JP2000207091A - グラフィカルユ―ザインタ―フェ―スおよびその位置指定方法 - Google Patents

グラフィカルユ―ザインタ―フェ―スおよびその位置指定方法

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JP2000207091A
JP2000207091A JP570299A JP570299A JP2000207091A JP 2000207091 A JP2000207091 A JP 2000207091A JP 570299 A JP570299 A JP 570299A JP 570299 A JP570299 A JP 570299A JP 2000207091 A JP2000207091 A JP 2000207091A
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JP570299A
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Hironobu Shishido
広信 宍戸
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Tsubasa System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポインティングデバイスの操作労力を低減す
る。 【解決手段】 プルダウンメニュー2の中の特定領域1
1をマウスにより指定すると、フォーカスが見出し領域
5に自動的に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マウスなどのポイ
ンティングデバイスにより表示画面上の任意の位置を指
定することによりコマンド等の入力を行って情報処理装
置に情報処理を実行させるグラフィカルユーザインター
フェースおよびその位置指定方法に関し、より詳しくは
視覚障害者に好適なグラフィカルユーザインターフェー
スおよびその位置指定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、視覚障害者でもパーソナルコンピ
ュータのマウスを操作できるように、表示画面上に表示
されたメニュー項目を音声で案内するプログラムが販売
されている。このプログラムの機能について簡単に説明
する。表示画面上のグラフィカルユーザインターフェー
ス(GUIと略記する)のオブジェクト、たとえば、ウ
ィンドウ、プルダウンメニュー、ボタン等をマウスカー
ソルにより指定すると、そのGUIオブジェクトにキャ
プションとして予めセットされている文字列、すなわ
ち、表示画面にオブジェクトとともに表示される名称が
音声の形態で出力される。
【0003】これにより視覚障害者は試行錯誤的にマウ
スを操作して、マウスカーソルを移動し、音声出力され
る名称を聞き、所望のGUIオブジェクトを探すことが
できる。
【0004】また、ALTキーとTABキーの同時操作
で実行しているアプリケーションを切り替えたり、TA
Bキーの操作でGUIオブジェクトのフォーカスを順次
に移動させるオペレーティングシステムも知られてい
る。このような特定キーは一般的にショートカットキー
と呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータで実行されるアプリケーションプログ
ラムの機能は、複雑化、多様化している。これに関連し
て使用されるGUIオブジェクトもプルダウンメニュ
ー、アイコン形態のボタン等が複数組み合わされると共
に、複数のオブジェクトが表示画面の上部、左右に配置
される。
【0006】したがって、視覚障害者だけでなく、健常
者にとっても、マウスカーソルの移動量が大きくなり、
所望のオブジェクトを指定するためのポインティングデ
バイスの操作に大変な労力を費やすという不具合があっ
た。
【0007】また、ショートカットキーとマウスを情報
の入力に併用するとこれらの入力デバイスの使い分けが
煩雑であり、視覚障害者には大きな負担となる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、操作者のポインティングデバイスの操作労力を低減
することができるグラフィカルユーザインターフェース
およびその位置指定方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、ポインティングデバイス
の操作に応じて表示画面上のカーソルを移動させ、前記
カーソルにより第1の特定領域内の位置を指定するため
の確定操作が前記ポインティングデバイスにより行われ
た場合に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処理を
情報処理装置に実行させるグラフィカルユーザインター
フェースにおいて、前記情報処理はフォーカスの自動移
動処理であって、前記第1の特定領域内で前記フォーカ
スの1以上の移動先を案内表示する表示制御手段と、前
記ポインティングデバイスにより前記1以上の移動先の
中の1つが選択され確定された場合、選択された移動先
の第2の特定領域に前記フォーカスの位置を移動するよ
うに前記情報処理装置に指示する入力制御手段とを具え
たことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のグラ
フィカルユーザインターフェースにおいて、前記第1の
特定領域には案内情報が与えられており、前記カーソル
が前記第1の特定領域内に位置した場合には音声で該案
内情報を出力する音声出力手段をさらに具えたことを特
徴とする。
【0011】請求項3の発明は、ポインティングデバイ
スの操作に応じて表示画面上のカーソルを移動させ、前
記カーソルにより第1の特定領域内の位置を指定するた
めの確定操作が前記ポインティングデバイスにより行わ
れた場合に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処理
を情報処理装置に実行させるグラフィカルユーザインタ
ーフェースにおいて、前記情報処理は前記カーソルの自
動移動処理であって、前記第1の特定領域内で前記カー
ソルの1以上の移動先を案内表示する第1の表示制御手
段と、前記ポインティングデバイスによる移動先の選択
および確定の操作に応じて前記カーソルの表示位置を前
記第1の特定領域内から選択の移動先の第2の特定領域
内に移動するように前記情報処理装置に指示する第2の
表示制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1に記載のグラ
フィカルユーザインターフェースにおいて、前記第1の
特定領域には案内情報が与えられており、前記カーソル
が前記第1の特定領域内に位置した場合には音声で該案
内情報を出力する音声出力手段をさらに具えたことを特
徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項3または請求項
4に記載のグラフィカルユーザインターフェースにおい
て、前記第1の表示制御手段により前記カーソルが前記
第2の特定領域内に移動した後、前記第2の表示制御手
段は、該第2の特定領域内でのカーソルの移動のみを許
可することを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、第1の特定キーの操作
に応じて第1の特定領域を指定し、該第1の特定領域の
指定位置を確定するための確定操作が第2の特定キーに
より行われた場合に、前記第1の特定領域に割り当てた
情報処理を情報処理装置に実行させるグラフィカルユー
ザインターフェースにおいて、前記情報処理はフォーカ
スの自動移動処理であって、前記第1の特定領域内で前
記フォーカスの1以上の移動先を案内表示する表示制御
手段と、前記1以上の移動先の中の1つを選択するため
の第3の特定キーと、当該第3のキーにより移動先が選
択され、前記第2の特定キーによりその選択が確定され
た場合、選択された移動先の第2の特定領域に前記フォ
ーカスの位置を移動するように前記情報処理装置に指示
する入力制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、第1の特定キーの操作
に応じて第1の特定領域を指定し、該第1の特定領域の
指定位置を確定するための確定操作が第2の特定キーに
より行われた場合に、前記第1の特定領域に割り当てた
情報処理を情報処理装置に実行させるグラフィカルユー
ザインターフェースにおいて、前記情報処理は表示画面
上で位置を指定するためのカーソルの自動移動処理であ
って、前記第1の特定領域内で前記カーソルの1以上の
移動先を案内表示する表示制御手段と、前記1以上の移
動先の中の1つを選択するための第3の特定キーと、当
該第3のキーにより移動先が選択され、前記第2の特定
キーによりその選択が確定された場合、選択された移動
先の第2の特定領域に前記カーソルの位置を移動するよ
うに前記情報処理装置に指示する入力制御手段とを具え
たことを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、ポインティングデバイ
スの操作に応じて表示画面上のカーソルを移動させ、前
記カーソルにより第1の特定領域内の位置を指定するた
めの確定操作が前記ポインティングデバイスにより行わ
れた場合に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処理
を情報処理装置に実行させるグラフィカルユーザインタ
ーフェースの位置指定方法において、前記情報処理はフ
ォーカスの自動移動処理であって、前記第1の特定領域
内で前記フォーカスの1以上の移動先を案内表示する表
示制御ステップと、当該案内表示された1以上の移動先
の1つを前記ポインティングデバイスにより選択し、確
定する選択ステップと、前記複数の移動先の中の1つが
選択され確定された場合、当該選択された移動先の第2
の特定領域に前記フォーカスの位置を移動するように前
記情報処理装置に指示する入力制御ステップとを具えた
ことを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項8に記載のグラ
フィカルユーザインターフェースの位置指定方法におい
て、前記第1の特定領域には案内情報が与えられてお
り、前記カーソルが前記第1の特定領域内に位置した場
合には音声で該案内情報を出力する音声出力ステップを
さらに具えたことを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、ポインティングデバ
イスの操作に応じて表示画面上のカーソルを移動させ、
前記カーソルにより第1の特定領域内の位置を指定する
ための確定操作が前記ポインティングデバイスにより行
われた場合に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処
理を情報処理装置に実行させるグラフィカルユーザイン
ターフェースの位置指定方法において、前記情報処理は
前記カーソルの自動移動処理であって、前記第1の特定
領域内で前記カーソルの1以上の移動先を案内表示する
第1の表示制御ステップと、当該案内表示された1以上
の移動先の1つを前記ポインティングデバイスにより移
動先の選択し、確定する選択ステップと、前記カーソル
の表示位置を前記第1の特定領域内から選択の移動先の
第2の特定領域内に移動するように前記情報処理装置に
指示する第2の表示制御ステップとを具えたことを特徴
とする。
【0019】請求項11の発明は、請求項10に記載の
グラフィカルユーザインターフェースの位置指定方法に
おいて、前記第1の特定領域には案内情報が与えられて
おり、前記カーソルが前記第1の特定領域内に位置した
場合には音声で該案内情報を出力する音声出力ステップ
をさらに具えたことを特徴とする。
【0020】請求項12の発明は、請求項10または請
求項11に記載のグラフィカルユーザインターフェース
の位置指定方法において、前記第1の表示制御手段によ
り前記カーソルが前記第2の特定領域内に移動した後、
該第2の特定領域内でのカーソルの移動のみを許可する
ことを特徴とする。
【0021】請求項13の発明は、第1の特定キーの操
作に応じて第1の特定領域を指定し、該第1の特定領域
の指定位置を確定するための確定操作が第2の特定キー
により行われた場合に、前記第1の特定領域に割り当て
た情報処理を情報処理装置に実行させるグラフィカルユ
ーザインターフェースの位置指定方法において、前記情
報処理はフォーカスの自動移動処理であって、前記第1
の特定領域内で前記フォーカスの1以上の移動先を案内
表示する表示制御ステップと、前記1以上の移動先の中
の1つを第3のキーにより選択する選択ステップと、前
記第3のキーによる選択を前記第2の特定キーにより確
定する確定ステップと、当該確定された移動先の第2の
特定領域に前記フォーカスの位置を移動するように前記
情報処理装置に指示する入力制御ステップとを具えたこ
とを特徴とする。
【0022】請求項14の発明は、第1の特定キーの操
作に応じて第1の特定領域を指定し、該第1の特定領域
の指定位置を確定するための確定操作が第2の特定キー
により行われた場合に、前記第1の特定領域に割り当て
た情報処理を情報処理装置に実行させるグラフィカルユ
ーザインターフェースの位置指定方法において、前記情
報処理は表示画面上で位置を指定するためのカーソルの
自動移動処理であって、前記第1の特定領域内で前記カ
ーソルの1以上の移動先を案内表示する表示制御ステッ
プと、前記1以上の移動先の中の1つを第3のキーによ
り選択する選択ステップと、前記第3のキーによる選択
を確定する確定ステップと、当該選択された移動先の第
2の特定領域に前記カーソルの位置を移動するように前
記情報処理装置に指示する入力制御ステップとを具えた
ことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0024】最初にGUIの位置指定方法について説明
する。図1は本発明を適用したGUIの表示状態を示
す。図1において、1はマウスの移動方向および移動量
に対応して、表示画面上のウィンドウ4内で移動するマ
ウスカーソルである。2は本発明に係わるプルダウンメ
ニューであり、キャプション名(オブジェクトに与えら
れる識別名)として「ブラインド」が与えられている。
プルダウンメニュー2の領域内にマウスカーソルが位置
すると、サブメニュー3が表示される。サブメニュー3
には4つのメニュー項目名が記載されている。本発明に
係わるメニュー項目は「領域移動」および「マウス移
動」である。
【0025】マウスカーソルがメニュー項目の「領域移
動」9に位置すると、図2に示すようにこの項目のサブ
メニュー10が表示される。図2の表示例では選択項目
として「見出し」11および「本文」12が用意されて
いる。「見出し」とは表示領域5に対して与えられた名
称であり、表示領域6に表示された文書の見出しが表示
領域5に表示される。「本文」とは表示領域6に対して
与えられた名称である。この表示領域に文書が表示され
る。本実施形態では、操作者が選択項目のたとえば、
「見出し」10にマウスカーソルを位置させ、マウスの
右ボタンクリックにより確定を指示すると、表示画面上
のフォーカスが他の領域から表示領域に自動的に移動す
る。ここで、フォーカスとは、文字の入力やマウスによ
る入力が有効となる状態を意味する。たとえば、複数の
ウィンドウ画面が表示画面上に表示されている場合に
は、従来では、特定のウィンドウをマウス操作で指定す
ることで、特定のウィンドウ画面にフォーカスが移動す
る。操作者が選択項目の「本文」12にマウスカーソル
を位置させた状態で、マウスの右クリックボタンを操作
すると、表示画面上のフォーカスが表示領域6に自動的
に移動する。
【0026】従来のプルダウンメニューの操作では、操
作者がマウスの操作で上部のメニューの何らかの選択項
目の1つを選択し、確定を行うと、操作者は次に、図2
の例で、たとえば、表示領域の任意の位置までマウスカ
ーソルを移動させて、フォーカスを移動させていた。こ
れに対し、本実施形態では、表示画面上の分割表示領域
にフォーカスを自動移動させるプルダウンメニューが用
意されている。
【0027】したがって、操作者は上部の他のメニュー
を使用したときは、項目「領域移動」9を使用すること
で、所望の領域にフォーカスを自動的に移動させること
ができる。
【0028】次に、図1の項目「マウス移動」13の機
能を説明する。
【0029】操作者がマウスカーソルを図1のサブメニ
ュー3上の項目「マウス移動」13に位置させると、図
3に示すように選択メニュー14が表示される。選択メ
ニュー14には「ツールボタン1」15および「ツール
ボタン2」16が用意されている。
【0030】操作者が項目「ツールボタン1」15を選
択すると、正確には、項目「ツールボタン1」15の表
示領域をマウスカーソルにより位置指定し、マウス10
7の右クリックボタンにより確定操作を行うと、マウス
カーソルは、図4に示すようにボタン群7の先頭ボタン
に自動的に移動する。この機能で、上述の「領域移動」
の機能と異なる点は、マウスカーソルの移動範囲が限定
される点にある。
【0031】この例では、図4の上部のボタン群7のみ
を含む領域17が自動設定されて、操作者はこの領域1
7内でのみマウスカーソルの移動が可能であり、領域1
7の外へマウスカーソルを移動させることができない。
これにより操作者が図4の下部のボタン群8のいずれか
を誤操作することを防ぐことができる。
【0032】以上説明した「領域移動」および「カーソ
ル移動」の処理において、操作ボタン、メニュー項目に
ついてのキャプション名あるいは操作のための案内が音
声で出力されることは言うまでもない。
【0033】このような機能を実現するGUIを実装し
た汎用コンピュータ(情報処理装置)のシステム構成を
図5を参照して説明する。なお、汎用コンピュータとし
ては、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等
周知のコンピュータを使用できるので、システム構成の
説明は簡単に留め、本発明に係わる点を説明する。
【0034】図5において、CPU100はオペレーテ
ィングシステム、アプリケーションプログラムを実行す
る。上述のGUIを実現するためのプログラムはワープ
ロ、表計算ソフト等各種のアプリケーションプログラム
の中に組み込まれている。システムメモリ101はシス
テム情報を保存するROMおよびCPU100用の一時
記憶として使用するRAMで構成される。
【0035】ハードディスク記憶装置(HDと略記す
る)102は上記オペレーティングシステムやアプリケ
ーションプログラムを保存する。オペレーティングシス
テムおよびアプリケーションプログラムはシステムメモ
リ101にロードされた後、CPU100により実行さ
れる。マウスカーソルの表示機能やフォーカスの移動機
能を有するオペレーティングシステムとしては、たとえ
ば、ウィンドウズ95(マイクロソフト社の商標)を使
用することができる。また、アプリケーションプログラ
ムに付随して、本発明のGUIを実現するためのボタ
ン、プルダウンメニューの図形イメージもHD102に
予め保存されているものとする。
【0036】VRAM(ビデオRAM)はディスプレイ
105に表示すべき1画面分のイメージを記憶する。V
RAM103に記憶されているイメージが一定周期で、
CPU100あるいはダイレクトメモリアクセスコント
ローラ(不図示)によりI/O(入出力インターフェー
ス)104経由でディスプレイ105に送られ、表示さ
れる。CPU100は表示画面の変更が必要な場合、た
とえば、マウスカーソルの移動等が生じた場合には、新
たに表示すべきイメージを合成し、VRAM103に書
き込む。この処理は従来から知られており、詳細な説明
を省略する。
【0037】マウス107はその移動に応じてX,Y方
向それぞれについてのパルス信号を発生する。発生され
たX,Y方向についてのパルス信号がI/O106を介
してCPU100により読み取られる。CPU100は
パルスが発生する毎に表示画面上のマウスカーソルをX
またはY方向に単位長さだけ、移動させる。
【0038】なお、上述した「マウス移動」メニュー項
目が選択された場合には、予め定められた領域内のみに
マウスカーソルの移動が制限される。この制限処理につ
いては図9を参照して説明する。
【0039】デジタルアナログ変換器(D/A)108
はデジタル信号形態の合成音声信号をアナログ信号に変
換して、スピーカ109から合成音声を再生出力させ
る。なお、デジタル合成音声は、HD102に上記アプ
リケーションプログラムに付随して保存されている周知
の音声合成プログラムにより作成される。
【0040】図6〜図9を参照して本発明に係わるCP
U100の処理内容を説明する。
【0041】図6はCPU100のメイン処理手順を示
す。図7は領域移動処理に関する処理手順を示す。図8
はマウス移動処理に関する処理手順を示す。図9はマウ
スカーソル移動制限処理に関する処理手順を示す。図6
〜図9に示す処理手順は、CPU100が実行可能なプ
ログラム言語の形態で、アプリケーションプログラム
(ワープロソフトや表計算ソフトの中に組み込まれる。
図6〜図9の処理手順を実行しているときのCPU10
0、マウス107およびディスプレイ等がGUIとして
機能する。
【0042】図6の処理手順は、アプリケーションプロ
グラムが起動された後、マウスイベント(マウスの移動
(パルス信号の発生)やマウス107のクリックボタン
の操作が発生したときに実行される。操作者が図1のメ
ニュー「ブラインド」を指定するために、マウスカーソ
ルを他の位置からメニュー「ブラインド」へ移動させる
と、パルス信号1個分に相当する単位長さだけマウスカ
ーソルを移動させる(ステップS10)。より具体的に
は、システムメモリ101に記憶してあるマウスカーソ
ル位置情報(マウスカーソルの表示画面上の座標位置)
を更新し、VARAM103上のマウスカーソルのイメ
ージ位置を更新する。これに応じて、マウスカーソルの
表示画面の位置が更新される。
【0043】CPU100はステップS20において、
更新後のカーソル現在位置が、メニュー「ブラインド」
2の表示領域内に位置するか否かを判定する。この場
合、マウスカーソルはまだメニュー「ブラインド」2の
表示領域内に位置していないので、判定はNO判定とな
る。この結果、手順はリターンに進み、マウス107か
らのパルス信号の入力を待つ。操作者がマウス107を
移動操作し続けると、連続的にパルス信号が発生される
ので、パルスの発生ごとに図6のステップS10→S2
0→リターンの手順が繰り返され、マウスカーソルの表
示位置が更新される。これにより、操作者にとってはマ
ウスカーソルがマウス107の移動に伴って移動してい
るように見える。マウスカーソルがメニュー「ブライン
ド」2内に位置すると、図6のステップS20の判定結
果がYESとなる。
【0044】次に、CPU100はキャプション名の音
声出力の要否を判定する。本形態では、メニュー「ブラ
インド」2の外から内にマウスカーソルが移動したとき
に始めてキャプション名を音声出力し、音声出力後はメ
ニュー「ブラインド」2内をマウスカーソルが移動して
もキャプション名を発生させない。このために、音声出
力の有無をフラグ情報の形態で記憶する。このフラグ情
報がたとえば、オフ(出力なし)で、マウスカーソルの
位置がメニュー「ブラインド」2内となったときにステ
ップS30の判定がYESとなる。
【0045】マウスカーソルがメニュー「ブラインド」
2内に初めて位置し、ステップS30の判定がYES判
定となると、CPU100はメニュー「ブラインド」2
のキャプション名をHD102から読み出し、音声合成
プログラムにしたがって、合成音声信号を作成し、スピ
ーカ109からキャプション名を出力させる(ステップ
S31)。
【0046】CPU100はメニュー「ブラインド」2
のサブメニュー3のイメージをHD102から読み出し
VRAM103上で画面イメージと合成することにより
ディスプレイ105の表示画面上にサブメニュー3を表
示する(ステップS32)。手順はリターンに移行し、
CPU100は操作者のマウス107の移動、すなわ
ち、マウスカーソルの移動を待つ。操作者がマウスカー
ソルをメニュー「ブラインド」2の領域内の位置から、
たとえば、サブメニュー3の項目「領域移動」9の領域
内へ移動させると、手順はステップS10〜S40→S
45へと進み、図7の領域移動処理が実行される。
【0047】操作者がマウスカーソルをメニュー「ブラ
インド」2の領域内からサブメニュー3の項目「マウス
移動」13の領域内に移動させるとCPU100の実行
手順はステップS10〜S50→S55へと進み、図8
のマウス移動処理が実行される。
【0048】操作者が項目「領域移動」を選択したい場
合、CPUは図7のステップS100でサブメニュー3
にける選択項目名、この場合、「領域移動」を音声出力
する。
【0049】続いて、図2に示すようにサブメニュー1
0を表示させて、操作者の選択を待つ(ステップS12
0〜S130ループ処理)。操作者が項目「見出し」1
1を選択した場合(マウスカーソルを項目「見出し」1
1の領域へ移動する操作が行われた場合)には、選択の
項目の識別名を音声出力する(ステップS120→S1
21)。CPU100はマウス107の右クリックボタ
ンによる確定操作に応じて、見出し領域5へフォーカス
の自動移動をオペレーティングシステムに指示する。よ
り具体的には、CPU100はフォーカスを移動する領
域をオペレーティングシステムに引き渡し、オペレーテ
ィングシステムによりフォーカスの移動を実行させる。
最後にCPU100は移動先の領域の名称や機能などを
音声出力して、見出し領域5への領域移動処理を終了す
る(ステップS122〜S124)。
【0050】操作者が項目「本文」12を選択した場合
には、その操作がステップS130で検出され、ステッ
プS131〜S134で、移動した領域の音声による案
内およびフォーカス移動処理が行われる。
【0051】操作者が図3に示すようにサブメニュー3
内の項目「マウス移動」13を選択した場合は、図8の
処理手順が実行される。CPU100は選択された項目
「マウス移動」の識別名(キャプション名)を音声で出
力し、選択メニュー14を表示させる(ステップS20
0→S210)。サブメニュー14中の項目「ツールボ
タン1」15が操作者により選択された場合、すなわ
ち、操作者がマウスカーソルを項目「マウス移動」13
から項目「ツールボタン1」15に移動した後、マウス
107の右クリックボタンを操作した場合は以下の処理
手順が実行される。
【0052】CPU100はステップS220で、マウ
スカーソルの位置から項目「ツールボタン1」15が選
択されたことを検出し、この項目名を音声で出力する。
次にマウス107の右クリックボタンの操作(入力の確
定操作)に応じて、項目「ツールボタン1」15に割り
当てられたツールボタン群7(図4参照)についてのマ
ウスカーソル移動可能領域17の範囲設定を行う。より
具体的には、システムメモリ領域内にマウスカーソル移
動可能領域の範囲を示す座標値を記憶する専用領域が設
けてあり、CPU100は上記座標値の示す範囲での
み、マウスカーソルの移動を許容する。ボタン群1、後
述のボタン群2については、それぞれのマウスカーソル
移動可能領域の範囲が予め定められ、その範囲を示す座
標値がHD102に記憶されているので、CPU100
はHD102からツールボタン群1のマウスカーソル移
動可能領域の座標値を読み出し、システムメモリ101
の専用記憶領域に上書き記憶することで、領域の設定を
行う(ステップS222)。
【0053】CPU100は次に、マウスカーソルを現
在の項目「ツールボタン1」15の表示領域内の位置か
らツールボタン群1の表示領域内の先頭ボタンの位置に
マウスカーソルを移動するようオペレーティングシステ
ムに指示し、より具体的には、マウスカーソルの現在の
位置(カーソルポインタの値)を、移動すべき位置に変
更する。これによりツールボタン群1の表示領域内の先
頭ボタンの位置にマウスカーソルが移動する。CPU1
00はマウスカーソルの移動可能領域17内でのマウス
カーソルの移動やマウス107の右ボタンクリックよる
ボタン操作を受け付ける(ステップS223)。
【0054】操作者が図3の選択メニュー14内の項目
「ツールボタン2」16を選択した場合には、CPU1
00の実行手順はステップS230〜233へと進み、
上述のツールボタン群7の場合と同様にマウスカーソル
がツールボタン群8の先頭ボタンに自動的に移動され、
マウスカーソルの移動可能領域が設定され、マウスカー
ソルの移動範囲が制限される。
【0055】マウスカーソルの移動範囲の制限処理につ
いて図9を参照して説明する。図9の処理手順は、マウ
ス107からXまたはY方向への移動に応じてパルスが
発生する毎に割り込み的に実行される。図9において、
CPU100はシステムメモリ101内のマウスカーソ
ルの現在の表示位置の座標値が、システムメモリ101
内の専用領域に設定されているマウスカーソル移動可能
領域の示す矩形枠上に位置しているか否かを判定する
(ステップS300)。マウスカーソルの現在位置が矩
形枠上にない場合は、矩形枠内にマウスカーソルが位置
しているので(ステップS300がNO判定)、マウス
カーソルを所定長さ、たとえば、1ドット分マウス10
7の移動方向に沿って移動させる。マウスカーソルが矩
形枠上に位置している場合には、次に、マウスカーソル
が矩形枠の外への移動するように指示されているか否か
をマウス107の移動方向に基づき判定する(ステップ
S310)。判定結果が肯定判定の場合、すなわち、マ
ウス移動可能領域から外にマウスカーソルを操作者が移
動させようとしている場合には、マウスカーソルの移動
処理を行わず、図9の処理手順を終了する。これにより
表示画面上のマウスカーソルは、マウス移動可能領域の
矩形枠上に位置したままとなる。また、ステップS31
0の判定がNOとなった場合は、矩形枠上のマウスカー
ソルを矩形枠内に移動しようとしているので、CPU1
00は所定長さだけ、マウスカーソルを移動させる(ス
テップS315)。なお、このマウスカーソルの移動の
ために、CPU100がVRAM103のマウスカーソ
ル図形の記憶位置を更新することは詳細な説明を要しな
いであろう。
【0056】以上の処理手順を実行することにより、表
示画面上のマウスカーソルは、マウス移動可能領域の外
に移動することはない。上述のように、項目「マウス移
動」13のようなマウス移動処理が指示された場合にマ
ウスカーソルの移動を制限する特定領域が設定される。
また、デフォルトとしては表示画面の最大表示領域が設
定され、上記のボタン群7のいずれかが操作されてた後
は、マウス移動可能領域はデフォルトに戻される。
【0057】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。 1)上述の形態ではポインティングデバイスの一例とし
てマウスを説明したがが、ポインティングデバイスとし
ては他の装置、たとえば、トラックボール等、周知の装
置を使用することができる。 2)上述の実施形態では、メニュー「ブラインド」2は
プルダウンメニュー(サブメニューが画面の下方向に表
示されるメニュー)について説明したが、左右、あるい
は上方向にサブメニューが表示されるメニュー形態とし
ていもよいし、他のメニュー形態とすることもできる。 3)上述の実施形態では、マウスカーソルがメニュー項
目上に位置した場合には、従来と同様、メニュー項目の
表記、識別名、あるいはキャップション名を音声で案内
したが、さらに、メニュー項目の機能を案内することが
できる。この場合には、メニュー項目の位置、メニュー
項目名および案内すべきメッセージ内容を示す文字列を
HD102に記憶し、マウスカーソルの位置から該当の
メッセージをCPU100により読み出し、音声出力す
る。この案内としては、上述のようにマウスカーソルが
自動移動することや移動可能領域が制限されることなど
を含めるとよい。また、ヒント表示(マウスカーソルが
一定時間以上、停止状態にあると、マウスカーソルの指
定するボタン、アイコン等の機能を案内表示する機能)
を音声でも出力してもよいこと勿論である。 4)上述の実施形態では、マウスカーソルの移動に関連
して音声で案内を出力しているが、健常者用としてアプ
リケーションを使用する場合には、特に音声出力を行う
必要はない。 5)フォーカスの自動的な移動に応答して各種の情報処
理を実行することができる。たとえば、マウスカーソル
もフォーカス画面に自動移動する処理、文字位置を指定
する文字カーソルをマウスカーソルの指定位置に自動移
動し、文字入力を可能とする処理等をCPU100によ
り実行することもできる。また、フォーカス画面内の特
定のアイコンをデフォルト的に指定する等の処理もCP
U100により実行可能である。 6)上述の実施形態ではマウスカーソルが自動移動する
特定領域は矩形枠の形状をしていたが、矩形枠に限定さ
れることはない。一例としてはタブとよばれる図形領域
や各種形状のウィンドウ領域に本発明を適用することが
可能である。 7)上述の実施形態では、フォーカスが自動移動する特
定領域としては、ワープロソフトの見出し表示領域およ
び本文表示領域の例を説明したが、その他、表計算ソフ
トで使用されるセル領域、左右下部に設けられたツール
バー(複数のコマンド入力用のアイコンが表示される帯
形状のグラフィカルインターフェース)の表示領域に対
してもフォーカスマウスカーソルの移動先とすることが
できる。また、マウスカーソルの移動先とすることもで
きる。 8)上述の実施形態では、マウスの操作でフォーカスの
移動先、マウスカーソルの移動先を選択し、その移動を
指示する例であったが、マウスの代わりにキーボード上
の特定キーを代用することができる。この場合には、た
とえば。ALTキーと“B”の文字キーの同時押下で、
「ブラインド」メニューおよびそのサブメニューを開
き、(メニューを指示し、表示させること)矢印キーの
操作によりメニュー項目および移動先を選択する。ま
た、ENTERキー(リターンキーとも呼ばれる)で、
選択されたフォーカスの移動先またはマウスの移動先を
確定する。また、図6〜図8の処理手順では、マウスカ
ーソルが指定する領域の判定の代わりに、予め領域や機
能ごとに割り当てられた上述のキーの種類判別を行うこ
とになる。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1,8の
発明によれば、プルダウンメニューなどの第1の特定領
域でフォーカスの移動先を指定することができるので、
従来のようにTABキー等を操作する必要はなく、メニ
ューを選択するだけで、フォーカスの移動先を指定する
ことができる。また、従来のようにフォーカスしたい領
域そのものをポインティングデバイスで位置指定する必
要はない。これによりポインティングデバイスの操作労
力が低減する。
【0059】請求項2,9の発明によれば、フォーカス
移動についての第1の特定領域での位置指定に関連して
その領域の識別名が音声で出力されるので、視覚障害者
がポインティングデバイスを操作してもカーソルの位置
を識別できる。
【0060】請求項3,10の発明では、プルダウンメ
ニューやポップアップメニューあるいはそのサブメニュ
ーのような形態で、1以上の第1の特定領域を作成して
おき、ポインティングデバイスによりこの第1の特定領
域を位置指定した場合には、カーソルが第2の特定領域
に自動的に移動する。したがって、操作者は、第2の特
定領域の位置指定のためにカーソルを移動させる必要が
なく、ポインティングデバイスの煩雑な操作から開放さ
れる。
【0061】請求項4,11の発明では、カーソルの移
動についての第1の特定領域での位置指定に関連してそ
の領域の識別名が音声で出力されるので、視覚障害者が
ポインティングデバイスを操作してもカーソルの位置を
識別できる。
【0062】請求項5,12の発明によれば、カーソル
の移動先での移動範囲が制限されるので、ボタン群や複
数のアイコン等が配置されている領域の中の(第2の)
特定領域へカーソルを自動移動させても他のボタンやア
イコンを間違って位置指定することはない。
【0063】請求項6,13の発明によれば、第1〜第
3の特定キーの操作だけで、フォースの移動先を選択す
ることができる。
【0064】請求項7,14の発明よれば、第1〜第3
の特定キーの操作だけでマウスカーソルなどのカーソル
の移動先を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のプルダウンメニューの表示例
を示す説明図である。
【図2】本発明実施形態のプルダウンメニューの内容を
示す説明図である。
【図3】本発明実施形態のプルダウンメニューの内容を
示す説明図である。
【図4】本発明実施形態のマウスカーソルの移動先の内
容を示す説明図である。
【図5】本発明実施形態のシステム構成を示すブロック
図である。
【図6】本発明実施形態のメイン処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の領域移動処理の内容を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明実施形態のマウス移動処理を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明実施形態のマウスカーソル移動制限処理
の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 CPU 101 システムメモリ 102 HD 103 VRAM 104,106 I/O 105 ディスプレイ 107 マウス 108 D/A 109 スピーカ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイスの操作に応じて
    表示画面上のカーソルを移動させ、前記カーソルにより
    第1の特定領域内の位置を指定するための確定操作が前
    記ポインティングデバイスにより行われた場合に、前記
    第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報処理装置に
    実行させるグラフィカルユーザインターフェースにおい
    て、 前記情報処理はフォーカスの自動移動処理であって、前
    記第1の特定領域内で前記フォーカスの1以上の移動先
    を案内表示する表示制御手段と、 前記ポインティングデバイスにより前記1以上の移動先
    の中の1つが選択され確定された場合、選択された移動
    先の第2の特定領域に前記フォーカスの位置を移動する
    ように前記情報処理装置に指示する入力制御手段とを具
    えたことを特徴とするグラフィカルユーザインターフェ
    ース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のグラフィカルユーザイ
    ンターフェースにおいて、前記第1の特定領域には案内
    情報が与えられており、前記カーソルが前記第1の特定
    領域内に位置した場合には音声で該案内情報を出力する
    音声出力手段をさらに具えたことを特徴とするグラフィ
    カルユーザインターフェース。
  3. 【請求項3】 ポインティングデバイスの操作に応じて
    表示画面上のカーソルを移動させ、前記カーソルにより
    第1の特定領域内の位置を指定するための確定操作が前
    記ポインティングデバイスにより行われた場合に、前記
    第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報処理装置に
    実行させるグラフィカルユーザインターフェースにおい
    て、 前記情報処理は前記カーソルの自動移動処理であって、
    前記第1の特定領域内で前記カーソルの1以上の移動先
    を案内表示する第1の表示制御手段と、 前記ポインティングデバイスによる移動先の選択および
    確定の操作に応じて前記カーソルの表示位置を前記第1
    の特定領域内から選択の移動先の第2の特定領域内に移
    動するように前記情報処理装置に指示する第2の表示制
    御手段とを具えたことを特徴とするグラフィカルユーザ
    インターフェース。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のグラフィカルユーザイ
    ンターフェースにおいて、前記第1の特定領域には案内
    情報が与えられており、前記カーソルが前記第1の特定
    領域内に位置した場合には音声で該案内情報を出力する
    音声出力手段をさらに具えたことを特徴とするグラフィ
    カルユーザインターフェース。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載のグラフ
    ィカルユーザインターフェースにおいて、前記第1の表
    示制御手段により前記カーソルが前記第2の特定領域内
    に移動した後、前記第2の表示制御手段は、該第2の特
    定領域内でのカーソルの移動のみを許可することを特徴
    とするグラフィカルユーザインターフェース。
  6. 【請求項6】 第1の特定キーの操作に応じて第1の特
    定領域を指定し、該第1の特定領域の指定位置を確定す
    るための確定操作が第2の特定キーにより行われた場合
    に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報処
    理装置に実行させるグラフィカルユーザインターフェー
    スにおいて、 前記情報処理はフォーカスの自動移動処理であって、前
    記第1の特定領域内で前記フォーカスの1以上の移動先
    を案内表示する表示制御手段と、 前記1以上の移動先の中の1つを選択するための第3の
    特定キーと、 当該第3のキーにより移動先が選択され、前記第2の特
    定キーによりその選択が確定された場合、選択された移
    動先の第2の特定領域に前記フォーカスの位置を移動す
    るように前記情報処理装置に指示する入力制御手段とを
    具えたことを特徴とするグラフィカルユーザインターフ
    ェース。
  7. 【請求項7】 第1の特定キーの操作に応じて第1の特
    定領域を指定し、該第1の特定領域の指定位置を確定す
    るための確定操作が第2の特定キーにより行われた場合
    に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報処
    理装置に実行させるグラフィカルユーザインターフェー
    スにおいて、 前記情報処理は表示画面上で位置を指定するためのカー
    ソルの自動移動処理であって、前記第1の特定領域内で
    前記カーソルの1以上の移動先を案内表示する表示制御
    手段と、 前記1以上の移動先の中の1つを選択するための第3の
    特定キーと、 当該第3のキーにより移動先が選択され、前記第2の特
    定キーによりその選択が確定された場合、選択された移
    動先の第2の特定領域に前記カーソルの位置を移動する
    ように前記情報処理装置に指示する入力制御手段とを具
    えたことを特徴とするグラフィカルユーザインターフェ
    ース。
  8. 【請求項8】 ポインティングデバイスの操作に応じて
    表示画面上のカーソルを移動させ、前記カーソルにより
    第1の特定領域内の位置を指定するための確定操作が前
    記ポインティングデバイスにより行われた場合に、前記
    第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報処理装置に
    実行させるグラフィカルユーザインターフェースの位置
    指定方法において、 前記情報処理はフォーカスの自動移動処理であって、前
    記第1の特定領域内で前記フォーカスの1以上の移動先
    を案内表示する表示制御ステップと、 当該案内表示された1以上の移動先の1つを前記ポイン
    ティングデバイスにより選択し、確定する選択ステップ
    と、 前記複数の移動先の中の1つが選択され確定された場
    合、当該選択された移動先の第2の特定領域に前記フォ
    ーカスの位置を移動するように前記情報処理装置に指示
    する入力制御ステップとを具えたことを特徴とするグラ
    フィカルユーザインターフェースの位置指定方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のグラフィカルユーザイ
    ンターフェースの位置指定方法において、前記第1の特
    定領域には案内情報が与えられており、前記カーソルが
    前記第1の特定領域内に位置した場合には音声で該案内
    情報を出力する音声出力ステップをさらに具えたことを
    特徴とするグラフィカルユーザインターフェースの位置
    指定方法。
  10. 【請求項10】 ポインティングデバイスの操作に応じ
    て表示画面上のカーソルを移動させ、前記カーソルによ
    り第1の特定領域内の位置を指定するための確定操作が
    前記ポインティングデバイスにより行われた場合に、前
    記第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報処理装置
    に実行させるグラフィカルユーザインターフェースの位
    置指定方法において、 前記情報処理は前記カーソルの自動移動処理であって、
    前記第1の特定領域内で前記カーソルの1以上の移動先
    を案内表示する第1の表示制御ステップと、 当該案内表示された1以上の移動先の1つを前記ポイン
    ティングデバイスにより移動先の選択し、確定する選択
    ステップと、 前記カーソルの表示位置を前記第1の特定領域内から選
    択の移動先の第2の特定領域内に移動するように前記情
    報処理装置に指示する第2の表示制御ステップとを具え
    たことを特徴とするグラフィカルユーザインターフェー
    スの位置指定方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のグラフィカルユー
    ザインターフェースの位置指定方法において、前記第1
    の特定領域には案内情報が与えられており、前記カーソ
    ルが前記第1の特定領域内に位置した場合には音声で該
    案内情報を出力する音声出力ステップをさらに具えたこ
    とを特徴とするグラフィカルユーザインターフェースの
    位置指定方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    グラフィカルユーザインターフェースの位置指定方法に
    おいて、前記第1の表示制御手段により前記カーソルが
    前記第2の特定領域内に移動した後、該第2の特定領域
    内でのカーソルの移動のみを許可することを特徴とする
    グラフィカルユーザインターフェースの位置指定方法。
  13. 【請求項13】 第1の特定キーの操作に応じて第1の
    特定領域を指定し、該第1の特定領域の指定位置を確定
    するための確定操作が第2の特定キーにより行われた場
    合に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報
    処理装置に実行させるグラフィカルユーザインターフェ
    ースの位置指定方法において、 前記情報処理はフォーカスの自動移動処理であって、前
    記第1の特定領域内で前記フォーカスの1以上の移動先
    を案内表示する表示制御ステップと、 前記1以上の移動先の中の1つを第3のキーにより選択
    する選択ステップと、 前記第3のキーによる選択を前記第2の特定キーにより
    確定する確定ステップと、 当該確定された移動先の第2の特定領域に前記フォーカ
    スの位置を移動するように前記情報処理装置に指示する
    入力制御ステップとを具えたことを特徴とするグラフィ
    カルユーザインターフェースの位置指定方法。
  14. 【請求項14】 第1の特定キーの操作に応じて第1の
    特定領域を指定し、該第1の特定領域の指定位置を確定
    するための確定操作が第2の特定キーにより行われた場
    合に、前記第1の特定領域に割り当てた情報処理を情報
    処理装置に実行させるグラフィカルユーザインターフェ
    ースの位置指定方法において、 前記情報処理は表示画面上で位置を指定するためのカー
    ソルの自動移動処理であって、前記第1の特定領域内で
    前記カーソルの1以上の移動先を案内表示する表示制御
    ステップと、 前記1以上の移動先の中の1つを第3のキーにより選択
    する選択ステップと、前記第3のキーによる選択を確定
    する確定ステップと、 当該選択された移動先の第2の特定領域に前記カーソル
    の位置を移動するように前記情報処理装置に指示する入
    力制御ステップとを具えたことを特徴とするグラフィカ
    ルユーザインターフェースの位置指定方法。
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