JP2001285034A - D−ff回路 - Google Patents

D−ff回路

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JP2001285034A
JP2001285034A JP2000091812A JP2000091812A JP2001285034A JP 2001285034 A JP2001285034 A JP 2001285034A JP 2000091812 A JP2000091812 A JP 2000091812A JP 2000091812 A JP2000091812 A JP 2000091812A JP 2001285034 A JP2001285034 A JP 2001285034A
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circuit
flop
clock signal
signal
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Kazuo Nakaizumi
一雄 中泉
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption
    • HELECTRICITY
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    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits
    • H03K3/0372Bistable circuits of the master-slave type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、D−FF回路のマスタフリ
ップフロップにおける入力信号DATAの立ち下がり時
の動作の遅延を改善し、また、スレーブフリップフロッ
プにおけるtpdを短縮してD−FF回路の動作速度を
高速化することである。 【解決手段】 スレーブフリップフロップの初段にクロ
ックドインバータ120を設け、クロックドインバータ
120の出力端子に2段のインバータ113・114を
直列連結し、スレーブフリップフロップにおけるtpd
を短縮する。また、トランスファゲートG1の次段にN
OR回路素子110を接続し、マスタフリップフロップ
における入力信号の立ち上がり時と立ち下がり時とでの
動作時間差を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はD−FF回路に係
り、詳細には、クロック発生回路から発生されたクロッ
ク信号に基づいて動作するD−FF回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CMOS(Complementary MO
S)で構成されるD−フリップフロップ(以下、D−F
Fと呼ぶ。)は、マスタ部分のフリップフロップ(以
下、マスタFFと呼ぶ。)と、スレーブ部分のフリップ
フロップ(以下、スレーブFFと呼ぶ。)と、クロック
発生回路とにより構成され、クロック発生回路はクロッ
ク信号を生成してマスタFF及びスレーブFFに対して
出力する。マスタFF及びスレーブFFは入力されたク
ロック信号に基づいて、それぞれ所定のタイミングで動
作を開始または停止する。
【0003】図3及び図4を参照して、従来のD−FF
回路100について説明する。図3(A)は従来のD−
FF回路100であり、図3(B)はクロック発生回路
200を示す図である。
【0004】図3(A)において、D−FF回路100
は、インバータ101・102、トランスファゲートG
1・G2、及びNANDゲート106により構成される
マスタFFと、トランスファゲートG3・G4、NAN
Dゲート107、及びインバータ103・104・10
5により構成されるスレーブFFとから構成される。マ
スタFF及びスレーブFFはそれぞれクロック発生回路
200から入力されるクロック信号に基づいて動作を開
始または停止する。
【0005】トランスファゲートG1・G2・G3・G
4はそれぞれPチャネルトランジスタTr5〜Tr8と
NチャネルトランジスタTr1〜Tr4とからなり、各
トランジスタTr1〜Tr8のゲートにはクロック発生
回路200から出力されるクロック信号が入力される。
そして、各トランジスタTr1〜Tr8に入力されるク
ロック信号に基づいて各トランスファゲートG1・G2
・G3・G4がそれぞれ“ON”または“OFF”さ
れ、入力信号DATAを保持または伝送する。
【0006】クロック発生回路200は図3(B)に示
すように3つのインバータ31・32・33で構成され
ることとする。ここで、インバータ31は入力クロック
信号CLKを反転して第1のクロック信号/CLK1と
して出力する。インバータ32は第1のクロック信号/
CLK1を反転して第2のクロック信号CLK2として
出力する。インバータ33は第2のクロック信号CLK
2を反転して第3のクロック信号/CLK2として出力
する。
【0007】そして、第2のクロック信号CLK2及び
第3のクロック信号/CLK2をマスタFFの動作停止
クロックとして使用し、第1のクロック信号/CLK1
及び第2のクロック信号CLK2をスレーブFFの動作
開始クロックとして使用する。
【0008】上述のように構成されるD−FF回路10
0の動作について、図4の動作タイミング図を参照して
説明する。図4において実線は入力信号DATAの立ち
上がり時の動作を示し、一点鎖線は入力信号DATAの
立ち下がり時の動作を示す。
【0009】まず、図4の実線に示す入力信号DATA
の立ち上がり時の動作について説明する。時刻t50に
おいて入力信号DATAが“L”レベルから“H”レベ
ルに遷移すると、インバータ101は入力信号DATA
を反転して“L”レベルの信号を出力する。このとき、
第2のクロック信号CLK2は“L”であり、かつ第3
のクロック信号/CLK2は“H”であるのでトランス
ファゲートG1は“ON”し、インバータ101から出
力される“L”レベルの信号をインバータ102に対し
て出力する。インバータ102は入力された“L”レベ
ルの信号を反転して“H”レベルの信号を出力する。従
って、時刻t51において接点N2は“H”レベルから
“L”レベルに遷移し、時刻t52において接点N3は
“L”レベルから“H”レベルに遷移する。
【0010】一方、クロック発生回路200では、時刻
t52において入力クロック信号CLKを“L”レベル
から“H”レベルに遷移する。入力データを入力してか
ら入力クロック信号の立ち上がりまで時間である外部セ
ットアップ時間はt50〜t52である。
【0011】入力クロック信号CLKはインバータ31
において反転され、時刻t53において“L”レベルの
第1のクロック信号/CLK1として出力される。ま
た、第1のクロック信号/CLK1はインバータ32に
おいて反転され、時刻t55において“H”レベルの第
2のクロック信号CLK2として出力される。従って、
第1のクロック信号/CLK1が“L”で第2のクロッ
ク信号CLK2が“H”となるので、トランスファゲー
トG3が“ON”してスレーブFFの動作を開始する。
【0012】時刻t55においてスレーブFFが動作を
開始すると、時刻t52において接点N3を通過した
“H”レベルの信号はトランスファゲートG3を通過
し、時刻t57において接点N5は“L”レベルから
“H”レベルに遷移する。
【0013】一方、時刻t56において、第2のクロッ
ク信号/CLK1がクロック発生回路200のインバー
タ33を通過し、“L”レベルの第3のクロック信号/
CLK2を出力する。すると、トランスファゲートG1
が“OFF”し、マスタFFの動作を停止し、入力信号
DATAを保持する。
【0014】次に一点鎖線に示す入力信号DATAの立
ち下がり時における動作を説明する。時刻t50におい
て入力信号DATAが“H”レベルから“L”レベルに
遷移すると、インバータ101は入力信号DATAを反
転して“H”レベルの信号を出力する。このとき、第2
のクロック信号CLK2は“L”であり、かつ第3のク
ロック信号/CLK2は“H”であるのでトランスファ
ゲートG1は“ON”である。従って、時刻t52にお
いて接点N2は“L”レベルから“H”レベルに遷移す
る。また、接点N2を通過した信号はインバータ102
により反転されて、時刻t54において接点N3が
“H”レベルから“L”レベルに遷移する。
【0015】一方、クロック発生回路200では、時刻
t52において入力クロック信号CLKを“L”レベル
から“H”レベルに遷移する。入力クロック信号CLK
はインバータ31において反転され、時刻t53におい
て“L”レベルの第1のクロック信号/CLK1として
出力される。また、第1のクロック信号/CLK1はイ
ンバータ32において反転され、時刻t55において
“H”レベルの第2のクロック信号CLK2として出力
される。従って、第1のクロック信号/CLK1が
“L”で第2のクロック信号CLK2が“H”となるの
で、トランスファゲートG1が“OFF”してマスタF
Fの動作を停止し、DATAを保持する。
【0016】また、時刻t61においてリセット信号R
Bが“H”レベルから“L”レベルに遷移すると、時刻
t62で接点N2が“L”レベルから“H”レベルに遷
移し、時刻t63で出力信号/OUTが“L”レベルか
ら“H”レベルに遷移する。外部リセット時間tR(リ
セット信号RBの入力時から出力信号/OUTをリセッ
トするまでの時間)はt61〜t63である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来のD−FF回路100は、入力信号DATAの
立ち下がり時において、トランスファゲートG1のPチ
ャネルトランジスタTr5の電流供給能力が不十分な場
合が多く、接点N2の立ち上がり時間が遅い。逆に、N
チャネルトランジスタTr1の電流供給能力は十分な場
合が多く、接点N2の立ち下り時間が速い。これに対
し、次段に設けられるインバータ102は立ち上がり時
間と立ち下り時間の差が少なく、NANDゲート106
も立ち上がり時間と立ち下り時間の差が少ない。従っ
て、入力信号DATAの立ち下がり時におけるマスタF
Fの動作は、立ち上がり時と比較して、Pチャネルトラ
ンジスタTr5の電流供給能力が不十分なことに起因す
る遅延が大きく反映し、よってマスタFFの出力端子で
ある接点N3における信号出力が遅延する。
【0018】具体的には、図4に示す動作タイミング図
では接点N3の信号通過時刻を比較すると入力信号DA
TAの立ち上がり時はt52であるのに対し、立ち下が
り時はt54と遅延し、動作時間差が生じる。
【0019】一方、スレーブFFについては、トランス
ファゲートG3から出力端子(/OUT)まで、計4段
の回路(トランスファゲートG3、NANDゲート10
7、インバータ104・105)で構成される。そのた
め、パス時間が大きく全体的なtpd(Time for Propa
gation Delay;伝播遅延時間)が遅延する。
【0020】本発明の課題は、D−FF回路のマスタフ
リップフロップにおける入力信号DATAの立ち下がり
時の動作の遅延を改善し、また、スレーブフリップフロ
ップにおけるtpdを短縮してD−FF回路の動作速度
を高速化することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、クロック発生回路(例え
ば、図1(B)に示すクロック発生回路4)において発
生されるクロック信号に基づいて動作するマスタフリッ
プフロップとスレーブフリップフロップとを備えたD−
FF回路(例えば、図1(A)に示すD−FF回路3)
であって、前記スレーブフリップフロップは、初段に設
けられ、前記クロック信号に基づいて動作するクロック
ドインバータ(例えば、図1(A)に示すクロックドイ
ンバータ120)と、前記クロックドインバータの出力
端子に直列連結される2段のインバータ(例えば、図1
(A)に示すインバータ113・114)と、を備える
ことを特徴とする。
【0022】請求項1記載の発明によれば、クロック発
生回路において発生されるクロック信号に基づいて動作
するマスタフリップフロップとスレーブフリップフロッ
プとを備えたD−FF回路において、前記スレーブフリ
ップフロップの初段に前記クロック信号に基づいて動作
するクロックドインバータを設け、前記クロックドイン
バータの出力端子に2段のインバータを直列連結する。
【0023】従って、スレーブフリップフロップを3段
構成にでき、tpdを改善できる。その結果、D−FF
回路の動作速度を改善できる。
【0024】請求項2記載の発明は、クロック発生回路
(例えば、図1(B)に示すクロック発生回路4)にお
いて発生されるクロック信号に基づいて動作するマスタ
フリップフロップとスレーブフリップフロップとを備え
たD−FF回路(例えば、図1(A)に示すD−FF回
路3)であって、前記マスタフリップフロップは、前記
クロック信号に基づいて入力信号を伝送するトランスフ
ァゲート(例えば、図1(A)に示すトランスファゲー
トG1)と、前記入力信号の立ち上がり時と立ち下がり
時とにおける前記トランスファゲートの伝送時間差をな
くすように所定のパス時間を与えて出力する素子(例え
ば、図1(A)に示すNORゲート110)と、を備え
ることを特徴とする。
【0025】請求項2記載の発明によれば、クロック発
生回路において発生されるクロック信号に基づいて動作
するマスタフリップフロップとスレーブフリップフロッ
プとを備えたD−FF回路において、前記マスタフリッ
プフロップは、クロック信号によって動作するトランス
ファゲートによって伝送される入力信号の立ち上がり時
と立ち下がり時とにおける前記トランスファゲートの伝
送時間差をなくすように所定のパス時間を与えて出力す
る素子が備えられる。
【0026】従って、入力信号の立ち上がり時と立ち下
がり時とにおけるマスタフリップフロップの動作の時間
差を改善でき、D−FF回路の動作速度を高速化でき
る。
【0027】請求項3記載の発明は、クロック発生回路
(例えば、図1(B)に示すクロック発生回路4)にお
いて発生されるクロック信号に基づいて動作するマスタ
フリップフロップとスレーブフリップフロップとを備え
たD−FF回路(例えば、図1(A)に示すD−FF回
路3)であって、前記スレーブフリップフロップは、初
段に設けられ、前記クロック信号に基づいて動作するク
ロックドインバータ(例えば、図1(A)に示すクロッ
クドインバータ120)と、前記クロックドインバータ
の出力端子に直列連結される2段のインバータ(例え
ば、図1(A)に示すインバータ113・114)と、
を備え、前記マスタフリップフロップは、前記クロック
信号に基づいて入力信号を伝送するトランスファゲート
(例えば、図1(A)に示すトランスファゲートG1)
と、前記入力信号の立ち上がり時と立ち下がり時とにお
ける前記トランスファゲートの伝送時間差をなくすよう
に所定のパス時間を与えて出力する素子(例えば、図1
(A)に示すNORゲート110)と、を備えることを
特徴とする。
【0028】請求項3記載の発明によれば、クロック発
生回路において発生されるクロック信号に基づいて動作
するマスタフリップフロップとスレーブフリップフロッ
プとを備えたD−FF回路において、前記スレーブフリ
ップフロップの初段に前記クロック信号に基づいて動作
するクロックドインバータを設け、クロックドインバー
タの出力端子に2段のインバータを直列連結し、前記マ
スタフリップフロップは、クロック信号によって動作す
るトランスファゲートによって伝送される入力信号の立
ち上がり時と立ち下がり時とにおける前記トランスファ
ゲートの伝送時間差をなくすように所定のパス時間を与
えて出力する素子が備えられる。
【0029】従って、スレーブフリップフロップを3段
構成にできtpdを改善できる。また、入力信号の立ち
上がり時と立ち下がり時とにおけるマスタフリップフロ
ップの動作の時間差を改善でき、D−FF回路の動作速
度を高速化できる。
【0030】ここで、請求項4記載の発明のように請求
項2または3記載のD−FF回路において、前記素子は
NOR回路素子であればよい。
【0031】請求項4記載の発明によれば、NOR回路
素子によって立ち上がり時には遅く、立ち下がり時には
速く信号を出力するので、入力信号の立ち下がり時にお
けるマスタフリップフロップの動作の遅延を改善でき
る。
【0032】ここで、請求項5記載の発明のように請求
項1から4のいずれかに記載のD−FF回路において、
前記マスタフリップフロップ及び前記スレーブフリップ
フロップはCMOSで構成されることとしてもよい。
【0033】請求項5記載の発明によれば、CMOSで
構成されたD−FF回路の動作速度を高速化できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。
【0035】図1は本実施の形態におけるCMOSで構
成されたD−FF(Dフリップフロップ)回路3の回路
構成を示す図であり、(A)はD−FF回路3を示す図
であり、(B)はD−FF回路3のクロック発生回路4
を示す図であり、(C)はリセット信号発生回路5を示
す図である。図2はD−FF回路3の動作タイミング図
である。
【0036】D−FF回路3は、図1(A)に示すよう
に、インバータ101・111、トランスファゲートG
1・G2、及びNORゲート110により構成されるマ
スタフリップフロップ(以下、マスタFFと呼ぶ)と、
クロックドインバータ120、トランスファゲートG
4、インバータ112・113・114、及びNAND
ゲート115により構成されるスレーブフリップフロッ
プ(以下、スレーブFFと呼ぶ)と、図1(B)に示す
クロック発生回路4と、図1(C)に示すリセット信号
発生回路5とから構成される。マスタFF及びスレーブ
FFはそれぞれクロック発生回路4から入力されるクロ
ック信号に基づいて動作を開始または停止する。
【0037】クロック発生回路4は図1(B)に示すよ
うに、3つのインバータ41・42・43により構成さ
れる。インバータ41は入力クロック信号CLKを反転
して第1のクロック信号/CLK1として出力する。イ
ンバータ42はインバータ41から出力された第1のク
ロック信号/CLK1を反転して、第2のクロック信号
CLK2として出力し、インバータ43はインバータ4
2から出力された第2のクロック信号CLK2を反転し
て、第3のクロック信号/CLK2として出力する。
【0038】リセット信号発生回路5は図1(C)に示
すように、インバータ51によって構成され、入力リセ
ット信号RBを反転して反転リセット信号Rとして出力
する。反転リセット信号Rは前記マスタFFのNORゲ
ート110の一方の端子に入力され、入力リセット信号
RBは前記スレーブFFのNANDゲート115の一方
の端子に入力される。
【0039】マスタFFにおいて、インバータ101は
入力信号DATAを反転して出力し、トランスファゲー
トG1に対して出力する。
【0040】NORゲート110はトランスファゲート
G1の次段に接続され、トランスファゲートG1からの
出力信号と図1(C)のリセット発生回路5において発
生した反転リセット信号Rとの論理和を演算し、反転値
を接点N3から出力する。接点N3はマスタFFの出力
端子であり、スレーブFFへ接続される。
【0041】NORゲート110は立ち上がり時間が遅
く、立ち下がり時間が速い。ここで、NORゲート11
0の立ち下がり時間と入力信号の立ち下がり時における
トランスファゲートG1の伝送時間との和が、NORゲ
ート110の立ち上がり時間と入力信号の立ち上がり時
におけるトランスファゲートG1の伝送時間との和と同
程度となることが望ましい。
【0042】トランスファゲートG1・G2はそれぞれ
PチャネルトランジスタとNチャネルトランジスタとを
組み合わせて構成され、各トランジスタTr1・Tr2
・Tr5・Tr6のゲートにはクロック発生回路4から
出力されるクロック信号がそれぞれ所定タイミングに入
力され、入力されたクロック信号に基づく“ON”また
は“OFF”のスイッチング動作を行う。
【0043】トランスファゲートG1にはPチャネルト
ランジスタTr5のゲートにクロック発生回路4のイン
バータ42の出力(第2のクロック信号CLK2)が接
続され、かつ、NチャネルトランジスタTr1のゲート
にクロック発生回路4のインバータ43の出力(第3の
クロック信号/CLK2)が接続される。また、トラン
スファゲートG2にはPチャネルトランジスタTr6の
ゲートにクロック発生回路4のインバータ43の出力
(第3のクロック信号/CLK2)が接続され、かつ、
NチャネルトランジスタTr2のゲートにクロック発生
回路4のインバータ42の出力(第2のクロック信号C
LK2)が接続される。
【0044】第2のクロック信号CLK2が“H”で、
第3のクロック信号/CLK2が“L”である場合にト
ランスファゲートG1が“OFF”するとともにトラン
スファゲートG2が“ON”し、マスタFFの動作を停
止して入力信号DATAを保持する。このとき、NOR
ゲート110に反転リセット信号Rが入力されると、マ
スタFFをリセットする。また、第2のクロック信号C
LK2が“L”で、第3のクロック信号/CLK2が
“H”である場合はトランスファゲートG1が“ON”
するとともにトランスファゲートG2が“OFF”し、
入力信号をスレーブFFに対して出力する。
【0045】一方、スレーブFFは初段にクロックドイ
ンバータ120を配置し、クロックドインバータ120
の次段に2つのインバータ113・114を直列に連結
して計3段の回路構成とする。
【0046】クロックドインバータ120はPチャネル
トランジスタTr11・Tr12とNPNトランジスタ
Tr13とNチャネルトランジスタTr14・Tr15
・Tr16・Tr17とにより構成される。
【0047】PチャネルトランジスタTr11のドレイ
ンは第1の電源に接続され、ゲートは前記接点N3に接
続され、ソースは接点N5と接続される。接点N5には
PチャネルトランジスタTr12のドレインが接続され
る。PチャネルトランジスタTr12のゲートはクロッ
ク発生回路4のインバータ41の出力と接続されて第1
のクロック信号/CLK1が入力され、ソースは接点N
6に接続される。接点N6にはNチャネルトランジスタ
Tr14のドレイン、NチャネルトランジスタTr15
のドレイン、及びNPNトランジスタTr13のベース
が接続される。
【0048】NチャネルトランジスタTr14のゲート
は接点N3と接続され、ソースは第2の電源に接続され
る。NチャネルトランジスタTr15のゲートは前記第
1のクロック信号/CLK1が入力され、ソースには前
記第2の電源が接続される。NPNトランジスタTr1
3のコレクタは前記第1の電源に接続され、ベースは前
記接点N6に接続され、エミッタは接点N8に接続され
る。接点N8にはNチャネルトランジスタTr16のド
レインが接続される。
【0049】NチャネルトランジスタTr16のゲート
にはクロック発生回路4のインバータ42の出力が接続
され、第2のクロック信号CLK2が入力され、ソース
は接点N7が接続される。接点N7にはNチャネルトラ
ンジスタTr17のドレインが接続される。Nチャネル
トランジスタTr17のゲートは接点N3に接続され、
ソースは前記第2の電源に接続される。
【0050】つまり、上述の構成のクロックドインバー
タ120は第1のクロック信号/CLK1と第2のクロ
ック信号CLK2とによって動作タイミングが決定さ
れ、かつ、十分な電流供給能力を有する。
【0051】トランスファゲートG4はPチャネルトラ
ンジスタTr8とNチャネルトランジスタTr4とを組
み合わせて構成され、各トランジスタTr4・Tr8の
ゲートにはクロック発生回路4から出力されるクロック
信号がそれぞれ所定タイミングで入力され、入力された
クロック信号に基づき“ON”または“OFF”のスイ
ッチング動作を行う。トランスファゲートG4のPチャ
ネルトランジスタTr8のゲートにクロック発生回路4
のインバータ42の出力(第2のクロック信号CLK
2)が接続され、かつ、NチャネルトランジスタTr4
のゲートにクロック発生回路4のインバータ41の出力
(第1のクロック信号/CLK1)が接続される。
【0052】第1のクロック信号/CLK1が“L”
で、第2のクロック信号CLK2が“H”である場合に
クロックドインバータ120が動作し、スレーブFFの
動作を開始する。
【0053】インバータ112はクロックドインバータ
120の出力信号を反転し、出力信号OUTとして出力
する。インバータ113はクロックドインバータ120
の出力信号を反転し、インバータ114に対して出力す
る。インバータ114はインバータ113から入力され
た信号を反転して出力信号/OUTとして出力する。
【0054】NANDゲート107はインバータ113
の出力信号と入力リセット信号RBとの論理積を演算
し、反転値をトランスファゲート13へ出力する。
【0055】次に本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、図の実線に示す入力信号DATAの立ち上がり時の
動作について説明する。時刻t70において入力信号D
ATAが“L”レベルから“H”レベルに遷移すると、
インバータ101は入力信号DATAを反転して“L”
レベルの信号を出力する。このとき、第2のクロック信
号CLK2は“L”であり、かつ第3のクロック信号/
CLK2は“H”であるので前記“L”レベルの信号は
トランスファゲートG1を通過し、時刻t71で接点N
2が“H”レベルから“L”レベルに遷移する。また、
接点t73でNORゲート110は“H”レベルの信号
を出力し、接点N3が“L”レベルから“H”レベルへ
遷移する。つまり、NORゲート110の立ち上がり時
間はt71〜t73であり、従来のD−FF回路100
(図3参照)のインバータ102の立ち上がり時間(t
51〜t52)より遅い。
【0056】一方、クロック発生回路4では、時刻t7
2において入力クロック信号CLKを“L”レベルから
“H”レベルに遷移する。入力クロック信号CLKはイ
ンバータ41において反転され、時刻t74において
“L”レベルの第1のクロック信号/CLK1として出
力される。また、第1のクロック信号/CLK1はイン
バータ42において反転され、時刻t75において
“H”レベルの第2のクロック信号CLK2として出力
される。更に、時刻t76において、第2のクロック信
号/CLK1がクロック発生回路4のインバータ43を
通過し、“L”レベルの第3のクロック信号/CLK2
を出力する。すると、トランスファゲートG1が“OF
F”し、トランスファゲートG2が“ON”して、マス
タFFの動作を停止し、入力信号DATAを保持する。
【0057】時刻t74・t75において第1のクロッ
ク信号/CLK1が“L”で第2のクロック信号CLK
2が“H”となるので、クロックドインバータ120が
動作し、スレーブFFの動作を開始する。
【0058】スレーブFFが動作を開始すると、t76
においてクロックドインバータ120から“L”レベル
の信号が出力され、接点N8は“H”レベルから“L”
レベルに遷移する。その後、2つのインバータ113・
114を介して時刻t77で“L”レベルの出力信号/
OUTを出力する。つまり、スレーブFFのパス時間に
よって決定される内部tpdはt74〜t77である。
【0059】次に一点鎖線に示す入力信号の立ち下がり
時における動作を説明する。時刻t70において入力信
号DATAが“H”レベルから“L”レベルに遷移する
と、インバータ101は入力信号DATAを反転して
“H”レベルの信号を出力する。このとき、第2のクロ
ック信号CLK2は“L”であり、かつ第3のクロック
信号/CLK2は“H”であるのでトランスファゲート
G1は“ON”である。従って、時刻t72において接
点N2は“L”レベルから“H”レベルに遷移する。ま
た、接点N2を通過した信号はNORゲート110によ
り反転されて、時刻t73で接点N3が“H”レベルか
ら“L”レベルに遷移する。つまり、つまり、NORゲ
ート110の立ち下がり時間はt72〜t73であり、
従来のD−FF回路100(図3参照)のインバータ1
02の立ち下がり時間(t52〜54)よりも速い。
【0060】一方、クロック発生回路4では、時刻t7
2において入力クロック信号CLKを“L”レベルから
“H”レベルに遷移する。入力クロック信号CLKはイ
ンバータ41において反転され、時刻t74において
“L”レベルの第1のクロック信号/CLK1として出
力される。また、第1のクロック信号/CLK1はイン
バータ42において反転され、時刻t75において
“H”レベルの第2のクロック信号CLK2として出力
される。更に、時刻t76において、第2のクロック信
号/CLK1がクロック発生回路4のインバータ43を
通過し、“L”レベルの第3のクロック信号/CLK2
を出力する。すると、トランスファゲートG1が“OF
F”し、トランスファゲートG2が“ON”して、マス
タFFの動作を停止し、入力信号DATAを保持する。
【0061】時刻t74・t75において第1のクロッ
ク信号/CLK1が“L”で第2のクロック信号CLK
2が“H”となるので、クロックドインバータ120が
動作し、スレーブFFの動作を開始する。
【0062】スレーブFFが動作を開始すると、時刻t
76においてクロックドインバータ120は“H”レベ
ルの信号を出力し、接点N8は“L”レベルから“H”
レベルに遷移する。その後、2つのインバータ113・
114を通過して時刻t77で“H”レベルの出力信号
/OUTを出力する。つまり、スレーブFFのパス時間
によって決定される内部tpdはt74〜t77であ
り、従来のD−FF回路100(図3参照)の内部tp
d(t53〜760)と比較して短縮される。
【0063】つまり、入力信号DATAの入力からマス
タFFの出力までに要する時間は立ち上がり時及び立ち
下がり時でともに時間t70〜t73で差がなくなり、
従来の構成のD−FF回路100(図3参照)において
見られた立ち下がり時の動作の遅れが解消する。
【0064】また、スレーブFFは従来のD−FF回路
100(図3参照)におけるトランスファゲートG3を
電流供給能力が十分であるクロックドインバータ120
に置き換え、更に回路構成を3段とすることによって内
部tpdが短縮される。
【0065】一方、入力信号DATAが“L”レベルか
ら“H”レベルに遷移した場合において、時刻t79で
リセット信号RBが“H”レベルから“L”レベルに遷
移し、時刻t81で接点N2と接点N8とが“L”レベ
ルから“H”レベルに遷移し、時刻t82で“H”レベ
ルの出力信号/OUTを出力する。なお、ここで外部リ
セット時間tRはt79〜t82となり、従来のD−F
F回路100(図3参照)の外部リセット時間tR(t
61〜t63)に比較して約2倍遅延するが、使用上の
問題はない。
【0066】以上説明したように、本実施の形態のD−
FF回路3は、マスタFFの入力信号の立ち上がり時と
立ち下がり時とで生ずるトランスファゲートG1の伝送
時間差をなくすように、トランスファゲートG1の次段
に立ち上がり時間が遅く、立下り時間が速い素子である
NORゲート110を接続する。従って、入力信号DA
TAの立ち上がり時と立ち下がり時とにおいて生じる動
作時間差をなくすことができる。具体的には、内部セッ
トアップ時間を図4の動作タイミング図のt50〜t5
6から図2の動作タイミング図ではt70〜t76に改
善し、外部セットアップ時間を約60パーセント改善で
きる。
【0067】一方、本実施の形態のD−FF回路3のス
レーブFFは、初段に電流供給能力が十分あるクロック
ドインバータ120を配置し、インバータ113及びイ
ンバータ114の2段で出力端子(/OUT)に接続し
たことで、従来のD−FF回路100(図3参照)の4
段構成から3段構成にでき、スレーブFFの実効的な内
部tpdを改善できる。具体的には、内部tpdを図4
の動作タイミング図のt53〜t60から図2の動作タ
イミング図ではt74〜t77に短縮し、外部tpdを
約30パーセント改善できる。
【0068】従って、D−FF回路3の動作速度(セッ
トアップ時間+tpd)を約40パーセント高速化でき
る。
【0069】なお、本実施の形態ではCMOSで構成さ
れたD−FF回路100に適用する例を説明したが、こ
れに限定されるものではなく、その他の構成によるD−
FF回路に適用可能であることは勿論である。
【0070】また、D−FF回路3は図1に示すように
マスタFFのトランスファゲートG1の次段にNORゲ
ート110を接続し、かつ、スレーブFFの初段にクロ
ックドインバータ120を配置し、2段のインバータ1
13・114と接続する構成例を示したが、例えば、マ
スタFFのトランスファゲートG1の次段にNORゲー
ト110を接続し、スレーブFFについては従来の構成
と同様とするようにしてもよい。逆に、スレーブFFの
初段にクロックドインバータ120を配置し、2段のイ
ンバータ113・114と接続し、マスタFFについて
は従来の構成と同様とするようにしてもよい。この場合
は、マスタFFまたはスレーブFFのうち、改善された
一方の構成に基づく効果(動作の高速化)を得る。
【0071】また、上述の実施の形態では、立ち下がり
時のトランスファゲートG1の伝送の遅れを補うため
に、トランスファゲートG1の次段に立ち上がり時間が
遅く、立下り時間が速い素子としてNOR回路110を
接続して構成することとしたが、立ち上がり時と立ち下
がり時とにおけるトランスファゲートG1の伝送時間差
をなくすように立ち上がり時と立ち下がり時とで異なる
パス時間を与える素子であれば、NORゲート110以
外の他の素子を利用して構成することも可能である。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、スレーブ
フリップフロップを3段構成にでき、tpdを改善でき
る。その結果、D−FF回路の動作速度を改善できる。
【0073】請求項2記載の発明によれば、入力信号の
立ち上がり時と立ち下がり時とにおけるマスタフリップ
フロップの動作の時間差を改善でき、D−FF回路の動
作速度を高速化できる。
【0074】請求項3記載の発明によれば、スレーブフ
リップフロップを3段構成にできtpdを改善できる。
また、入力信号の立ち上がり時と立ち下がり時とにおけ
るマスタフリップフロップの動作の時間差を改善でき、
D−FF回路の動作速度を高速化できる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、NOR回路
素子によって立ち上がり時には遅く、立ち下がり時には
速く信号を出力するので、入力信号の立ち下がり時にお
けるマスタフリップフロップの動作の遅延を改善でき
る。
【0076】請求項5記載の発明によれば、CMOSで
構成されたD−FF回路の動作速度を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るD−FF回路3、クロック発生回
路4、及びリセット信号発生回路5の構成を示す図。
【図2】本発明に係るD−FF回路3の動作タイミング
図。
【図3】従来のD−FF回路100、クロック発生回路
200の構成を示す図。
【図4】従来のD−FF回路100の動作時間差を説明
するための動作タイミング図。
【符号の説明】
3 D−FF回路 G1〜G4 トランスファゲート 101 インバータ 110 NORゲート 111〜114 インバータ 120 クロックドインバータ Tr1〜Tr4、Tr11、Tr12 Pチ
ャネルトランジスタ Tr5〜Tr8、Tr12、Tr14〜Tr16 Nチ
ャネルトランジスタ Tr13 NPNトランジスタ N1〜N10 接点 4 クロック発生回路 41〜43 インバータ CLK 入力クロック信号 /CLK1 第1のクロック信号 CLK2 第2のクロック信号 /CLK2 第3のクロック信号 5 リセット信号発生回路 51 インバータ RB リセット信号 R 反転リセット信号 t70〜t82 時刻 100 D−FF回路(従来) 200 クロック発生回路(従来) t50〜t63 時刻

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック発生回路において発生されるクロ
    ック信号に基づいて動作するマスタフリップフロップと
    スレーブフリップフロップとを備えたD−FF回路であ
    って、 前記スレーブフリップフロップは、 初段に設けられ、前記クロック信号に基づいて動作する
    クロックドインバータと、 前記クロックドインバータの出力端子に直列連結される
    2段のインバータと、 を備えることを特徴とするD−FF回路。
  2. 【請求項2】クロック発生回路において発生されるクロ
    ック信号に基づいて動作するマスタフリップフロップと
    スレーブフリップフロップとを備えたD−FF回路であ
    って、 前記マスタフリップフロップは、 前記クロック信号に基づいて入力信号を伝送するトラン
    スファゲートと、 前記入力信号の立ち上がり時と立ち下がり時とにおける
    前記トランスファゲートの伝送時間差をなくすように所
    定のパス時間を与えて出力する素子と、 を備えることを特徴とするD−FF回路。
  3. 【請求項3】クロック発生回路において発生されるクロ
    ック信号に基づいて動作するマスタフリップフロップと
    スレーブフリップフロップとを備えたD−FF回路であ
    って、 前記スレーブフリップフロップは、 初段に設けられ、前記クロック信号に基づいて動作する
    クロックドインバータと、 前記クロックドインバータの出力端子に直列連結される
    2段のインバータと、を備え、 前記マスタフリップフロップは、 前記クロック信号に基づいて入力信号を伝送するトラン
    スファゲートと、 前記入力信号の立ち上がり時と立ち下がり時とにおける
    前記トランスファゲートの伝送時間差をなくすように所
    定のパス時間を与えて出力する素子と、 を備えることを特徴とするD−FF回路。
  4. 【請求項4】前記素子はNOR回路素子であることを特
    徴とする請求項2または3記載のD−FF回路。
  5. 【請求項5】前記マスタフリップフロップ及び前記スレ
    ーブフリップフロップはCMOSで構成されることを特
    徴とする請求項1から4のいずれかに記載のD−FF回
    路。
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