JP2008088691A - トンネル覆工用の型枠およびトンネル覆工の施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トンネル覆工用の型枠1Aのうちその天井部10よりも下方に位置し天井部10に隣接する部分であるアーチ部13には、コンクリート9を高圧で供給する吹上口40を設ける。吹上口40の圧力は、吹上口40から吐出されるコンクリート9を重力に抗して型枠上方へ向けるに十分なものとする。天井部10には、コンクリート9の打設状態を観察する窓5cを設ける。このような型枠1Aを用いて、窓5cから視認できる位置までコンクリートをできる限り水平に打設する。
【選択図】図1
Description
いて天井部10とは、前記交点iに接線Tを引いたときに、接線Tが、型枠1の外周面と交叉することで画成される型枠1における円弧部分を横断面に有する部分をいうものとする。
小さくすることができる。
の通りである。
(イ)型枠1Aのうちその天井部10よりも下方に位置し、かつ天井部10に隣接する部分であるアーチ部13に、コンクリート9を高圧で吹き上げる複数の吹上口40を設けたこと(図4,5参照)。
(ロ)吹上口40の高圧は、吹上口40から吐出されるコンクリート9を重力に抗して型枠1Aの上方へ向けるに十分な圧を有することにある(図4において吹上口40から上方に向かう矢印a参照)。
(i)アーチ部13に設けられている吹上口40から供給されるコンクリート9を、天井部10の最上位とほぼ水平になる箇所(図4のコンクリート9の上位面参照)にまで打設するステップ。
(ii)アーチ部13に設けられている吹上口40から供給されたコンクリート9による打
設の位置が、天井部10の最上位とほぼ水平になる箇所に至ることを天井部10の天井窓5cから作業者が観測するステップ。
(iii)コンクリート9による打設の位置が、天井部10の最上位とほぼ水平になると、
最上位吹上口11からコンクリート9を吐出するステップ。
(iv)アーチ部13に設けられている複数の吹上口40からコンクリート9を吐出する
にあたり、天井部10周りにおいて、コンクリート9がほぼ均一に供給されるように、吹上口40から吐出されるコンクリート9の吐出量及び吐出時間を調整しながら吐出するステップ。
(v)コンクリート9による打設の位置が、天井部10の最上位とほぼ水平になると、当該打設部分にバイブレータ8,80で振動を与えるステップ。
1A 型枠
3 トンネル
3a トンネル掘削面(内壁面)
5 窓部
5c 天井窓
7 コンクリート搬送管
8 バイブレータ
9 コンクリート
10 天井部
11 最上位吹上口
11a 予備吹上口
13 アーチ部
20 足場
40 吹上口
80 引き抜きバイブレータ
C 正中線
T 接線
i 交点
a 吹上口から型枠の上方に向かうコンクリートを示す線
Claims (5)
- トンネル覆工用の型枠において、
前記型枠のうちその天井部よりも下方に位置し、かつ当該天井部に隣接する部分であるアーチ部には、コンクリートを加圧して噴出する吹上口が設けられ、
前記天井部には、前記コンクリートの打設状態を観察する窓部が設けられているとともに、当該窓部の近傍には、型枠の最上位に位置する最上位吹上口が設けられていることを特徴とするトンネル覆工用の型枠。 - 前記吹上口は、前記天井部を囲繞するように複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載のトンネル覆工用の型枠。
- 請求項2に記載の型枠を利用したトンネル覆工の施工方法であって、
前記アーチ部に設けられている吹上口からコンクリートを加圧して噴出させ、この吹上口の下方及び上方における型枠及びトンネルの間にコンクリートを充填し、打設面が水平になるように前記天井部の最上位付近までコンクリートを打設する工程を含むトンネル覆工の施工方法。 - 前記コンクリートによる打設の位置が、前記天井部の最上位付近に到達した後、前記最上位吹上口からコンクリートを噴出させる工程を実施することを特徴とする請求項3に記載のトンネル覆工の施工方法。
- 前記コンクリートによる打設の位置が、前記天井部の最上位付近に到達すると、当該打設部分にバイブレータで振動を与えることを特徴とする請求項4に記載のトンネル覆工の施工方法。
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