JP2001283599A - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
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- JP2001283599A JP2001283599A JP2000292972A JP2000292972A JP2001283599A JP 2001283599 A JP2001283599 A JP 2001283599A JP 2000292972 A JP2000292972 A JP 2000292972A JP 2000292972 A JP2000292972 A JP 2000292972A JP 2001283599 A JP2001283599 A JP 2001283599A
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- output
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリテストにおいて1つの記憶素子に対す
る書込み処理及び読出し処理を行う回数(n回)が多い
ために多大なテスト時間を要するという課題があった。 【解決手段】 Dフリップフロップから出力された(m
×n)ビットのデータをmビットごとに並列に入力し、
且つ、外部からqビットのデータ選択信号を入力する
と、このデータ選択信号の二進数値に応じて、Dフリッ
プフロップからの出力データを(x+1)の正の整数倍
ビットごとに2q回に分けてメモリ回路に書き込み、メ
モリ回路に書き込まれたデータを(x+1)の正の整数
倍ビットごとに2q回に分けて読出データとして出力す
る。但し、m、n、x、qは正の整数で、(x+1)>
m、n>2qとする。
る書込み処理及び読出し処理を行う回数(n回)が多い
ために多大なテスト時間を要するという課題があった。 【解決手段】 Dフリップフロップから出力された(m
×n)ビットのデータをmビットごとに並列に入力し、
且つ、外部からqビットのデータ選択信号を入力する
と、このデータ選択信号の二進数値に応じて、Dフリッ
プフロップからの出力データを(x+1)の正の整数倍
ビットごとに2q回に分けてメモリ回路に書き込み、メ
モリ回路に書き込まれたデータを(x+1)の正の整数
倍ビットごとに2q回に分けて読出データとして出力す
る。但し、m、n、x、qは正の整数で、(x+1)>
m、n>2qとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はDRAM(ダイナ
ミックRAM)などの記憶ユニット本体を備える集積回
路に係り、特に記憶ユニット本体のテスト効率を改善さ
せた集積回路に関するものである。
ミックRAM)などの記憶ユニット本体を備える集積回
路に係り、特に記憶ユニット本体のテスト効率を改善さ
せた集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9はDRAM(ダイナミックRAM)
などの記憶ユニット本体内におけるメモリ回路の構成
(一部)を示す図である。このメモリ回路は(x+1)
ビットのデータを同時に出力することができ、記憶ユニ
ット本体には各アドレス毎にこのメモリ回路を(p+
1)個備える。但し、x,pは正の整数である。
などの記憶ユニット本体内におけるメモリ回路の構成
(一部)を示す図である。このメモリ回路は(x+1)
ビットのデータを同時に出力することができ、記憶ユニ
ット本体には各アドレス毎にこのメモリ回路を(p+
1)個備える。但し、x,pは正の整数である。
【0003】図において、30は複数の記憶素子が接続
されるとともにローアドレスによってそのうちの1つの
記憶素子が接続されるビット線対、31は(x+1)組
のビット線対30,・・・,30を有するメモリブロッ
クで、32は(x+1)組のビット線対30,・・・,
30を有する救済処理用の冗長メモリブロックである。
33はそれぞれ複数のメモリブロック31,・・・,3
1,32間を接続する(x+1)組のローカルI/O線
対、34はそれぞれ各ローカルI/O線対33に接続さ
れた(x+1)組のグローバルI/O線対であり、35
はそれぞれ上記選択された各記憶素子と集積回路の内部
アドレスバスとを接続する(x+1)個の出力増幅回路
である。36はそれぞれ出力増幅回路35に接続された
出力信号線対で、37はビット線対接続スイッチであっ
て、それぞれメモリブロック31や冗長メモリブロック
32内に設けられ、カラムアドレスに基づいて生成され
るカラムラインセレクト信号に応じてそれぞれのビット
線対30を各々別々のローカルI/O線対33に接続す
る。38はそれぞれカラムアドレスに基づいて生成され
るグローバルI/Oイネーブル信号に応じて各グローバ
ルI/O線対34を各々別々の出力信号線対36に接続
するグローバルI/O線対接続スイッチである。
されるとともにローアドレスによってそのうちの1つの
記憶素子が接続されるビット線対、31は(x+1)組
のビット線対30,・・・,30を有するメモリブロッ
クで、32は(x+1)組のビット線対30,・・・,
30を有する救済処理用の冗長メモリブロックである。
33はそれぞれ複数のメモリブロック31,・・・,3
1,32間を接続する(x+1)組のローカルI/O線
対、34はそれぞれ各ローカルI/O線対33に接続さ
れた(x+1)組のグローバルI/O線対であり、35
はそれぞれ上記選択された各記憶素子と集積回路の内部
アドレスバスとを接続する(x+1)個の出力増幅回路
である。36はそれぞれ出力増幅回路35に接続された
出力信号線対で、37はビット線対接続スイッチであっ
て、それぞれメモリブロック31や冗長メモリブロック
32内に設けられ、カラムアドレスに基づいて生成され
るカラムラインセレクト信号に応じてそれぞれのビット
線対30を各々別々のローカルI/O線対33に接続す
る。38はそれぞれカラムアドレスに基づいて生成され
るグローバルI/Oイネーブル信号に応じて各グローバ
ルI/O線対34を各々別々の出力信号線対36に接続
するグローバルI/O線対接続スイッチである。
【0004】そして、この記憶ユニット本体は、ローア
ドレスをローアドレスストローブ信号でストローブして
各メモリブロック31の同一のローアドレスに対応付け
られた複数の記憶素子をそれぞれのビット線対30に接
続し、更にカラムアドレスをカラムアドレスストローブ
信号でストローブした後、このカラムアドレスに基づい
てカラムラインセレクト信号およびグローバルI/Oイ
ネーブル信号を生成して1つのメモリブロック31をロ
ーカルI/O線対33に接続し、且つ、1組のグローバ
ルI/O線対34を出力信号線対36に接続する。これ
により、アドレスに応じて1つのメモリブロック31内
の(x+1)個の記憶素子の記憶値に応じたデータが出
力増幅回路35から出力されることになる。
ドレスをローアドレスストローブ信号でストローブして
各メモリブロック31の同一のローアドレスに対応付け
られた複数の記憶素子をそれぞれのビット線対30に接
続し、更にカラムアドレスをカラムアドレスストローブ
信号でストローブした後、このカラムアドレスに基づい
てカラムラインセレクト信号およびグローバルI/Oイ
ネーブル信号を生成して1つのメモリブロック31をロ
ーカルI/O線対33に接続し、且つ、1組のグローバ
ルI/O線対34を出力信号線対36に接続する。これ
により、アドレスに応じて1つのメモリブロック31内
の(x+1)個の記憶素子の記憶値に応じたデータが出
力増幅回路35から出力されることになる。
【0005】図10はこのような記憶ユニット本体を備
える記憶ユニットの構成を示すブロック図である。ま
た、この記憶ユニットは、例えば図示外の機能ユニット
などと共に集積回路として一体化されて利用されている
ものであり、記憶ユニットと機能ユニットとの間では
(m×n)ビットのバス幅にてデータを交換し、記憶ユ
ニットのテストモードにおいてはテスタと記憶ユニット
との間でmビットのデータを入出力するように構成され
ているものである。
える記憶ユニットの構成を示すブロック図である。ま
た、この記憶ユニットは、例えば図示外の機能ユニット
などと共に集積回路として一体化されて利用されている
ものであり、記憶ユニットと機能ユニットとの間では
(m×n)ビットのバス幅にてデータを交換し、記憶ユ
ニットのテストモードにおいてはテスタと記憶ユニット
との間でmビットのデータを入出力するように構成され
ているものである。
【0006】図において、39は記憶ユニット本体、4
0は(m×n)ビットのバス幅を有し、この記憶ユニッ
ト本体39や図示外の機能ユニットとの間でのデータ交
換に用いられる内部データバス、41は外部からテスト
用データ書込みクロック信号およびmビットのテスト用
書込みデータが入力され、テストモードにおいては当該
クロック信号でラッチした各データをそれぞれn個に分
岐して(m×n)ビットの信号を内部データバス40に
出力するDフリップフロップ、42はアドレスバス、4
3はテスト用ローアドレスストローブ信号線、44はテ
スト用カラムアドレスストローブ信号線、45はテスト
用ライトイネーブル信号線、46はq(=log2n)
ビットのテスト用データ選択信号線、47は内部データ
バス40が接続され、このうちのmビットのデータをテ
スト用データ選択信号線46の二進数値に応じて選択し
て外部へ出力するデータ用マルチプレクサである。ま
た、記憶ユニット本体39もテスト用データ選択信号線
46の二進数値に応じて内部データバス40のうちのm
ビットのデータを選択し、このデータを書き込んだり読
み出したりする。
0は(m×n)ビットのバス幅を有し、この記憶ユニッ
ト本体39や図示外の機能ユニットとの間でのデータ交
換に用いられる内部データバス、41は外部からテスト
用データ書込みクロック信号およびmビットのテスト用
書込みデータが入力され、テストモードにおいては当該
クロック信号でラッチした各データをそれぞれn個に分
岐して(m×n)ビットの信号を内部データバス40に
出力するDフリップフロップ、42はアドレスバス、4
3はテスト用ローアドレスストローブ信号線、44はテ
スト用カラムアドレスストローブ信号線、45はテスト
用ライトイネーブル信号線、46はq(=log2n)
ビットのテスト用データ選択信号線、47は内部データ
バス40が接続され、このうちのmビットのデータをテ
スト用データ選択信号線46の二進数値に応じて選択し
て外部へ出力するデータ用マルチプレクサである。ま
た、記憶ユニット本体39もテスト用データ選択信号線
46の二進数値に応じて内部データバス40のうちのm
ビットのデータを選択し、このデータを書き込んだり読
み出したりする。
【0007】次に動作について説明する。テストモード
において、テスタから出力されたmビットのデータをD
フリップフロップ41でラッチする。これにより、内部
データバス40には当該ラッチした各データをn個ずつ
に分岐した(m×n)ビットのデータが出力された状態
となる。次に、アドレスバス42にローアドレスを設定
すると共に、テスト用ライトイネーブル信号線45を書
き込み設定レベルに設定した状態でテスト用ローアドレ
スストローブ信号をアサートしてローアドレスを設定
し、更に、アドレスバス42にカラムアドレスを設定す
ると共にテスト用データ選択信号線46に所定の二進数
値を設定した状態でテスト用カラムアドレスストローブ
信号をアサートすると、上記二進数値に対応したm個の
記憶素子にデータが書き込まれる。そして、上記二進数
値を「00・・・00」から「11・・・11」までn
回切り替えることで、1つのアドレス(ローアドレスと
カラムアドレス)に対応する(m×n)個の記憶素子に
データを書き込み、更にこれを全てのアドレスについて
繰り返して全ての記憶素子にデータを書き込む。
において、テスタから出力されたmビットのデータをD
フリップフロップ41でラッチする。これにより、内部
データバス40には当該ラッチした各データをn個ずつ
に分岐した(m×n)ビットのデータが出力された状態
となる。次に、アドレスバス42にローアドレスを設定
すると共に、テスト用ライトイネーブル信号線45を書
き込み設定レベルに設定した状態でテスト用ローアドレ
スストローブ信号をアサートしてローアドレスを設定
し、更に、アドレスバス42にカラムアドレスを設定す
ると共にテスト用データ選択信号線46に所定の二進数
値を設定した状態でテスト用カラムアドレスストローブ
信号をアサートすると、上記二進数値に対応したm個の
記憶素子にデータが書き込まれる。そして、上記二進数
値を「00・・・00」から「11・・・11」までn
回切り替えることで、1つのアドレス(ローアドレスと
カラムアドレス)に対応する(m×n)個の記憶素子に
データを書き込み、更にこれを全てのアドレスについて
繰り返して全ての記憶素子にデータを書き込む。
【0008】次に、同様の手順にてローアドレスおよび
カラムアドレスを記憶ユニット本体39に設定すると、
内部データバス40には(m×n)個の記憶素子のデー
タが出力される。この状態で、テスト用データ選択信号
線46の値を「00・・・00」から「11・・・1
1」までn回切り替えることで、1つのアドレスに対応
する(m×n)個の記憶素子を読み出し、これを全ての
アドレスについて繰り返して全ての記憶素子のデータを
読み出す。
カラムアドレスを記憶ユニット本体39に設定すると、
内部データバス40には(m×n)個の記憶素子のデー
タが出力される。この状態で、テスト用データ選択信号
線46の値を「00・・・00」から「11・・・1
1」までn回切り替えることで、1つのアドレスに対応
する(m×n)個の記憶素子を読み出し、これを全ての
アドレスについて繰り返して全ての記憶素子のデータを
読み出す。
【0009】そして、テスタは読み出したデータが書き
込んだデータと一致している場合にはメモリブロック3
1に欠陥はないと判断し、不一致が生じている場合には
その元となるメモリブロック31に欠陥があるとしてこ
の欠陥メモリブロック31に替えて冗長メモリブロック
32を使用するように救済コードを出力する。
込んだデータと一致している場合にはメモリブロック3
1に欠陥はないと判断し、不一致が生じている場合には
その元となるメモリブロック31に欠陥があるとしてこ
の欠陥メモリブロック31に替えて冗長メモリブロック
32を使用するように救済コードを出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路は以上
のように構成されているので、メモリテストにおいて1
つの記憶素子に対する書き込み処理及び読出し処理を行
う回数が多いために多大なテスト時間を要するという課
題があった。
のように構成されているので、メモリテストにおいて1
つの記憶素子に対する書き込み処理及び読出し処理を行
う回数が多いために多大なテスト時間を要するという課
題があった。
【0011】上記課題を具体的に説明する。特に、近年
の高集積大容量の記憶ユニットにおいては、上記テスト
時間が非常に膨大なものとなっており、それが生産効率
や生産性などを制限する1要因となってきている。例え
ば、上記集積回路が(m×n)=256の内部データバ
ス幅を備え、且つ、m=8ビットの書込データを入力
し、且つ、m=8ビットの読出データを出力できるよう
に構成した場合には、32(n=256/8=32)回
の書き込み処理及び読み出し処理が各アドレスに対応す
る記憶素子毎に必要となる。
の高集積大容量の記憶ユニットにおいては、上記テスト
時間が非常に膨大なものとなっており、それが生産効率
や生産性などを制限する1要因となってきている。例え
ば、上記集積回路が(m×n)=256の内部データバ
ス幅を備え、且つ、m=8ビットの書込データを入力
し、且つ、m=8ビットの読出データを出力できるよう
に構成した場合には、32(n=256/8=32)回
の書き込み処理及び読み出し処理が各アドレスに対応す
る記憶素子毎に必要となる。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、記憶ユニット本体が有する本来の
メモリ構造に着目し、そのメモリ構造をうまく利用して
効率良く書き込み処理及び読み出し処理を行うことがで
き、ひいては上述した従来の記憶ユニットを備えた集積
回路よりも効率良く短時間でメモリテストを実施して必
要な救済コードを得ることができる集積回路を得ること
を目的とする。
めになされたもので、記憶ユニット本体が有する本来の
メモリ構造に着目し、そのメモリ構造をうまく利用して
効率良く書き込み処理及び読み出し処理を行うことがで
き、ひいては上述した従来の記憶ユニットを備えた集積
回路よりも効率良く短時間でメモリテストを実施して必
要な救済コードを得ることができる集積回路を得ること
を目的とする。
【0013】また、この発明は上述したテストモードで
使用する端子数を増加させることなく、限られた入出力
端子の範囲内で効率良く短時間でメモリテストを実施し
て必要な救済コードを得ることができる集積回路を得る
ことを目的とする。
使用する端子数を増加させることなく、限られた入出力
端子の範囲内で効率良く短時間でメモリテストを実施し
て必要な救済コードを得ることができる集積回路を得る
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
は、外部からmビットの書込データおよびクロック信号
が入力されると、クロック信号でラッチした書込データ
をそれぞれn個ずつに分岐して、(m×n)ビットのデ
ータとして出力するDフリップフロップと、救済処理用
のメモリブロックを含む複数のメモリブロックを有し、
(x+1)ビットのデータを同時に入出力することがで
きる複数のメモリ回路と、Dフリップフロップから出力
された(m×n)ビットのデータをmビットごとに並列
に入力し、且つ、外部からqビットのデータ選択信号を
入力すると、このデータ選択信号の二進数値に応じて、
Dフリップフロップからの出力データを(x+1)の正
の整数倍ビットごとに2q回に分けてメモリ回路に書き
込み、メモリ回路に書き込まれたデータを(x+1)の
正の整数倍ビットごとに2q回に分けて読出データとし
て出力する書込・読出制御回路とを備えるものである。
但し、m、n、x、qは正の整数で、(x+1)>m、
n>2qとする。
は、外部からmビットの書込データおよびクロック信号
が入力されると、クロック信号でラッチした書込データ
をそれぞれn個ずつに分岐して、(m×n)ビットのデ
ータとして出力するDフリップフロップと、救済処理用
のメモリブロックを含む複数のメモリブロックを有し、
(x+1)ビットのデータを同時に入出力することがで
きる複数のメモリ回路と、Dフリップフロップから出力
された(m×n)ビットのデータをmビットごとに並列
に入力し、且つ、外部からqビットのデータ選択信号を
入力すると、このデータ選択信号の二進数値に応じて、
Dフリップフロップからの出力データを(x+1)の正
の整数倍ビットごとに2q回に分けてメモリ回路に書き
込み、メモリ回路に書き込まれたデータを(x+1)の
正の整数倍ビットごとに2q回に分けて読出データとし
て出力する書込・読出制御回路とを備えるものである。
但し、m、n、x、qは正の整数で、(x+1)>m、
n>2qとする。
【0015】この発明に係る集積回路は、各メモリ回路
から出力される(x+1)の正の整数倍ビットの読出デ
ータの各ビット値の一致判定を行い、その判定結果を出
力する一致判定回路と、一致判定回路の判定結果ととも
に、外部からqビットのデータ選択信号が入力される
と、このデータ選択信号の二進数値に応じて各一致判定
回路の中から異なる1つの一致判定回路を選択する一致
判定データを外部に出力する判定結果出力回路とを備え
るものである。
から出力される(x+1)の正の整数倍ビットの読出デ
ータの各ビット値の一致判定を行い、その判定結果を出
力する一致判定回路と、一致判定回路の判定結果ととも
に、外部からqビットのデータ選択信号が入力される
と、このデータ選択信号の二進数値に応じて各一致判定
回路の中から異なる1つの一致判定回路を選択する一致
判定データを外部に出力する判定結果出力回路とを備え
るものである。
【0016】この発明に係る集積回路は、メモリ回路か
らの読出データが入力されるとともに、判定結果出力回
路の出力が制御信号として入力されるトライステートバ
ッファを備えるものである。
らの読出データが入力されるとともに、判定結果出力回
路の出力が制御信号として入力されるトライステートバ
ッファを備えるものである。
【0017】この発明に係る集積回路は、同じ値のデー
タ書込がなされるメモリ回路毎に設けられてメモリ回路
に入力されるデータをエンコードするエンコーダと、メ
モリ回路毎に設けられてメモリ回路から出力されるデー
タをエンコーダとは逆にデコードするデコーダとを備え
るものである。
タ書込がなされるメモリ回路毎に設けられてメモリ回路
に入力されるデータをエンコードするエンコーダと、メ
モリ回路毎に設けられてメモリ回路から出力されるデー
タをエンコーダとは逆にデコードするデコーダとを備え
るものである。
【0018】この発明に係る集積回路は、エンコーダ及
びデコーダがアドレスに応じて動作/停止するものであ
る。
びデコーダがアドレスに応じて動作/停止するものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による集
積回路の構成を示すブロック図である。図において、1
はそれぞれ図示外のテスタなどの外部機器との間で交換
されるデータ信号やテスト用アドレス信号などの入出力
に利用される入出力端子、2は(x+1)個の記憶素子
を有するメモリブロックを複数備えるとともに、(x+
1)ビットのデータを同時に入出力することができる
(p+1)個の図9で示したメモリ回路を含んで構成さ
れる記憶ユニット、3はこの記憶ユニット2に記憶され
ているデータなどを利用して所定の処理を実行する機能
ユニット、4は入出力端子1に入力された信号をテスト
モードと通常の動作モードとを切り替えるモード切替信
号として上記記憶ユニット2などに供給するモード用信
号線、5はそれぞれ機能ユニット3の出力信号と入出力
端子1とのうちの一方をモード切替信号に応じて選択し
て記憶ユニット2に入力する入力セレクタ、6はそれぞ
れ記憶ユニット2の出力信号と機能ユニット3の出力信
号とのうちの一方をモード切替信号に応じて選択して入
出力端子1に出力する出力セレクタである。そして、こ
の集積回路では、これら機能ユニット3や記憶ユニット
2などの間でデータ交換に用いられる内部データバスは
(m×n)ビットのバス幅に形成される。但し、m,n
は正の整数である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による集
積回路の構成を示すブロック図である。図において、1
はそれぞれ図示外のテスタなどの外部機器との間で交換
されるデータ信号やテスト用アドレス信号などの入出力
に利用される入出力端子、2は(x+1)個の記憶素子
を有するメモリブロックを複数備えるとともに、(x+
1)ビットのデータを同時に入出力することができる
(p+1)個の図9で示したメモリ回路を含んで構成さ
れる記憶ユニット、3はこの記憶ユニット2に記憶され
ているデータなどを利用して所定の処理を実行する機能
ユニット、4は入出力端子1に入力された信号をテスト
モードと通常の動作モードとを切り替えるモード切替信
号として上記記憶ユニット2などに供給するモード用信
号線、5はそれぞれ機能ユニット3の出力信号と入出力
端子1とのうちの一方をモード切替信号に応じて選択し
て記憶ユニット2に入力する入力セレクタ、6はそれぞ
れ記憶ユニット2の出力信号と機能ユニット3の出力信
号とのうちの一方をモード切替信号に応じて選択して入
出力端子1に出力する出力セレクタである。そして、こ
の集積回路では、これら機能ユニット3や記憶ユニット
2などの間でデータ交換に用いられる内部データバスは
(m×n)ビットのバス幅に形成される。但し、m,n
は正の整数である。
【0020】図2はこの発明の実施の形態1による記憶
ユニット2の構成を示すブロック図である。図におい
て、8aは2q×(x+1)ビットのバス幅を有する内
部データバスである。具体的には、内部データバス8a
はそれぞれ(x+1)ビットの幅を有する2q本の信号
線を束ねて1本のバスとして構成される。9はDフリッ
プフロップであって、外部からテスト用データ書込みク
ロック信号およびmビットのテスト用書込データが入力
され、テストモードにおいては当該クロック信号でラッ
チした各データをそれぞれn個に分岐して(m×n)ビ
ットの信号を内部データバス8aに出力する。10は多
数の記憶素子を有する複数のメモリブロックを備える図
9に示したメモリ回路を含んで構成されるDRAM(ダ
イナミックRAM)などの記憶ユニット本体(メモリ回
路、書込・読出制御回路)、11は外部から入力された
信号をテスト用アドレス信号として記憶ユニット本体1
0へ入力するアドレスバス、12は外部から入力された
信号をテスト用ローアドレスストローブ信号として記憶
ユニット本体10へ入力するテスト用ローアドレススト
ローブ信号線、13は外部から入力された信号をテスト
用カラムアドレスストローブ信号として記憶ユニット本
体10へ入力するテスト用カラムアドレスストローブ信
号線、14は外部から入力された信号をテスト用ライト
イネーブル信号として記憶ユニット本体10へ入力する
テスト用ライトイネーブル信号線、15は外部から入力
されたqビットの信号を入出力データ選択信号として記
憶ユニット本体10へ入力するテスト用データ選択信号
線である。
ユニット2の構成を示すブロック図である。図におい
て、8aは2q×(x+1)ビットのバス幅を有する内
部データバスである。具体的には、内部データバス8a
はそれぞれ(x+1)ビットの幅を有する2q本の信号
線を束ねて1本のバスとして構成される。9はDフリッ
プフロップであって、外部からテスト用データ書込みク
ロック信号およびmビットのテスト用書込データが入力
され、テストモードにおいては当該クロック信号でラッ
チした各データをそれぞれn個に分岐して(m×n)ビ
ットの信号を内部データバス8aに出力する。10は多
数の記憶素子を有する複数のメモリブロックを備える図
9に示したメモリ回路を含んで構成されるDRAM(ダ
イナミックRAM)などの記憶ユニット本体(メモリ回
路、書込・読出制御回路)、11は外部から入力された
信号をテスト用アドレス信号として記憶ユニット本体1
0へ入力するアドレスバス、12は外部から入力された
信号をテスト用ローアドレスストローブ信号として記憶
ユニット本体10へ入力するテスト用ローアドレススト
ローブ信号線、13は外部から入力された信号をテスト
用カラムアドレスストローブ信号として記憶ユニット本
体10へ入力するテスト用カラムアドレスストローブ信
号線、14は外部から入力された信号をテスト用ライト
イネーブル信号として記憶ユニット本体10へ入力する
テスト用ライトイネーブル信号線、15は外部から入力
されたqビットの信号を入出力データ選択信号として記
憶ユニット本体10へ入力するテスト用データ選択信号
線である。
【0021】なお、上記記憶ユニット本体10は、図9
を用いて説明した従来技術の記憶ユニット本体39と基
本構成は同様であり、救済処理用の冗長メモリブロック
32を含む複数のメモリブロック31,・・・,31,
32を備えると共に(x+1)ビットのデータを同時に
入出力することができる(p+1)個のメモリ回路で各
ローアドレスの値毎のメモリ空間が構成されている。従
って、(x+1)・(p+1)=(m×n)が成立す
る。但し、x,pは正の整数である。また、上記Dフリ
ップフロップ9からの(m×n)ビットのデータは、m
ビットごとにパラレルに記憶ユニット本体10に入力す
る。このとき、qビットの入出力データ選択信号を記憶
ユニット本体10が受けると、上記Dフリップフロップ
9からのデータを(x+1)ビットずつ2q回に分けて
メモリ回路に書き込んでゆく。この実施の形態1では、
2q×(x+1)ビットのバス幅を有する内部データバ
ス8aを有効に利用して、テスト時における書き込みデ
ータのビット単位(x+1)を、(x+1)>mのよう
に従来の技術に比較して大きくすることで、書き込み回
数2qをn>2qのように減らしてテスト時間の短縮を
図っている。但し、2q×(x+1)=m×nである。
を用いて説明した従来技術の記憶ユニット本体39と基
本構成は同様であり、救済処理用の冗長メモリブロック
32を含む複数のメモリブロック31,・・・,31,
32を備えると共に(x+1)ビットのデータを同時に
入出力することができる(p+1)個のメモリ回路で各
ローアドレスの値毎のメモリ空間が構成されている。従
って、(x+1)・(p+1)=(m×n)が成立す
る。但し、x,pは正の整数である。また、上記Dフリ
ップフロップ9からの(m×n)ビットのデータは、m
ビットごとにパラレルに記憶ユニット本体10に入力す
る。このとき、qビットの入出力データ選択信号を記憶
ユニット本体10が受けると、上記Dフリップフロップ
9からのデータを(x+1)ビットずつ2q回に分けて
メモリ回路に書き込んでゆく。この実施の形態1では、
2q×(x+1)ビットのバス幅を有する内部データバ
ス8aを有効に利用して、テスト時における書き込みデ
ータのビット単位(x+1)を、(x+1)>mのよう
に従来の技術に比較して大きくすることで、書き込み回
数2qをn>2qのように減らしてテスト時間の短縮を
図っている。但し、2q×(x+1)=m×nである。
【0022】16は記憶ユニット本体10の各メモリ回
路からの内部データバス8bを構成する信号線が1本ず
つ合計(p+1)本接続されるデータ用マルチプレクサ
であって、テストモードにおいて各メモリ回路の(x+
1)個の出力ビットから選択された1ビットずつのデー
タが入力され、且つ、qビットの入出力データ選択信号
が入力されると、この入出力データ選択信号であらわさ
れる二進数値に応じて、同一の入力ビットに基づくデー
タが書き込まれたメモリ回路からの信号線を選択し、こ
の信号線のデータをどのメモリブロックにおいて不良が
発生したかがわかるようにmビットの読出データに縮退
変換して出力する。縮退変換とはメモリのデータ出力を
有効な不良番地情報に変換することを言う。
路からの内部データバス8bを構成する信号線が1本ず
つ合計(p+1)本接続されるデータ用マルチプレクサ
であって、テストモードにおいて各メモリ回路の(x+
1)個の出力ビットから選択された1ビットずつのデー
タが入力され、且つ、qビットの入出力データ選択信号
が入力されると、この入出力データ選択信号であらわさ
れる二進数値に応じて、同一の入力ビットに基づくデー
タが書き込まれたメモリ回路からの信号線を選択し、こ
の信号線のデータをどのメモリブロックにおいて不良が
発生したかがわかるようにmビットの読出データに縮退
変換して出力する。縮退変換とはメモリのデータ出力を
有効な不良番地情報に変換することを言う。
【0023】17は一致検出回路(一致判定回路)であ
って、各メモリ回路毎に(合計(p+1)個)設けら
れ、テストモードにおいて各メモリ回路から内部データ
バス8bに出力された(x+1)ビットの値の一致判定
を行い、その判定結果を1ビットの信号にて出力する。
18は一致判定用マルチプレクサ(判定結果出力回路)
で、テストモードにおいて一致検出回路17からの(p
+1)個の判定結果とともに、qビットの入出力データ
選択信号が入力されると、この入出力データ選択信号で
あらわされる二進数値に応じて同一の入力ビットに基づ
くデータが書き込まれ、判定結果を選択し、一致検出回
路17に不一致が発生したかがわかるようにmビットの
一致判定データに縮退変換して出力する。なお、これら
mビットの読出データおよびmビットの一致判定データ
は、例えばテストモードにおいては出力セレクタ6を介
して入出力端子1からテスタへ出力される。
って、各メモリ回路毎に(合計(p+1)個)設けら
れ、テストモードにおいて各メモリ回路から内部データ
バス8bに出力された(x+1)ビットの値の一致判定
を行い、その判定結果を1ビットの信号にて出力する。
18は一致判定用マルチプレクサ(判定結果出力回路)
で、テストモードにおいて一致検出回路17からの(p
+1)個の判定結果とともに、qビットの入出力データ
選択信号が入力されると、この入出力データ選択信号で
あらわされる二進数値に応じて同一の入力ビットに基づ
くデータが書き込まれ、判定結果を選択し、一致検出回
路17に不一致が発生したかがわかるようにmビットの
一致判定データに縮退変換して出力する。なお、これら
mビットの読出データおよびmビットの一致判定データ
は、例えばテストモードにおいては出力セレクタ6を介
して入出力端子1からテスタへ出力される。
【0024】図3はこの発明の実施の形態1による一致
検出回路17の構成を示すブロック図である。図におい
て、19は同一のメモリ回路から出力される(x+1)
ビットのデータを一致検出回路17に入力する(x+
1)本の信号線を束ねてなる内部データバス信号線、2
0は内部データバス信号線19を構成する(x+1)本
の信号線のうちから選択された1本の信号線であって、
且つ、データ用マルチプレクサ16に接続される出力用
の内部データバス信号線である。21はそれぞれ出力用
の内部データバス信号線20とそれ以外の残りの内部デ
ータバス信号線19を構成する(x+1)本の信号線の
うちの1本との間でデータの一致判定を行うx個の排他
論理和回路(一致判定回路)、22はx個の排他論理和
回路21の出力の反転論理和を演算する反転論理和回路
(一致判定回路)で、23は反転論理和回路22の出力
を一致判定用マルチプレクサ18へ入力するための信号
線である。このような構成にすることで、同一のメモリ
回路から出力される(x+1)本の内部データバス信号
線19の全てが「0」あるいは「1」で一致している場
合にはハイレベルの信号が上記信号線23に出力され、
(x+1)本の内部データバス信号線19のうちに1つ
でも他と異なる値のものがある場合にはローレベルの信
号が上記信号線23に出力されることになる。
検出回路17の構成を示すブロック図である。図におい
て、19は同一のメモリ回路から出力される(x+1)
ビットのデータを一致検出回路17に入力する(x+
1)本の信号線を束ねてなる内部データバス信号線、2
0は内部データバス信号線19を構成する(x+1)本
の信号線のうちから選択された1本の信号線であって、
且つ、データ用マルチプレクサ16に接続される出力用
の内部データバス信号線である。21はそれぞれ出力用
の内部データバス信号線20とそれ以外の残りの内部デ
ータバス信号線19を構成する(x+1)本の信号線の
うちの1本との間でデータの一致判定を行うx個の排他
論理和回路(一致判定回路)、22はx個の排他論理和
回路21の出力の反転論理和を演算する反転論理和回路
(一致判定回路)で、23は反転論理和回路22の出力
を一致判定用マルチプレクサ18へ入力するための信号
線である。このような構成にすることで、同一のメモリ
回路から出力される(x+1)本の内部データバス信号
線19の全てが「0」あるいは「1」で一致している場
合にはハイレベルの信号が上記信号線23に出力され、
(x+1)本の内部データバス信号線19のうちに1つ
でも他と異なる値のものがある場合にはローレベルの信
号が上記信号線23に出力されることになる。
【0025】次に動作について説明する。モード切替信
号の入出力端子1に通常の動作モードを設定する信号が
入力されている状態では、上記入力セレクタ5は機能ユ
ニット3からの出力信号を記憶ユニット2に出力し、出
力セレクタ6は機能ユニット3の出力を入出力端子1に
出力するように切り替わる。そして、機能ユニット3お
よび記憶ユニット2は、それぞれに直接接続された入出
力端子1からの信号に応じて相互に信号を交換しつつ動
作し、所定の入出力端子1から信号が出力される。
号の入出力端子1に通常の動作モードを設定する信号が
入力されている状態では、上記入力セレクタ5は機能ユ
ニット3からの出力信号を記憶ユニット2に出力し、出
力セレクタ6は機能ユニット3の出力を入出力端子1に
出力するように切り替わる。そして、機能ユニット3お
よび記憶ユニット2は、それぞれに直接接続された入出
力端子1からの信号に応じて相互に信号を交換しつつ動
作し、所定の入出力端子1から信号が出力される。
【0026】モード切替信号の入出力端子1にテストモ
ードを設定する信号が入力されると、上記入力セレクタ
5は入出力端子1からの信号を記憶ユニット2に出力
し、出力セレクタ6は記憶ユニット2の出力を入出力端
子1に出力するように切り替わる。なお、テストモード
において上記モード切替信号などは、図示外のテスタか
ら入出力端子1へ入力されている。
ードを設定する信号が入力されると、上記入力セレクタ
5は入出力端子1からの信号を記憶ユニット2に出力
し、出力セレクタ6は記憶ユニット2の出力を入出力端
子1に出力するように切り替わる。なお、テストモード
において上記モード切替信号などは、図示外のテスタか
ら入出力端子1へ入力されている。
【0027】そして、テストモードにおいてテスタは全
ての記憶素子に予め定めたデータを書き込むシーケンス
を実行する。図4はこの発明の実施の形態1におけるテ
ストモード時の記憶ユニット本体10への書込み処理動
作を示すタイミングチャートである。また、このタイミ
ングチャートは上記書込みシーケンスのうちの1つのア
ドレス(ローアドレス+カラムアドレス)に対応するタ
イミングチャートである。同図において、RASはテス
タから記憶ユニット本体10に入力されたテスト用ロー
アドレスストローブ信号、CASはテスタから記憶ユニ
ット本体10に入力されたテスト用カラムアドレススト
ローブ信号、Wはテスタから記憶ユニット本体10に入
力されたテスト用ライトイネーブル信号、A(11:
0)はテスタから記憶ユニット本体10に入力されたテ
スト用アドレス信号、CLKはテスタからDフリップフ
ロップ9に入力されたテスト用データ書込みクロック信
号、D−F/F_D(0:7)はテスタからDフリップ
フロップ9に入力されたmビットのデータ信号、D−F
/F_Q(0:7)はDフリップフロップ9から出力さ
れるmビットのデータ信号、DRAM_D(255:
0)はテストモード時における内部データバス8aの信
号、WDSはテスタから記憶ユニット本体10などに入
力される入出力データ選択信号である。なお、信号名の
上に付されている線は当該信号がローアクティブな信号
であることを意味している。また、タイミングチャート
において左下がりの斜線によるハッチングが付されてい
るタイミングは当該信号が無効なデータであるタイミン
グであることを意味し、右下がりの斜線によるハッチン
グが付されているタイミングは当該信号が有効なデータ
であるタイミングであることを意味している。また、入
出力データ選択信号において「0」,「1」,・・・,
「2q−1」は対応する入出力データ選択信号の二進数
値である。また、同図は「m=8,(m×n)=25
6」の場合の例である。
ての記憶素子に予め定めたデータを書き込むシーケンス
を実行する。図4はこの発明の実施の形態1におけるテ
ストモード時の記憶ユニット本体10への書込み処理動
作を示すタイミングチャートである。また、このタイミ
ングチャートは上記書込みシーケンスのうちの1つのア
ドレス(ローアドレス+カラムアドレス)に対応するタ
イミングチャートである。同図において、RASはテス
タから記憶ユニット本体10に入力されたテスト用ロー
アドレスストローブ信号、CASはテスタから記憶ユニ
ット本体10に入力されたテスト用カラムアドレススト
ローブ信号、Wはテスタから記憶ユニット本体10に入
力されたテスト用ライトイネーブル信号、A(11:
0)はテスタから記憶ユニット本体10に入力されたテ
スト用アドレス信号、CLKはテスタからDフリップフ
ロップ9に入力されたテスト用データ書込みクロック信
号、D−F/F_D(0:7)はテスタからDフリップ
フロップ9に入力されたmビットのデータ信号、D−F
/F_Q(0:7)はDフリップフロップ9から出力さ
れるmビットのデータ信号、DRAM_D(255:
0)はテストモード時における内部データバス8aの信
号、WDSはテスタから記憶ユニット本体10などに入
力される入出力データ選択信号である。なお、信号名の
上に付されている線は当該信号がローアクティブな信号
であることを意味している。また、タイミングチャート
において左下がりの斜線によるハッチングが付されてい
るタイミングは当該信号が無効なデータであるタイミン
グであることを意味し、右下がりの斜線によるハッチン
グが付されているタイミングは当該信号が有効なデータ
であるタイミングであることを意味している。また、入
出力データ選択信号において「0」,「1」,・・・,
「2q−1」は対応する入出力データ選択信号の二進数
値である。また、同図は「m=8,(m×n)=25
6」の場合の例である。
【0028】まず、テスタからDフリップフロップ9に
mビットのデータ信号を入力した状態で、T1のタイミ
ングにおいてテスト用データ書込みクロック信号を入力
すると、当該データ信号がDフリップフロップ9でラッ
チされ、このラッチされたデータ信号が各ビット毎にn
個に分岐され、(m×n)個のデータが内部データバス
8aに出力される。次に、テスタからローアドレス用の
テスト用アドレス信号を設定した状態で、T2のタイミ
ングにおいてテスト用ローアドレスストローブ信号をア
サートすると、当該ローアドレスが記憶ユニット本体1
0においてデコードされ、各ビット線対30上の当該ロ
ーアドレスに対応する記憶素子が選択された状態にな
る。
mビットのデータ信号を入力した状態で、T1のタイミ
ングにおいてテスト用データ書込みクロック信号を入力
すると、当該データ信号がDフリップフロップ9でラッ
チされ、このラッチされたデータ信号が各ビット毎にn
個に分岐され、(m×n)個のデータが内部データバス
8aに出力される。次に、テスタからローアドレス用の
テスト用アドレス信号を設定した状態で、T2のタイミ
ングにおいてテスト用ローアドレスストローブ信号をア
サートすると、当該ローアドレスが記憶ユニット本体1
0においてデコードされ、各ビット線対30上の当該ロ
ーアドレスに対応する記憶素子が選択された状態にな
る。
【0029】このような書き込みデータとローアドレス
の設定がなされた後、T3からTnにおいて順次上記記
憶素子へのデータ書込み処理が行われる。具体的には、
テスタは各タイミングおいて、共通のカラムアドレス用
のテスト用アドレス信号を設定し、テスト用ライトイネ
ーブル信号をローレベルにアサートし、更に、入出力デ
ータ選択信号を設定した状態で、テスト用カラムアドレ
スストローブ信号をローレベルにアサートする。これに
より、入出力データ選択信号により選択されたメモリ回
路の1つずつのメモリブロックに対して内部データバス
8a上のデータが(x+1)ビットごとに書き込まれ、
この動作が上記入出力データ選択信号の値を「00・・
・00」から「11・・11」まで順次変更しながら2
q回行われる。また、各メモリブロックの(x+1)個
の記憶素子には同一のデータが書き込まれることにな
る。
の設定がなされた後、T3からTnにおいて順次上記記
憶素子へのデータ書込み処理が行われる。具体的には、
テスタは各タイミングおいて、共通のカラムアドレス用
のテスト用アドレス信号を設定し、テスト用ライトイネ
ーブル信号をローレベルにアサートし、更に、入出力デ
ータ選択信号を設定した状態で、テスト用カラムアドレ
スストローブ信号をローレベルにアサートする。これに
より、入出力データ選択信号により選択されたメモリ回
路の1つずつのメモリブロックに対して内部データバス
8a上のデータが(x+1)ビットごとに書き込まれ、
この動作が上記入出力データ選択信号の値を「00・・
・00」から「11・・11」まで順次変更しながら2
q回行われる。また、各メモリブロックの(x+1)個
の記憶素子には同一のデータが書き込まれることにな
る。
【0030】上述したような書込み動作を上記記憶ユニ
ット2の全てのアドレス(カラムアドレスの数×ローア
ドレスの数)だけ繰り返して、全ての記憶素子(2q×
(x+1)個、即ち(m×n)個の記憶素子)にテスト
モードにおいて予め定めたデータが書き込まれる。
ット2の全てのアドレス(カラムアドレスの数×ローア
ドレスの数)だけ繰り返して、全ての記憶素子(2q×
(x+1)個、即ち(m×n)個の記憶素子)にテスト
モードにおいて予め定めたデータが書き込まれる。
【0031】次に、テスタは全ての記憶素子からデータ
を読出し、この読み出したデータを評価するシーケンス
を実行する。図5はこの発明の実施の形態1におけるテ
ストモード時の記憶ユニット本体10からの読出し処理
動作を示すタイミングチャートである。図において、テ
スト用データ出力_Q(7:0)はデータ用マルチプレ
クサ16から出力されるmビットの読出データの信号で
あり、テスト用一致検出出力_Q(7:0)は一致判定
用マルチプレクサ18から出力されるmビットの一致判
定データの信号である。なお、これらの信号において
「0」,「1」,・・・,「2q−1」は対応する入出
力データ選択信号の二進数値である。
を読出し、この読み出したデータを評価するシーケンス
を実行する。図5はこの発明の実施の形態1におけるテ
ストモード時の記憶ユニット本体10からの読出し処理
動作を示すタイミングチャートである。図において、テ
スト用データ出力_Q(7:0)はデータ用マルチプレ
クサ16から出力されるmビットの読出データの信号で
あり、テスト用一致検出出力_Q(7:0)は一致判定
用マルチプレクサ18から出力されるmビットの一致判
定データの信号である。なお、これらの信号において
「0」,「1」,・・・,「2q−1」は対応する入出
力データ選択信号の二進数値である。
【0032】まず、テスタからローアドレス用のテスト
用アドレス信号を設定した状態で、T1のタイミングに
おいてテスト用ローアドレスストローブ信号をアサート
すると、当該アドレスが記憶ユニット本体10において
デコードされ、各ビット線対30上の当該アドレスに対
応する記憶素子が選択された状態になる。このような設
定がなされた後、T2からT(n−1)において上記記
憶素子からのデータ読み出し処理が順次行われる。具体
的には、テスタが各タイミングにおいて共通のカラムア
ドレス用のテスト用アドレス信号を設定すると、内部デ
ータバス8aには各記憶素子からのデータが出力され
る。次に、テスタは入出力データ選択信号を設定した状
態で、テスト用カラムアドレスストローブ信号をローレ
ベルにアサートする。これにより、テスト用データ選択
信号線15により選択された(x+1)ビットの読出デ
ータがデータ用マルチプレクサ16から出力され、この
(x+1)ビットのデータに基づく一致判定結果が一致
判定用マルチプレクサ18から出力され、この動作が上
記入出力データ選択信号の値を順次変更しながら2q回
行われる。この結果として(x+1)個の記憶素子に関
する読出データおよび一致判定データが2q個ずつ出力
されることになる。
用アドレス信号を設定した状態で、T1のタイミングに
おいてテスト用ローアドレスストローブ信号をアサート
すると、当該アドレスが記憶ユニット本体10において
デコードされ、各ビット線対30上の当該アドレスに対
応する記憶素子が選択された状態になる。このような設
定がなされた後、T2からT(n−1)において上記記
憶素子からのデータ読み出し処理が順次行われる。具体
的には、テスタが各タイミングにおいて共通のカラムア
ドレス用のテスト用アドレス信号を設定すると、内部デ
ータバス8aには各記憶素子からのデータが出力され
る。次に、テスタは入出力データ選択信号を設定した状
態で、テスト用カラムアドレスストローブ信号をローレ
ベルにアサートする。これにより、テスト用データ選択
信号線15により選択された(x+1)ビットの読出デ
ータがデータ用マルチプレクサ16から出力され、この
(x+1)ビットのデータに基づく一致判定結果が一致
判定用マルチプレクサ18から出力され、この動作が上
記入出力データ選択信号の値を順次変更しながら2q回
行われる。この結果として(x+1)個の記憶素子に関
する読出データおよび一致判定データが2q個ずつ出力
されることになる。
【0033】上述したような読み出し動作を上記記憶ユ
ニット2の全てのアドレス(カラムアドレスの数×ロー
アドレスの数)だけ繰り返して、テスタは全ての記憶素
子(2q×(x+1)個、即ち(m×n)個の記憶素
子)に基づく読出データおよび一致判定データを得る。
その結果、テスタは書き込みデータに基づいて予め求め
た評価値と読み出したデータに基づく評価値とが異なる
場合には、当該誤りの元となった不良のメモリブロック
31を救済処理用のメモリブロック32へ変更するため
の救済コードを生成し、作業者はこの救済コードに基づ
いて上記不良のメモリブロック31を切り離し且つ救済
処理用のメモリブロック32を当該不良メモリブロック
31の替わりに使用できるようにヒューズを切断する。
なお、不良メモリブロック31が無い場合には通常どお
り、救済処理用のメモリブロック32を切り離すように
ヒューズを切断する。
ニット2の全てのアドレス(カラムアドレスの数×ロー
アドレスの数)だけ繰り返して、テスタは全ての記憶素
子(2q×(x+1)個、即ち(m×n)個の記憶素
子)に基づく読出データおよび一致判定データを得る。
その結果、テスタは書き込みデータに基づいて予め求め
た評価値と読み出したデータに基づく評価値とが異なる
場合には、当該誤りの元となった不良のメモリブロック
31を救済処理用のメモリブロック32へ変更するため
の救済コードを生成し、作業者はこの救済コードに基づ
いて上記不良のメモリブロック31を切り離し且つ救済
処理用のメモリブロック32を当該不良メモリブロック
31の替わりに使用できるようにヒューズを切断する。
なお、不良メモリブロック31が無い場合には通常どお
り、救済処理用のメモリブロック32を切り離すように
ヒューズを切断する。
【0034】以上のように、この実施の形態1では、記
憶ユニット本体10がDフリップフロップ9からのmビ
ットの書込データを、各ビットがm<(x+1)なる関
係を有する(x+1)ビットとなるように分岐し、qビ
ットの入出力データ選択信号の二進数値に応じて、n>
2qなる関係を有する2q回に分けてメモリ回路毎にデ
ータを順次書き込み、各メモリ回路に書き込まれたテス
トデータを(x+1)ビットごとに2q回に分けて読み
出すようにしたので、従来の技術におけるテストデータ
の書き込み回数、読み出し回数であるnより小さい値を
有する2q回の書き込み処理及び読み出し処理にて各ア
ドレスの全ての記憶素子に対するテストを行うことがで
きる。
憶ユニット本体10がDフリップフロップ9からのmビ
ットの書込データを、各ビットがm<(x+1)なる関
係を有する(x+1)ビットとなるように分岐し、qビ
ットの入出力データ選択信号の二進数値に応じて、n>
2qなる関係を有する2q回に分けてメモリ回路毎にデ
ータを順次書き込み、各メモリ回路に書き込まれたテス
トデータを(x+1)ビットごとに2q回に分けて読み
出すようにしたので、従来の技術におけるテストデータ
の書き込み回数、読み出し回数であるnより小さい値を
有する2q回の書き込み処理及び読み出し処理にて各ア
ドレスの全ての記憶素子に対するテストを行うことがで
きる。
【0035】同様に、この実施の形態1では、データ用
マルチプレクサ16がメモリ回路の1ビットずつの出力
を選択し、それをmビットの読出データに変換し、且
つ、一致判定用マルチプレクサ18が一致検出回路17
の出力を選択し、それをmビットの一致判定データに変
換するので、各入出力データ選択信号の二進数値毎にメ
モリ回路における救済の有無を判定することができる。
つまり、2q回の読み出し処理にて各アドレスの全ての
記憶素子の救済判定を行うことができる。
マルチプレクサ16がメモリ回路の1ビットずつの出力
を選択し、それをmビットの読出データに変換し、且
つ、一致判定用マルチプレクサ18が一致検出回路17
の出力を選択し、それをmビットの一致判定データに変
換するので、各入出力データ選択信号の二進数値毎にメ
モリ回路における救済の有無を判定することができる。
つまり、2q回の読み出し処理にて各アドレスの全ての
記憶素子の救済判定を行うことができる。
【0036】従って、読出データと一致判定データとの
高々2つのデータを用いてメモリ回路の判定を同時に行
うことができるので、テスタは従来と同様の判定処理速
度で判定を実施することができる効果がある。
高々2つのデータを用いてメモリ回路の判定を同時に行
うことができるので、テスタは従来と同様の判定処理速
度で判定を実施することができる効果がある。
【0037】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
よる集積回路は、上記実施の形態1と基本構成は同様で
あるが、記憶ユニット本体10が、Dフリップフロップ
9からmビットごとにパラレルに入力したデータを(x
+1)の整数倍(但し、2以上の整数)ビットずつ2q
回に分けてメモリ回路に書き込んでゆき、上記データを
書き込んだメモリ回路から読出データを(x+1)の整
数倍(但し、2以上の整数)ビットずつ2q回に分けて
読み出す点で、上記実施の形態1と異なる。また、上記
実施の形態1と同様に、記憶ユニット本体10が有する
メモリ回路を構成する全ての記憶素子の個数は、(m×
n)個である。
よる集積回路は、上記実施の形態1と基本構成は同様で
あるが、記憶ユニット本体10が、Dフリップフロップ
9からmビットごとにパラレルに入力したデータを(x
+1)の整数倍(但し、2以上の整数)ビットずつ2q
回に分けてメモリ回路に書き込んでゆき、上記データを
書き込んだメモリ回路から読出データを(x+1)の整
数倍(但し、2以上の整数)ビットずつ2q回に分けて
読み出す点で、上記実施の形態1と異なる。また、上記
実施の形態1と同様に、記憶ユニット本体10が有する
メモリ回路を構成する全ての記憶素子の個数は、(m×
n)個である。
【0038】具体的に説明すると、上記実施の形態1で
示したように記憶ユニット本体10を構成するメモリ回
路は(x+1)ビットのデータを入出力することから、
Dフリップフロップ9からのデータを書き込む際、記憶
ユニット本体10が(x+1)の整数倍(但し、2以上
の整数)ビットずつ2q回に分けて書き込むことによっ
て、1度に上記データが書き込まれるメモリ回路の個数
を上記整数に対応する数だけ増やすことができる。同様
に読み出しの際も、記憶ユニット本体10のメモリ回路
から(x+1)の整数倍(但し、2以上の整数)ビット
ずつ2q回に分けて読み出すことで、1度にデータが読
み出されるメモリ回路の個数を上記整数に対応する数だ
け増やすことができる。なお、内部データバス8a,8
bはビット幅が2q×(x+1)r=m×nである。但
し、q,x,r,m,nは正の整数で、r≧2である。
示したように記憶ユニット本体10を構成するメモリ回
路は(x+1)ビットのデータを入出力することから、
Dフリップフロップ9からのデータを書き込む際、記憶
ユニット本体10が(x+1)の整数倍(但し、2以上
の整数)ビットずつ2q回に分けて書き込むことによっ
て、1度に上記データが書き込まれるメモリ回路の個数
を上記整数に対応する数だけ増やすことができる。同様
に読み出しの際も、記憶ユニット本体10のメモリ回路
から(x+1)の整数倍(但し、2以上の整数)ビット
ずつ2q回に分けて読み出すことで、1度にデータが読
み出されるメモリ回路の個数を上記整数に対応する数だ
け増やすことができる。なお、内部データバス8a,8
bはビット幅が2q×(x+1)r=m×nである。但
し、q,x,r,m,nは正の整数で、r≧2である。
【0039】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、テストモード時において、記憶ユニット本体10の
メモリ回路に対するテストデータの書き込み・読み出し
時間を、上記実施の形態1の構成より短縮することがで
きる。
ば、テストモード時において、記憶ユニット本体10の
メモリ回路に対するテストデータの書き込み・読み出し
時間を、上記実施の形態1の構成より短縮することがで
きる。
【0040】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3による記憶ユニット2の構成を示すブロック図であ
る。図において、24はデータ用マルチプレクサ16の
読出データがデータとして入力されると共に一致判定用
マルチプレクサ18の一致判定データが制御信号として
入力されるmビット入出力のトライステートバッファで
ある。そして、このトライステートバッファ24は、メ
モリ回路に関する(p+1)個の判定結果のうちの少な
くとも1つにおいて、不一致であると判定されたものが
含まれる場合の一致判定データである場合には、出力を
ハイインピーダンスとし、それ以外の場合には入力をそ
のまま出力するものである。これ以外の構成および動作
は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
態3による記憶ユニット2の構成を示すブロック図であ
る。図において、24はデータ用マルチプレクサ16の
読出データがデータとして入力されると共に一致判定用
マルチプレクサ18の一致判定データが制御信号として
入力されるmビット入出力のトライステートバッファで
ある。そして、このトライステートバッファ24は、メ
モリ回路に関する(p+1)個の判定結果のうちの少な
くとも1つにおいて、不一致であると判定されたものが
含まれる場合の一致判定データである場合には、出力を
ハイインピーダンスとし、それ以外の場合には入力をそ
のまま出力するものである。これ以外の構成および動作
は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0041】そして、テスタは、書込データに基づいて
予め求めた評価値と読み出したデータに基づく評価値と
が異なる場合(ハイインピーダンスの場合を含む)に
は、当該誤りの元となった不良メモリブロック31を救
済処理用のメモリブロック32へ変更するための救済コ
ードを生成し、作業者はこの救済コードに基づいて上記
不良メモリブロック31を切り離し、且つ、救済処理用
のメモリブロック32を当該不良メモリブロック31の
替わりに使用できるようにヒューズを切断する。なお、
不良メモリブロック31が無い場合には通常どおり、救
済処理用のメモリブロック32を切り離すようにヒュー
ズを切断する。
予め求めた評価値と読み出したデータに基づく評価値と
が異なる場合(ハイインピーダンスの場合を含む)に
は、当該誤りの元となった不良メモリブロック31を救
済処理用のメモリブロック32へ変更するための救済コ
ードを生成し、作業者はこの救済コードに基づいて上記
不良メモリブロック31を切り離し、且つ、救済処理用
のメモリブロック32を当該不良メモリブロック31の
替わりに使用できるようにヒューズを切断する。なお、
不良メモリブロック31が無い場合には通常どおり、救
済処理用のメモリブロック32を切り離すようにヒュー
ズを切断する。
【0042】特に、トライステートバッファ24の出力
がハイインピーダンス状態であるか否かを検出し、ハイ
インピーダンス状態でない場合には、更に読出データに
基づいてメモリ回路の判定を同時に行うことができるの
で、テスタは従来と同様の判定処理速度で判定を実施す
ることができる効果がある。
がハイインピーダンス状態であるか否かを検出し、ハイ
インピーダンス状態でない場合には、更に読出データに
基づいてメモリ回路の判定を同時に行うことができるの
で、テスタは従来と同様の判定処理速度で判定を実施す
ることができる効果がある。
【0043】また、一致判定用マルチプレクサ18の出
力をテスタへ出力する必要が無いので、テスタと集積回
路との間を結ぶ信号線の数を増加させることなく当該効
率の良いメモリテストを実施することができる効果もあ
る。
力をテスタへ出力する必要が無いので、テスタと集積回
路との間を結ぶ信号線の数を増加させることなく当該効
率の良いメモリテストを実施することができる効果もあ
る。
【0044】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4による記憶ユニット2の構成を示すブロック図であ
る。図において、25はそれぞれDフリップフロップ9
と内部データバス8aとの間において各メモリ回路毎に
設けられ、それぞれのメモリ回路に入力される(x+
1)ビットのデータをエンコードするエンコーダ、26
はそれぞれ内部データバス8bと一致検出回路17との
間において各メモリ回路毎に設けられ、それぞれのメモ
リ回路から出力される(x+1)ビットのデータをエン
コーダ25とは逆のデータ処理にてデコードするデコー
ダである。
態4による記憶ユニット2の構成を示すブロック図であ
る。図において、25はそれぞれDフリップフロップ9
と内部データバス8aとの間において各メモリ回路毎に
設けられ、それぞれのメモリ回路に入力される(x+
1)ビットのデータをエンコードするエンコーダ、26
はそれぞれ内部データバス8bと一致検出回路17との
間において各メモリ回路毎に設けられ、それぞれのメモ
リ回路から出力される(x+1)ビットのデータをエン
コーダ25とは逆のデータ処理にてデコードするデコー
ダである。
【0045】図8はこの発明の実施の形態4において1
つのメモリ回路に対して設けられるエンコーダ25およ
びデコーダ26の構成を示すブロック図である。同図
(a)はエンコーダ25、(b)はデコーダ26であ
る。図において、27はそれぞれ(x+1)本ずつ設け
られたデータ信号線、28はそれぞれ集積回路のレイア
ウトにおいてビット線対30の1組置きに対応して設け
られ、一方の入力に上記データ信号線27が入力される
二入力反転排他論理和回路(エンコーダ)、29はそれ
ぞれ二入力反転排他論理和回路28と1対1対応で設け
られ、一方の入力に上記データ信号線27が反転して入
力される二入力排他論理和回路(デコーダ)である。そ
して、この二入力反転排他論理和回路28および二入力
排他論理和回路29はそれぞれ、例えば(x+1)が偶
数である場合には(x+1)/2個ずつ設けられてい
る。また、この二入力反転排他論理和回路28および二
入力排他論理和回路29の他方の入力にはカラムアドレ
スの1ビットが入力されている。これ以外の構成は実施
の形態2と同様であり説明を省略する。
つのメモリ回路に対して設けられるエンコーダ25およ
びデコーダ26の構成を示すブロック図である。同図
(a)はエンコーダ25、(b)はデコーダ26であ
る。図において、27はそれぞれ(x+1)本ずつ設け
られたデータ信号線、28はそれぞれ集積回路のレイア
ウトにおいてビット線対30の1組置きに対応して設け
られ、一方の入力に上記データ信号線27が入力される
二入力反転排他論理和回路(エンコーダ)、29はそれ
ぞれ二入力反転排他論理和回路28と1対1対応で設け
られ、一方の入力に上記データ信号線27が反転して入
力される二入力排他論理和回路(デコーダ)である。そ
して、この二入力反転排他論理和回路28および二入力
排他論理和回路29はそれぞれ、例えば(x+1)が偶
数である場合には(x+1)/2個ずつ設けられてい
る。また、この二入力反転排他論理和回路28および二
入力排他論理和回路29の他方の入力にはカラムアドレ
スの1ビットが入力されている。これ以外の構成は実施
の形態2と同様であり説明を省略する。
【0046】次に動作について説明する。各二入力反転
排他論理和回路28は、その他方に入力されるカラムア
ドレスの1ビットが「0」(ローレベル)である場合、
「1」(ハイレベル)のデータが入力されると「0」
(ローレベル)を内部データバス8aに出力し、「0」
(ローレベル)のデータが入力されると「1」(ハイレ
ベル)を内部データバス8aに出力する。また、各二入
力排他論理和回路29は、「0」(ローレベル)のデー
タが入力されると反転して「1」(ハイレベル)を一致
検出回路17などに出力し、「1」(ハイレベル)のデ
ータが入力されると反転して「0」(ローレベル)を一
致検出回路17などに出力する。従って、記憶ユニット
本体10において正しく記憶されている場合には、Dフ
リップフロップ9から出力されるデータの値と同じ値の
データが一致検出回路17などに出力される。
排他論理和回路28は、その他方に入力されるカラムア
ドレスの1ビットが「0」(ローレベル)である場合、
「1」(ハイレベル)のデータが入力されると「0」
(ローレベル)を内部データバス8aに出力し、「0」
(ローレベル)のデータが入力されると「1」(ハイレ
ベル)を内部データバス8aに出力する。また、各二入
力排他論理和回路29は、「0」(ローレベル)のデー
タが入力されると反転して「1」(ハイレベル)を一致
検出回路17などに出力し、「1」(ハイレベル)のデ
ータが入力されると反転して「0」(ローレベル)を一
致検出回路17などに出力する。従って、記憶ユニット
本体10において正しく記憶されている場合には、Dフ
リップフロップ9から出力されるデータの値と同じ値の
データが一致検出回路17などに出力される。
【0047】二入力反転排他論理和回路28は、その他
方に入力されるカラムアドレスの1ビットが「1」(ハ
イレベル)である場合、「1」(ハイレベル)のデータ
が入力されるとそのまま「1」(ハイレベル)を内部デ
ータバス8aに出力し、「0」(ローレベル)のデータ
が入力されるとそのまま「0」(ローレベル)を内部デ
ータバス8aに出力する。また、各二入力排他論理和回
路29は、「0」(ローレベル)のデータが入力される
とそのまま「0」(ローレベル)を一致検出回路17な
どに出力し、「1」(ハイレベル)のデータが入力され
ると、そのまま「1」(ハイレベル)を一致検出回路1
7などに出力する。従って、記憶ユニット本体10にお
いて正しく記憶されている場合には、Dフリップフロッ
プ9から出力されるデータの値と同じ値のデータが一致
検出回路17などに出力される。これ以外の動作は実施
の形態3と同様であり説明を省略する。
方に入力されるカラムアドレスの1ビットが「1」(ハ
イレベル)である場合、「1」(ハイレベル)のデータ
が入力されるとそのまま「1」(ハイレベル)を内部デ
ータバス8aに出力し、「0」(ローレベル)のデータ
が入力されるとそのまま「0」(ローレベル)を内部デ
ータバス8aに出力する。また、各二入力排他論理和回
路29は、「0」(ローレベル)のデータが入力される
とそのまま「0」(ローレベル)を一致検出回路17な
どに出力し、「1」(ハイレベル)のデータが入力され
ると、そのまま「1」(ハイレベル)を一致検出回路1
7などに出力する。従って、記憶ユニット本体10にお
いて正しく記憶されている場合には、Dフリップフロッ
プ9から出力されるデータの値と同じ値のデータが一致
検出回路17などに出力される。これ以外の動作は実施
の形態3と同様であり説明を省略する。
【0048】このように、カラムアドレスの1ビットの
値に応じて、集積回路のレイアウトにおいて1組置きの
ビット線対30に対して書込データとは異なる値のデー
タを書き込み、更にそれを読み出して判定するように構
成しているので、各メモリ回路のレイアウトにおいて隣
接してレイアウトされる2組のビット線対30,30の
間で発生してしまったショートを検出することができ
る。
値に応じて、集積回路のレイアウトにおいて1組置きの
ビット線対30に対して書込データとは異なる値のデー
タを書き込み、更にそれを読み出して判定するように構
成しているので、各メモリ回路のレイアウトにおいて隣
接してレイアウトされる2組のビット線対30,30の
間で発生してしまったショートを検出することができ
る。
【0049】具体的に説明する。上記実施の形態1から
3においては、「00・・・00」(「11・・・1
1」)というデータを全てのメモリ回路に書き込む。こ
の場合、隣接してレイアウトされる2組のビット線対3
0,30においてショートが発生しても、一致検出回路
17に入力されるデータは「00・・・00」(「11
・・・11」)となり、一致していると判断されてしま
う。これに対して、この実施の形態3では、アドレスに
応じて「00・・・00」(「11・・・11」)ある
いは「01・・・01」(「10・・・10」)を書き
込むこととなり、例えば隣接してレイアウトされた最下
位ビットのビット線対30と第二ビットのビット線対3
0との間でショートが発生したとすると「01・・・0
1」(「10・・・10」)に対する読出データは「0
1・・・00」(「10・・・00」)あるいは「01
・・・11」(「10・・・11」)となり、例え「0
0・・・00」(「11・・・11」)の書込データに
対するデータが「00・・・00」(「11・・・1
1」)となって誤って一致していると判断してしまった
としても、一致検出回路17は一致しないと正しく判断
することができる。
3においては、「00・・・00」(「11・・・1
1」)というデータを全てのメモリ回路に書き込む。こ
の場合、隣接してレイアウトされる2組のビット線対3
0,30においてショートが発生しても、一致検出回路
17に入力されるデータは「00・・・00」(「11
・・・11」)となり、一致していると判断されてしま
う。これに対して、この実施の形態3では、アドレスに
応じて「00・・・00」(「11・・・11」)ある
いは「01・・・01」(「10・・・10」)を書き
込むこととなり、例えば隣接してレイアウトされた最下
位ビットのビット線対30と第二ビットのビット線対3
0との間でショートが発生したとすると「01・・・0
1」(「10・・・10」)に対する読出データは「0
1・・・00」(「10・・・00」)あるいは「01
・・・11」(「10・・・11」)となり、例え「0
0・・・00」(「11・・・11」)の書込データに
対するデータが「00・・・00」(「11・・・1
1」)となって誤って一致していると判断してしまった
としても、一致検出回路17は一致しないと正しく判断
することができる。
【0050】これにより、各メモリ回路の(x+1)組
のビット線対30,・・・,30に対して同じ値のデー
タを書き込むように縮退しているにもかかわらず、隣接
してレイアウトされた2組のビット線対30,30の間
でのショートなどを確実に検出することができる効果が
ある。
のビット線対30,・・・,30に対して同じ値のデー
タを書き込むように縮退しているにもかかわらず、隣接
してレイアウトされた2組のビット線対30,30の間
でのショートなどを確実に検出することができる効果が
ある。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部
からmビットの書込データおよびクロック信号が入力さ
れると、クロック信号でラッチした書込データをそれぞ
れn個ずつに分岐して、(m×n)ビットのデータとし
て出力するDフリップフロップと、救済処理用のメモリ
ブロックを含む複数のメモリブロックを有し、(x+
1)ビットのデータを同時に入出力することができる複
数のメモリ回路と、Dフリップフロップから出力された
(m×n)ビットのデータをmビットごとに並列に入力
し、且つ、外部からqビットのデータ選択信号を入力す
ると、このデータ選択信号の二進数値に応じて、Dフリ
ップフロップからの出力データを(x+1)の正の整数
倍ビットごとに2q回に分けてメモリ回路に書き込み、
メモリ回路に書き込まれたデータを(x+1)の正の整
数倍ビットごとに2q回に分けて読出データとして出力
する書込・読出制御回路とを備えるので、従来の集積回
路に比べて少ない書き込み回数、読み出し回数にて全て
のメモリ回路にテストデータを記憶することができ、こ
のデータを全てのメモリ回路から読み出すことができ
る。従って、従来の同数の書込・読出データ用の入出力
端子を用いつつ、従来よりも効率良くデータの書き込み
を行うことができる効果がある。但し、m、n、x、q
は正の整数で、(x+1)>m、n>2qとする。
からmビットの書込データおよびクロック信号が入力さ
れると、クロック信号でラッチした書込データをそれぞ
れn個ずつに分岐して、(m×n)ビットのデータとし
て出力するDフリップフロップと、救済処理用のメモリ
ブロックを含む複数のメモリブロックを有し、(x+
1)ビットのデータを同時に入出力することができる複
数のメモリ回路と、Dフリップフロップから出力された
(m×n)ビットのデータをmビットごとに並列に入力
し、且つ、外部からqビットのデータ選択信号を入力す
ると、このデータ選択信号の二進数値に応じて、Dフリ
ップフロップからの出力データを(x+1)の正の整数
倍ビットごとに2q回に分けてメモリ回路に書き込み、
メモリ回路に書き込まれたデータを(x+1)の正の整
数倍ビットごとに2q回に分けて読出データとして出力
する書込・読出制御回路とを備えるので、従来の集積回
路に比べて少ない書き込み回数、読み出し回数にて全て
のメモリ回路にテストデータを記憶することができ、こ
のデータを全てのメモリ回路から読み出すことができ
る。従って、従来の同数の書込・読出データ用の入出力
端子を用いつつ、従来よりも効率良くデータの書き込み
を行うことができる効果がある。但し、m、n、x、q
は正の整数で、(x+1)>m、n>2qとする。
【0052】この発明によれば、各メモリ回路から出力
される(x+1)の正の整数倍ビットの読出データの各
ビット値の一致判定を行い、その判定結果を出力する一
致判定回路と、一致判定回路の判定結果とともに、外部
からqビットのデータ選択信号が入力されると、このデ
ータ選択信号の二進数値に応じて各一致判定回路の中か
ら異なる1つの一致判定回路を選択する一致判定データ
を外部に出力する判定結果出力回路とを備えるので、読
出データと一致判定データとの高々2つのデータを用い
てメモリ回路の判定を同時に行うことができることか
ら、テスタは従来と同様の判定処理速度で判定を実施す
ることができる効果がある。
される(x+1)の正の整数倍ビットの読出データの各
ビット値の一致判定を行い、その判定結果を出力する一
致判定回路と、一致判定回路の判定結果とともに、外部
からqビットのデータ選択信号が入力されると、このデ
ータ選択信号の二進数値に応じて各一致判定回路の中か
ら異なる1つの一致判定回路を選択する一致判定データ
を外部に出力する判定結果出力回路とを備えるので、読
出データと一致判定データとの高々2つのデータを用い
てメモリ回路の判定を同時に行うことができることか
ら、テスタは従来と同様の判定処理速度で判定を実施す
ることができる効果がある。
【0053】この発明によれば、メモリ回路からの読出
データが入力されるとともに、判定結果出力回路の出力
が制御信号として入力されるトライステートバッファを
備えるので、テスタがトライステートバッファの出力が
ハイインピーダンス状態であるか否かを検出し、ハイイ
ンピーダンス状態でない場合には更に読出データに基づ
いてメモリ回路の判定を同時に行うことができることか
ら、従来と同様の判定処理速度で判定を実施することが
できる効果がある。
データが入力されるとともに、判定結果出力回路の出力
が制御信号として入力されるトライステートバッファを
備えるので、テスタがトライステートバッファの出力が
ハイインピーダンス状態であるか否かを検出し、ハイイ
ンピーダンス状態でない場合には更に読出データに基づ
いてメモリ回路の判定を同時に行うことができることか
ら、従来と同様の判定処理速度で判定を実施することが
できる効果がある。
【0054】また、判定結果出力回路の出力をテスタへ
出力する必要が無いので、テスタと集積回路との間を結
ぶ信号線の数を増加させることなく所望のメモリテスト
を実施することができる効果もある。
出力する必要が無いので、テスタと集積回路との間を結
ぶ信号線の数を増加させることなく所望のメモリテスト
を実施することができる効果もある。
【0055】この発明によれば、同じ値のデータ書込が
なされるメモリ回路毎に設けられてメモリ回路に入力さ
れるデータをエンコードするエンコーダと、メモリ回路
毎に設けられてメモリ回路から出力されるデータをエン
コーダとは逆にデコードするデコーダとを備えるので、
各メモリ回路の(x+1)組のビット線対に対して同じ
値のデータを書き込むように縮退しているにもかかわら
ず、各メモリ回路の(x+1)組のビット線対に対して
異なる値のデータを書き込むことができる効果がある。
なされるメモリ回路毎に設けられてメモリ回路に入力さ
れるデータをエンコードするエンコーダと、メモリ回路
毎に設けられてメモリ回路から出力されるデータをエン
コーダとは逆にデコードするデコーダとを備えるので、
各メモリ回路の(x+1)組のビット線対に対して同じ
値のデータを書き込むように縮退しているにもかかわら
ず、各メモリ回路の(x+1)組のビット線対に対して
異なる値のデータを書き込むことができる効果がある。
【0056】この発明によれば、エンコーダ及びデコー
ダがアドレスに応じて動作/停止するので、集積回路の
レイアウトにおいて隣接してレイアウトされる2組のビ
ット線対の間で発生してしまったショートを確実に検出
することができ、各メモリ回路の(x+1)組のビット
線対に対して同じ値のデータを書き込むように縮退して
いるにもかかわらず、隣接してレイアウトされた2組の
ビット線対の間でのショートなどを確実に検出すること
ができる効果がある。
ダがアドレスに応じて動作/停止するので、集積回路の
レイアウトにおいて隣接してレイアウトされる2組のビ
ット線対の間で発生してしまったショートを確実に検出
することができ、各メモリ回路の(x+1)組のビット
線対に対して同じ値のデータを書き込むように縮退して
いるにもかかわらず、隣接してレイアウトされた2組の
ビット線対の間でのショートなどを確実に検出すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による集積回路の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による記憶ユニット
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による一致検出回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるテストモー
ド時の記憶ユニット本体への書込み処理動作を示すタイ
ミングチャートである。
ド時の記憶ユニット本体への書込み処理動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるテストモー
ド時の記憶ユニット本体からの読出し処理動作を示すタ
イミングチャートである。
ド時の記憶ユニット本体からの読出し処理動作を示すタ
イミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3による記憶ユニット
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による記憶ユニット
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4において、1つのメ
モリ回路に対して設けられるエンコーダおよびデコーダ
の構成を示すブロック図である。
モリ回路に対して設けられるエンコーダおよびデコーダ
の構成を示すブロック図である。
【図9】 記憶ユニット本体の1つのメモリ回路の構成
(一部)を示す回路構成図である。
(一部)を示す回路構成図である。
【図10】 記憶ユニット本体を備える記憶ユニットの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
1 入出力端子、2 記憶ユニット、3 機能ユニッ
ト、4 モード用信号線、5 入力セレクタ、6 出力
セレクタ、7 信号線、8a 内部データバス、9 D
フリップフロップ、10 記憶ユニット本体(メモリ回
路、書込・読出制御回路)、11 アドレスバス、12
テスト用ローアドレスストローブ信号線、13 テス
ト用カラムアドレスストローブ信号線、14 テスト用
ライトイネーブル信号線、15 テスト用データ選択信
号線、16 データ用マルチプレクサ、17 一致検出
回路(一致判定回路)、18 一致判定用マルチプレク
サ(判定結果出力回路)、19 内部データバス信号
線、20 出力用の内部データバス信号線、21 排他
論理和回路(一致判定回路)、22 反転論理和回路
(一致判定回路)、23 信号線、24 トライステー
トバッファ、25 エンコーダ、26 デコーダ、27
データ信号線、28 二入力反転排他論理和回路(エ
ンコーダ)、29 二入力排他論理和回路(デコー
ダ)。
ト、4 モード用信号線、5 入力セレクタ、6 出力
セレクタ、7 信号線、8a 内部データバス、9 D
フリップフロップ、10 記憶ユニット本体(メモリ回
路、書込・読出制御回路)、11 アドレスバス、12
テスト用ローアドレスストローブ信号線、13 テス
ト用カラムアドレスストローブ信号線、14 テスト用
ライトイネーブル信号線、15 テスト用データ選択信
号線、16 データ用マルチプレクサ、17 一致検出
回路(一致判定回路)、18 一致判定用マルチプレク
サ(判定結果出力回路)、19 内部データバス信号
線、20 出力用の内部データバス信号線、21 排他
論理和回路(一致判定回路)、22 反転論理和回路
(一致判定回路)、23 信号線、24 トライステー
トバッファ、25 エンコーダ、26 デコーダ、27
データ信号線、28 二入力反転排他論理和回路(エ
ンコーダ)、29 二入力排他論理和回路(デコー
ダ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/401 G01R 31/28 V G11C 11/34 371A Fターム(参考) 2G032 AA07 AC03 AG07 AH04 AH07 AK11 AK14 AK15 AL00 AL04 5B018 GA03 HA01 JA12 NA02 QA13 5B024 AA15 BA25 BA29 CA07 CA16 CA17 CA27 EA02 5L106 AA01 AA15 CC16 DD01 DD02 DD04 DD06 DD22 DD23 EE02
Claims (5)
- 【請求項1】 外部からmビットの書込データおよびク
ロック信号が入力されると、上記クロック信号でラッチ
した上記書込データをそれぞれn個ずつに分岐して、
(m×n)ビットのデータとして出力するDフリップフ
ロップと、 救済処理用のメモリブロックを含む複数のメモリブロッ
クを有し、(x+1)ビットのデータを同時に入出力す
ることができる複数のメモリ回路と、 上記Dフリップフロップから出力された(m×n)ビッ
トのデータをmビットごとに並列に入力し、且つ、外部
からqビットのデータ選択信号を入力すると、このデー
タ選択信号の二進数値に応じて、上記Dフリップフロッ
プからの出力データを(x+1)の正の整数倍ビットご
とに2q回に分けて上記メモリ回路に書き込み、上記メ
モリ回路に書き込まれたデータを(x+1)の正の整数
倍ビットごとに2q回に分けて読出データとして出力す
る書込・読出制御回路とを備えた集積回路。但し、m、
n、x、qは正の整数で、(x+1)>m、n>2qと
する。 - 【請求項2】 各メモリ回路から出力される(x+1)
の正の整数倍ビットの読出データの各ビット値の一致判
定を行い、その判定結果を出力する一致判定回路と、 上記一致判定回路の判定結果とともに、外部からqビッ
トのデータ選択信号が入力されると、このデータ選択信
号の二進数値に応じて上記各一致判定回路の中から異な
る1つの一致判定回路を選択する一致判定データを外部
に出力する判定結果出力回路とを備えたことを特徴とす
る請求項1記載の集積回路。 - 【請求項3】 メモリ回路からの読出データが入力され
るとともに、判定結果出力回路の出力が制御信号として
入力されるトライステートバッファを備えたことを特徴
とする請求項2記載の集積回路。 - 【請求項4】 同じ値のデータ書込がなされるメモリ回
路毎に設けられて上記メモリ回路に入力されるデータを
エンコードするエンコーダと、 上記メモリ回路毎に設けられて上記メモリ回路から出力
されるデータを上記エンコーダとは逆にデコードするデ
コーダとを備えたことを特徴とする請求項1記載の集積
回路。 - 【請求項5】 エンコーダ及びデコーダは、アドレスに
応じて動作/停止することを特徴とする請求項4記載の
集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000292972A JP2001283599A (ja) | 2000-01-27 | 2000-09-26 | 集積回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019170 | 2000-01-27 | ||
JP2000-19170 | 2000-01-27 | ||
JP2000292972A JP2001283599A (ja) | 2000-01-27 | 2000-09-26 | 集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001283599A true JP2001283599A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=26584321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000292972A Pending JP2001283599A (ja) | 2000-01-27 | 2000-09-26 | 集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001283599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004030765A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Fujitsu Ltd | 自己診断機能内蔵の半導体記憶装置 |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000292972A patent/JP2001283599A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004030765A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Fujitsu Ltd | 自己診断機能内蔵の半導体記憶装置 |
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