JPS6331161Y2 - - Google Patents

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JPS6331161Y2
JPS6331161Y2 JP1983060044U JP6004483U JPS6331161Y2 JP S6331161 Y2 JPS6331161 Y2 JP S6331161Y2 JP 1983060044 U JP1983060044 U JP 1983060044U JP 6004483 U JP6004483 U JP 6004483U JP S6331161 Y2 JPS6331161 Y2 JP S6331161Y2
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vehicle
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mixed concrete
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JP1983060044U
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この考案は、複数の生コンクリート工場が保有
する全ての生コン運搬車(ミキサー車)の配車管
理を、協同組合全体の出荷管理と連係させなが
ら、協同組合で一元管理できるようにした生コン
クリート協同組合用配車管理装置に関するもので
ある。 (従来の技術) 近年生コンクリート工場は、近代化促進にもと
ずき共同受注、共同販売の協同組合化に進んで来
た。この協同組合化は生コンクリート工場が個別
に受注した場合の問題点を解決しようとするもの
である。 ここで、個別に受注した場合の問題点とは、あ
る期間に特定の工場に注文が集中して、品質のよ
い生コンクリートを必要な量、必要なタイミング
で供給するという顧客サービスが困難になると共
に、他の工場設備が遊休化する等の不合理であ
る。 このために、本出願人は「生コンクリートバツ
チヤプラントに於ける出荷管理装置」(特願昭55
−15360)(特開昭56−111621号)の特許請求の範
囲第2項に記載の発明において、生コンクリート
協同組合における協同受注出荷管理の運営を円滑
ならしめるものを開示している。 この装置は、生コンクリート協同組合本部に設
けたコンピユータセンタに、協同組合で一括受注
したデータを入力し、出荷前日に各工場の出荷割
当てに従つた協同組合の出荷計画を立て、各工場
に通信回線を通して出荷指令するものであ、そし
て当日、各生コン工場が出荷割当てに従つた生コ
ンクリートの出荷をすると、この納入データが上
記コンピユータセンタに伝送されて、前記出荷割
当てと実際の出荷データとを、後日つき合わせそ
の因果関係を解明できるようにしたものである。 すなわち、この従来装置は、生コン協同組合単
位で一括受注したデータをコンピユータセンタ
が、各工場の出荷能力等に応じて割合てると、出
荷は各工場毎に独自の判断で行つていた。 そして各生コン工場の配車管理も各工場が独−
判断の下に行つていた。 (考案が解決しようとする課題) しかし、複数の生コンクリート工場を協同組合
化して、一括受注販売するだけでは、充分な顧客
サービスと、協同運営の効率化は達成できない。 生コンクリートの受注内容は、その量と打設時
間が指定されたものである。一方生コンクリート
は工場で生産してから所定の時間内に打設してし
まわないと固まつてしまうので、生コンクリート
の生産を打設時間と工事現場までの搬送時間に合
わせて行い、出荷時間に車輌を確保しておくこと
が必要になる。 しかし打設時間は工事現場の工事の進捗や天侯
変化によつて大きく左右されるので、出荷時間が
大きく狂わされることがある。さらに交通事情に
よつて車輌の帰着が遅れること等もあるので、出
荷時間に必要な車輌が確保できないことがある。 このため各工場に生産販売量を単に割当てただ
けでは、安定した生コン供給が不可能になる。そ
して使用できずに捨てられる生コンクリートが生
じ、必要な保有車輌数が増加し、しかも各車輌の
待機時間が長い等の相当のロスが生じていた。 そこで、本考案は各生コン工場が保有する生コ
ン運搬車を、協同組合で各生コン工場の出荷割当
て及び出荷能力との調整を図りながら、協同組合
本部においてリアルタイムで一元的に管理して、
変動し易い出荷状況に迅速に対応できるように
し、顧客サービスの向上と、組合傘下の生コン工
場の合理的運営とを同時に達成することができる
生コンクリート協同組合配車管理装置を提供する
ことを解決課題とする。 (課題を解決するための手段) 本発明が提供する生コンクリート協同組合用配
車管理装置は、複数の生コンクリート工場を傘下
に有し、顧客から生コンクリートを一括受注販売
する協同組合で使用され、組合傘下の各工場の出
荷能力及び現在の割当状況に応じて生コン運搬車
を効率的に割当て配車する生コンクリート協同組
合用配車管理装置において、 各工場毎に、当該工場の所有する各車両毎に当
該車両の積載量と車番とを付したパンチカード或
いは磁気カードを運転者に携帯させ、各工場の入
門、出門に設置したカードリーダに入出門の都度
前記カードを挿入せしめて出発車と帰着車の車番
と積載量を検出して記憶する配車管理装置と、当
該工場の当日の予定出荷量、当日既にいくら出荷
したかという実績出荷量、当日の予定出荷残量及
び予定外出荷量を演算記憶する出荷管理装置と、
これらのデータを協同組合に送り、また協同組合
からの指令を受ける端末機とを設け、 協同組合には、各工場の端末機とデータ及び指
令のやりとりをなす端末集中制御装置と、この端
末集中制御装置を介して全工場の前記出荷管理装
置内の記憶データを受け取つて記憶する総合出荷
管理装置と、前記端末集中制御装置を介して全工
場の前記配車管理装置の記憶データを受け取つて
整理・記憶するとともに、協同組合の管理者に配
車指令を行わせる総合配車管理装置と、前記窓合
出荷管理装置内の記憶データ及び前記総合配車管
理装置内の記憶データを表示するCRTデイスプ
レー装置とを設けたことを特徴とする。 (作用) 上記生コンクリート協同組合用配車管理装置
は、 総合配車管理装置が、各工場の配車管理装置、
各端末機、及び端末集中制御装置で収集した全工
場における出発車と帰着車の車番と積載量を記憶
し、 総合出荷管理装置が各工場の出荷管理装置で演
算・記憶した全工場の前記各種出荷データを記憶
する。 またCRTデイスプレイ装置は、上記総合配車
管理装置と総合出荷管理装置の記憶データ、すな
わち現時点の協同組合の配車状況と出荷状況を表
示させる。 このデイスプレイ装置の表示は、協同組合の管
理者が配車・出荷指令をするためのデータとして
利用される。 すなわち、予め予定された生コン協同組合の当
日の出荷計画と、天候等によつて大きく左右され
る現時点の配車・出荷状況とを照らし合わせて、
最も効率の良い配車・出荷管理(この詳細は後述
する)を協同組合の管理者が逐時に判断して総合
配車管理装置より、総合端末装置を通して、各生
コン工場に配車・出荷指令を発することができ
る。 (実施例) 第1図は生コンクリート工場の配置図と車の流
れを示す一例であつて、1は生コンクリートを生
産するバツチヤーブラント、2は工場の事務所、
3は生コンクリート運搬車の帰着車輌待機エリ
ヤ、4はバツチヤーブラントの下部で生コンクリ
ートを積込中の運搬車、5は工場の運搬車の入
口、6は本考案にかかわる運搬車の運行データの
一つの入力である入門側カードリーダーボツクス
スタンドで、第3図の如き外観を有す。7は工場
の運搬車の出口、8は本考案にかかわる運搬車の
運行データの他の一つの入力である出門側カード
リーダーボツクススタンドで入門側カードリーダ
ーボツクススタンドと同じ構造で、第3図の如き
外観を有する。上記の入門側および出門側カード
リーダーボツクススタンド6,8の設置位置は第
1図の如く工場の入口及び出口に設置され、運搬
車の運転者が運搬車に対応した車番(車輌番号)
をパンチした第2図aの如きパンチカード或は第
2図bの如き車番を磁気記録した磁気カードの車
番カードを挿入して帰着待機−出発別の車番デー
タを入力する。外から帰着した運搬車は車番カー
ドを入門側カードリーダーボツクスに挿入して帰
着入力してから洗車して待機エリヤ3にて配車待
ちをする。配車が決まればバツチヤーブラント1
の下部にて生コンクリートを積載し、出門側カー
ドリーダーボツクスに車番カードを挿入して出発
入力して出口7から出て行く。第3図は前述の如
く入門或は出門カードリーダーボツクススタンド
で、9はカードの挿入口10は車番カードの読み
取り車番表示器である。 第4図は、本考案の生コンクリート協同組合用
配車管理装置のブロツク図で、A〜N各工場の入
門側カードリーダーボツクス6、出門側カードリ
ーダーボツクス8から入力する車番データを配車
管理装置11の記憶部に記憶し、その記憶データ
を端末機12を通じて通信回線13にてオンライ
ンで協同組合14に設置の総合配車管理装置15
に伝送してここに整理して記憶させ、協同組合傘
下のA〜Nの全工場の生コン運搬車の運行状況を
CRTデイスプレー装置16に第1表或は第2表
の如く表示して、協同組合の管理者の逐時の判断
により、出荷量に対し各工場の運搬車の持ちかか
りを管理調整しながら、逐次出荷指令を出し、最
低の台数で効率のよい配車管理を行い無駄を省く
ようにする。 ここで、最低の台数とは、積載量が異なる生コ
ン運搬車を適切に組合せることにより一つの出荷
先で注文された出荷量を最低の台数で運搬して運
転手の有効活用を図ることを意味する。 また効率のよい配車とは、上記積載量が異なる
生コン運搬車の組合せにより、各運搬車にその最
大積載能力に可及的に最も近い生コンの運搬を行
わせること、並びに出荷先に可及的に最も近い生
コンクリート工場から出荷を行わせることであ
る。
【表】
【表】 第1表及び第2表は各工場から通信回線で送ら
れて来た運搬車の運行データを協同組合の総合配
車管理装置15にて整理してCRTデイスプレー
装置16に表示した各工場別配車管理表(第1
表)と工場別明細表(第2表)である。各工場別
配車管理表には出発車輌数、帰着車輌数として車
種と台数(例えば6M3車5台として6−5と表
示)を表示し、当日の予定出荷量と実績出荷量及
び予定出荷残量とその%値を表示して配車の持ち
かかりを一覧表にして管理調整し易くしたもので
ある。又第2表の工場別明細表は各工場の出発・
帰着車輌の具体的車番明細と予定出荷量、実績出
荷量及び予定残の他、飛込み出荷の予定外出荷量
も表示する。それぞれの表は、第4図の総合配車
管理装置15のキーボード(図示せず)から呼出
表示する。第4図の17は端末集中制御装置、1
8は各工場A〜Nにおけるコンクリートバツチヤ
ブラントに於ける出荷管理装置(例えば前記特願
昭55−15360号(特開昭56−111621号)明細書に
所載のものを採用し得る)、19は協同組合14
における総合出荷管理装置で、総合配車管理装置
15と多少のデータのやりとりがあるが主に各工
場の出荷管理装置18から送られる出荷データを
記憶し、集計・整理を行つて組合全体として出荷
データを管理することを主目的としている。第5
図は各工場における配車管理装置の外観図で20
は帰着車輌番号表示である。尚、第3表は前述の
コンクリートバツチヤプラントの出荷管理装置1
8内のCRTデイスプレー装置の画面の一部に帰
着車輌番号を表示した場合の一例である。
【表】 この出荷管理装置18による出荷データには配
車車番の指令項目があるので帰着車輌番号もそえ
て表示すると便利である。また、第6図は配車デ
ータの流れと運搬車の流れを図示化したものであ
る。 (考案の効果) 本考案によれば、協同組合本部に総合出荷管理
装置及び総合配車管理装置を設置し、これを総合
傘下の各工場に設けた出荷管理装置及び配車管理
装置と、端末集中制御装置を介して電話回線で連
結させることにより、組合本部のデイスプレー装
置によりリアルタイムで全情報を知つて組合の管
理者の現在の状況に応じた逐時の合理的判断によ
り、出荷指令及び配車指令を行えるようにしたか
ら、協同組合全体の配車管理が出荷管理と連係さ
せて合理的に行うことができるようになる。 具体的には、ミキサー車の有効利用と効率運
行、配車、出荷業務の迅速化と事務処理の能率
化、配送、稼働状況の把握と顧客へのサービス向
上、更には運転手管理と作業割振りの公正化等が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は生コンクリート工場の配置図、第2図
は車輌番号カードの説明図、第3図はカードリー
ダーボツクススタンドの斜視図、第4図は配車管
理装置の配置図、第5図は出荷管理装置の斜視図
であり、第6図は配車データの流れと運搬車の流
れを図示化した図面である。 A,B〜N……生コンクリート工場、6……入
門、8……出門、11……配車管理装置、12…
…端末機、13……通信回線、14……協同組
合、15……総合配車管理装置、16……CRT
デイスプレイ装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の生コンクリート工場を傘下に有し、顧客
    から生コンクリートを一括受注販売する協同組合
    で使用され、組合傘下の各工場の出荷能力及び現
    在の割当状況に応じて生コン運搬車を効率的に割
    当て配車する生コンクリート協同組合用配車管理
    装置において、 各工場毎に、当該工場の所有する各車両毎に当
    該車両の積載量と車番とを付したパンチカード或
    いは磁気カードを運転者に携帯させ、各工場の入
    門、出門に設置したカードリーダに入出門の都度
    前記カードを挿入せしめて出発車と帰着車の車番
    と積載量を検出して記憶する配車管理装置と、当
    該工場の当日の予定出荷量、当日既にいくら出荷
    したかという実績出荷量、当日の予定出荷残量及
    び予定外出荷量を演算記憶する出荷管理装置と、
    これらのデータを協同組合に送り、また協同組合
    からの指令を受ける端末機とを設け、 協同組合には、各工場の端末機とデータ及び指
    令のやりとりをなす端末集中制御装置と、この端
    末集中制御装置を介して全工場の前記出荷管理装
    置内の記憶データを受け取つて記憶する総合出荷
    管理装置と、前記端末集中制御装置を介して全工
    場の前記配車管理装置の記憶データを受け取つて
    整理・記憶するとともに、協同組合の管理者に配
    車指令を行わせる総合配車管理装置と、前記総合
    出荷管理装置内の記憶データ及び前記総合配車管
    理装置内の記憶データを表示するCRTデイスプ
    レー装置とを設けたことを特徴とする生コンクリ
    ート協同組合用配車管理装置。
JP1983060044U 1983-04-20 1983-04-20 生コンクリート協同組合用配車管理装置 Granted JPS594078U (ja)

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JPS594078U JPS594078U (ja) 1984-01-11
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480644A (en) * 1977-12-09 1979-06-27 Toshiba Corp Toll reception system in paid road
JPS55116200A (en) * 1979-02-28 1980-09-06 Omron Tateisi Electronics Co Vehicle control system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS594078U (ja) 1984-01-11

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