JP2001285851A - テレビドアホンシステム - Google Patents

テレビドアホンシステム

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JP2001285851A
JP2001285851A JP2000089844A JP2000089844A JP2001285851A JP 2001285851 A JP2001285851 A JP 2001285851A JP 2000089844 A JP2000089844 A JP 2000089844A JP 2000089844 A JP2000089844 A JP 2000089844A JP 2001285851 A JP2001285851 A JP 2001285851A
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camera
intercom
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television
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JP2000089844A
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Kouta Iwabuchi
航太 岩渕
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアホン子機とカメラ付きドアホン子機との
設置変更が容易にできてテレビ付きインターホン親機の
小型化に容易に対応できるテレビドアホンシステムを提
供すること。 【解決手段】 ドアホン子機2、及びテレビカメラによ
って撮影した映像信号を出力するカメラ付きドアホン子
機3と、同ドアホン子機2、カメラ付きドアホン子機3
へ、2線ケーブルを介して電源供給させるとともに前記
映像信号を入力し、映像を映し出して通話可能とするテ
レビ付きインターホン親機1とを備えるテレビドアホン
システムである。ドアホン子機2を、カメラ付きドアホ
ン子機3と略同一の電圧値の電源入力にて動作するよう
なすとともに、前記2線ケーブルを、該ドアホン子機2
又はカメラ付きドアホン子機3からテレビ付きインター
ホン親機1に設けた1又は複数の同一接続端子11に接
続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビドアホンシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6(a)に示す如く、ドア
ホン子機B、及びテレビカメラによって撮影した映像信
号を出力するカメラ付きドアホン子機3と、同ドアホン
子機B、カメラ付きドアホン子機3へ、2線ケーブルC
を介して電源供給させるとともに前記映像信号を入力
し、映像を映し出して通話可能とするテレビ付きインタ
ーホン親機Aとを備えるテレビドアホンシステムがあ
る。
【0003】上記の、カメラ付きドアホン子機3、ドア
ホン子機Bの回路ブロック図を図7に示す。図7(a)
に示すように、カメラ付きドアホン子機3においては、
テレビカメラであるカメラ部3A及び該テレビカメラに
て撮影した映像信号を出力する変調回路39らを有する
映像部と、インターフェースとなる受電回路36と、通
話回路33と、テレビ付きインターホン親機Aの呼び出
し用の呼出釦37をもった、呼出スイッチの押下に伴い
呼び出し信号を出力する信号発生回路らを有する呼出回
路(図示せず)とを備え、これらはいずれも逆接続防止
用のダイオードブリッジ32を経て接続端子31に接続
されている。
【0004】上記映像部では、来訪者を撮影してFM信
号による映像信号を出力を行う。そして、この場合、撮
影した映像信号を出力するカメラ部3Aと、カメラ部3
Aからの映像信号を、例えば所定周波数のFM信号にF
M変調する変調回路39とを有している。
【0005】受電回路36は、通話の音声信号や上記映
像信号に影響を与えることなく、後述するテレビ付きイ
ンターホン親機Aから直流電源を得るためのもので、接
続端子31からみた入力インピーダンスを所定の値に変
換するためのインピーダンス変換回路、上記の映像部及
び通話回路33などに電源を供給するための、DC−D
Cコンバータや、レギュレータ等にて形成された安定化
電源を有している。
【0006】通話回路33は、送話音声を入力し電気音
声信号に変換するマイク34と、受話音声等を出力する
スピーカ35とが接続されており、音声信号を増幅して
このスピーカ35を駆動するためのスピーカアンプ、マ
イク34からの音声信号を増幅するためのマイクアン
プ、送話及び受話の音声信号を一対の配線によって伝送
するための4線配線を2線配線に変換する4線2線変換
回路などを有して形成されている。この通話回路33に
は、起動制御をおこなう電圧スイッチが設けられてお
り、この電圧スイッチが、接続端子31へ印加される電
源入力電圧の大きさを検出して、カメラ付きドアホン子
機3全体への電源供給のオン/オフをおこなうようにな
っている。この場合、電圧スイッチは、接続端子31へ
印加される電源入力電圧が所定の電源電圧値として例え
ば9V以上であるときにこれを検出し、通話回路33へ
の電源供給をおこなっている。
【0007】また、ドアホン子機Bにおいては、図7
(b)に示すように、通話回路Dと、テレビ付きインタ
ーホン親機Aの呼び出し用の呼出釦Eをもった呼出スイ
ッチの押下に伴い呼び出し信号を出力する信号発生回路
を有する呼出回路(図示せず)とを備え、これらはいず
れも逆接続防止用のダイオードブリッジを経てドアホン
子機Bの接続端子に接続されている。
【0008】上記ドアホン子機Bとカメラ付きドアホン
子機3とではその回路上、必要となる電圧、電流が違
う。すなわち、図8(b)に示すように、上記通話回路
Dを中心に構成されているドアホン子機Bは、動作時の
供給電圧がDC5Vで、待機時の供給電圧がDC1.5
Vとなっており、また、カメラ付きドアホン子機3にお
いては、通話回路以外にカメラ部3Aを有しており、こ
のカメラ部3Aを動作させる電源を供給する必要があ
る。
【0009】したがって、カメラ付きドアホン子機3
は、図8(a)に示すように、動作時に上記受電回路3
6によりカメラ部3Aによる撮影に必要な電圧(例えば
DC15V)を出力して電流を供給している。なお、こ
の受電回路36においては、夜間において赤外LED素
子等の夜間照明用LED3Bを発光させて来訪者に照射
して映像を映し出すための電流も必要とし、さらに、特
に夜間においてカメラ付きドアホン子機3の設置を明示
するため、待機時でも位置表示用LED38を点灯させ
ており、待機時の供給電圧が、同図に示すようにDC6
Vとなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の技術においては、元来ドアホン子機Bが先に開発され
て販売され、その時点において、それ以降に開発販売に
及んだカメラ付きドアホン子機3との共通化まで予測出
来なかったことがそれらの電源電圧値に差の生じた大き
な原因とされている。すなわち、ドアホン子機Bはその
回路構成が比較的簡略なもので、また、少ない消費電流
にて動作可能であって、内部の通話回路Dの電源電圧
を、図8(b)に示すようにそのまま上記2線ケーブル
の回線電圧(DC5V)としている。これに対し、カメ
ラ付きドアホン子機3は、上記した如く、その回路構成
上にて比較的大きな消費電流となってテレビ付きインタ
ーホン親機Aからの回線電圧を大きくする必要があっ
た。
【0011】ところで、最近、住宅の居住スペースの拡
大に対応して、テレビドアホンシステムの多局化への要
望が高まってきている。そして、施工後において、当初
にドアホン子機Bを設置していたものを、暫く使用した
以降に当該ドアホン子機Bをカメラ付きドアホン子機3
に変更する旨の要望が生ずることがあった。このとき、
ドアホン子機Bをカメラ付きドアホン子機3へ交換する
ことのみ行われて、図6(b)に示す如く異なる接続端
子である、テレビ付きインターホン親機A側の2線ケー
ブルの接続端子のつなぎ換えを忘れることがあって、施
工時の不具合への対応に多くの時間を要するという問題
があった。また、カメラ付きドアホン子機3を2台接続
するものにおいて、ドアホン子機B用の接続端子を余分
に設ける必要もあって、テレビ付きインターホン親機A
の小型化の阻害要因にもなっていた。
【0012】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、ドアホン子機とカメラ付
きドアホン子機との設置変更が容易にできてテレビ付き
インターホン親機の小型化に容易に対応できるテレビド
アホンシステムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテレビドアホンシステムにあっては、ドア
ホン子機、及びテレビカメラによって撮影した映像信号
を出力するカメラ付きドアホン子機と、同ドアホン子
機、カメラ付きドアホン子機へ、2線ケーブルを介して
電源供給させるとともに前記映像信号を入力し、映像を
映し出して通話可能とするテレビ付きインターホン親機
とを備えるテレビドアホンシステムであって、前記ドア
ホン子機を、前記カメラ付きドアホン子機と略同一の電
圧値の電源入力にて動作するようなすとともに、前記2
線ケーブルを、該ドアホン子機又はカメラ付きドアホン
子機から前記テレビ付きインターホン親機に設けた1又
は複数の同一接続端子に接続させたことを特徴としてい
る。
【0014】これにより、略同一の電圧値の電源入力に
て動作するドアホン子機又はカメラ付きドアホン子機
が、テレビ付きインターホン親機に設けた1又は複数の
同一接続端子に接続される。
【0015】そして、上記テレビ付きインターホン親機
が、前記2線ケーブルに映像信号の有無を検出し前記の
映像を映し出すか否かを判定する映像制御部を有するこ
とが好ましい。この場合、テレビ付きインターホン親機
にて、それの映像制御部にて、2線ケーブルに、カメラ
付きドアホン子機のテレビカメラによって撮影された映
像信号の有無が検出されてそれの映像を映し出すか否か
が判定され通話がなされるようになる。
【0016】また、上記ドアホン子機及び前記カメラ付
きドアホン子機を異なる電圧値の電源入力にて動作する
ようなすとともに、前記テレビ付きインターホン親機
に、前記ドアホン子機または前記カメラ付きドアホン子
機との接続状態を識別する識別手段を設け、テレビ付き
インターホン親機の1又は複数の同一接続端子からの電
源供給開始時の電圧値変化から、該識別手段がドアホン
子機またはカメラ付きドアホン子機の何れが接続されて
いるかを認識して、異なる電圧値にて電源供給させてな
ることも好ましい。
【0017】この場合、異なる電圧値の電源入力にて動
作するドアホン子機又はカメラ付きドアホン子機が、テ
レビ付きインターホン親機に設けた1又は複数の同一接
続端子に接続され、それの識別手段にて電源供給開始時
の電圧値変化から、ドアホン子機またはカメラ付きドア
ホン子機の何れが接続されているかが認識されて電源供
給され動作する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の、請求
項1、2に対応する第1の実施の形態を示し、図4、5
は、請求項3に対応する第2の実施の形態を示してい
る。
【0019】[第1の実施の形態]図1は、本発明の、
第1の実施の形態のテレビドアホンシステムのテレビ付
きインターホン親機を示す概略構成図、図2は、同テレ
ビドアホンシステムの、テレビ付きインターホン親機の
映像制御部を示す説明図、図3は、同テレビドアホンシ
ステムのドアホン子機を示す概略構成図である。
【0020】この実施の形態のテレビドアホンシステム
は、ドアホン子機2、及びテレビカメラによって撮影し
た映像信号を出力するカメラ付きドアホン子機3と、同
ドアホン子機2、カメラ付きドアホン子機3へ、2線ケ
ーブルを介して電源供給させるとともに前記映像信号を
入力し、映像を映し出して通話可能とするテレビ付きイ
ンターホン親機1とを備えるテレビドアホンシステムで
あって、前記ドアホン子機2を、前記カメラ付きドアホ
ン子機3と略同一の電圧値の電源入力にて動作するよう
なすとともに、前記2線ケーブルを、該ドアホン子機2
又はカメラ付きドアホン子機(以下、カメラ子機と称す
る)3から前記テレビ付きインターホン親機1に設けた
1又は複数の同一接続端子11に接続させている。
【0021】又、該実施の形態のテレビドアホンシステ
ムにおいては、前記テレビ付きインターホン親機(以
下、テレビ親機と称する)1が、前記2線ケーブルに映
像信号の有無を検出し前記の映像を映し出すか否かを判
定する映像制御部18を有してもいる。
【0022】テレビ親機1は、例えば台所等住宅の居室
内に設置されるもので、インターフェースとなる切替回
路12と、後述するドアホン子機2及びカメラ子機3と
の通話を行うための通話回路13と、映像部となる、F
M映像信号を復調する復調回路16、テレビモニタであ
るテレビ回路17と、ドアホン子機2またはカメラ子機
3の呼出釦の押下を検知する、呼出検知回路1C及び再
呼出検知回路1Dと、映像制御部18と、給電回路1E
とを有し、これらはいずれも切替回路12を経て複数の
接続端子11に接続されている。
【0023】切替回路12は、この場合、2つ設けられ
ている接続端子11a,11bの、何れの回線からの呼
出が有ったかを呼出検知回路1Ca、1Cbにて検出
し、それ以降の通話回路13、映像部及び給電回路1E
ら全ての回路部を、呼出のあった接続端子側へ切り替え
を行う。この場合、呼出検知回路1Cは、給電回路1E
から供給される待機時の供給電圧がDC6Vとなってい
る状態において、後述するドアホン子機2又はカメラ子
機3に設けられている呼出釦が押されたときの、図8
(a)に示すような瞬時電圧降下の発生から呼出検出を
おこなっている。
【0024】通話回路13は、送話音声を入力し電気音
声信号に変換するマイク14と、受話音声等を出力する
スピーカ15とが接続されており、音声信号を増幅して
このスピーカ15を駆動するためのスピーカアンプ、マ
イク14からの音声信号を増幅するためのマイクアン
プ、送話及び受話の音声信号を一対の配線によって伝送
するために4線配線を2線配線に変換する4線2線変換
回路などを有して形成されている。
【0025】映像制御部18は、ドアホン子機2と通話
するときにテレビ回路17における映像を消すためのも
のである。このテレビ回路17のテレビモニタは、それ
に映像信号入力されていないときでも回路部分が動作し
てしまい薄暗く点灯する。この映像制御部18は、映像
信号であるFM変調信号、すなわちキャリアの有無をキ
ャリア検知回路19にて判別し、テレビ回路17用の供
給電源回路1Bの出力をスイッチ回路1Aの制御をおこ
なって、テレビ回路17のテレビモニタが点灯するのを
防止している。
【0026】このキャリア検知回路19は、図2に示す
ように、映像信号であるFM変調信号に略等しい所定の
周波数帯域をもったバンドパスフィルタ181と、この
バンドパスフィルタ181からの出力のFM変調信号か
ら映像信号を取り出すFM復調用ICにて形成されたF
M復調部182と、このFM復調部182を映像FMキ
ャリア周波数に同調させるため同調回路183とを有し
ている。そして、FM復調部182から、スイッチ回路
1Aの制御をおこなうスイッチ出力を得ている。上記F
M復調用ICにおいては、多くの場合、キャリアの有無
に対応するスイッチ出力の機能を有しており、簡単な回
路構成でテレビ回路17のテレビモニタが点灯するのを
防止することができる。
【0027】再呼出検知回路1Dは、上記切替回路12
にて接続端子11a,11bの呼出のあった、何れの回
線側の接続端子側へ切り替えた後に通話の継続状態を検
知するもので、この場合、該切替回路12の動作直後
に、呼出のあったドアホン子機2または、カメラ子機3
からバックトーンを鳴動させる、バックトーン信号を生
成するトーン発生回路を有している。
【0028】給電回路1Eは、テレビ親機1の内部回路
用及びカメラ子機3への給電用の電源生成のための給電
回路と、前記呼出検知回路1Cを介して待機状態にて複
数のドアホン子機2またはカメラ子機3へ電源供給を行
う待機時給電回路とを有している。また、給電回路1E
は、従来の技術の項にて述べたカメラ子機3の通話回路
33に設けられている電圧スイッチを制御して該カメラ
子機3の通話回路を起動させて電源供給する機能を有し
ている。
【0029】ドアホン子機2は、この場合、従来の技術
の項にて図7(a)に示して説明したカメラ子機3の構
成から、映像に関わる変調回路39及びカメラ部3Aを
削除した構成としてある。すなわち、図3に示したよう
に、インターフェースとなる受電回路26と、マイク2
4及びスピーカ25の接続された通話回路23と、テレ
ビ親機1の呼び出し用の呼出釦27をもった呼出スイッ
チの押下に伴い、呼び出し信号を出力する信号発生回路
をもった呼出回路(図示せず)とを備え、これらはいず
れも逆接続防止用のダイオードブリッジ22を経て接続
端子21に接続されている。
【0030】これにより、ドアホン子機2とカメラ子機
3とは、機能的に映像信号出力の有無の差のみとなっ
て、待機時の入力インピーダンスがカメラ子機3と同一
で、且つ動作時入力インピーダンスがカメラ子機3と同
一なものとなる。したがって、テレビ親機1側からは、
ドアホン子機2とカメラ子機3との区別は認識すること
が無く使用することができる。すなわち、この実施の形
態においては、カメラ子機3は、従来の技術の項にて図
7(a)に示して説明したものと同一のものであり、説
明は省略する。
【0031】次に、上記テレビドアホンシステムの動作
説明を行う。まず、すべてのドアホン子機2とカメラ子
機3とが待機状態のときは、テレビ親機1の切替回路1
2は、どのカメラ子機とも接続されておらず中立の状態
を維持しており、また、ドアホン子機2とカメラ子機3
の接続端子21,31には、呼出検知回路1Cから待機
電圧としてDC6Vが印加されている。
【0032】このとき、来訪者が例えばドアホン子機2
側の呼出釦27を押下操作した場合に、ドアホン子機2
の通話回路23に設けられている呼出回路から、瞬時電
圧降下による呼出信号が出力される。すると、この呼出
信号がテレビ親機1の呼出検知回路1Cによって検出さ
れ、呼出検出結果信号が切替回路12へ入力され、切替
回路12が呼出のあったドアホン子機2側に接続し、給
電回路1Eからそのドアホン子機2側に向けて給電が開
始される。この給電にて、ドアホン子機2側の接続端子
21の端子電圧は、待機電圧から通話動作電圧であるD
C15Vに上昇するため、ドアホン子機2側の電圧スイ
ッチがオン状態となって通話回路23が起動される。そ
して、その後直ちにテレビ親機1の再呼出検知回路1D
からチャイム音などのバックトーンをドアホン子機2へ
向けて送出する。ドアホン子機2は、このバックトーン
の音声信号を通話回路23を通じてバックトーン報知音
としてスピーカ25を鳴動させる。そしてさらに、テレ
ビ親機1側の居住者が、テレビ親機1の通話釦(図示せ
ず)を押操作することにより、カメラ子機3との通話を
行うことができるのである。
【0033】このとき、テレビ親機1にて、それの映像
制御部18にて、2線ケーブルに、カメラ子機3のテレ
ビカメラによって撮影された映像信号の有無が検出され
てそれの映像を映し出すか否かが判定されるが、この場
合、映像信号であるFM変調信号、すなわちキャリアの
無いことがキャリア検知回路19にて判定され、スイッ
チ回路1Aが開路されてテレビ回路17へは供給電源回
路1Bの出力がされず、テレビ回路17のテレビモニタ
が点灯することなく通話がなされるようになる。なお、
通話終了後は、テレビ親機1の上記通話釦が再度押操作
されて、待機状態の待機電圧へと変化する。このとき、
上記の電圧スイッチは、待機電圧からバックトーン送出
時電圧との間の所定の電源電圧値にてオフする様に設定
されており、待機状態ではオフして通話回路23への電
源の供給が自動的に停止されるようになっている。ま
た、来訪者が例えばカメラ子機3側の呼出釦37を押操
作した場合には、映像制御部18にて、2線ケーブル
に、カメラ子機3のテレビカメラによって撮影された映
像信号の有ることが検出されて、テレビ回路17のテレ
ビモニタが点灯しそれの映像を映し出して通話がなされ
るのである。
【0034】したがって、以上説明したテレビドアホン
システムによると、略同一の電圧値の電源入力にて動作
するドアホン子機2又はカメラ子機3が、テレビ親機1
に設けた1又は複数の同一接続端子11に接続されるの
で、ドアホン子機2とカメラ子機3との設置変更が容易
にでき、また、テレビ親機1の小型化にも容易に対応で
きる。
【0035】そして、テレビ親機1にて、それの映像制
御部18にて、2線ケーブルに、カメラ子機3のテレビ
カメラによって撮影された映像信号の有無が検出されて
それの映像を映し出すか否かが判定され通話がなされる
ようになるので、映像出力を持たないドアホン子機2と
の通話に際して、テレビ回路17における映像を消すこ
とが可能となって違和感が無い。
【0036】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
の形態の、テレビドアホンシステムのテレビ付きインタ
ーホン親機を示す概略構成図、図5は、同テレビドアホ
ンシステムの、テレビ付きインターホン親機の識別手段
を示すフローチャートである。
【0037】この実施の形態のテレビドアホンシステム
は、識別手段を有するテレビ親機の構成が従来のものと
異なるもので、該実施の形態のテレビドアホンシステム
は、従来の技術の項にて説明したドアホン子機B、及び
テレビカメラによって撮影した映像信号を出力するカメ
ラ付きドアホン子機3と、同ドアホン子機B、カメラ付
きドアホン子機3へ、2線ケーブルを介して電源供給さ
せるとともに前記映像信号を入力し、映像を映し出して
通話可能とするテレビ付きインターホン親機4とを備え
るテレビドアホンシステムであって、前記ドアホン子機
B及び前記カメラ付きドアホン子機3を異なる電圧値の
電源入力にて動作するようなすとともに、前記テレビ付
きインターホン親機4に、前記ドアホン子機Bまたは前
記カメラ付きドアホン子機3との接続状態を識別する識
別手段48を設け、テレビ付きインターホン親機(以
下、テレビ親機と称する)4の1又は複数の同一接続端
子41からの電源供給開始時の電圧値変化から、該識別
手段48がドアホン子機Bまたはカメラ付きドアホン子
機(以下、カメラ子機と称する)3の何れが接続されて
いるかを認識して、異なる電圧値にて電源供給させてな
る。
【0038】このもののテレビ親機4は、識別手段48
となるマイクロコンピュータ(CPU)48を含んで、
このCPU48にて操作される切替回路となる切替スイ
ッチ42と、従来の技術にて説明したドアホン子機B及
びカメラ子機3との通話を行うための通話回路43と、
映像部となる、FM映像信号を復調する復調回路46、
テレビモニタであるテレビ回路部47と、ドアホン子機
B、カメラ子機3の呼出釦の押下をそれぞれ検知するド
アホン子機呼出検知回路49,カメラ子機呼出検知回路
4Cと、待機時ドアホン子機給電回路4A、動作時ドア
ホン子機給電回路4Bと、待機時カメラ子機給電回路4
D、動作時カメラ子機給電回路4Eとを有している。
【0039】切替スイッチ42は、この場合、図4に示
すように、1つ設けられている接続端子41の電源側端
子、及び通話回路43の通話部、及び上記映像部をそれ
ぞれコモン端子O,Oとする42a、42bが、一方を
上記ドアホン子機呼出検知回路49,待機時ドアホン子
機給電回路4A及び動作時ドアホン子機給電回路4Bの
P側、他方をカメラ子機呼出検知回路4C、待機時カメ
ラ子機給電回路4D及び動作時カメラ子機給電回路4E
のQ側とするように配設されている。
【0040】この切替スイッチ42a,42bは、後述
する識別手段48を実現するCPU48にて制御される
が、初期状態においては中立の状態となっている。そし
て、テレビ親機4の電源投入時に、まず上記P側に設定
されて、ドアホン子機呼出検知回路49にてドアホン子
機Bあるいは、カメラ子機3の何れが接続されているか
が検出され、それの出力をCPU48に向け入力するよ
うになっている。この場合、ドアホン子機呼出検知回路
49は、待機時ドアホン子機給電回路4Aから供給され
る待機時の供給電圧がDC6Vとなっている状態におい
て前述のドアホン子機Bによる待機電圧がDC1.5V
になったことにて、ドアホン子機Bが接続されている旨
を出力するようにしている。
【0041】通話回路43は、送話音声を入力し電気音
声信号に変換するマイク44と、受話音声等を出力する
スピーカ45とが接続されており、第1の実施の形態の
通話回路13と同一のものであるのでその説明は省略す
る。
【0042】次に、CPU48においてソフトウエアプ
ログラムにて形成されているこのものの識別手段48に
ついて、図5に示すフローチャートに基づいて説明す
る。まず、テレビ親機4への交流電源が投入されると、
中立の位置にあった切替スイッチ42a,42bを図4
中のP側に設定する(ステップ1)。すると、待機時ド
アホン子機給電回路4Aからドアホン子機B、またはカ
メラ子機3の何れかに電源が供給される(ステップ
2)。そのときの待機時電圧をドアホン子機呼出検知回
路49にて検知し(ステップ3)、そのとき検知した待
機電圧が1.5Vか否かが判定される(ステップ4)。
そして、待機電圧が1.5Vのときには接続端子41に
は、ドアホン子機Bが接続されていることか認識される
(ステップ5)。
【0043】また、ステップ4において、待機電圧が
1.5V以外のときには、切替スイッチ42a,42b
を図4中のQ側に設定し、さらに待機時カメラ子機給電
回路4Dからカメラ子機3と考えられるものに対して電
源を供給し、そのときの待機時電圧をカメラ子機呼出検
知回路4Cにて検知する(ステップ6)。そして、その
とき検知した待機電圧が6Vか否かが判定され(ステッ
プ7)、待機電圧が6Vのときには接続端子41には、
カメラ子機3が接続されていることか認識される(ステ
ップ8)。そして、それ以外の時には、端子間の短絡、
またはドアホン子機Bあるいはカメラ子機3の何れも接
続されておらず違う機器が接続されていると認識して、
待機時カメラ子機給電回路4Dからの電源供給を停止し
てインターホンとしての動作をさせないようにする。な
お、このときは、例えばエラー表示LED素子を点滅な
どにてエラー発生の表示を行っても良い。
【0044】したがって、以上説明したテレビドアホン
システムによると、異なる電圧値の電源入力にて動作す
るドアホン子機B又はカメラ子機3が、テレビ親機4に
設けた1又は複数の同一接続端子41に接続され、それ
の識別手段48にて電源供給開始時の電圧値変化から、
ドアホン子機B又はカメラ子機3の何れが接続されてい
るかが認識されて電源供給され動作するので、ドアホン
子機Bとカメラ子機3との設置変更が容易にでき、ま
た、テレビ親機4の小型化にも容易に対応できる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1、3記載のテレビドアホンシステムにあ
っては、ドアホン子機とカメラ付きドアホン子機との設
置変更が容易にでき、また、テレビ付きインターホン親
機の小型化にも容易に対応できる。
【0046】また、請求項2記載のテレビドアホンシス
テムにあっては、テレビ付きインターホン親機にて、そ
れの映像制御部にて、2線ケーブルに、カメラ付きドア
ホン子機のテレビカメラによって撮影された映像信号の
有無が検出されてそれの映像を映し出すか否かが判定さ
れ通話がなされるようになるので、映像出力を持たない
ドアホン子機との通話に際して、テレビ回路における映
像を消すことが可能となって違和感が無い。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態のテレビドアホン
システムのテレビ付きインターホン親機を示す概略構成
図である。
【図2】同テレビドアホンシステムの、テレビ付きイン
ターホン親機の映像制御部を示す説明図である。
【図3】同テレビドアホンシステムのドアホン子機を示
す概略構成図である。
【図4】第2の実施の形態の、テレビドアホンシステム
のテレビ付きインターホン親機を示す概略構成図であ
る。
【図5】同テレビドアホンシステムの、テレビ付きイン
ターホン親機の識別手段を示すフローチャートである。
【図6】本発明の従来例であるテレビドアホンシステム
を示す説明図である。
【図7】同テレビドアホンシステムのドアホン子機及び
カメラ付きドアホン子機を示す概略構成図である。
【図8】同テレビドアホンシステムのドアホン子機及び
カメラ付きドアホン子機の説明図である。
【符号の説明】
1、4 テレビ付きインターホン親機(テレビ親機) 11 接続端子 18 映像制御部 48 識別手段(CPU) 2 ドアホン子機 3 カメラ付きドアホン子機(カメラ子機)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアホン子機、及びテレビカメラによっ
    て撮影した映像信号を出力するカメラ付きドアホン子機
    と、同ドアホン子機、カメラ付きドアホン子機へ、2線
    ケーブルを介して電源供給させるとともに前記映像信号
    を入力し、映像を映し出して通話可能とするテレビ付き
    インターホン親機とを備えるテレビドアホンシステムで
    あって、 前記ドアホン子機を、前記カメラ付きドアホン子機と略
    同一の電圧値の電源入力にて動作するようなすととも
    に、前記2線ケーブルを、該ドアホン子機又はカメラ付
    きドアホン子機から前記テレビ付きインターホン親機に
    設けた1又は複数の同一接続端子に接続させたことを特
    徴とするテレビドアホンシステム。
  2. 【請求項2】 テレビ付きインターホン親機が、前記2
    線ケーブルに映像信号の有無を検出し前記の映像を映し
    出すか否かを判定する映像制御部を有する請求項1記載
    のテレビドアホンシステム。
  3. 【請求項3】 ドアホン子機、及びテレビカメラによっ
    て撮影した映像信号を出力するカメラ付きドアホン子機
    と、同ドアホン子機、カメラ付きドアホン子機へ、2線
    ケーブルを介して電源供給させるとともに前記映像信号
    を入力し、映像を映し出して通話可能とするテレビ付き
    インターホン親機とを備えるテレビドアホンシステムで
    あって、 前記ドアホン子機及び前記カメラ付きドアホン子機を異
    なる電圧値の電源入力にて動作するようなすとともに、
    前記テレビ付きインターホン親機に、前記ドアホン子機
    または前記カメラ付きドアホン子機との接続状態を識別
    する識別手段を設け、テレビ付きインターホン親機の1
    又は複数の同一接続端子からの電源供給開始時の電圧値
    変化から、該識別手段がドアホン子機またはカメラ付き
    ドアホン子機の何れが接続されているかを認識して、異
    なる電圧値にて電源供給させてなることを特徴とするテ
    レビドアホンシステム。
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