JP2001281268A - プローブの製造方法並びにプローブの取付方法及びプローブの取付装置 - Google Patents

プローブの製造方法並びにプローブの取付方法及びプローブの取付装置

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JP2001281268A JP2000307609A JP2000307609A JP2001281268A JP 2001281268 A JP2001281268 A JP 2001281268A JP 2000307609 A JP2000307609 A JP 2000307609A JP 2000307609 A JP2000307609 A JP 2000307609A JP 2001281268 A JP2001281268 A JP 2001281268A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソグラフィー技術を用いてプローブカード
を製造する場合には、一種類のプローブカードを作製す
るにも複数枚のフォトマスクが必要になり、プローブカ
ードのコスト高を招く。 【解決手段】 本発明のプローブの製造方法は、ニッケ
ル箔11にマトリックス状に配列したスリット11Aを
形成し且つ各スリット11A間に形成された支持体相当
部分4’Bをその両端で切り離し可能に形成する工程
と、ニッケル箔11に形成された各支持体相当部分4’
Bの一端部それぞれに対応させて接触子相当部分4’A
をシリコン基板17にマトリックス状に配列して作り込
む工程と、ニッケル箔11に形成された支持体相当部分
4’Bにシリコン基板17の接触子相当部分4’Aを一
括して転写する工程とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブ及びプロ
ーブの取付方法並びにプローブの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検査体、例えば半導体ウエハ(以下、
単に「ウエハ」と称す。)に多数形成されたメモリ回路
やロジック回路等の集積回路素子(ICチップ)の電気
的特性検査を行う場合にはプローブカードが用いられ
る。このプローブカードは、例えばICチップ上に形成
された複数の電極パッドに対応した複数のプローブを有
し、各プローブがウエハの電極パッドと電気的に接触し
た時にテスタとICチップ間で検査用信号の授受を中継
する役割を果たしている。
【0003】ところが最近では、ICチップの高集積化
によって電極パッドの配列が狭ピッチ化している。これ
に伴ってプローブの配列も狭ピッチ化している。そこ
で、このようなプローブの狭ピッチ化に対応させたプロ
ーブカードが例えば特開平8−50146号公報や特開
平11−133062号公報において提案されている。
これらの技術はいずれもリソグラフィー技術を利用して
複数の検査用電極の配列に対応した複数のプローブをセ
ラミックスやシリコン等からなるコンタクタ基板の表面
に一括して形成する技術である。プローブカードを構成
するプローブは、例えば、検査用電極と電気的に接触す
る接触子と、接触子を先端で片持ち支持する支持体を兼
ねるリード部とを有し、接触子が被検査体の検査用電極
の配列パターンと同一の配列パターンになるようにコン
タクタ基板上に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リソグ
ラフィー技術を用いる場合には、種類の異なるプローブ
カードを作製する度毎にそれぞれのプローブの配列パタ
ーンに即したフォトマスクを用いてプローブを作製しな
くてならず、しかも一種類のプローブカードを作製する
にもプローブが接触子及びリード部等の複数の部材から
構成され、それぞれの構成部材は異なる形状を有してい
るため、複数枚のフォトマスクが必要になる。況して、
多品種少量生産時代にあっては被検査体の種類が増え、
各被検査体毎に独自のプローブカードを準備しなくては
ならないため、フォトマスクの使用枚数も激増し、フォ
トマスクの作製だけでも多大な時間と費用が必要とな
り、プローブカードのコスト高を招くという課題があっ
た。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、種類を異にするプローブカードに共通して
使用することができるプローブを量産することができる
プローブの製造方法を提供することを目的としている。
また、多品種少量生産のプローブカードであってもそれ
ぞれに固有のプローブを作製するためのフォトマスクを
必要とせず一種類のプローブを配列を異にする複数種の
プローブカードに確実に取り付けることができ、しかも
プローブカードを低コストで製造することができるプロ
ーブの取付方法及びプローブ取付装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプローブの製造方法は、被検査体と電気的に接触する
接触子と、この接触子を先端で支持する支持体とを有す
るプローブの製造方法であって、金属箔に上記支持体に
相当する部分を形成するために複数のスリットを所定の
パターンに配列して形成する工程と、上記金属箔に形成
された各支持体に相当する部分の一端部それぞれに対応
させて上記接触子に相当する部分を被エッチング基板に
配列して作り込む工程と、上記被エッチング基板の接触
子に相当する部分を上記金属箔に形成された支持体に相
当する部分に一括して転写してプローブ配列体を形成す
る工程とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
の製造方法は、被検査体と電気的に接触する接触子と、
この接触子を先端で支持する支持体とを有するプローブ
の製造方法であって、金属箔に上記支持体に相当する部
分を形成するために複数のスリットを所定のパターンに
配列して形成する工程と、上記金属箔に形成された各支
持体に相当する部分の一端部それぞれに対応させて上記
接触子に相当する部分を被エッチング基板に配列して作
り込む工程と、上記被エッチング基板の接触子に相当す
る部分を上記金属箔に形成された支持体に相当する部分
に一括して転写してプローブ配列箔を形成する工程と、
上記プローブ配列箔をシート基板に貼り合わせてプロー
ブ配列体を形成する工程と、上記プローブ配列体におい
て上記支持体に相当する部分を上記金属箔から切断し、
上記シート基板から上記支持体に相当する部分を剥離自
在にする工程とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項3に記載のプローブ
の製造方法は、請求項1または請求項2に記載の発明に
おいて、上記支持体に相当する部分を形成する工程は、
上記金属箔の両面にレジストを塗布してレジスト膜を形
成する工程と、このレジスト膜を露光、現像して上記ス
リットに相当する部分の配列パターンに即した開口を上
記レジスト膜に形成する工程と、この金属箔を上記開口
からエッチングして上記金属箔に上記スリットを形成す
る工程とを有することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項4に記載のプローブ
の製造方法は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
載の発明において、上記接触子に相当する部分を作り込
む工程は、上記被エッチング基板にレジストを塗布して
レジスト膜を形成する工程と、このレジスト膜を露光、
現像して上記接触子に相当する部分の配列パターンに即
した開口を上記レジスト膜に形成する工程と、上記被エ
ッチング基板を上記開口からエッチングして上記接触子
用の凹部を形成する工程と、これらの凹部に金属を埋め
込む工程とを有することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項5に記載のプローブ
の製造方法は、被検査体の検査用電極と電気的に接触す
る接触子と、この接触子を支持する支持体とを有するプ
ローブを被エッチング基板を利用して複数同時に製造す
るプローブの製造方法であって、上記被エッチング基板
に上記接触子に相当する部分を所定のパターンに配列し
て作り込む工程と、この被エッチング基板に金属箔層を
形成する工程と、上記金属箔層に上記支持体に相当する
部分を形成するために複数のスリットを所定のパターン
に配列して形成する工程と、上記金属箔層を上記接触子
に相当する部分と一緒に上記被エッチング基板から剥離
する工程とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項6に記載のプローブ
の製造方法は、請求項5に記載の発明において、上記接
触子に相当する部分を作り込む工程は、上記被エッチン
グ基板にレジストを塗布してレジスト膜を形成する工程
と、このレジスト膜を露光、現像して上記接触子に相当
する部分の配列パターンに即した開口を上記レジスト膜
に形成する工程と、上記被エッチング基板を上記レジス
ト膜の開口からエッチングし上記接触子用の凹部を形成
する工程と、これらの凹部に金属を埋め込む工程とを有
することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項7に記載のプローブ
の製造方法は、請求項5または請求項6に記載の発明に
おいて、上記支持体に相当する部分を形成する工程は、
上記金属箔層の表面にレジストを塗布してレジスト膜を
形成する工程と、このレジスト膜を露光、現像して上記
スリットの配列パターンに即した開口を上記レジスト膜
に形成する工程と、このレジスト膜の開口から上記金属
箔層をエッチングして上記金属箔層に上記スリットを形
成する工程とを有することを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項8に記載のプローブ
の製造方法は、請求項5〜請求項7のいずれか1項に記
載の発明において、上記金属箔層を形成する工程は、金
属メッキ工程であることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項9に記載のプローブ
の製造方法は、請求項5〜請求項8のいずれか1項に記
載の発明において、上記金属箔層はバネ性のある導電性
金属からなることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の請求項10に記載のプロー
ブの製造方法は、請求項1〜請求項9のいずれか1項に
記載の発明において、上記接触子は表面に上記検査用電
極より硬度の高い導電性に優れた金属層を有することを
特徴とするものである。
【0016】また、本発明の請求項11に記載のプロー
ブの製造方法は、請求項1〜請求項10のいずれか1項
に記載の発明において、上記被エッチング基板がシリコ
ンからなることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明の請求項12に記載のプロー
ブの取付方法は、被検査体に形成された複数の集積回路
素子の検査用電極に対応させてコンタクタ基板にプロー
ブを取り付けるプローブの取付方法であって、上記コン
タクタ基板をX、Y、Z及びθ方向に移動させる工程
と、上記プローブ相当部分が金属箔に取り外し可能に複
数形成されたプローブ配列体を上記コンタクタ基板と平
行に支持してX、Y、Z方向に移動させる工程と、上記
プローブ配列体のプローブに相当する部分と上記コンタ
クタ基板のプローブ取付位置とを位置合わせする工程
と、上記プローブに相当する部分の基端部を上記コンタ
クタ基板に接合する工程と、上記プローブ配列体から上
記プローブに相当する部分を取り外す工程とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0018】また、本発明の請求項13に記載のプロー
ブの取付方法は、請求項12に記載の発明において、上
記プローブに相当する部分を取り外す前に、上記プロー
ブ配列体内において上記プローブに相当する部分を上記
金属箔から切り離すことを特徴とするものである。
【0019】また、本発明の請求項14に記載のプロー
ブの取付方法は、請求項12または請求項13に記載の
発明において、請求項1〜請求項11に記載のプローブ
の製造方法で形成されたプローブを用いることを特徴と
するものである。
【0020】また、本発明の請求項15に記載のプロー
ブの取付装置は、被検査体に形成された複数の集積回路
素子の検査用電極に対応させてコンタクタ基板に形成さ
れた導電性突起部にプローブを取り付けるプローブの取
付装置であって、上記コンタクタ基板を載置するX、
Y、Z及びθ方向に移動可能な載置台と、複数のプロー
ブが取り外し可能に形成されたプローブ配列体を上記コ
ンタクタ基板と平行に支持し、少なくともX、Y及びZ
方向に移動可能な支持体と、上記載置台上のコンタクタ
基板のプローブ取付位置と上記支持体で支持されたプロ
ーブ配列体のプローブに相当する部分とを位置合わせす
る手段と、位置合わせ後の上記プローブに相当する部分
の基端部と上記コンタクタ基板の導電性突起部とを接合
する手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0021】また、本発明の請求項16に記載のプロー
ブの取付装置は、請求項15に記載の発明において、接
合後のプローブを上記プローブ配列体から切り離す手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図15に示す実施形
態に基づいて本発明を説明する。図1は本発明のプロー
ブの製造方法及びプローブの取付方法の一実施形態を用
いて製造されたプローブカードの一部であるコンタクタ
を拡大して示す断面図、図2は図1に示すコンタクタの
全体を示す平面図である。このコンタクタ1は、例えば
図1、図2に示すように、セラミックス等からなるコン
タクタ基板2の表面にマトリックス状に配列され且つニ
ッケル、ニッケル合金等の導電性金属からなる複数の第
1電極3と、これらの電極3にそれぞれ配設された複数
のプローブ4とを備え、各プローブ4がウエハに形成さ
れたアルミニウム、金等の導電性金属からなる検査用電
極パッド(図示せず)と接触し、例えば複数(例えば1
6個または32個)のICチップを同時に検査できるよ
うにしてある。コンタクタ基板2は例えば図2の
(a)、(b)に示すように略円形状に形成されてい
る。そして、コンタクタ基板2の表面の正方形状を呈す
る中央領域2Aには例えば図2の(a)に示すように各
プローブ4がマトリックス状に配列され、その裏面の周
縁領域2Bには同図の(b)に示すように第1電極3と
電気的に接続された第2電極5が円形状に配列されてい
る。そして、第1電極3と第2電極5は図1に示すよう
にコンタクタ基板2内に形成された配線6を介して電気
的に接続されている。
【0023】而して、プローブ4は、例えば図1に示す
ように、被検査体(例えばウエハ)表面に形成されたI
Cチップの電極パッド(図示せず)と電気的に接触する
四角錐状の接触子4Aと、この接触子4Aを先端部(自
由端部)で支持するリード部を兼ねる支持体4Bとを有
している。コンタクタ基板2の第1電極3にはプローブ
4を支持す支持柱7が例えばニッケル等の導電性材料に
よって形成され、プローブ4は支持体4Bの基端部で支
持柱7に対して電気的に接合されている。接触子4A
は、例えばタングステンカーバイド等の電極パッドより
高い硬度の導電性金属によって形成された被覆層を有し
ている。また、支持体4Bは例えばニッケルやニッケル
−コバルト合金等のバネ力及び靭性のある導電性金属
(本実施形態ではニッケル)によって形成されている。
従って、プローブ4は、接触子4Aがウエハの電極パッ
ドが接触した時には支持体4Bのバネ力で接触子4Aを
電極パッドに押し付けて接触子4Aと電極パッド間の導
通を図ると共に電極パッドの高低差を吸収するようにな
っている。
【0024】ところで、本実施形態ではコンタクタとは
別に例えば図3に示すプローブ配列体としてプローブ4
に相当部分(以下、「プローブ相当部分」と称す。)
4’を複数同時に製造する。そして、プローブ配列体の
各プローブ相当部分4’をプローブ4として1本ずつコ
ンタクタ基板2に取り付ける。プローブ配列体を製造す
る際に本実施形態のプローブの製造方法が用いられる。
また、プローブ配列体からコンタクタ基板にプローブを
取り付ける際に本実施形態のプローブの取付方法及びプ
ローブの取付装置が用いられる。
【0025】まず、本実施形態のプローブの製造方法及
びプローブ配列体について図3、図4を参照しながら説
明する。図3に示すプローブ配列体10を製造する場合
には、ニッケル箔11にプローブ相当部分4’をマトリ
ックス状に形成する。これらのプローブ相当部分4’は
コンタクタ1のプローブ4の配列パターンとは無関係に
配列されている。即ち、図3、図4に示すようにニッケ
ル箔11にはプローブ4より長いスリット(例えば、ス
リット幅δ100μm)11Aが縦横に多数配列して形
成され、各スリット11A、11A間にプローブ相当部
分4’が形成されている。プローブ相当部分4’は接触
子4に相当する部分(以下、「接触子相当部分」と称
す。)4’A及び支持体に相当する部分(以下、「支持
体相当部分」と称す。)4’Bとからなっている。接触
子相当部分4’Aは例えば底辺が80μmで高さが56
μmに形成され、支持体相当部分4’Bは例えば幅Wが
100μmで長さLが500μmに形成され、その長手
方向両端で切断するように形成されている。そして、接
触子相当部分4’Aは支持体相当部分4’Bとは別に作
製され、ニッケル箔11の所定部分に転写される。尚、
図3はニッケル箔11を枠体12に取り付けた状態を示
している。
【0026】次に、本実施形態のプローブの製造方法に
ついて図5〜図7を参照しながら更に説明する。本実施
形態のプローブの製造方法は、例えば、ニッケル箔11
にプローブ4の支持体相当部分4’Bを形成する工程
と、シリコン基板に接触子相当部分4’Aを形成する工
程と、シリコン基板の接触子相当部分4’Aをニッケル
箔11の支持体相当部分4’Bに転写する工程とを有し
ている。
【0027】支持体相当部分を形成する工程について図
5を参照しながら説明すると、この工程ではエッチング
によりニッケル箔11に縦横に所定間隔を空けて複数の
スリット11Aを設け、各スリット11A、11A間に
支持体相当部分4’Bを切り離し可能に形成する。即
ち、予め図3に示すスリットの配列パターンを有するフ
ォトマスク(図示せず)を作製する。それにはまず、図
5の(a)に示すようにニッケル箔11の両面にレジス
トを塗布してレジスト膜13を形成する。次いで、図5
の(b)に示すように両面のレジスト膜13を露光、現
像してスリット11Aに相当する部分の配列パターンに
即した開口13Aをそれぞれのレジスト膜13に形成す
る。この時の両面の開口13A、13Aはそれぞれ互い
に重なるように配置されている。このようにニッケル箔
11両面に開口13Aの配列パターンを形成した後、図
5の(c)に示すようにレジスト膜13の開口13Aか
らエッチング液(例えば、硫酸液)によって矢印方向に
ニッケル箔11をエッチングし、図5の(d)に示すよ
うにニッケル箔11にスリット11Aを設ける。これに
より全てのスリット11A、11A間に複数の支持体相
当部分4’Bが形成される。
【0028】その後、図4の(a)、(b)に示すよう
に、フォトリソグラフィー及び電気メッキにより支持体
相当部分4’B両面の該当箇所に接触子取付用及びプロ
ーブのコンタクタ基板への取付用のろう材(例えば、イ
ンジウム)を印刷や電気メッキ等の手法でろう付け部
4’C、4’Dを形成する。ろう付け部4’Cが接触子
相当部分4’Aの接合部になり、ろう付け部4’Dがコ
ンタクタ基板2の支持柱7との接合部になる。
【0029】次に、接触子相当部分4’Aを作り込む工
程について図6を参照しながら説明すると、この工程で
はニッケル箔11に形成された全ての支持体相当部分
4’Bの一端部で形成される配列パターンに合わせて複
数の接触子相当部分4’Aを被エッチング素材からなる
基板(例えばシリコン基板)14に作り込む。即ち、ニ
ッケル箔11に形成された全ての支持体相当部分4’B
の一端部(図4では左端部)に接触子相当部分4’Aを
取り付けるため、全ての支持体相当部分4’Bにおける
接触子相当部分4’Aの配列パターンに対応する開口を
有する図6の(a)に示すフォトマスク15を予め作製
する。一方、図6の(a)に示すようにシリコン基板1
4の表面に熱酸化によりシリコン酸化膜14Aを形成
し、その表面にレジストを塗布してレジスト膜16を形
成する。その後、図6の(a)に示すようにフォトマス
ク15を介して露光、現像し、同図の(b)に示すよう
に接触子相当部分4’Aの配列パターンに即した開口1
6Aをレジスト膜16に形成する。次いで、図6の
(c)に示すようにシリコン基板14をエッチングして
開口16Aのシリコン酸化膜14Aを除去し、同図の
(d)に示すように異方性エッチングにより逆四角錐形
状の凹部14Bを形成する。そして、シリコン基板14
表面に残ったレジスト膜16を剥離した後、シリコン酸
化膜14Aをエッチング液(例えば、フッ酸液)により
エッチングして除去する。引き続き、図6の(e)に示
すように熱酸化によりシリコン基板14表面にシリコン
酸化膜14’Aを形成し、このシリコン酸化膜14’A
にスパッタリングによりチタン膜17を電気メッキ用電
極として積層する。そして、チタン膜17の表面にレジ
スト膜16’を形成した後、露光、現像して凹部14B
に該当する箇所を開口する(図6の(f)参照)。そし
て、図6の(g)に示すようにシリコン基板14の凹部
14B内に例えばタングステンカーバイド膜をスパッタ
リングにより形成し、その後電気メッキによりニッケル
を凹部14B内に埋めて接触子相当部分4’Aを形成し
た後、レジスト膜16’を剥離する。
【0030】上記接触子相当部分4’Aの支持体相当部
分4’Bへの転写工程では、図7に示すようにニッケル
箔11のろう付け部4’Cとシリコン基板14の接触子
相当部分4’Aとを位置合わせした後、支持体相当部分
4’Bと接触子相当部分4’Aを超音波接合、熱圧着接
合等により接合する。更に、この接合体を例えばフッ酸
液を用いて処理すると、シリコン基板14表面のシリコ
ン酸化膜14’A及びチタン膜17が溶解し、シリコン
基板14から接触子相当部分4’Aが剥離し、ニッケル
箔11へ接触子相当部分4’Aとして転写され、複数の
プローブ相当部分4’が配列された図3に示すプローブ
配列体10が得られる。
【0031】上記プローブ配列体10の各プローブ相当
部分4’は図8に示すプローブの取付装置を用いてコン
タクタ基板2に取り付けてコンタクタを作製することが
できる。本実施形態のプローブ取付装置はウエハ(図示
せず)に形成された複数のICチップの検査用電極パッ
ドに対応させてコンタクタ基板に形成された導電性支持
柱にプローブを取り付ける装置である。このプローブ取
付装置50は、図8に示すように、コンタクタ基板2を
載置する載置台51と、プローブ配列体10を支持する
支持体52と、これらを囲むフレーム53と、このフレ
ーム53に取り付けられたズーム機能を内蔵するCCD
カメラ54を主体とするアライメント機構とを備えてい
る。
【0032】上記載置台51は、支持柱7が形成された
コンタクタ基板2が載置されるもので、X、Y、Z及び
θ方向に移動することができる。支持体52は、支持部
材52Aを介してプローブ配列体10を一定の向きでコ
ンタクタ基板2に対して平行に支持し、X、Y及びZ方
向に移動することができる。フレーム53は、枠状に形
成された水平フレーム53Aと、水平フレーム53Aを
支持する支柱53Bとを有し、水平フレーム53Aにガ
イドレール(図示せず)を介してCCDカメラ54とレ
ーザ加工機55が図8の左右方向に移動可能に取り付け
られている。このCCDカメラ54は所定の位置(位置
合わせを行う位置)まで移動する。そして、載置台51
がCCDカメラ54の真下まで移動すると、CCDカメ
ラ54でコンタクタ基板2の支持柱7を撮像し、載置台
51をX、Y、Z及びθ方向に移動させてコンタクタ基
板2の向きをプローブ配列体10のプローブ相当部分
4’の向きに合わせると共に、基準となるコンタクタ基
板2の支持柱7を撮像しその位置座標(X,Y,Z
)を認識する。尚、プローブ配列体10は枠体12を
介して常に一定の向きで支持体52によって支持されて
いる。また、支持体52がCCDカメラ54の真下まで
移動すると、CCDカメラ54でプローブ配列体10の
基準となるプローブ相当部分4’の基端を撮像すると共
にその位置座標(X,Y,Z)を認識する。これ
により基準となる支持柱7とろう付け部4’CのZ方向
の距離を算出することができる。しかも、コンタクタ基
板2の各支持柱7の位置情報が予めデータ入力してある
と、プローブ配列体10のろう付け部4’Cは一定間隔
を空けて形成されているため、載置台51及び支持体5
2を特定の距離だけX、Y、Z方向移動させることで全
ての支持柱7とろう付け部4’Cの位置合わせを行うこ
とができる。
【0033】また、上記水平フレーム53Aにはレーザ
加工機55が左右方向に移動可能に取り付けられ、この
レーザ加工機55を介して支持柱7とプローブ配列体1
0のろう付け部4’Cを接合すると共にプローブ相当部
分4’をプローブ配列体10から切り離してプローブ相
当部分4’をプローブ4としてコンタクタ基板2に取り
付ける。レーザ加工機55は、プローブ相当部分4’を
支持柱7に接合する時には図9の実線で示すようにレー
ザ光Lの焦点をプローブ相当部分4’よりも下方に合わ
せてニッケル箔11を溶けないように接合し、プローブ
相当部分4’を切り離す時には同図の一点鎖線で示すよ
うにプローブ相当部分4’の両端部11B、11Cにレ
ーザ光Lの焦点を合わせる。プローブ配列体10からプ
ローブ相当部分4’を切り離す時には載置台51及び支
持体52を同期させて移動させても良く、また、レーザ
加工機55を移動させても良い。
【0034】次に、本実施形態のプローブ取付装置を用
いたプローブの取付方法について説明する。まず、載置
台51にコンタクタ基板2を載置すると共に支持体52
の支持部材52Aにプローブ配列体10を装着する。次
いで、CCDカメラ54が所定位置まで移動して載置台
51上のコンタクタ基板2の支持柱7を撮像する一方、
載置台51がX、Y、Z及びθ方向に移動してコンタク
タ基板2の向きをプローブ4の取付方向に合わせると共
に基準となる支持柱7の位置を認識する。更に、支持体
52がX、Y方向に移動してプローブ配列体10がコン
タクタ基板2の上方に達すると共にCCDカメラ54を
介してコンタクタ基板2を被うプローブ配列体10の基
準プローブ相当部分4’を撮像し、ろう付け部4’Cと
基準支持柱7とのZ方向の距離を算出する。引き続き、
CCDカメラ54とレーザ加工機55とが移動して位置
を入れ替える。この位置で載置台51及び支持体52が
図9に実線で示すレーザ加工機55の位置までZ方向へ
移動すると、支持柱7とろう付け部4’Cが接触すると
共に、レーザ加工機55の焦点がろう付け部4’Cの下
方に位置する。この状態でレーザ加工機55からレーザ
光Lをパルス照射するとろう付け部4’Cを介して支持
体相当部分4’Bと支持柱7が接合される。更に、図9
に一点鎖線で示すように支持体相当部分4’Bの両端部
がレーザ光Lの焦点に合う位置まで載置台51及び支持
体52がX、Y、Z方向へ同期して移動した後、レーザ
加工機55からレーザ光Lを照射すると共に支持体相当
部分4’Bの幅に見合った距離だけ載置台51及び支持
体52が同期して移動すると、支持体相当部分4’Bが
一端部11Bで切断されてプローブ配列体10から切り
離される。支持体相当部分4’Bの他端部11Cも同様
に切り離すと支持体相当部分4’Bがプローブ4として
コンタクタ基板2の支持柱7に取り付けられる。後は上
述した動作を繰り返すことによりコンタクタ基板2の全
ての支持柱7にプローブ4を取り付けることができる。
【0035】以上説明したように本実施形態によれば、
ニッケル箔11に複数のスリット11Aを設け且つ各ス
リット11A、11A間に形成された支持体相当部分
4’Bをその両端で切り離し可能に複数形成する工程
と、ニッケル箔11に形成された各支持体相当部分4’
Bの一端部に合わせた複数の接触子相当部分4’Aをシ
リコン基板14に作り込む工程と、ニッケル箔11に形
成された各支持体相当部分4’Bにシリコン基板14の
各接触子相当部分4’Aを転写する工程とを備えている
ため、従来のようにコンタクタ1毎にプローブ専用のフ
ォトマスクを作製する必要がなく、コンタクタ1とは別
にニッケル箔11にプローブ配列体10として各種のコ
ンタクタ1に共通して用いられるプローブ4を大量且つ
同時に製造することができる。
【0036】また、本実施形態によれば、プローブ取付
装置50を使用することによりプローブ配列体10の各
プローブ相当部分4’をコンタクタ基板2の支持柱7に
対して自動的に取り付けることができるため、上述のよ
うに一種類のプローブ配列体10を大量に作製しておく
ことで多品種少量生産のコンタクタ1であってプローブ
4の配列パターンがそれぞれ異なっていてもプローブ4
の配列パターンに関係なく一種類のプローブ4をそれぞ
れの配列パターンに合わせて簡単且つ確実に取り付ける
ことができ、コンタクタ1毎にプローブ専用のフォトマ
スクを必要とせず低コストでコンタクタ1を、ひいては
プローブカード製造することができる。
【0037】また、図10は本発明のプローブの製造方
法の他の実施形態を示す図である。本実施形態のプロー
ブ製造方法は、図10に示すように、ウエハ27に接触
子相当部分4’Aをマトリックス状に配列して作り込む
工程と、このウエハ27にニッケル箔層21を電気メッ
キにより形成する工程と、このニッケル箔層21に接触
子相当部分4’Aを挟むスリット21Aをマトリックス
状に配列して形成し且つ各スリット21A間に形成され
た支持体相当部分4’Bをその両端で切り離し可能に形
成する工程と、このニッケル箔層21をウエハ27から
接触子相当部分4’Aと一体的に剥離してプローブ配列
体10A(図11参照)を製造する工程とを備えてい
る。尚、図10において、29はチタン膜である。
【0038】上記接触子相当部分4’Aを作り込む工程
では、複数のプローブ相当部分4’の配列状態に合わせ
て接触子相当部分4’Aをウエハ27に配列して作り込
む。この工程は基本的には上記実施形態と同様の図6に
示す手順でウエハ27に接触子相当部分4’Aを形成す
る。ニッケル箔層21を形成する工程ではウエハ27表
面にニッケルメッキを施して例えば約15μmのニッケ
ル箔層21を形成する。更に、支持体相当部分4’Bを
形成する工程では、ニッケル箔層21の表面にレジスト
を塗布してレジスト膜(図示せず)を形成した後、この
レジスト膜を露光、現像してスリット21Aの配列パタ
ーンに即した開口をレジスト膜に形成し、このレジスト
膜の開口からニッケル箔層21をエッチングしてニッケ
ル箔層21にスリット21Aを形成する。次いで、ウエ
ハ27を例えばフッ酸液で処理するとウエハ27からニ
ッケル箔層21が剥離し、図11に示すプローブ配列体
10Aが得られる。このプローブ配列体10Aの両面の
所定箇所に上記実施形態と同様にろう付け部(図示せ
ず)を形成すれば、図8に示すプローブ取付装置50を
用いて図9に示すようにコンタクタ基板にプローブを取
り付けることができる。従って、本実施形態においても
上記実施形態と同様の作用効果を期することができる。
【0039】図12は本発明の他の実施形態に係るプロ
ーブ配列体を示す図である。本実施形態のプローブ配列
体110は以下で説明する部分を除き、図3、図4に示
すプローブ配列体10に準じて構成されている。本実施
形態のプローブ配列体110は、ニッケル箔111にプ
ローブ相当部分104’が形成されたプローブ配列箔1
12と、このプローブ配列箔112と接着剤(図示せ
ず)を介して貼り合わされたシート基板(例えば、塩化
ビニル系樹脂、四フッ化エチレン系樹脂等から成る樹脂
シート)113とを有し、上記実施形態と同様に枠体
(図示せず)に張設して用いられる。プローブ相当部分
104’は、図13に示すようにニッケル箔111から
切り離された状態になっており、しかもシート基板11
3から剥離自在になっている。このプローブ配列体は1
10も上記プローブ配列体10と同様に枠体(図示せ
ず)に取り付けて使用する。
【0040】そして、本実施形態では上記実施形態と同
様にニッケル箔111にプローブ相当部分104’を形
成する。この段階ではプローブ相当部分104’は図4
と同様にニッケル箔111と一体になっている。このニ
ッケル箔111とシート基板113を接着剤を介して貼
り合わせてプローブ配列体110を作製する。接着剤は
予めニッケル箔111または合成樹脂フィムル113の
いずれか一方に塗布されている。そして、塗布された接
着剤には予め紫外線等を照射して接着力を低下させて、
ニッケル箔111とシート基板113が互いに剥離し易
いようにしておくことが好ましい。この処理によりプロ
ーブ相当部分104’がシート基板113から剥離し易
くなる。このようにプローブ配列体110を作製した
後、例えばエキシマレーザ加工機を用いてスリット11
1A、111Aの両端部間、即ち支持体相当部分10
4’Bの両端部を切断してスリット111Bを形成し、
図13に示すようにプローブ相当部分104’をスリッ
ト111A、111Bで囲み、ニッケル箔111から切
り離した状態にする。これら一連の処理によりプローブ
相当部分104’はシート基板113から簡単に剥離す
るため、プローブをコンタクタ基板に取り付ける度毎に
プローブ相当部分104’をニッケル箔111から切断
する操作が不要になり、プローブ取付装置の構造も簡単
になると共に、プローブの取付作業時間をも短縮するこ
とができる。尚、図13において、104’Aは接触子
相当部分、104’Dはろう付け部である。
【0041】上記プローブ配列体110の各プローブ相
当部分104’は図14の(a)、(b)に示すプロー
ブの取付装置を用いてコンタクタ基板2に取り付けてコ
ンタクタを作製することができる。本実施形態のプロー
ブ取付装置150は、同図に示すように、コンタクタ基
板2を載置し且つX、Y、Z及びθ方向に移動する載置
台151と、プローブ配列体110を支持部152Aを
介して支持し且つX、Y及びZ方向に移動する支持体1
52と、プローブ配列体110のプローブ相当部分10
4’をコンタクタ基板2に超音波を用いて接合するため
のボンダ153と、コンタクタ基板2とプローブ配列体
110をアライメントするために使用されるズーム機能
を内蔵するCCDカメラ154A、154Bを主体とす
るアライメント機構154とを備えている。そして、ボ
ンダ153とCCDカメラ154AとCCDカメラ15
4Bは一定の位置に固定され、互いに位置座標は一定の
関係にある。従って、ボンダ153の接合位置とCCD
カメラ154Aの光軸あるいはCCDカメラ154Bの
光軸との間は一定の距離を隔てているため、CCDカメ
ラ154Aでコンタクタ基板2の特定の点をアライメン
トすれば、特定の点とボンダ153の接合位置までの
X、Y方向の移動量は一定値(X、Y固有値)になる。
CCDカメラ154Bとボンダ153あるいはCCDカ
メラ154Aとの間にも同様の関係が成り立つ。
【0042】次に、本実施形態のプローブ取付装置15
0を用いたプローブの取付方法について説明する。ま
ず、コンタクタ基板2を載置台151に載置した後、載
置台151がX、Y、Z及びθ方向へ移動してコンタク
タ基板2のアライメントを行う。また、プローブ配列体
110を支持体152の支持部152Aに装着した後、
支持体152がX、Y方向へ移動してプローブ配列体1
10のアライメントを行う。次いで、接合すべき支持柱
7(図15参照)に対して予め指定された距離だけ載置
台151がX、Y方向へ移動して支持柱7がCCDカメ
ラ154Aの下方に達する。この時、支持柱7がCCD
カメラ154Aの光軸と一致しなければ、位置補正を行
って支持柱7の中心をCCDカメラ154Aの光軸に合
わせる。これと並行して接合すべきプローブ配列体11
0のプローブ相当部分104’に対して予め指定された
距離だけ支持体152がX、Y方向へ移動するとプロー
ブ相当部分104’のろう付け部104’DがCCDカ
メラ154Bの下方に達する。ろう付け部104’Dが
CCDカメラ154Bの光軸と一致しなければ、位置補
正を行ってろう付け部104’Dの中心をCCDカメラ
154Bの光軸に合わせる。この際、プローブ相当部分
104’の形状等に不良品が見つかれば次のプローブ相
当部分104’がCCDカメラ154Bの真下に達し、
不良品プローブ相当部分104’はスキップするか使用
しない。
【0043】次いで、載置台151及び支持体152が
それぞれの固有値だけX、Y方向へ移動し、コンタクタ
基板2の支持柱7及びプローブ相当部分104’のろう
付け部104’Dがそれぞれボンダ153の真下に達す
る。引き続き載置台151がZ方向へ所定の距離(Z方
向の固有値)だけ上昇すると、図15の(a)に示すよ
うに支持柱7とプローブ配列体110のプローブ相当部
分104’のろう付け部104’Dが接触する。この
時、ボンダ153の超音波ヘッド153Aが降下してプ
ローブ相当部分104’に接触した後、超音波を発する
と、支持柱7とプローブ相当部分104’が接合する。
そして、載置台151が元の位置まで下降するとプロー
ブ104がプローブ配列体110のシート基板113か
ら剥離し、コンタクタ基板2に対するプローブ104の
取付操作が終了する。コンタクタ基板2の支持柱7及び
プローブ配列体110のプローブ相当部分104’のア
ライメント動作からこれら両者の接合動作までを例えば
3秒以内のサイクルで実施することができる。尚、同図
の(b)は接触子相当部分104’Aに対応する開口部
113Aが形成されたシート基板113を使用した場合
の要部断面を示している。
【0044】尚、上記各実施形態ではプローブ配列体1
0、10Aのスリット11A、21Aが互いに平行に形
成されたものについて説明したが、プローブの支持体4
Bの平面形状に即してスリット11A、21Aの配列を
適宜変更することができる。本実施形態でスリットをエ
ッチングにより設けたが、その他の方法例えばレーザ加
工によって設けても良い。また、上記実施形態ではプロ
ーブ相当部分4’がニッケル箔11と全幅に渡って連結
されて形成されている場合について説明したが、プロー
ブ相当部分は全幅の一部でニッケル箔に連結され、細い
連結部に過電流を通すことで連結部を焼き切るようにし
ても良い。また、接触子相当部分4’Aが四角錐形状の
ものついて説明したが、その形状は必要に応じて適宜変
更することができる。また、コンタクタ基板2が略円形
状のものについて説明したが、その形状は必要に応じて
適宜の形状を採用することができる。また、プローブ4
がコンタクタ基板2においてマトリックス状に配列した
ものについて説明したが、この配列に制限されるもので
はなく検査対象に応じて配列を適宜変更できることは云
うまでもない。また、接触子を作り込む基板はシリコン
基板に制限されるものではなく、その他の半導体基板等
の種々の基板を用いることができる。
【0045】また、上記実施形態ではプローブ配列体1
0、10A、110を用いて新規のプローブカードを製
造する場合について説明したが、本実施形態のプローブ
配列体10、10A、110及びプローブの取付装置5
0、150を用いてプローブカードの損傷したプローブ
のみを補修することもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項11に記載の
発明によれば、プローブの配列パターンが異なるコンタ
クタに共通して使用することができるプローブを量産す
ることができるプローブの製造方法を提供することがで
きる。
【0047】また、本発明の請求項12〜請求項15に
記載の発明によれば、多品種少量生産のプローブカード
であってもそれぞれに固有のプローブを作製するための
フォトマスクを必要とせず、一種類のプローブを種類を
異にするプローブカードに取り付けることによりプロー
ブカードを低コストで製造することができるプローブの
取付方法及びプローブ取付装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブの取付方法によってプローブ
を取り付けたコンタクタの要部を断面図である。
【図2】図1に示すコンタクタを示す平面図で、(a)
はプローブ側の面を示す図、(b)は(a)の反対側の
面を示す図である。
【図3】本発明のプローブの製造方法によって製造され
たプローブ配列体を枠体に取り付けた状態を示す平面図
である。
【図4】図3に示すプローブ配列体を拡大して示す図
で、(a)は平面図、(b)は(a)の断面図である。
【図5】(a)〜(d)はニッケル箔にプローブの支持
体相当部分を形成するプロセスを示す説明図である。
【図6】(a)〜(g)はシリコン基板に接触子相当部
分を形成するプロセスを示す説明図である。
【図7】図5に示す支持体相当部分に図6に示す接触子
相当部分を転写する様子を示す断面図である。
【図8】本発明のプローブ取付装置の一実施形態の内部
を示す側面図である。
【図9】図8に示すプローブ取付装置を用いて支持体相
当部分と接触子相当部分とを接合し、プローブ相当部分
をプローブ配列体から切り離す動作説明図である。
【図10】本発明のプローブの製造方法の他の実施形態
によって製造されたプローブ配列体の一部を示す断面図
である。
【図11】本発明のプローブの製造方法の他の実施形態
によって製造されたプローブ配列体を示す平面図であ
る。
【図12】本発明の他のプローブの製造方法によって製
造されたプローブ配列体を示す平面図である。
【図13】図3に示すプローブ配列体の一部を拡大して
示す平面図である。
【図14】本発明のプローブ取付装置の他の実施形態の
内部を示す図、(a)はその平面図、(b)はその側面
図である。
【図15】図14に示すプローブ取付装置を介してコン
タクタ基板にプローブを取り付ける状態を示す図で、
(a)はその要部を拡大して示す断面図、(b)は接触
子相当部分に対応する開口部が形成されたシート基板を
用いたプローブ配列体の要部を拡大して示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コンタクタ 2 コンタクタ基板 4 プローブ 4’、104’ プローブ相当部分 4A 接触子 4’A、104’A 接触子相当部分 4B 支持体 4’B、104’B 支持体相当部分 7 導電性支持柱 10、10A、110 プローブ配列体 11、111 ニッケル箔(金属箔) 11A、111A スリット 50、150 プローブ取付装置 51、151 載置台 52、152 支持体 54、154A、154B CCDカメラ(位置合わせ
する手段) 55 レーザ加工機(接合手段、切り離し手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AA10 AG03 AG04 AG08 AG12 AG13 AH04 2G011 AA16 AA17 AA21 AC05 AC12 AC14 AE03 AF07 4M106 AA01 BA01 CA01 DD04 DD06 DD10 DD18 DD23

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体と電気的に接触する接触子と、
    この接触子を先端で支持する支持体とを有するプローブ
    の製造方法であって、金属箔に上記支持体に相当する部
    分を形成するために複数のスリットを所定のパターンに
    配列して形成する工程と、上記金属箔に形成された各支
    持体に相当する部分の一端部それぞれに対応させて上記
    接触子に相当する部分を被エッチング基板に配列して作
    り込む工程と、上記被エッチング基板の接触子に相当す
    る部分を上記金属箔に形成された支持体に相当する部分
    に一括して転写してプローブ配列体を形成する工程とを
    備えたことを特徴とするプローブの製造方法。
  2. 【請求項2】 被検査体と電気的に接触する接触子と、
    この接触子を先端で支持する支持体とを有するプローブ
    の製造方法であって、金属箔に上記支持体に相当する部
    分を形成するために複数のスリットを所定のパターンに
    配列して形成する工程と、上記金属箔に形成された各支
    持体に相当する部分の一端部それぞれに対応させて上記
    接触子に相当する部分を被エッチング基板に配列して作
    り込む工程と、上記被エッチング基板の接触子に相当す
    る部分を上記金属箔に形成された支持体に相当する部分
    に一括して転写してプローブ配列箔を形成する工程と、
    上記プローブ配列箔をシート基板に貼り合わせてプロー
    ブ配列体を形成する工程と、上記プローブ配列体におい
    て上記支持体に相当する部分を上記金属箔から切断し、
    上記シート基板から上記支持体に相当する部分を剥離自
    在にする工程とを備えたことを特徴とするプローブの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 上記支持体に相当する部分を形成する工
    程は、上記金属箔の両面にレジストを塗布してレジスト
    膜を形成する工程と、このレジスト膜を露光、現像して
    上記スリットに相当する部分の配列パターンに即した開
    口を上記レジスト膜に形成する工程と、この金属箔を上
    記開口からエッチングして上記金属箔に上記スリットを
    形成する工程とを有することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のプローブの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記接触子に相当する部分を作り込む工
    程は、上記被エッチング基板にレジストを塗布してレジ
    スト膜を形成する工程と、このレジスト膜を露光、現像
    して上記接触子に相当する部分の配列パターンに即した
    開口を上記レジスト膜に形成する工程と、上記被エッチ
    ング基板を上記開口からエッチングして上記接触子用の
    凹部を形成する工程と、これらの凹部に金属を埋め込む
    工程とを有することを特徴とする請求項1〜請求項3の
    いずれか1項に記載のプローブの製造方法。
  5. 【請求項5】 被検査体の検査用電極と電気的に接触す
    る接触子と、この接触子を支持する支持体とを有するプ
    ローブを被エッチング基板を利用して複数同時に製造す
    るプローブの製造方法であって、上記被エッチング基板
    に上記接触子に相当する部分を所定のパターンに配列し
    て作り込む工程と、この被エッチング基板に金属箔層を
    形成する工程と、上記金属箔層に上記支持体に相当する
    部分を形成するために複数のスリットを所定のパターン
    に配列して形成する工程と、上記金属箔層を上記接触子
    に相当する部分と一緒に上記被エッチング基板から剥離
    する工程とを備えたことを特徴とするプローブの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 上記接触子に相当する部分を作り込む工
    程は、上記被エッチング基板にレジストを塗布してレジ
    スト膜を形成する工程と、このレジスト膜を露光、現像
    して上記接触子に相当する部分の配列パターンに即した
    開口を上記レジスト膜に形成する工程と、上記被エッチ
    ング基板を上記レジスト膜の開口からエッチングし上記
    接触子用の凹部を形成する工程と、これらの凹部に金属
    を埋め込む工程とを有することを特徴とする請求項5に
    記載のプローブの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記支持体に相当する部分を形成する工
    程は、上記金属箔層の表面にレジストを塗布してレジス
    ト膜を形成する工程と、このレジスト膜を露光、現像し
    て上記スリットの配列パターンに即した開口を上記レジ
    スト膜に形成する工程と、このレジスト膜の開口から上
    記金属箔層をエッチングして上記金属箔層に上記スリッ
    トを形成する工程とを有することを特徴とする請求項5
    または請求項6に記載のプローブの製造方法。
  8. 【請求項8】 上記金属箔層を形成する工程は、金属メ
    ッキ工程であることを特徴とする請求項5〜請求項7の
    いずれか1項に記載のプローブの製造方法。
  9. 【請求項9】 上記金属箔層はバネ性のある導電性金属
    からなることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれ
    か1項に記載のプローブの製造方法。
  10. 【請求項10】 上記接触子は表面に上記検査用電極よ
    り硬度の高い導電性に優れた金属層を有することを特徴
    とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のプロ
    ーブの製造方法。
  11. 【請求項11】 上記被エッチング基板がシリコンから
    なることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか
    1項に記載のプローブの製造方法。
  12. 【請求項12】 被検査体に形成された複数の集積回路
    素子の検査用電極に対応させてコンタクタ基板にプロー
    ブを取り付けるプローブの取付方法であって、上記コン
    タクタ基板をX、Y、Z及びθ方向に移動させる工程
    と、上記プローブ相当部分が金属箔に取り外し可能に複
    数形成されたプローブ配列体を上記コンタクタ基板と平
    行に支持してX、Y、Z方向に移動させる工程と、上記
    プローブ配列体のプローブに相当する部分と上記コンタ
    クタ基板のプローブ取付位置とを位置合わせする工程
    と、上記プローブに相当する部分の基端部を上記コンタ
    クタ基板に接合する工程と、上記プローブ配列体から上
    記プローブに相当する部分を取り外す工程とを備えたこ
    とを特徴とするプローブの取付方法。
  13. 【請求項13】 上記プローブに相当する部分を取り外
    す前に、上記プローブ配列体内において上記プローブに
    相当する部分を上記金属箔から切り離すことを特徴とす
    る請求項12に記載のプローブの取付方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項11に記載のプロー
    ブの製造方法で形成されたプローブを用いることを特徴
    とする請求項12または請求項13に記載のプローブの
    取付方法。
  15. 【請求項15】 被検査体に形成された複数の集積回路
    素子の検査用電極に対応させてコンタクタ基板に形成さ
    れた導電性突起部にプローブを取り付けるプローブの取
    付装置であって、上記コンタクタ基板を載置するX、
    Y、Z及びθ方向に移動可能な載置台と、複数のプロー
    ブが取り外し可能に形成されたプローブ配列体を上記コ
    ンタクタ基板と平行に支持し、少なくともX、Y及びZ
    方向に移動可能な支持体と、上記載置台上のコンタクタ
    基板のプローブ取付位置と上記支持体で支持されたプロ
    ーブ配列体のプローブに相当する部分とを位置合わせす
    る手段と、位置合わせ後の上記プローブに相当する部分
    の基端部と上記コンタクタ基板の導電性突起部とを接合
    する手段とを備えたことを特徴とするプローブの取付装
    置。
  16. 【請求項16】 接合後のプローブを上記プローブ配列
    体から切り離す手段を設けたことを特徴とする請求項1
    5に記載のプローブの取付装置。
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