JP2001279671A - 水底への覆砂方法及び装置 - Google Patents

水底への覆砂方法及び装置

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JP2001279671A
JP2001279671A JP2000089225A JP2000089225A JP2001279671A JP 2001279671 A JP2001279671 A JP 2001279671A JP 2000089225 A JP2000089225 A JP 2000089225A JP 2000089225 A JP2000089225 A JP 2000089225A JP 2001279671 A JP2001279671 A JP 2001279671A
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JP
Japan
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sand
water bottom
covering
pipe
barge
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JP2000089225A
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English (en)
Inventor
Satoru Kumagai
哲 熊谷
Yoshinori Kawaida
芳紀 川井田
Kenichi Moriyama
健一 森山
Makoto Hasegawa
誠 長谷川
Katsumi Kono
勝美 幸野
Yasuhiro Shinohara
康裕 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAISHIN DOBOKU KK
SUGAGUMI CO Ltd
Toa Corp
Original Assignee
DAISHIN DOBOKU KK
SUGAGUMI CO Ltd
Toa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水底へ覆砂する際に、砂を薄く、かつ均一に
覆砂することができて、砂の無駄を少なくできて経済的
な施工を行なうことのできる水底への覆砂方法およびそ
の装置を提供する。 【解決手段】 台船1の後方部から排砂管2の先端に交
差して接続した撒砂パイプ8の下部に沿って所定間隔に
配設した複数の吐出口9からスラリー状の砂Sをそれぞ
れ適宜な流量で吐出しながら台船1を直線状に移動して
覆砂する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水底にできるだけ
薄く、かつ均一に覆砂する水底への覆砂方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水底へ覆砂する場合は、水と砂と
を混合してスラリー化してポンプにより圧送し、覆砂用
の台船上の排砂管の先端部から砂を吐出しながらスウィ
ングし、台船を移動しているので、覆砂層が重なったラ
ップ部が形成され、砂の層の厚さにむらが発生し、均一
厚さの覆砂が行なわれず、砂の無駄が多く、それだけ経
済的な施工ができないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水底へ覆砂
する際に、砂を薄く、かつ均一に覆砂することができ
て、砂の無駄を少なくできて、経済的な施工を行なうこ
とができる水底への覆砂方法およびその装置を提供す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、台船上の排砂
管の先端に交差するごとく接続した撒砂パイプの下部に
沿って所定間隔に多数配設した吐出口からスラリー状の
砂をそれぞれ適宜な流量で吐出しながら台船を直線状に
移動して覆砂する水底への覆砂方法からなり、さらに、
台船上に配置した排砂管の先端に交差するごとく撒砂パ
イプを接続し、その撒砂パイプの下部に沿って所定間隔
に多数の吐出口を水平方向に配設し、それら各吐出口
に、移動可能な流量調整用の可動仕切り体を設け、かつ
各吐出口の吐出側に導砂板を配設した水底への覆砂装置
からなる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。
【0006】図1は本発明の水底への覆砂方法に適用す
る砂撒用の台船の一実施形態の概略側面図、図2は図1
の概略平面図、図3は図2の台船上の排砂管の先端部の
要部拡大の平面図、図4は図3のA−A方向の要部拡大
の側断面図、さらに図5は図4のパイプに配設した吐出
口の要部拡大の側断面図である。
【0007】まず、この水底への覆砂装置は、砂撒用の
台船1上に図1で示すようにフロート3、ゴムスリーブ
4を介して砂と水とからなるスラリー状の砂Sを圧送す
る排砂管2を有し、矢印Fで示す台船1の進行方向の後
方部に、その排砂管2の先端に交差して撒砂パイプ8を
図2及び図3のごとく接続している。
【0008】次に、この撒砂パイプ8のほぼ最下部に沿
って、図3、図4及び図5のごとく所定の間隔に複数の
吐出口9を水平方向に多数配設し、さらに各吐出口9の
吐出側前方下部に、図3及び図4に示すごとく、やや前
傾した導砂板11を配設している。
【0009】さらに、上記各吐出口9には、図6、図6
のB−B方向の平面図の図7、図7のC−C方向の側面
図の図8に示すごとく上下方向に移動可能な流量調整用
の可動仕切板10をそれぞれ配設している。
【0010】次に、以上の構成からなる覆砂装置を配置
した台船1による水底への覆砂方法について説明する
と、排砂管2内を通してきたスラリー状の砂Sは、排砂
管2に直交するごとく設けた撒砂パイプ8の最下部に沿
って所定間隔で配設した複数の吐出口9からそれぞれ適
宜な流量で吐出しながら水底に覆砂する。そして台船1
は、図1及び図2に示す発電機6、ウインチ5の作動に
よるアンカー付牽引ワイヤー7の巻き取りにより直線状
に移動し、移動しながら水底に覆砂する。
【0011】その際、本発明においては撒砂パイプ8の
ほぼ最下部に沿って複数個配設した各吐出口9から吐出
するスラリー状の砂Sの流量を、それぞれの可動仕切板
10を上下方向に移動することで調整可能であり、各吐
出口9からのスラリー状の砂Sの導砂板11上への吐出
状態を施工現場で見ながら、スラリー状の砂Sが幅方向
に均一に吐出するように各吐出口9の開度を調整する。
【0012】上記各吐出口9の可動仕切板10の上下移
動による開度調整は、スラリー状の砂Sの濃度や質によ
って適宜調整し、また一般には撒砂パイプ8の中央部の
吐出口9の開度を撒砂パイプ8の両端側の吐出口9の開
度より小さくするように適宜調整して、水底に対し、薄
く、かつ均一に覆砂するようにすることができる。
【0013】また、各吐出口9の吐出側前方にやや前傾
した導砂板11を配設することにより、均一な厚さでの
覆砂をより確実に行なうことができる。
【0014】以上により台船1上の撒砂パイプ8の長さ
に相当する図9の幅Wの覆砂施工Xが台船1の直線状の
移動により終了すると、次の幅Wの覆砂施工Yを、さら
に幅Wの覆砂施工Zを順次行なうものである。
【0015】
【発明の効果】以上に説明した本発明の水底への覆砂方
法およびその装置によれば、排砂管により圧送されてき
たスラリー状の砂を水底に対して薄く、かつ均一に覆砂
することができる。
【0016】また、本発明では砂の吐出がスウィングで
はなく、直線状に行なわれるので砂が必要以上にラップ
して撒かれることがなく、砂の無駄が少なくなって経済
的な覆砂施工ができる。さらに、覆砂状態は撒砂パイプ
の開度の調整によっていかようにも変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における覆砂装置である砂
撒台船の概略側面図である。
【図2】図1の概略平面図である。
【図3】図2の台船上の排砂管の先端の要部拡大の平面
図である。
【図4】図3のA−A方向の要部拡大の側断面図であ
る。
【図5】図4のパイプに配設した吐出口の要部拡大の側
断面図である。
【図6】図5の吐出口の拡大正面図である。
【図7】図6のB−B方向の平面図である。
【図8】図7のC−C方向の側面図である。
【図9】図1の砂撒台船による水底への覆砂施工例の説
明用平面図である。
【符号の説明】
1 台船 2 排砂管 8 撒砂パイプ 9 吐出口 10 可動仕切板 11 導砂板 S スラリー状の砂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 哲 福岡県福岡市博多区博多駅前3−5−7 東亜建設工業株式会社内 (72)発明者 川井田 芳紀 福岡県福岡市博多区博多駅前3−5−7 東亜建設工業株式会社内 (72)発明者 森山 健一 福岡県福岡市博多区博多駅前3−5−7 東亜建設工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 誠 福岡県福岡市博多区博多駅前3−5−7 東亜建設工業株式会社内 (72)発明者 幸野 勝美 大分県西国東郡香々地町大字香々地4089 株式会社菅組内 (72)発明者 篠原 康裕 東京都中央区日本橋人形町3丁目3番13号 大新土木株式会社内 Fターム(参考) 2D045 AA04 BA01 CA03 CA14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台船上の排砂管の先端に交差するごとく
    接続した撒砂パイプの下部に沿って所定間隔に多数配設
    した吐出口からスラリー状の砂をそれぞれ適宜な流量で
    吐出しながら台船を直線状に移動して覆砂する水底への
    覆砂方法。
  2. 【請求項2】 台船上に配置した排砂管の先端に交差す
    るごとく撒砂パイプを接続し、その撒砂パイプの下部に
    沿って所定間隔に多数の吐出口を水平方向に配設し、そ
    れら各吐出口に、移動可能な流量調整用の可動仕切り体
    を設け、かつ各吐出口の吐出側に導砂板を配設した水底
    への覆砂装置。
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