JP2001278556A - ビル設備遠隔監視システム - Google Patents

ビル設備遠隔監視システム

Info

Publication number
JP2001278556A
JP2001278556A JP2000093325A JP2000093325A JP2001278556A JP 2001278556 A JP2001278556 A JP 2001278556A JP 2000093325 A JP2000093325 A JP 2000093325A JP 2000093325 A JP2000093325 A JP 2000093325A JP 2001278556 A JP2001278556 A JP 2001278556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
processing terminal
transmission
unit
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000093325A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kawachi
誠 河内
Kazuhiro Soda
和宏 曽田
Akifumi Mochizuki
昭文 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2000093325A priority Critical patent/JP2001278556A/ja
Priority to CNB011101741A priority patent/CN1183023C/zh
Priority to TW090107455A priority patent/TW512127B/zh
Priority to KR1020010016630A priority patent/KR100699547B1/ko
Publication of JP2001278556A publication Critical patent/JP2001278556A/ja
Priority to HK02101615A priority patent/HK1040229A1/xx
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/10Arrangements in telecontrol or telemetry systems using a centralized architecture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/80Arrangements in the sub-station, i.e. sensing device
    • H04Q2209/86Performing a diagnostic of the sensing device

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再発報させることなく、ビル設備側からの情
報を迅速に処理して対処する。 【解決手段】 送受信装置11(11A,11B,11
C)には、それぞれ、主処理端末12m(12Am,1
2Bm,12Cm)および副処理端末12s(12A
s,12Bs,12Cs)が接続される。送受信装置1
1は、主処理端末12mにおける処理が可能か否かを確
認し、処理不能な場合には、副処理端末12sにおいて
この情報の処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ等のビ
ル設備を遠隔監視するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】建物の高層化、個人住宅の高機能化等に
伴い、エレベータ等のビル設備の数はますます増大して
いる。複数のビル設備に対し、これらの設備の稼働状況
あるいは故障発生等を遠隔監視するシステムが知られて
いる。図5は、従来のビル設備遠隔監視システムを示す
概略構成図である。このシステムにおいて監視センタ5
0は、複数の送受信装置51と、それぞれの送受信装置
51に対応して1対1の対応で接続される処理端末52
と、複数の処理端末52に対してLAN58により接続
される管理サーバ53と、プリンタ56とを備える。ビ
ル設備60から公衆回線20を介して監視センタ50の
代表電話番号Mへかけられる発報は、自動的に送受信装
置51に割り振られる。送受信装置51は、受信した情
報をそれぞれ接続される処理端末52に送信し、この処
理端末52において情報の処理例えばプリント出力が行
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシステムでは、1つの送受信装置51に対し
て1つの処理端末52が対応するのみであったため、送
受信装置51がビル設備60からの情報を受信した際に
処理端末52が何らかの原因により機能停止中であった
場合には、送受信装置51から再びビル設備60側に情
報の送信が不能である旨の信号が戻され、これに対しビ
ル設備60側は監視センタ50の代表電話番号Mに対し
て再発報し直さなければならず、緊急事態の場合におい
て、その対処開始までにタイムラグを生じるという問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
によれば、ビル設備遠隔監視システムは、公衆回線を介
してビル設備との情報の送受信を行う複数の送受信装置
と、送受信装置毎に対応して接続され、該送受信装置で
受信した情報の処理を行う複数の主処理端末と、を備
え、前記各送受信装置には、他の送受信装置に対応する
前記主処理端末が副処理端末として接続され、該送受信
装置で受信した情報を主処理端末が処理できない場合に
は、前記副処理端末においてこの情報の処理を行う。
【0005】このような構成によれば、送受信装置に対
して主処理端末と副処理端末との複数の処理端末が接続
されるため、対応する主処理端末が機能停止中であった
場合にも、副処理端末に情報を送信しこの副処理端末で
情報の処理を行うことができる。このため、ビル設備側
から再発報することなく速やかに情報の処理を行い、ビ
ル設備側からの情報により迅速に対処することができ
る。
【0006】また本発明によれば、ビル設備遠隔監視シ
ステムは、複数の各処理端末からの情報を集約して蓄積
する情報集約蓄積部と、各処理端末毎に設けられた情報
蓄積部と、を備え、前記各処理端末は、前記情報集約蓄
積部への情報の蓄積ができない場合には、前記情報蓄積
部に情報を一時的に蓄積する。
【0007】情報集約蓄積部が機能停止中であった場合
には、処理端末からの情報を蓄積することができなくな
る。これに対処するため、情報集約蓄積部を二重に設け
ると設備の規模が増大し、管理費用も増大してしまう。
本発明によれば、情報集約蓄積部への情報の蓄積ができ
ない場合には、情報蓄積部に一時的に情報を保管するた
め、必要最低限の資源により、情報蓄積の信頼性を確保
することができる。
【0008】また本発明によれば、ビル設備遠隔監視シ
ステムは、情報集約蓄積部に蓄積される情報を読み出し
て記憶媒体に記憶させるバックアップ部を備える。
【0009】このような構成によれば、蓄積される情報
を適宜記憶媒体にバックアップすることができるため、
さらに情報蓄積の信頼性を確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるビル設備遠
隔監視システムをエレベータの遠隔監視システムに適用
した本発明の実施の形態について図面を参照しながら説
明する。図1には、ビル設備遠隔監視システムの構成図
を、図2には、ビル設備の概略構成を示すブロック図
を、図3には、監視センタの処理端末の概略構成を示す
ブロック図を、また図4には、監視センタの管理サーバ
の概略構成を示すブロック図を、それぞれ示す。
【0011】まず、通常動作時の情報の流れについて概
説する。ビル設備30から公衆回線20を介して監視セ
ンタ10の代表電話番号Nへかけられる発報は、自動的
に送受信装置11に割り振られる。送受信装置11は、
受信した情報をそれぞれ主接続線17mを介して接続さ
れる主処理端末12mに送信し、この主処理端末12m
において情報の処理が行われる。また、管理サーバ13
は情報集約蓄積部13eを備え、処理端末12からの情
報をこの情報集約蓄積部13eに集約して蓄積する。こ
こに蓄積された情報は、例えば、報告書作成用端末15
における報告書の作成等に利用される。以下、本実施形
態にかかる監視センタ10およびビル設備30の構成に
ついて詳細に説明する。
【0012】遠隔監視システムとしての監視センタ10
は、送受信装置11(11A,11B,11C)、処理
端末12(12Am(12Cs),12Bm(12A
s),12Cm(12Bs))、管理サーバ13、バッ
クアップ装置14、報告書作成用端末15、およびプリ
ンタ16を備える。以下、これら監視センタ10の各要
素について説明する。
【0013】送受信装置11例えばモデムは、公衆回線
20からの情報を受信し、接続線17を介して処理端末
12へ情報を送信する。送受信装置11は主接続線17
m(17Am,17Bm,17Cm)および副接続線1
7s(17As,17Bs,17Cs)を介して、複数
例えば二つの処理端末12に接続される。このうち主接
続線17mを介して接続する処理端末12を主処理端末
12m(12Am,12Bm,12Cm)とし、副接続
線17sを介して接続する処理端末12を副処理端末1
2s(12As,12Bs,12Cs)とする。通常各
送受信装置11において受信された情報は、各送受信装
置11に対応する主処理端末12mにおいて処理され
る。送受信装置11は、公衆回線20から情報を受信す
ると、主処理端末12mにおいて情報の処理が可能か否
かを確認する。処理可能な状態であった際には、送受信
装置11は主処理端末12mに情報を送信し、ここでこ
の情報が処理される。一方、処理不能な状態(例えば機
能停止あるいは繁忙等)であった際には、送受信装置1
1は副処理端末12sに情報を送信し、副処理端末12
sにおいてこの情報が処理される。このように、各送受
信装置11に対して複数の処理端末12を接続すること
により、主処理端末12mが処理不能となった際にも、
副処理端末12sにおいて処理を継続させることができ
る。なお、副処理端末12sは、いずれも他の送受信装
置11に対する主処理端末12mとして構成している。
これにより、最低限の資源により、情報処理の信頼性を
確保することができる。なお、送受信装置11への電話
は、各ビル設備30から公衆回線20を介して代表電話
番号Nにかけられる。代表電話番号Nへかけられた電話
は公衆回線20において自動的に空いている送受信装置
11に割り振られる。
【0014】処理端末12は、制御部12a、記憶部1
2b、出力部12c、入力部12d、情報蓄積部12
e、音声出力部12f、音声入力部12g、および送受
信装置側インタフェース12hm,12hsを備える。
制御部12a例えばCPUは処理端末12の各要素の制
御を司る。また制御部12aは、送受信装置11より受
け取った情報に応じて、情報の処理を行う。この制御部
12aの情報の処理については後述する。記憶部12b
例えばRAM/ROMは、制御部12aにおける情報の
処理あるいは各部の制御に関するパラメータを記憶す
る。出力部12c例えばディスプレイは、送受信装置1
1より受け取った情報の表示の他、情報に応じて制御部
12aにおいて処理あるいは生成された情報の表示など
を行う。入力部12d例えばキーボードは、制御部12
aに対する指示入力を行う。情報蓄積部12eは、管理
サーバ13が機能停止状態にある際、あるいは情報集約
蓄積部13eに情報の蓄積が不可能である際に、送受信
装置11からの情報を一時的に蓄積する。音声出力部1
2f例えばスピーカおよび音声入力部12g例えばマイ
クは、送受信装置11より受け取った情報が通話器34
aからの緊急通話であった際に、通話器34aと通話す
る電話としての機能を果たす。また音声出力部12f
は、警報音あるいは着信音の発音も行う。送受信装置側
インタフェース12hm,12hsはそれぞれ主接続線
17mおよび副接続線17sを介した送受信装置11側
との情報の送受を、またLAN側インタフェース12i
はLAN18側との情報の送受をそれぞれ行う。
【0015】管理サーバ13は、制御部13a、記憶部
13b、出力部13c、入力部13d、LAN側インタ
フェース13fおよびバックアップ装置側インタフェー
ス13gを備える。制御部13a例えばCPUは管理サ
ーバ13の各要素の制御を司るとともに、定期的な運転
履歴情報の回収の指示、および発報試験の指示を行う。
ここで運転履歴情報とは、各ビル設備30の運転履歴記
憶部32aに記憶される動作機器34の運転履歴を示す
情報であり、また、発報試験とは、ビル設備30と監視
センタ10との情報の送受信が正常に行えるか否かを確
認する試験である。運転履歴情報の回収指示、あるいは
発報試験の指示を示す信号は、例えば処理端末12およ
び送受信装置11を介して各ビル設備30へ伝達され、
これに応じて各ビル設備30は、運転履歴情報あるいは
発報試験情報を監視センタ10へ送信する。
【0016】また記憶部13b例えばRAM/ROM
は、制御部13aにおける管理サーバ13各部の制御に
関するパラメータを記憶する。出力部13c例えばディ
スプレイは各種情報の表示を行い、入力部13d例えば
キーボードは制御部13aに対する指示入力を行う。情
報集約蓄積部13e例えばハードディスクドライブは、
各処理端末12からの情報を集約して蓄積する。この蓄
積される情報については後述する。LAN側インタフェ
ース13fはLAN18側との情報の送受を、またバッ
クアップ装置側インタフェース13gはバックアップ装
置14側との情報の送受を、それぞれ行う。
【0017】バックアップ装置14は、情報集約蓄積部
13eに蓄積される情報を読み出して記憶媒体例えばテ
ープ、MO(光磁気ディスク)等に記憶させる。このバ
ックアップ装置14を備えることにより、情報をより確
実に保存することができる。
【0018】報告書作成用端末15は、各ビル設備30
の所有者に対する報告書の作成を行う。この報告書作成
用端末15で作成された報告書は、プリンタ16より紙
に出力することもできるし、処理端末12および送受信
装置11を通して電子メールとして送信することも可能
である。またプリンタ16は、処理端末12、管理サー
バ13、あるいは報告書作成用端末15に制御され、諸
情報の紙出力を行う。
【0019】ビル設備30には、送受信装置31、ビル
設備管理部32、動作機器制御部33、および動作機器
34が備えられる。送受信装置31例えばモデムは、ビ
ル設備管理部32から受け取った情報を公衆回線20を
介して監視センタ10へ送信する。ビル設備管理部32
は、動作機器制御部33から送信された動作機器34例
えばエレベータの運転状況に基づいて運転履歴情報を生
成し、例えばビル設備管理部32に設けられる運転履歴
記憶部32aにこの情報を一時的に蓄積する。ここに蓄
積された運転履歴情報は、ビル設備管理部32が受け取
った制御部13aからの回収指示に応じて、送受信装置
31を介して監視センタ10へ送信され、管理サーバ1
3に蓄積される。動作機器制御部33例えばエレベータ
制御部は動作機器34の動作を制御する。また動作機器
34に(例えばエレベータのかご内に)設けられる通話
器34aは、緊急時あるいは試験時に動作機器34の外
部と通話するために設けられる。本実施形態では、通話
器34aはビル設備管理部32および送受信装置31を
介して監視センタ10へ接続され、緊急時において通話
器34aを使用する人は処理端末12のオペレータと通
話できるよう構成されている。
【0020】次に、処理端末12における情報の処理に
ついて説明する。処理端末12は送受信装置11より受
け取った情報のそれぞれに応じた情報の処理を行う。処
理端末12が送受信装置11より受け取る情報、即ちビ
ル設備30からの情報には、(1)ビル設備30の故障
を示す情報(故障情報)、(2)ビル設備30からの緊
急通話、(3)定期的にビル設備30から送信されるビ
ル設備30の運転履歴情報、および(4)管理サーバ1
3からの発報試験要求に応じてビル設備30より発報さ
れた発報試験情報、がある。以下処理端末12における
これらそれぞれに対する処理について説明する。
【0021】<故障情報> 処理端末12は、送受信装
置11より故障情報を受け取ると、出力部12c例えば
ディスプレイにこの情報を表示するとともに、音声出力
部12f例えばスピーカより警告音を発する。この表示
は、オペレータに判別しやすい表示形式(例えば他の情
報の場合よりサイズの大きい表示部分(文字など)を備
える、あるいは点滅部分を備える等)により行われる。
またここでは、故障情報の属性情報(例えばビル設備3
0の識別番号および名称、動作機器34の識別番号、故
障の状況、および故障発生時刻など)を表示し、またど
の送受信装置11を経由したかを表示する。これによ
り、オペレータはビル設備30の故障状況を確認し、経
由した送受信装置11を確認することにより、処理端末
12の状態を把握することができる。即ち、この情報を
表示した処理端末12が送受信装置11に対する副処理
端末であった場合には、送受信装置11の主処理端末で
ある処理端末12において情報の処理ができなかったこ
と(即ち、処理端末12が機能停止中あるいは繁忙状態
であること)を知ることができる。
【0022】また処理端末12は管理サーバ13にアク
セスし、情報集約蓄積部13eにこの故障情報を蓄積可
能であるか否かを確認する。そして、蓄積可能である際
には、管理サーバ13へ故障情報が送信され、この情報
集約蓄積部13eに故障情報が蓄積される。一方、蓄積
不可能である際(例えば管理サーバ13が機能停止中で
ある際、あるいは情報集約蓄積部13eの空き容量が不
足している際等)には、情報蓄積部12eにこの情報を
一時的に蓄積する。このような構成によれば、情報集約
蓄積部13eを二重化することなく、必要最低限の資源
により情報蓄積の信頼性を確保することができる。また
この際、出力部12cにおいて管理サーバ13の状況
(例えば管理サーバ13の機能停止、あるいは情報集約
蓄積部13eの空き容量不足)が表示される。これによ
り、オペレータは管理サーバ13の状況を迅速に把握
し、適切な処置(例えば管理サーバ13の復旧、情報集
約蓄積部13eに蓄積される情報のバックアップ装置1
4へのバックアップ等)を施すことができる。なお、情
報蓄積部12eへの情報の一時蓄積は、情報集約蓄積部
13eへの故障情報の蓄積が可能となるまで継続され
る。情報集約蓄積部13eへの蓄積が可能となった際に
は、情報蓄積部12eに一時蓄積された情報は情報集約
蓄積部13eに蓄積される。
【0023】<緊急通話> 処理端末12は送受信装置
11より緊急通話を受け取ると、音声出力部12f例え
ばスピーカより着信音を発し、出力部12c例えばディ
スプレイに緊急通話である旨の表示を行う。この表示
は、オペレータに判別しやすい表示形式により行われ
る。但しこの表示形式は、例えば色、大きさ、点滅速度
を変える等により、故障情報の場合と区別する。またビ
ル設備30からの画像情報がある際には、この画像情報
を表示する。オペレータにより入力部12dから通話開
始指示入力が行われると、音声出力部12f例えばスピ
ーカおよび音声入力部12g例えばマイクにより、通話
器34aと通話が行われる。
【0024】通話が終了すると制御部12aにおいて緊
急通話の属性情報(ビル設備30の識別番号および名
称、動作機器34の識別番号、通話発生時刻および通話
時間等)を含む通話記録情報が生成される。この情報に
は通話内容(例えば録音した通話音声あるいは録画した
通話時のビル設備30からの画像等)を含めることもで
きる。そして、故障情報の場合と同様、通話記録情報が
情報集約蓄積部13eに蓄積される。この際、前述の場
合と同様、処理端末12は管理サーバ13にアクセス
し、情報集約蓄積部13eにこの通話記録情報を蓄積可
能であるか否かを確認する。そして、蓄積可能な場合に
は管理サーバ13に通話記録情報を送信し、情報集約蓄
積部13eにこの情報が蓄積され、蓄積不可能な場合に
は情報蓄積部12eにこの情報が一時的に保管される。
そして蓄積可能となるまで一時蓄積が継続され、その後
情報蓄積部12eへ移管蓄積される点も前述の場合と同
様である。
【0025】<運転履歴情報> 処理端末12は送受信
装置11より運転履歴情報を受け取ると、出力部12c
例えばディスプレイにこの情報を表示する。この表示
は、故障情報の場合と異なる表示型式、即ち故障情報の
場合よりも目立たない表示形式(例えば点滅なし、かつ
故障情報の場合より文字サイズを小さくする等)により
行う。また、表示する内容は、運転履歴情報の属性情報
(例えば運転履歴情報であることの表示、ビル設備30
の識別番号および名称、動作機器34の識別番号等)と
し、運転履歴情報の全ては表示しない。なお、この場合
にも、どの送受信装置11を経由したかを表示し、また
特に警告音等は生じさせない。そして故障情報の場合と
同様、運転履歴情報を情報集約蓄積部13eに蓄積す
る。この蓄積に関するプロセスは故障情報の場合と同様
であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0026】<発報試験情報> 処理端末12は送受信
装置11より発報試験情報を受け取ると、出力部12c
例えばディスプレイにこの情報を表示する。この表示
は、故障情報の場合と異なる表示型式、即ち故障情報の
場合よりも目立たない表示形式(例えば点滅なし、かつ
故障情報の場合より文字サイズを小さくする等)により
行い、発報試験情報の属性情報(例えば発報試験情報で
あることの表示、ビル設備30の識別番号および名称、
動作機器34の識別番号等)を表示する。なお、この場
合にも、どの送受信装置11を経由したかを表示し、ま
た特に警告音等は生じさせない。
【0027】そして、発報試験情報を情報集約蓄積部1
3eに蓄積する。処理端末12は管理サーバ13にアク
セスし、情報集約蓄積部13eにこの発報試験情報を蓄
積可能であるか否かを確認する。そして、情報集約蓄積
部13eに情報を蓄積可能な場合には、この情報は情報
集約蓄積部13eに蓄積される。また蓄積不可能な場合
には情報蓄積部12eの空き容量を確認し、十分な空き
容量がある場合には(例えば記憶部12bに蓄積される
空き容量の閾値との比較により)この情報を情報蓄積部
12eに一時的に蓄積する。情報集約蓄積部13eが蓄
積可能となるまでこの一時蓄積が継続され、その後情報
蓄積部12eへ移管蓄積される点は故障情報の場合と同
様である。発報試験情報は、他の情報に比べて優先度が
低い。このように優先度が低い情報の保存(例えば情報
蓄積部12eへの蓄積)を制限することにより、優先度
の高い情報をより確実に保管することができる。
【0028】なお、本発明は前述の実施形態には限られ
ない。本実施形態では送受信装置1つに対して処理端末
が2つ接続される構成であったが、これに限られるもの
ではない。また、送受信装置と処理端末との間、あるい
はLANの部分は、無線により配信されるよう構成して
もよい。また、前述の実施形態では、送受信装置側で主
処理端末における処理の可否を判断し、処理端末を選択
して情報を送信する構成であったが、これを、予め各処
理端末の稼働状況を所定の処理端末あるいは管理サーバ
で把握しておき、処理端末に対して情報を受け取る送受
信装置を選択指示するよう構成してもよい。なお、この
場合には、送受信装置からは複数の処理端末に対して常
に情報を送信するよう構成すればよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送受信装置に対して主処理端末と副処理端末との複数の
処理端末が接続されるため、対応する主処理端末が機能
停止中であった場合にも、副処理端末に情報を送信しこ
の副処理端末で情報の処理を行うことができる。このた
め、ビル設備側から再発報することなく速やかに情報の
処理を行い、ビル設備側からの情報により迅速に対処す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるビル設備遠隔監視
システムの概略構成図である。
【図2】 本発明の実施形態にかかるビル設備の概略構
成図である。
【図3】 本発明の実施形態にかかるビル設備遠隔監視
システムの処理端末を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態にかかるビル設備遠隔監視
システムの管理サーバを示すブロック図である。
【図5】 従来のビル設備遠隔監視システムの概略構成
図である。
【符号の説明】
10 監視センタ(ビル設備遠隔監視システム)、11
送受信装置、12Am,12Bm,12Cm 主処理
端末、12As,12Bs,12Cs 副処理端末、1
2e 情報蓄積部、13e 情報集約蓄積部、14 バ
ックアップ装置、20 公衆回線、30 ビル設備。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 昭文 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内 Fターム(参考) 3F303 BA01 EA02 EA03 EA09 FA01 FA12 FA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を介してビル設備との情報の送
    受信を行う複数の送受信装置と、 前記送受信装置毎に対応して接続され、該送受信装置で
    受信した情報の処理を行う複数の主処理端末と、を備
    え、 前記各送受信装置には、他の送受信装置に対応する前記
    主処理端末が副処理端末として接続され、該送受信装置
    で受信した情報を主処理端末が処理できない場合には、
    前記副処理端末においてこの情報の処理を行うことを特
    徴とするビル設備遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の各処理端末からの情報を集約
    して蓄積する情報集約蓄積部と、 各処理端末毎に設けられた情報蓄積部と、 を備え、 前記各処理端末は、前記情報集約蓄積部への情報の蓄積
    ができない場合には、前記情報蓄積部に情報を一時的に
    蓄積することを特徴とする請求項1に記載のビル設備遠
    隔監視システム。
  3. 【請求項3】 前記情報集約蓄積部に蓄積される情報を
    読み出して記憶媒体に記憶させるバックアップ部を備え
    ることを特徴とする請求項2に記載のビル設備遠隔監視
    システム。
JP2000093325A 2000-03-30 2000-03-30 ビル設備遠隔監視システム Pending JP2001278556A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093325A JP2001278556A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 ビル設備遠隔監視システム
CNB011101741A CN1183023C (zh) 2000-03-30 2001-03-28 建筑物设备远距离监视系统
TW090107455A TW512127B (en) 2000-03-30 2001-03-29 Building facility: Remote monitoring system
KR1020010016630A KR100699547B1 (ko) 2000-03-30 2001-03-29 빌딩설비 원격감시 시스템
HK02101615A HK1040229A1 (en) 2000-03-30 2002-03-02 Building facility remote monitoring system.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093325A JP2001278556A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 ビル設備遠隔監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001278556A true JP2001278556A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18608522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000093325A Pending JP2001278556A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 ビル設備遠隔監視システム

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2001278556A (ja)
KR (1) KR100699547B1 (ja)
CN (1) CN1183023C (ja)
HK (1) HK1040229A1 (ja)
TW (1) TW512127B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212965A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用遠隔監視装置
JP2007091354A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Hitachi Ltd エレベーター制御システム
WO2017042858A1 (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 三菱電機株式会社 エレベータの信号送信装置、及びエレベータの信号送信方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104418200B (zh) * 2013-09-04 2017-03-01 东芝电梯株式会社 电梯的监视控制系统及监视控制方法
WO2019167255A1 (ja) * 2018-03-02 2019-09-06 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーター遠隔監視システム
KR102445320B1 (ko) * 2018-07-24 2022-09-21 미쓰비시 덴키 빌딩 솔루션즈 가부시키가이샤 방문 관리 기능을 구비한 콘텐츠 배포 장치

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5572438A (en) * 1995-01-05 1996-11-05 Teco Energy Management Services Engery management and building automation system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212965A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用遠隔監視装置
JP2007091354A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Hitachi Ltd エレベーター制御システム
WO2017042858A1 (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 三菱電機株式会社 エレベータの信号送信装置、及びエレベータの信号送信方法
JPWO2017042858A1 (ja) * 2015-09-07 2017-12-21 三菱電機株式会社 エレベータの信号送信装置、及びエレベータの信号送信方法

Also Published As

Publication number Publication date
HK1040229A1 (en) 2002-05-31
KR20010095114A (ko) 2001-11-03
CN1183023C (zh) 2005-01-05
TW512127B (en) 2002-12-01
CN1320548A (zh) 2001-11-07
KR100699547B1 (ko) 2007-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101102954A (zh) 电梯的远程报警系统
JP2744112B2 (ja) エレベータ非常通報時の表示装置
JP2001278556A (ja) ビル設備遠隔監視システム
KR200408012Y1 (ko) 엘리베이터의 비상통화시스템
KR100894340B1 (ko) 승강기 신호검출시스템
JP4619717B2 (ja) エレベータの異常通報システム
JP3383750B2 (ja) エレベータの遠隔監視システム
JPH0725573A (ja) エスカレータ遠隔監視装置
JPS5869684A (ja) エレベ−タの非常通報装置
JPH05167706A (ja) エレベータ内インターホン情報管理装置
JP2502705B2 (ja) エレベ―タ乗かご内通話装置
JPH07240803A (ja) エレベータの遠隔監視システム
JPS5994199A (ja) 遠隔ビル管理システム
JP2003037690A (ja) 緊急情報連絡装置
JP3383752B2 (ja) ビル遠隔監視装置
JPH05105345A (ja) エレベータ遠隔監視装置
JPH05213553A (ja) エレベータの遠隔監視システム
JPH09259381A (ja) 遠隔監視装置
JP3684408B2 (ja) アナライザ監視システム
JP4140874B2 (ja) 非常通報装置、センタ装置、及びそれらを用いた警備システム
JPH08204937A (ja) ファクシミリ装置
JPH10126860A (ja) 遠隔監視装置のデータ収集方法
JPH08242312A (ja) ビル遠隔監視装置
JPH10334370A (ja) ビル遠隔監視装置
JPH05290286A (ja) ビル遠隔監視装置