JP2001278591A5 - - Google Patents

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JP2001278591A5
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Description

【0003】
そこで、車両を安定支持させるため、車体の左右両側部には先端を地面に当接させて車体を持ち上げ支持する複数のジャッキが設けられている。また、車体の左右両端部の前側と後側には車両走行用の一対の前輪及び後輪が設けられ、これら前輪及び後輪には傾斜地での車両の走行を防止するための補助制動装置が取り付けられている。
【0005】
また、傾斜地においてジャッキが接地されて車両が水平状態で安定支持されている場合に、補助制動装置が誤って解除されたときでもジャッキ格納操作が可能であるので、車輪が傾斜地に接地されると車両が走行する虞がある、という問題が生じる。
【0009】
このように、車体の傾斜角度が許容値を越えている場合には前輪及び後輪が制動されていなければジャッキの作動が規制されるので、車輪が制動されていない状態で車両が傾斜地に載置されることはなく、車両が走行する虞を未然に防止することができる。また、車体の傾斜角度が許容値の範囲内である場合には前輪及び後輪の制動は不要であるので、車輪の制動操作をすることなくジャッキ操作を行なうことができ、ジャッキの張り出し作業の作業効率の向上を図ることができる。
【0010】
また、上記構成の作業用車両のジャッキ作動制御装置は、ジャッキが接地されたか否かを判断するジャッキ接地判断手段を有し、ジャッキ接地判断手段により複数のジャッキの少なくとも1つのジャッキの接地が検出されたときの車体傾斜角を記憶して、ジャッキの作動を制御することが好ましい。
【0011】
上記構成の作業用車両のジャッキ作動制御装置によれば、ジャッキにより車体が持ち上げ支持される前、具体的には複数のジャッキの少なくとも1つが接地された時点での車体傾斜角度を検出し記憶しておき、ジャッキ接地判断手段によりジャッキが非接地状態になったと判断しない限り、この記憶された車体傾斜角度に基づいてジャッキ作動制御手段がジャッキの作動を制御する。
【0012】
更に詳細には、傾斜角度が許容角度を超えている傾斜地にジャッキにより車体が水平に持ち上げ支持された状態で前輪及び後輪の制動状態が解除されてジャッキの格納操作がされた場合、ジャッキ接地判断手段によりジャッキが接地状態にあると判定されると、ジャッキ作動制御手段は検出傾斜角度が許容値を越えた場合の作動制御を行なって、ジャッキの作動を規制する。このように、ジャッキにより車体を水平状態に支持して車体の傾斜角度が所定値の範囲内にあった場合でもジャッキの格納操作が規制されるので、車輪が制動されていない状態で傾斜地に車体が載置されることはなく、車両が走行する虞を未然に防止することができる。
【0021】
図2に示すように、ジャッキ接地検出センサ47は図1に示す4本のアウトリガジャッキ7の各々に取り付けられており、各アウトリガジャッキ7の接地の有無を検出する。ジャッキ当接検出センサ45は図1に示すアウトリガジャッキ7により車体3を持ち上げ支持する直前の状態を検出する機能を有し、ジャッキシリンダ9に取り付けられてジャッキシリンダ9内の圧力の変化を検出する。尚、ジャッキ当接検出センサ45はジャッキシリンダ9の伸長量が所定量になったときを検出する機能を有したものでも良い。さらに、本実施形態では、その制御機能を明確にするためにジャッキ接地検出センサ47(及び後述するジャッキ接地判断回路73)に対して、別途、ジャッキ当接検出センサ45(及び後述するジャッキ当接時傾斜角選択回路75)を設けた例を示しているに過ぎず、後述するようなアウトリガジャッキ7の接地の有無と、各アウトリガジャッキ7の接地検出時の車体傾斜角との記憶に基づいてアウトリガジャッキ7の作動を制御するジャッキ接地判断手段を形成するものであれば、その構成として両センサ47、45が一体に形成されていても差し支えない。
【0032】
次に、図1に示すように、車体3がアウトリガジャッキ7により持ち上げ支持されている状態からアウトリガジャッキ7を車体3に格納させる場合について説明する。最初に、図示しない作業者は伸縮ブーム17を車体3に格納させた後に、ジャッキ操作装置11を操作してアウトリガジャッキ7を縮小動させる。ここで、四輪29、31の制動が解除されている場合には、図2に示す四輪ロック検出センサ43が非制動状態を検出し、この非制動状態である旨の検出信号に基づいてジャッキ作動制御回路81がインターロックS/V51を作動させて作動制御弁Vへの油圧供給を停止させてジャッキシリンダ9の作動を規制する。このため、作業中に四輪29、31の制動が誤って解除された場合でもジャッキシリンダ9の作動が規制されるので、四輪29、31が非制動状態のままで接地されることを未然に防止することができ、車両の走行を未然に防止することができる。
【0034】
また、ジャッキにより車体が持ち上げ支持される前、具体的には複数のジャッキの少なくとも1つが接地された時点での車体傾斜角度を検出し記憶しておき、ジャッキ接地判断手段によりジャッキが非接地状態になったと判断しない限り、この傾斜角度に基づいてジャッキ作動制御手段がジャッキの作動を制御する場合には、傾斜角度が許容角度を超えている傾斜地にジャッキにより車体が水平に持ち上げ支持された状態で、車輪の制動状態が解除されてもジャッキ作動制御手段がジャッキの作動を規制するので、車輪が制動されていない状態で車両が傾斜地に載置されることはなく、車両の走行を未然に防止することができる。また、傾斜角度が許容角度の範囲内にある傾斜地にジャッキにより車体を持ち上げ支持させる場合、ジャッキの作動により車体が傾斜して許容角度を越えて傾いてもジャッキの作動が許容されるので、ジャッキの張り出し作業が途中で中断することはなく、ジャッキの張り出し作業の作業効率を向上させることができる。
【符号の説明】
1 高所作業車(作業用車両)
3 車体
7 アウトリガジャッキ(ジャッキ)
29 前輪
31 後輪
40 ジャッキ作動制御装置
41 車体傾斜角センサ(車体傾斜角検出手段)
43 四輪ロック検出センサ(制動状態検出手段)
73 ジャッキ接地判定回路
81 ジャッキ作動制御回路(ジャッキ作動制御手段)

Claims (2)

  1. 車体の前後に制動可能に設けられた前輪及び後輪と、車体の左右両側部に複数配設されて伸縮動可能であり先端部を接地させて前記車体を持ち上げ支持するジャッキと、を有する作業用車両のジャッキ作動制御装置であって、
    前記車体の傾斜角度を検出する車体傾斜角検出手段と、
    前記前輪及び後輪が制動された状態にあるか否かを検出する制動状態検出手段と、
    前記車体傾斜角検出手段により検出された傾斜値が許容値を越えている場合には、前記制動状態検出手段により前記前輪及び後輪が制動された状態にあると検出されていない限り前記ジャッキの作動を規制し、前記車体傾斜角検出手段により検出された傾斜値が所定値の範囲内である場合には、前記制動状態制御手段による検出結果に拘わらず前記ジャッキの作動を許容するジャッキ作動制御手段と、
    を有することを特徴とする作業用車両のジャッキ作動制御装置。
  2. 更に、前記ジャッキが接地されたか否かを判断するジャッキ接地判断手段を有し、
    該ジャッキ接地判断手段により複数の前記ジャッキの少なくとも1つのジャッキの接地が検出されたときの車体傾斜角を記憶して、ジャッキの作動を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の作業用車両ジャッキ作動制御装置。
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