JP2010030785A - 記録媒体搬送用トレイ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ディスクに直接印刷する為に光ディスクをセットするトレイ70は、回動駆動される搬送駆動ローラ15と、自由回動可能な搬送従動ローラ17とにニップされながらインクジェット記録ヘッド下へ精密送りされる。トレイ70は樹脂成形によって形成され、表面と裏面には、樹脂量を低減して成形時の反り等を防止する、副走査方向に延びる長溝が、桁方向に複数形成されている。該長溝によってトレイ70の表面と裏面に形成された突条の頂部は平坦面をなし、搬送駆動ローラ15と搬送従動ローラ17との接触面積が増大し、確実な搬送力が得られる。
【選択図】図7
Description
この様な搬送用トレイは、コスト的なメリットから、一般的に樹脂材料によって一体的に形成される。ここで、搬送用トレイには光ディスクをセットする為の厚み(例えば、2mm以上)が必要とされるが、この様に一定の肉厚を有する板状体を樹脂成形によって形成する場合、成形時には反りや厚み寸法の不均一を招き易く、これを防止する為にはトレイにリブ(突条)を形成し、樹脂量を減らす措置が必要となる。
本態様によれば、裏面における平坦面の面積が、表面における平坦面の面積以上となっているので、回動駆動される搬送駆動ローラが裏面に接触し、自由回動可能な搬送従動ローラが表面に接触する場合において確実な搬送力を得ることができ、以てより確実に高い印刷品質を維持することができる。
本態様によれば、前記長溝の幅方向寸法が均等でないので、主走査方向に渡って設けられた前記搬送従動ローラが前記平坦面から外れない様に前記平坦面を配置する際の自由度が向上し、前記搬送従動ローラがどの様な配置間隔であっても、当該配置間隔に合わせることができる。
本態様によれば、前記凹部が円盤形状をなす記録媒体の形状に合わせて形成されているので、この様な記録媒体、例えばコンパクトディスクに代表される光ディスクに印刷を行う記録媒体搬送用トレイにおいて前述した第1から第4の態様のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を得ることが可能となる。
1.インクジェットプリンタの構成
2.位置決め用アダプタ、該位置決め用アダプタの取付部、および記録媒体搬送用トレイの構成
3.第1排紙従動ローラの光ディスクへの接触防止手段
4.記録媒体搬送用トレイの引っ掛かり防止手段
の順に説明する。
以下、図1乃至図3を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と略称する)1の構成について概説する。ここで、図1はプリンタ1の外観斜視図、図2はプリンタ1の側断面概略図(図2は給紙装置5から第2排紙ローラ27までの紙経路)、図3はアダプタ50の側面図(第1排紙従動ローラ30からアダプタ50までの紙経路)である。
以上が、プリンタ1の全体構成である。
次に、図4乃至図10を参照しながら、アダプタ50、取付部37、トレイ70の構成について詳述する。
先ず、アダプタ50およびトレイ70の構成について図4乃至図9を参照しつつ説明する。ここで、図4はアダプタ50およびトレイ70の平面図、図5はアダプタ50の正面図、図6はトレイ70裏面の平面図、図7は図4のx−x断面図、図8および図9は図4のy−y断面図である。また、図10はアダプタ50をプリンタ1から取り外し、且つ、トレイ70を差し込んだ状態を示す外観斜視図である。
また、アダプタ50の両側端は手で持ちやすいグリップ形状をなすグリップ部右55およびグリップ部左56となっていることからも、アダプタ50の取り付け或いは取り外しの際の作業性が向上している。尚、取付部37、より詳しくは嵌合穴右38と嵌合穴左39の周辺部分と、嵌合凸部右52と嵌合凸部左53とを同一色にすれば、更に識別性が向上する。
次に、前述した様にトレイ70にセットされる光ディスクの印刷面の直下にはデータ記憶領域があるので、プリンタ1は、外周に歯を有する第1排紙従動ローラ30が、トレイ70にセットされた光ディスク印刷面に接触しない様にする手段を有している。以下、図13および図14を参照しつつ、この様な第1排紙従動ローラ30の光ディスク印刷面への接触を防止する手段について説明する。ここで、図13は搬送従動ローラ17から第2排紙従動ローラ31に至る紙経路の側断面図であり、図14は排紙スタッカ4およびアダプタ50の側面図である。
次に、図15および適宜その他の図面を参照しつつ、トレイ70の引っ掛かり防止手段について説明する。ここで、図15は搬送従動ローラホルダ18の側面図である。
図15に示す様に、搬送従動ローラ17を自由回動可能に軸支する搬送従動ローラホルダ18は回動軸18aを有し、更に図示しない付勢手段によって搬送従動ローラ17が搬送駆動ローラ15に圧接する方向に回動付勢されている。一方、回動中心18aの後部(図15では左側)上方には回動軸10aを中心に回動するカム10が配設されていて、該カム10が、回動することによって搬送従動ローラ18の上方に形成されたカム面18bおよびカム面18cを押し下げ、これによって搬送従動ローラホルダ18(搬送従動ローラ18’)を前記付勢手段に抗して回動させ、以て搬送従動ローラ17(搬送従動ローラ17’)を搬送駆動ローラ15から離間させる様になっている。尚、カム10は、図示しない操作レバーをユーザが操作することによって回動する様構成されている。
Claims (5)
- 記録媒体に記録を行う記録装置における被記録材搬送経路を利用した搬送が非容易な形態を有する記録媒体をセットする為の凹部を有する、前記被記録材搬送経路を利用した搬送が容易な板状体からなる記録媒体搬送用トレイであって、
副走査方向に延び、且つ、主走査方向に渡って所定の間隔で複数形成される長溝が表面と裏面の双方に形成され、且つ、隣り合う2つの前記長溝の間が平坦面をなしている、ことを特徴とする記録媒体搬送用トレイ。 - 請求項1に記載の記録媒体搬送用トレイおいて、裏面における前記平坦面の面積が、表面における前記平坦面の面積以上となっている、ことを特徴とする記録媒体搬送用トレイ。
- 請求項1または2に記載の記録媒体搬送用トレイおいて、前記長溝の幅方向寸法が均等でないことを特徴とする記録媒体搬送用トレイ。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録媒体搬送用トレイおいて、裏面に圧接し且つ回動駆動される搬送駆動ローラと、主走査方向に所定の間隔で複数配置され、表面に圧接して従動回動する搬送従動ローラと、からなる、当該記録媒体搬送用トレイを搬送する搬送ローラにおける前記搬送従動ローラが、前記平坦面から外れない様に前記長溝が配置されている、ことを特徴とする記録媒体搬送用トレイ。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の記録媒体搬送用トレイおいて、前記凹部が円盤形状をなす記録媒体の形状に合わせて形成されている、ことを特徴とする記録媒体搬送用トレイ。
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