JP3014635B2 - 自動車用ハンドル - Google Patents
自動車用ハンドルInfo
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- JP3014635B2 JP3014635B2 JP8033241A JP3324196A JP3014635B2 JP 3014635 B2 JP3014635 B2 JP 3014635B2 JP 8033241 A JP8033241 A JP 8033241A JP 3324196 A JP3324196 A JP 3324196A JP 3014635 B2 JP3014635 B2 JP 3014635B2
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や各種作業
車などに装着される自動車用ハンドルに関し、特に、事
故時にハンドルが変形するようにして運転者の安全性を
高めたものに係る。
車などに装着される自動車用ハンドルに関し、特に、事
故時にハンドルが変形するようにして運転者の安全性を
高めたものに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車や各種作業車に装着される
自動車用ハンドルとしては、リング状のリムの中心部に
数本のスポークを介してボス部を設けたものが提供され
ている。この自動車用ハンドルは、図8に示すように、
リング状のリム9を通常3本のスポーク1,3,5を介
してボス部7に連結し、ボス部7をハンドルの操作軸に
取り付けている。上記ハンドル20のスポーク1,3,
5は直棒状であり、且つボス部7側を広幅とし、リム9
側を狭幅に形成している。
自動車用ハンドルとしては、リング状のリムの中心部に
数本のスポークを介してボス部を設けたものが提供され
ている。この自動車用ハンドルは、図8に示すように、
リング状のリム9を通常3本のスポーク1,3,5を介
してボス部7に連結し、ボス部7をハンドルの操作軸に
取り付けている。上記ハンドル20のスポーク1,3,
5は直棒状であり、且つボス部7側を広幅とし、リム9
側を狭幅に形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ハンドル20は、
スポークが直棒状であり、外力に対して高い剛性を有す
るように形成されているから、例えば自動車の追突事故
で運転手が自分の胸部をハンドルに強く打ち付けたと
き、スポークが撓み変形の余地のない、いわゆる柱にな
り、リムが胸部に強い打撲を与えることになる。又、ス
ポークのボス部側の強度が高く、リム側の強度が低いか
ら、図9に示すように、リム9に強い外力Fを受ける
と、このリム9側が変形し、スポーク1,3,5との連
結部1A,3A,5Aが外れ、この外れたスポーク先端
が胸部等へ刺し込まれて重大事故を引き起こすおそれが
ある。
スポークが直棒状であり、外力に対して高い剛性を有す
るように形成されているから、例えば自動車の追突事故
で運転手が自分の胸部をハンドルに強く打ち付けたと
き、スポークが撓み変形の余地のない、いわゆる柱にな
り、リムが胸部に強い打撲を与えることになる。又、ス
ポークのボス部側の強度が高く、リム側の強度が低いか
ら、図9に示すように、リム9に強い外力Fを受ける
と、このリム9側が変形し、スポーク1,3,5との連
結部1A,3A,5Aが外れ、この外れたスポーク先端
が胸部等へ刺し込まれて重大事故を引き起こすおそれが
ある。
【0004】本発明は上記問題点に基づいてなされたも
のでその目的とするところは、事故時にハンドルが変形
するようにして運転者の安全性を高めた自動車用ハンド
ルを提供することにある。
のでその目的とするところは、事故時にハンドルが変形
するようにして運転者の安全性を高めた自動車用ハンド
ルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明の請求項1の自動車用ハンドルは、リング状
のリムの中心部に数本のスポークを介してボス部を設け
た自動車用ハンドルであって、上記スポークを円弧状に
湾曲した棒状体で形成するとともに、右巻き又は左巻き
の任意方向へ渦巻形状に形成したことを特徴とするもの
である。
く、本発明の請求項1の自動車用ハンドルは、リング状
のリムの中心部に数本のスポークを介してボス部を設け
た自動車用ハンドルであって、上記スポークを円弧状に
湾曲した棒状体で形成するとともに、右巻き又は左巻き
の任意方向へ渦巻形状に形成したことを特徴とするもの
である。
【0006】本発明の請求項1の自動車用ハンドルによ
ると、スポークを円弧状に湾曲した棒状体で形成すると
ともに、右巻き又は左巻きの任意方向へ渦巻形状に形成
しているから、自動車の追突事故時等に運転者がハンド
ルに衝突すると、右巻き又は左巻きのスポークがゼンマ
イバネのように左回り方向または右回り方向へ撓み、衝
突による外力でリムが無理なく変位するから、運転者の
胸部等に打撲を与えることなく安全に保護する。
ると、スポークを円弧状に湾曲した棒状体で形成すると
ともに、右巻き又は左巻きの任意方向へ渦巻形状に形成
しているから、自動車の追突事故時等に運転者がハンド
ルに衝突すると、右巻き又は左巻きのスポークがゼンマ
イバネのように左回り方向または右回り方向へ撓み、衝
突による外力でリムが無理なく変位するから、運転者の
胸部等に打撲を与えることなく安全に保護する。
【0007】又、本発明の請求項2の自動車用ハンドル
は、請求項1記載の自動車用ハンドルにおいて、スポー
クはボス部との連結部側を狭幅とし、リムとの連結部側
を広幅としたことを特徴とするものである。
は、請求項1記載の自動車用ハンドルにおいて、スポー
クはボス部との連結部側を狭幅とし、リムとの連結部側
を広幅としたことを特徴とするものである。
【0008】本発明の請求項2の自動車用ハンドルによ
ると、スポークはボス部との連結部側を狭幅とし、リム
との連結部側を広幅としているから、リムに外力が付与
されると、スポークのボス部との連結部側がより多く撓
み、リムとの連結部側には過大な力がかからない。又、
スポークとリムとの連結部側を広幅として接合面積を多
くしているので結合強度が高くなっている。よって、自
動車の追突事故時等に運転者がハンドルに衝突しても外
端部が外れることなく、リムとの連結部が破断してスポ
ークの先端が運転者の胸部等に刺し込まれるといった事
故を未然に防止することができる。
ると、スポークはボス部との連結部側を狭幅とし、リム
との連結部側を広幅としているから、リムに外力が付与
されると、スポークのボス部との連結部側がより多く撓
み、リムとの連結部側には過大な力がかからない。又、
スポークとリムとの連結部側を広幅として接合面積を多
くしているので結合強度が高くなっている。よって、自
動車の追突事故時等に運転者がハンドルに衝突しても外
端部が外れることなく、リムとの連結部が破断してスポ
ークの先端が運転者の胸部等に刺し込まれるといった事
故を未然に防止することができる。
【0009】又、本発明の請求項3の自動車用ハンドル
は、請求項1又は2記載の自動車用ハンドルにおいて、
スポークのリムとの連結部側の適所に指掛け用の窪部を
設けたことを特徴とするものである。
は、請求項1又は2記載の自動車用ハンドルにおいて、
スポークのリムとの連結部側の適所に指掛け用の窪部を
設けたことを特徴とするものである。
【0010】本発明の請求項3によると、スポークのリ
ムとの連結部側の適所に指掛け用の窪部(図1、B)を
設けたから、通常の運転時は、リムを握る手の親指を窪
部に掛けることにより、軽快で確実なハンドル操作が行
なえる。
ムとの連結部側の適所に指掛け用の窪部(図1、B)を
設けたから、通常の運転時は、リムを握る手の親指を窪
部に掛けることにより、軽快で確実なハンドル操作が行
なえる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図につ
いて説明する。図1は本発明の自動車用ハンドルの正面
図であり、自動車用ハンドル100の全体構成から説明
する。先ず、スポーク10は、左巻きの3本の円弧棒1
0A,10B,10Cをプレスで一体成形され、これを
絞り加工してカップ状としたものである。円弧棒10
A,10B,10Cは円弧状に湾曲した棒状体である。
その中心部Oにボス部10Dを形成し、ハンドルの操作
軸との取付用のビス孔11を多数あけている。上記スポ
ーク10は、アルミ材をプレスして形成されている。
尚、スポーク10は3本に限らす、2本又は4本でも良
い。又、スポーク10はアルミ材(アルミ合金を含む)
をダイカスト成形又は鉄材をプレス成形したものでも良
い。
いて説明する。図1は本発明の自動車用ハンドルの正面
図であり、自動車用ハンドル100の全体構成から説明
する。先ず、スポーク10は、左巻きの3本の円弧棒1
0A,10B,10Cをプレスで一体成形され、これを
絞り加工してカップ状としたものである。円弧棒10
A,10B,10Cは円弧状に湾曲した棒状体である。
その中心部Oにボス部10Dを形成し、ハンドルの操作
軸との取付用のビス孔11を多数あけている。上記スポ
ーク10は、アルミ材をプレスして形成されている。
尚、スポーク10は3本に限らす、2本又は4本でも良
い。又、スポーク10はアルミ材(アルミ合金を含む)
をダイカスト成形又は鉄材をプレス成形したものでも良
い。
【0012】上記スポーク10の各円弧棒10A,10
B,10Cは、その外端部10A´,10B´,10C
´を広幅寸法とし、ボス部10Dとの連結部側を狭幅寸
法としている。これにより、リム13を介してスポーク
10に作用する外力に対し、ボス部10Dとの連結部側
の強度を小さくして、ここを大きく撓ませるように形成
されている。又、外端部10A´,10B´,10C´
は、図2に示すように、上下2つ割りのリム13の上部
材13Aと下部材13Bとの間に形成された溝部Aに係
合され、接着剤Cで接合固着されている。そして、スポ
ーク10の外端部10A´,10B´,10C´を広幅
寸法とすることにより、接合面積を大きくしている。
又、上記リム13は、材質が木製のものを使用するが、
これに限られるものではなく、各種成型品でも強度があ
ればよい。
B,10Cは、その外端部10A´,10B´,10C
´を広幅寸法とし、ボス部10Dとの連結部側を狭幅寸
法としている。これにより、リム13を介してスポーク
10に作用する外力に対し、ボス部10Dとの連結部側
の強度を小さくして、ここを大きく撓ませるように形成
されている。又、外端部10A´,10B´,10C´
は、図2に示すように、上下2つ割りのリム13の上部
材13Aと下部材13Bとの間に形成された溝部Aに係
合され、接着剤Cで接合固着されている。そして、スポ
ーク10の外端部10A´,10B´,10C´を広幅
寸法とすることにより、接合面積を大きくしている。
又、上記リム13は、材質が木製のものを使用するが、
これに限られるものではなく、各種成型品でも強度があ
ればよい。
【0013】更に、スポーク10の各円弧棒10A,1
0B,10Cには、窪部Bを設けている。この窪部B
は、リム13との連結部側(リムに近い円弧棒の外周縁
側)に位置し、リムを握る手の親指が容易に掛けられる
もので、左きき,右ききの人がハンドルを操作し易く、
自由に使用できるようにする為である。
0B,10Cには、窪部Bを設けている。この窪部B
は、リム13との連結部側(リムに近い円弧棒の外周縁
側)に位置し、リムを握る手の親指が容易に掛けられる
もので、左きき,右ききの人がハンドルを操作し易く、
自由に使用できるようにする為である。
【0014】次に、各円弧棒10A,10B,10Cの
ボス部10Dとリム13との各連結部の取付位置の関係
であるが、これは概略図3に示すようになっている。円
弧棒10Aは、その外端部10A´が座標系の0度(P
1)に位置し、ボス部側が90度(P2)に位置する。
また、円弧棒10Bは、その外端部10B´が座標系の
180度(P3)に位置し、ボス部側が270度(P
4)に位置する。また、円弧棒10Cは、その外端部1
0C´が座標系の270度(P5)に位置し、ボス部側
が0度(P6)に位置する。しかして、各円弧棒は、各
々90度捻じられた位置に取付けられ、全体として渦巻
形状をなしている。
ボス部10Dとリム13との各連結部の取付位置の関係
であるが、これは概略図3に示すようになっている。円
弧棒10Aは、その外端部10A´が座標系の0度(P
1)に位置し、ボス部側が90度(P2)に位置する。
また、円弧棒10Bは、その外端部10B´が座標系の
180度(P3)に位置し、ボス部側が270度(P
4)に位置する。また、円弧棒10Cは、その外端部1
0C´が座標系の270度(P5)に位置し、ボス部側
が0度(P6)に位置する。しかして、各円弧棒は、各
々90度捻じられた位置に取付けられ、全体として渦巻
形状をなしている。
【0015】尚、上記実施形態ではスポーク10の各円
弧棒10A,10B,10Cの外端部10A´,10B
´,10C´を広幅寸法とし、ボス部10Dとの連結部
側を狭幅寸法としている例を示したが、これに限定され
るものではなく、外端部10A´,10B´,10C´
とボス部10Dとの連結部側とを同じ幅にしても良い
し、逆に外端部10A´,10B´,10C´を狭幅寸
法とし、ボス部10Dとの連結部側を広幅寸法としても
よい。又、各円弧棒10A,10B,10Cのボス部1
0Dとリム13との各連結部の取付位置の関係も変更可
能である。例えば、図6は、各円弧棒10A,10B,
10Cの捻じり量θを45度に小さくしたものである。
即ち、円弧棒10Aは、その外端部10A´が座標系の
0度(P1)に位置し、ボス部側が45度(P2)に位
置する。また、円弧棒10Bは、その外端部10B´が
座標系の180度(P3)に位置し、ボス部側が225
度(P4)に位置する。また、円弧棒10Cは、その外
端部10C´が座標系の270度(P5)に位置し、ボ
ス部側が315度(P6)に位置する。これにより、外
力に対して撓み量は小さくなる。
弧棒10A,10B,10Cの外端部10A´,10B
´,10C´を広幅寸法とし、ボス部10Dとの連結部
側を狭幅寸法としている例を示したが、これに限定され
るものではなく、外端部10A´,10B´,10C´
とボス部10Dとの連結部側とを同じ幅にしても良い
し、逆に外端部10A´,10B´,10C´を狭幅寸
法とし、ボス部10Dとの連結部側を広幅寸法としても
よい。又、各円弧棒10A,10B,10Cのボス部1
0Dとリム13との各連結部の取付位置の関係も変更可
能である。例えば、図6は、各円弧棒10A,10B,
10Cの捻じり量θを45度に小さくしたものである。
即ち、円弧棒10Aは、その外端部10A´が座標系の
0度(P1)に位置し、ボス部側が45度(P2)に位
置する。また、円弧棒10Bは、その外端部10B´が
座標系の180度(P3)に位置し、ボス部側が225
度(P4)に位置する。また、円弧棒10Cは、その外
端部10C´が座標系の270度(P5)に位置し、ボ
ス部側が315度(P6)に位置する。これにより、外
力に対して撓み量は小さくなる。
【0016】又、図7は、各円弧棒10A,10B,1
0Cの捻じり量θを135度に大きくしたものである。
即ち、円弧棒10Aは、その外端部10A´が座標系の
0度(P1)に位置し、ボス部側が225度(P5)に
位置する。また、円弧棒10Bは、その外端部10B´
が座標系の180度(P4)に位置し、ボス部側が45
度(P2)に位置する。また、円弧棒10Cは、その外
端部10C´が座標系の270度(P6)に位置し、ボ
ス部側が135度(P3)に位置する。この図7による
と、外力に対して撓み量は大きくなる。
0Cの捻じり量θを135度に大きくしたものである。
即ち、円弧棒10Aは、その外端部10A´が座標系の
0度(P1)に位置し、ボス部側が225度(P5)に
位置する。また、円弧棒10Bは、その外端部10B´
が座標系の180度(P4)に位置し、ボス部側が45
度(P2)に位置する。また、円弧棒10Cは、その外
端部10C´が座標系の270度(P6)に位置し、ボ
ス部側が135度(P3)に位置する。この図7による
と、外力に対して撓み量は大きくなる。
【0017】以上の構成を基にその作用を説明する。上
記自動車用ハンドル100において、各円弧棒10A,
10B,10Cが捻じられて取り付けられた渦巻形状と
することにより、ハンドル100の操作軸15の方向に
外力Fが作用すると、図4に示すように、左巻きの各円
弧棒10A,10B,10Cが2点鎖線のように右回り
方向(L)へ撓み、同時に図5のように、3本の円弧棒
10A,10B,10Cが操作軸15の軸心方向(H)
に撓む。これは各円弧棒10A,10B,10Cが捻じ
られて取り付けられた渦巻形状をなしているからであ
り、直棒状では得られない作用である。そして、上記2
つの方向の変位が、リム13に作用する外力Fに対して
無理なくスポーク10に発生するから、自動車の追突事
故時に運転者がハンドル100に衝突しても、スポーク
10がいわゆる柱にならず、あたかもゼンマイバネのよ
うに撓んで運転者の胸部等への衝撃を減らし、打撲を生
じないように作用する。
記自動車用ハンドル100において、各円弧棒10A,
10B,10Cが捻じられて取り付けられた渦巻形状と
することにより、ハンドル100の操作軸15の方向に
外力Fが作用すると、図4に示すように、左巻きの各円
弧棒10A,10B,10Cが2点鎖線のように右回り
方向(L)へ撓み、同時に図5のように、3本の円弧棒
10A,10B,10Cが操作軸15の軸心方向(H)
に撓む。これは各円弧棒10A,10B,10Cが捻じ
られて取り付けられた渦巻形状をなしているからであ
り、直棒状では得られない作用である。そして、上記2
つの方向の変位が、リム13に作用する外力Fに対して
無理なくスポーク10に発生するから、自動車の追突事
故時に運転者がハンドル100に衝突しても、スポーク
10がいわゆる柱にならず、あたかもゼンマイバネのよ
うに撓んで運転者の胸部等への衝撃を減らし、打撲を生
じないように作用する。
【0018】また、本実施形態では、上記に加えてスポ
ーク10はボス部10Dとの連結部側を狭幅とし、リム
13との連結部側を広幅としたから、リム13に外力F
が付与されると、スポークのボス部10Dとの連結部側
がより多く撓み、リム13との連結部側には過大な力が
かからないようになっている。又、スポーク10とリム
13との連結部側を広幅として接合面積を多くしたので
結合強度が高くなっている。従って、自動車の追突事故
時等に運転者がハンドルに衝突しても外端部10A´,
10B´,10C´がリム13から外れることがない。
ーク10はボス部10Dとの連結部側を狭幅とし、リム
13との連結部側を広幅としたから、リム13に外力F
が付与されると、スポークのボス部10Dとの連結部側
がより多く撓み、リム13との連結部側には過大な力が
かからないようになっている。又、スポーク10とリム
13との連結部側を広幅として接合面積を多くしたので
結合強度が高くなっている。従って、自動車の追突事故
時等に運転者がハンドルに衝突しても外端部10A´,
10B´,10C´がリム13から外れることがない。
【0019】更に、スポーク10のリム13との連結部
側の適所に指掛け用の窪部Bを設けたから、通常の運転
時は、リム13を握る手の親指を窪部Bに掛けることが
でき、軽快で確実なハンドル操作が行なえる。
側の適所に指掛け用の窪部Bを設けたから、通常の運転
時は、リム13を握る手の親指を窪部Bに掛けることが
でき、軽快で確実なハンドル操作が行なえる。
【0020】上記実施形態によると、以下のような効果
を奏することができる。まず、スポーク10を円弧状に
湾曲した棒状体で形成するとともに、右巻き又は左巻き
の任意方向へ渦巻形状に形成しているから、自動車の追
突事故時に運転者がハンドルに衝突すると、スポークが
撓んで運転者の胸部等を保護する。つまり、スポークが
いわゆる柱にならず、あたかもゼンマイバネのように撓
んで運転者の胸部等への衝撃を減らし、打撲を生じない
ようにすることができる。
を奏することができる。まず、スポーク10を円弧状に
湾曲した棒状体で形成するとともに、右巻き又は左巻き
の任意方向へ渦巻形状に形成しているから、自動車の追
突事故時に運転者がハンドルに衝突すると、スポークが
撓んで運転者の胸部等を保護する。つまり、スポークが
いわゆる柱にならず、あたかもゼンマイバネのように撓
んで運転者の胸部等への衝撃を減らし、打撲を生じない
ようにすることができる。
【0021】また、スポーク10はボス部10Dとの連
結部側を狭幅とし、リム13との連結部側を広幅とした
から、この外端部が外れることがなく、これに起因する
運転者の胸部等への刺し込み事故を防止することができ
る。
結部側を狭幅とし、リム13との連結部側を広幅とした
から、この外端部が外れることがなく、これに起因する
運転者の胸部等への刺し込み事故を防止することができ
る。
【0022】また、スポーク10のリム13との連結部
側の適所に指掛け用の窪部Bを設けたから、通常の運転
時は、リムを握る手の親指を窪部Bに掛けることがで
き、軽快で確実なハンドル操作が行なえる。
側の適所に指掛け用の窪部Bを設けたから、通常の運転
時は、リムを握る手の親指を窪部Bに掛けることがで
き、軽快で確実なハンドル操作が行なえる。
【0023】尚、本実施形態の自動車用ハンドルは上記
の効果を奏するとともに、デザイン上も優れた効果を発
揮できる。まず、渦巻状の曲線を主体としたので躍動感
にあふれ、運転中の単調な精神状態を刺激し、走行に一
定のリズムをもたらすことができる。又、柔らかな曲線
が心理的にも滑らかな操舵感覚を生み、安全運転につな
がる。又、従来の線対称の観念を打破した龍巻(トルネ
ード)を象徴するデザインは斬新で、運転を親しみやす
いものにかえ、安全運転に繋がるものである。
の効果を奏するとともに、デザイン上も優れた効果を発
揮できる。まず、渦巻状の曲線を主体としたので躍動感
にあふれ、運転中の単調な精神状態を刺激し、走行に一
定のリズムをもたらすことができる。又、柔らかな曲線
が心理的にも滑らかな操舵感覚を生み、安全運転につな
がる。又、従来の線対称の観念を打破した龍巻(トルネ
ード)を象徴するデザインは斬新で、運転を親しみやす
いものにかえ、安全運転に繋がるものである。
【0024】本発明は、上記各実施形態に限定されるこ
となく発明の要旨内において、設計変更をなし得ること
勿論である。例えば、渦巻方向は左巻き,右巻きが自由
に選べる。つまり、同一型を使用しアルミ又は鉄板にプ
レス成形により形成した渦巻き形状のスポーク10を表
裏反転させて絞り加工すれば、ハンドルのスポークを
「右巻き」「左巻き」の何れかに自由に選択して製造で
きる。勿論、右巻き、左巻きの何れの場合にも渦巻形状
としたことにより生じる作用は変わらない。
となく発明の要旨内において、設計変更をなし得ること
勿論である。例えば、渦巻方向は左巻き,右巻きが自由
に選べる。つまり、同一型を使用しアルミ又は鉄板にプ
レス成形により形成した渦巻き形状のスポーク10を表
裏反転させて絞り加工すれば、ハンドルのスポークを
「右巻き」「左巻き」の何れかに自由に選択して製造で
きる。勿論、右巻き、左巻きの何れの場合にも渦巻形状
としたことにより生じる作用は変わらない。
【0025】
【効果】以上のように本発明の請求項1によると、スポ
ークを円弧状に湾曲した棒状体で形成するとともに、右
巻き又は左巻きの任意方向へ渦巻形状に形成しているか
ら、ハンドルの操作軸の方向に外力が付与されると、右
巻き又は左巻きのスポークが左回り方向または右回り方
向へ撓み、同時にスポークが操作軸の軸心方向に撓む。
この2つの方向の変位が、リムに作用する外力で無理な
くスポークに発生するから、自動車の追突事故時に運転
者が自分の胸部をハンドルに強く打ち付けたとき、スポ
ークがたわんで運転者の胸部等を保護する。つまり、ス
ポークがいわゆる柱にならず、あたかもゼンマイバネの
ように撓んで運転者の胸部等への衝撃を減らし、打撲を
生じないようにすることができる。
ークを円弧状に湾曲した棒状体で形成するとともに、右
巻き又は左巻きの任意方向へ渦巻形状に形成しているか
ら、ハンドルの操作軸の方向に外力が付与されると、右
巻き又は左巻きのスポークが左回り方向または右回り方
向へ撓み、同時にスポークが操作軸の軸心方向に撓む。
この2つの方向の変位が、リムに作用する外力で無理な
くスポークに発生するから、自動車の追突事故時に運転
者が自分の胸部をハンドルに強く打ち付けたとき、スポ
ークがたわんで運転者の胸部等を保護する。つまり、ス
ポークがいわゆる柱にならず、あたかもゼンマイバネの
ように撓んで運転者の胸部等への衝撃を減らし、打撲を
生じないようにすることができる。
【0026】又、本発明の請求項2によると、スポーク
はボス部との連結部側を狭幅とし、リムとの連結部側を
広幅としたから、リムに外力が付与されると、スポーク
10のボス部との連結部側がより多く撓み、リム13と
の連結部側には過大な力がかからない。又、スポークと
リムとの連結部側を広幅として接合面積を多くしている
ので結合強度が高い。よって、自動車の追突事故で運転
手が自分の胸部をハンドルに強く打ち付けたとき、リム
を支持しているスポークの連結部側がリムから外れず、
胸部等への刺し込み事故を未然に防止することができ
る。
はボス部との連結部側を狭幅とし、リムとの連結部側を
広幅としたから、リムに外力が付与されると、スポーク
10のボス部との連結部側がより多く撓み、リム13と
の連結部側には過大な力がかからない。又、スポークと
リムとの連結部側を広幅として接合面積を多くしている
ので結合強度が高い。よって、自動車の追突事故で運転
手が自分の胸部をハンドルに強く打ち付けたとき、リム
を支持しているスポークの連結部側がリムから外れず、
胸部等への刺し込み事故を未然に防止することができ
る。
【0027】又、本発明の請求項3によると、スポーク
のリムとの連結部側の適所に指掛け用の窪部を設けたか
ら、通常の運転時は、リムを握る両手の親指を窪部に掛
けることができ、軽快で確実なハンドル操作が行なえる
効果がある。
のリムとの連結部側の適所に指掛け用の窪部を設けたか
ら、通常の運転時は、リムを握る両手の親指を窪部に掛
けることができ、軽快で確実なハンドル操作が行なえる
効果がある。
【図1】本発明の実施形態を示した自動車用ハンドルの
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明の実施形態を示した自動車用ハンドルの
リム部の断面図である。
リム部の断面図である。
【図3】本発明のスポーク取付関係を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の自動車用ハンドルの作用を示す正面図
である。
である。
【図5】本発明の自動車用ハンドルの作用を示す側面図
である。
である。
【図6】本発明の変形実施形態を示した自動車用ハンド
ルの正面図である。
ルの正面図である。
【図7】本発明の変形実施形態を示した自動車用ハンド
ルの正面図である。
ルの正面図である。
【図8】従来の自動車用ハンドルを示す正面図である。
【図9】従来の自動車用ハンドルを示す側面図である。
10 スポーク 10A,10B,10C 円弧棒 10A´,10B´,10C´ 外端部 10D ボス部 13 リム 15 操作軸 A 溝部 B 窪部 F 外力 100 自動車用ハンド
ル
ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 1/04 - 1/11
Claims (3)
- 【請求項1】 リング状のリムの中心部に数本のスポー
クを介してボス部を設けた自動車用ハンドルであって、
上記スポークを円弧状に湾曲した棒状体で形成するとと
もに、右巻き又は左巻きの任意方向へ渦巻形状に形成し
たことを特徴とする自動車用ハンドル。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動車用ハンドルにおい
て、スポークはボス部との連結部側を狭幅とし、リムと
の連結部側を広幅としたことを特徴とする自動車用ハン
ドル。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の自動車用ハンドル
において、スポークのリムとの連結部側の適所に指掛け
用の窪部を設けたことを特徴とする自動車用ハンドル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033241A JP3014635B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 自動車用ハンドル |
| TW087204126U TW341210U (en) | 1996-02-21 | 1996-08-08 | Handle for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033241A JP3014635B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 自動車用ハンドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226601A JPH09226601A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3014635B2 true JP3014635B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=12380983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8033241A Expired - Lifetime JP3014635B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 自動車用ハンドル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3014635B2 (ja) |
| TW (1) | TW341210U (ja) |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8033241A patent/JP3014635B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-08 TW TW087204126U patent/TW341210U/zh unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09226601A (ja) | 1997-09-02 |
| TW341210U (en) | 1998-09-21 |
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