JP2001282219A - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
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Abstract
無線の入力装置を使用するときの距離による相対的な視
認性の低下に対し、視認性を損わない表示制御装置を提
供する。 【構成】 制御装置は、キーボードやマウス、リモコン
等の入力装置が有線で接続された装置か無線で接続され
た装置かを識別する(S11)。無線で接続された入力
装置からの入力が検知されると、その入力が拡大表示を
伴う操作であるか否かを判断し(S12)、拡大表示を
伴う操作であればその操作に伴う処理を実行し、カーソ
ルやウィンドウのイメージを拡大する処理を実行する
(S13)。有線で接続された入力装置からの入力が検
知されると、通常のイメージを表示する(S15,S1
6,S17)。以上のように、入力装置の種類に応じ
て、通常表示と拡大表示を切り替える。
Description
ータ等の情報処置装置における表示制御装置に関し、さ
らに詳しくは、入力装置の種類に応じてカーソルやウィ
ンドウ等を拡大、縮小あるいは強調して表示する表示制
御装置に関する。
報処理装置では、文字入力等に使用するキーボードや位
置指示等に使用するマウスが入力装置として利用されて
いる。これらの入力装置は、本体装置とはケーブルを介
して有線で接続されることが多い。しかし、入力装置と
本体装置を有線で接続すると、ケーブルが入力装置の操
作性を損う、ケーブルの長さにより入力装置の操作範囲
が制限される、本体装置に接続する装置が増えると配線
が煩雑になるといった問題が発生する。これらの問題を
解決するために、入力装置を本体装置と光または電波を
用いて無線で接続するワイヤレスキーボード及びワイヤ
レスマウスが開発された。
使用するなど、パソコンとテレビの表示装置を共用する
場合があり、このような場合には無線入力装置は便利で
ある。また、パソコンにテレビ機能が内蔵されたものも
あり、従来、テレビはリモコンで操作することがほとん
どであることから、パソコンをリモコン感覚で操作でき
るように、パソコンに無線入力装置を利用するケースが
増えている。例えば特開平10−124222号公報に
は、テレビ等のリモコン機能とパソコンのキーボード、
マウスの機能を一体化してワイヤレス化したキーボード
リモコンが提案されている。このような入力装置を利用
すると、パソコンを本体装置から離れた場所から操作す
ることが可能である。
装置の入力装置にワイヤレスマウス等の無線の入力装置
を使用する場合、本体装置の傍で作業を行うならば、有
線の入力装置同様に操作することができる。また、ワイ
ヤレス化の一目的であったように、ケーブルがなくなる
ことで操作性が向上する。しかし、特開平10−124
222号公報のキーボードリモコンのような入力装置を
使用する場合、テレビのリモコンを操作するときのよう
に、ある程度本体装置から離れた場所から操作すること
が考えられる。このように本体装置から離れて操作する
場合、ポインティングデバイスのカーソルが相対的に小
さくなり、見えにくくなってしまう。またカーソルに限
らず文字情報等、表示情報全体が小さく見えにくくなっ
てしまう。本発明の目的は、無線で接続された入力装置
を用いて操作するときの距離による相対的な視認性の低
下に対し、視認性、操作性を損わないカーソルやウィン
ドウ等の表示制御装置を提供することにある。
は、上述した目的を達成するためのものであって、その
第1の技術手段は、入力装置からの入力に基いて処理を
実行し、表示装置に処理結果等のイメージを表示する情
報処理装置の表示制御装置において、前記入力装置が有
線で接続された装置か無線で接続された装置かを識別す
る入力装置識別手段と、該入力装置識別手段により入力
が前記無線で接続された入力装置からのものであると識
別されると、前記イメージを拡大処理するイメージ拡大
処理手段を有することを特徴とする。
基いて処理を実行し、表示装置に処理結果等のイメージ
を表示する情報処理装置の表示制御装置において、前記
入力装置が有線で接続された装置か無線で接続された装
置かを識別する入力装置識別手段と、該入力装置識別手
段により入力が前記無線で接続された入力装置からのも
のであると識別されると、前記イメージの大きさや形
状、色調、明度等を変化させることで該イメージを強調
処理するイメージ強調手段を有することを特徴とする。
基いて処理を実行し、表示装置に処理結果等のイメージ
を表示する情報処理装置の表示制御装置において、前記
入力装置が拡大表示の対象となる入力装置であるかを識
別する入力装置識別手段と、該入力装置識別手段により
入力が前記拡大表示の対象となる入力装置からのもので
あると識別されると、前記イメージを拡大処理するイメ
ージ拡大処理手段を有することを特徴とする。
基いて処理を実行し、表示装置に処理結果等のイメージ
を表示する情報処理装置の表示制御装置において、前記
入力装置が強調表示の対象となる入力装置であるかを識
別する入力装置識別手段と、該入力装置識別手段により
入力が前記強調表示の対象となる入力装置からのもので
あると識別されると、前記イメージの大きさや形状、色
調、明度等を変化させることで該イメージを強調処理す
るイメージ強調手段を有することを特徴とする。
〜図7に示す実施例に基いて説明する。 (第1実施例)図1は、本発明の第1実施例である表示
制御装置の構成の概略を示すブロック図である。図1に
おいて、情報処理装置の表示制御装置は、有線で接続さ
れたマウス1、有線で接続されたキーボード2、ポイン
ティングデバイスとしての機能を有する無線で接続され
たリモコン3、入力制御や表示制御を行う制御装置4、
表示用メモリ5、表示装置6等により構成されている。
御装置の制御装置4により実現される機能を示すフロー
チャートである。制御装置4は一般的にはCPUからな
り、入力装置とのインタフェースを備え、入力信号があ
ればそれに伴う処理を実行する。以下、図2のフローチ
ャートを参照して、制御装置4により実現される機能に
ついて説明する。まず、制御装置4は入力装置からの信
号を監視して入力があれば検出する(ステップ10)。
ここで、制御装置4は入力装置を識別する機能を有し、
入力がマウス1、キーボード2、リモコン3のいずれの
入力装置からのものであるかを識別する入力装置識別手
段として機能する。入力がマウス1またはキーボード2
からのものであれば入力装置は有線入力装置として認識
され、リモコン3からのものであれば無線入力装置と認
識される(ステップ11)。
入力装置が無線入力装置と判断された場合、その入力が
指定された操作によるものかを判断する(ステップ1
2)。ここでの指定された操作とは、拡大表示を伴う操
作ということである。指定された操作による入力であれ
ば、制御装置4はその操作に伴う処理を実行し、続いて
その処理によって表示されるイメージを拡大する処理を
実行する。このように制御装置4はイメージ拡大処理手
段としても機能する。拡大処理されたイメージデータは
制御装置4により表示用メモリ5に書き込まれる。表示
用メモリ5は表示装置6の画面を構成する画素データを
格納するもので、表示装置6に表示用メモリ5に書き込
まれた拡大処理されたイメージが表示される(ステップ
13)。ステップ12において、指定された操作による
入力でなければ、制御装置4はその操作に伴う処理を実
行する(ステップ14)。
入力装置が有線入力装置と判断された場合、その入力が
指定された操作によるものかを判断する(ステップ1
5)。指定された操作による入力であれば、制御装置4
はその操作に伴う処理を実行し、通常の大きさのイメー
ジデータが表示用メモリ5に書き込まれ、表示装置6に
そのイメージが表示される(ステップ16)。指定され
た操作による入力でなければ、制御装置4はその操作に
伴う処理を実行する(ステップ17)。以上のように、
入力装置が有線で接続されたものか無線で接続されたも
のかを識別することで、通常表示と拡大表示を切り替え
ることにより、無線で接続された入力装置を用いた操作
における距離による相対的な視認性の低下を解消する。
機能を有することから、有線入力装置と無線入力装置に
区別して通常表示と拡大表示を切り替える代わりに、各
入力装置ごとに通常表示と拡大表示を切り替えることも
可能である。この場合、ステップ11において無線入力
装置か有線入力装置かを判断する代わりに、拡大表示を
伴う入力装置か拡大表示を伴わない入力装置かを判断す
るようにすればよい。
のとする。さらにマウスは拡大表示を伴わない入力装置
として指定されているものとする。マウスによる操作が
あった場合、ステップ11では拡大表示を伴う入力装置
かを判断するが、マウスは拡大表示を伴わない入力装置
と判断され、ステップ15に進むことになり拡大表示は
されない。リモコン3による操作であれば、ステップ1
1で拡大処理を伴う入力装置と判断され、指定された操
作であれば拡大表示を行う。以上のように、入力装置が
拡大表示を伴うものか伴わないものかを識別すること
で、通常表示と拡大表示を切り替えることにより、本体
装置の傍で使用される無線で接続された入力装置におい
ては通常表示をすることで、不用意な拡大表示を避ける
ことができる。
の通常表示を拡大表示するイメージ拡大処理を実行した
が、イメージ拡大処理に代えて、イメージの大きさ、形
状、色調、明度等を変化させることによりイメージを強
調するイメージ強調処理を実行するようにすることもで
きる。この場合には、ステップ12での指定された操作
とは、イメージ強調を伴う操作ということであり、指定
された操作による入力であれば、制御装置4はステップ
13において、その操作に伴う処理を実行し、その処理
によって表示されるイメージを強調する処理を実行す
る。
例である表示制御装置の制御装置4により実現される機
能を示すフローチャートである。本発明の第2実施例に
おいては、以下の地図アプリケーションを想定する。図
4は、地図アプリケーションにおいて、地図を通常表示
で表示した場合の表示画面を示す図であり、図5〜図7
は図4に示す表示画面をポインティングデバイスによっ
て変更して表示した場合の表示画面を示す図である。表
示装置6の表示画面7上に地図が表示されていて、ポイ
ンティングデバイスをクリック操作すると、カーソル8
位置の座標付近の情報(住所や付近の店情報等)を図6
に示すようにポップアップウィンドウ9に表示する、あ
るいはカーソル8が指示するオブジェクト(道路や建物
等)の情報をポップアップウィンドウ9に表示するシス
テムである。
グデバイスにより、カーソル移動操作が行われると、図
5に示すようにポインティングデバイスのカーソル8を
拡大して、拡大カーソル8aを表示する。地図上でボタ
ンクリック操作が行われると、ポインティングデバイス
のカーソル位置の指示する地点の情報を図6に示すよう
にポップアップウィンドウ9に表示するが、このとき、
ポップアップウィンドウ9aは図7に示すように拡大処
理されて表示される。地図情報を表示したポップアップ
ウィンドウ9a上でボタンクリック操作が行われると、
この情報ウィンドウ9aが消去される。
ィングデバイスにより、カーソル移動操作が行われる
と、ポインティングデバイスのカーソル8を通常の大き
さで表示する。地図上でボタンクリック操作が行われる
と、ポインティングデバイスのカーソル位置の指示する
地点の情報をポップアップウィンドウ9に表示する。地
図情報を表示したポップアップウィンドウ9上でボタン
クリック操作が行われると、この情報ウィンドウ9が消
去される。
置をこのアプリケーションに適用した場合に、制御装置
4により実現される機能を示すフローチャートである。
まず、入力装置からの入力があれば検出する(ステップ
20)。続いて、その入力が無線デバイスによるものか
有線デバイスによるものかを識別する(ステップ2
1)。無線デバイスからの入力が検出された場合、その
入力がポインティングデバイスのカーソル移動操作かを
判断する(ステップ22)。ポインティングデバイスの
カーソル移動動作であれば、カーソル移動処理を実行
し、またその際、カーソルイメージを拡大し、図5に示
すように拡大されたカーソルイメージ8aを表示する
(ステップ23)。
バイスのカーソル移動操作でなければ、その入力が地図
上でのボタンクリック操作かを判断する(ステップ2
4)。地図上でのボタンクリック操作であれば、カーソ
ル位置の指示する地点の情報をデータベースより読み出
す処理をし、図7に示すように拡大処理されたポップア
ップウィンドウ9aを表示する(ステップ25)。地図
上でのボタンクリック操作でなければ、その入力が情報
ポップアップウィンドウ上でのボタンクリック操作かを
判断する(ステップ26)。情報ポップアップウィンド
ウ上でのボタンクリック操作であれば、そのポップアッ
プウィンドウを閉じる処理を実行する(ステップ2
7)。
の入力が検出された場合、その入力がポインティングデ
バイスのカーソル移動操作かを判断する(ステップ2
8)。ポインティングデバイスのカーソル移動動作であ
れば、カーソル移動処理を実行し、図4に示すように通
常の大きさのカーソルイメージを表示する(ステップ2
9)。ポインティングデバイスのカーソル移動操作でな
ければ、その入力が地図上でのボタンクリック操作かを
判断する(ステップ30)。地図上でのボタンクリック
操作であれば、カーソル位置の指示する地点の情報をデ
ータベースより読み出す処理をし、図6に示すように通
常の大きさのポップアップウィンドウ9を表示する(ス
テップ31)。地図上でのボタンクリック操作でなけれ
ば、その入力が情報ポップアップウィンドウ上でのボタ
ンクリック操作かを判断する(ステップ32)。情報ポ
ップアップウィンドウ上でのボタンクリック操作であれ
ば、そのポップアップウィンドウを閉じる処理を実行す
る(ステップ33)。以上の手順により、本実施例のア
プリケーションにおいて、入力装置の識別による通常表
示と拡大表示の切り替えが実行される。
は、通常表示と拡大表示の切り替えが実行でき、拡大表
示をすることによって表示の視認性を損わせることのな
いように表示制御を行った。しかし、実際にはこのよう
に拡大表示に限定したものではない。例えば、拡大表示
を縮小表示に置き換えたものであってもよい。この場合
は、上記各実施例での内容及び図面で記載されている
「拡大」の部分を「縮小」に置き換えたもので実現でき
る。さらに、「拡大」、「通常」、「縮小」の3段階の
構成にしてもよい。
作がなされた入力装置を認識し、認識された入力装置に
適した大きさのカーソルやウィンドウ等の表示ができ、
視認性を損わせることのない画面を表示することができ
る。また、無線で接続された入力装置を用いた入力操作
においても、入力装置と表示画面間の距離が増大するこ
とによる相対的な視認性の低下に対し、カーソルやウィ
ンドウ等の表示の視認性を損わせることのない画面を表
示することができる。また、無線で接続された入力装置
を用いることにより、実質的に操作可能な入力装置と本
体装置との距離が長くなり、操作可能範囲が広くなる。
ロック図である。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
を示す図である。
を示す図である。
ンドウを示す図である。
ンドウを示す図である。
ーボード、3…無線で接続されたリモコン、4…制御装
置、5…表示用メモリ、6…表示装置、7…地図アプリ
ケーションの表示画面、8…通常の大きさのカーソル、
8a…拡大されたカーソル、9…通常の大きさのポップ
アップウィンドウ、9a…拡大されたポップアップウィ
ンドウ。
Claims (4)
- 【請求項1】 入力装置からの入力に基いて処理を実行
し、表示装置に処理結果等のイメージを表示する情報処
理装置の表示制御装置において、前記入力装置が有線で
接続された装置か無線で接続された装置かを識別する入
力装置識別手段と、該入力装置識別手段により入力が前
記無線で接続された入力装置からのものであると識別さ
れると、前記イメージを拡大処理するイメージ拡大処理
手段を有することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項2】 入力装置からの入力に基いて処理を実行
し、表示装置に処理結果等のイメージを表示する情報処
理装置の表示制御装置において、前記入力装置が有線で
接続された装置か無線で接続された装置かを識別する入
力装置識別手段と、該入力装置識別手段により入力が前
記無線で接続された入力装置からのものであると識別さ
れると、前記イメージの大きさや形状、色調、明度等を
変化させることで該イメージを強調処理するイメージ強
調手段を有することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項3】 入力装置からの入力に基いて処理を実行
し、表示装置に処理結果等のイメージを表示する情報処
理装置の表示制御装置において、前記入力装置が拡大表
示の対象となる入力装置であるかを識別する入力装置識
別手段と、該入力装置識別手段により入力が前記拡大表
示の対象となる入力装置からのものであると識別される
と、前記イメージを拡大処理するイメージ拡大処理手段
を有することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項4】 入力装置からの入力に基いて処理を実行
し、表示装置に処理結果等のイメージを表示する情報処
理装置の表示制御装置において、前記入力装置が強調表
示の対象となる入力装置であるかを識別する入力装置識
別手段と、該入力装置識別手段により入力が前記強調表
示の対象となる入力装置からのものであると識別される
と、前記イメージの大きさや形状、色調、明度等を変化
させることで該イメージを強調処理するイメージ強調手
段を有することを特徴とする表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000097398A JP4761603B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 表示制御装置 |
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