JPH06183306A - ニーボルスタ - Google Patents
ニーボルスタInfo
- Publication number
- JPH06183306A JPH06183306A JP4338457A JP33845792A JPH06183306A JP H06183306 A JPH06183306 A JP H06183306A JP 4338457 A JP4338457 A JP 4338457A JP 33845792 A JP33845792 A JP 33845792A JP H06183306 A JPH06183306 A JP H06183306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- energy absorbing
- knee bolster
- knee
- pair
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗員の膝の十分な保護を図ることができるニ
ーボルスタを提供することを目的とする。 【構成】 フォーム部材2を取り付けたプレート3と、
該プレートを支持する一対のエネルギ吸収ブラケット
4,4とから成るニーボルスタ20において、一対のエ
ネルギ吸収ブラケット4,4の途中に、衝撃を受けた際
に外方へ折れ曲がる折曲部21,21を設けた構成とし
ている。
ーボルスタを提供することを目的とする。 【構成】 フォーム部材2を取り付けたプレート3と、
該プレートを支持する一対のエネルギ吸収ブラケット
4,4とから成るニーボルスタ20において、一対のエ
ネルギ吸収ブラケット4,4の途中に、衝撃を受けた際
に外方へ折れ曲がる折曲部21,21を設けた構成とし
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニーボルスタに関し、
詳しくは、フォーム部材を取り付けたプレートと、該プ
レートを支持する一対のエネルギ吸収ブラケットとから
成るニーボルスタに関する。
詳しくは、フォーム部材を取り付けたプレートと、該プ
レートを支持する一対のエネルギ吸収ブラケットとから
成るニーボルスタに関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図10は、従来のニーボルスタを
示してしる。このニーボルスタ1は、フォーム部材2を
取り付けたプレート3を、一対のエネルギ吸収ブラケッ
ト4,4を介して車体側のメンバ5に固定した構成とな
っている。
示してしる。このニーボルスタ1は、フォーム部材2を
取り付けたプレート3を、一対のエネルギ吸収ブラケッ
ト4,4を介して車体側のメンバ5に固定した構成とな
っている。
【0003】このニーボルスタ1は、ステアリングコラ
ム6や各種電装品等の衝突危険物から乗員の膝を保護す
ることを目的として設けられたものである。
ム6や各種電装品等の衝突危険物から乗員の膝を保護す
ることを目的として設けられたものである。
【0004】エネルギ吸収ブラケット4は略コ字形状に
折曲されて形成されており、その折り曲げの中央部であ
る基部4aはメンバ5のブラケット5aに固定され、そ
の両端部である前端部4b,4bはプレート3に固定さ
れている。
折曲されて形成されており、その折り曲げの中央部であ
る基部4aはメンバ5のブラケット5aに固定され、そ
の両端部である前端部4b,4bはプレート3に固定さ
れている。
【0005】また、エネルギ吸収ブラケット4の基部4
aと前端部4b、4bとを連絡する腕部4c,4cは、
ほぼ直線上の形成されている。
aと前端部4b、4bとを連絡する腕部4c,4cは、
ほぼ直線上の形成されている。
【0006】なお、図7において、7はインストルメン
トパネル、8はハンドル、9はステアリングメンバ、1
0は乗員の膝である。
トパネル、8はハンドル、9はステアリングメンバ、1
0は乗員の膝である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ニーボルスタ1は、衝撃を受けると、そのエネルギ吸収
ブラケット4,4の腕部4c,4cが折曲されるが、こ
の腕部4c,4cは、いずれか勝手な方向へ折曲する場
合があった。
ニーボルスタ1は、衝撃を受けると、そのエネルギ吸収
ブラケット4,4の腕部4c,4cが折曲されるが、こ
の腕部4c,4cは、いずれか勝手な方向へ折曲する場
合があった。
【0008】この場合には、例えば、一対のエネルギ吸
収ブラケット4,4間に位置されたステアリングコラム
6に接触して、腕部4c,4cの変形作用に干渉し、そ
の変形の邪魔になった。
収ブラケット4,4間に位置されたステアリングコラム
6に接触して、腕部4c,4cの変形作用に干渉し、そ
の変形の邪魔になった。
【0009】このため、エネルギ吸収ブラケット4,4
によるエネルギ吸収作用が良好に働かず、乗員の膝が当
たった際に生じる衝撃力の低減を図ることが困難にな
り、乗員の膝の保護を十分に図ることができなかった。
によるエネルギ吸収作用が良好に働かず、乗員の膝が当
たった際に生じる衝撃力の低減を図ることが困難にな
り、乗員の膝の保護を十分に図ることができなかった。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、乗員の膝の十分な保護を図ることができるニーボル
スタを提供することを目的とする。
で、乗員の膝の十分な保護を図ることができるニーボル
スタを提供することを目的とする。
【0011】本発明では、上記目的を達成するために、
フォーム部材を取り付けたプレートと、該プレートを支
持する一対のエネルギ吸収ブラケットとから成るニーボ
ルスタにおいて、上記一対のエネルギ吸収ブラケットの
途中に、衝撃を受けた際に外方へ折れ曲がる折曲部を設
けた構成としている。
フォーム部材を取り付けたプレートと、該プレートを支
持する一対のエネルギ吸収ブラケットとから成るニーボ
ルスタにおいて、上記一対のエネルギ吸収ブラケットの
途中に、衝撃を受けた際に外方へ折れ曲がる折曲部を設
けた構成としている。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るニーボルスタの一実施例
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1〜図6は、本発明の一実施例を示すも
のである。なお、説明の便宜上、図1〜図6において、
図7〜図10に示したものと同一機能を有する要素につ
いては同一の符号を附し、その要素の詳細な説明を省略
する。
のである。なお、説明の便宜上、図1〜図6において、
図7〜図10に示したものと同一機能を有する要素につ
いては同一の符号を附し、その要素の詳細な説明を省略
する。
【0014】本実施例のニーボルスタ20では、一対の
エネルギ吸収ブラケット4,4のそれぞれの腕部4c,
4cの略中央部に折曲部21,21を設けている。
エネルギ吸収ブラケット4,4のそれぞれの腕部4c,
4cの略中央部に折曲部21,21を設けている。
【0015】この折曲部21,21は、本実施例では、
腕部4c,4cの途中を、それぞれ同しように外側方向
を向けて略U字形状に折曲させて形成している。
腕部4c,4cの途中を、それぞれ同しように外側方向
を向けて略U字形状に折曲させて形成している。
【0016】これにより、左のエネルギ吸収ブラケット
4における折曲部21,21と、右のエネルギ吸収ブラ
ケット4の折曲部21,21は、互いに反対方向をむけ
られている(図1参照)。
4における折曲部21,21と、右のエネルギ吸収ブラ
ケット4の折曲部21,21は、互いに反対方向をむけ
られている(図1参照)。
【0017】これにより、本実施例のニーボルスタ20
では、衝撃を受けると、一対のエネルギ吸収ブラケット
4,4,が互いに反対方向である外側へ向けて折れ曲が
る。
では、衝撃を受けると、一対のエネルギ吸収ブラケット
4,4,が互いに反対方向である外側へ向けて折れ曲が
る。
【0018】このため、エネルギ吸収ブラケット4,4
がそれら間のステアリングコラム6に接触したりしなく
なるので、該エネルギ吸収ブラケットによるエネルギ吸
収作用が良好に働く。
がそれら間のステアリングコラム6に接触したりしなく
なるので、該エネルギ吸収ブラケットによるエネルギ吸
収作用が良好に働く。
【0019】したがって、本実施例のニーボルスタ20
では、乗員の膝が当たった際に生じる衝撃力の低減を図
ることができ、乗員の膝の保護を十分に図ることができ
る。
では、乗員の膝が当たった際に生じる衝撃力の低減を図
ることができ、乗員の膝の保護を十分に図ることができ
る。
【0020】なお、本実施例では、エネルギ吸収ブラケ
ット4,4の折曲部21,21を略U字形状に折曲して
形成したが、本発明はこれに限らず、例えば、図6に示
すように、わずかに腕部4c,4cのそれぞれを外方に
向けて折曲させた構成としても良く、要は、エネルギ吸
収ブラケット4,4が衝撃を受けた際にそれぞれの腕部
4c,4cがステアリングコラム6等に接触せずに折れ
曲がることができる構成であれば、いかように構成して
も良い。
ット4,4の折曲部21,21を略U字形状に折曲して
形成したが、本発明はこれに限らず、例えば、図6に示
すように、わずかに腕部4c,4cのそれぞれを外方に
向けて折曲させた構成としても良く、要は、エネルギ吸
収ブラケット4,4が衝撃を受けた際にそれぞれの腕部
4c,4cがステアリングコラム6等に接触せずに折れ
曲がることができる構成であれば、いかように構成して
も良い。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るニーボルスタによれば、フ
ォーム部材を取り付けたプレートと、該プレートを支持
する一対のエネルギ吸収ブラケットとから成るニーボル
スタにおいて、上記一対のエネルギ吸収ブラケットの途
中に、衝撃を受けた際に外方へ折れ曲がる折曲部を設け
た構成としているので、上記一対のエネルギ吸収ブラケ
ットがそれら間のステアリングコラム等に接触したりし
なくなる。
ォーム部材を取り付けたプレートと、該プレートを支持
する一対のエネルギ吸収ブラケットとから成るニーボル
スタにおいて、上記一対のエネルギ吸収ブラケットの途
中に、衝撃を受けた際に外方へ折れ曲がる折曲部を設け
た構成としているので、上記一対のエネルギ吸収ブラケ
ットがそれら間のステアリングコラム等に接触したりし
なくなる。
【0022】したがって、本発明のニーボルスタでは、
上記一対のエネルギ吸収ブラケットによるエネルギ吸収
作用が良好に働くことから、乗員の膝が当たった際に生
じる衝撃力の低減を図ることができ、乗員の膝の保護を
十分に図ることができる。
上記一対のエネルギ吸収ブラケットによるエネルギ吸収
作用が良好に働くことから、乗員の膝が当たった際に生
じる衝撃力の低減を図ることができ、乗員の膝の保護を
十分に図ることができる。
【図1】本発明に係るニーボルスタの一実施例の変形前
の様子を示す断面図である。
の様子を示す断面図である。
【図2】本発明に係るニーボルスタの一実施例の変形後
の様子を示す断面図である。
の様子を示す断面図である。
【図3】本発明に係るニーボルスタの一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図4】本発明に係るニーボルスタの一実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図5】図5におけるA−A線断面図である。
【図6】本発明に係るニーボルスタの他の実施例の変形
前の様子を示す断面図である。
前の様子を示す断面図である。
【図7】従来のニーボルスタの周辺構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】従来のニーボルスタの周辺部品を示す分解斜視
図である。
図である。
【図9】従来のニーボルスタの変形前の様子を示す断面
図である。
図である。
【図10】従来のニーボルスタの変形後の様子を示す断
面図である。
面図である。
2 フォーム部材 3 プレート 4 エネルギ吸収ブラケット 4c,4c 腕部 4a 基部 20 ニーボルスタ 21 折曲部
Claims (1)
- 【請求項1】 フォーム部材を取り付けたプレートと、
該プレートを支持する一対のエネルギ吸収ブラケットと
から成るニーボルスタにおいて、上記一対のエネルギ吸
収ブラケットの途中に、衝撃を受けた際に外方へ折れ曲
がる折曲部を設けたことを特徴とするニーボルスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4338457A JPH06183306A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | ニーボルスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4338457A JPH06183306A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | ニーボルスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183306A true JPH06183306A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18318347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4338457A Pending JPH06183306A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | ニーボルスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06183306A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5584509A (en) * | 1995-06-12 | 1996-12-17 | Ford Motor Company | Energy absorbing bolster assembly |
US5632507A (en) * | 1995-01-25 | 1997-05-27 | Mercedes-Benz Ag | Vehicle interior support |
US6142522A (en) * | 1997-08-12 | 2000-11-07 | Daimlerchrysler Ag | Knee protection device in a motor vehicle |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP4338457A patent/JPH06183306A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5632507A (en) * | 1995-01-25 | 1997-05-27 | Mercedes-Benz Ag | Vehicle interior support |
US5584509A (en) * | 1995-06-12 | 1996-12-17 | Ford Motor Company | Energy absorbing bolster assembly |
US6142522A (en) * | 1997-08-12 | 2000-11-07 | Daimlerchrysler Ag | Knee protection device in a motor vehicle |
DE19734751B4 (de) * | 1997-08-12 | 2005-05-04 | Daimlerchrysler Ag | Knieschutz in einem Kraftfahrzeug |
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