JP2001284852A - プリント基板の保持構造 - Google Patents

プリント基板の保持構造

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JP2001284852A JP2000099768A JP2000099768A JP2001284852A JP 2001284852 A JP2001284852 A JP 2001284852A JP 2000099768 A JP2000099768 A JP 2000099768A JP 2000099768 A JP2000099768 A JP 2000099768A JP 2001284852 A JP2001284852 A JP 2001284852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の実装密度を向上できかつ電子部品
を実装する際の制約を抑制できるプリント基板の保持構
造を提供する。 【解決手段】プリント基板の保持構造1は筐体2の周壁
5にプリント基板3を取り付ける。プリント基板の保持
構造1は周壁5から筐体2の内方向に向かって突出した
載置凸部10と押圧片11とを備えている。押圧片11
は一端部11aが周壁5と一体に形成されかつ他端部1
1bが筐体2の内方向に向かって変位可能に折り曲げ可
能となっている。一端部11aと他端部11bとの間に
位置する中央部11cはその幅が両端部11a,11b
双方の幅より大きく形成されている。押圧片11は筐体
2の内方向に向かって折り曲げられると載置凸部10に
載置されたプリント基板3を載置凸部10との間に挟
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電子機器の
筐体にプリント基板を保持して取り付けるプリント基板
の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤなどのオーディオの各種の
電子機器は、外郭を形成する筐体と、この筐体内に配さ
れかつ各種の電子部品を実装するプリント基板と、を備
えている。従来、前記筐体にプリント基板を取り付ける
構造として、図5及び図6に示すプリント基板の保持構
造100,110などが用いられてきた。
【0003】図5に示すプリント基板の保持構造100
は、前記筐体102を構成する複数の壁105,105
のうち一つの壁105から突出したボス部106と、前
記ボス部106の端面107に形成されたねじ孔108
と、前記プリント基板103を貫通した孔104と、前
記ねじ孔108に螺合するねじ109などを備えてい
る。
【0004】前記プリント基板の保持構造100は、前
記ボス部106の端面107にプリント基板103を重
ねかつ前記ねじ109を前記孔104内を通して前記ね
じ孔108に螺合させることによって、前記筐体102
にプリント基板103を固定する。
【0005】一方、図6(A)及び図6(B)に示すプ
リント基板の保持構造110は、前記筐体102を構成
する複数の壁105,105のうち一つの壁105を切
りかかれて形成された載置壁113と、この載置壁11
3の端面114から突出した爪111と、前記プリント
基板103を貫通した孔112とを備えている。載置壁
113は前記一つの壁105から立ち上げられている。
前記プリント基板の保持構造110は、プリント基板1
03を載置壁113の端面114に重ね、孔112内を
通した爪111を、図6(B)中の実線で示す位置から
二点鎖線で示す位置まで折り曲げて、前記筐体102に
プリント基板103を固定する。即ち、爪111でプリ
ント基板103をかしめる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5及び図6の双方に
示された従来のプリント基板の保持構造100,110
は、ともに、前記プリント基板103と平行に配される
壁105から突出したボス部106または載置壁113
を用いている。
【0007】このため、前記壁105と連なりかつ前記
プリント基板103の縁部と相対する壁105と、前記
ボス部106または載置壁113との間(図5及び図6
中に示す範囲B,C)に位置する前記プリント基板10
3の表面に各種の電子部品を実装しにくくなることがあ
った。即ち、前記電子部品を前記ボス部106または載
置壁113と干渉しない位置に実装する必要が生じた。
【0008】このため、前記範囲B,C内に電子部品を
実装せずに、前記範囲B,C内がデットスペースになっ
て、プリント基板103に対する電子部品の実装密度が
低下することが考えられる。また、前記プリント基板1
03に実装する電子部品の位置に制限が生じるため、前
記プリント基板103の表面に導体パターンを形成する
際にも制限が生じてしまう。さらに、前記範囲B,C内
がデットスペースとなるので、プリント基板103とは
別の構造部材を前記筐体102に取り付ける際にも、制
約が生じる。
【0009】したがって、本発明の目的は、電子部品の
実装密度を向上させることができるとともに、電子部品
を実装させる際の制約を抑制できるプリント基板の保持
構造を提供することにある。さらに、別の構造部材を取
り付ける際のスペースに対する制約も抑制できるプリン
ト基板の保持構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のプリント基
板の保持構造は、プリント基板を筐体の壁に保持する保
持構造において、前記壁を切り欠いて形成されかつ前記
壁から前記筐体の内方向に向かって折り曲げ可能な押圧
部と、前記壁から前記筐体の内方向に向かって突出した
載置部と、を備え、前記載置部に前記プリント基板の第
1の面を載置し、前記押圧部を前記筐体の内方向に向か
って折り曲げることにより前記第1の面の反対側に位置
する第2の面を前記載置部に向かって押圧して、前記プ
リント基板を保持することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の本発明のプリント基板の
保持構造は、請求項1記載のプリント基板の保持構造に
おいて、前記押圧部は、一端部が前記壁に一体な帯板状
に形成されているとともに、前記載置部に向かってプリ
ント基板を押圧する際に前記壁より離れた側に位置する
他端部が前記壁に対して平行となるべく屈曲して形成さ
れていることを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の本発明のプリント基板の
保持構造は、請求項2記載のプリント基板の保持構造に
おいて、前記押圧部は、前記一端部と前記他端部との間
に位置し、前記押圧部を前記筐体の内方向に向かって折
り曲げることにより前記プリント基板の第2の面と当接
する部分を含む所定部の幅が、前記一端部と前記他端部
との双方の幅より大きく形成されており、前記所定部が
前記一端部と他端部との双方より前記載置部に向かって
突出していることを特徴としている。
【0013】請求項4に記載の本発明のプリント基板の
保持構造は、請求項2または請求項3記載のプリント基
板の保持構造において、前記載置部は、前記壁を切り欠
いて屈曲形成されていることを特徴としている。
【0014】請求項1に記載した本発明のプリント基板
の保持構造によれば、筐体の内方向に向かって壁から突
出した載置部に第1の面を載置し、前記壁から内方向に
向かって折り曲げ可能な押圧部が第2の面を前記載置部
に向かって押圧してプリント基板を保持する。即ち、前
記プリント基板の保持構造は、前記壁から突出した載置
部と押圧部との間にプリント基板を挟み込む。このた
め、前記壁と、前記載置部及び押圧部の壁から最も離れ
た箇所と、の間の間隔を抑制できる。
【0015】請求項2に記載した本発明のプリント基板
の保持構造によれば、押圧部の壁より離れた他端部が筐
体の壁に対し平行となるべく形成されている。このた
め、その平行となるべく形成された他端部を筐体の外方
向に向かって押すことで押圧部を元の位置に容易に戻す
ことができ、プリント基板の取り外しが容易に行える。
【0016】請求項3に記載した本発明のプリント基板
の保持構造によれば、押圧部は、筐体の内方向に向かっ
て折り曲げることによりプリント基板と当接する部分の
幅が一端部と他端部との双方の幅より大きく形成されて
いるとともに、前記プリント基板と当接する部分が前記
一端部と他端部との双方より載置部に向かって突出して
いる。このため、前記載置部と押圧部との間にプリント
基板を挟み込む際に、前記押圧部の前記プリント基板と
当接する部分がプリント基板を載置部に向かって押圧す
るので、確実にプリント基板を筐体に対し保持させるこ
とができるとともに、その当接する部分と一端部との間
に非当接部が形成されるので、押圧部が必要以上にプリ
ント基板を筐体の内方向に押し込んでしまうのを防止す
ることができる。
【0017】請求項4に記載した本発明のプリント基板
の保持構造によれば、載置部が壁を切り欠いて形成され
ているので、前記載置部を形成する際にかかるコストを
抑制することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図4を参照して説明する。図1などに示す本発明のプリ
ント基板の保持構造1は、CDプレーヤなどの各種の電
子機器の筐体2に、前記電気機器を構成するプリント基
板3を固定するための構造である。
【0019】前記筐体2は、図1などに示すように、略
平坦な底壁4と、この底壁4の縁に連なる壁としての周
壁5と、を備えている。周壁5は、複数設けられてい
る。プリント基板3は、例えば、ガラスエポキシ樹脂な
どの絶縁性を有する合成樹脂からなる基板本体と、前記
基板本体の表面としての第1の面3aとこの第1の面3
aの反対側に位置する第2の面3bとの双方に形成され
る導体パターンなどを備えている。導体パターンは、例
えば銅などの導電性を有する金属からなりかつ前記基板
本体の表面に所定パターンにしたがって形成されてい
る。
【0020】プリント基板3は、前記第1の面3aと第
2の面3bとの双方に、各種の電子部品を実装する。前
記電子部品は、前記導体パターンに電気的に接続する。
プリント基板3は、前記底壁4と平行な状態で配され
る。プリント基板3は、前記周壁5に保持される。
【0021】プリント基板の保持構造1は、図1などに
示すように、載置部としての載置凸部10と、押圧部と
しての押圧片11と、を備えている。載置凸部10は、
前記周壁5を構成する母材の一部が切りかかれて形成さ
れている。載置凸部10は、帯板状に形成されている。
載置凸部11は、周壁5の近傍に設けられている。
【0022】載置凸部10は、図1及び図2に示すよう
に、前記周壁5と一端部が一体に形成された一対の傾斜
部12,13と、連結部14と、を備えている。傾斜部
12,13は、ぞれぞれ、前記一端部から他端部に向か
うにしたがって前記周壁5の表面から徐々に離れるよう
に、前記周壁5に対し傾斜している。傾斜部12,13
は、それぞれ、他端部が筐体2の内方向に向かって延在
している。
【0023】連結部14は、前記傾斜部12,13を互
いに連結している。連結部14は、周壁5より筐体2の
内側に位置している。連結部14は、周壁5と平行であ
る。前述した構成によって、載置凸部10は、周壁5の
表面から筐体2の内方向に向かって突出している。ま
た、前記載置凸部10の前記底壁4から離れた位置の面
10aは、一方の傾斜部12と連結部14と他方の傾斜
部13とに亘って、前記底壁4に沿って平坦に形成され
ている。
【0024】押圧片11は、長手方向が、前記底壁4と
傾斜部12,13及び連結部14と、に沿った帯板状に
形成されている。押圧片11は、周壁5を構成する母材
の一部が切りかかれて形成されている。押圧片11は、
底壁4から離れる方向に前記載置凸部10に対して間隔
を存した位置に配されている。押圧片11は、図1、図
2及び図4に示すように、一端部11aが周壁5と一体
に形成されている。
【0025】押圧片11は、他端部11bが周壁5から
筐体2の内方向に向かって変位するように、図2中に二
点鎖線で示す位置と実線で示す位置とに亘って。前記一
端部11aが周壁5に対し折り曲げ自在となっている。
【0026】また、押圧片11の他端部11bは、図2
などに示すように、前記一端部11aとの間に位置しプ
リント基板3の第2の面3bと当接する部分を含む所定
部11cに対して、筐体2の外方向に向かって所定角度
屈曲している。他端部11bは、筐体2の内方向に向か
って変位するように、前記一端部11aが周壁5に対し
て折り曲げられると、前記周壁5と平行となるように位
置付けられる。その位置付けられた状態で、図2に示す
矢印B方向に他端部11bを押すと、その押力が分離さ
れることなく周壁5方向に加わるため、押圧片11を元
の位置(変位する前の位置)に容易に戻すことができ
る。
【0027】押圧片11の所定部11cは、図4などに
示すように、プリント基板3の第2の面3bに対し接離
する方向に沿った幅が、前記一端部11aと他端部11
bとの双方の幅より大きく形成されている。所定部11
cは、図4に示すように、前記一端部11aと他端部1
1bとの双方より、載置凸部10に向かって突出してい
る。そうすることで、押圧片11を筐体の内方向に向か
って折り曲げることにより、その所定部11cの端部が
プリント基板3の第2の面3bと当接するのに伴い、そ
の当接部と一端部11aとの間に非当接部、いわゆる
“よけ”が形成される。そのため、押圧片11を筐体2
の内方向に向かって折り曲げる際にその当接部が必要以
上にプリント基板3を周壁5と対面する反対側の周壁5
方向に押し込んでしまうのを防止することができる。前
記押圧片11の前記載置凸部10から離れた側の側面1
1dは、前記一端部11a、所定部11cと他端部11
bに亘って、底壁4に沿って略平坦に形成されている。
【0028】前述した構成の押圧片11は、前記載置凸
部10の面10a上に第1の面3aが重なるようにプリ
ント基板3が載置されて、他端部11bが筐体2の内方
向に向かうように一端部11aが折り曲げられる。な
お、このとき、他端部11bが周壁5と平行になる位置
まで折り曲げられる。
【0029】そして、前記所定部11bの当接部がプリ
ント基板3の第2の面3bに接する。前記一端部11a
を折り曲げるのに連動して、所定部11cの当接部がプ
リント基板3から押圧されて、他端部11bが載置凸部
10から離れるように、図4中の矢印Dに沿って一端部
11aが弾性変形しようとする。
【0030】すると、前記一端部11aに前記矢印Dと
は逆向きの図4中の矢印S方向に沿った弾性復元力を生
じて、所定部11cの当接部がプリント基板3を載置凸
部10に向かって押圧する。そして、プリント基板3
は、その厚み方向に沿って、載置凸部10と押圧片11
との双方によって挟まれて、筐体2に取り付けられる。
【0031】本実施形態によれば、周壁5から筐体2の
内方向に向かって突出した載置凸部10と押圧片11と
の間にプリント基板3を挟み込むため、前記周壁5の表
面と、前記載置凸部10及び押圧片11の前記周壁5か
ら最も離れた箇所と、の間の間隔A(図1に示す)を抑
制できる。
【0032】したがって、プリント基板3の電子部品の
実装密度を向上させることができ、前記プリント基板3
に形成する導体パターンに対する制約を抑制できる。さ
らに、電子部品を実装する際の制約を抑制できる。
【0033】また、プリント基板3を載置凸部10とと
もに挟む際に、前記押圧片11の他端部11bが周壁5
と平行になるように位置付けられる。このため、この他
端部11bを筐体2の外方向に向かって容易に押圧する
ことができる。
【0034】前記押圧片11の他端部11bを筐体2の
外方向に向かって押圧して変位させることによって、プ
リント基板3を前記筐体2から取り外すことができる。
したがって、プリント基板3を筐体2に対し容易に着脱
することができる。
【0035】さらに、押圧片11の所定部11cの幅
が、前記両端部11a,11b双方の幅より大きく形成
されており、前記所定部11cが前記両端部11a,1
1bより底壁4即ち載置凸部10に向かって突出してい
る。前記載置凸部10と押圧片11との間にプリント基
板3を挟む際に、押圧片11が前記矢印S方向に沿った
弾性復元力を生じる。さらに、押圧片11と一端部11
aとの間に非当接部が形成される。
【0036】このため、押圧片11と載置凸部10との
間にプリント基板3を保持することが可能となり、ま
た、載置凸部10との間にプリント基板3を挟む際に、
押圧片11がプリント基板3を押圧片11が形成された
周壁5と反対側に位置する周壁5に向かって押圧するこ
とが抑制される。従って、前記一端部11aに生じる弾
性復元力によって、押圧片11と載置凸部10との間に
プリント基板3を確実に挟み込んで固定できるととも
に、筐体2に取り付けられる際に、プリント基板3が歪
むことが防止されて、プリント基板3に取り付けられる
電子部品の電気的な接続を確実に確保できる。
【0037】また、載置凸部10と押圧片11との双方
が、周壁5を切りかかれて形成されているので、前記プ
リント基板の保持構造1を形成する際にかかるコストを
抑制することができる。したがって、プリント基板の保
持構造1自体及びこの構造1を用いた電子機器自体のコ
ストを抑制できる。さらに、本実施形態によれば、前記
間隔Aを抑制できるので、プリント基板3とは別の構造
部材を筐体2に取り付ける際のスペースに対する制約も
抑制できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明によれば、前記壁から突出した載置部と押圧部との
間にプリント基板を挟み込む。このため、前記壁と、前
記載置部及び押圧部の壁から最も離れた箇所と、の間の
間隔を抑制できる。したがって、プリント基板に対する
電子部品の実装密度を向上させることができ、前記プリ
ント基板に形成する導体パターンに対する制約を抑制で
きる。電子部品を実装すう際の制約を抑制できる。さら
に、前記間隔を抑制できるので、別の構造部材を取り付
ける際のスペースに対する制約も抑制できる。
【0039】請求項2に記載の本発明によれば、押圧部
の壁より離れた他端部が、押圧部を筐体の内方向に向か
って折り曲げた際に壁と平行になるように形成されてい
る。前記他端部を筐体の外方向に向かって容易に押圧す
ることができる。前記押圧部を筐体の外方向に向かって
押圧して変位させることによって、プリント基板を前記
筐体から取り外すことができる。したがって、電子部品
の実装密度の向上及び電子部品の実装時の制約の抑制を
図ることにくわえ、プリント基板を筐体に対し容易に着
脱することができる。さらに、前記間隔を抑制できるの
で、別の構造部材を取り付ける際のスペースに対する制
約も抑制できる。
【0040】請求項3に記載の本発明によれば、前記載
置部と押圧部との間にプリント基板を挟み込む際に、前
記押圧部の他端部が前記プリント基板から離れる方向に
変位するように、前記一端部が弾性変形する。このた
め、前記一端部に生じる弾性復元力によって、押圧部と
載置部との間にプリント基板を確実に挟み込んで固定で
きる。
【0041】さらに、載置部との間にプリント基板を挟
む際に押圧部がプリント基板を押圧部が形成された壁と
対面する反対側の壁に向かって押圧することを抑制でき
る。したがって、電子部品の実装密度の向上及び電子部
品の実装時の制約の抑制を図ることにくわえ、プリント
基板を筐体に対し確実に固定できる。その上、前記間隔
を抑制できるので、別の構造部材を取り付ける際のスペ
ースに対する制約も抑制できる。
【0042】請求項4に記載の本発明によれば、載置部
が壁を切り欠いて形成されているので、前記載置部を形
成する際にかかるコストを抑制することができる。した
がって、電子部品の実装密度の向上及び電子部品の実装
時の制約の抑制を図ることにくわえ、プリント基板の保
持構造自体のコストを抑制できる。さらに、前記間隔を
抑制できるので、別の構造部材を取り付ける際のスペー
スに対する制約も抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるプリント基板の保
持構造の構成を示す斜視図である。
【図2】図1中の矢印II方向から見た図である。
【図3】図2中のIII−III線に沿う断面図であ
る。
【図4】図2中の矢印IV方向から見た図である。
【図5】従来のプリント基板の保持構造の一例を示す斜
視図である。
【図6】(A)は従来のプリント基板の保持構造の他の
例を示す斜視図である。(B)は図5(A)に示された
保持構造がプリント基板を保持した状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 プリント基板の保持構造 2 筐体 3 プリント基板 3a 第1の面 3b 第2の面 5 周壁(壁) 10 載置凸部(載置部) 11 押圧片(押圧部) 11a 一端部 11b 他端部 11c 所定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板を筐体の壁に保持する保持
    構造において、 前記壁を切り欠いて形成されかつ前記壁から前記筐体の
    内方向に向かって折り曲げ可能な押圧部と、 前記壁の近傍に設けられた載置部と、を備え、 前記載置部に前記プリント基板の第1の面を載置し、前
    記押圧部を前記筐体の内方向に向かって折り曲げること
    により前記第1の面の反対側に位置する第2の面を前記
    載置部に向かって押圧して、前記プリント基板を保持す
    ることを特徴とするプリント基板の保持構造。
  2. 【請求項2】 前記押圧部は、一端部が前記壁に一体な
    帯板状に形成されているとともに、前記載置部に向かっ
    てプリント基板を押圧する際に前記壁より離れた側に位
    置する他端部が前記壁に対して平行となるべく屈曲して
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のプリン
    ト基板の保持構造。
  3. 【請求項3】 前記押圧部は、前記一端部と前記他端部
    との間に位置し、前記押圧部を前記筐体の内方向に向か
    って折り曲げることにより前記プリント基板の第2の面
    と当接する部分を含む所定部の幅が、前記一端部と前記
    他端部との双方の幅より大きく形成されており、前記所
    定部が前記一端部と他端部との双方より前記載置部に向
    かって突出していることを特徴とする請求項2記載のプ
    リント基板の保持構造。
  4. 【請求項4】 前記載置部は、前記壁を切り欠いて屈曲
    形成されていることを特徴とする請求項2または請求項
    3に記載のプリント基板の保持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011009264A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Fujitsu Telecom Networks Ltd ケースとプリント基板の固定構造と固定方法
GB2538197A (en) * 2016-08-16 2016-11-09 Johnson Electric Sa PCB mount for an electric motor

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