JP2020023864A - トンネル覆工コンクリートの打設方法 - Google Patents

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Takahiro Saito
隆弘 齋藤
元 浜田
Hajime Hamada
元 浜田
豊也 横山
Toyonari Yokoyama
豊也 横山
佐土原 千尋
Chihiro Sadohara
千尋 佐土原
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Abstract

【課題】圧送管を切り換えてトンネル覆工用型枠に接続する作業を少なくして、覆工コンクリートを形成する工程の進捗を早めることのできるトンネル覆工コンクリートの打設方法を提供する。【解決手段】下段に配置された圧入接続口11aに圧送配管31を接続して、当該圧入接続口11aに至るまでの下方の覆工空間21に、コンクリート22を流し込むことで供給した後に、引き続いて当該圧入接続口11aの上方の覆工空間21に、コンクリート22を圧入することで供給する、コンクリート流し込み圧入工程を含んでいる。下段の圧入接続口11aから上段の圧入接続口21bに、圧送配管31の分枝管31bを接続する接続口11a,11bを切り換えながら、コンクリート流し込み圧入工程を複数回繰り返して、トンネル40の側壁部分40aからアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21に、コンクリートを打設する。【選択図】図1

Description

本発明は、トンネル覆工コンクリートの打設方法に関し、特に、側壁部分からアーチ形状部分のクラウン部に至るまでの覆工空間にコンクリートを打設する際に用いるトンネル覆工コンクリートの打設方法に関する。
例えば山岳トンネル工法等のトンネル工法において、掘削したトンネルの内周面の地山を覆って構築されるトンネル覆工コンクリートを形成するための方法として、セントルと呼ばれるトンネル覆工用型枠を用いる工法が一般的に採用されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。トンネル覆工用型枠50は、例えば図4に示すように、例えば馬蹄形等のアーチ形状部分52を含む形状のトンネル53の内周面に沿って、トンネル53の側壁部55から上部に亘って設置されるものであり、設置されたトンネル覆工用型枠50と、トンネル53の内周面の吹き付けコンクリート54によって覆われる地山との間の覆工空間61に、好ましくは無筋コンクリートを打設して硬化させることにより、トンネル底部のインバート部51のコンクリートと連続させるようにして、覆工コンクリートが形成されることになる。
また、トンネル覆工用型枠50としては、例えばバラセントルと呼ばれる組立式のトンネル覆工用型枠の他、スライドセントルと呼ばれる移動式のトンネル覆工用型枠が知られており、トンネル53の掘削作業の進行に伴なって、例えば10.5m程度の所定の施工スパン毎にトンネル覆工用型枠50を据え付け直しながら、トンネル53の掘進方向の後方から前方に向かって、トンネル覆工用型枠50を用いてトンネル53の側部及び上部の覆工コンクリートを順次打設して形成して行くことになる。
そして、トンネル覆工用型枠50を用いてトンネルの側部及び上部の覆工コンクリートを打設するには、例えば図5(a)〜(d)に示すように、設置したトンネル覆工用型枠50に設けられた検査窓56からコンクリートを打設可能な高さ領域として、例えばトンネル53の側壁部55からアーチ形状部分52の肩部までの領域に対しては、検査窓56を介してコンクリート57を供給すると共に、バイブレータ58を検査窓56から挿入し、供給されたコンクリート57を締固めながらコンクリート57を打設する(図5(a)〜(c)参照)。しかる後に、検査窓56からコンクリート57を供給しながらバイブレータ58によって締固めることが困難な高さ領域として、トンネル53の冠部(クラウン部)59(図4参照)の領域に対しては、トンネル覆工用型枠50の天端部に設けた吹き上げ投入口60から、コンクリートを吹き上げ方式で圧入して打ち込み、直接バイブレータを用いて締固めを行うことなく冠部59のコンクリート57を形成するパターンが採用されている(図5(d)参照)。
より具体的には、所定位置にトンネル覆工用型枠50を設置した後に、例えば側壁部55の下部より、下段の検査窓56を介してコンクリート57を流し込みながらバイブレータ58を用いて締固める工程(図5(a)参照)と、さらに側壁部55の上部のアーチ形状部分52に向かって、中段の検査窓56を介してコンクリート57を流し込みながらバイブレータ58を用いて締固める工程(図5(b)参照)と、さらにアーチ形状部分52の冠部59の手前まで、上段の検査窓56及び必要に応じて吹き上げ投入口60を介してコンクリート57を流し込みながら、バイブレータ58を用いて締固める工程(図5(c)参照)と、冠部59における既設の覆工コンクリート62側の部分から吹き上げ投入口60を介してコンクリート57を吹き上げ方式で圧入し、直接バイブレータを用いて締固めを行うことなく、妻型枠63までコンクリートを充填する工程(図5(d)参照)とによって、覆工コンクリートが打設されることになる。
特開2001−280094号公報 特開2003−262096号公報 特開2015−67949号公報
一方、近年のトンネル工法では、掘削技術の改良によって、コンクリートの打設から養生及びトンネル覆工用型枠の脱型までの、覆工コンクリートを形成するための工程の進捗が、トンネルの切羽面を掘削する工程の進捗に追随できなくなっている。このため、例えばトンネル覆工用型枠を組み立ててからコンクリートを打設するまでの工程と、打設したコンクリートの養生の後にトンネル覆工用型枠を脱型するまでの工程とを、別々の日に行っていたものを、トンネル覆工用型枠の脱型、移動、及び組立から、コンクリートの打設までの工程を、1日のうちに終わらせて、翌日は専らコンクリートの養生期間とするといった施工方法を採用したり、或いはトンネル覆工用型枠の延長を長くしたりするなどによって、覆工コンクリートを形成するための工程の進捗を早めるようにすることが検討されている。
また、トンネル覆工用型枠を用いて形成される覆工コンクリートの打設空間(覆工空間)にコンクリートを打設する際に、複数のコンクリートポンプを用いることによって、覆工コンクリートの品質の向上を図ることができるようにした打設方法も開発されている(例えば、特許文献3参照)。覆工コンクリートの打設空間にコンクリートを打設する際に、複数のコンクリートポンプを用いることによってもまた、覆工コンクリートを形成するための工程の進捗を早めることが可能になると考えられる。
しかしながら、特許文献3の覆工コンクリートの打設方法では、トンネルの側壁部分からアーチ形状部分のクラウン部に至るまでの覆工空間に、コンクリートを打設する際に、コンクリートが打ち上がってくるのに伴って、コンクリートポンプから延設して設けられた圧送配管の、主配管から枝分れした分岐管を、下段、中段、及び上段の3段の開口部に各々挿入又は接続されている端部配管に、下段、中段、及び上段の順番で、上方に向けて順次切り換えて接続し直してゆく必要があるが、分岐管を接続し直す作業は、コンクリートポンプの駆動を一旦停止しなければならないことなどにより、多くの時間と手間を要することから、分岐管を、順次上方に向けて切り換えながら接続し直してゆく作業は、できるだけ少なくすることが望ましい。特に、トンネル覆工用型枠の延長を長くした場合には、コンクリートを供給するための開口部が設けられる上下方向の各段において、トンネル覆工用型枠の延長方向に所定の間隔をおいて配置される開口部の数が多くなって、分岐管を切り替えて接続し直す作業が増大することから、複数のコンクリートポンプを用いた場合でも、覆工コンクリートを形成するための工程の進捗を効率良く早めることは難しくなる。
本発明は、コンクリートが打ち上がってくるのに伴って、コンクリートポンプから延設して設けられた圧送管を、下段から上段に切り換えてトンネル覆工用型枠に接続してゆく作業を少なくして、コンクリートの打設時間を短くすることにより、特にトンネル覆工用型枠の延長を長くした場合に、覆工コンクリートを形成するための工程の進捗を効率良く早めることのできるトンネル覆工コンクリートの打設方法を提供することを目的とする。
本発明は、トンネル覆工用型枠を用いて覆工コンクリートを形成するトンネル覆工コンクリートの施工方法において、トンネルの側壁部分からアーチ形状部分のクラウン部に至るまでの覆工空間にコンクリートを打設する際に用いるトンネル覆工コンクリートの打設方法であって、前記側壁部分から前記アーチ形状部分のクラウン部に至るまでのトンネル覆工用型枠に、コンクリートポンプから延設する圧送配管を接続させる開閉可能な圧入接続口を、上下方向に間隔をおいて複数段に設けておき、下段に配置された圧入接続口に圧送配管を接続して、当該圧入接続口に至るまでの下方の覆工空間に、当該圧入接続口からコンクリートを流し込むことで供給した後に、引き続いて当該圧入接続口の上方の覆工空間に、当該圧入接続口からコンクリートを圧入することで供給するコンクリート流し込み圧入工程を含んでおり、下段の圧入接続口から上段の圧入接続口に前記圧送配管を接続する接続口を切り換えながら、前記コンクリート流し込み圧入工程を複数回繰り返して、前記側壁部分から前記アーチ形状部分のクラウン部に至るまでの覆工空間にコンクリートを打設するトンネル覆工コンクリートの打設方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明のトンネル覆工コンクリートの打設方法は、天頂部よりも下方の最上段の前記圧入接続口から、これの下方の覆工空間にコンクリートを流し込むことで供給した後に、引き続いてこれの上方の覆工空間にコンクリートを圧入することで供給したら、前記圧送配管を、前記トンネル覆工用型枠の天頂部に設けられた天頂部圧入接続口に接続し、該天頂部圧入接続口からコンクリートを圧入することで供給して、天頂部の覆工空間にコンクリートを充填する天頂部充填工程を含んでいることが好ましい。
また、本発明のトンネル覆工コンクリートの打設方法は、前記天頂部圧入接続口が、前記トンネル覆工用型枠の前後方向に間隔をおいて複数箇所に設けられており、前記天頂部充填工程において、これらの複数箇所の天頂部圧入接続口に複数系統の前記圧送配管を各々接続して、複数系統のコンクリートポンプから天頂部の覆工空間にコンクリートを同時に供給することが好ましい。
さらに、本発明のトンネル覆工コンクリートの打設方法は、天頂部よりも下方の最上段の前記圧入接続口からこれの下方の覆工空間にコンクリートを流し込むことで供給した後に、引き続いてこれの上方の覆工空間に、前記アーチ形状部分のクラウン部の頂部に至るまで連続してコンクリートを圧入することで供給して、天頂部の覆工空間にコンクリートを充填する天頂部連続充填工程を含んでいることが好ましい。
さらにまた、本発明のトンネル覆工コンクリートの打設方法は、前記圧入接続口が、複数段に配置された各段において、前記トンネル覆工用型枠の前後方向に間隔をおいて複数箇所に設けられており、前記コンクリート流し込み圧入工程において、これらの各段の複数箇所の圧入接続口に複数系統の前記圧送配管を各々接続して、複数系統のコンクリートポンプから覆工空間にコンクリートを同時に供給することが好ましい。
本発明のトンネル覆工コンクリートの打設方法によれば、コンクリートが打ち上がってくるのに伴って、コンクリートポンプから延設して設けられた圧送管を、下段から上段に切り換えてトンネル覆工用型枠に接続してゆく作業を少なくして、コンクリートの打設時間を短くすることにより、特にトンネル覆工用型枠の延長を長くした場合に、覆工コンクリートを形成するための工程の進捗を効率良く早めることができる。
(a)〜(c)は、本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル覆工コンクリートの打設方法を説明する略示横断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル覆工コンクリートの打設方法を説明する略示縦断面図である。 天頂部の覆工空間にコンクリートを供給する他の形態を説明する略示横断面図である。 従来のトンネル覆工コンクリートの打設方法において、トンネル覆工用型枠をトンネルの内周面に沿って設置した状態を説明する略示横断面図である。 (a)〜(d)は、従来のトンネル覆工コンクリートの打設方法の作業手順を説明する、一部を断面図として示す略示側面図である。
本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル覆工コンクリートの打設方法は、例えば山岳トンネル工法等のトンネル工法において、図1(a)〜(c)に示すように、掘削したトンネル40の内周面を覆って構築される覆工コンクリート20(図1(c)参照)を、セントルと呼ばれるトンネル覆工用型枠10を用いて形成する際に、トンネル覆工用型枠10の脱型、移動、及び組立から、コンクリートの打設及び養生までの工程を、できるだけ短い時間で施工できるようにして、覆工コンクリート20の形成するための工程の進捗を、トンネル40の切羽面を掘削する工程の進捗に、追随させることができるようにするための方法として採用されたものである。
すなわち、近年のトンネル工法では、掘削技術の改良によって、コンクリートの打設から養生及びトンネル覆工用型枠10の脱型までの、覆工コンクリート20を形成するための工程の進捗が、トンネル40の切羽面を掘削する工程の進捗に追随できなくなって、効率良く施工されていないことが多くなっていることから、本実施形態では、一般に用いられる10.5m程度の延長を有するトンネル覆工用型枠に代えて、好ましくは例えば18〜22m程度の延長を有するロングスパンのトンネル覆工用型枠10を用いることで、一サイクルで行なう覆工コンクリート20の施工スパンを増大させて、工期の短縮を図ると共に、以下に詳述するトンネル覆工コンクリートの打設方法を採用することによって、コンクリート22を打設する際の作業時間を短縮させて、覆工コンクリート20を形成するための工程の進捗を、より一層早めることができるようにしたものである。
そして、本実施形態のトンネル覆工コンクリートの打設方法は、トンネル覆工用型枠10を用いて覆工コンクリート20を形成する覆工コンクリートの施工方法において、トンネル40の側壁部分40aからアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21(図1(a)参照)に、コンクリート22を打設する際に用いるコンクリートの打設方法であって、図1(a)〜(c)に示すように、トンネル40の側壁部分40aからアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでのトンネル覆工用型枠10に、コンクリートポンプ30(図2(a)〜(c)参照)から延設する圧送配管31の分岐管31bを接続させる開閉可能な圧入接続口11a,11bを、上下方向に間隔をおいて複数段(本実施形態では、2段)に設けておき、下段に配置された圧入接続口11aに圧送配管31の分岐管31bを接続して、当該圧入接続口11aに至るまでの下方の覆工空間21に、当該圧入接続口11aからコンクリート22を流し込むことで供給した後に(図1(a)のドット部参照)、引き続いて当該圧入接続口11aの上方の覆工空間21に、当該圧入接続口11aからコンクリート22を圧入することで供給する(図1(a)の斜線部参照)、コンクリート流し込み圧入工程を含んでいる。下段の圧入接続口11aから上段の圧入接続口21bに、圧送配管31の分枝管31bを接続する接続口11a,11bを切り換えながら(図1(b)参照)、コンクリート流し込み圧入工程を複数回繰り返して、トンネル40の側壁部分40aからアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21に、コンクリートを打設するようになっている(図1(c)参照)。
また、本実施形態では、天頂部よりも下方の最上段(本実施形態では、上段)の圧入接続口11bから、これの下方の覆工空間21にコンクリート22を流し込むことで供給した後に(図1(b)の上段のドット部参照)、引き続いてこれの上方の覆工空間21にコンクリート22を圧入することで供給したら(図1(b)の上段の斜線部参照)、図1(c)に示すように、圧送配管31の分岐管31bを、トンネル覆工用型枠10の天頂部に設けられた天頂部圧入接続口12a,12bに接続し、これらの天頂部圧入接続口12からコンクリート22を圧入することで供給して(図1(c)の網掛部参照)、天頂部の覆工空間21にコンクリート22を充填する天頂部充填工程を含んでいる。
さらに、本実施形態では、図2(a)、(b)に示すように、圧入接続口11a,11bは、2段に配置された各段において、トンネル覆工用型枠10の前後方向(トンネルの掘進方向)Xに間隔をおいて複数箇所に設けられており、コンクリート流し込み圧入工程において、これらの各段の複数箇所の圧入接続口11a,11bに複数系統(本実施形態では2系統)の圧送配管31の分岐管31bを各々接続して、複数系統(2系統)のコンクリートポンプ20から覆工空間21にコンクリート22を同時に供給するようになっている。
さらにまた、本実施形態では、図2(c)に示すように、天頂部圧入接続口12は、トンネル覆工用型枠10の前後方向(トンネルの掘進方向)Xに間隔をおいて複数箇所に設けられており、天頂部充填工程において、これらの複数箇所の天頂部圧入接続口12に複数系統(2系統)の圧送配管31の分岐管31bを各々接続して、複数系統のコンクリートポンプ20から天頂部の覆工空間21にコンクリート22を同時に供給するようになっている。
本実施形態では、トンネル覆工コンクリートの打設方法に用いるトンネル覆工用型枠10は、トンネル40の掘進方向Xに移動可能なスライドセントルとなっており、例えば18〜22m程度の延長を有するロングスパンのセントルとなっている。トンネル覆工用型枠10は、ロングスパンのセントルとなっていること以外は、例えば特開2015−67949号公報に記載されたトンネル覆工用型枠と、略同様の構成を備えている。
すなわち、トンネル覆工用型枠10は、図1(a)〜(c)に示すように、トンネル40の掘進方向Xに連結一体化された(図2(a)〜(c)参照)、複数の門型台車13と、これらの一体化された門型台車13によって支持されると共に、例えば吹付けコンクリートによる一次覆工23によって覆われたトンネル40の内周面に沿って配置されて、覆工空間21の内側の型枠面を形成する型枠本体14とを含んで構成されている。門型台車13は、基台部13aと、基台部13aを支持する支柱脚部13bとを備えている。支柱脚部13bの下端には、トンネル40の床面に敷設されたレール24に沿って走行可能な走行部13cが設けられており、これによってトンネル覆工用型枠10は、トンネル40の掘進方向Xに移動できるようになっている。
型枠本体14は、一次覆工23によって覆われたトンネル40の内周面に沿った形状を備えるように組み付けられており、トンネル40の内周面との間に所定の間隔をおいて配置されることにより、所定の厚さの覆工空間21を形成する。また、型枠本体14は、トンネル40のアーチ形状部分40bの上部の覆工空間21を形成する上部型枠14aと、アーチ形状部分40bの下部及び両側の側壁部分40aの覆工空間21を形成する一対の側部型枠14bと、一対の下端部型枠14cとを含んで構成されている。上部型枠14aは、門型台車13の基台部13aに設けられた複数の昇降ジャッキ15aによって、上下方向に昇降可能に支持されている。一対の側部型枠14bは、上部型枠14aの両側の下端部に各々回転可能に接続されており、一対の下端部型枠14cは、各々の側部型枠14bの下端部に回転可能に接続されている。側部型枠14b及び下端部型枠14cは、一端部が門型台車13に連結された伸縮ジャッキ15b,15cの他端部と連結しており、これらの伸縮ジャッキ15b,15cを伸縮することで、側部型枠14bや下端部型枠14cを、上部型枠14aや側部型枠14bに対して、回動できるようになっている。
これらによって、トンネル覆工用型枠10は、昇降ジャッキ15aや伸縮ジャッキ15b,15cを伸縮させることで、型枠本体14を展開したり内側にまとめたりすることが可能になって、トンネル40の内周面に沿うように型枠本体14を組み付けたり、型枠本体14を脱型した後にトンネル40の内部で掘進方向Xに移動させたりできるようになっている。
本実施形態では、トンネル覆工用型枠10は、例えば18〜22m程度の延長を有するロングスパンの型枠としたことにより施工スパンを増大させて、工期の短縮を図ることができるようになっていることに加えて、好ましくは、前後方向(トンネルの掘進方向)Xの一方及び他方に2分割した状態となるように、分離可能な構成を備えている。トンネル覆工用型枠10を一方及び他方に分離可能な構成としたことで、トンネル覆工用型枠10の移動及びセットをロングスパンのまま一体として行えるようにして、移動及びセットの時間の短縮を図りつつも、例えばトンネル40の坑口部分や断面拡幅部分等の、異なる断面部分の覆工コンクリート20を施工する際に、これらの異なる断面部分の型枠の組み立てや打設したコンクリートの養生などのために、トンネル覆工用型枠10を、移動することなく通常よりも長い期間、同じ位置に保持しておく必要がある場合でも、例えば一方の部分をそのまま保持しておき、異なる断面部分から外れた他方の部分を分離することで、分離した他方の部分を用いることによって、覆工コンクリート20を形成する作業を進めることが可能になる。これによって、覆工コンクリート20を形成するための工程が、異なる断面部分の影響によって長引くことになるのを、効果的に回避することが可能になる。
本実施形態では、トンネル覆工用型枠10によって形成された、一次覆工23で覆われたトンネルの40内周面との間の覆工空間22には、上述のように、2系統のコンクリートポンプ(コンクリートポンプ車)30及び圧送配管31を介して、コンクリート22が供給されるようになっている。すなわち、本実施形態では、コンクリートポンプ30は、図2(a)〜(c)に示すように、セットされたトンネル覆工用型枠10を挟んだトンネルの掘進方向Xの前方及び後方に1台ずつ、2台配置されており、各々のコンクリートポンプ30のホッパー部に、コンクリートミキサー車32からコンクリート22が投入されるようになっている。前後2台のコンクリートポンプ30には、圧送配管31が各々接続されている。これらの2系統の圧送配管31を介して、2台のコンクリートポンプ30から覆工空間22に、コンクリート22を同時に圧送して、供給できるようになっている。2系統のコンクリートポンプ20及び圧送配管31を用いることにより、覆工コンクリート20を形成するための工程の進捗を、より効果的に早めることが可能になる。2台のコンクリートポンプ30を用いる場合、これらの2台のコンクリートポンプ30は、トンネル覆工用型枠10を挟んだトンネルの掘進方向Xの前方又は後方の一方(片側)に、並べて配置することもできる。
2台のコンクリートポンプ20に接続されてコンクリートを圧送する2系統の圧送配管31は、各々、一端部がコンクリートポンプ30に接続されて、セットされたトンネル覆工用型枠10の内側に至るまで、トンネル覆工用型枠10の前後方向(トンネルの掘進方向)Xに延設して設けられた主配管31aと、主配管31aの他端部からロータバルブ31c(図1(a)〜(c)参照)を介してトンネル50の幅方向の両側に枝分かれして設けられた分岐管31bとを含んで形成されている。分岐管31bは、曲折可能な可撓性を備える部分を有しており、可撓性を備える部分で適宜曲折させたり湾曲させたりすることによって、当該分岐管31bを、下段の圧入接続口11aから上段の圧入接続口11bに切り換えて接続したり、上段の圧入接続口11bから天頂部圧入接続口12a,12bに切り換えて接続したり、各段の圧入接続口11a,11bや天頂部圧入接続口12a,12bにおいて、前後方向Xの位置が異なる別の接続口11a,11b,12a,12bに、切り換えて接続し直したりすることができるようになっている。
そして、本実施形態のトンネル覆工コンクリートの打設方法では、図1(a),(b)に示すように、分岐管31bが接続された圧入接続口11a,11bに至るまでの、当該圧入接続口11a,11bの下方の覆工空間21に、コンクリート22を流し込むことで供給した後に(図1(a),(b)の波線部参照)、引き続いて当該圧入接続口11a,11bの上方の覆工空間21に、当該圧入接続口11a,11bからコンクリート22を圧入することで供給する(図1(a),(b)の斜線部参照)、コンクリート流し込み圧入工程を含んでおり、下段の圧入接続口11aから上段の圧入接続口11bに、圧送配管31の分岐管31bを接続する接続口11a,11bを切り換えながら、コンクリート流し込み圧入工程を繰り返して、トンネル40の側壁部分40aからアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21に、コンクリート22を打設するようになっている。
すなわち、本実施形態では、トンネル40の側壁部分40aからアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの、天頂部よりも下方のトンネル覆工用型枠10には、コンクリートポンプ30から延設する圧送配管31の分岐管31bを接続させる開閉可能な圧入接続口11a,11bが、上下方向に間隔をおいて複数段(2段)に設けられており、先ず下段に配置された圧入接続口11aに圧送配管31の分岐管31bを接続して、当該圧入接続口11aに至るまでの下方の覆工空間21に、当該圧入接続口11aからコンクリート22を流し込むことで供給する(図1(a)のドット部参照)。下段の圧入接続口11aから流し込んだコンクリート22が、当該圧入接続口11aの高さ位置に至ったら、接続口を切り替えることなく、そのまま続けて下段の圧入接続口11aからコンクリート22を圧入することで、当該圧入接続口11aの上方の覆工空間21に、好ましくは上段の圧入接続口11bとの間の中間部分の高さ位置に至るまで、コンクリート22を供給する(図1(a)の斜線部参照)。これらによって、下段の圧入接続口11aにおける、コンクリート流し込み圧入工程が実施される。
下段の圧入接続口11aにおけるコンクリート流し込み圧入工程によって、下段の圧入接続口11aと上段の圧入接続口11bとの間の中間部分の高さ位置に至るまで、下段の圧入接続口11aからコンクリート22を圧入したら、分岐管31bを接続させる接続口を、下段の圧入接続口11aから上段の圧入接続口11bに切り換えて分岐管31bを接続して、上段の圧入接続口11bにおいて、同様にしてコンクリート流し込み圧入工程を繰り返す。すなわち、上段に配置された圧入接続口11aに接続された圧送配管31の分岐管31bから、当該圧入接続口11bに至るまでの下方の覆工空間21に、当該圧入接続口11bからコンクリート22を流し込むことで供給する(図1(b)の上段のドット部参照)。上段の圧入接続口11bから流し込んだコンクリート22が、当該圧入接続口11bの高さ位置に至ったら、接続口を切り替えることなく、そのまま続けて上段の圧入接続口11bからコンクリート22を圧入することで、当該圧入接続口11bの上方の覆工空間21である、トンネル40のアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21に、コンクリート22を供給する(図1(b)の上段の斜線部参照)。これらによって、上段の圧入接続口11bにおける、コンクリート流し込み圧入工程が実施される。
また、本実施形態では、最上段の接続口である上段の圧入接続口11bにおいてコンクリート流し込み圧入工程を実施して、トンネル40のアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21に、コンクリート22を供給したら、上述のように、引き続いて天頂部充填工程を実施することにより、側壁部分20aからアーチ形状部分20bのクラウン部20cの頂部に至るまでの覆工空間21の全体に、コンクリート22を充填することができる。すなわち、天頂部充填工程では、圧送配管31の分岐管31bを、トンネル覆工用型枠10の天頂部に設けられた天頂部圧入接続口12a,12bに接続して、天頂部圧入接続口12a,12bからコンクリート22を吹上げ方式で圧入することにより、覆工空間21の天頂部まで、コンクリート22を密な状態で容易に充填することが可能になる(図1(c)のドット部参照)。
本実施形態では、上述のように、天頂部圧入接続口12a,12bは、トンネル覆工用型枠10の前後方向(トンネルの掘進方向)Xに間隔をおいて複数箇所に設けられており、天頂部充填工程において、これらの複数箇所の天頂部圧入接続口12に2系統の圧送配管31の分岐管31aを各々接続して、2系統のコンクリートポンプ20から天頂部の覆工空間21に同時にコンクリート22を供給するようになっているので、覆工コンクリート20を形成するための工程の進捗を、より効果的に早めることが可能になる。
そして、上述の構成を備える本実施形態のトンネル覆工コンクリートの打設方法によれば、コンクリート22が打ち上がってくるのに伴って、コンクリートポンプ30から延設して設けられた圧送管31の分岐管31bを、下段から上段に切り換えてトンネル覆工用型枠10に接続してゆく作業を低減して、コンクリート22の打設時間を短くすることにより、覆工コンクリート20を形成するための工程の進捗を効率良く早めることが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、トンネル40の側壁部分40aからアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21にコンクリート22を打設する際に、圧送配管31の分枝管31bを接続した圧入接続口11a,11bの下方の覆工空間21に、コンクリート22を流し込むことで供給した後に、引き続いてこれの上方の覆工空間21にコンクリート22を圧入することで供給するコンクリート流し込み圧入工程を繰り返して、覆工空間21にコンクリート22を打設するので、側壁部分からアーチ形状部分のクラウン部に至るまでの各々の段の開口部から、コンクリートを流し込むことで覆工空間にコンクリートを供給していた従来のトンネル覆工コンクリートの打設方法と比較して、下段から上段に切り換えて圧送管31の分岐管31bをトンネル覆工用型枠10に接続してゆく作業を低減することが可能になって、コンクリート22の打設時間を短くすることにより、特にトンネル覆工用型枠10の延長を長くした場合に、覆工コンクリート20を形成するための工程の進捗を、効率良く且つ効果的に早めることが可能になる。
また、本実施形態のトンネル覆工コンクリートの打設方法では、最上段の接続口である上段の圧入接続口11bにおいてコンクリート流し込み圧入工程を実施して、トンネル40のアーチ形状部分40bのクラウン部40cに至るまでの覆工空間21に、コンクリート22を供給したら、これに続けて天頂部連続充填工程を実施することにより、トンネル40のクラウン部20cの頂部に至るまでの覆工空間21の全体に、コンクリート22を充填することもできる。すなわち、天頂部連続充填工程では、図3に示すように、天頂部よりも下方の上段の圧入接続口11bからこれの下方の覆工空間21にコンクリート22を流し込むことで供給した後に(図3の上段のドット部参照)、引き続いてこれの上方の覆工空間21に、トンネル40のアーチ形状部分40bのクラウン部40cの頂部に至るまで連続してコンクリートを圧入することで供給して(図3の上段の斜線部参照)、天頂部の覆工空間21にコンクリートを充填するようになっている。
天頂部連続充填工程を実施することにより、覆工空間21の天頂部まで、コンクリート22を密な状態で容易に充填することが可能になると共に、圧送管31の分岐管31bをトンネル覆工用型枠10に接続してゆく作業をさらに低減して、覆工コンクリート20を形成するための工程の進捗を、より効果的に早めることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、圧入接続口は、側壁部分からアーチ形状部分のクラウン部に至るまでのトンネル覆工用型枠の天頂部よりも下方に、2段に設ける必要は必ずしも無く、上下方向に間隔をおいて3段以上に設けて、下段の圧入接続口から上段の圧入接続口に向けて、コンクリート流し込み圧入工程を3回以上繰り返すことにより、覆工空間にコンクリートを供給するようにすることもできる。また、天頂部の覆工空間や、側壁部分からアーチ形状部分のクラウン部に至るまでの覆工空間に供給されるコンクリートは、2系統の圧送配管やコンクリートポンプから送れられるものである必要は必ずしもなく、1系統又は3系統以上の圧送配管やコンクリートポンプから送れられるものであっても良い。
10 トンネル覆工用型枠
11a 下段の圧入接続口
11b 上段(最上段)の圧入接続口
12a,12b 天頂部圧入接続口
13 門型台車
13a 基台部
13b 支柱脚部
13c 走行部
14 型枠本体
14a 上部型枠
14b 側部型枠
14c 下端部型枠
15a 昇降ジャッキ
15b,15c 伸縮ジャッキ
20 覆工コンクリート
21 覆工空間
22 コンクリート
23 一次覆工
24 レール
30 コンクリートポンプ(コンクリートポンプ車)
31 圧送配管
31a 主配管
31b 分岐管
40 トンネル
40a 側壁部分
40b アーチ形状部分
40c クラウン部
X トンネル覆工用型枠10の前後方向(トンネルの掘進方向)

Claims (5)

  1. トンネル覆工用型枠を用いて覆工コンクリートを形成するトンネル覆工コンクリートの施工方法において、トンネルの側壁部分からアーチ形状部分のクラウン部に至るまでの覆工空間にコンクリートを打設する際に用いるトンネル覆工コンクリートの打設方法であって、
    前記側壁部分から前記アーチ形状部分のクラウン部に至るまでのトンネル覆工用型枠に、コンクリートポンプから延設する圧送配管を接続させる開閉可能な圧入接続口を、上下方向に間隔をおいて複数段に設けておき、
    下段に配置された圧入接続口に圧送配管を接続して、当該圧入接続口に至るまでの下方の覆工空間に、当該圧入接続口からコンクリートを流し込むことで供給した後に、引き続いて当該圧入接続口の上方の覆工空間に、当該圧入接続口からコンクリートを圧入することで供給するコンクリート流し込み圧入工程を含んでおり、
    下段の圧入接続口から上段の圧入接続口に前記圧送配管を接続する接続口を切り換えながら、前記コンクリート流し込み圧入工程を複数回繰り返して、前記側壁部分から前記アーチ形状部分のクラウン部に至るまでの覆工空間にコンクリートを打設するトンネル覆工コンクリートの打設方法。
  2. 天頂部よりも下方の最上段の前記圧入接続口から、これの下方の覆工空間にコンクリートを流し込むことで供給した後に、引き続いてこれの上方の覆工空間にコンクリートを圧入することで供給したら、前記圧送配管を、前記トンネル覆工用型枠の天頂部に設けられた天頂部圧入接続口に接続し、該天頂部圧入接続口からコンクリートを圧入することで供給して、天頂部の覆工空間にコンクリートを充填する天頂部充填工程を含んでいる請求項1記載のトンネル覆工コンクリートの打設方法。
  3. 前記天頂部圧入接続口は、前記トンネル覆工用型枠の前後方向に間隔をおいて複数箇所に設けられており、前記天頂部充填工程において、これらの複数箇所の天頂部圧入接続口に複数系統の前記圧送配管を各々接続して、複数系統のコンクリートポンプから天頂部の覆工空間にコンクリートを同時に供給する請求項2記載のトンネル覆工コンクリートの打設方法。
  4. 天頂部よりも下方の最上段の前記圧入接続口からこれの下方の覆工空間にコンクリートを流し込むことで供給した後に、引き続いてこれの上方の覆工空間に、前記アーチ形状部分のクラウン部の頂部に至るまで連続してコンクリートを圧入することで供給して、天頂部の覆工空間にコンクリートを充填する天頂部連続充填工程を含んでいる請求項1記載のトンネル覆工コンクリートの打設方法。
  5. 前記圧入接続口は、複数段に配置された各段において、前記トンネル覆工用型枠の前後方向に間隔をおいて複数箇所に設けられており、前記コンクリート流し込み圧入工程において、これらの各段の複数箇所の圧入接続口に複数系統の前記圧送配管を各々接続して、複数系統のコンクリートポンプから覆工空間にコンクリートを同時に供給する請求項1〜4のいずれか1項記載のトンネル覆工コンクリートの打設方法。
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