JP2001284524A - 電力用半導体モジュール - Google Patents

電力用半導体モジュール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力用半導体モジュールを小型化し、小型化に
よる原価低減と配線の電気抵抗・インダクタンスの低減
を図り、個別ユーザの要求による実装基板上での配線パ
ターン、外部接続端子の取り出し位置の変更に柔軟に対
応可能とする。 【解決手段】熱伝導性が良好な絶縁基板11上に配線パタ
ーン12が形成された実装基板10と、実装基板上に実装さ
れた電力用の複数の半導体チップ13と、半導体チップと
配線パターンとを電気的に接続するボンディングワイヤ
ー14と、配線パターン上に固着された外部接続端子15
と、外部接続端子の先端面が露出するように実装基板の
少なくともチップ実装面側の全面を覆う樹脂層16とを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用半導体モジ
ュールに係り、特に電力用半導体モジュールのパッケー
ジ構造に関するもので、例えば小型化を要求されるイン
バータ、コンバータ等の電力変換装置などに使用される
ものである。
【0002】
【従来の技術】電力用の半導体素子(例えばIGBT、
MOSFET、バイポーラトランジスタなど)が同じ回
路基板上に実装された電力用半導体モジュールは、例え
ばモータ駆動回路に用いられている。
【0003】図14は、電力用半導体モジュールを用いた
三相モータ駆動用インバータを示す等価回路図である。
【0004】81は電力用のIGBT素子(チップ)であ
り、82は電源端子、83は接地端子、84は入力端子、85は
出力端子である。
【0005】図15は、従来の電力用半導体モジュールの
外観の一例を概略的に示す。
【0006】このモジュールは、複数の電力用の半導体
素子(チップ)91が実装された実装基板92と、モジュー
ルのアウターリード(外部接続端子)としてピン95が取
り出されるケースの接続部とが、ボンディングワイヤー
により電気的に接続された構造を有する。
【0007】このような構造では、外部接続ピン95をケ
ース94から取り出すので、実装基板92上での配線の引き
回しや、ボンディングワイヤーの引き回しが必要とな
り、モジュールの小型化に制約があった。
【0008】また、実装基板92上での配線の引き回しに
より、電気抵抗やインダクタンスが増加する。さらに、
個別のユーザの要求により、実装基板92上での回路パタ
ーンの変更や外部接続ピン95の取り出し位置の変更が生
じても、大幅な設計の変更が必要となり、簡単に対応す
ることが困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
電力用半導体モジュールは、外部接続端子をケース側か
ら取り出す構造に起因して、小型化に制約があり、配線
の引き回しによる電気抵抗やインダクタンスが増加する
などの問題があった。
【0010】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、小型化が可能になり、小型化による原価低
減、配線の電気抵抗・インダクタンスの低減が可能にな
り、個別のユーザの要求による実装基板上での回路パタ
ーン、外部接続端子の取り出し位置の変更などに柔軟に
対応可能となる電力用半導体モジュールを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の電力用半
導体モジュールは、熱伝導性が良好な絶縁基板上に配線
パターンが形成された実装基板と、前記実装基板上に実
装された電力用の複数の半導体チップと、前記半導体チ
ップと前記配線パターンとを電気的に接続するボンディ
ングワイヤーと、前記配線パターン上に固着された外部
接続端子と、前記外部接続端子の先端面が露出するよう
に前記実装基板の少なくとも半導体チップ実装面側の全
面を覆う樹脂層とを具備することを特徴とする。
【0012】本発明の第2の電力用半導体モジュール
は、熱伝導性が良好な絶縁基板上に配線パターンが形成
された実装基板と、前記実装基板上に実装された複数の
電力半導体チップと、前記電力半導体チップと前記配線
パターンとを電気的に接続するボンディングワイヤー
と、前記配線パターン上に固着された外部接続端子と、
前記外部接続端子の先端面が露出するように前記実装基
板の少なくとも半導体チップを覆う樹脂層とを具備する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0014】<第1の実施の形態>図1(a)は、本発
明の第1の実施の形態に係る電力用半導体モジュールを
概略的に示す斜視図であり、図1(b)は同図(a)中
の半導体チップが実装された実装基板を取り出して概略
的に示す平面図であり、図1(c)は同図(b)中のC
−C線に沿う構造を概略的に示す断面図である。
【0015】なお、この電力用半導体モジュールは、例
えば図12に等価回路を示したような三相モータ駆動用イ
ンバータを形成している。
【0016】図1(a)乃至(c)に示す電力用半導体
モジュールにおいて、10は熱伝導性が良好な絶縁基板11
上に配線パターン12が形成された実装基板である。13は
前記実装基板10上に実装された電力用の複数の半導体チ
ップである。14は前記半導体チップ13と前記配線パター
ン12とを電気的に接続するボンディングワイヤーであ
る。15は前記配線パターン12上に固着された外部接続端
子である。16は前記外部接続端子15の先端面および前記
実装基板10のチップ実装面とは反対側の主面を露出させ
た状態で、前記実装基板10の少なくとも半導体チップ実
装面側の全面を覆う樹脂層である。
【0017】前記絶縁基板11は、セラミックス基板、金
属基板等何でもよいが、SiNセラミックス基板が強度
的に優れており使い易い。本例では、SiNセラミック
ス基板11上に銅板パターン12が形成されており、セラミ
ックス基板11の半導体チップ実装面とは反対面側に放熱
性が良好な銅板17が形成されている。
【0018】前記外部接続端子15は、円柱または角柱型
のパッドを用いることにより、その先端面と外部回路と
の接続は、半田付け、圧接、ボンディングワイヤー、溶
接のいずれれの方法でも可能になり、使い勝手が向上す
る。本例では、高さと直径がほぼ同じ寸法の円柱パッド
15が使用されている。
【0019】この場合、パッド15は、前記実装基板10上
の銅板パターン12の任意の場所に固着可能であり、必要
な回路構成がフレキシブルに構成することが可能である
が、実装基板10上での配線パターンの引き回しが最小限
になる位置に固着されることが望ましい。
【0020】前記樹脂層16は、低応力のエポキシ樹脂、
または、低応力のシリコーン樹脂(Siゲルなど)が使
用されている。
【0021】上記したような構成であれば、チップ13か
らパッド15までの配線の引き回しを短くすることが可能
となり、モジュールの小型化と、小型化による原価低減
およびパッド15までの電気抵抗・インダクタンスの低減
化が可能となる。
【0022】また、個別のユーザの都合により、実装基
板10上の配線パターン12の変更や、パッド15の取り出し
位置の変更が生じても、パッド15の位置の変更により対
応が可能となるので、柔軟に対応することができる。
【0023】さらに、チップ13の電極をパッド15を介し
て取り出すので、パッド15と外部回路との接続は、半田
付け、圧接、ボンディングワイヤー、溶接などいずれの
方法でも可能となり、使い勝手のよい半導体モジュール
を提供することができる。
【0024】さらにまた、半導体モジュールの形状が薄
型かつ端子を含めてフラットに近いものとなるので、カ
ードタイプの電力用半導体として、スロットなどに押し
込み使用することも可能である。
【0025】<第2の実施の形態…樹脂層はチップ保護
のみ>図2(a)、(b)は、本発明の第2の実施の形
態に係る電力用半導体モジュールを概略的に示す斜視図
および平面図である。
【0026】この電力用半導体モジュールは、図1
(a)乃至(c)を参照して前述した第1の実施の形態
の電力用半導体モジュールと比べて、樹脂層16a は実装
基板10上の少なくとも半導体チップ13を覆う(本例では
チップ13上のみ覆う)ように形成されている点が異な
り、その他は同じであるので図1中と同一符号を付して
いる。
【0027】上記構成の半導体モジュールによれば、前
述した第1の実施の形態の半導体モジュールと比べて、
基本的に同じ効果が得られるほか、樹脂層16a の覆う領
域が少ないので樹脂層16a の収縮による実装基板10の反
りの影響が少なくなるという効果がさらに得られる。な
お、樹脂層16a の覆う領域が少ないことによる絶縁の低
下は、電力用半導体モジュールの使用電圧に対する絶縁
設計が許容すれば支障はない。
【0028】<第3の実施の形態…取り付け用ケース有
り、樹脂層を押さえて締め付け>図3(a)、(b)
は、本発明の第3の実施の形態に係る電力用半導体モジ
ュールを概略的に示す側面図および分解して示す斜視図
である。
【0029】この電力用半導体モジュールは、図1を参
照して前述した第1の実施の形態の電力用半導体モジュ
ールと比べて、さらに、樹脂層16の少なくとも上面外縁
部および側面部を覆い、実装基板10の半導体チップ実装
面とは反対面側をそれに対向して配設される放熱板(図
示せず)などに押圧状態で取り付け(本例では締め付け
固定)可能な絶縁ケース18が設けられている点が異な
り、その他は同じであるので図1中と同一符号を付して
いる。なお、絶縁ケース18としては、低価格の樹脂ケー
スが用いられている。
【0030】上記構成の半導体モジュールによれば、前
述した第1の実施の形態の半導体モジュールと比べて、
基本的に同じ効果が得られるほか、樹脂ケース18を放熱
板へねじ等により取り付けることが容易であり、絶縁ケ
ース18により実装基板10を放熱板に押さえつけることが
可能であるので、放熱性の良好な半導体モジュールを実
現できるという効果が得られる。
【0031】<第4の実施の形態…取り付け用ケース有
り、実装基板を押さえ締め付け>図4(a)、(b)
は、本発明の第4の実施の形態に係る電力用半導体モジ
ュールを概略的に示す側面図および分解して示す斜視図
である。
【0032】この電力用半導体モジュールは、図2を参
照して前述した第2の実施の形態の電力用半導体モジュ
ールと比べて、さらに、実装基板10の少なくとも上面外
縁部および側面部を覆い、実装基板10の半導体チップ実
装面とは反対面側をそれに対向して配設される放熱板
(図示せず)などに押圧状態で取り付け(本例では締め
付け固定)可能な絶縁ケース(例えば樹脂ケース)18a
が設けられている点が異なり、その他は同じであるので
図2中と同一符号を付している。
【0033】上記構成の半導体装置によれば、前述した
第2の実施の形態の半導体モジュールと比べて、基本的
に同じ効果が得られるほか、樹脂ケース18a を放熱板へ
ねじ等により取り付けることにより、絶縁ケース18によ
り実装基板10を放熱板に押さえつけることが可能である
ので、放熱性の良好な半導体モジュールを実現できると
いう効果が得られる。
【0034】なお、上記構成においては、上記絶縁ケー
ス18aと実装基板10は接着剤により固着した構成であっ
てもかまわない。この構成の場合はケース内側に低応力
のエポキシ樹脂または低応力のシリコーン樹脂を充填す
ることが可能である。これらの樹脂を充填した構成の場
合には、図示している少なくとも半導体チップ表面を覆
っている樹脂層16aは設けられていても、いなくてもよ
い。
【0035】<第5の実施の形態…基板材料と反り>前
記第1から第4の実施の形態の半導体モジュールにおい
て、実装基板10は樹脂層16、16a の収縮による反りが発
生することがある。
【0036】図5(a)は、本発明の第5の実施の形態
に係る電力用半導体モジュールにおいて樹脂層の収縮に
よる反りが発生した実装基板を放熱版に押さえ付けて取
り付ける様子を概略的に示す側面図である。
【0037】図5(a)に示すように、樹脂層16の収縮
後に実装基板10の半導体チップ実装面とは反対面(裏
面)が若干凸状(0 〜100μm程度)に反っている場合
には、ユーザが実装基板10の裏面を放熱板に実装する場
合(特に、第3、第4の実施の形態のように絶縁ケース
18により押さえて締め付ける場合)に、実装基板10と放
熱板との接触熱抵抗が良好な状態になるという利点を有
する。この場合、実装基板10には締め付けによる応力が
発生するので、絶縁基板11の材料として高い破壊靭性値
と抗折強度を有するSiNセラミックスを用いた実装基
板10が適している。
【0038】図5(b)、(c)は、図5(a)に示し
た実装基板10の反りを打ち消す方向に予め反りを持たせ
た実装基板10a を使用する場合を概略的に示す側面図で
ある。
【0039】この場合、例えば絶縁性基板の両面に厚さ
の異なる金属板を張ったものを用いて配線パターンを形
成することにより、実装基板10a を予め反らせることが
可能になる。また、反りの方向の選択(図5(b)また
は(c))および反りの量の選択は、実装基板10aの熱
膨張率、樹脂層16の熱膨張率、また樹脂層16の硬化温度
により異なるが、半導体モジュール完成後の反り(前記
裏面)が0 〜100μm程度になるものを選択する。
【0040】<第6の実施の形態…外部接続端子はピン
>図6は、本発明の第6の実施の形態に係る電力用半導
体モジュールを示している。
【0041】この電力用半導体モジュールは、図1乃至
図5を参照して前述した各実施の形態の電力用半導体モ
ジュールと比べて、外部接続端子としてピン15a が用い
られている点が異なり、その他は同じであるので図1中
と同一符号を付している。
【0042】このような構成の半導体モジュールによれ
ば、前述した各実施の形態の半導体モジュールと基本的
に同じ効果が得られるほか、上記ピン15a と外部回路と
の接続は、プリント基板への半田付け、プリント基板上
のコネクタとの接続、コネクタ接続のいずれかの方法で
も可能になる。
【0043】<第7の実施の形態…他の部品の取り付け
が可能>第7の実施の形態では、前記各実施の形態の電
力用半導体モジュールの実装基板の半導体チップ実装面
とは反対面側に他の部品、例えば空冷用のファンを配設
して取り付けるように工夫した構造を説明する。
【0044】図7(a)乃至(d)は、本発明の第7の
実施の形態に係る電力用半導体モジュールの一部を示し
ている。
【0045】図7(a)に示す半導体モジュールは、樹
脂層16の側面部にファン70の取り付け用爪部71を係止可
能な凸状のロック部19を設けたものである。
【0046】図7(b)に示す半導体モジュールは、樹
脂層16の側面部にファン70の取り付け用爪部71を係止可
能な凹状のロック部20を設けたものである。
【0047】図7(c)に示す半導体モジュールは、実
装基板10の側面部にファン70の取り付け用爪部71を係止
可能な凸状のロック部21を設けたものである。
【0048】図7(d)に示す半導体モジュールは、絶
縁ケース18にファン70の取り付け用爪部71を係止可能な
凸状のロック部22を設けたものである。
【0049】なお、空冷ファン70の取り付け用爪部71を
ロック部19、20に係止する構造に代えて、例えば絶縁ケ
ース18に空冷ファン70の取り付け片(図示せず)をねじ
止め可能なねじ止め部(図示せず)を設けるようにして
もよい。
【0050】このような構成の半導体モジュールによれ
ば、前述した各実施の形態の半導体モジュールと基本的
に同じ効果が得られるほか、実装基板10の半導体チップ
実装面とは反対面側にファン70を配設して取り付けるこ
とが可能になる。したがって、半導体モジュールを放熱
板に取り付けなくても、ファン70による空冷が可能とな
る。
【0051】<第8の実施の形態…弾性を有する外部接
続端子>図8(a)は、本発明の第8の実施の形態に係
る電力用半導体モジュールを概略的に示す斜視図であ
る。この電力用半導体モジュールは、図8(a)に示す
ように、樹脂層16の上部の表面から外部接続端子15bの
弾性を有する応力緩和部が突出した形となっている。
【0052】図8(b)は同図(a)中の8B−8B線
に沿う構造を概略的に示す断面図である。この図におい
て、10は熱伝導性が良好な絶縁基板11上に配線パターン
12が形成された実装基板である。13は前記実装基板10上
に実装された電力用の複数の半導体チップである。14は
前記半導体チップ13と実装基板10上の前記配線パターン
と12とを電気的に接続するボンディングワイヤーであ
る。15bは前記配線パターン12上に接続された外部接続
端子である。16は前記実装基板10の少なくとも半導体チ
ップ実装面側の全面を覆う樹脂層である。この樹脂層16
の表面から前記外部接続端子15bの先端部(応力緩和
部)が露出され、裏面から前記実装基板10のチップ実装
面とは反対側の主面が露出されている。
【0053】図9(a)、(b)は本実施形態の端子の
一例を示す外観図である。図9(a)に示すように、本
実施形態に係る外部接続端子15bは、適当な幅を持っ
た、例えば板状の金属を折り曲げることにより形成す
る。この外部接続端子15bの一端部が例えばL字形状と
され、他端部に応力緩和部15dが設けられている。この
応力緩和部15dは、図示矢印方向の応力を緩和できる。
【0054】また、図9(b)は図9(a)に示す外部
接続端子15bの他の例を示すものであり、S字形状の上
部を水平方向に、例えば90度ひねった構造としている。
この場合、図示矢印と直交方向の応力も緩和できる。さ
らに、端子自身をコイルバネ形状にしたものや、端子の
上部に皿バネ等を取り付けた構造の端子を用いてもよ
い。
【0055】上記外部接続端子15bを前記配線パターン
12に固着する際、外部接続端子15bのL字形状をした部
分の底面部を、配線パターン12に半田付け、ろう付け、
溶接のいずれかの方法で接合する。さらに、S字形状の
部分が前記樹脂層16の外部に出るように配置する。
【0056】また、半導体モジュールの熱変動による反
り量は、特に図8(a)に矢印で示す長手方向に大きく
なる。したがって、外部接続端子15bを配置する場合、
半導体モジュールの大きな反り量を生じる方向と、図9
(a)に示す矢印の方向とが平行になるように外部接続
端子15bを配置する。図9(b)に示す外部接続端子15
cの場合も、矢印の一方が大きな反り量を生じる方向と
平行するように配置する。
【0057】なお、樹脂層16として硬質な、例えばエポ
キシ樹脂系材料を用いた場合、前述したように外部接続
端子15bの応力緩和部15dを樹脂層16の外側に配置する
必要がある。しかし、樹脂層16として軟質の、例えばシ
リコン系材料を用いた場合、図10に示すように応力緩
和部15dの一部を樹脂層16の内部に配置することも可能
である。なお、図10において、図8(b)と同一部分
には同一符号を付し、説明は省略する。
【0058】上記構成によれば、外部接続端子15bを、
平板状金属を屈曲して形成している。このため、外部接
続端子15bと配線パターン12間、及び外部接続端子15b
とプリント基板の圧着用ランド間の接触面積を大きくす
ることができる。したがって、大電流を扱うことが容易
になる。
【0059】また、従来は線状の外部接続端子を配線パ
ターンに圧接し、点接触させる構成が開発されている。
しかし、この構成に比べて、上記第8の実施形態の構成
によれば、外部接続端子15bと配線パターン12との接触
状態が安定し、素子の信頼性を高めることができる。
【0060】さらに、図10に示すモジュールの場合、
外部接続端子15bの応力緩和部15dを樹脂層16内に埋設
している。このため、図8(b)に示す構成に比べて全
体の高さを低くできる。したがって、素子を更に小型化
することが可能である。
【0061】次に上記の半導体モジュールを用いた実装
例について説明する。なお、以下の説明では図8(b)
に示す半導体モジュールを用いた場合について示すが、
図10に示す半導体モジュールを用いることも可能であ
る。
【0062】図11(a)、(b)は第1の実装例を示
している。図11(a)、(b)において、19は半導体
を実装するプリント基板である。このプリント基板19に
は、半導体モジュール20の外部接続端子15bが電気的に
接続される図示せぬ圧着用ランドが設けられている。21
は前記半導体モジュール20の上面に、例えば垂直方向に
設けられる位置合わせ用ガイドであり、前記外部接続端
子15bと圧着用ランドとを正確に合わせるためのもので
ある。このガイド21は、最低2箇所に、適当数設置され
る。22は放熱フィンであり、23はこの放熱フィン22と前
記モジュール20を密着させるためのグリースである。24
は前記プリント基板19と前記放熱フィン22を接続するた
めのネジである。
【0063】実装を行う際、図11(a)に示すように
ガイド21をプリント基板19の図示せぬガイド穴に挿通
し、半導体モジュール20の外部接続端子15bとプリント
基板19の圧着用ランドとを正確に合わせる。
【0064】この状態で、図11(b)に示すように、
プリント基板19に最大で6箇所に設けられるネジ24を放
熱フィン22に螺合し、放熱フィン22を半導体モジュール
20に装着するとともに、外部接続端子15bを圧着用ラン
ドに圧接させる。
【0065】なお、上述した例において、半導体モジュ
ール20及び放熱フィン22を、プリント基板19の下部に配
置する場合について説明した。しかし、これとは逆に、
モジュール20及び放熱フィン22をプリント基板19の上部
に配置する場合も同様にして行うことができる。
【0066】上記第1の実装例によれば、半導体モジュ
ール20と放熱フィン22をネジ24のみでプリント基板19に
実装できる。したがって、実装作業を簡単化できる。
【0067】次に、第2の実装例について、図12を参照
して説明する。なお、図12において、図11(a)及び
(b)と同一部分については同一符号を付す。
【0068】第2の実装例では、まず、モジュール20と
放熱フィン22とを半田25を用いて半田付けする。このよ
うにして、半導体モジュール20に放熱フィン22を予め取
り付けておく。この後、図示せぬジグ等を用いて、プリ
ント基板19の図示せぬ圧着用ランドと外部接続端子15b
の位置がそれぞれ合うように位置合わせを行う。この状
態で、プリント基板19に挿通されたネジ24を放熱フィン
22に螺合し、プリント基板19に、放熱フィン22が半田付
けされた半導体モジュール20を装着する。このようにし
て、モジュール20及び放熱フィン22がプリント基板19に
実装され、外部接続端子15bが圧着用ランドに圧接され
る。
【0069】図13は第3の実装例を示すものである。図
13において、図11と同一部分には同一符号を付し、説明
は省略する。図13に示すように、第3の実装例では、外
部接続端子15bとプリント基板19の圧着用ランドとを位
置合わせし、リフロー半田付けにより外部接続端子15b
を圧着用ランドに予め取り付けておく。この状態で、プ
リント基板19に挿通されたネジ24を放熱フィン22に螺合
し、放熱フィン22を半導体モジュールに20に取り付け
る。なお、モジュール20と放熱フィン22との間にはグリ
ース23が塗布してある。
【0070】なお、上記リフロー半田による半田付けを
行う際、モジュール20自体が半田25の溶融温度近くまで
加熱される。したがって、モジュール20内部に用いられ
る半田の溶融温度は、リフロー半田に用いる半田25の溶
融温度よりも高温のものを選択する必要がある。
【0071】次に、第4の実装例について説明する。第
4の実装例は第3の実装例を変形したものであり、図13
とほぼ同様の構成である。この実装例の場合、放熱フィ
ン22も半導体モジュール20に半田付けされる。すなわ
ち、この実施例において、プリント基板19、モジュール
20、放熱フィン22は一括して半田付けされる。この半田
付けの際、モジュール20と放熱フィン22とは、ジグ等を
用いて位置決めされる。また、プリント基板19とモジュ
ール20間の半田と、モジュール20と放熱フィン22間の半
田とは、熔融温度が同じものを用い、モジュール20内部
で使用する半田はそれよりも高温のものを用いる。
【0072】上記第1乃至第4の実装例によれば、外部接
続端子15bの応力緩和部15dを介して半導体モジュール
20をプリント基板19に実装している。このため、半導体
モジュール20に反りが生じた際に、モジュール20にかか
る応力を応力緩和部15dによって緩和することができ
る。したがって、外部接続端子15bとプリント基板19と
の間の接触不良を低減することができ、また、大電流を
扱うことも可能となる。さらに、図9(b)に示す、水
平方向に直交して曲げた応力緩和部15dを有する外部接
続端子15cを用い、この応力緩和部15dを緩和したい応
力の発生方向に合わせて配置することにより、任意の方
向に対して応力を緩和できる。
【0073】
【発明の効果】上述したように本発明の電力用半導体モ
ジュールによれば、半導体チップから外部接続端子まで
の配線の引き回しを短くすることが可能となり、小型化
が可能となり、小型化による原価低減と外部接続端子ま
での電気抵抗・インダクタンスの低減が可能となる。ま
た、個別のユーザの都合により、実装基板上での回路パ
ターン変更や外部接続端子の取り出し位置の変更が生じ
ても柔軟に対応することができる。
【0074】また、樹脂層の覆う領域を、使用電圧に対
する絶縁設計が許容する設計においては、少なくともチ
ップ部分とすることにより、樹脂層の樹脂収縮時の反り
の影響を少なくすることができる。
【0075】また、樹脂ケースとを組み合わせることに
より、放熱板へのねじ等による取り付けが容易で、樹脂
ケースにより、樹脂層あるいは実装基板を放熱板に押さ
えつけることが可能となり、放熱性の良い電力用半導体
モジュールを実現できる。
【0076】さらに、実装基板のチップが実装される側
の反対側の主面が若干の凸反りになっている構成では、
ユーザが放熱板に実装する際、特に、樹脂ケースにて押
さえ締め付ける場合に、放熱板との良好な接触熱抵抗を
得ることができる。この場合、絶縁実装基板にSiNセ
ラミックスを使用することで、締め付け時に、セラミッ
クス基板が割れるという不具合発生を大幅に低減するこ
とができる。
【0077】また、実装基板あるいは、樹脂層、または
樹脂ケースに、ファンの接続のためのロック部あるいは
ねじ止め部が設けられている構造であれば、電力用半導
体モジュールにファンを取り付けた例えばインバータセ
ットを構成すれば、放熱板に取り付けなくてもファンに
よる空冷が可能となり、インバータセットを小型、軽量
化することができる。
【0078】また、半導体とモジュールの外部に外部接
続端子の応力緩和部を配置し、ユーザの都合により、応
力緩和部をプリント基板に対して圧接あるいは半田付け
のどちらにも対応することが可能である。さらに、半導
体モジュールをプリント基板に半田付けした場合におい
て、プリント基板と端子間にかかる応力を外部接続端子
の応力緩和部により緩和できる。したがって、熱変動に
よって起こる端子の接触不良等を低減し、信頼性を向上
できる。また、外部接続端と配線パターンが面接触して
いる。したがって接触面積を大きく保つことができる。
したがって、大電流を扱うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールを概略的に示す斜視図と半導体チップが実装
された実装基板を取り出して概略的に示す平面図および
断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールを概略的に示す斜視図および平面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールを概略的に示す側面図および分解して示す斜
視図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールを概略的に示す側面図および分解して示す斜
視図。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールにおいて樹脂層の収縮による反りが発生した
実装基板を放熱版に押さえ付けて取り付ける様子を概略
的に示す側面図および予め反りを有する実装基板を使用
する場合を概略的に示す側面図。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールを概略的に示す斜視図と半導体チップが実装
された実装基板を取り出して概略的に示す断面図。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールの各種の形態を概略的に示す側面図。
【図8】本発明の第8の実施の形態に係る電力用半導体
モジュールを概略的に示す斜視図と半導体チップが実装
された実装基板を取り出して概略的に示す断面図、及
び、端子の外観図。
【図9】本発明の第8の実施の形態に係る外部接続端子
の外観図。
【図10】本発明の第8に実施の形態に係る電力用半導
体モジュールの半導体チップが実装された実装基板を取
り出して概略的に示す断面図。
【図11】本発明の第8の実施の形態に係る電力用半導
体モジュールを用いた第1の実装例を概略的に示す図。
【図12】本発明の第8の実施の形態に係る電力用半導
体モジュールを用いた第2の実装例を概略的に示す図。
【図13】本発明の第8の実施の形態に係る電力用半導
体モジュールを用いた第3の実装例を概略的に示す図。
【図14】電力用半導体モジュールを用いた三相モータ
駆動用インバータを示す等価回路図。
【図15】従来の電力用半導体モジュールの一例を概略
的に示す外観図。
【符号の説明】
10…実装基板、 11…絶縁基板、 12…配線パターン、 13…電力用の半導体チップ、 14…ボンディングワイヤー、 15…外部接続端子、 16…樹脂層、 17…銅板、 18…絶縁ケース。
フロントページの続き (72)発明者 今村 薫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 梅川 真一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 新谷 修央 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導性が良好な絶縁基板上に配線パタ
    ーンが形成された実装基板と、 前記実装基板上に実装された電力用の複数の半導体チッ
    プと、 前記半導体チップと前記配線パターンとを電気的に接続
    するボンディングワイヤーと、 前記配線パターン上に固着された外部接続端子と、 前記外部接続端子の先端面が露出するように前記実装基
    板の少なくとも半導体チップ実装面側の全面を覆う樹脂
    層とを具備する電力用半導体モジュール。
  2. 【請求項2】 熱伝導性が良好な絶縁基板上に配線パタ
    ーンが形成された実装基板と、 前記実装基板上に実装された複数の電力半導体チップ
    と、 前記電力半導体チップと前記配線パターンとを電気的に
    接続するボンディングワイヤーと、 前記配線パターン上に固着された外部接続端子と、 前記外部接続端子の先端面が露出するように前記実装基
    板の少なくとも半導体チップを覆う樹脂層とを具備する
    電力用半導体モジュール。
  3. 【請求項3】 前記実装基板は、セラミックス基板の半
    導体チップ実装面に銅板の配線パターンが形成されたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の電力用半導体モ
    ジュール。
  4. 【請求項4】 前記外部接続端子は、円柱または角柱型
    のパッドであり、その先端面と外部回路との接続は、半
    田付け、圧接、ボンディングワイヤー、溶接のいずれか
    が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の電力用半導体モジュール。
  5. 【請求項5】 前記外部接続端子は、ピンであり、前記
    ピンと外部回路との接続は、半田付け、コネクタとの接
    続、コネクタ接続のいずれかが可能であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の電力用半導体モジュー
    ル。
  6. 【請求項6】 前記セラミックス基板の半導体チップ実
    装面とは反対面側に形成された銅板をさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の電力用半導体
    モジュール。
  7. 【請求項7】 前記樹脂層は、低応力のエポキシ樹脂、
    または、低応力のシリコーン樹脂からなることを特徴と
    する請求項1または2に記載の電力用半導体モジュー
    ル。
  8. 【請求項8】 前記樹脂層の少なくとも上面外縁部およ
    び側面部を覆い、前記実装基板の半導体チップ実装面と
    は反対面側をそれに対向して配設される放熱板に押圧状
    態で取り付け可能な樹脂ケースをさらに具備することを
    特徴とする請求項1に記載の電力用半導体モジュール。
  9. 【請求項9】 前記実装基板の少なくとも上面外縁部お
    よび側面部を覆い、前記実装基板の半導体チップ実装面
    とは反対面側をそれに対向して配設される放熱板に押圧
    状態で取り付け可能な樹脂ケースをさらに具備すること
    を特徴とする請求項2に記載の電力用半導体モジュー
    ル。
  10. 【請求項10】 前記樹脂ケースは、前記実装基板に接
    着剤により固着され、ケース内側には、低応力のエポキ
    シ樹脂または、低応力のシリコーン樹脂が充填されてい
    ることを特徴とする請求項9記載の電力用半導体モジュ
    ール。
  11. 【請求項11】 前記実装基板あるいは樹脂層の側面部
    には、前記実装基板の半導体チップ実装面とは反対面側
    に他の部品を配設して取り付けるためのロック部あるい
    はねじ止め部が設けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の電力用半導体モジュール。
  12. 【請求項12】 前記樹脂ケースには、前記実装基板の
    半導体チップ実装面とは反対面側に他の部品を配設して
    取り付けるためのロック部あるいはねじ止め部が設けら
    れていることを特徴とする請求項8または9に記載の電
    力用半導体モジュール。
  13. 【請求項13】 前記実装基板は、前記樹脂層により発
    生する反りを打ち消す方向に予め反らせた材料を使用し
    たことを特徴とする請求項1に記載の電力用半導体モジ
    ュール。
  14. 【請求項14】 絶縁基板上に配線パターンが形成され
    た実装基板と、 前記実装基板上に実装され、前記配線パターンと電気的
    に接続された電力用の複数の半導体チップと、 前記配線パターンに一端部が接続され、他端部に弾性を
    有する応力緩和部が設けられた外部接続端子と、 前記外部接続端子の前記応力緩和部の少なくとも一部を
    露出させ、前記実装基板の少なくとも前記半導体チップ
    実装面を覆う樹脂層とを具備することを特徴とする電力
    用半導体モジュール。
  15. 【請求項15】 前記外部接続端子は、平面構造を有
    し、前記一端部が前記配線パターンと平面接触している
    ことを特徴とする請求項14記載の電力用半導体モジュ
    ール。
  16. 【請求項16】 前記外部接続端子の応力緩和部は、応
    力の緩和方向が前記実装基板の少なくとも長手方向に平
    行に配置されることを特徴とする請求項14記載の電力
    用半導体モジュール。
  17. 【請求項17】 前記外部接続端子の応力緩和部は、略
    S字形状とされていることを特徴とする請求項14、1
    6記載の電力用半導体モジュール。
  18. 【請求項18】 前記外部接続端子の応力緩和部は、略
    S字形状の上部が水平方向にねじれた形状をしているこ
    とを特徴とする請求項14、16記載の電力用半導体モ
    ジュール。
  19. 【請求項19】 前記外部接続端子は、コイルバネの形
    状をしていることを特徴とする請求項14、16記載の
    電力用半導体モジュール。
  20. 【請求項20】 前記外部接続端子は、一部に皿バネを
    有することを特徴とする請求項14、16記載の電力用
    半導体モジュール。
  21. 【請求項21】 前記樹脂層は弾性を有し、前記応力緩
    和部は一部がこの樹脂層の内側に位置することを特徴と
    する請求項14、16記載の電力用半導体モジュール。
  22. 【請求項22】 前記実装基板の前記半導体チップ実装
    面と反対の面に装着される放熱器をさらに具備し、この
    放熱器にプリント基板に挿通されたネジを螺合すること
    により、前記外部接続端子の応力緩和部を前記プリント
    基板の配線に接続することを特徴とする請求項14記載
    の電力用半導体モジュール。
  23. 【請求項23】前記外部接続端子は、前記一端部が半田
    付け、圧接、溶接のうちの1つの方法で前記配線パター
    ンに接続され、前記応力緩和部が半田付け、圧接のうち
    の1つの方法で前記配線と接続されることを特徴とする
    請求項21記載の電力用半導体モジュール。
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