部がプリ
ンタの印刷部を完全に抜ける前に記録用紙に過剰な送り
が掛けられるのが確実に防止されるので、印刷不能のギ
ャップの発生は完全に解消され、記録用紙の全ての領域
を適切な印刷面として利用することができるようにな
り、また、記録用紙に無駄なマージンを設定する必要も
なくなる。
用紙に匹敵する幅をもって形成することが望ましい。こ
れにより、ピンチローラの外周に弾性部材の滑り止め等
が取り付けられているような場合、または、ピンチロー
ラの軸方向の剛性が低いような場合であっても、記録用
紙の過剰な送りによる印刷不能ギャップの発生を確実に
防止できるようになる。これは、ピンチローラの全ての
面が隆起部によって支えられ、その一部が弾性変形して
隆起部から食み出して記録用紙を弾き出すといった現象
が防止されるためである。
沿って延びる突条を記録用紙搬送サポート本体の幅方向
に複数併設することによって形成してもよい。このよう
に、複数の突条で隆起部を形成することによって隆起部
の剛性を高めることができるので、記録用紙搬送サポー
ト全体の耐久性の向上に役立つ。
ト本体に対する絞り加工によって形成することが可能で
ある。ここで言う絞り加工とは、紙素材や合成樹脂等の
シート材から成る記録用紙搬送サポート本体に対するパ
ンチ&ダイ加工、および、合成樹脂等のシート材から成
る記録用紙搬送サポート本体に対するヒートプレスやバ
キューム成形等である。特に、パンチ&ダイ加工を適用
した場合には、記録用紙を位置決め保持するための装着
孔の穿設作業も同時に行うことができるので加工効率が
よい。
合する位置に設けるようにする。このうち、記録用紙搬
送サポート本体の移動方向後方側の装着孔は、使用対象
となる記録用紙に匹敵する幅を有し、かつ、記録用紙搬
送方向に所定の長さを備えた構造とすることが望まし
い。このような構成によれば、送り動作の後半でピンチ
ローラによって挾圧される記録用紙の後方側の部分が湾
曲して記録用紙搬送サポートの面内に退避することが可
能となる。この結果、隆起部の厚みを薄くしても記録用
紙の後端部の段差を解消することができるようになる。
従って、隆起部を形成するために強い絞り加工を行う必
要がなくなり、記録用紙搬送サポート全体の耐久性の向
上、および、記録用紙搬送サポートの薄型化に有益であ
る。
施形態の幾つかについて詳細に説明する。図1(a)は
本発明を適用した一実施形態の記録用紙搬送サポート1
について示した斜視図、また、図1(b)は記録用紙搬
送サポート1に対する記録用紙101の取り付け方法に
ついて示した説明図である。
図1(a)に示される通り、シート材から成る記録用紙
搬送サポート本体2と、この記録用紙搬送サポート本体
2上に穿設された装着孔4a,4b、および、記録用紙
搬送サポート本体2と一体に形成された隆起部3によっ
て構成される。この隆起部3は従来の記録用紙ストッパ
109(図7参照)に代わるものである。
記録用紙101と重合する領域T(二点鎖線参照)と隣
接して、記録用紙搬送サポート本体2の移動方向後方側
に、記録用紙搬送サポート本体2と一体に形成される。
て延びる突条3aを記録用紙搬送サポート本体2の幅方
向に複数併設して構成され、隆起部3全体としての幅X
は、使用対象となる記録用紙101の全幅に概ね匹敵
し、また、隆起部3の全長Y′は、図3(a)に示され
るようなプリンタの印刷ヘッド103(印刷部)と紙送
りローラ102との間の離間距離Yと同等、或いは、そ
れよりも多少は長めに設定されている。
い記録用紙101の厚みよりも僅かに厚めとされてお
り、結果的に、隆起部3を含む記録用紙搬送サポート1
の全体的な厚みは、使用対象となる最も厚い記録用紙1
01の厚み+記録用紙搬送サポート本体2の厚み+α
(微小値)となる。
形状としては、矩形,台形,上に凸の半円弧形状等が適
用可能である。
合成樹脂等のシート材によって構成する場合には、記録
用紙搬送サポート本体2に対するパンチ&ダイ加工等の
絞り加工によって隆起部3を一体成形することが可能で
あり、また、記録用紙搬送サポート本体2を合成樹脂等
のシート材によって構成する場合には、ヒートプレスや
バキューム成形等の絞り加工によって隆起部3を一体成
形することが可能である。
着孔4a,4bに相当するコアを備えた金型を利用した
射出成形等によって合成樹脂製の記録用紙搬送サポート
本体2と隆起部3を一体成形することも可能である。ま
た、パンチ&ダイ加工の絞り加工によって隆起部3を一
体成形する場合には、この作業と併せて装着孔4a,4
b部分の打ち抜き加工も実施する。
本体2に記録用紙101を位置決め保持するためのもの
であり、図1(a)に示されるように、記録用紙101
と重合する領域Tの四隅に設けられている。
状態で湾曲させ、図1(b)に示されるようにして記録
用紙101の四隅を装着孔4a,4bに突入させること
により、記録用紙101を記録用紙搬送サポート1に容
易に位置決めして取り付けることができる。
紙搬送サポート1の状態を図2(a)に、また、図2
(a)の矢視A−Aに相当する断面形状を図2(b)に
示す。
て厚手の記録用紙101に対して印刷作業を行う場合の
用紙のセット例を示した概念図である。プリンタ自体の
構造に関しては、従来の技術の項で図5および図6を参
照して説明したものと同様であるので、ここでは説明を
省略する。
記録用紙搬送サポート1を図3(a)に示されるように
してプリンタの用紙搬送路100上に載置し、紙送りロ
ーラ102とピンチローラ106との間に差し込む。記
録用紙搬送サポート1と記録用紙101を重合した部分
の厚みは相当なものとなるが、ピンチローラ106は蓄
勢手段の付勢力に抗して紙送りローラ102から離間す
ることが可能であるので、記録用紙搬送サポート1と記
録用紙101の重合体を容易に受け入れることができ
る。
るようなローラ回転用歯車104と駆動用歯車105を
介して図示しない搬送モータにより図3(a)中で反時
計方向に回転駆動される。また、回転自在なピンチロー
ラ106はスプリング等の蓄勢手段の力を利用して記録
用紙搬送サポート1と記録用紙101の重合体を紙送り
ローラ102に向けて押し付け、記録用紙搬送サポート
1と紙送りローラ102との間の不用意な滑りを防止す
る。
用紙101には用紙搬送方向、つまり、図3(a)にお
いて右から左に向かう方向の送りが掛けられる。
記録用紙搬送サポート1の下面との間に生じる摩擦抵抗
等に起因して記録用紙搬送サポート1の送りを妨げる方
向の負荷が作用するので、結果的に、駆動用歯車105
のモジュールとローラ回転用歯車104のモジュールと
の間には、図6(b)に示されるように、ローラ回転用
歯車104の反時計方向の回転を許容する方向のバック
ラッシが発生することになる。
105のモジュールとローラ回転用歯車104のモジュ
ールとの間のバックラッシがそのままの状態に保持さ
れ、記録用紙搬送サポート1と記録用紙101には、用
紙搬送方向に向かう安定的な送りが掛けられることにな
る。
紙送りローラ102とピンチローラ106との間を通過
する瞬間の状態を示した概念図である。本実施形態の記
録用紙搬送サポート1においては、記録用紙101の載
置領域Tと隣接する記録用紙搬送サポート本体2の移動
方向後方側に記録用紙101と略同等の厚みを有する隆
起部3が設けられており、この隆起部3がピンチローラ
106の押圧力を支え、記録用紙101の後端部がピン
チローラ106によって強力に押圧されることを回避し
ているので、記録用紙101の後端部が紙送りローラ1
02とピンチローラ106との間を通過する際にも、ピ
ンチローラ106が記録用紙101を搬送方向下流側に
向けて過剰に送り出す力は作用しない。
ローラ102とピンチローラ106との間を通過する際
にも、駆動用歯車105のモジュールとローラ回転用歯
車104のモジュールとの間には図6(b)に示される
ようなバックラッシの状態がそのまま保持され、このバ
ックラッシを保持した状態で、記録用紙搬送サポート1
と記録用紙101が用紙搬送方向に向けて安定的に送ら
れ続けることになる。従って、記録用紙101上に印刷
が不可能となる白線状のギャップが生じるといった問題
は完全に解消され、記録用紙101の上面の全てを適切
な印刷領域として利用することが可能となる。
1の隆起部3の後端部が紙送りローラ102とピンチロ
ーラ106との間を通過する際に、各ローラ102,1
06間の接触面の左側に形成される楔状の空間に位置す
る隆起部3の端部がピンチローラ106の挾圧力によっ
て搬送方向下流側に向けて弾き出され、前述した送りの
抵抗が無くなって駆動用歯車105のモジュールとロー
ラ回転用歯車104のモジュールとの間のバックラッシ
が瞬時に解消されるといった現象が生じる。
(a)に示されるようなプリンタの印刷ヘッド103と
紙送りローラ102との間の離間距離Yと同等、或い
は、それよりも長めに設定されているので、このような
送り速度の変動が発生するときには、既に、記録用紙1
01の後端部が印刷ヘッド103の位置を通過してしま
っており、この送り状態の変動によって実質的な障害が
発生することは全くない。
形態について示した斜視図であり、前述した実施形態と
比較すると、記録用紙搬送サポート本体2上に設けられ
た装着孔の形状の一部が相違する。
サポート本体2の移動方向後方側に設けられた装着孔4
cが使用対象となる記録用紙101に匹敵する幅を有
し、かつ、用紙搬送方向における装着孔4cの長さは、
例えば、数センチメートル程度の長さに調整されてい
る。
の記録用紙101を取り付けて印刷作業を行った場合の
作用効果については、前記した実施形態の場合と概ね同
様である。
用した場合、送り動作の後半でピンチローラ106によ
って挾持される記録用紙101の移動方向後方側の部分
が湾曲して記録用紙搬送サポート本体2の面内に退避す
ることが可能となるので、前述した実施形態と比べ、隆
起部3の厚みを相対的に薄くすることができるといった
メリットがある。
送サポート本体2の厚みを含め、全体として、使用対象
となる最も厚い記録用紙101の厚みよりも僅かに厚
め、つまり、使用対象となる最も厚い記録用紙101の
厚み+α(微小値)でこと足りる。従って、隆起部3を
形成するために強い絞り加工を行う必要もなくなり、記
録用紙搬送サポート1の薄型化に加え、記録用紙搬送サ
ポート1の耐久性の向上にも有益である。
ポートは、記録用紙の後端部と記録用紙搬送サポート本
体との間の段差をなくすための隆起部を絞り加工等によ
って記録用紙搬送サポート本体と一体に形成したので、
記録用紙搬送サポートの製造および加工工程が簡略化さ
れ、記録用紙搬送サポートの製造コストの軽減化が達成
されると共に、ユーザ側での記録用紙搬送サポートの取
り扱いも容易となる。
部と紙送りローラとの間の離間距離に匹敵する長さに形
成されているので、記録用紙の後端部がプリンタの印刷
部を完全に抜ける前に記録用紙の送り速度に変動を生じ
ることは皆無となり、不連続な送りに起因する白線状の
ギャップの発生が完全に解消されて、記録用紙の全ての
領域を適切な印刷面として利用することができるように
なる。
用紙に匹敵する幅をもって形成されているので、ピンチ
ローラの外周に弾性部材の滑り止め等が取り付けられて
いるような場合やピンチローラの軸方向の剛性が低いよ
うな場合であっても、ピンチローラの一部が弾性変形し
て隆起部から食み出して記録用紙を弾き出すといった現
象は発生せず、記録用紙の過剰な送りによる印刷不能の
ギャップの発生を確実に防止することができる。
条を記録用紙搬送サポート本体の幅方向に複数併設して
隆起部を形成しているので、隆起部の剛性が向上し、耐
久性の高い記録用紙搬送サポートを提供することができ
る。
紙を位置決め保持するための装着孔のうち、記録用紙搬
送サポート本体の移動方向後方側の装着孔の幅を記録用
紙に匹敵するものとし、同時に、この装着孔には記録用
紙搬送方向に或る程度の長さを持たせるようにしたの
で、印刷に伴う送り動作の後半でピンチローラによって
挾持される記録用紙の後端部を装着孔の内部に逃がすこ
とが可能となった。従って、記録用紙の後端部と記録用
紙搬送サポート本体との間の段差をなくすための隆起部
の厚みも薄くて済み、隆起部を形成するために強い絞り
加工を行う必要もなくなるので、記録用紙搬送サポート
全体の耐久性が向上し、また、記録用紙搬送サポートの
全体的な厚みも薄型化される。
録用紙搬送サポートについて示した斜視図、図1(b)
は同実施形態の記録用紙搬送サポートに対する記録用紙
の取り付け方法について示した説明図である。
トに記録用紙を取り付けた状態を示した斜視図、図2
(b)は図2(a)の矢視A−Aに相当する部分を示し
た断面図である。
実施形態の記録用紙搬送サポートに厚手の記録用紙を取
り付けて印刷作業を行う場合の用紙のセット例を示した
概念図、図3(b)は記録用紙の後端部が紙送りローラ
とピンチローラとの間を通過する瞬間の状態を示した概
念図である。
実施形態について示した斜視図である。
向上流側に配備された紙送りローラによって記録用紙に
送りを掛けながら印刷動作を行うように構成されたプリ
ンタの一般的な構造を簡略化して示した概念図である。
りが行われているときのバックラッシの状態について示
した概念図、図6(c)および図6(d)は搬送が完了
する直前のバックラッシの状態について示した概念図で
ある。
斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 記録用紙を保持し、プリンタの印刷部を
基準として記録用紙搬送方向上流側に配備された紙送り
ローラとピンチローラにより挾持されて記録用紙搬送方
向の送りを掛けられるプリンタの記録用紙搬送サポート
において、 シート材から成る記録用紙搬送サポート本体に前記記録
用紙を位置決め保持するための装着孔を設けると共に、
前記記録用紙搬送サポート本体の移動方向後方側には、
前記記録用紙と重合する領域と隣接して、少なくとも、
使用対象となる最も厚い記録用紙の厚みに匹敵する高さ
を有する隆起部を一体に形成してあることを特徴とした
プリンタの記録用紙搬送サポート。 - 【請求項2】 前記隆起部は、記録用紙搬送方向におい
て、前記プリンタの印刷部と紙送りローラとの間の離間
距離に匹敵する長さをもって形成されていることを特徴
とした請求項1記載のプリンタの記録用紙搬送サポー
ト。 - 【請求項3】 前記隆起部は、使用対象となる記録用紙
に匹敵する幅をもって形成されていることを特徴とした
請求項1または請求項2記載のプリンタの記録用紙搬送
サポート。 - 【請求項4】 前記隆起部は、記録用紙搬送方向に沿っ
て延びる突条を前記記録用紙搬送サポート本体の幅方向
に複数併設して形成されていることを特徴とした請求項
1,請求項2または請求項3記載のプリンタの記録用紙
搬送サポート。 - 【請求項5】 前記隆起部は、記録用紙搬送サポート本
体に対する絞り加工によって形成されていることを特徴
とした請求項1,請求項2,請求項3または請求項4記
載のプリンタの記録用紙搬送サポート。 - 【請求項6】 前記装着孔は、前記記録用紙の四隅と重
合する位置に設けられ、このうち、前記記録用紙搬送サ
ポート本体の移動方向後方側に設けられた装着孔は、使
用対象となる記録用紙に匹敵する幅を有し、かつ、記録
用紙搬送方向に所定の長さを備えていることを特徴とし
た請求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求
項5記載のプリンタの記録用紙搬送サポート。
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JP2000103708A JP3803529B2 (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | プリンタの記録用紙搬送サポート |
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JP2012144048A (ja) * | 2012-03-22 | 2012-08-02 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
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