JP2001282352A - ネットワーク型自動化コンクリートプラント - Google Patents

ネットワーク型自動化コンクリートプラント

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JP2001282352A JP2000101632A JP2000101632A JP2001282352A JP 2001282352 A JP2001282352 A JP 2001282352A JP 2000101632 A JP2000101632 A JP 2000101632A JP 2000101632 A JP2000101632 A JP 2000101632A JP 2001282352 A JP2001282352 A JP 2001282352A
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    • B28C7/02Controlling the operation of the mixing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28CPREPARING CLAY; PRODUCING MIXTURES CONTAINING CLAY OR CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28C9/00General arrangement or layout of plant

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設作業地の複数の地域に分散配置され生コ
ンクリート製造機を有する複数の生コンクリートプラン
トを一括して集中管理して、効率的な運用を可能とする
ネットワーク型自動化コンクリートプラントを提供す
る。 【解決手段】ネットワーク型自動化コンクリートプラン
トは、複数の生コンクリートプラント20a,20b,
20cが、プラントセンター10とネットワーク14を
介して接続される。生コンクリートプラント20a,2
0b,20cには、生コンクリート運送車18が配備さ
れ、生コンクリート運送車は、特定の生コンクリートプ
ラントに属さず、プラントセンターからに指示に従い、
最寄りの生コンクリートプラント20a,20b,20
cと建設作業地の間を運行し、または稼働状態に応じて
別の生コンクリートプラント20a,20b,20cと
建設作業地の間を運行する。生コンクリート運送車は、
コンクリートミキサー車を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生コンクリートの
製造および配送を効率的に行うネットワーク型自動化コ
ンクリートプラントに関し、特に、建設作業地の複数の
地域に分散配置され生コンクリート製造機を有する複数
の生コンクリートプラントを一括して集中管理して、効
率的な運用を可能とするネットワーク型自動化コンクリ
ートプラントに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の生コンクリート製造販売事業(生
コン事業)では、定置式のコンクリート原料混練りミキ
サーを搭載した製造プラントに製造、技術、販売管理ス
タッフ等を配し、各工場ごとに10台程度の専属のコン
クリート運送車として使用する専属の車両(アジテータ
ー)を配備して運営している。
【0003】このような運営では、コンクリートの製造
能力はミキサー固有の能力に規定されてしまうため、周
辺需要の変動に対する対応力が極めて乏しい。つまり、
単位時間内の供給能力は一定のため、需要が集中した場
合には、ユーザーへの供給責任が果たせず、一方、需要
が減少した場合は、生産設備が本来の能力を発揮でき
ず、設備の遊休化を招いてしまうという問題を抱えてい
る。
【0004】こうした問題を克服する方法のひとつとし
て、ウェットミキシング方式を利用する方法がある。こ
のウェットミキシング方式を利用する場合は、コンクリ
ート製造プラントには、定置式ミキサーを設けず、原材
料の計量装置のみを設けておき、計量装置により、砂、
砂利、セメント、水、混和剤等のコンクリート原材料を
それぞれ計量した後、コンクリートミキサー車に、これ
らの原材料を直接的に投入する。そして、コンクリート
ミキサー車のドラム内で練り混ぜて、生コンクリートを
製造する。この方法によると定置式ミキサーを設けずに
済み、コンクリートプラントの製造設備のコスト低減を
計ることができる。
【0005】また、このウェットミキシング方式を利用
する方法によると、定置式ミキサーの能力に規制される
セントラルミキシング方式に対して、コンクリートミキ
サー車により原材料を練り混ぜするウェットミキシング
方式の場合、ミキサー車の台数を増やせば、原材料の計
量能力の最大値を越えない範囲まで、生コンクリートの
製造能力を極大化できる。更に、需要減少の際には、ミ
キサー車の台数を減らすことで、実質製造能力を極小化
することができ、既存プラントの心臓部である定置式ミ
キサーを不稼動資産化することを避けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように利点のあるウェットミキシング方式を利用する
場合においても、コンクリート製造プラントの運営、コ
ンクリートミキサー車の配備、運行など効率的に運用さ
れていないという問題がある。更に、複数のコンクリー
ト製造プラントの運営、複数台のコンクリートミキサー
車を用いて、その配備、運行などを行う場合、これらの
設備を十分に効率よく、総合的に運用されていないとい
う問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、本発明の目的は、生コンクリー
トの製造および配送を効率的に行うネットワーク型自動
化コンクリートプラントを提供することにある。特に、
建設作業地の複数の地域に分散配置され生コンクリート
製造機を有する複数の生コンクリートプラントを一括し
て集中管理して、効率的な運用を可能とするネットワー
ク型自動化コンクリートプラントを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明によるネットワーク型自動化コンクリ
ートプラントは、建設作業地の複数の地域に分散配置さ
れ生コンクリート製造機を有する複数の生コンクリート
プラント(20a,20b,20c)と、建設作業地に
前記生コンクリートプラントで製造された生コンクリー
トを運送する複数台の生コンクリート運送車(18)
と、前記複数の生コンクリートプラントとプラントセン
ターとをネットワークを介して接続する通信手段(1
4)と、前記通信手段により接続された複数の生コンク
リートプラントを一括して集中管理し、複数台の生コン
クリート運送車によって建設作業地に運搬する生コンク
リートを、複数の生コンクリートプラントにプラント制
御信号を送信して、それぞれの生コンクリートプラント
を制御して製造するプラントセンター(10)とを備え
たネットワーク型自動化コンクリートプラントであっ
て、前記それぞれの生コンクリートプラントは、生コン
クリート運送車の識別番号を入力し、当該識別番号と生
コンクリートプラントを識別するプラント番号とを前記
プラントセンターに送信して、前記プラントセンターか
らのプラント制御信号を受信するデータ送受信手段(1
5)と、前記プラントセンターからの制御信号により生
コンクリート製造機を制御する制御手段(16)と、コ
ンクリート原材料を収容し前記制御手段により制御され
て生コンクリートを製造する生コンクリート製造機(1
7)とを備えており、前記プラントセンターは、生コン
クリート運送車の識別番号とプラント番号とを受信し、
プラント制御信号を送信するデータ送受信手段(11)
と、前記データ送受信手段により受信された識別番号に
より複数台の生コンクリート運送車のそれぞれを識別
し、識別されたそれぞれの生コンクリート運送車により
運送する生コンクリートの材料の配合状態、内容量およ
び配送先の指示を含む生コンクリートプラントを制御す
るプラント制御信号を前記プラント番号の生コンクリー
トプラントに送信し、複数の生コンクリートプラントを
一括して集中管理するプラント管理手段(12)と、複
数台の生コンクリート運送車の運行状態を生コンクリー
ト運送車から送信される状態信号により管理する生コン
クリート運送車管理手段(13)とを備えることを特徴
とする。
【0009】上記のような構成の本発明によるネットワ
ーク型自動化コンクリートプラントにおいて、前記生コ
ンクリート運送車管理手段は、複数の生コンクリートプ
ラントの稼働計画をそれぞれの生コンクリートプラント
ごとの時系列でのマトリックス表示とし、それぞれの生
コンクリートプラントにおいて製造された生コンクリー
トを運送する複数台の生コンクリート運送車から送信さ
れる状態信号による運行状態とプラントの稼働状態とを
それぞれ色分け表示することを特徴とする。
【0010】また、本発明によるネットワーク型自動化
コンクリートプラントにおいて、前記生コンクリート運
送車管理手段は、生コンクリート運送車の状態情報を色
分け表示する表示装置と、表示装置を制御し、生コンク
リート運送車の運行状態とプラントの稼働状態を併せて
表示する表示処理装置と、生コンクリート運送車から状
態情報を受信する受信装置とを備え、前記表示処理装置
は、表示装置の表示画面上に、複数の各生コンクリート
プラントをマトリックスの列で表示し、前記マトリック
スの行として各生コンクリートプラントの時系列の稼働
計画を表示すると共に、前記マトリックスの各々のセル
に対応する各々の生コンクリートプラントの稼働計画に
対して複数台のそれぞれの生コンクリート運送車を割り
当て、前記受信装置から受信した生コンクリート運送車
からの状態情報を色分けして、生コンクリート運送車に
対応した前記マトリックスの各々の対応のセルに表示す
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明にかかるネットワーク型自動
化コンクリートプラントにおいて、前記生コンクリート
運送車の運行状態は、プラント着、出荷承認、出荷中、
出荷済、現場着、納入完了、戻り中の各状態に応じて色
分けして表示することを特徴とする。
【0012】上記のような様々な特徴を有する本発明に
よるネットワーク型自動化コンクリートプラントは、基
本的なシステム構成として、複数の生コンクリートプラ
ント(20a,20b,20c)と、複数台の生コンク
リート運送車(18)と、プラントセンター(10)
と、複数の生コンクリートプラントとプラントセンター
とをネットワークを介して接続する通信手段(14)と
を備える。
【0013】複数の生コンクリートプラント(20a,
20b,20c)は、建設作業地の複数の地域に分散し
て配置され、生コンクリート製造機を有するものであ
り、この生コンクリート製造機は、ウェットミキシング
方式を利用する場合、定置式ミキサーを設けず、原材料
の計量装置のみを設ける。計量装置により、砂、砂利、
セメント、水、混和剤等のコンクリート原材料をそれぞ
れ計量した後、生コンクリート運送車とするコンクリー
トミキサー車に、これらのコンクリート原材料を直接投
入するものである。そして、コンクリートミキサー車の
ドラムを一定時間高速回転させるウェットミキシング手
法で生コンクリートを完成させて、建設作業地の現場に
搬入する。
【0014】このようにして、生コンクリート運送車
は、複数の生コンクリートプラントにおいて、プラント
センターからの指示により製造された生コンクリートを
積み込み、建設作業地に運搬する。通信手段は、複数の
生コンクリートプラントとプラントセンターとをネット
ワークを介して接続しており、プラントセンターが通信
手段により接続された複数の生コンクリートプラントを
一括して集中管理し、複数の生コンクリートプラントに
プラント制御信号を送信して、それぞれの生コンクリー
トプラントを制御して、複数台の生コンクリート運送車
によって建設作業地に運搬する生コンクリートを製造す
る。
【0015】それぞれの生コンクリートプラントにおい
ては、生コンクリートを製造してコンクリート運送車に
積み込むが、その場合、データ送受信手段によって、生
コンクリート運送車の識別番号を入力し、当該識別番号
と生コンクリートプラントを識別するプラント番号とを
前記プラントセンターに送信して、前記プラントセンタ
ーからのプラント制御信号を受信すると、制御手段が、
プラントセンターから受信した制御信号により生コンク
リート製造機を制御し、生コンクリート製造機により、
収容されているコンクリート原材料から生コンクリート
を製造する。
【0016】一方、プラントセンターにおいては、デー
タ送受信手段が、生コンクリート運送車の識別番号とプ
ラント番号とを受信すると、この識別番号の生コンクリ
ート運送車に積み込む生コンクリートを製造するための
プラント制御信号を、プラント管理手段から得て、プラ
ント番号に従い、当該プラント番号の生コンクリートプ
ラントに送信する。
【0017】このような各々の生コンクリートプラント
に送信するプラント制御信号の生成および送信の管理
は、プラント管理手段により集中して一括管理されてお
り、プラント管理手段が、データ送受信手段により受信
された識別番号により、複数台の生コンクリート運送車
のそれぞれを識別し、識別されたそれぞれの生コンクリ
ート運送車により運送する生コンクリートの材料の配合
状態、内容量および配送先の指示を含む生コンクリート
プラントを制御するためのプラント制御信号を、前記プ
ラント番号の生コンクリートプラントに送信する。
【0018】また、その場合、生コンクリート運送車管
理手段が、複数台の生コンクリート運送車の運行状態を
生コンクリート運送車から送信される状態信号により管
理する。ここでの生コンクリート運送車管理手段による
生コンクリート運送車の管理は、複数の生コンクリート
プラントの稼働計画をそれぞれの生コンクリートプラン
トごとの時系列でマトリックス表示し、それぞれの生コ
ンクリートプラントにおいて製造された生コンクリート
を運送する複数台の生コンクリート運送車から送信され
る状態信号による運行状態とプラントの稼働状態とをそ
れぞれ色分け表示する(図4〜図8)。
【0019】具体的には、例えば、生コンクリート運送
車管理手段は、生コンクリート運送車の状態情報を色分
け表示する表示装置と、表示装置を制御し、生コンクリ
ート運送車の運行状態とプラントの稼働状態を併せて表
示する表示処理装置と、生コンクリート運送車から状態
情報を受信する受信装置を備えた構成とされ、表示処理
装置が、表示装置の表示画面上に、複数の各生コンクリ
ートプラントをマトリックスの列で表示し、前記マトリ
ックスの行として各生コンクリートプラントの時系列の
稼働計画を表示すると共に、前記マトリックスの各々の
セルに対応する各々の生コンクリートプラントの稼働計
画に対して複数台のそれぞれの生コンクリート運送車を
割り当て、前記受信装置から受信した生コンクリート運
送車からの状態情報を色分けして、生コンクリート運送
車に対応した前記マトリックスの各々の対応のセルに表
示する。ここでの生コンクリート運送車の運行状態は、
プラント着、出荷承認、出荷中、出荷済、現場着、納入
完了、戻り中の各状態に応じて色分けして表示される。
【0020】これにより、プラントセンターにおいて、
複数の生コンクリートプラントの稼働状態、コンクリー
ト運送車のそれぞれの状態が容易に確実に把握でき、生
コンクリートの製造および配送を効率的に行うことがで
きる。また、建設作業地の複数の地域に分散され配置さ
れた生コンクリートプラントを一括して集中管理するこ
とで、効率的な運用が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態について、実施例により具体的に図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例によるネットワーク
型自動化コンクリートプラントのシステム構成を示す図
である。図1において、10はプラントセンター、11
は複数の生コンクリートプラントとプラントセンターと
の間のデータ通信処理を行って生コンクリートプラント
を制御する設備管理サーバ、12はコンクリート運送車
の状態と生コンクリートプラントの状態を管理する運行
管理サーバ、13は製造する生コンクリートの配合状
態、出荷量等を顧客に対応して管理する受注管理システ
ム、14は公衆回線網等のネットワーク、15はプラン
トセンターと生コンクリートプラントとの間のデータ通
信処理を行うコンピュータ装置(プラントPC)、16
は生コンクリート製造機を制御するシーケンサ、17は
生コンクリート製造機、18は生コンクリート運送車、
20a,20b,20cは建設作業地に分散して設けら
れる複数の生コンクリートプラントである。
【0022】ネットワーク型自動化コンクリートプラン
トは、システム構成として、図1に示すように、複数の
生コンクリートプラント20a,20b,20cが、プ
ラントセンター10とネットワーク14を介して、例え
ばフレームリレー網または専用回線を利用して接続され
る。また、生コンクリートプラント20a,20b,2
0cには、生コンクリート運送車18が配備されるが、
これらの生コンクリート運送車は、特定の生コンクリー
トプラントに属さず、プラントセンターからに指示に従
い、最寄りの生コンクリートプラント20a,20b,
20cと建設作業地の間を運行し、または稼働状態に応
じて別の生コンクリートプラント20a,20b,20
cと建設作業地の間を運行する。生コンクリート運送車
としては、コンクリートミキサー車を用いる。
【0023】複数の生コンクリートプラント20a,2
0b,20cは、建設作業地の複数の地域に分散して配
置される。ここには、生コンクリート製造機17が設け
られるが、生コンクリート製造機としては、ウェットミ
キシング方式による製造方法を利用する。このため、定
置式ミキサーを設けず、原材料の計量装置のみを設け
る。計量装置により、砂、砂利、セメント、水、混和剤
等のコンクリート原材料をそれぞれ計量した後、コンク
リートミキサー車に、これらのコンクリート原材料を直
接投入する。そして、コンクリートミキサー車のドラム
を一定時間高速回転させて、生コンクリートを完成さ
せ、建設作業地の現場に搬入する。
【0024】生コンクリートミキサー車18は、例え
ば、生コンクリートプラント20aにおいて、プラント
センター10からの指示により、生コンクリートを製造
して積み込み、建設作業地に生コンクリートを運搬す
る。このようなプラントセンター10からの指示は、コ
ンクリートミキサー車に、生コンクリートプラント20
aに到着すると、運転手が、コンクリートミキサー車の
識別番号をプラントのコンピュータ装置15により入力
する。コンピュータ装置15は、コンクリートミキサー
車の識別番号と、生コンクリートプラント20aのプラ
ント番号をプラントセンター10に送信して、プラント
センターから送信されるプラント制御信号の受信を待
つ。
【0025】ここでの生コンクリートプラント20aに
は、コンクリート製造機を運転するスタッフは常駐して
おらず、コンクリートミキサー車18の運転手が、コン
クリートミキサー車の識別番号を入力し、プラントセン
ター10に送信することにより、コンクリート製造機1
7を運転する製造指示(プラント制御信号)が、プラン
トセンターから電子信号として送られる。このため、コ
ンクリートミキサー車18の運転手が、自らのコンクリ
ートミキサー車の識別番号を、生コンクリートプラント
に設置されているコンピュータ装置から入力するだけ
で、出荷予定内容に即してコンクリート原材料が全自動
で計量され、コンクリートミキサー車への材料投入が完
了する。運転手はコンクリートミキサー車のドラムを一
定時間高速回転させるウェットミキシング手法で生コン
クリートを完成させて、現場に搬入する。
【0026】これにより、これまでは、コンクリートミ
キサー車の所属工場から出発して製品搬入後、所属工場
に再び帰還するというルート的な運行が中心だったコン
クリートミキサー車の生コンクリートの物流体制が、生
コンクリートプラントのネットワーク化により大幅に多
様化する。例えば、Aプラントを基点にX現場に搬入し
た車両がBプラントで生コンを積載し、Y現場に納入し
た後、Cプラントに帰還してX現場に備えるようにでき
る。これにより、車両の稼働率上昇により生コン物流の
単位コストの低下が実現できる。
【0027】すなわち、それぞれの生コンクリートプラ
ント20aにおいては、生コンクリートを製造してコン
クリート運送車に積み込むが、その場合、プラントセン
ター10との間でデータ送受信を行うコンピュータ装置
15に、生コンクリート運送車の識別番号を入力し、当
該識別番号と生コンクリートプラントを識別するプラン
ト番号とを前記プラントセンターに送信して、プラント
センター10からのプラント制御信号の受信を待ち、受
信すると、プラント制御信号をシーケンサ16に送る。
シーケンサ16は、生コンクリート製造機17を制御
し、生コンクリート製造機17により、収容されている
コンクリート原材料から生コンクリートを製造する。
【0028】一方、プラントセンター10においては、
設備管理サーバ11が、生コンクリートプラント20a
から送信されてくる生コンクリート運送車の識別番号と
プラント番号とを受信すると、後述するように、この識
別番号により、当該コンクリートミキサー車が生コンク
リートプラント20aに到着した状態を登録し、このコ
ンクリートミキサー車に積み込む生コンクリートを製造
するためのプラント制御信号を、運行管理サーバ12と
受注管理システム13とより、取り出して送信する。
【0029】つまり、プラントセンター10において
は、設備管理サーバ11と、運行管理サーバ12と、受
注管理システム13とが、図示しないLAN装置により
接続されてネットワークシステムを構成しており、この
システムには、管理者が操作する複数台の端末装置が接
続されている。これらの設備管理サーバ11と、運行管
理サーバ12と、受注管理システム13とを含むシステ
ムにより総合して、生コンクリートプラントに送信する
プラント制御信号の生成および送信の管理を集中して一
括管理する。ここでの設備管理サーバ11は、複数の生
コンクリートプラントとプラントセンターとの間のデー
タ通信処理を行って生コンクリートプラントを制御する
処理機能を提供しており、運行管理サーバ12は、設備
管理サーバ11と共にコンクリート運送車の状態と生コ
ンクリートプラントの状態を管理している。また、受注
管理システム13は、顧客からの注文を受け付け、製造
する生コンクリートの配合状態、出荷量等を顧客に対応
して管理する処理機能を提供している。
【0030】このように、プラントセンター10では、
生コンクリートプラントに送信するプラント制御信号の
生成および送信の管理を集中して一括管理し、受信され
た識別番号により、複数台の生コンクリート運送車のそ
れぞれを識別し、識別されたそれぞれの生コンクリート
運送車により運送する生コンクリートの材料の配合状
態、内容量および配送先の指示を含む生コンクリートプ
ラントを制御するためのプラント制御信号を、例えば、
プラント番号の生コンクリートプラント20aに送信す
る処理を行う。
【0031】また、プラントセンター10においては、
運行管理サーバ12が、複数台の生コンクリート運送車
の運行状態を生コンクリート運送車から送信される状態
信号により管理しており、生コンクリート運送車の管理
では、図4〜図8に示すように、複数の生コンクリート
プラント20a,20b,20cにおける稼働計画をそ
れぞれの生コンクリートプラントごとの時系列でのマト
リックス表示とし、それぞれの生コンクリートプラント
において製造された生コンクリートを運送する複数台の
生コンクリート運送車から送信される状態信号による運
行状態とプラントの稼働状態とをそれぞれ色分け表示す
る。
【0032】具体的には、例えば、運行管理サーバ12
は、生コンクリート運送車の状態情報を色分け表示する
表示装置(図示せず)と、表示装置を制御し、生コンク
リート運送車の運行状態とプラントの稼働状態を併せて
表示する表示処理装置(図示せず)と、生コンクリート
運送車から状態情報を受信する受信装置(11)を備え
た構成とされ、表示処理装置が、表示装置の表示画面上
に、複数の各生コンクリートプラントをマトリックスの
列で表示し、前記マトリックスの行として各生コンクリ
ートプラントの時系列の稼働計画を表示すると共に、前
記マトリックスの各々のセルに対応する各々の生コンク
リートプラントの稼働計画に対して複数台のそれぞれの
生コンクリート運送車を割り当て、前記受信装置から受
信した生コンクリート運送車からの状態情報を色分けし
て、生コンクリート運送車に対応した前記マトリックス
の各々の対応のセルに表示する。ここでの生コンクリー
ト運送車の運行状態は、プラント着、出荷承認、出荷
中、出荷済、現場着、納入完了、戻り中の各状態に応じ
て色分けして表示される。
【0033】これにより、プラントセンターにおいて、
複数の生コンクリートプラントの稼働状態、コンクリー
ト運送車のそれぞれの状態が容易に確実に把握でき、生
コンクリートの製造および配送を効率的に行うことがで
きる。また、建設作業地の複数の地域に分散され配置さ
れた生コンクリートプラントを一括して集中管理するこ
とで、効率的な運用が可能となる。
【0034】次に、本実施例のネットワーク型自動化コ
ンクリートプラントのシステム運用の具体例について説
明する。図2および図3は、プラントセンターと生コン
クリートプラントの間の処理シーケンスを説明する図で
あり、図4〜図8はプラントセンターにおける複数の生
コンクリートプラントの稼働状態と複数のコンクリート
運送車の稼働状態とをマトリックス表示で表示する表示
画面の一例を示す図である。
【0035】これらの図を参照して、ネットワーク型自
動化コンクリートプラントのシステム運用の具体例につ
いて説明する。ネットワーク型自動化プラントを運用す
るためのソフトウェアシステムは、具体的には、受注
管理サブシステム、CTI(コールセンター・システ
ム)、顧客管理サブシステム、運行管理サブシステ
ム、販売管理サブシステム、設備管理サブシステム
の6つのサブシステムで構成される。
【0036】これらのソフトウェアシステムによる運用
は、次のように行われる。概略を説明すると、受注管理
システムが、電話発注、FAX経由の発注、インターネ
ット並びに携帯端末(iモードなど)経由の発注など受
け付けて基幹業務サーバに蓄積する。これらの受注され
た情報を元に、運行管理システムでは、翌日の出荷予定
表(時系列で納入先、配合、立米数等の出荷計画)を自
動的に仮組みする。コンクリートミキサー車の運転手
は、MCA無線並びにiモード準拠の携帯端末を保有し
ており、プラントセンターの運行管理者は、いずれかの
方法でコンクリートミキサー車の全車両に対し、翌日の
基点プラント(運転手が出社すべき生コンクリートプラ
ント)を指示しておく。
【0037】運転手が指示された生コンクリートプラン
トに到着して、コンクリート運送車の識別番号である車
番をプラントPCに入力すると、その都度、ネットワー
ク経由でプラントセンターからのプラント制御信号とな
るデータ(配合や出荷指示データ)が当該生コンクリー
トプラントにデータ送信される。その後、運転手がスタ
ートボタンを押すと、プラント制御信号の配合データ
は、シーケンサを経由して、生コンクリート製造機を起
動させ、コンクリートミキサー車に生コンクリート原材
料が計量され、投入の作業が完了する。このコンクリー
ト原材料のコンクリートミキサー車への投入作業が完了
すると、原材料の計量値が印字されて納品伝票がプリン
タアウトされる。出荷完了のデータ(計量データ)は、
プラント側のコンピュータ装置(プラントPC)からプ
ラントセンターに送られ、販売管理システムに反映され
る。
【0038】生コン事業では、出荷計画(受注表)に基
づいて、最寄の生コンクリートプラントに対し、必要な
台数のコンクリートミキサー車の車両を必要となる時間
に適宜に配送できるか否かによって、効率的な運用が可
能になる。コンクリートミキサー車の配車の運用は、各
車両の現在位置を捕捉し続けること自体に余り意味はな
く、例えば、Aという出荷に対してBという車両を特別
に割り付ける必要はなく、前述のように、出荷時間・出
荷量に合わせて、各プラントに十分な車両が割り当てら
れてえいれば必要十分条件を満たすものである。
【0039】コンクリートミキサー車を運転する各車両
の運転手はiモード準拠の携帯端末を保有しており、予
め設定してある携帯端末のファシクションキーを押すこ
とにより、自分のコンクリートミキサー車の現在の状態
(プラント着、出荷OK,出荷中、出荷済み、現場着、
回送中などの各状態)を、プラントセンターに通知す
る。プラントセンターでは、通知されたそれぞれの状態
が表示画面に「色」で、つまり、色分けして表示され
る。
【0040】具体的には、運転手が前日に定められたプ
ラントに出勤し、携帯端末から「プラント着」を通知す
るファンクションキーを押すと、インターネット経由で
その情報がプラントセンターに送られ、プラントセンタ
ーのLAN端末装置の表示装置の出荷スケジュール画面
に、時系列かつプラント別に表示された各出荷項目がプ
ラント着の指定色に変わる。プラントセンターにおける
運行管理者の基本動作は、コンクリートミキサー車の運
転手から出荷終了の状態「色」が通知されてきた場合、
後の出荷スケジュール表のなかで最も車両分布が少ない
手薄のプラントを選択して、そのプラントに戻るよう運
転手に指示することである。すべてのコンクリートミキ
サー車の運行状態の最新の状態が、マトリックス表示さ
れた出荷スケジュールの表示画面の中で、それぞれの
「色」で識別されるので、出荷スケジュールと車両の分
布にのみ神経を使えば、車両の欠如という最悪の状態を
回避できることから、ごく少数の人員での車両の大量集
中管理が可能となる。
【0041】図2および図3には、上述したようなプラ
ントセンターと生コンクリートプラントの間の処理シー
ケンスが示されている。コンクリートミキサー車が、前
日に指示されたそれぞれの生コンクリートプラントに到
着し、図2に示すように、運転手が、生コンクリートプ
ラントのコンピュータ装置(プラントPC)15を操作
して、コンクリートミキサー車を識別する識別番号の車
番を入力し、送信ボタンを押すと、プラントセンターの
設備管理サーバ11を介して、運行管理サーバ12か
ら、出荷データが読み込まれ、出荷データが画面表示さ
れる。
【0042】このプロセスの処理シーケンスでは、車番
を入力して「車番通知」ボタンを押すと、運行管理サー
バ12においては、処理日管理ファイル12aより稼働
日を取得し、「配車・出荷テーブル」マスターファイル
12bから、自プラント分で出荷OKの出荷データを取
得する。なお、車番が入力されたとき、入力チェックを
行い、数字以外の場合はエラーとする処理を行う。車番
の数字が入力されると、「アジ車・ドライバー対応テー
ブル」により車番に対応した運転手名を取得して、条件
にあったレコードを読む。この条件としては、例えば、
受注ファイル12cをアクセスして、受注データから出
荷OKになったもので、他の車番が使用していないもの
のレコードデータを読む出す。
【0043】配車・出荷テーブルからは、配合番号、容
量、受注番号、着時間、数量、累積数量、ピッチ、伝票
出力区分、納入場所、顧客名、ドライバー指示の各レコ
ードデータを読み出して表示し、アジ車・ドライバー対
応テーブルからは、ドライバー名を読み出して表示し、
処理日管理ファイル12aからは処理年月日のデータを
読み出して表示する。
【0044】運行管理サーバ12においては、出荷送信
ステータスの遷移として、車番通知の状態は「黄色」で
表示し、正常終了で「青色」に表示する。また、異常終
了で「赤色」に表示する。車番を入力し、車番通知で対
象レコードが見つからなかった場合は、エラーとする。
エラーメッセージを表示し確認後、再入力とする。
【0045】配合データ入力を行い、出荷データが表示
され、表示されている配合番号、容量を入力する。つま
り、配合データ入力として、配合番号と容量の入力項目
のデータとして表示している出荷データと同一の数字を
入力する。また、配合番号と容量の入力チェックを行
う。すなわち、表示されている出荷データの配合番号、
容量と同じ数字以外は、受け付けない。数字以外の入力
はエラーとする。配合番号と容量の入力チェックがOK
の場合に、「プラントスタート」ボタンの入力を受け付
け可能とする。
【0046】次に、図3に示すように、生コンクリート
プラントにおいて、「プラントスタート」ボタンの入力
を受け付け可能となり、運転手が生コンクリートプラン
トのコンピュータ装置(プラントPC)15を操作し
て、「プラントスタート」ボタンを押すと、コンピュー
タ装置(プラントPC)15からは、プラント(シーケ
ンサ)17に対して、配合データ、容量、車番を送信す
る。また、運行管理サーバ12に対しては、「プラント
スタート」ボタンが押されたとき、「出荷指示」ステー
タスを「黄色」にする。
【0047】プラント(シーケンサ)17からの回答と
して、プラント側より「計量中」、「計量回答」、「放
出中」、「放出完了」の各状態のデータが戻される。計
量回答では、計量されたデータが戻される。計量以外は
ステータスのみ戻される。
【0048】これにより、テーブルの更新が行われる。
また、運行管理サーバ12においては、プラントスター
ト時に、アジ車・ドライバー対応テーブル12dの「状
況区分」、「受注番号」、「出荷SQNo.」の各デー
タを更新する。「状況区分」の状態データとしては“出
荷中”がセットされる。また、アジ車稼働状況履歴ファ
イル12eにおいて“状況区分”、“日付”、“時
刻”、“受注番号”、“出荷SQNo.”が登録され
る。
【0049】プラント(シーケンサ)17においては、
計量中から放出完了まで最大3回繰り返される。各回数
毎に計量データが表示される。計量が完了したとき、コ
ンピュータ装置(プラントPC)15においては、「伝
票印刷」ボタンの入力が受付可能となる。「伝票印刷」
ボタンを押すと、出荷伝票がプリンタにより印字され
る。車番入力で取得した受注データの伝票発行区分によ
り計量データの印字方法を変える。また、計量が完了し
たとき、計量情報ファイル12fに計量データの登録が
行われる。これは、プラント設備により取得した計量デ
ータが、運行管理サーバ12において、運行管理データ
ベースに記録されることにより行われる。また、各バッ
チ毎のデータおよび合計データが登録される。これらの
データは計量情報ファイル12fに蓄積される。
【0050】その際、また、運行管理サーバ12におい
ては、アジ車・ドライバー対応テーブル12dの「状況
区分」、「受注番号」、「出荷SQNo.」の各データ
が更新される。「状況区分」の状態データとしては“出
荷済”がセットされる。また、アジ車稼働状況履歴ファ
イル12eにも、“状況区分”が更新される。印刷が正
常終了したとき「伝票出力」ステータスを青色にする。
印刷が異常終了した場合は「伝票出力」ステータスを赤
色にする。
【0051】図4〜図8は、プラントセンターにおける
複数の生コンクリートプラントの稼働状態と複数のコン
クリート運送車の稼働状態とをマトリックス表示で表示
する表示画面の一例を示す図である。図4〜図8に示す
ように、運行管理サーバ12により管理されて表示され
る各々の表示画面50,61〜64は、複数の生コンク
リートプラント(プラントA,プラントB,プラント
C,プラントD)の稼働状態と、複数のコンクリート運
送車の稼働状態をマトリックスのセルに色分けして表示
して、管理する表示画面となっている。つまり、表示画
面50,61〜64に表示された第1の列51には、出
荷スケジュールの時刻が表示され、それに対応して、複
数の各生コンクリートプラントの出荷計画がマトリック
スの列(52〜56)で表示される。マトリックスの行
として各生コンクリートプラントの時系列の稼働計画が
表示される。つまり、マトリックスの各々のセルに各々
の生コンクリートプラントの稼働計画が対応して表示さ
れる。このそれぞれのセルに対して複数台のそれぞれの
生コンクリート運送車を割り当てられる。
【0052】図4は、それぞれのセルで表示される各々
の生コンクリートプラントの出荷計画(受注)に対し
て、それぞれの生コンクリート運送車を割り当てられる
前の状態の表示画面50を示しており、図5は、出荷計
画(受注)の一部に対して、それぞれの生コンクリート
プラントに到着した生コンクリート運送車に、割り当て
た状態の表示画面61を示している。割り当てたセル
は、図5に示される表示画面61は、色づけ表示されて
割り当て済みの状態を示している。例えば、プラントA
には6台の生コンクリート運送車が到着しており、6台
の生コンクリート運送車のそれぞれに各セルで表示され
る出荷計画(受注_1〜受注_6)を割り当てた状
態を示している。また、プラントBには4台の生コンク
リート運送車が到着しており、4台の生コンクリート運
送車のそれぞれに各セルで表示される出荷計画(受注
_1〜受注_4)を割り当てた状態を示している。同
じく、プラントCには3台の生コンクリート運送車が到
着しており、3台の生コンクリート運送車のそれぞれに
各セルで表示される出荷計画(受注_1〜受注_
3)を割り当てた状態を示している。また、プラントD
には1台の生コンクリート運送車が到着したので、1台
の生コンクリート運送車のセルで表示される出荷計画
(受注_1)を割り当てた状態を示している。
【0053】このようにして、おのおの生コンクリート
プラントにおける出荷計画に対し、割り当てられた生コ
ンクリート運送車のそれぞれの運行状態が、それぞれの
対応の各セルに色分け表示されることにより、各セルの
色の分布状況により一目で確認される。ここでの生コン
クリート運送車の運行状態は、プラント着、出荷承認、
出荷中、出荷済、現場着、納入完了、戻り中の各状態に
応じて色分けして表示される。これは、前述したよう
に、受信した生コンクリート運送車からの状態情報を色
分けして、生コンクリート運送車に対応した前記マトリ
ックスの各々の対応のセルに表示されるものである。図
6に示す表示画面62,図7に示す表示画面63,図8
に示す表示画面は、それぞれのセルの出荷計画に割り当
てられた生コンクリート運送車から、送信された状態に
応じて、プラント着、出荷承認、出荷中、出荷済、現場
着、納入完了、戻り中の各状態を表示している。
【0054】このようなそれぞれの生コンクリート運送
車の運行状態の表示画面の変化をまとめて説明する。 (1)前日までに作成された出荷予定が画面に表示さ
れ、各プラントにアジ車が配備される「出勤」までは、
マトリックス表示の一覧のセル内は未整理状態となって
いる(表示画面50)。 (2)各プラントに生コンクリート運送車が配備され、
プラント着の台数分と出荷予定に割り付けられる。出荷
OKを出す目安となるのは、このときの「プラント着」
状態となる(表示画面61)。 (3)出荷OKの指示を出す場合、対象のセルをクリッ
クして対象の出荷を選択する。出荷OKのボタンの押下
で、配車指示画面に戻る。 (4)設備管理側から通知される「出荷中」、「出荷
済」などに対する表示画面の各セルにその状態が表示さ
れる(表示画面62,63,64)。 (5)また、生コンクリート運送車の運転手からの携帯
端末で通知される「出荷中」、「出荷済」に対する状態
に対してもの各セルにその状態が表示される(表示画面
62,63,64)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるネットワーク型自動
化コンクリートプラントのシステム構成を示す図、
【図2】 プラントセンターと生コンクリートプラント
の間の処理シーケンスを説明する第1の図、
【図3】 プラントセンターと生コンクリートプラント
の間の処理シーケンスを説明する第2の図、
【図4】 プラントセンターにおける複数の生コンクリ
ートプラントの稼働状態と複数のコンクリート運送車の
稼働状態とをマトリックス表示で表示する表示画面の第
1の例を示す図、
【図5】 プラントセンターにおける複数の生コンクリ
ートプラントの稼働状態と複数のコンクリート運送車の
稼働状態とをマトリックス表示で表示する表示画面の第
2の例を示す図、
【図6】 プラントセンターにおける複数の生コンクリ
ートプラントの稼働状態と複数のコンクリート運送車の
稼働状態とをマトリックス表示で表示する表示画面の第
3の例を示す図、
【図7】 プラントセンターにおける複数の生コンクリ
ートプラントの稼働状態と複数のコンクリート運送車の
稼働状態とをマトリックス表示で表示する表示画面の第
4の例を示す図、
【図8】 プラントセンターにおける複数の生コンクリ
ートプラントの稼働状態と複数のコンクリート運送車の
稼働状態とをマトリックス表示で表示する表示画面の第
5の例を示す図である。
【符号の説明】
10…プラントセンター、 11…設備管理サーバ、 12…運行管理サーバ、 13…受注管理システム、 14…ネットワーク、 15…コンピュータ装置(プラントPC)、 16…シーケンサ、 17…生コンクリート製造機、 18…生コンクリート運送車、 20a,20b,20c…生コンクリートプラント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G056 AA07 DA01 DA05 5B049 AA06 BB05 BB07 BB31 CC22 CC31 CC40 EE01 FF03 FF04 GG04 GG07 5H223 AA01 CC08 CC09 DD05 DD07 DD09 EE06 EE11 EE30 9A001 BB04 CC07 DD11 HH34 JJ71 KK53

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設作業地の複数の地域に分散配置され
    生コンクリート製造機を有する複数の生コンクリートプ
    ラントと、 建設作業地に前記生コンクリートプラントで製造された
    生コンクリートを運送する複数台の生コンクリート運送
    車と、 前記複数の生コンクリートプラントとプラントセンター
    とをネットワークを介して接続する通信手段と、 前記通信手段により接続された複数の生コンクリートプ
    ラントを一括して集中管理し、複数台の生コンクリート
    運送車によって建設作業地に運搬する生コンクリート
    を、複数の生コンクリートプラントにプラント制御信号
    を送信して、それぞれの生コンクリートプラントを制御
    して製造するプラントセンターとを備えたネットワーク
    型自動化コンクリートプラントであって、 前記それぞれの生コンクリートプラントは、 生コンクリート運送車の識別番号を入力し、当該識別番
    号と生コンクリートプラントを識別するプラント番号と
    を前記プラントセンターに送信して、前記プラントセン
    ターからのプラント制御信号を受信するデータ送受信手
    段と、 前記プラントセンターからの制御信号により生コンクリ
    ート製造機を制御する制御手段と、コンクリート原材料
    を収容し前記制御手段により制御されて生コンクリート
    を製造する生コンクリート製造機とを備えており、 前記プラントセンターは、 生コンクリート運送車の識別番号とプラント番号とを受
    信し、プラント制御信号を送信するデータ送受信手段
    と、 前記データ送受信手段により受信された識別番号により
    複数台の生コンクリート運送車のそれぞれを識別し、識
    別されたそれぞれの生コンクリート運送車により運送す
    る生コンクリートの材料の配合状態、内容量および配送
    先の指示を含む生コンクリートプラントを制御するプラ
    ント制御信号を前記プラント番号の生コンクリートプラ
    ントに送信し、複数の生コンクリートプラントを一括し
    て集中管理するプラント管理手段と、 複数台の生コンクリート運送車の運行状態を生コンクリ
    ート運送車から送信される状態信号により管理する生コ
    ンクリート運送車管理手段とを備えることを特徴とする
    ネットワーク型自動化コンクリートプラント。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のネットワーク型自動化
    コンクリートプラントにおいて、前記生コンクリート運
    送車管理手段は、 複数の生コンクリートプラントの稼働計画をそれぞれの
    生コンクリートプラントごとの時系列でのマトリックス
    表示とし、それぞれの生コンクリートプラントにおいて
    製造された生コンクリートを運送する複数台の生コンク
    リート運送車から送信される状態信号による運行状態と
    プラントの稼働状態とをそれぞれ色分け表示することを
    特徴とするネットワーク型自動化コンクリートプラン
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のネットワーク型自動化
    コンクリートプラントにおいて、 前記生コンクリート運送車管理手段は、生コンクリート
    運送車の状態情報を色分け表示する表示装置と、表示装
    置を制御し、生コンクリート運送車の運行状態とプラン
    トの稼働状態を併せて表示する表示処理装置と、生コン
    クリート運送車から状態情報を受信する受信装置とを備
    え、 前記表示処理装置は、表示装置の表示画面上に、複数の
    各生コンクリートプラントをマトリックスの列で表示
    し、前記マトリックスの行として各生コンクリートプラ
    ントの時系列の稼働計画を表示すると共に、前記マトリ
    ックスの各々のセルに対応する各々の生コンクリートプ
    ラントの稼働計画に対して複数台のそれぞれの生コンク
    リート運送車を割り当て、前記受信装置から受信した生
    コンクリート運送車からの状態情報を色分けして、生コ
    ンクリート運送車に対応した前記マトリックスの各々の
    対応のセルに表示することを特徴とするネットワーク型
    自動化コンクリートプラント。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のネットワーク型自動化
    コンクリートプラントにおいて、 前記生コンクリート運送車の運行状態は、プラント着、
    出荷承認、出荷中、出荷済、現場着、納入完了、戻り中
    の各状態に応じて色分けして表示することを特徴とする
    ネットワーク型自動化コンクリートプラント。
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