JP2001287196A - 穴あき箔の製造方法 - Google Patents
穴あき箔の製造方法Info
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】穴の大きさ、ピッチ等の設計の自由度が大であ
るとともに、穴あき箔を安価にかつ安定して製造するこ
とができ、特に、金属箔を連続的に長尺加工する際に安
定して穴あき箔を製造することができる穴あき箔の製造
方法を提供する。 【解決手段】金属箔6に所定のパターンの穴1aを形成
する穴あき箔1の製造方法において、加圧によって変形
しないべース7上に、加圧によって変形する第一の弾性
体5と金属箔6とをこの順に載置し、所定のパターンの
穴を除去した後の残存部分に対応したパターンの溝3が
表面に形成され、かつその溝3内に第二の弾性体9が埋
設された溝付きロール2によって、第一の弾性体5上の
金属箔を加圧する。
るとともに、穴あき箔を安価にかつ安定して製造するこ
とができ、特に、金属箔を連続的に長尺加工する際に安
定して穴あき箔を製造することができる穴あき箔の製造
方法を提供する。 【解決手段】金属箔6に所定のパターンの穴1aを形成
する穴あき箔1の製造方法において、加圧によって変形
しないべース7上に、加圧によって変形する第一の弾性
体5と金属箔6とをこの順に載置し、所定のパターンの
穴を除去した後の残存部分に対応したパターンの溝3が
表面に形成され、かつその溝3内に第二の弾性体9が埋
設された溝付きロール2によって、第一の弾性体5上の
金属箔を加圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穴あき箔の製造方
法に関する。さらに詳しくは、穴の大きさ、ピッチ等の
設計の自由度が大であるとともに、穴あき箔を安価にか
つ安定して製造することができ、特に、金属箔を連続的
に長尺加工する際に安定して穴あき箔を製造することが
できる穴あき箔の製造方法に関する。
法に関する。さらに詳しくは、穴の大きさ、ピッチ等の
設計の自由度が大であるとともに、穴あき箔を安価にか
つ安定して製造することができ、特に、金属箔を連続的
に長尺加工する際に安定して穴あき箔を製造することが
できる穴あき箔の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Liイオン電池やLiポリマー電池等で
用いられる穴あき箔の製造方法としては、従来より、凹
と凸の1組の金型(パンチングメタル)を用いたプレス
加工によって穴を形成する方法や、エッチング等の化学
処理により材料の一部を溶解して穴を形成する方法が広
く用いられている。
用いられる穴あき箔の製造方法としては、従来より、凹
と凸の1組の金型(パンチングメタル)を用いたプレス
加工によって穴を形成する方法や、エッチング等の化学
処理により材料の一部を溶解して穴を形成する方法が広
く用いられている。
【0003】しかし、プレス加工によって穴を形成する
方法では、精度良く打ち抜き加工を行うために、打ち抜
く素材の厚さに対し、1/10程度の精度でオス型とメ
ス型とを組み合わせる必要がある。このため、厚さがl
0〜50μmと特に薄い箔の場合、バリの発生を防止し
て打ち抜くためには1〜3μmの精度が必要となり、金
型が高価なものとならざるを得ないという問題ととも
に、金型の精度維持が困難であるという問題があった。
方法では、精度良く打ち抜き加工を行うために、打ち抜
く素材の厚さに対し、1/10程度の精度でオス型とメ
ス型とを組み合わせる必要がある。このため、厚さがl
0〜50μmと特に薄い箔の場合、バリの発生を防止し
て打ち抜くためには1〜3μmの精度が必要となり、金
型が高価なものとならざるを得ないという問題ととも
に、金型の精度維持が困難であるという問題があった。
【0004】また、金型自体の大きさ、及び加工方法に
よる制限等から打ち抜く穴の径やピッチを一定以上小さ
くできないという問題もあった。
よる制限等から打ち抜く穴の径やピッチを一定以上小さ
くできないという問題もあった。
【0005】一方、エッチング等の化学処理による方法
では、化学処理前にマスキングを行い、化学処理によっ
て穴を形成し、その後、マスキング材を剥離する等の多
くの工程が必要となるため、操作が煩雑になるととも
に、製造に長時間を要することになり、また、化学処理
に用いる液の処理、維持等が必要であることから製造コ
ストが高くなるという問題があった。
では、化学処理前にマスキングを行い、化学処理によっ
て穴を形成し、その後、マスキング材を剥離する等の多
くの工程が必要となるため、操作が煩雑になるととも
に、製造に長時間を要することになり、また、化学処理
に用いる液の処理、維持等が必要であることから製造コ
ストが高くなるという問題があった。
【0006】このような状況に対し、本発明者等は、先
に、加圧によって変形しないベース上に加圧によって変
形する弾性体と金属箔を順に載置し、その表面に金属箔
に形成される所定のパターンの穴を除去した後の残存部
分に対応したパターンの溝を有する溝付きロールによっ
て弾性体上の金属箔を加圧する穴あき箔の製造方法を提
案している。
に、加圧によって変形しないベース上に加圧によって変
形する弾性体と金属箔を順に載置し、その表面に金属箔
に形成される所定のパターンの穴を除去した後の残存部
分に対応したパターンの溝を有する溝付きロールによっ
て弾性体上の金属箔を加圧する穴あき箔の製造方法を提
案している。
【0007】この製造方法は、穴の径やピッチ等の設計
の自由度が大であるとともに、製造コストを上昇させる
ことなく、穴あき箔を効率的に製造することができる優
れた方法である。
の自由度が大であるとともに、製造コストを上昇させる
ことなく、穴あき箔を効率的に製造することができる優
れた方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、金属箔のうち穴あき箔として残る部分が、加圧
により溝付ロールの溝内に押込まれるため、加工後の穴
あき箔を、溝付きロールから剥離することが困難な場合
があり、極端な場合、溝付ロールから引き剥がす際に、
穴あき箔が破断してしまう恐れがある。
法では、金属箔のうち穴あき箔として残る部分が、加圧
により溝付ロールの溝内に押込まれるため、加工後の穴
あき箔を、溝付きロールから剥離することが困難な場合
があり、極端な場合、溝付ロールから引き剥がす際に、
穴あき箔が破断してしまう恐れがある。
【0009】従って、本発明の目的は、穴の大きさ、ピ
ッチ等の設計の自由度が大であるとともに、穴あき箔を
安価にかつ安定して製造することができ、特に、金属箔
を連続的に長尺加工する際に安定して穴あき箔を製造す
ることができる穴あき箔の製造方法を提供することにあ
る。
ッチ等の設計の自由度が大であるとともに、穴あき箔を
安価にかつ安定して製造することができ、特に、金属箔
を連続的に長尺加工する際に安定して穴あき箔を製造す
ることができる穴あき箔の製造方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、以下の穴あき箔の製造方法を提供するもの
である。
成するため、以下の穴あき箔の製造方法を提供するもの
である。
【0011】[1]金属箔に所定のパターンの穴を形成
する穴あき箔の製造方法において、加圧によって変形し
ないべース上に、加圧によって変形する第一の弾性体と
前記金属箔とをこの順に載置し、前記所定のパターンの
穴を除去した後の残存部分に対応したパターンの溝が表
面に形成され、かつその溝内に第二の弾性体が埋設され
た溝付きロールによって、前記第一の弾性体上の前記金
属箔を加圧することを特徴とする穴あき箔の製造方法。
する穴あき箔の製造方法において、加圧によって変形し
ないべース上に、加圧によって変形する第一の弾性体と
前記金属箔とをこの順に載置し、前記所定のパターンの
穴を除去した後の残存部分に対応したパターンの溝が表
面に形成され、かつその溝内に第二の弾性体が埋設され
た溝付きロールによって、前記第一の弾性体上の前記金
属箔を加圧することを特徴とする穴あき箔の製造方法。
【0012】[2]前記溝付きロールに形成された溝
が、軸方向に対して所定の角度を有する複数の第一の溝
と、前記第一の溝と交差するように前記所定の角度と異
なる角度を有する複数の第二の溝から構成されてなる前
記[1]に記載の穴あき箔の製造方法。
が、軸方向に対して所定の角度を有する複数の第一の溝
と、前記第一の溝と交差するように前記所定の角度と異
なる角度を有する複数の第二の溝から構成されてなる前
記[1]に記載の穴あき箔の製造方法。
【0013】[3]金属箔に所定のパターンの穴を形成
する穴あき箔の製造方法において、前記所定のパターン
の穴を除去した後の残存部分に対応したパターンの溝が
表面に形成され、かつその溝内に第二の弾性体が埋設さ
れた溝付きロールと、加圧によって変形しないロールと
の間に、加圧によって変形する第一の弾性体を介在さ
せ、前記第一の弾性体と前記溝付きロールとの間に、前
記金属箔を挿入して圧延加工をすることを特徴とする穴
あき箔の製造方法。
する穴あき箔の製造方法において、前記所定のパターン
の穴を除去した後の残存部分に対応したパターンの溝が
表面に形成され、かつその溝内に第二の弾性体が埋設さ
れた溝付きロールと、加圧によって変形しないロールと
の間に、加圧によって変形する第一の弾性体を介在さ
せ、前記第一の弾性体と前記溝付きロールとの間に、前
記金属箔を挿入して圧延加工をすることを特徴とする穴
あき箔の製造方法。
【0014】[4]前記溝付きロールに形成された溝
が、軸方向に対して所定の角度を有する複数の第一の溝
と、前記第一の溝と交差するように前記所定の角度と異
なる角度を有する複数の第二の溝から構成されてなる前
記[3]に記載の穴あき箔の製造方法。
が、軸方向に対して所定の角度を有する複数の第一の溝
と、前記第一の溝と交差するように前記所定の角度と異
なる角度を有する複数の第二の溝から構成されてなる前
記[3]に記載の穴あき箔の製造方法。
【0015】[5]前記第一の弾性体が、前記加圧によ
って変形しないロールの表面に被覆されてなる前記
[3]又は[4]に記載の穴あき箔の製造方法。
って変形しないロールの表面に被覆されてなる前記
[3]又は[4]に記載の穴あき箔の製造方法。
【0016】[6]前記第一の弾性体が、円筒形状を有
するとともに前記加圧によって変形しないロールを内包
するように構成され、前記加圧によって変形しないロー
ルの回転に追随して、その回転方向と同一方向に回転移
動する前記[3]〜[5]のいずれかに記載の穴あき箔
の製造方法。
するとともに前記加圧によって変形しないロールを内包
するように構成され、前記加圧によって変形しないロー
ルの回転に追随して、その回転方向と同一方向に回転移
動する前記[3]〜[5]のいずれかに記載の穴あき箔
の製造方法。
【0017】本発明では、上記[1]の構成を有するた
め、金属箔は、溝付きロールによって加圧されると、第
一の弾性体の圧力により溝付きロールの溝内に押し込ま
れ、この溝の縁と第一の弾性体によるせん断力によって
溝の縁に当接する部分が切断され、穴に相当する部分を
除去することによって所望の形状の穴を有する穴あき箔
とすることができる。このため、本発明では、従来のプ
レス加工による方法や化学処理による方法と比較して、
穴の大きさやピッチ等の自由度が大きい穴あき箔を安価
に製造することができる。
め、金属箔は、溝付きロールによって加圧されると、第
一の弾性体の圧力により溝付きロールの溝内に押し込ま
れ、この溝の縁と第一の弾性体によるせん断力によって
溝の縁に当接する部分が切断され、穴に相当する部分を
除去することによって所望の形状の穴を有する穴あき箔
とすることができる。このため、本発明では、従来のプ
レス加工による方法や化学処理による方法と比較して、
穴の大きさやピッチ等の自由度が大きい穴あき箔を安価
に製造することができる。
【0018】また、溝付きロールが第一の弾性体から離
れると、金属箔は、第一の弾性体による圧力から開放さ
れ、溝付きロールの溝内に埋設される第二の弾性体の復
原力により溝付きロールの溝から押出され、溝付きロー
ルから容易に剥離できるようになる。このため、本発明
では、本発明者等が先に提案している製造方法に比べ、
安定して穴あき箔を製造することができる。
れると、金属箔は、第一の弾性体による圧力から開放さ
れ、溝付きロールの溝内に埋設される第二の弾性体の復
原力により溝付きロールの溝から押出され、溝付きロー
ルから容易に剥離できるようになる。このため、本発明
では、本発明者等が先に提案している製造方法に比べ、
安定して穴あき箔を製造することができる。
【0019】さらに、本発明は、上記[3]、[4]の
構成を有するため、金属箔を連続的に長尺加工する際
に、安定して穴あき箔を製造することができる。
構成を有するため、金属箔を連続的に長尺加工する際
に、安定して穴あき箔を製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ具体的に説明する。
面を参照しつつ具体的に説明する。
【0021】1.第一の発明 図1(a)に示すように、第一の発明では、まず、加圧
によって変形しないべース7上に、加圧によって変形す
る第一の弾性体5と金属箔6とをこの順に載置する。べ
ース7としては、例えば、板状のもの等を挙げることが
できる。
によって変形しないべース7上に、加圧によって変形す
る第一の弾性体5と金属箔6とをこの順に載置する。べ
ース7としては、例えば、板状のもの等を挙げることが
できる。
【0022】第一の弾性体5としては、後述する第二の
弾性体9より硬い材質のものが好ましい。このような材
質としては、例えば、硬質ゴム等を挙げることができ
る。
弾性体9より硬い材質のものが好ましい。このような材
質としては、例えば、硬質ゴム等を挙げることができ
る。
【0023】金属箔6としては、例えば、銅箔、金箔、
アルミニウム箔等を挙げることができる。
アルミニウム箔等を挙げることができる。
【0024】次いで、金属箔6に形成される所定のパタ
ーンの溝3が表面に形成され、その溝3内に第二の弾性
体9が埋設された溝付きロール2によって、第一の弾性
体5上の金属箔6を加圧する。
ーンの溝3が表面に形成され、その溝3内に第二の弾性
体9が埋設された溝付きロール2によって、第一の弾性
体5上の金属箔6を加圧する。
【0025】溝付きロール2の表面に形成される溝3と
しては、Liイオン電池やLiポリマー電池等に適用す
る際の好適例として、図3(a)に示すような、ロール
軸に平行な直線Lに対して2種類の角度(θ1、θ2)を
有する溝3であって交差する溝3a、3bにより概略菱
形の突起部4を有するもの等を挙げることができる。
しては、Liイオン電池やLiポリマー電池等に適用す
る際の好適例として、図3(a)に示すような、ロール
軸に平行な直線Lに対して2種類の角度(θ1、θ2)を
有する溝3であって交差する溝3a、3bにより概略菱
形の突起部4を有するもの等を挙げることができる。
【0026】第二の弾性体9としては、第一の弾性体5
より硬くないものが好ましい。第二の弾性体9が第一の
弾性体5より硬いと、第一の弾性体5が、金属箔6を溝
付きロール2の溝3内へ押しこむ力が抑制され、金属箔
6に穴を形成する際のせん断力が不十分となる場合があ
る。
より硬くないものが好ましい。第二の弾性体9が第一の
弾性体5より硬いと、第一の弾性体5が、金属箔6を溝
付きロール2の溝3内へ押しこむ力が抑制され、金属箔
6に穴を形成する際のせん断力が不十分となる場合があ
る。
【0027】第二の弾性体9としては、天然ゴム等のよ
うな密な構造の弾性体よりも、スポンジ等の内部に空隙
を多く有する粗な稠密構造の弾性体が好ましい。粗な構
造の弾性体とすることによって、金属箔のせん断時に、
溝3内での第二の弾性体9の変形を厚さ方向の変形だけ
で吸収し、第二の弾性体9の溝3からの脱落を防止する
ことができる。
うな密な構造の弾性体よりも、スポンジ等の内部に空隙
を多く有する粗な稠密構造の弾性体が好ましい。粗な構
造の弾性体とすることによって、金属箔のせん断時に、
溝3内での第二の弾性体9の変形を厚さ方向の変形だけ
で吸収し、第二の弾性体9の溝3からの脱落を防止する
ことができる。
【0028】以下、第一の発明の一連の工程をさらに具
体的に説明する。図1(a)に示すように、溝付きロー
ル2を第一の弾性体5側に押し込むと、第一の弾性体5
が変形し、金属箔6を溝付きロール2の溝3内に加圧し
て押し込む力が作用する。このため、金属箔6は、溝付
きロール2の溝3内に押し込まれ、溝3の縁と第一の弾
性体5によるせん断力によって溝3の縁に当接する部分
が切断される。この際、溝付きロール2の溝3内の第二
の弾性体9は、外からの圧力により圧縮されている。溝
付きロール2の突起部4で第一の弾性体5に押し付けら
れた金属箔6の部分6aは、概略菱形をした抜きカスと
なり、溝付きロール2の溝3内に押し込まれた金属箔6
の部分6bは、格子状に繋がった形となる。
体的に説明する。図1(a)に示すように、溝付きロー
ル2を第一の弾性体5側に押し込むと、第一の弾性体5
が変形し、金属箔6を溝付きロール2の溝3内に加圧し
て押し込む力が作用する。このため、金属箔6は、溝付
きロール2の溝3内に押し込まれ、溝3の縁と第一の弾
性体5によるせん断力によって溝3の縁に当接する部分
が切断される。この際、溝付きロール2の溝3内の第二
の弾性体9は、外からの圧力により圧縮されている。溝
付きロール2の突起部4で第一の弾性体5に押し付けら
れた金属箔6の部分6aは、概略菱形をした抜きカスと
なり、溝付きロール2の溝3内に押し込まれた金属箔6
の部分6bは、格子状に繋がった形となる。
【0029】このようにして金属箔を加圧したまま、図
1(b)に示す溝付きロール2を回転移動させる前の状
態から、図1(c)に示すように溝付きロール2を回転
移動させると、金属箔6のせん断加工が行われ、第一の
弾性体5上には、溝付きロール2の突起部4でせん断さ
れた概略菱形の抜きカス10が残る。一方、溝3内に押
し込まれた金属箔6の部分6bは、ロールが第一の弾性
体5から離れると溝3内の第二の弾性体9の復原力によ
り溝3内から押出され、溝付きロール2から剥がれ易い
状態になっている。このため、穴あき箔1を溝付きロー
ル2から剥がすと、穴あき箔を破断することなく、図4
に示すような概略菱形の穴1aが形成された格子状の穴
あき箔1を安定して得ることができる。
1(b)に示す溝付きロール2を回転移動させる前の状
態から、図1(c)に示すように溝付きロール2を回転
移動させると、金属箔6のせん断加工が行われ、第一の
弾性体5上には、溝付きロール2の突起部4でせん断さ
れた概略菱形の抜きカス10が残る。一方、溝3内に押
し込まれた金属箔6の部分6bは、ロールが第一の弾性
体5から離れると溝3内の第二の弾性体9の復原力によ
り溝3内から押出され、溝付きロール2から剥がれ易い
状態になっている。このため、穴あき箔1を溝付きロー
ル2から剥がすと、穴あき箔を破断することなく、図4
に示すような概略菱形の穴1aが形成された格子状の穴
あき箔1を安定して得ることができる。
【0030】2.第二の発明 第二の発明は、所定のパターンの溝が表面に形成され、
その溝内に第二の弾性体が埋設された溝付きロールと、
加圧によって変形しないロールとの間に、加圧によって
変形する第一の弾性体を介在させ、この第一の弾性体と
溝付きロールとの間に、金属箔を挿入して圧延加工をす
るものである。
その溝内に第二の弾性体が埋設された溝付きロールと、
加圧によって変形しないロールとの間に、加圧によって
変形する第一の弾性体を介在させ、この第一の弾性体と
溝付きロールとの間に、金属箔を挿入して圧延加工をす
るものである。
【0031】図2(a)、(b)、(c)は、第二の発
明を示し、第一の弾性体5の加圧による金属箔6のせん
断を、この溝付きロール2と加圧によって変形しないロ
ール8による圧延で行うことができ、穴の大きさやピッ
チ等の自由度が大きい長尺の穴あき箔を安価にかつ安定
して連続的に製造することができる。なお、溝付きロー
ル2については、第一の発明と同様のものを用いること
ができる。
明を示し、第一の弾性体5の加圧による金属箔6のせん
断を、この溝付きロール2と加圧によって変形しないロ
ール8による圧延で行うことができ、穴の大きさやピッ
チ等の自由度が大きい長尺の穴あき箔を安価にかつ安定
して連続的に製造することができる。なお、溝付きロー
ル2については、第一の発明と同様のものを用いること
ができる。
【0032】図2(a)において、矢印方向に回転する
溝付きロール2と、表面が平滑な加圧によって変形しな
いロール8とを所定の間隙を設けて対向配置し、これら
のロール間に金属箔6を第一の弾性体5の上に重ねて挿
入して圧延加工する。
溝付きロール2と、表面が平滑な加圧によって変形しな
いロール8とを所定の間隙を設けて対向配置し、これら
のロール間に金属箔6を第一の弾性体5の上に重ねて挿
入して圧延加工する。
【0033】また、図2(b)において、矢印方向に回
転する溝付きロール2と、表面に第一の弾性体5を被覆
した加圧によって変形しないロール8とを所定の間隙を
設けて対向配置し、溝付きロール2と、第一の弾性体5
との間に金属箔6を挿入して圧延加工する。
転する溝付きロール2と、表面に第一の弾性体5を被覆
した加圧によって変形しないロール8とを所定の間隙を
設けて対向配置し、溝付きロール2と、第一の弾性体5
との間に金属箔6を挿入して圧延加工する。
【0034】さらに、図2(c)において、第一の弾性
体5を、円筒形状を有するとともに、加圧によって変形
しないロール8を内包するように構成し、第一の弾性体
5が、加圧によって変形しないロール8の回転に追随し
て、その回転方向と同一方向に回転移動するものとし、
矢印方向に回転する溝付きロール2と、第一の弾性体5
との間に金属箔6を挿入して圧延加工する。
体5を、円筒形状を有するとともに、加圧によって変形
しないロール8を内包するように構成し、第一の弾性体
5が、加圧によって変形しないロール8の回転に追随し
て、その回転方向と同一方向に回転移動するものとし、
矢印方向に回転する溝付きロール2と、第一の弾性体5
との間に金属箔6を挿入して圧延加工する。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例によって何等制限されるも
のではない。
るが、本発明はこれら実施例によって何等制限されるも
のではない。
【0036】[実施例1]図3(a)に示すように、ロ
ールの軸と平行な直線Lに対しθ1=30度とθ2=15
0度の角度で溝幅が0.5mmのクロス溝3がその表面
に形成されたクロス溝付きロール2を使用した。また、
図1(a)に示すように、溝3内にはスポンジ状の第二
の弾性体9を埋め込んである。また、図1(a)に示す
ように、第一の弾性体5としては、厚さ3mの硬質ゴム
を使用し、剛性の高い平坦なベース板7上に設置した。
その後、この第一の弾性体5の上に厚さ30μmの銅箔
6をセットし、銅箔6の上からクロス溝付きロール2を
押し込んだ。
ールの軸と平行な直線Lに対しθ1=30度とθ2=15
0度の角度で溝幅が0.5mmのクロス溝3がその表面
に形成されたクロス溝付きロール2を使用した。また、
図1(a)に示すように、溝3内にはスポンジ状の第二
の弾性体9を埋め込んである。また、図1(a)に示す
ように、第一の弾性体5としては、厚さ3mの硬質ゴム
を使用し、剛性の高い平坦なベース板7上に設置した。
その後、この第一の弾性体5の上に厚さ30μmの銅箔
6をセットし、銅箔6の上からクロス溝付きロール2を
押し込んだ。
【0037】このようにして金属箔を加圧したまま、図
1(b)に示すクロス溝付きロール2を回転移動させる
前の状態から、図1(c)に示すようにクロス溝付きロ
ール2を矢印の方向に回転移動させ、銅箔6のせん断加
工を連続して1時間行い、図4に示す穴1aを有した格
子状の穴あき箔1を約100m得た。
1(b)に示すクロス溝付きロール2を回転移動させる
前の状態から、図1(c)に示すようにクロス溝付きロ
ール2を矢印の方向に回転移動させ、銅箔6のせん断加
工を連続して1時間行い、図4に示す穴1aを有した格
子状の穴あき箔1を約100m得た。
【0038】[比較例1]実施例1において、クロス溝
付きロール2の溝3にスポンジ状の第二の弾性体9を埋
設しないクロス溝付きロール2を用いて銅箔を加工した
こと以外は実施例1と同様にして穴あき箔1を得た。
付きロール2の溝3にスポンジ状の第二の弾性体9を埋
設しないクロス溝付きロール2を用いて銅箔を加工した
こと以外は実施例1と同様にして穴あき箔1を得た。
【0039】[評価]実施例1及び比較例1いずれも第
一の弾性体5上には、クロス溝付きロール2の突起部4
でせん断された概略菱形の抜きカス10が残り、クロス
溝付きロール2の溝3内に格子状の穴あき箔を形成する
ことができた。
一の弾性体5上には、クロス溝付きロール2の突起部4
でせん断された概略菱形の抜きカス10が残り、クロス
溝付きロール2の溝3内に格子状の穴あき箔を形成する
ことができた。
【0040】しかし、その後この格子状に残った穴あき
箔1をクロス溝付きロール2から引き剥がす際に、比較
例1では、格子状の穴あき箔1が破断してしまったり、
剥がれたとしても格子の形状が歪んでしまうことがあっ
た。
箔1をクロス溝付きロール2から引き剥がす際に、比較
例1では、格子状の穴あき箔1が破断してしまったり、
剥がれたとしても格子の形状が歪んでしまうことがあっ
た。
【0041】これに対し、実施例1では、クロス溝付き
ロール2が、硬質ゴムからなる第一の弾性体5から離れ
た時点で、加工後の格子状の穴あき箔1が若干浮き上が
り、僅かな力で引き剥がすことができた。また、図4に
示すように、得られた穴あき箔1は、歪みなどがない格
子状の穴あき箔であった。
ロール2が、硬質ゴムからなる第一の弾性体5から離れ
た時点で、加工後の格子状の穴あき箔1が若干浮き上が
り、僅かな力で引き剥がすことができた。また、図4に
示すように、得られた穴あき箔1は、歪みなどがない格
子状の穴あき箔であった。
【0042】[実施例2]図2(a)に示すように、実
施例1と同様にロール表面にクロス状の溝が加工された
クロス溝付きロール2と、表面が加圧によって変形しな
いロール8からなる一対の圧延ロールを使用し、これら
のロール間に、厚さ3mmの硬質ゴムからなる第一の弾
性体5上に厚さ20μmの銅箔6を重ね合わせたものを
挿入し、圧延加圧したこと以外は実施例1と同様にして
穴あき箔1を得た。
施例1と同様にロール表面にクロス状の溝が加工された
クロス溝付きロール2と、表面が加圧によって変形しな
いロール8からなる一対の圧延ロールを使用し、これら
のロール間に、厚さ3mmの硬質ゴムからなる第一の弾
性体5上に厚さ20μmの銅箔6を重ね合わせたものを
挿入し、圧延加圧したこと以外は実施例1と同様にして
穴あき箔1を得た。
【0043】[比較例2]実施例1において、クロス溝
付きロール2の溝3にスポンジ状の第二の弾性体9を埋
設しないクロス溝付きロール2を用いて銅箔を加工した
こと以外は実施例1と同様にして穴あき箔1を得た。
付きロール2の溝3にスポンジ状の第二の弾性体9を埋
設しないクロス溝付きロール2を用いて銅箔を加工した
こと以外は実施例1と同様にして穴あき箔1を得た。
【0044】[評価]ロール出側でクロス溝付きロール
2の溝3内に残った穴あき箔1を剥がしていくと、比較
例2では、圧延加工途中で加工後の穴あき箔1が破断し
て、クロス溝付きロール2に巻きついてしまうことがあ
った。
2の溝3内に残った穴あき箔1を剥がしていくと、比較
例2では、圧延加工途中で加工後の穴あき箔1が破断し
て、クロス溝付きロール2に巻きついてしまうことがあ
った。
【0045】これに対し、実施例2では、連続的に安定
して加工後の穴あき箔1を剥離することができ、図4に
示す穴あき箔1と同様に歪みなどがない格子状の穴あき
箔1であった。
して加工後の穴あき箔1を剥離することができ、図4に
示す穴あき箔1と同様に歪みなどがない格子状の穴あき
箔1であった。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の穴あき箔の
製造方法によると、穴の大きさ、ピッチ等の設計の自由
度が大であるとともに、穴あき箔を安価にかつ安定して
製造することができ、特に、金属箔を連続的に長尺加工
する際に安定して穴あき箔を製造することができる穴あ
き箔の製造方法を提供することができる。
製造方法によると、穴の大きさ、ピッチ等の設計の自由
度が大であるとともに、穴あき箔を安価にかつ安定して
製造することができ、特に、金属箔を連続的に長尺加工
する際に安定して穴あき箔を製造することができる穴あ
き箔の製造方法を提供することができる。
【0047】
【図1】本発明(第一の発明)における一の実施の形態
を模式的に示す説明図であり、(a)は、金属箔がせん
断加工されている状態を示す断面図であり、(b)は、
溝付きロールを回転移動させる前の状態を示す側面断面
図であり、(c)は、溝付きロールを回転移動させた後
の状態を示す側面断面図である。
を模式的に示す説明図であり、(a)は、金属箔がせん
断加工されている状態を示す断面図であり、(b)は、
溝付きロールを回転移動させる前の状態を示す側面断面
図であり、(c)は、溝付きロールを回転移動させた後
の状態を示す側面断面図である。
【図2】本発明(第二の発明)における3つの実施の形
態をそれぞれ(a)〜(c)として示す側面断面図であ
る。
態をそれぞれ(a)〜(c)として示す側面断面図であ
る。
【図3】本発明(第一、及び第二の発明)の一の実施の
形態に用いられる溝付きロールを模式的に示す説明図で
あり、(a)は、その平面図であり、(b)は、断面図
である。
形態に用いられる溝付きロールを模式的に示す説明図で
あり、(a)は、その平面図であり、(b)は、断面図
である。
【図4】本発明の一の実施の形態で得られた穴あき箔を
模式的に示す平面図である。
模式的に示す平面図である。
1:穴あき箔 1a:穴 2:溝付きロール(クロス溝付きロール) 3(3a、3b):溝(クロス溝) 4:突起部 5:第一の弾性体 5a:第一の弾性体(環状形状) 6:金属箔(銅箔) 6a:金属箔(銅箔)の部分 6b:金属箔(銅箔)の部分 7:べース(ベース板) 7a:べース(ベース板)の表面 8:加圧によって変形しないロール 9:第二の弾性体 10:抜きカス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横溝 健治 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 乾 謙一 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 Fターム(参考) 3C060 AA16 AA20 BD04 5H017 AA03 BB06 CC05 EE01
Claims (6)
- 【請求項1】金属箔に所定のパターンの穴を形成する穴
あき箔の製造方法において、 加圧によって変形しないべース上に、加圧によって変形
する第一の弾性体と前記金属箔とをこの順に載置し、 前記所定のパターンの穴を除去した後の残存部分に対応
したパターンの溝が表面に形成され、かつその溝内に第
二の弾性体が埋設された溝付きロールによって、前記第
一の弾性体上の前記金属箔を加圧することを特徴とする
穴あき箔の製造方法。 - 【請求項2】前記溝付きロールに形成された溝が、軸方
向に対して所定の角度を有する複数の第一の溝と、前記
第一の溝と交差するように前記所定の角度と異なる角度
を有する複数の第二の溝から構成されてなる請求項1に
記載の穴あき箔の製造方法。 - 【請求項3】金属箔に所定のパターンの穴を形成する穴
あき箔の製造方法において、 前記所定のパターンの穴を除去した後の残存部分に対応
したパターンの溝が表面に形成され、かつその溝内に第
二の弾性体が埋設された溝付きロールと、加圧によって
変形しないロールとの間に、加圧によって変形する第一
の弾性体を介在させ、 前記第一の弾性体と前記溝付きロールとの間に、前記金
属箔を挿入して圧延加工をすることを特徴とする穴あき
箔の製造方法。 - 【請求項4】前記溝付きロールに形成された溝が、軸方
向に対して所定の角度を有する複数の第一の溝と、前記
第一の溝と交差するように前記所定の角度と異なる角度
を有する複数の第二の溝から構成されてなる請求項3に
記載の穴あき箔の製造方法。 - 【請求項5】前記第一の弾性体が、前記加圧によって変
形しないロールの表面に被覆されてなる請求項3又は4
に記載の穴あき箔の製造方法。 - 【請求項6】前記第一の弾性体が、円筒形状を有すると
ともに前記加圧によって変形しないロールを内包するよ
うに構成され、前記加圧によって変形しないロールの回
転に追随して、その回転方向と同一方向に回転移動する
請求項3〜5のいずれかに記載の穴あき箔の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107693A JP2001287196A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 穴あき箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107693A JP2001287196A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 穴あき箔の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001287196A true JP2001287196A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18620649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000107693A Pending JP2001287196A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 穴あき箔の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001287196A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5551300B1 (ja) * | 2013-10-30 | 2014-07-16 | 清二 加川 | 多孔金属箔の製造方法 |
WO2015156060A1 (ja) * | 2014-04-10 | 2015-10-15 | 加川 清二 | 微多孔金属箔を製造する方法及び装置 |
CN108789611A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-13 | 无锡臻致精工科技有限公司 | 微孔箔制造方法及微孔箔制造装置 |
-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000107693A patent/JP2001287196A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5551300B1 (ja) * | 2013-10-30 | 2014-07-16 | 清二 加川 | 多孔金属箔の製造方法 |
WO2015156060A1 (ja) * | 2014-04-10 | 2015-10-15 | 加川 清二 | 微多孔金属箔を製造する方法及び装置 |
US10283284B2 (en) | 2014-04-10 | 2019-05-07 | Seiji Kagawa | Method and apparatus for producing microporous metal foil |
CN108789611A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-13 | 无锡臻致精工科技有限公司 | 微孔箔制造方法及微孔箔制造装置 |
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