JP2001278143A - 自転車用警報装置 - Google Patents

自転車用警報装置

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JP2001278143A
JP2001278143A JP2000101581A JP2000101581A JP2001278143A JP 2001278143 A JP2001278143 A JP 2001278143A JP 2000101581 A JP2000101581 A JP 2000101581A JP 2000101581 A JP2000101581 A JP 2000101581A JP 2001278143 A JP2001278143 A JP 2001278143A
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JP
Japan
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grip
bell
alarm device
bicycle
attached
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JP2000101581A
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Keiu Kimura
景雨 木村
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OGK Co Ltd
Original Assignee
OGK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自転車等の警報装置をグリップと一体的に形成
することによって、自転車の組立の工数減少と自転車運
転の安全性を確保する。 【解決手段】内部に凸条を有するベルわん2が取り付け
られたスリーブ1に、スプリング6先端にハンマー7a
を有する打子を前方へ突出状に取りつけたプラスチック
製グリップ5が回動自在に嵌合されている。このハンマ
ー7aが前記ベルわん2の内部に入り込んでおり、この
グリップを回動するとハンマー7aが前記の凸条に当た
ってスプリング6が撓み、凸条を越えるとそのたわみが
回復してハンマーがベルわん2を叩き、警報を発する。
自転車のハンドルにはこのような警報装置付きグリップ
が一体として装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車、三輪車、
車椅子、ベビーカー等に取り付けられる警報装置に関す
るので、特に該警報器をハンドルグリップと一体的に組
立て得る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自転車の警報装置としては、
一端の円弧面に複数個の歯形を設けた操作レバーを往復
動させて、この歯形に噛み合う平歯車を回転させ、該皿
歯車の軸に付設したハンマーを振り回して鐘体を叩くい
わゆるベル型や、バネに支承させた操作レバーを指で押
圧して弾くいわゆるチンカン型等の機械的なもの、ある
いは、乾電池などの利用に係るブザーが使用されてい
た。
【0003】また、ブザーのスイッチをハンドルグリッ
プ側面部ないしはグリップの範囲内に装着してグリップ
より手を離すことなく操作するタイプのものが特開昭5
9−134075号に提案されている。
【0004】さらには、スイッチ、電源およびからなる
警報器において、そのスイッチとして加圧導電スイッチ
を用い、該スイッチをハンドルグリップに配設した警報
装置が特開平5−301590号に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の警報装置は何れ
も、ハンドルグリップに近接して警報機本体、あるいは
スイッチを配設してグリップを把持した状態で操作する
ことが可能であり、自転車の利用者にとっては便利で、
かつ、安全であることは勿論である。しかし、該警報装
置は警報器本体、スイッチ、または機械的ベルとグリッ
プがそれぞれ独立の部品として提供されており、自転車
組み立て工場において、自転車のハンドルにそれらを個
別に取り付け、スイッチを接続するなどの手作業が必要
で、組立の省人化を阻む一要因となっている。
【0006】また、上記の警報器はおおむねハンドルの
一部に突出した状態で取り付けられていることから、そ
の突出部が包装の支障になるばかりか、工場から小売店
等への配送途上における破損事故の主要因になっている
のが現状である。
【0007】以上のことから、本発明は、自転車の組立
工数の減少と荷姿の改善を課題とするものであり、か
つ、それによって物流事故の減少を図ろうとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に係
るものは、自転車等のハンドルに挿着されるグリップに
警報装置の全部またはその一部を付設することを手段と
して自転車の組み立て工程数の減少を図るとともに、グ
リップを保持した状態で警報操作をできるものとし、運
転の安全性を確保した。
【0009】また、請求項2に係るものは、自転車等の
ハンドルに挿通せしめたグリップを回動することによっ
て打子を働かせる構造としたもので、該グリップの先端
側周縁にバネを介して突設された打子が、そのグリップ
に接して取着された内面凹凸状の打鈴内に挿通されてい
て、該グリップの回動に伴い回動する打子が該凹凸部に
よって弾かれ警音を発する構造として、グリップと警報
装置の一体化を図った。ものである。って打鈴の内面に
形成された突条に先端方向に突設状にを設け、該グリッ
プ先端に接して取り付けた打鈴がをたこの打子を内包す
るように装着し前記の打子が
【0010】請求項3に係るものは、自転車等のハンド
ルに挿通するスリーブ先端にバネを介した打子と打鈴を
取着し、さらにこのスリーブに先端周縁が波形に形成さ
れたグリップを回動自在に挿通した構造としたもので、
該グリップを回動させることにより該波形部により打子
を押圧、開放をなし、警音を発するものとした。
【0011】請求項4に係るものは、グリップの先端に
接続管を介して一体的に取着した打鈴を、該接続管に形
成した槌状打子を指で弾くことにより警音を発する構造
とし、自転車の組立工数の減少をはかった。
【0012】請求項5に係るものは、ハンドルに取り付
けた鈴を、該鈴とグリップとの間に設けた回動輪により
揺動させて警報を発するものとして、警報装置とグリッ
プとの一体化を図った。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明について、図面を参照して
詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る警報装
置で、それらの警報装置はハンドルに嵌合されるグリッ
プと一体として形成され、またはグリップと関連して警
報が発せられる構造になっている。
【0014】
【実施例】先ず図1に示す第1実施例を説明すする。自
転車等のハンドル(図示していないが、金属パイプから
なる。)に嵌合する取り付け用スリーブ1にはその外周
面に接して、その外周が該ハンドルのパイプと同心円に
なるベルわん2が、例えばその内周面を鋲止め3するな
ど適宜の方法によって取り付けてられており、そのスリ
ーブ1はハンドルに嵌合されてねじ4によって固定され
ることになる。このベルわん2の外周側内面に1〜数本
の突条2a、2aが軸方向に長く形成されている。な
お、図1にはベルわん2をほぼ1/4の円周長さのもの
として描いているが全周縁のものであってもよい。
【0015】ハンマー7aをつる巻き状スプリング6の
先端に形成した打子7はプラスチックなどにより形成さ
れたグリップ5の先端側に、かつ、前記ベルわん2の内
部に入り込むように取り付けられており、そのグリップ
5を前記取り付け用スリーブ1に回動自在に挿通してい
る。そして、この取り付け用スリーブ1は自転車のハン
ドルに挿通せられ、前記のようにねじ4によって固定さ
れる。しかも、このグリップ5が該取り付け用スリーブ
1から抜け落ちないように、ビス8cを挿通し、さらに
その先端側に押圧子8aとナット8bを挿通・螺合した
テールエンド体8が該ハンドルのパイプ内径に一部嵌合
させて該ビスを締め付け、該押圧子8aをテールエンド
体8側に引き寄せてその嵌合部分の直径を膨脹させるこ
とにより該テールエンドハンドルに固定する方法がとら
れている。しかし、その方法はこれに限る必要がないこ
とは勿論である。
【0016】以上の構造になる警報装置は、自転車など
の運転者がグリップを回動させることによって打子7が
突条2aを乗り越えることになり、その際に生じるスプ
リング6の撓みが該突条を通過する際に反発し、よって
ベルわん2を叩き警報を発することになる。
【0017】図2に示したものは第2実施例である。ス
リーブ9にはその先端にベルわん10が取り付けられる
と共に、先端に打子11を持つスプリング12が該打子
11先端をベルわん10に近接させるよう、したがって
スプリング12が傾斜状に取り付けられ、さらに、先端
周縁が波形状13a、13bに形成されたグリップ13
が回動自在に嵌合されている。このスリーブ9をハンド
ル24に密接に嵌合させたのち、テールエンド8がハン
ドル24の末端に取り付けられてグリップ13の脱落を
防止する構造になっている。
【0018】この第2実施例においては、グリップ13
を回動させることによってグリップ先端の波形状の突出
部13aが打子11のスプリング部12を押圧して撓ま
せ、さらに回動して波底部13bに至ってスプリングは
反発し、ベルわん10を叩き警報を発することになる。
【0019】図3は第3実施例を示したものである。す
なわち、このグリップ14はその先端に小径部14aを
形成しており、その小径部14aに先端縁辺が波形状1
5a,15bに形成された回動スリーブ15が挿通され
ている。さらにその先端側にスプリング16を介し鈴1
7が突設形成されたリング18が嵌合され固定されてい
る。このように警報装置を一体化したグリップ14はハ
ンドル24に堅く嵌合される。なお、図3(b)におい
て小径部14aに図示した鍵状部14bは回動スリーブ
15の抜け止め段部であり、これは前記の鈴17が付設
されたリング18をグリップとは別体としてハンドルに
固定することを可能にするものである。
【0020】このように構成された第3実施例において
は、自転車などの運転者が回動スリーブ15を握り、こ
れを回動させることによってその波状部15a、15b
がスプリング16を揺動させる。これによってスプリン
グが弾性による振動を繰り返し大きな振幅を生じ、鈴1
7を強くならす効果を有するものである。
【0021】図4は第4実施例を示したものである。す
なわち、接続管19はその両端に小径部19a、19b
を形成すると共にスプリング20を伴った打子21をそ
の大径部に付設したものである。その接続管19は一端
側小径部19aにベルわん22を螺合などにより取り付
け、他端の小径部19bにはグリップ23が嵌合されて
該ベルわんと連接して一体化されている。
【0022】このようにベルわん19と一体に接続され
たグリップ23はハンドル24の末端から堅く嵌合され
る。自転車等の運転者はスプリング20の圧力に抗して
打子の一端を押圧し弾くことによりその先端側打子21
がベルわん22を強く打ち、警報を発することになる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る警報
装置は、自転車等に嵌合取着されるグリップと一体的に
形成されているために、警報装置とグリップが一工程に
より取り付けられることになり、自転車の組立工数を減
少する効果が得られる。
【0024】警報装置をグリップと一体化したために、
自転車の運転者はグリップから手を離すことなく操作で
きることになり、安全運転が確保されることになる。
【0025】自動二輪などの単車はグリップを回動する
ことによってスピードが調整される。本発明の実施例第
1〜第3の警報装置はこの単車の加速操作と同様のグリ
ップ操作により警音を発することから自転車の運転者に
興味をそそることは勿論、常にグリップを握って運転を
することを習慣付ける効果が得られる。
【0026】従来の警報装置は、ほぼ球形であり、ハン
ドル上に突出した状態で取りつけられていたために、包
装上の支障となっていた。これに対して本発明の警報器
においては、ベルわんがハンドルの直径と同心円とさ
れ、または、突出量を小さくしたために荷姿が良く、包
装が容易になった。また、自転車の転倒などによる破損
も減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る警報装置の第1実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】第2実施例を示す者で、(a)はその中央断面
図、(b)は要部を示す平面図である。
【図3】第3実施例を示す斜視図で、(a)はその組み
立て図、(b)はリング、回動スリーブ、グリップを分
解表示したものである。
【図4】第4実施例を示した正面図である。
【符号の説明】
1 スリーブ 2 ベルわん 3 鋲止め 4 ねじ 5 グリップ 6 スプリング 7 打子 8 テールエンド体 9 スリーブ 11 打子 10 ベルわん 13 グリップ 14 グリップ 15 回動スリーブ 17 鈴 18 リング 19 接続管 20 スプリング 21 打子 22 ベルわん 23 グリップ 24 ハンドル
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月1日(2000.9.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、請求項2に係るものは、自転車等の
ハンドルに挿通せしめたグリップを回動することによっ
て打子を働かせる構造としたもので、該グリップの先端
側周縁にバネを介して突設された打子が、そのグリップ
に接して取着された内面凹凸状の打鈴内に挿通されてい
て、該グリップの回動に伴い回動する打子が該凹凸部に
よって弾かれ警音を発する構造として、グリップと警報
装置の一体化を図ったものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車等のハンドルに挿通した取着したグ
    リップの回動に連動して打子がベルわんを打つことに特
    徴を有する警報装置。
  2. 【請求項2】自転車等のハンドルに挿通するグリップと
    一体的に連接したことに特徴を有する警報装置。
  3. 【請求項3】グリップまたはそれと共廻りするスリーブ
    に突設された打子台にバネを介して取着された打子が、
    該グリップの回動に伴ってベルわんの内面に形成された
    突条部に弾かれ、その反発時に該ベルわんを打ち、警報
    音を発することに特徴を有する警報装置。
  4. 【請求項4】ハンドルへの固定用嵌合管の先端にベルわ
    んの内径を嵌合取着すると共に、バネを介した打子が該
    ベルわん内面に接するようにそのバネの基端を嵌合管に
    取着し、さらに、該固定用嵌合管に先端の縁周が波形状
    に形成されたグリップを回動自在に挿通して、該グリッ
    プの回動に伴い波形状部がバネを押圧し、また、押圧を
    解除してベルわんを打ち、警報を発することに特徴を有
    する警報装置。
  5. 【請求項5】グリップの先端に打子を付設した連結スリ
    ーブを介してベルわんを取着したことに、特徴を有する
    警報装置。
  6. 【請求項6】グリップの回動に伴なってその先端周縁に
    形成した波状部が鈴を振動させ警報音を発することを特
    徴とする警報装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150047551A1 (en) * 2012-02-03 2015-02-19 Stefan Christopher Buxton Bell for a bicycle
CN104590443A (zh) * 2015-02-05 2015-05-06 北京优贝百祺儿童用品有限公司 一种一体式车把车铃

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