JP2001286136A - 電子機器及びその制御方法、画像記録装置 - Google Patents

電子機器及びその制御方法、画像記録装置

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JP2001286136A
JP2001286136A JP2000100689A JP2000100689A JP2001286136A JP 2001286136 A JP2001286136 A JP 2001286136A JP 2000100689 A JP2000100689 A JP 2000100689A JP 2000100689 A JP2000100689 A JP 2000100689A JP 2001286136 A JP2001286136 A JP 2001286136A
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JP
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motor
control means
image recording
resistance
switching regulator
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JP2000100689A
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Yasuhiro Nakada
康裕 中田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワー系電圧の低下を抑制し、かつ無駄な電
力を消費することのない電子機器を提供する。 【解決手段】 紙搬送モータ103の起動時にはCPU
101から送出されるDMYON信号をHIGHにして
トランジスタQ102を導通させることで抵抗105を
導通させる。そして、紙搬送モータ103が規定の回転
数に達したらDMYON信号をLOWにしてトランジス
タQ102を非導通状態にさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器及び制御
方法、電子写真プロセスを用いたレーザービームフリン
タや複写機等の画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真プロセスを用いた画像記
録装置には、必ず紙搬送用のモータと装置制御用のマイ
クロコンピュータが備えられている。また、デジタル化
された画像情報を用紙に記録する装置にはレーザ光を感
光ドラム上を走査させるポリゴンモータを備えたスキャ
ナモータが備えられていることが多い。
【0003】上記モータ類は大きな電力が必要となるた
め駆動電力には12Vや24V等の高い電圧を駆動電圧
とするのが一般的である(以降この電圧をパワー系電圧
と呼ぶ)。一方、マイクロコンピュータは小型化、低消
費電力のため駆動電圧は低電圧化しており、5V,3.
3V等の駆動電圧とされる(以降この電圧を制御系電圧
と呼ぶ)。
【0004】従って、電子写真プロセスを用いた画像記
録装置には少なくとも2つの出力電圧を備えたスイッチ
ングレギュレータが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、装置の高機
能化に伴い、スイッチングレギュレータに要求される最
大出力電流は増加する傾向にある。一方、省エネルギー
の観点から、装置非駆動時のスイッチニングレギュレー
タの出力電流は減少しており、装置の負荷変動が大きく
なる傾向がある。故に、スイッチングレギュレータのク
ロスレギュレーションが悪化する。
【0006】このため、大ききな電流を必要とする紙搬
送用モータやスキャナモータの起動時、あるいは紙搬送
系モータの稼動時さえも必要とされるパワー系電圧の電
圧値が得られなくなるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、パワー系電圧の低下を抑制
し、かつ無駄な電力を消費することのない電子機器及び
その制御方法、画像記録装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器及びそ
の制御方法、画像記録装置は次のように構成したもので
ある。
【0009】(1)電子機器において、モータと、機器
本体の動作制御を行う制御手段と、前記モータと前記制
御手段とにそれぞれ異なる駆動用電圧を出力可能なスイ
ッチングレギュレータとを有するとともに、該スイッチ
ングレギュレータの前記制御手段への出力側に抵抗を介
装し、前記制御手段は前記モータの起動時に前記抵抗を
導通させるようにした。
【0010】(2)電子機器において、モータと、機器
本体の動作制御を行う制御手段と、前記モータと前記制
御手段とにそれぞれ異なる駆動用電圧を出力可能なスイ
ッチングレギュレータとを有するとともに、該スイッチ
ングレギュレータの前記制御手段への出力側に抵抗を介
装し、前記制御手段は前記モータの稼働時に前記抵抗を
導通させるようにした。
【0011】(3)上記(1)の電子機器において、複
数のモータを有し、制御手段はそのうちの2個以上のモ
ータの起動時に抵抗を導通させるようにした。
【0012】(4)上記(2)の電子機器において、複
数のモータを有し、制御手段はそのうちの2個以上のモ
ータの稼働時に抵抗を導通させるようにした。
【0013】(5)モータと、機器本体の動作制御を行
う制御手段と、前記モータと前記制御手段とにそれぞれ
異なる駆動用電圧を出力可能なスイッチングレギュレー
タとを有する電子機器の制御方法において、該スイッチ
ングレギュレータの前記制御手段への出力側に抵抗を介
装しておき、前記制御手段は前記モータの起動時に前記
抵抗を導通させるようにした。
【0014】(6)モータと、機器本体の動作制御を行
う制御手段と、前記モータと前記制御手段とにそれぞれ
異なる駆動用電圧を出力可能なスイッチングレギュレー
タとを有する電子機器の制御方法において、該スイッチ
ングレギュレータの前記制御手段への出力側に抵抗を介
装しておき、前記制御手段は前記モータの稼働時に前記
抵抗を導通させるようにした。
【0015】(7)上記(5)の電子機器の制御方法に
おいて、制御手段は2個以上のモータの起動時に抵抗を
導通させるようにした。
【0016】(8)上記(6)の電子機器の制御方法に
おいて、制御手段は2個以上のモータの稼働時に抵抗を
導通させるようにした。
【0017】(9)電子写真プロセスを用いて画像記録
を行う画像記録装置において、モータと、装置本体の動
作制御を行う制御手段と、前記モータと前記制御手段と
にそれぞれ異なる駆動用電圧を出力可能なスイッチング
レギュレータとを有するとともに、該スイッチングレギ
ュレータの前記制御手段への出力側に前記制御手段によ
り抵抗を介装し、前記制御手段は前記モータの起動時に
前記抵抗を導通させるようにした。
【0018】(10)電子写真プロセスを用いて画像記
録を行う画像記録装置において、モータと、装置本体の
動作制御を行う制御手段と、前記モータと前記制御手段
とにそれぞれ異なる駆動用電圧を出力可能なスイッチン
グレギュレータとを有するとともに、該スイッチングレ
ギュレータの前記制御手段への出力側に抵抗を介装し、
前記制御手段は前記モータの稼働時に前記抵抗を導通さ
せるようにした。
【0019】(11)上記(9)の画像記録装置におい
て、複数のモータを有し、制御手段はそのうちの2個以
上のモータの起動時に抵抗を導通させるようにした。
【0020】(12)上記(10)の画像記録装置にお
いて、複数のモータを有し、制御手段はそのうちの2個
以上のモータの稼働時に抵抗を導通させるようにした。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本実施例を画
像記録装置によって説明する。
【0022】(実施例1)図1は実施例1の画像記録装
置の構成を示す回路ブロック図、図2はその動作を示す
フローチャートである。
【0023】図1において、100はフライバック型の
スイッチングレギュレータであり、トランスT101,
Nチャネル型MOSFET(以下、単にトランジスタと
いう)Q101,ダイオードS101,コンデンサC1
01,ダイオードD102,コンデンサC102,抵抗
R101,抵抗R102,抵抗R103,抵抗R10
4,コンデンサC103,ダイオードD103,フォト
カプラPC101及び不図示の電源制御回路により構成
されている。
【0024】上記フライバック型のスイッチングレギュ
レータはスキャナモータ102,紙搬送モータ103,
ソレノイド104,高圧電源105のパワー系の駆動用
重圧である24V,CPU101,レーザ制御回路10
6の制御系駆動用電圧である5Vの2電圧を出力可能で
あり、5Vが一定電圧になるようトランジスタQ101
の駆動パルスを変化させている。
【0025】24VはトランスT101の巻線比にほぼ
応じて出力されるが、5V用の負荷が大きく24V用の
負荷が少ないときに24Vの出力電圧は大きく、5V用
の負荷が小さく24V用の負荷が大きいときに24Vの
出力電圧が小さくなる。
【0026】装置の制御はCPU(制御手段)101に
より行われ、スキャナモータ102,紙搬送モータ10
3,ソレノイド104、高圧電源105,レーザ制御回
路106および図示しない他の部位の動作を制御する。
【0027】CPU101の各出力ポートから、スキャ
ナモータ102にSCNON信号,紙搬送モータ103
にMTRON信号,ソレノイド104にSLNON信
号,高圧電源105にHVON信号,レーザ制御回路1
06にLSRON信号,トランジスタQ102に抵抗R
106を介してDMYON信号をそれぞれ送出し、CP
U101の入力ポートで紙搬送モータ103から送出し
たMTRRDY信号を受信する。各出力ポートは接続さ
れた部分の動作有無を制御し、装置待機時は全てLOW
である。MTRRDY信号は紙搬送用モータが規定回転
数にあるときTRUEとなり、規定回数にないときFA
LSEとなる。
【0028】上記構成のスイッチングレギュレータの制
御系(SV)への出力側には、抵抗R105とトランジ
スタQ102が直列に介装され、後述するモータ起動時
にのみCPU101からのDMYON信号によりトラン
ジスタQ102が導通することで抵抗R105が導通す
る。
【0029】図2は上記構成の装置が画像記録動作を開
始するときの処理度差を示すフローチャートであり、不
図示のROMにより格納されているプログラムに基づき
CPU101の指示により実行される。
【0030】CPU101がプリント命令を受信する
と、CPU101は出力ポートから出力されるDMYO
N信号をHIGHにする(ステップS101)。そのた
め、トランジスタQ102がONし、抵抗R105に5
V電流が流れ、24Vの出力電圧は上昇する。
【0031】その後101はMYRON信号をHIGH
にし(ステップS102)、紙搬送用モータ103を起
動する。紙搬送用モータ103が規定回数の回転数に達
したことをMTRRDY信号がTRUEになることでC
PU101が確認すると(ステップS103)DMYO
N信号をLOWにする(ステップS104)。そして、
SCNON信号をHIGHにする(ステップS10
5)。
【0032】また、本動作は紙搬送モータ103が規定
の回転数に達したことを通知するMTRRDY信号がな
くても実現することができる。図3に動作の流れを示
す。プリント命令を受信するとDMYON信号をHIG
Hにし(ステップS201)、抵抗R105に5V電流
を流し24Vの出力電圧を上昇させる。その後、MTR
ON信号をHIGHにし(ステップS202)、紙搬送
モータ103を起動させ、規定の回転数に達すると見込
まれた時間(図3の場合2秒)経過後信号DMYONを
LOWにする(ステップS204)。そして、SCNO
N信号とHIGHにする(ステップS205)。
【0033】また、図4に示すように、MTRON信号
線とトラジスタQ102とをコンデンサC104および
ダイオードD104を介して容量結合させることによっ
ても実現できる。この場合、結合に使用されているコン
デンサC104の容量値を適切な値にすることにより、
抵抗R105に5V電流が流れている時間を紙搬送モー
タ103の起動時間に合せることができる。なお、他の
構成は図1と同様であり、同一の符号を付して説明は省
略する。
【0034】このように本実施例では紙搬送モータ10
3の起動時に限り、制御系電圧(5V)の負荷を重くす
ることにより、クロスレギュレーションを改善し、必要
とされるパワー系電圧を得られるとともに、他の状態に
おいて無駄な電力を消費することがなくなる。
【0035】(実施例2)図5は実施例2の画像記録装
置の構成を示す回路ブロック図、図6はその動作を示す
フローチャートである。
【0036】図5に示す回路は図1に示す回路のMTR
RDY信号線を削除し、スキャナモータ102が規定の
回転数に達するとTRUEになるSCNRDY信号線を
追加したものである。なお、図1と同一の構成要素につ
いては同一の符号を付して説明は省略する。
【0037】図6は装置画像記録動作を開始するときの
動作を示すフローチャートであり、不図示のROMに格
納されているプログラムに基づいてCPU101の指示
により実行される。CPU101がプリント命令を受信
すると、CPU101はDMYON信号をHIGHにす
る(ステップS301)。そのため、トランジスタQ1
02がONし、抵抗R105に5V電流が流れ、24V
の出力電圧は上昇する。
【0038】その後CPU101はSCNON信号をH
IGHにし(ステップS102)、スキャナモータ10
2を起動する。スキャナモータ102が規定回転数に達
したことをSCNRDY信号がTRUEになることでC
PUが確認すると(ステップS303)DMYONをL
OWにする(ステップS304)。そして、MTRON
信号をHIGHにする(ステップS305)。
【0039】画像記録装置によっては記録動作を開始す
る時間を早くするためにスキャナモータ102をできる
だけ速く起動したほうが良い場合がある。本構成を用い
ることにより、スキャナモータ102起動時の24V電
圧が上昇し、スキャナモータ102の起動時間の短縮化
が実現できる。
【0040】また、上記実施例1で説明したように、S
CNRDY信号がなくてもCPU101がSCNON信
号をHIGHにしてからDMYON信号をLOW信号を
LOWにするまで適切な時間待つように設定しておくこ
とも本動作は実現できる。あわせて、SCNON信号線
とトランジスタQ102を容量結合することでも実現す
ることができる。
【0041】このように本実施例ではスキャナモータ1
02の起動時に限り、制御系電圧(5V)の負荷を重く
することにより、クロスレギュレーションを改善し、必
要とされるパワー系電圧を得られるとともに、他の状態
において無駄な電力を消費することがなくなる。
【0042】(実施例3)図7は実施例3の画像記録装
置の構成を示す回路ブロック図、図8はその動作を示す
フローチャートである。
【0043】図7に示す回路は図1に示す回路と図5に
示す回路を組み合わせたものである。すなわち、SCN
RDY信号線,MTRRDY信号線を両方とも有する。
なお、図1,図5と同一の構成要素については同一の符
号を付して説明は省略される。
【0044】図8は装置が画像記録動作を開始するとき
の動作を示すフローチャートであり、不図示のROMに
格納されているプログラムに基づきCPU101の指示
により実行される。
【0045】CPU101がプリント命令を受信する
と、CPU101はDMYON信号をHIGHにする
(ステップS401)。そのため、トランジスタQ10
2がONし、抵抗R105に5V電流が流れ、24Vの
出力電圧は上昇する。
【0046】その後CPU101はMTRON信号をH
IGHにし(ステップS402)、紙搬送モータ103
を起動する。紙搬送モータ103が規定の回転数に達し
たことをMTRRDY信号がTRUEになると(ステッ
プS403)、SCNON信号をHIGHにし(ステッ
プS404)、スキャナモータ102を起動する。スキ
ャナモータ102が規定の回転数に達したことをSCN
RDY信号がTRUEになることでCPU101が確認
すると(ステップS405)DMYON信号をLOWに
する(ステップS406)。
【0047】本実施例は紙搬送モータ103、スキャナ
モータ102ともに起動時24Vの電圧を上昇させる必
要があるときに用いられる。
【0048】また、上記実施例1で説明したように、M
TRRDY信号線、SCNRDY信号線がなくともCP
U101がMTRRDY信号、SCNON信号をHIG
HにしてからDMYON信号をLOWにするまで適切な
時間待つように設定しておくことでも本動作は実現でき
る。あわせて、MTRRDY信号線,SCNON信号線
とトランジスタQ102を容量結合することも実現する
ことができる。
【0049】このように本実施例では、紙搬送モータ1
03とスキャナモータ102の起動時に限り、制御系電
圧(5V)の負荷を重くすることにより、クロスレギュ
レーションを改善し、必要とされるパワー系電圧を得ら
れるとともに、その他の状態において無駄な電力を消費
することがなくなる。
【0050】(実施例4)図9は実施例4の画像記録装
置構成を示す回路ブロック図である。
【0051】図9に示すようにトランスT101,トラ
ンジスタQ101,ダイオードD101,コンデンサC
101,ダイオードD102,コンデンサC102,抵
抗R102,抵抗R103,抵抗R104,コンデンサ
C103,ダイオードD103,フォトカプラPC10
1および図示されていない電源制御回路はフライバック
型のスイッチングレギュレータを構成している。
【0052】上記フライバック型のスイッチングレギュ
レータは24V,5Vの2出力であり、5Vが一定電圧
になるようトランジスタQ101の駆動パルスを変化さ
せている。24VはトランスT101の巻線比にほぼ応
じて出力されるが、5V用の負荷が大きく24V用の負
荷が少ないときに24Vの出力電圧は大きく、5V用の
負荷が小さく24V用の負荷が大きいときに24Vの出
力電圧が小さくなる。
【0053】装置の制御はCPU101により行われ、
スキャナモータ102、紙搬送モータ103,ソレノイ
ド104、高圧電源105、レーザ制御回路106およ
び図示しない他の部位の動作を制御する。
【0054】CPU101の各出力ポートから、スキャ
ナモータ102にSCNON信号,紙搬送モータ103
にMTRON信号,ソレノイド104にSLNON信
号,高圧電源105にHVON信号,LSRON信号,
トランジスタQ102に抵抗R106を介してDMYO
N信号をそれぞれ送出する。各出力ポートは接続された
部分の動作の有無を制御し、装置待機時は全てLOWで
ある。
【0055】CPU101がプリント命令を受信する
と、CPU101MTRON信号をHIGHにする。そ
のため、トランジスタQ102がONし、抵抗R105
に5V電流が流れ、24Vの出力電圧は上昇する。ま
た、それとともに紙搬送用モータ103を起動する。プ
リント動作が終了し、紙搬送用モータ103が停止する
と抵抗R105への電流流入はなくなる。
【0056】本実施例は、紙搬送モータ稼動時に渡って
24V電圧を上昇させたい場合に用いられる。
【0057】このように本事例では、紙搬送モータ稼働
時に限り、制御系電圧(5V)の負荷を重くすることに
より、クロスレギュレーションを改善し、必要とされる
パワー系電圧を得られるとともに、他の状態において無
駄な消費をすることがなくなる。
【0058】このように上記実施例1〜4では、紙搬送
用モータやスキャナモータの起動時、あるいは紙搬送系
モータの稼動時に限り、制御系電圧の負荷を意図的に重
くすることによりクロスレギュレーションを改善し、必
要とされるパワー系電圧の電圧値を得られるようになる
とともに、他の状態において無駄な電力を消費すること
がなくなる。
【0059】なお、上記実施例1〜4では画像記録装置
によって説明したが、本発明はこれに限らず、パワー系
重圧及び制御系電圧とが必要とされる電子機器に適用可
能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パワー系電圧の低下を嫌うモータ起動時やモータ稼動時
に電圧の低下を抑制でき、かつ他の状態において無駄な
消費電力を伴わないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示す回路ブロック図
【図2】 実施例1の処理動作を示すフローチャート
【図3】 実施例1の処理動作を示すフローチャート
【図4】 実施例1の構成を示す回路ブロック図
【図5】 実施例2の構成を示す回路ブロック図
【図6】 実施例2の処理動作を示すフローチャート
【図7】 実施例3の構成を示す回路ブロック図
【図8】 実施例3の処理動作を示すフローチャート
【図9】 実施例4の構成を示す回路ブロック図
【符号の説明】
100 スイッチングレギュレータ 101 CPU(制御手段) 102 スキャナモータ 103 紙搬送モータ T101 トランス Q101 トランジスタ(MOSFET) Q102 トランジスタ R105 抵抗 R106 抵抗
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EE04 EJ17 ZA01 2H071 CA05 DA34 5H730 AA04 BB43 BB57 DD04 EE02 EE07 EE52 EE73 FD01 FF09 FF19 9A001 BB04 HH34 JJ35 KK31 KK42 LL09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、機器本体の動作制御を行う制
    御手段と、前記モータと前記制御手段とにそれぞれ異な
    る駆動用電圧を出力可能なスイッチングレギュレータと
    を有するとともに、該スイッチングレギュレータの前記
    制御手段への出力側に抵抗を介装し、前記制御手段は前
    記モータの起動時に前記抵抗を導通させることを特徴と
    する電子機器。
  2. 【請求項2】 モータと、機器本体の動作制御を行う制
    御手段と、前記モータと前記制御手段とにそれぞれ異な
    る駆動用電圧を出力可能なスイッチングレギュレータと
    を有するとともに、該スイッチングレギュレータの前記
    制御手段への出力側に抵抗を介装し、前記制御手段は前
    記モータの稼働時に前記抵抗を導通させることを特徴と
    する電子機器。
  3. 【請求項3】 複数のモータを有し、制御手段はそのう
    ちの2個以上のモータの起動時に抵抗を導通させること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 複数のモータを有し、制御手段はそのう
    ちの2個以上のモータの稼働時に抵抗を導通させること
    を特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 モータと、機器本体の動作制御を行う制
    御手段と、前記モータと前記制御手段とにそれぞれ異な
    る駆動用電圧を出力可能なスイッチングレギュレータと
    を有する電子機器の制御方法であって、該スイッチング
    レギュレータの前記制御手段への出力側に抵抗を介装し
    ておき、前記制御手段は前記モータの起動時に前記抵抗
    を導通させることを特徴とする電子機器の制御方法。
  6. 【請求項6】 モータと、機器本体の動作制御を行う制
    御手段と、前記モータと前記制御手段とにそれぞれ異な
    る駆動用電圧を出力可能なスイッチングレギュレータと
    を有する電子機器の制御方法であって、該スイッチング
    レギュレータの前記制御手段への出力側に抵抗を介装し
    ておき、前記制御手段は前記モータの稼働時に前記抵抗
    を導通させることを特徴とする電子機器の制御方法。
  7. 【請求項7】 制御手段は2個以上のモータの起動時に
    抵抗を導通させることを特徴とする請求項5記載の電子
    機器の制御方法。
  8. 【請求項8】 制御手段は2個以上のモータの稼働時に
    抵抗を導通させることを特徴とする請求項6記載の電子
    機器の制御方法。
  9. 【請求項9】 電子写真プロセスを用いて画像記録を行
    う画像記録装置であって、モータと、装置本体の動作制
    御を行う制御手段と、前記モータと前記制御手段とにそ
    れぞれ異なる駆動用電圧を出力可能なスイッチングレギ
    ュレータとを有するとともに、該スイッチングレギュレ
    ータの前記制御手段への出力側に前記制御手段により抵
    抗を介装し、前記制御手段は前記モータの起動時に前記
    抵抗を導通させることを特徴とする画像記録装置。
  10. 【請求項10】 電子写真プロセスを用いて画像記録を
    行う画像記録装置であって、モータと、装置本体の動作
    制御を行う制御手段と、前記モータと前記制御手段とに
    それぞれ異なる駆動用電圧を出力可能なスイッチングレ
    ギュレータとを有するとともに、該スイッチングレギュ
    レータの前記制御手段への出力側に抵抗を介装し、前記
    制御手段は前記モータの稼働時に前記抵抗を導通させる
    ことを特徴とする画像記録装置。
  11. 【請求項11】 複数のモータを有し、制御手段はその
    うちの2個以上のモータの起動時に抵抗を導通させるこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像記録装置。
  12. 【請求項12】 複数のモータを有し、制御手段はその
    うちの2個以上のモータの稼働時に抵抗を導通させるこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018134977A1 (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 三菱電機株式会社 スイッチング電源回路及び空気調和機

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