JP2014151991A - 高所作業車 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単且つ確実に前側のジャッキを縮小させるような誤操作を防止して、まず先に後側のジャッキを縮小させることができる高所作業車を提供する。
【解決手段】前輪および後輪を有して走行可能な車体と、下方への伸長作動により接地板を接地させて車体を持上げ支持するアウトリガジャッキと、アウトリガジャッキを伸縮作動させる操作を行うためのジャッキ操作スイッチ群21と、ジャッキ操作スイッチ群21に対する操作に基づいてアウトリガジャッキの伸縮作動を制御するコントローラとを備え、後輪が駐車ブレーキにより制動され、前輪が駐車ブレーキによる制動が行われない構成であり、後輪接地操作レバー22に対する操作に基づいて、後輪が少なくとも所定の接地反力が生じる接地位置に移動するまで後輪に隣接して設けられた後側アウトリガジャッキを縮小作動させるように構成される。
【選択図】図2
【解決手段】前輪および後輪を有して走行可能な車体と、下方への伸長作動により接地板を接地させて車体を持上げ支持するアウトリガジャッキと、アウトリガジャッキを伸縮作動させる操作を行うためのジャッキ操作スイッチ群21と、ジャッキ操作スイッチ群21に対する操作に基づいてアウトリガジャッキの伸縮作動を制御するコントローラとを備え、後輪が駐車ブレーキにより制動され、前輪が駐車ブレーキによる制動が行われない構成であり、後輪接地操作レバー22に対する操作に基づいて、後輪が少なくとも所定の接地反力が生じる接地位置に移動するまで後輪に隣接して設けられた後側アウトリガジャッキを縮小作動させるように構成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、前輪および後輪を有して走行可能な車体と、下端部を接地させて車体を支持
するジャッキとを備えた高所作業車に関する。
するジャッキとを備えた高所作業車に関する。
高所作業車として、車体上に起伏動等が自在なブームを備えたものが知られているが、
このような高所作業車の中には、車体の前後左右に車体支持用のジャッキを有して構成さ
れるものが存在する。この高所作業車は、ジャッキ操作手段を操作してこれらのジャッキ
を下方に張り出させて車体を持ち上げ支持することにより、ブームの自重や先端荷重によ
り車体に転倒させる方向に作用するモーメント(以下「転倒モーメント」と称する)に抗
する安定が得られるようになっている。
このような高所作業車の中には、車体の前後左右に車体支持用のジャッキを有して構成さ
れるものが存在する。この高所作業車は、ジャッキ操作手段を操作してこれらのジャッキ
を下方に張り出させて車体を持ち上げ支持することにより、ブームの自重や先端荷重によ
り車体に転倒させる方向に作用するモーメント(以下「転倒モーメント」と称する)に抗
する安定が得られるようになっている。
このようなジャッキを備えた高所作業車はトラック車両を用いて構成されることが多く
、前輪もしくは後輪のいずれか(通常は後輪)が駐車ブレーキにより制動されるようにな
っている。このため、ジャッキにより車体を持上げ支持するときに、駐車ブレーキにより
制動されない前輪が路面に接地した状態で、駐車ブレーキにより制動された後輪が持上げ
られて路面から離れると、特に傾斜地においては路面に沿って車両が意図せず移動する虞
がある。そこで、ジャッキを伸長させて車体を持ち上げ支持するときに、駐車ブレーキに
より後輪を制動した状態で、まず、前側のジャッキを伸長させて車体前部を持上げ、その
後で後側のジャッキを伸長させて車体後部を持上げるようにすれば、駐車ブレーキにより
車両の意図しない移動を阻止しつつ車体を持上げ支持することができる。また、特許文献
1には、サイドブレーキ(駐車ブレーキ)が制動操作されていない場合に、ジャッキの作
動を行わせないようにして意図しない移動を阻止する高所作業車が開示されている。
、前輪もしくは後輪のいずれか(通常は後輪)が駐車ブレーキにより制動されるようにな
っている。このため、ジャッキにより車体を持上げ支持するときに、駐車ブレーキにより
制動されない前輪が路面に接地した状態で、駐車ブレーキにより制動された後輪が持上げ
られて路面から離れると、特に傾斜地においては路面に沿って車両が意図せず移動する虞
がある。そこで、ジャッキを伸長させて車体を持ち上げ支持するときに、駐車ブレーキに
より後輪を制動した状態で、まず、前側のジャッキを伸長させて車体前部を持上げ、その
後で後側のジャッキを伸長させて車体後部を持上げるようにすれば、駐車ブレーキにより
車両の意図しない移動を阻止しつつ車体を持上げ支持することができる。また、特許文献
1には、サイドブレーキ(駐車ブレーキ)が制動操作されていない場合に、ジャッキの作
動を行わせないようにして意図しない移動を阻止する高所作業車が開示されている。
ところで、ジャッキにより車体が持上げ支持された状態から、ジャッキを縮小させて前
輪および後輪を接地させるときには、上述とは反対に、まず、後側のジャッキを縮小させ
て後輪を接地させ、その後で前側のジャッキを縮小させて前輪を接地させるようにすれば
、駐車ブレーキにより車両の意図しない移動を阻止しつつ走行可能な状態にすることがで
きる。しかし、ジャッキ操作手段の操作手順を誤ると、後側のジャッキが縮小される前に
前側のジャッキが縮小されて、車両が意図せず移動するという課題があった。
輪および後輪を接地させるときには、上述とは反対に、まず、後側のジャッキを縮小させ
て後輪を接地させ、その後で前側のジャッキを縮小させて前輪を接地させるようにすれば
、駐車ブレーキにより車両の意図しない移動を阻止しつつ走行可能な状態にすることがで
きる。しかし、ジャッキ操作手段の操作手順を誤ると、後側のジャッキが縮小される前に
前側のジャッキが縮小されて、車両が意図せず移動するという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡単且つ確実に前側のジャッ
キを縮小させるような誤操作を防止して、まず先に後側のジャッキを縮小させることがで
きる高所作業車を提供することを目的とする。
キを縮小させるような誤操作を防止して、まず先に後側のジャッキを縮小させることがで
きる高所作業車を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る高所作業車は、前輪および後輪を有して走行
可能な車体と、前記前輪および前記後輪にそれぞれ隣接して設けられて、下方への伸長作
動により下端部を接地させて前記車体を支持する複数のジャッキ(例えば、実施形態にお
けるアウトリガジャッキ9)と、前記複数のジャッキを伸縮作動させる操作を行うための
ジャッキ操作手段(例えば、実施形態におけるジャッキ操作スイッチ群21)と、前記ジ
ャッキ操作手段に対する操作に基づいて前記複数のジャッキの伸縮作動を制御するジャッ
キ制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ30)とを備え、前記前輪および前
記後輪のいずれか一方が駐車ブレーキにより制動される駐車制動輪からなるとともに、他
方が駐車ブレーキによる制動が行われない駐車非制動輪からなる高所作業車であって、外
部操作可能な駐車制動輪接地操作手段(例えば、実施形態における後輪接地操作レバー2
2)を備え、前記ジャッキ制御手段は、前記駐車制動輪接地操作手段に対する外部操作に
基づいて、前記駐車制動輪が少なくとも所定の接地反力が生じる接地位置に移動するまで
前記駐車制動輪に隣接して設けられた制動側ジャッキ(例えば、実施形態における後側ア
ウトリガジャッキ9R)を縮小作動させるように構成されたことを特徴とする。
可能な車体と、前記前輪および前記後輪にそれぞれ隣接して設けられて、下方への伸長作
動により下端部を接地させて前記車体を支持する複数のジャッキ(例えば、実施形態にお
けるアウトリガジャッキ9)と、前記複数のジャッキを伸縮作動させる操作を行うための
ジャッキ操作手段(例えば、実施形態におけるジャッキ操作スイッチ群21)と、前記ジ
ャッキ操作手段に対する操作に基づいて前記複数のジャッキの伸縮作動を制御するジャッ
キ制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ30)とを備え、前記前輪および前
記後輪のいずれか一方が駐車ブレーキにより制動される駐車制動輪からなるとともに、他
方が駐車ブレーキによる制動が行われない駐車非制動輪からなる高所作業車であって、外
部操作可能な駐車制動輪接地操作手段(例えば、実施形態における後輪接地操作レバー2
2)を備え、前記ジャッキ制御手段は、前記駐車制動輪接地操作手段に対する外部操作に
基づいて、前記駐車制動輪が少なくとも所定の接地反力が生じる接地位置に移動するまで
前記駐車制動輪に隣接して設けられた制動側ジャッキ(例えば、実施形態における後側ア
ウトリガジャッキ9R)を縮小作動させるように構成されたことを特徴とする。
上述の高所作業車において、前記ジャッキ操作手段は、前記車体の後部に設けられ、前
記駐車制動輪接地操作手段は、前記ジャッキ操作手段に隣接し且つ後方側から対向する位
置に設けられた構成が好ましい。
記駐車制動輪接地操作手段は、前記ジャッキ操作手段に隣接し且つ後方側から対向する位
置に設けられた構成が好ましい。
また、本発明を、前記複数のジャッキの下端部に、前記車体を走行可能に支持するロー
ラを有する構成に適用しても良い。
ラを有する構成に適用しても良い。
本発明に係る高所作業車は、駐車制動輪接地操作手段に対する操作に基づいて、駐車制
動輪が少なくとも所定の接地反力が生じる接地位置に移動するまで制動側ジャッキを縮小
作動させるように構成されている。このため、例えばジャッキにより持上げ支持された車
体を降ろすときに、駐車制動輪接地操作手段に対して操作するだけで、簡単且つ確実に、
前側のジャッキ(非制動側ジャッキ)を縮小させることなく後側のジャッキ(制動側ジャ
ッキ)を縮小させることができる。この場合には、その後、ジャッキ操作手段を操作して
前側のジャッキが縮小作動される。
また、ジャッキ操作手段に対する操作を誤って、後側のジャッキを縮小させて駐車制動
輪を接地させる前に、前側のジャッキを縮小させて駐車非制動輪を接地させたとき、車両
が意図せず移動する場合がある。このような場合に、安全手段としての駐車制動輪接地手
段を操作すれば、簡単且つ確実に駐車制動輪を接地させて車両の意図しない移動を阻止す
ることができ、安全性を向上させることができる。
動輪が少なくとも所定の接地反力が生じる接地位置に移動するまで制動側ジャッキを縮小
作動させるように構成されている。このため、例えばジャッキにより持上げ支持された車
体を降ろすときに、駐車制動輪接地操作手段に対して操作するだけで、簡単且つ確実に、
前側のジャッキ(非制動側ジャッキ)を縮小させることなく後側のジャッキ(制動側ジャ
ッキ)を縮小させることができる。この場合には、その後、ジャッキ操作手段を操作して
前側のジャッキが縮小作動される。
また、ジャッキ操作手段に対する操作を誤って、後側のジャッキを縮小させて駐車制動
輪を接地させる前に、前側のジャッキを縮小させて駐車非制動輪を接地させたとき、車両
が意図せず移動する場合がある。このような場合に、安全手段としての駐車制動輪接地手
段を操作すれば、簡単且つ確実に駐車制動輪を接地させて車両の意図しない移動を阻止す
ることができ、安全性を向上させることができる。
上述の高所作業車において、駐車制動輪接地操作手段は、ジャッキ操作手段に隣接し且
つ後方側から対向する位置に設けられた構成が好ましい。例えばジャッキ操作手段に対す
る操作を誤ると、駐車制動輪接地操作手段の後方に位置する作業者に向けて車両が意図せ
ず移動する場合がある。ここで、駐車制動輪接地操作手段が作業者に対向して接触可能な
位置に設けられているので、この場合には、車両の意図しない移動によって駐車制動輪接
地操作手段が作業者に接触して駐車制動輪が自動で接地される。よって、作業者が駐車制
動輪接地操作手段を操作できないような状況であっても、車両の意図しない移動を阻止す
ることができ、安全性を向上させることができる。
つ後方側から対向する位置に設けられた構成が好ましい。例えばジャッキ操作手段に対す
る操作を誤ると、駐車制動輪接地操作手段の後方に位置する作業者に向けて車両が意図せ
ず移動する場合がある。ここで、駐車制動輪接地操作手段が作業者に対向して接触可能な
位置に設けられているので、この場合には、車両の意図しない移動によって駐車制動輪接
地操作手段が作業者に接触して駐車制動輪が自動で接地される。よって、作業者が駐車制
動輪接地操作手段を操作できないような状況であっても、車両の意図しない移動を阻止す
ることができ、安全性を向上させることができる。
また、本発明を、複数のジャッキの下端部に、車体を走行可能に支持するローラを有す
る構成に適用しても良い。このようにジャッキの下端部にローラを有する場合、ジャッキ
により車体を支持している状態でもローラが転動して車両が移動する構成なので、傾斜地
等において車両が傾斜面下方に意図せず移動するという事態が発生しやすい。このような
ときに駐車制動輪接地手段を操作することにより、後側のジャッキを縮小させ、駐車ブレ
ーキが作用した車輪を接地させて傾斜面下方に移動することを阻止でき、安全性を向上さ
せることができる。
る構成に適用しても良い。このようにジャッキの下端部にローラを有する場合、ジャッキ
により車体を支持している状態でもローラが転動して車両が移動する構成なので、傾斜地
等において車両が傾斜面下方に意図せず移動するという事態が発生しやすい。このような
ときに駐車制動輪接地手段を操作することにより、後側のジャッキを縮小させ、駐車ブレ
ーキが作用した車輪を接地させて傾斜面下方に移動することを阻止でき、安全性を向上さ
せることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1に本発明を適用した一
例として高所作業車1を示しており、まず、図1〜図3を参照してこの高所作業車1の全
体構成について説明する。
例として高所作業車1を示しており、まず、図1〜図3を参照してこの高所作業車1の全
体構成について説明する。
高所作業車1は、図1に示すように、車体2の前部に運転キャブ2aを有し、車体2の
前後に配設された左右一対の前輪3aおよび後輪3bにより走行可能なトラック車両(走
行車両)をベースに構成されている。この高所作業車1は、左右の後輪3bが図示しない
駐車ブレーキによる制動が行われ、左右の前輪3aが駐車ブレーキによる制動が行われな
い構成になっている。運転キャブ2a後方の車体2上には、旋回モータ51により駆動さ
れて水平旋回可能に構成された旋回台4が設けられている。旋回台4の上方に延びた支柱
には、ブーム5がフートピンにより上下方向に揺動自在(起伏自在)に枢結されている。
ブーム5は、旋回台4の支柱に枢結された基端ブーム5aと、中間ブーム5bと、先端ブ
ーム5cとが入れ子式に組み合わされて、内蔵された伸縮シリンダ53により伸縮可能に
構成されている。また、ブーム5は、基端ブーム5aと旋回台4の間に跨設された起伏シ
リンダ52により起伏可能に構成されている。
前後に配設された左右一対の前輪3aおよび後輪3bにより走行可能なトラック車両(走
行車両)をベースに構成されている。この高所作業車1は、左右の後輪3bが図示しない
駐車ブレーキによる制動が行われ、左右の前輪3aが駐車ブレーキによる制動が行われな
い構成になっている。運転キャブ2a後方の車体2上には、旋回モータ51により駆動さ
れて水平旋回可能に構成された旋回台4が設けられている。旋回台4の上方に延びた支柱
には、ブーム5がフートピンにより上下方向に揺動自在(起伏自在)に枢結されている。
ブーム5は、旋回台4の支柱に枢結された基端ブーム5aと、中間ブーム5bと、先端ブ
ーム5cとが入れ子式に組み合わされて、内蔵された伸縮シリンダ53により伸縮可能に
構成されている。また、ブーム5は、基端ブーム5aと旋回台4の間に跨設された起伏シ
リンダ52により起伏可能に構成されている。
先端ブーム5cの先端部には、垂直ポスト(図示せず)がブーム5の起伏面内において
揺動可能に取り付けられている。垂直ポストは、先端ブーム5cと垂直ポストの間に跨設
されたレベリングシリンダ(図示せず)により、ブーム5の起伏角度によらず常時鉛直に
延びて位置するように揺動制御(レベリング制御)されている。このように常時鉛直に保
持される垂直ポストには、作業台支持ブラケット6が水平旋回自在に取り付けられている
。作業台支持ブラケット6は、内蔵された首振りモータ(図示せず)により垂直ポストに
対して水平旋回可能に構成されている。作業台支持ブラケット6にはアーム部7を介して
作業台8が取り付けられている。上記のように垂直ポストが常時鉛直に保持されるため、
作業台8の床面はブーム5の起伏角度によらず常時水平に保持されるようになっている。
作業台支持ブラケット6の上端部には、作業用部材の吊り上げ等を行うサブブーム装置1
8が設けられている。
揺動可能に取り付けられている。垂直ポストは、先端ブーム5cと垂直ポストの間に跨設
されたレベリングシリンダ(図示せず)により、ブーム5の起伏角度によらず常時鉛直に
延びて位置するように揺動制御(レベリング制御)されている。このように常時鉛直に保
持される垂直ポストには、作業台支持ブラケット6が水平旋回自在に取り付けられている
。作業台支持ブラケット6は、内蔵された首振りモータ(図示せず)により垂直ポストに
対して水平旋回可能に構成されている。作業台支持ブラケット6にはアーム部7を介して
作業台8が取り付けられている。上記のように垂直ポストが常時鉛直に保持されるため、
作業台8の床面はブーム5の起伏角度によらず常時水平に保持されるようになっている。
作業台支持ブラケット6の上端部には、作業用部材の吊り上げ等を行うサブブーム装置1
8が設けられている。
作業台8には上部ブーム操作装置10が設けられている。上部ブーム操作装置10には
、旋回台4やブーム5の作動操作を行う操作レバーや各種の操作スイッチ等が設けられて
いる。このため、高所作業車1では、作業台8に搭乗した作業者が上部ブーム操作装置1
0を操作して、旋回台4の旋回作動、ブーム5の起伏および伸縮作動、作業台8の首振り
作動等を行わせて、作業台8を所望の高所位置に移動させることができるようになってい
る。
、旋回台4やブーム5の作動操作を行う操作レバーや各種の操作スイッチ等が設けられて
いる。このため、高所作業車1では、作業台8に搭乗した作業者が上部ブーム操作装置1
0を操作して、旋回台4の旋回作動、ブーム5の起伏および伸縮作動、作業台8の首振り
作動等を行わせて、作業台8を所望の高所位置に移動させることができるようになってい
る。
このように構成される高所作業車1では、ブーム5を旋回や伸長させて作業台8を移動
させたとき、あるいは、サブブーム装置18により重量物を吊り上げたときに、ブーム5
を腕として車両を転倒させようとする転倒モーメントが作用する。そこで、この転倒モー
メントに抗して車体2を安定支持させるため、車体2にアウトリガジャッキ9が設けられ
ている。アウトリガジャッキ9は、前輪3aの後方で且つ後輪3bの前方に設けられた左
右一対の前側アウトリガジャッキ9Fと、後輪3bの後方に設けられた左右一対の後側ア
ウトリガジャッキ9Rとから構成される。
させたとき、あるいは、サブブーム装置18により重量物を吊り上げたときに、ブーム5
を腕として車両を転倒させようとする転倒モーメントが作用する。そこで、この転倒モー
メントに抗して車体2を安定支持させるため、車体2にアウトリガジャッキ9が設けられ
ている。アウトリガジャッキ9は、前輪3aの後方で且つ後輪3bの前方に設けられた左
右一対の前側アウトリガジャッキ9Fと、後輪3bの後方に設けられた左右一対の後側ア
ウトリガジャッキ9Rとから構成される。
例示するアウトリガジャッキ9のそれぞれは、いわゆるH型のものであり、横長方形の
アウトリガボックスに内蔵されたスライドシリンダ(図示せず)によりアウトリガ内箱の
側端に設けられたジャッキを車体2の左右に拡縮可能に構成されている。アウトリガジャ
ッキ9は、上下に延びる縦長箱状のアウタポスト9aと、アウタポスト9aに入れ子式に
嵌挿されて上下に摺動自在なインナポスト9bと、これらのポスト間に内蔵されたジャッ
キシリンダ54とを有して構成されている。アウトリガジャッキ9は、ジャッキシリンダ
54を伸長作動させることにより、アウタポスト9aに対してインナポスト9bを下方に
張り出させ、インナポスト9bの下端部に設けられた接地板9cを路面に接地させて車体
2を持ち上げ支持可能に構成されている。
アウトリガボックスに内蔵されたスライドシリンダ(図示せず)によりアウトリガ内箱の
側端に設けられたジャッキを車体2の左右に拡縮可能に構成されている。アウトリガジャ
ッキ9は、上下に延びる縦長箱状のアウタポスト9aと、アウタポスト9aに入れ子式に
嵌挿されて上下に摺動自在なインナポスト9bと、これらのポスト間に内蔵されたジャッ
キシリンダ54とを有して構成されている。アウトリガジャッキ9は、ジャッキシリンダ
54を伸長作動させることにより、アウタポスト9aに対してインナポスト9bを下方に
張り出させ、インナポスト9bの下端部に設けられた接地板9cを路面に接地させて車体
2を持ち上げ支持可能に構成されている。
ジャッキシリンダ54の上端には、接地反力に基づいてアウトリガジャッキ9が接地し
たことを検出するジャッキ接地検出器11が設けられている。以下の説明においては、前
側アウトリガジャッキ9Fに内蔵されたジャッキシリンダを前側ジャッキシリンダ54F
と、後側アウトリガジャッキ9Rに内蔵されたジャッキシリンダを後側ジャッキシリンダ
54Rとそれぞれ称する。このアウトリガジャッキ9の作動操作を行うジャッキ操作装置
20が、車体2後部に設けられている。
たことを検出するジャッキ接地検出器11が設けられている。以下の説明においては、前
側アウトリガジャッキ9Fに内蔵されたジャッキシリンダを前側ジャッキシリンダ54F
と、後側アウトリガジャッキ9Rに内蔵されたジャッキシリンダを後側ジャッキシリンダ
54Rとそれぞれ称する。このアウトリガジャッキ9の作動操作を行うジャッキ操作装置
20が、車体2後部に設けられている。
ジャッキ操作装置20は、図2に示すように、中立位置から車体前後方向に傾動操作可
能に設けられた複数のスイッチからなるジャッキ操作スイッチ群21と、左右の端部23
を中心として車体前後方向に揺動自在に設けられ、ジャッキ操作スイッチ群21を囲むと
ともにジャッキ操作スイッチ群21の後方に位置する後輪接地操作レバー22とから構成
される。なお、車体2後部におけるジャッキ操作装置20の上方には、旋回台4やブーム
5の作動操作を行うための操作スイッチ等からなる下部ブーム操作装置29が設けられて
いる。
能に設けられた複数のスイッチからなるジャッキ操作スイッチ群21と、左右の端部23
を中心として車体前後方向に揺動自在に設けられ、ジャッキ操作スイッチ群21を囲むと
ともにジャッキ操作スイッチ群21の後方に位置する後輪接地操作レバー22とから構成
される。なお、車体2後部におけるジャッキ操作装置20の上方には、旋回台4やブーム
5の作動操作を行うための操作スイッチ等からなる下部ブーム操作装置29が設けられて
いる。
ジャッキ操作スイッチ群21は、車体2左側の前側アウトリガジャッキ9Fの作動操作
を行うための左前用切換スイッチ24と、車体2左側の後側アウトリガジャッキ9Rの作
動操作を行うための左後用切換スイッチ25と、車体2右側の後側アウトリガジャッキ9
Rの作動操作を行うための右後用切換スイッチ26と、車体2右側の前側アウトリガジャ
ッキ9Fの作動操作を行うための右前用切換スイッチ27と、伸縮作動スイッチ28とか
ら構成される。
を行うための左前用切換スイッチ24と、車体2左側の後側アウトリガジャッキ9Rの作
動操作を行うための左後用切換スイッチ25と、車体2右側の後側アウトリガジャッキ9
Rの作動操作を行うための右後用切換スイッチ26と、車体2右側の前側アウトリガジャ
ッキ9Fの作動操作を行うための右前用切換スイッチ27と、伸縮作動スイッチ28とか
ら構成される。
例えば左前用切換スイッチ24を車体前方側へ倒すと、車体2左側の前側アウトリガジ
ャッキ9Fのアウトリガの作動を許容する状態となり、この状態で伸縮作動スイッチ28
を車体前方側へ倒すとアウトリガが車体2側方に伸長作動され、車体後方側へ倒すとアウ
トリガが側方に縮小作動される。一方で、左前用切換スイッチ24を車体後方側へ倒すと
、車体2左側の前側アウトリガジャッキ9Fのインナポスト9bの作動を許容する状態と
なり、この状態で伸縮作動スイッチ28を車体前方側へ倒すとインナポスト9bが下方に
張り出され、車体後方側へ倒すとインナポスト9bが上昇してアウタポスト9a内に格納
される。これと同様に、左後用切換スイッチ25と伸縮作動スイッチ28とを組み合わせ
て操作すれば車体2左側の後側アウトリガジャッキ9Rを作動させることができ、右後用
切換スイッチ26と伸縮作動スイッチ28とを組み合わせて操作すれば車体2右側の後側
アウトリガジャッキ9Rを作動させることができ、右前用切換スイッチ27と伸縮作動ス
イッチ28とを組み合わせて操作すれば車体2右側の前側アウトリガジャッキ9Fを作動
させることができる。
ャッキ9Fのアウトリガの作動を許容する状態となり、この状態で伸縮作動スイッチ28
を車体前方側へ倒すとアウトリガが車体2側方に伸長作動され、車体後方側へ倒すとアウ
トリガが側方に縮小作動される。一方で、左前用切換スイッチ24を車体後方側へ倒すと
、車体2左側の前側アウトリガジャッキ9Fのインナポスト9bの作動を許容する状態と
なり、この状態で伸縮作動スイッチ28を車体前方側へ倒すとインナポスト9bが下方に
張り出され、車体後方側へ倒すとインナポスト9bが上昇してアウタポスト9a内に格納
される。これと同様に、左後用切換スイッチ25と伸縮作動スイッチ28とを組み合わせ
て操作すれば車体2左側の後側アウトリガジャッキ9Rを作動させることができ、右後用
切換スイッチ26と伸縮作動スイッチ28とを組み合わせて操作すれば車体2右側の後側
アウトリガジャッキ9Rを作動させることができ、右前用切換スイッチ27と伸縮作動ス
イッチ28とを組み合わせて操作すれば車体2右側の前側アウトリガジャッキ9Fを作動
させることができる。
図1に戻り、車体2には、旋回台4、ブーム5、作業台8およびアウトリガジャッキ9
等の作動を制御するコントローラ30と、旋回モータ51、起伏シリンダ52、伸縮シリ
ンダ53およびジャッキシリンダ54等(以下、まとめてアクチュエータ50と称する)
に作動油を供給する油圧ユニット40とが設けられている。図3には高所作業車1の制御
系統のブロック図を示しており、図3においては旋回モータ51、起伏シリンダ52およ
び伸縮シリンダ53をまとめて図示している。
等の作動を制御するコントローラ30と、旋回モータ51、起伏シリンダ52、伸縮シリ
ンダ53およびジャッキシリンダ54等(以下、まとめてアクチュエータ50と称する)
に作動油を供給する油圧ユニット40とが設けられている。図3には高所作業車1の制御
系統のブロック図を示しており、図3においては旋回モータ51、起伏シリンダ52およ
び伸縮シリンダ53をまとめて図示している。
コントローラ30は、図3に示すように、上部ブーム操作装置10、ジャッキ操作装置
20および下部ブーム操作装置29からの操作信号やジャッキ接地検出器11からの検出
信号に基づいて、油圧ユニット40(エンジンEおよび制御バルブユニット42)に作動
信号を出力するように構成される。油圧ユニット40は、パワーテイクオフ機構(図示せ
ず)により取り出されたエンジンEの動力により駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプ
41と、油圧ポンプ41から吐出される作動油をアクチュエータ50に供給する制御を行
う制御バルブユニット42とから構成される。制御バルブユニット42は、前側ジャッキ
シリンダ54Fそれぞれへの作動油の給排制御を行う第1制御バルブV1、第2制御バル
ブV2と、後側ジャッキシリンダ54Rそれぞれへの作動油の給排制御を行う第3制御バ
ルブV3、第4制御バルブV4と、旋回モータ51等への作動油の給排制御を行う第5制
御バルブV5とを備えて構成される。制御バルブユニット42は、コントローラ30から
の作動信号に基づいてアクチュエータ50に供給する作動油を供給方向および供給量を制
御して、アクチュエータ50の作動を制御するようになっている。
20および下部ブーム操作装置29からの操作信号やジャッキ接地検出器11からの検出
信号に基づいて、油圧ユニット40(エンジンEおよび制御バルブユニット42)に作動
信号を出力するように構成される。油圧ユニット40は、パワーテイクオフ機構(図示せ
ず)により取り出されたエンジンEの動力により駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプ
41と、油圧ポンプ41から吐出される作動油をアクチュエータ50に供給する制御を行
う制御バルブユニット42とから構成される。制御バルブユニット42は、前側ジャッキ
シリンダ54Fそれぞれへの作動油の給排制御を行う第1制御バルブV1、第2制御バル
ブV2と、後側ジャッキシリンダ54Rそれぞれへの作動油の給排制御を行う第3制御バ
ルブV3、第4制御バルブV4と、旋回モータ51等への作動油の給排制御を行う第5制
御バルブV5とを備えて構成される。制御バルブユニット42は、コントローラ30から
の作動信号に基づいてアクチュエータ50に供給する作動油を供給方向および供給量を制
御して、アクチュエータ50の作動を制御するようになっている。
以上、高所作業車1の全体構成について説明した。この高所作業車1を用いて高所作業
を行うとき、高所作業車1を走行させて作業現場に移動させた後、まず、転倒モーメント
に抗して車体2を安定させるためにアウトリガジャッキ9により車体2を持上げ支持させ
る。その後、ブーム5等を作動させて作業者が搭乗する作業台8を所望高所に移動させて
、高所作業が行われる。
を行うとき、高所作業車1を走行させて作業現場に移動させた後、まず、転倒モーメント
に抗して車体2を安定させるためにアウトリガジャッキ9により車体2を持上げ支持させ
る。その後、ブーム5等を作動させて作業者が搭乗する作業台8を所望高所に移動させて
、高所作業が行われる。
アウトリガジャッキ9により車体2を持上げ支持させるとき、高所作業車1が意図せず
移動することを阻止するため、駐車ブレーキにより後輪3bを制動しておき、この状態で
ジャッキ操作スイッチ群21を構成するスイッチ24〜28を選択的に操作して必要に応
じてアウトリガの側方張出を行い、まず前側アウトリガジャッキ9Fにより車体2前部を
持上げ支持させ、次に後側アウトリガジャッキ9Rにより車体2後部を持上げ支持させる
。この手順に従えば、駐車ブレーキにより制動された後輪3bを接地させて前後方向への
意図しない移動を阻止して、車体2を持上げ支持することができる。
移動することを阻止するため、駐車ブレーキにより後輪3bを制動しておき、この状態で
ジャッキ操作スイッチ群21を構成するスイッチ24〜28を選択的に操作して必要に応
じてアウトリガの側方張出を行い、まず前側アウトリガジャッキ9Fにより車体2前部を
持上げ支持させ、次に後側アウトリガジャッキ9Rにより車体2後部を持上げ支持させる
。この手順に従えば、駐車ブレーキにより制動された後輪3bを接地させて前後方向への
意図しない移動を阻止して、車体2を持上げ支持することができる。
しかし、スイッチ24〜28への操作順序を誤って、前側アウトリガジャッキ9Fによ
り車体2前部を持上げ支持させる前に、後側アウトリガジャッキ9Rにより車体2後部を
持上げ支持させると、制動された後輪3bが路面から離れて制動されていない前輪3aが
接地した状態となる。なお、前輪3aが接地した状態で、後側アウトリガジャッキ9Rに
より車体2後部を持ち上げるとき、例えば路面の傾斜によっては、後側アウトリガジャッ
キ9Rが接地していても、後輪3bに作用する接地反力が車両の意図しない移動を阻止可
能な接地反力に満たない状態になって、意図しない移動が生じる。
り車体2前部を持上げ支持させる前に、後側アウトリガジャッキ9Rにより車体2後部を
持上げ支持させると、制動された後輪3bが路面から離れて制動されていない前輪3aが
接地した状態となる。なお、前輪3aが接地した状態で、後側アウトリガジャッキ9Rに
より車体2後部を持ち上げるとき、例えば路面の傾斜によっては、後側アウトリガジャッ
キ9Rが接地していても、後輪3bに作用する接地反力が車両の意図しない移動を阻止可
能な接地反力に満たない状態になって、意図しない移動が生じる。
例えば図4(a)のように、傾斜地に停車させた場合に操作を誤ると、車体2後方に位
置してスイッチ24〜28を選択的に操作する作業者Mに向かって高所作業車1が移動す
る虞がある。このとき、スイッチ24〜28を選択的に操作して、左右一対の後側アウト
リガジャッキ9Rを縮小作動(インナポスト9bを上昇させてアウタポスト9a内に嵌挿
)させて後輪3bを接地させれば、後輪3bに作用する制動力を利用して高所作業車1の
意図しない移動を阻止することができる。しかし、高所作業車1が意図しない移動を始め
るという緊急事態が発生したときには、作業者Mに焦りが生じたりするので、素早く且つ
的確にスイッチ24〜28を選択的に操作し、左右の後側アウトリガジャッキ9Rを速や
かに縮小作動させることが困難なことがある。
置してスイッチ24〜28を選択的に操作する作業者Mに向かって高所作業車1が移動す
る虞がある。このとき、スイッチ24〜28を選択的に操作して、左右一対の後側アウト
リガジャッキ9Rを縮小作動(インナポスト9bを上昇させてアウタポスト9a内に嵌挿
)させて後輪3bを接地させれば、後輪3bに作用する制動力を利用して高所作業車1の
意図しない移動を阻止することができる。しかし、高所作業車1が意図しない移動を始め
るという緊急事態が発生したときには、作業者Mに焦りが生じたりするので、素早く且つ
的確にスイッチ24〜28を選択的に操作し、左右の後側アウトリガジャッキ9Rを速や
かに縮小作動させることが困難なことがある。
そこで、高所作業車1においては、後輪接地操作レバー22をジャッキ操作スイッチ群
21よりも作業者Mに近い位置に設けている。このため、上記のような緊急事態が発生し
たときには、スイッチ24〜28を選択的に操作するのではなく後輪接地操作レバー22
を反射的に操作すれば、簡単且つ確実に後輪3bを接地させて意図しない移動を阻止する
ことができる。このように後輪接地操作レバー22が操作されると、その操作に対応する
操作信号が後輪接地操作レバー22からコントローラ30に入力される。コントローラ3
0はこの操作信号を検出すると、第3制御バルブV3および第4制御バルブV4に作動信
号を出力して、後輪3bが接地されるまで後側ジャッキシリンダ54Rのそれぞれを縮小
作動させた後、後側ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる一連の制御を行う。
21よりも作業者Mに近い位置に設けている。このため、上記のような緊急事態が発生し
たときには、スイッチ24〜28を選択的に操作するのではなく後輪接地操作レバー22
を反射的に操作すれば、簡単且つ確実に後輪3bを接地させて意図しない移動を阻止する
ことができる。このように後輪接地操作レバー22が操作されると、その操作に対応する
操作信号が後輪接地操作レバー22からコントローラ30に入力される。コントローラ3
0はこの操作信号を検出すると、第3制御バルブV3および第4制御バルブV4に作動信
号を出力して、後輪3bが接地されるまで後側ジャッキシリンダ54Rのそれぞれを縮小
作動させた後、後側ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる一連の制御を行う。
後側ジャッキシリンダ54Rのそれぞれを縮小作動させていくと、後輪3bが接地して
後輪3bが支持する荷重(接地反力)が増加するとともに後側アウトリガジャッキ9Rが
支持する荷重が減少していく。後側ジャッキシリンダ54Rの接地板9cが上昇して路面
から離れると、後側ジャッキシリンダ54Rが支持する荷重が零になるとともに後輪3b
に作用する接地反力が最大となる。このため、コントローラ30は、駐車ブレーキにより
車両の意図しない移動を阻止可能な接地反力が生じる位置に後輪3bを降下移動させるよ
うに、後側ジャッキシリンダ54Rを縮小作動させる制御を行う。この制御の一例につい
て説明すると、コントローラ30は、インナポスト9bが最も下方に張り出された状態か
ら、上記接地反力が得られる位置まで後輪3bを降下移動させるのに要する後側ジャッキ
シリンダ54Rの作動時間を予め記憶している。そして、コントローラ30は、後側ジャ
ッキシリンダ54Rの縮小作動を開始してからの経過時間を計測し、その経過時間が予め
記憶した上記作動時間に達すると後側ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる制
御を行う。
後輪3bが支持する荷重(接地反力)が増加するとともに後側アウトリガジャッキ9Rが
支持する荷重が減少していく。後側ジャッキシリンダ54Rの接地板9cが上昇して路面
から離れると、後側ジャッキシリンダ54Rが支持する荷重が零になるとともに後輪3b
に作用する接地反力が最大となる。このため、コントローラ30は、駐車ブレーキにより
車両の意図しない移動を阻止可能な接地反力が生じる位置に後輪3bを降下移動させるよ
うに、後側ジャッキシリンダ54Rを縮小作動させる制御を行う。この制御の一例につい
て説明すると、コントローラ30は、インナポスト9bが最も下方に張り出された状態か
ら、上記接地反力が得られる位置まで後輪3bを降下移動させるのに要する後側ジャッキ
シリンダ54Rの作動時間を予め記憶している。そして、コントローラ30は、後側ジャ
ッキシリンダ54Rの縮小作動を開始してからの経過時間を計測し、その経過時間が予め
記憶した上記作動時間に達すると後側ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる制
御を行う。
この制御により、左右一対の後側アウトリガジャッキ9Rを同時に縮小作動させて後輪
3bを確実に接地させ、車両の意図しない移動を阻止して安全性を確保することができる
。このように車両の意図しない移動が発生した場合には、安全性を確保するために速やか
にこの移動を止めることが求められる。そこで、後輪接地操作レバー22が操作された場
合には、後側ジャッキシリンダ54Rが最大速度で縮小作動するように、コントローラ3
0によって、エンジンE、第3制御バルブV3および第4制御バルブV4が制御される。
3bを確実に接地させ、車両の意図しない移動を阻止して安全性を確保することができる
。このように車両の意図しない移動が発生した場合には、安全性を確保するために速やか
にこの移動を止めることが求められる。そこで、後輪接地操作レバー22が操作された場
合には、後側ジャッキシリンダ54Rが最大速度で縮小作動するように、コントローラ3
0によって、エンジンE、第3制御バルブV3および第4制御バルブV4が制御される。
ところで、車両が意図しない移動を始めたときに、作業者Mがどうしたら良いか分から
ず後輪接地操作レバー22の操作すらできない場合もある。このような場合であっても安
全性を確保するために、後輪接地操作レバー22がジャッキ操作スイッチ群21の後方に
位置し、車体2の後方に位置してスイッチ24〜28を選択的に操作する作業者Mと対向
するように設けられている。このため、車両が意図せず移動して作業者Mに接近すると、
高所作業車1のうちの後輪接地操作レバー22が最初に作業者Mの体に接触して、後輪接
地操作レバー22が操作された状態になる。後輪接地操作レバー22が操作された状態に
なると、コントローラ30により上述した制御が行われて後輪3bが自動で接地されるの
で、車両の意図しない移動を阻止して安全性を確保することができる。
ず後輪接地操作レバー22の操作すらできない場合もある。このような場合であっても安
全性を確保するために、後輪接地操作レバー22がジャッキ操作スイッチ群21の後方に
位置し、車体2の後方に位置してスイッチ24〜28を選択的に操作する作業者Mと対向
するように設けられている。このため、車両が意図せず移動して作業者Mに接近すると、
高所作業車1のうちの後輪接地操作レバー22が最初に作業者Mの体に接触して、後輪接
地操作レバー22が操作された状態になる。後輪接地操作レバー22が操作された状態に
なると、コントローラ30により上述した制御が行われて後輪3bが自動で接地されるの
で、車両の意図しない移動を阻止して安全性を確保することができる。
なお、本実施形態に係る高所作業車1は、アウトリガジャッキ9が未接地状態でのブー
ム5の格納位置からの作動を規制し、且つ、ブーム5が未格納状態でのアウトリガジャッ
キ9の作動を規制するジャッキブームインターロック装置を備えて構成される。このため
、アウトリガジャッキ9により車体2を持上げ支持させた後、ブーム5を起伏等させて高
所作業を行っているときに後輪接地操作レバー22が操作された場合、上記ジャッキブー
ムインターロック装置により後側アウトリガジャッキ9Rの縮小作動は規制される。
ム5の格納位置からの作動を規制し、且つ、ブーム5が未格納状態でのアウトリガジャッ
キ9の作動を規制するジャッキブームインターロック装置を備えて構成される。このため
、アウトリガジャッキ9により車体2を持上げ支持させた後、ブーム5を起伏等させて高
所作業を行っているときに後輪接地操作レバー22が操作された場合、上記ジャッキブー
ムインターロック装置により後側アウトリガジャッキ9Rの縮小作動は規制される。
以上、アウトリガジャッキ9により車体2を持上げ支持させる場合の後輪接地操作レバ
ー22の作用について説明した。ところで、高所作業が終了してアウトリガジャッキ9を
縮小作動させて持ち上げ支持された車体2を降ろす場合も、スイッチ24〜28への操作
順序を誤ると車両が意図せず移動する場合がある。例えば図4(b)に示すように、持ち
上げ支持された車体2を降ろす場合に、後側アウトリガジャッキ9Rを縮小作動させて後
輪3bを接地させる前に、前側アウトリガジャッキ9Fを縮小作動させて前輪3aを接地
させると、制動されていない前輪3aが接地した状態となり、傾斜地面下方に向かって車
両が意図せず移動する虞がある。
ー22の作用について説明した。ところで、高所作業が終了してアウトリガジャッキ9を
縮小作動させて持ち上げ支持された車体2を降ろす場合も、スイッチ24〜28への操作
順序を誤ると車両が意図せず移動する場合がある。例えば図4(b)に示すように、持ち
上げ支持された車体2を降ろす場合に、後側アウトリガジャッキ9Rを縮小作動させて後
輪3bを接地させる前に、前側アウトリガジャッキ9Fを縮小作動させて前輪3aを接地
させると、制動されていない前輪3aが接地した状態となり、傾斜地面下方に向かって車
両が意図せず移動する虞がある。
そこで、持ち上げ支持された車体2を降ろす格納操作を行うときに、まず初めにスイッ
チ24〜28を選択的に操作するのではなく後輪接地操作レバー22を操作すれば、前側
アウトリガジャッキ9Fを縮小作動させることなく、上述のように左右の後側アウトリガ
ジャッキ9Rを同時に縮小作動させて、確実に後輪3bを接地させることができる。この
ようにして後輪3bを接地させた後で、スイッチ24〜28を選択的に操作して前側アウ
トリガジャッキ9Fを縮小作動させれば、車両が前後(図4(b)の例では後方)に移動
するのを阻止しつつ車体2を降ろすことができる。
チ24〜28を選択的に操作するのではなく後輪接地操作レバー22を操作すれば、前側
アウトリガジャッキ9Fを縮小作動させることなく、上述のように左右の後側アウトリガ
ジャッキ9Rを同時に縮小作動させて、確実に後輪3bを接地させることができる。この
ようにして後輪3bを接地させた後で、スイッチ24〜28を選択的に操作して前側アウ
トリガジャッキ9Fを縮小作動させれば、車両が前後(図4(b)の例では後方)に移動
するのを阻止しつつ車体2を降ろすことができる。
上述の実施形態では、車体前後方向に揺動自在に設けられた後輪接地操作レバー22を
備えたジャッキ操作装置20を例示して説明したが、これに代えて、例えば図5に示すジ
ャッキ操作装置120を用いることも可能である。ジャッキ操作装置120は、上述した
ジャッキ操作スイッチ群21と、押しボタンスイッチ122とから構成される。この構成
においては、押しボタンスイッチ122を押すだけで、左右の後側アウトリガジャッキ9
Rを同時に縮小作動させて後輪3bを接地させることができる。
備えたジャッキ操作装置20を例示して説明したが、これに代えて、例えば図5に示すジ
ャッキ操作装置120を用いることも可能である。ジャッキ操作装置120は、上述した
ジャッキ操作スイッチ群21と、押しボタンスイッチ122とから構成される。この構成
においては、押しボタンスイッチ122を押すだけで、左右の後側アウトリガジャッキ9
Rを同時に縮小作動させて後輪3bを接地させることができる。
上述の実施形態においては、後輪接地操作レバー22が操作されたとき、後側ジャッキ
シリンダ54Rの縮小作動を開始してからの経過時間と予め記憶した作動時間とを比較し
て、後側ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる制御について説明したが、これ
に代えて以下のような制御も可能である。すなわち、コントローラ30は、後側アウトリ
ガジャッキ9Rに対応するジャッキ接地検出器11から、未接地に対応する検出信号が入
力されてからの経過時間を計測し、その経過時間が予め記憶した所定時間に達すると後側
ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる。このように、後側アウトリガジャッキ
9Rの未接地が検出された後、所定時間だけ後側ジャッキシリンダ54Rを縮小作動させ
るのは、車両の意図しない移動を阻止するのに必要な接地反力を後輪3bに確実に作用さ
せるためである。ここで、上記所定時間として、例えばジャッキ接地検出器11により未
接地に対応する検出信号が検出される張り出し位置から格納位置まで、後側ジャッキシリ
ンダ54Rが縮小作動するのに要する時間が設定される。このような制御は、アウトリガ
ジャッキ9を縮小作動させて格納させることで、持ち上げ支持された車体2を降ろす場合
に有効である。
シリンダ54Rの縮小作動を開始してからの経過時間と予め記憶した作動時間とを比較し
て、後側ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる制御について説明したが、これ
に代えて以下のような制御も可能である。すなわち、コントローラ30は、後側アウトリ
ガジャッキ9Rに対応するジャッキ接地検出器11から、未接地に対応する検出信号が入
力されてからの経過時間を計測し、その経過時間が予め記憶した所定時間に達すると後側
ジャッキシリンダ54Rの縮小作動を停止させる。このように、後側アウトリガジャッキ
9Rの未接地が検出された後、所定時間だけ後側ジャッキシリンダ54Rを縮小作動させ
るのは、車両の意図しない移動を阻止するのに必要な接地反力を後輪3bに確実に作用さ
せるためである。ここで、上記所定時間として、例えばジャッキ接地検出器11により未
接地に対応する検出信号が検出される張り出し位置から格納位置まで、後側ジャッキシリ
ンダ54Rが縮小作動するのに要する時間が設定される。このような制御は、アウトリガ
ジャッキ9を縮小作動させて格納させることで、持ち上げ支持された車体2を降ろす場合
に有効である。
また、後側アウトリガジャッキ9Rに、アウタポスト9a内にインナポスト9bが格納
されたことを検出する格納検出器(例えばリミットスイッチ)を設けた構成でも良い。こ
の構成においては、後輪接地操作レバー22への操作に基づいて後側アウトリガジャッキ
9Rの縮小作動を開始した後、格納検出器においてインナポスト9bの格納が検出された
ことに基づいて上記縮小作動が停止される。
されたことを検出する格納検出器(例えばリミットスイッチ)を設けた構成でも良い。こ
の構成においては、後輪接地操作レバー22への操作に基づいて後側アウトリガジャッキ
9Rの縮小作動を開始した後、格納検出器においてインナポスト9bの格納が検出された
ことに基づいて上記縮小作動が停止される。
上述の実施形態では、後輪接地操作レバー22をジャッキ操作スイッチ群21に隣接さ
せて車体2後部に設けた例について説明したが、後輪接地操作レバー22はこの位置に限
定して設けられるものではない。例えば車体2後部に代えて車体2側部に設ける構成や、
車体2後部と車体2側部とに設ける構成も可能である。このように、ジャッキ操作スイッ
チ群21とは異なる位置に後輪接地操作レバー22を設けると、スイッチ24〜28を選
択的に操作する作業者以外の作業者が後輪接地操作レバー22を操作して、車両の意図し
ない移動を阻止することができる。
せて車体2後部に設けた例について説明したが、後輪接地操作レバー22はこの位置に限
定して設けられるものではない。例えば車体2後部に代えて車体2側部に設ける構成や、
車体2後部と車体2側部とに設ける構成も可能である。このように、ジャッキ操作スイッ
チ群21とは異なる位置に後輪接地操作レバー22を設けると、スイッチ24〜28を選
択的に操作する作業者以外の作業者が後輪接地操作レバー22を操作して、車両の意図し
ない移動を阻止することができる。
上述の実施形態において、後輪接地操作レバー22への操作に基づいて後側ジャッキシ
リンダ54Rが縮小作動されている途中でスイッチ24〜28のうちのいずれかが操作さ
れたとき、コントローラ30は、後輪接地操作レバー22への操作に基づく作動に対して
スイッチ24〜28のうちのいずれかへの操作に基づく作動を優先して行わせるようにし
ても良い。
リンダ54Rが縮小作動されている途中でスイッチ24〜28のうちのいずれかが操作さ
れたとき、コントローラ30は、後輪接地操作レバー22への操作に基づく作動に対して
スイッチ24〜28のうちのいずれかへの操作に基づく作動を優先して行わせるようにし
ても良い。
上述の実施形態においては、接地板9cを備えたアウトリガジャッキ9を有して構成さ
れる高所作業車1に本発明を適用した例について説明したが、接地板に代えて車体2を前
後に移動可能に支持するローラを備えたローラジャッキを有して構成される高所作業車(
ローラジャッキ車)にも、本発明を適用可能である。ローラジャッキ車は、路面に接地さ
れるローラが転動する構成なので、接地板を備えるジャッキにより支持される高所作業車
よりも、意図せず車両が移動するという事態が発生しやすい。このようなときに後輪接地
操作レバー22を操作すれば、駐車ブレーキが作用した後輪3bを自動で接地させて、車
両の意図しない移動を阻止することができる。また、ローラジャッキ車は、車輪とローラ
との接地荷重をバランスさせながら走行させて高所作業を行うことができ、運転キャブ内
に搭乗する運転者により運転操作が行われる。このため、左右の後側ジャッキシリンダ5
4Rを同時に縮小作動させて後輪3bを接地させる操作を行うための操作手段を、運転キ
ャブ内に設けることが好ましい。
れる高所作業車1に本発明を適用した例について説明したが、接地板に代えて車体2を前
後に移動可能に支持するローラを備えたローラジャッキを有して構成される高所作業車(
ローラジャッキ車)にも、本発明を適用可能である。ローラジャッキ車は、路面に接地さ
れるローラが転動する構成なので、接地板を備えるジャッキにより支持される高所作業車
よりも、意図せず車両が移動するという事態が発生しやすい。このようなときに後輪接地
操作レバー22を操作すれば、駐車ブレーキが作用した後輪3bを自動で接地させて、車
両の意図しない移動を阻止することができる。また、ローラジャッキ車は、車輪とローラ
との接地荷重をバランスさせながら走行させて高所作業を行うことができ、運転キャブ内
に搭乗する運転者により運転操作が行われる。このため、左右の後側ジャッキシリンダ5
4Rを同時に縮小作動させて後輪3bを接地させる操作を行うための操作手段を、運転キ
ャブ内に設けることが好ましい。
上述の実施形態では、ブーム5の先端部に作業台8を備えて構成される高所作業車1に
本発明を適用した例について説明したが、本発明はこのように構成される作業車に限定し
て適用されるものではなく、車体を安定支持するためのジャッキを備えた作業車全般(例
えばクレーン車等)に適用可能である。
本発明を適用した例について説明したが、本発明はこのように構成される作業車に限定し
て適用されるものではなく、車体を安定支持するためのジャッキを備えた作業車全般(例
えばクレーン車等)に適用可能である。
1 高所作業車
2 車体
3a 前輪
3b 後輪
9 アウトリガジャッキ(ジャッキ)
9R 後側アウトリガジャッキ(制動側ジャッキ)
21 ジャッキ操作スイッチ群(ジャッキ操作手段)
22 後輪接地操作レバー(駐車制動輪接地操作手段)
30 コントローラ(ジャッキ制御手段)
2 車体
3a 前輪
3b 後輪
9 アウトリガジャッキ(ジャッキ)
9R 後側アウトリガジャッキ(制動側ジャッキ)
21 ジャッキ操作スイッチ群(ジャッキ操作手段)
22 後輪接地操作レバー(駐車制動輪接地操作手段)
30 コントローラ(ジャッキ制御手段)
Claims (3)
- 前輪および後輪を有して走行可能な車体と、
前記前輪および前記後輪にそれぞれ隣接して設けられて、下方への伸長作動により下端
部を接地させて前記車体を支持する複数のジャッキと、
前記複数のジャッキを伸縮作動させる操作を行うためのジャッキ操作手段と、
前記ジャッキ操作手段に対する操作に基づいて前記複数のジャッキの伸縮作動を制御す
るジャッキ制御手段とを備え、
前記前輪および前記後輪のいずれか一方が駐車ブレーキにより制動される駐車制動輪か
らなるとともに、他方が駐車ブレーキによる制動が行われない駐車非制動輪からなる高所
作業車であって、
外部操作可能な駐車制動輪接地操作手段を備え、
前記ジャッキ制御手段は、前記駐車制動輪接地操作手段に対する外部操作に基づいて、
前記駐車制動輪が少なくとも所定の接地反力が生じる接地位置に移動するまで前記駐車制
動輪に隣接して設けられた制動側ジャッキを縮小作動させるように構成されたことを特徴
とする高所作業車。 - 前記ジャッキ操作手段は、前記車体の後部に設けられ、
前記駐車制動輪接地操作手段は、前記ジャッキ操作手段に隣接し且つ後方側から対向す
る位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の高所作業車。 - 前記複数のジャッキの下端部に、前記車体を走行可能に支持するローラを有することを
特徴とする請求項1または2に記載の高所作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013021467A JP2014151991A (ja) | 2013-02-06 | 2013-02-06 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013021467A JP2014151991A (ja) | 2013-02-06 | 2013-02-06 | 高所作業車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014151991A true JP2014151991A (ja) | 2014-08-25 |
Family
ID=51574235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013021467A Pending JP2014151991A (ja) | 2013-02-06 | 2013-02-06 | 高所作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014151991A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016155617A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 株式会社タダノ | 作業車のブームインターロック装置 |
CN115788070A (zh) * | 2022-11-17 | 2023-03-14 | 长江精工钢结构(集团)股份有限公司 | 一种使用预应力拉索的钢网架整体提升安装方法及装置 |
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2013
- 2013-02-06 JP JP2013021467A patent/JP2014151991A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016155617A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 株式会社タダノ | 作業車のブームインターロック装置 |
CN115788070A (zh) * | 2022-11-17 | 2023-03-14 | 长江精工钢结构(集团)股份有限公司 | 一种使用预应力拉索的钢网架整体提升安装方法及装置 |
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