JP2001280094A - トンネル覆工装置及びトンネルの覆工方法 - Google Patents

トンネル覆工装置及びトンネルの覆工方法

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JP2001280094A
JP2001280094A JP2000056084A JP2000056084A JP2001280094A JP 2001280094 A JP2001280094 A JP 2001280094A JP 2000056084 A JP2000056084 A JP 2000056084A JP 2000056084 A JP2000056084 A JP 2000056084A JP 2001280094 A JP2001280094 A JP 2001280094A
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tunnel
lining concrete
lining
vibrator
concrete
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JP2000056084A
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English (en)
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Kumeji Satou
粂次 佐藤
Shoichi Maeda
詔一 前田
Hironori Tezuka
裕紀 手塚
Takeshi Akashi
健 明石
Toshinori Shintani
壽教 新谷
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Nishimatsu Construction Co Ltd
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 覆工コンクリートの打設を効率よく行うこと
ができるとともに、覆工コンクリートの品質を向上する
ことができるトンネル覆工装置及びトンネルの覆工方法
を提供すること。 【解決手段】 トンネル2の内壁面との間に間隙3を形
成するように配置され、かつ、複数の開口を備えたセン
トル10aと、前記間隙3に打設される覆工コンクリー
トを打設位置まで圧送する圧送管13とを備え、前記圧
送管13の先端部が少なくとも複数箇所の前記開口から
同時に覆工コンクリートを打設できるように、複数の分
岐管(第2分岐管)15に分岐していることを特徴とす
るトンネル覆工装置を用いて上記課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの覆工に
使用されるトンネル覆工装置及びトンネルの覆工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】山岳トンネルを覆工する方法として、従
来から、断面アーチ形状のセントルを用いた方法が知ら
れている。このセントルを用いたトンネルの覆工方法を
以下に説明する。まず、地山を掘削して所定の長さのト
ンネルを形成し、このトンネル内に、このトンネルより
も径が小さく設定されたセントルを挿入する。ついで、
セントルの側面部及び上端部の適応箇所に予め設けられ
た複数の開口の一つに、覆工コンクリートが流通する圧
送管を挿入して、トンネルの内壁面とセントルの外壁面
との間の間隙に覆工コンクリートを流し込む。
【0003】この覆工コンクリートの充填状況を前記開
口から目視しながら、この開口からバイブレータを導入
して覆工コンクリートを締め固め、この作業をセントル
の下側から順に覆工コンクリートが上側に至るまで行
う。なお、覆工コンクリートが充填された位置の開口は
適宜閉塞する。
【0004】なお、前記覆工コンクリートは、前記間隙
内を流動するにしたがってその品質が変化してしまうの
で、覆工コンクリートを流入する位置を適宜変えながら
覆工コンクリートを流入することで、一つの開口から流
入される覆工コンクリートの流動距離をなるべく小さく
するようにしている。また、前記覆工コンクリートの流
動性はあまり高くなく、覆工コンクリートを前記間隙内
部に均一に打設し難いことに鑑み、前記バイブレータ
を、覆工コンクリートを締め固める他、流入された覆工
コンクリートを間隙内部に均一に広げるために用いてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の方
法では、打設位置を中心に山状に覆工コンクリートが打
設されていくので、均等の高さに覆工コンクリートを打
設する作業に手間がかかってしまっていた。
【0006】また、覆工コンクリートを均等に打設する
ため、バイブレータを覆工コンクリートを締め固めるの
みならず、流入された覆工コンクリートを間隙内部に広
げるために用いているので、バイブレータの操作に手間
が掛かっていた。上記事情に鑑み、本発明の課題は、覆
工コンクリートの打設を効率よく行うことができるとと
もに、覆工コンクリートの品質を向上することができる
トンネル覆工装置及びトンネルの覆工方法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1〜図3に示すよ
うに、地山1を掘削することで形成されるトンネル2の
内壁面に覆工コンクリート4を打設するためのトンネル
覆工装置10であって、該トンネル2の内壁面との間に
間隙3を形成するように配置されて覆工コンクリート4
を打設する際の型枠となり、かつ、複数の開口11aを
備えたセントル10aと、前記間隙3に打設される覆工
コンクリート4を打設位置まで圧送する圧送管13とを
備え、前記圧送管13の先端部が少なくとも複数箇所の
前記開口11aから同時に覆工コンクリート4を打設で
きるように、複数の分岐管(第2分岐管)15に分岐し
ていることを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、前記型枠と
トンネルとの間の間隙に覆工コンクリートを打設するに
際して、複数の前記開口からそれぞれ覆工コンクリート
打設するように分岐管を配置することで、複数の前記開
口から同時に覆工コンクリートを打設することができ
る。すなわち、複数の分岐管から同時に覆工コンクリー
トを打設することにより、覆工コンクリートをより均等
に打設することができるので、覆工コンクリートの打設
を効率よく行うことができるとともに、覆工コンクリー
トの品質を向上することができる。
【0009】ここで、前記圧送管の先端部を複数の分岐
管に分岐させる方法としては、例えば、前記圧送管の先
端部に複数の連結部分を備えた継手を設け、これら複数
の連結部分にそれぞれ分岐管となる管を連結する方法が
ある。また、前記圧送管の先端部をトンネルの両側壁部
においてそれぞれ複数の分岐管に分岐させ、それぞれの
側壁部において、複数の分岐管から覆工コンクリートを
同時に打設するのが好ましい。
【0010】また、前記圧送管には、該圧送管から上方
に伸びて、前記セントルの上面に配置された前記開口か
ら前記間隙に覆工コンクリートを打設するための天井部
圧送管を前記圧送管に連結するための継手を設けてもよ
い。また、前記分岐管としては、金属製や、樹脂製のフ
レキシブルな管を用いることが好ましい。
【0011】請求項2記載の発明は、例えば図2及び図
3に示すように、請求項1記載のトンネル覆工装置10
であって、前記圧送管13の分岐管15には、それぞれ
各分岐管15における前記覆工コンクリート4の流量を
調整する調整手段(バルブ)16aが設けられているこ
とを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明によれば、複数の前記
開口からそれぞれ覆工コンクリート打設するように分岐
管を配置して、複数の前記開口から同時に覆工コンクリ
ートを打設するに際して、前記調整手段によって、各分
岐管における前記覆工コンクリートの流量を適宜調整す
ることができる。したがって、覆工コンクリートを均等
に打設する作業をより容易且つ確実に行うことができ
る。ここで、前記調整手段としては、例えば、前記圧送
管の流路断面積を適宜絞ることができるバルブや、前記
圧送管の流路を中途で仕切るストッパ等がある。
【0013】請求項3記載の発明は、例えば図1及び図
4に示すように、請求項1または2記載のトンネル覆工
装置10であって、前記セントル10aとトンネル2の
内壁面との間の間隙3に配置され、前記間隙3に打設さ
れる覆工コンクリート4を締め固めるためのバイブレー
タ20と、前記間隙3内で前記バイブレータ20を昇降
させる昇降装置(巻取装置)22とを備えていることを
特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明によれば、前記型枠と
トンネルとの間の間隙に覆工コンクリートを打設するに
際して、複数の前記開口からそれぞれ覆工コンクリート
打設するように分岐管を配置して、複数の前記開口から
同時に覆工コンクリートを打設することで、覆工コンク
リートをほぼ均等に打設することができるので、前記バ
イブレータを覆工コンクリートを均等にならすために用
いる必要がない。したがって、前記バイブレータを覆工
コンクリートの締め固めのみに使用することができる。
また、前記昇降装置を操作することで、覆工コンクリー
トの打設高さに対応して、前記バイブレータを容易に昇
降させることができる。したがって、ほぼ均等に打設さ
れていく覆工コンクリートの締め固めを効率よく行うこ
とができるので、覆工コンクリートの品質を向上するこ
とができる。
【0015】ここで、前記昇降装置としては、例えば、
ワイヤー等のバイブレータに接続される接続部材を備
え、この接続部材を適宜巻き取ることができる巻取装置
を用いることができる。そして、この巻き取り装置及び
前記バイブレータを前記トンネル覆工装置に設けるに
は、前記接続部材に接続されたバイブレータを、前記開
口を通して前記間隙内に配置する一方で、前記巻取装置
を前記セントルの内部に配置すればよい。
【0016】請求項4記載の発明は、例えば図7に示す
ように、請求項3記載のトンネル覆工装置において、前
記バイブレータ20は、柔軟性を有するとともに前記セ
ントル10aの開口11aの内部側から外部側に出され
た線状部材21により、前記セントル10aの外側に吊
り下げられた状態とされ、前記昇降装置22が、前記線
状部材21を巻き上げることにより、バイブレータ20
を昇降させるものとされ、前記セントル10aの前記線
状部材21が出される開口11aの近傍に滑車23が設
けられ、前記線状部材21が前記滑車23に掛けられた
状態で前記バイブレータ20を昇降自在に吊り下げてい
ることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明によれば、セントルの
線状部材が出される開口の近傍に滑車が設けられ、線状
部材が滑車に掛けられた状態でバイブレータを昇降自在
に吊り下げているので、線状部材がセントルの開口部分
で折れたり、すれたりするのを防止する。従って、バイ
ブレータを円滑に昇降させることができる。ここで、線
状部材としては、例えばワイヤー等がある。
【0018】請求項5記載の発明は、例えば図7及び図
8に示すように、請求項3または4記載のトンネル覆工
装置において、前記バイブレータ20は、柔軟性を有す
る線状部材1により、前記セントルの10a外側に吊り
下げられた状態とされ、前記バイブレータ10a及び前
記線状部材21のバイブレータ20の近傍の部分のうち
の少なくとも一方の部分には、前記バイブレータ20の
外周より外側に至るように配置され、前記バイブレータ
20が前記セントル10aに接触するのを阻止するフレ
ーム30が設けられていることを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明によれば、バイブレー
タがセントルに接触するのを阻止するフレームが設けら
れているので、線状部材に吊り下げられた状態のバイブ
レータがセントルのスキンプレート(外壁)に接触する
の防止する。従って、バイブレータの振動がスキンプレ
ート側に伝達されてしまうのを防止し、かつ、バイブレ
ータをトンネルの内面とセントルの外面との間の中心部
に近づけて、バイブレータによりコンクリートを効率的
に締め固めることができる。
【0020】ここで、フレームは線状部材及びバイブレ
ータに亙って設けてもよいし、バイブレータまたはバイ
ブレータのすぐ上の線状部材の部分のいずれか一方に設
けてもよい。
【0021】請求項6記載の発明は、例えば図3に示す
ように、請求項1〜5のいずれか一つに記載のトンネル
覆工装置10を用いたトンネルの覆工方法であって、互
いにトンネル2の軸方向に間隔をあけて配置された複数
の前記開口11aからそれぞれ覆工コンクリート4を打
設するように分岐管15を配置して、各分岐管15から
同時に覆工コンクリート4を打設するとともに、覆工コ
ンクリート4の打設高さが高くなるのに対応して、順
次、各分岐管15を先に覆工コンクリート4を打設した
前記開口11aより上にある開口11aに移動して覆工
コンクリート4を打設することを特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5のいずれか一つに記載のトンネル覆工装置により得ら
れる効果と同様の効果を得ることができる他、覆工コン
クリートの打設高さが高くなるのに対応して、順次、各
分岐管を先に覆工コンクリートを打設した前記開口より
上にある開口に移動して覆工コンクリートを打設するの
で、所定の高さ範囲ごとに覆工コンクリートをほぼ均等
に打設することができる。したがって、覆工コンクリー
トを均等に打設する作業を確実に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、図を
参照して本発明の第1の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態においては、図1及び図2に示すように、
トンネル覆工装置10を用いてトンネル2を覆工する
が、トンネル2を覆工するにあたっては、まず、トンネ
ル2に一次覆工を行っておく。
【0024】次に、トンネル覆工装置10の構成を図1
〜図4に基づいて説明する。トンネル覆工装置10は、
セントル10aと、圧送管13と、バイブレータ20
と、巻取装置(昇降装置)22とを備えている。セント
ル10aは、トンネル2の内壁面との間に間隙3を形成
するように配置されて、トンネル2の内壁面に覆工コン
クリート4を打設する際の型枠となるものであって、ア
ーチ形状のセントル型枠11と、このセントル型枠11
をその内側から支持する門型構12とを備えている。そ
して、セントル型枠11には、複数の開閉可能な開口1
1aが、互いにトンネル2の軸方向に所定の間隔をあけ
て設けられている。
【0025】門型構12の下端部には、台車12aが複
数設けられている。この台車12aは、トンネル覆工装
置10をトンネル2内部に配置する際に、門型構12を
トンネル2内部に施設されたレール上を移動させるため
のものである。
【0026】圧送管13は、覆工コンクリート4を打設
位置まで圧送するものであり、その基端部において、覆
工コンクリート4を供給するための固定されたコンクリ
ートポンプ車に連結されている。そして、この圧送管1
3は、門型構12の上面部に、セントル10aの軸方向
に伸びるように設置されている。
【0027】圧送管13には、圧送管13から上方に伸
びて、セントル型枠11の外面に配置された開口11a
から間隙3に覆工コンクリート4を打設するための天井
部圧送管18を前記圧送管13に連結するための継手1
7が設けられている。また、圧送管13の先端部は二つ
に分岐しており、これら二つに分岐した第1分岐管14
のうち一方の第1分岐管14はトンネル2の左右の側壁
部のうちの一方の側壁部に向かって伸びており、他方の
第1分岐管14はトンネル2の他方の側壁部に向かって
伸びている。そして、これら第1分岐管14の先端部は
3つの第2分岐管(分岐管)15に分岐している。な
お、圧送管13及び第1分岐管14の分岐部分の構造は
以下のようになっている。
【0028】すなわち、圧送管13の先端部には、開口
した連結部分を2つ備えた中空の継手13aが設けられ
ており、これら2つの連結部分にそれぞれ第1分岐管1
4が連結されている。また、前記2つの連結部分には、
継手13aの中空部分(覆工コンクリート4の流路の一
部となっている)を仕切るストッパ13bがそれぞれ設
けられている。
【0029】また、二つの第1分岐管14の先端部に
は、開口した連結部分を3つ備えた中空の継手16がそ
れぞれ設けられており、これら3つの連結部分にそれぞ
れ第2分岐管15が連結されている。また、前記3つの
連結部分には、継手16の中空部分(覆工コンクリート
4の流路の一部となっている)の断面積を適宜絞ること
ができるバルブ16a(調整手段)がそれぞれ設けられ
ている。
【0030】バイブレータ20は、覆工コンクリート4
を締め固めるための部材であって、棒状の本体部の先端
に、高周波により振動する振動部が設けられているとい
う構成となっている。巻取装置22は、バイブレータ2
0を昇降させるための装置であり、門型構12の上面部
に複数設置されている。なお、本実施の形態では、巻取
装置22はトンネル2の各側壁部側において前後に等間
隔に3つ設置されている。巻取装置22はワイヤー(線
状部材)21を備えており、このワイヤー21を適宜巻
き取るようになっている。そして、このワイヤー21に
バイブレータ20が接続され、ワイヤー21により吊り
下げられたバイブレータ20を昇降させることができる
ようになっている。
【0031】次に、このトンネル覆工装置10によって
トンネル2を覆工する方法について図1〜図6に基づい
て説明する。なお、図5及び図6は間隙3に覆工コンク
リート4を打設する態様を示した縦断面図である。ま
ず、一次覆工がなされたトンネル2の内部に、セントル
10aを、トンネル2の内壁面との間に間隙3を形成す
るように配置する。
【0032】トンネル2の覆工は、トンネル2の両側壁
部、天井部に分けて行う。トンネル2の両側壁部を覆工
するには、左右の側壁部を交互にコンクリート打設する
か、あるいは、両側壁部を同時にコンクリート打設す
る。本実施の形態では、前者の方法で両側壁部を覆工す
る。まず、トンネル2の一方の側壁部に向かって開口し
ている開口11aのうち、下方に配置されている開口1
1aから適当な開口11aを3つ選択し、これら選択し
た開口11aを通して、一方の第1分岐管14に連結し
ている3つの第2分岐管15を間隙3内部に挿入する。
同様にして、トンネル2の他方の側壁部に向かって開口
している開口11aを3つ選択して、他方の第1分岐管
14に連結している3つの第2分岐管15を選択した開
口11aにそれぞれ挿入する。
【0033】ここで、セントル10aのトンネル2の長
手方向(前後方向)に沿った長さの範囲内において、セ
ントル10aの片側の側壁部の下側から順次打設される
覆工コンクリート4の上面が、セントル10aの前後の
どの位置においてもできるだけ均等な高さで打設されて
いくようにするために、複数の第2分岐管15による複
数の打設位置は、セントル10aの前記長さの範囲内に
おいて前後にほぼ均等に分散して配置されていることが
好ましい。
【0034】したがって、セントル10aの各側壁部側
において、複数の第2分岐管15を用いて覆工コンクリ
ート4を打設する際に、セントル10aの側壁部を同時
に覆工コンクリート4を打設する分岐管(第2分岐管)
の数(本実施例では3つ)で前後に等間隔に複数の領域
に分割し、各領域の前後の中心近くに配置されている開
口11aをそれぞれ第2分岐管15の吐出口を配置する
開口として選択する。
【0035】一方、二つのストッパ13bを操作して、
一方の第1分岐管14を開放して他方の第1分岐管14
を閉じておく。さらに、各巻取装置22のワイヤー21
にそれぞれバイブレータ20を接続し、各バイブレータ
20を、トンネル2の側壁部に向かって開口している開
口11aのうち、各巻取装置22とほぼ同一高さに位置
している開口11aを通して、間隙3内部に配置する。
【0036】ついで、コンクリートポンプ車を操作し
て、覆工コンクリート4を圧送管13を通して、一方の
側壁部側の第2分岐管15まで圧送し、これら第2分岐
管15から、間隙3に同時に覆工コンクリートを打設し
ていく。なお、覆工コンクリート4の打設の際には、バ
ルブ16aを適宜操作して各第2分岐管15からの覆工
コンクリート4の流出量がほぼ均等になるように調整す
るとともに、一方の側壁部側の巻取装置22aを適宜操
作して、バイブレータ20が間隙3内部の覆工コンクリ
ート4の上面付近に常に配置しつつ、このバイブレータ
20で覆工コンクリート4を締め固める。
【0037】覆工コンクリート4の打設高さが高くなっ
てきて、第2分岐管15の付近まで覆工コンクリート4
が打設されてきたら、ストッパ13bを操作して一方の
第1分岐管14を閉じて他方の第1分岐管14を開放
し、前記と同様に他方の側壁部の間隙3に第2分岐管1
5の付近まで覆工コンクリート4を打設する。
【0038】ついで、覆工コンクリート4の圧送を一時
中断して、各第2分岐管15をさらに高い位置にある開
口11aを通して間隙3内部に挿入し、前記と同様に覆
工コンクリート4を打設していく。なお、覆工コンクリ
ート4の打設に伴い、開口11aを下方から順次閉鎖し
ていく。この操作を順次繰り返すことで左右の側壁部の
間隙3に覆工コンクリート4を交互に上端部付近まで打
設する。
【0039】両側壁部を上端部付近まで打設したら、ス
トッパ13b及びコンクリートポンプ車を操作して覆工
コンクリート4の圧送を一時中断するとともに、第2分
岐管15及びバイブレータ20を間隙3から取り出す。
なお、両側壁部を同時にコンクリート打設するのであれ
ば、二つの第1分岐管14を同時に開放して、両側壁部
において前記方法と同様にして覆工コンクリート4を同
時に打設すればよい。
【0040】ついで、天井部を覆工する。まず、天井部
圧送管18を継手17に連結するとともに、この天井部
圧送管18を、トンネル2の天井部に開口した開口11
aを通して、間隙3内部に挿入する。一方、二つのスト
ッパ13bを閉じておく。さらに、天井部に開口した開
口11aを通してバイブレータ20を間隙3内部に挿入
する。
【0041】ついで、コンクリートポンプ車を操作し
て、覆工コンクリート4を圧送管13を通して、天井部
圧送管18まで圧送し、この天井部圧送管18から間隙
3に覆工コンクリートを打設するとともに、バイブレー
タ20を駆動させて覆工コンクリート4を締め固める。
覆工コンクリート4の打設及び締め固めが終了したら、
天井部圧送管18及びバイブレータ20を間隙から取り
出す。
【0042】以上により、本実施の形態においては、複
数の第2分岐管15から同時に覆工コンクリート4を打
設することにより、覆工コンクリート4をより均等に打
設することができるので、覆工コンクリート4の打設を
効率よく行うことができるとともに、覆工コンクリート
4の品質を向上することができる。
【0043】また、覆工コンクリート4の打設に際し
て、バルブ16aによって、各第2分岐管15における
前記覆工コンクリート4の流量を適宜調整することがで
きる。したがって、覆工コンクリート4を均等に打設す
る作業をより容易且つ確実に行うことができる。
【0044】また、覆工コンクリート4をほぼ均等に打
設することにより、バイブレータ20を覆工コンクリー
ト4を均等にならすために用いる必要がない。すなわ
ち、バイブレータ20を覆工コンクリート4の締め固め
のみに使用することができる。また、巻取装置22を操
作することで、覆工コンクリート4の打設高さに対応し
て、バイブレータ20を容易に昇降させることができ
る。したがって、ほぼ均等に打設されていく覆工コンク
リート4の締め固めを効率よく行うことができるので、
覆工コンクリート4の品質を向上することができる。
【0045】また、覆工コンクリート4の打設高さが高
くなるのに対応して、順次、各第2分岐管15を先に覆
工コンクリート4を打設した前記開口11aより上にあ
る開口11aに移動して覆工コンクリート4を打設する
ので、所定の高さ範囲ごとに覆工コンクリート4をほぼ
均等に打設することができる。したがって、覆工コンク
リート4を均等に打設する作業を確実に行うことができ
る。
【0046】〔第2の実施の形態〕つぎに、本発明の第
2の実施の形態について図に基づいて説明する。尚、本
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図
7及び図8に示すように、本第2の実施の形態のトンネ
ル覆工装置20においては、各ワイヤー21が通される
開口11aの近傍においてそれぞれ滑車23が設けら
れ、かつ各バイブレータ20にフレーム30が設けられ
ている点である。以下、前記相違点について説明し、第
1の実施の形態と同一の構成要素には同一符号を付すと
ともにその説明を省略する。
【0047】図7に示すように、滑車23は、バイブレ
ータ20を吊り下げたワイヤー21が通される開口11
aの近傍において、門型構12の上面に設けられてお
り、ワイヤー21は滑車23に掛けられた状態で開口1
1aに通される。図8に示すように、フレーム30は、
バイブレータ20及びワイヤー21の一部に亙って設け
られ、かつバイブレータ20の外周より外側に至るよう
に配置されている。フレーム30は、バイブレータ20
がセントル型枠11に接触するのを阻止するものであ
る。
【0048】フレーム30はワイヤー21の周囲を囲む
第1リング部31と、バイブレータ20の周囲を囲む二
つの第2リング部32と、第1リング部31及び二つの
第2リング部32を接続する複数の接続部34とで構成
されている。第1リング部31の径は第2リング部32
の径よりも小さく設定されており、フレーム30が間隙
3内に配置された構造物(例えばセントル型枠11の外
壁や一次覆工でトンネル2の内周に沿って設けた鉄筋)
にぶつかるのをある程度防止できるようになっている。
第2リング部32は、外周リング32cと、バイブレー
タ20を囲むようにしてバイブレータ20に固定されて
いる内周リング32aと、内周リング32aと外周リン
グ32cとを接続する複数の接続部32bとで構成され
ている。
【0049】なお、内周リング32aとバイブレータ2
0との間には、バイブレータ20の振動がフレーム30
に直接伝わるのを防止するゴム等の緩衝材(図示せず)
が設けられている。そして、トンネル覆工装置20を用
いれば、第1の実施の形態と全く同様の方法によってト
ンネル2を覆工できる。
【0050】従って、本第2の実施の形態によれば、第
1の実施の形態と同様の効果を得られるのは勿論のこ
と、第1の実施の形態に比して有利な効果を得ることが
できる。すなわち、ワイヤー21を滑車23に掛けた状
態で間隙3内部に降ろすので、ワイヤー21が開口11
a部分で折れたり、すれたりするのを防止する。従っ
て、バイブレータ20を円滑に昇降させることができ
る。
【0051】また、バイブレータ20がセントル型枠1
1に接触するのを阻止するフレーム30を設けたので、
ワイヤー21に吊り下げられた状態のバイブレータ20
がセントル10aのスキンプレート(外壁)に接触する
の防止する。従って、バイブレータ20の振動がスキン
プレート側に伝達されてしまうのを防止することができ
る。また、バイブレータ20を間隙3の中心部に近づけ
て、バイブレータ20により覆工コンクリート4を効率
的に締め固めることができる。
【0052】なお、以上の実施の形態においては、第1
分岐管14を2本とし、これらの第1分岐管14の先端
部において3本の第2分岐管15に分岐するものした
が、本発明はこれに限定されるものではなく、圧送管1
3の先端部が少なくとも複数箇所の前記開口11aから
同時に覆工コンクリートを打設できるように、複数の分
岐管に分岐していれば、分岐管の数や構成は任意であ
る。例えば、圧送管の先端部を複数の分岐管に分岐し
て、これら分岐管を直接開口に挿入するような構成にし
てもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の分
岐管から同時に覆工コンクリートを打設することによ
り、覆工コンクリートをより均等に打設することができ
るので、覆工コンクリートの打設を効率よく行うことが
できるとともに、覆工コンクリートの品質を向上するこ
とができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記調
整手段によって、各分岐管における前記覆工コンクリー
トの流量を適宜調整することができる。したがって、覆
工コンクリートを均等に打設する作業をより容易且つ確
実に行うことができる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2のいずれかと同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、覆工コンクリートをほぼ均等に打設するこ
とができるので、前記バイブレータを覆工コンクリート
を均等にならすために用いる必要がない。すなわち、前
記バイブレータを覆工コンクリートの締め固めのみに使
用することができる。また、前記昇降装置を操作するこ
とで、覆工コンクリートの打設高さに対応して、前記バ
イブレータを容易に昇降させることができる。したがっ
て、ほぼ均等に打設されていく覆工コンクリートの締め
固めを効率よく行うことができるので、覆工コンクリー
トの品質を向上することができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、請求項3と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、線状部
材がセントルの開口部分で折れたり、すれたりするのを
防止するので、バイブレータを円滑に昇降させることが
できる。
【0057】請求項5記載の発明によれば、請求項3ま
たは4と同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、バイブレータの振動がスキンプレート側に伝達され
てしまうのを防止し、かつ、バイブレータをトンネルの
内面とセントルの外面との間の中心部に近づけて、バイ
ブレータによりコンクリートを効率的に締め固めること
ができる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5のいずれか一つと同様の効果を得ることができる他、
覆工コンクリートの打設高さが高くなるのに対応して、
順次、各分岐管を先に覆工コンクリートを打設した前記
開口より上にある開口に移動して覆工コンクリートを打
設するので、所定の高さ範囲ごとに覆工コンクリートを
ほぼ均等に打設することができる。したがって、覆工コ
ンクリートを均等に打設する作業を確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のトンネル覆工
装置の斜視図である。
【図2】圧送管の先端部周辺の構成を示した平断面図で
ある。
【図3】間隙に覆工コンクリートを打設する態様を示し
た横断面図である。
【図4】巻取装置によってバイブレータを順次上昇させ
ていく態様を示した横断面図である。
【図5】間隙に覆工コンクリートを打設する態様を示し
た縦断面図である。
【図6】間隙に覆工コンクリートを打設する態様を示し
た縦断面図である。
【図7】本発明を適用した他の実施の形態のトンネル覆
工装置の横断面図である。
【図8】バイブレータの周囲の構成を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 地山 2 トンネル 3 間隙 4 覆工コンクリート 10 トンネル覆工装置 10a セントル 13 圧送管 13b ストッパ 15 第2分岐管(分岐管) 16a バルブ(調整手段) 20 バイブレータ 21 ワイヤー(線状部材) 22 巻取装置(昇降装置) 23 滑車 30 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手塚 裕紀 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 明石 健 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 新谷 壽教 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 Fターム(参考) 2D055 KC03 KC06 LA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地山を掘削することで形成されるトンネ
    ルの内壁面に覆工コンクリートを打設するためのトンネ
    ル覆工装置であって、 該トンネルの内壁面との間に間隙を形成するように配置
    されて覆工コンクリートを打設する際の型枠となり、か
    つ、複数の開口を備えたセントルと、前記間隙に打設さ
    れる覆工コンクリートを打設位置まで圧送する圧送管と
    を備え、 前記圧送管の先端部が少なくとも複数箇所の前記開口か
    ら同時に覆工コンクリートを打設できるように、複数の
    分岐管に分岐していることを特徴とするトンネル覆工装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧送管の分岐管には、それぞれ各分
    岐管における前記覆工コンクリートの流量を調整する調
    整手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のトンネル覆工装置。
  3. 【請求項3】 前記セントルとトンネルの内壁面との間
    の間隙に配置され、前記間隙に打設される覆工コンクリ
    ートを締め固めるためのバイブレータと、 前記間隙内で前記バイブレータを昇降させる昇降装置と
    を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の
    トンネル覆工装置。
  4. 【請求項4】 前記バイブレータは、柔軟性を有すると
    ともに前記セントルの開口の内部側から外部側に出され
    た線状部材により、前記セントルの外側に吊り下げられ
    た状態とされ、 前記昇降装置が、前記線状部材を巻き上げることによ
    り、バイブレータを昇降させるものとされ、 前記セントルの前記線状部材が出される開口の近傍に滑
    車が設けられ、前記線状部材が前記滑車に掛けられた状
    態で前記バイブレータを昇降自在に吊り下げていること
    を特徴とする請求項3記載のトンネル覆工装置。
  5. 【請求項5】 前記バイブレータは、柔軟性を有する線
    状部材により、前記セントルの外側に吊り下げられた状
    態とされ、 前記バイブレータ及び前記線状部材のバイブレータの近
    傍の部分のうちの少なくとも一方の部分には、前記バイ
    ブレータの外周より外側に至るように配置され、前記バ
    イブレータが前記セントルに接触するのを阻止するフレ
    ームが設けられていることを特徴とする請求項3または
    4記載のトンネル覆工装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一つに記載のト
    ンネル覆工装置を用いたトンネルの覆工方法であって、 互いにトンネルの軸方向に間隔をあけて配置された複数
    の前記開口からそれぞれ覆工コンクリートを打設するよ
    うに分岐管を配置して、各分岐管から同時に覆工コンク
    リートを打設するとともに、 覆工コンクリートの打設高さが高くなるのに対応して、
    順次、各分岐管を先に覆工コンクリートを打設した前記
    開口より上にある開口に移動して覆工コンクリートを打
    設することを特徴とするトンネルの覆工方法。
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