JP3010002U - 自転車用ベル - Google Patents

自転車用ベル

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JP3010002U
JP3010002U JP1994013611U JP1361194U JP3010002U JP 3010002 U JP3010002 U JP 3010002U JP 1994013611 U JP1994013611 U JP 1994013611U JP 1361194 U JP1361194 U JP 1361194U JP 3010002 U JP3010002 U JP 3010002U
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JP
Japan
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hammer
cap
tip
bell
pedestal portion
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JP1994013611U
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English (en)
Inventor
浩次 清水
Original Assignee
株式会社扇工業
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ハンマーを台座部に対して回転変位可能に成
すとともに、ハンマーが破損しにくい自転車用ベルを提
供する。 【構成】 ハンドルに固定可能に成すとともに、中心軸
3を有する台座部4と、キャップ12を中心軸3先端に
軸支して台座部4の周縁に沿って回転させ得るように成
した回転枠6と、中心軸3先端に支持される碗状鐘5
と、碗状鐘5を発音させるためのハンマー7とを備え
る。回転枠6は、キャップ12と、ハンマー7を固定す
る横杆14と、ハンマー7の両脇を通るよう横杆14か
らキャップ12に伸ばした二本のアーム13,13を一
体的に形成する。 【効果】 本考案の自転車用ベルは構造が簡単で故障し
にくく、自転車が転倒してもアーム13,13によって
ハンマー7が衝撃から保護され破損しにくいという効果
を奏する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発音部を打撃して発音させるためのハンマーを台座部に対して変位 し得るように成した自転車用ベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自転車用ベルにおいて、ハンマーを台座部に対して変位するように成し たものには、車体側、例えばハンドルに固定するためのバンドを有し、かつ中心 軸を突設した台座部と、該台座部の上面に接触する下面を有し、かつ前記中心軸 に回転可能に嵌合する筒軸を突設した、前記台座部に対して回転変位可能な盤状 の支持部と、前記筒軸先端に支持する発音部たる金属製碗状鐘と、前記支持部周 縁の外側に突出形成した突部に設け、該発音部をバネの付勢力で打撃することに よって発音させるハンマーとを備えたものがある。そして、前記支持部の下面が 前記台座部の上面にバネ等の付勢力で常に押圧された状態で接触するよう成すこ とによって、支持部とともにハンマーが台座部に対して一定以上の力をかければ 強制的に回転し得る一方、自転車走行時等の常時は不意に回転しないように構成 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例は、支持部の下面を台座部の上面にバネ等の付勢力で常に押圧する ための構成が複雑で故障し易いだけでなく、ハンマーが外側に単独で突出してい るので、自転車が転倒した時等このハンマーが路面等に衝突して破損し易いとい う問題があった。
【0004】 本考案は上記問題を解決することを課題とし、ハンマーを台座部に対して変位 し得るように成すとともに、故障あるいは破損しにくい自転車用ベルを提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するための第1の手段として、車体側に固定可能に成 すとともに、中心軸を設けた台座部と、前記中心軸先端に連繋される発音部と、 前記中心軸先端に回転自在に支持して発音部の周囲に沿って回転させ得るように 成した回転枠と、該回転枠に設けた前記発音部を発音させるためのハンマーとか ら構成した。
【0006】 本考案は第2の手段として、回転枠は、キャップと、ハンマーを固定する横杆 と、該ハンマーの両脇を通るよう前記横杆から前記キャップに伸ばした二本のア ームとから構成した。
【0007】 本考案は第3の手段として、台座部の周縁を円形に形成し、回転枠の横杆内側 に台座部の円形周縁に摺動可能に係合する係合部を設けた。
【0008】
【作用】
前記第1の手段を採用した場合は、回転枠とともにハンマーが台座部に対して 回転変位可能であるとともに、従来例のように台座部と支持部間を押圧状態とな すためのバネ等を用いないから構造が簡単で故障しにくい。
【0009】 また、前記第2の手段を採用した場合は、ハンマーの両脇にアームが存置して いるので、自転車が転倒しても該アームによってハンマーが保護され破損しにく い。
【0010】 さらに、前記第3の手段を採用した場合は、横杆の内側を台座部の円形周縁に 摺動可能に係合したので、回転枠の回転が円滑であるだけでなく、アームやハン マーが衝撃等を受けても、横杆が該周縁からずれず、回転枠のキャップ部分に梃 子の力がかからないから破損しにくい。
【0011】
【実施例】 以下に、本考案の好適な一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここ において、図1は要部を縦断して示す正面図、図2は平面図である。また、図3 は変形例における要部を部分拡大した縦断面図である。
【0012】 図1及び図2に示したように、ベル1は、車体側たるハンドル(図示せず)に 固定するバンド2を形成するとともに、その円形の上面中央に中心軸3を突設し た合成樹脂製の台座部4と、前記中心軸3先端に後述のキャップ12を介して支 持される発音部たる金属製の碗状鐘5と、その上端のキャップ12が該中心軸3 先端に軸支され、碗状鐘5の周囲を回転するように成した回転枠6と、該回転枠 6に固定し、前記碗状鐘5をバネの付勢力で打撃して発音させるハンマー7とを 備える。
【0013】 図1に示したように、前記台座部4は、その上面が円形の平面に形成され、周 縁8の厚さは薄めに形成されている。また、そのバンド2は、胴部孔(図示せず )内に配置したナット9と、その先端に形成した先端孔(図示せず)から前記胴 部孔に差し込み得る緊締ビス10とからなり、緊締ビス10をナット9に螺合さ せることによってハンドルに締め付けて固定するよう構成する。さらに、その中 心軸3は、中空の筒状をなしその先端近傍を螺孔3aに形成する。
【0014】 図1及び図2に示したように、碗状鐘5は、碗を伏せた形状でその平面形状が 円形に形成され、またその中心部位には頂孔11を設け、台座部4の上面に若干 の間隔をあけて被せた状態になるよう、前記中心軸3の先端に回転枠6のキャッ プ12を介して連結するものである。なお、開口下端の径は前記台座部4上面の 円形の径より若干小さくなるようにする。
【0015】 図1及び図2に示したように、回転枠6は、前記台座部4の前記中心軸3先端 に碗状鐘5の前記頂孔11を通して回転可能に軸支するようになしたキャップ1 2と、該キャップ12から碗状鐘5に沿ってほぼ縦方向に伸びる一対のアーム1 3,13と、該アーム13,13の各下端を連結するよう、碗状鐘5の下縁周囲 に沿って横方向に伸びる横杆14を一体的に形成する。また、この横杆14の内 側には、台座部4の周縁8に摺動可能に係合させるための係合部たる段部15を 設ける。
【0016】 図1に明示するように、回転枠6の前記キャップ12は、その中央に、中心軸 3先端の前記螺孔3aの延長線上に位置するような頂孔12aを設けるとともに 、自転車走行中等の常時は回転しないが、所定以上の力をかけて強制的には回転 し得るよう、先端が前記中心軸3先端外周に嵌合する筒部16を設ける。そして 、連結ビス17を、前記頂孔12aを通して前記螺孔3aに螺合させ、キャップ 12を中心軸3に回転可能に連結する。また、キャップ12の前記筒部16の外 周に嵌合、固着したカラー18は、碗状鐘5の頂孔11縁をキャップ12の内側 部分との間で上下方向から挟持して、碗状鐘5をキャップ12に対してガタつか ないようにするためのものである。
【0017】 図1及び図2に示したように、ハンマー7は、前記回転枠6の前記横杆14に 基端を固定した巻きバネ19と、該巻きバネ19の上端に固定し、碗状鐘5の側 部に所定間隔をおいて対峙させた打点20を備えた指掛片21とから成る。この ハンマー7は、指掛片21を弾くと巻きバネ19がその弾力によって揺動し打点 20で碗状鐘5を打撃してベル音を発生させる。
【0018】 次に、上記自転車用ベル1の使用方法を説明する。ベル1は先ず、自転車の車 体側、例えばハンドルに、台座部4のバンド2を巻き緊締ビス10を締めること によって固定する。続いて、指掛片21を弾き易いように回転枠6を所定以上の 力で強制的に回転させハンマー7を変位させる。そして、必要に応じてハンマー 7を弾けば巻きバネ19の弾力によって碗状鐘5を打撃してベル音を発生させる ことができる。
【0019】 続いて、前記実施例の変形例を、要部の部分拡大縦断面図である図3によって 説明する。この変形例の説明あたって、前記実施例と同一の構成については、詳 細な説明を省略し、図3に前記実施例の対応する構成部分と同一の符号を付すに とどめる。この変形例において前記実施例と相違するのは、横杆14の内側に設 ける係合部として、台座部4の周縁8に摺動可能に、挟むように係合させるため の凹部50を設けた点である。そして、この凹部50で前記周縁8を挟持するよ うに係合すると、回転枠6の回転がより一層円滑であるだけでなく、回転枠6の キャップ12の軸支部分がより一層破損しにくいという利点がある。
【0020】 なお、本考案は前記実施例及び変形例に何ら限定されるものではなく、例えば 、発音部はハンマー7で打撃を受けて発音し得るものであれば、碗状鐘5とは異 なるものに変更してもよい。また回転枠6は、その形状を変更してもよいほか、 中心軸3への支持機構は前記実施例と異なるものに変更してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、従来例のようにバネ等を用いずに、回転枠とともに ハンマーを台座部に対して変位させ得るから構造が簡単で故障しにくいという効 果を奏する。
【0022】 また、ハンマーの両脇を縦に伸びるアームを有する回転枠を採用した場合は、 自転車が転倒しても該アームによってハンマーが衝撃から保護され破損しにくい という効果を奏する。
【0023】 さらに、横杆の内側を台座部の周縁に摺動可能に係合する手段を採用した場合 は、回転枠の回転が円滑であるだけでなく、アームやハンマーが衝撃等を受けて も、横杆が該周縁からずれず、回転枠のキャップ部分に梃子の力がかからないか ら破損しにくいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における要部を縦断して示す正面図。
【図2】一実施例における平面図。
【図3】変形例における要部を部分拡大した縦断面図。
【符号の説明】
1 自転車用ベル 2 バンド 3 中心軸 3a 螺孔 4 台座部 5 碗状鐘 6 回転枠 7 ハンマー 8 周縁 12 キャップ 13 アーム 14 横杆 15 段部 17 連結ビス 50 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定可能に成すとともに、中心
    軸を設けた台座部と、前記中心軸先端に連繋される発音
    部と、前記中心軸先端に回転自在に支持して発音部の周
    囲に沿って回転させ得るように成した回転枠と、該回転
    枠に設けた前記発音部を発音させるためのハンマーとを
    備えた自転車用ベル。
  2. 【請求項2】 車体側に固定可能に成すとともに、中心
    軸を設けた台座部と、前記中心軸先端に連繋される発音
    部と、そのキャップを前記中心軸先端に回転自在に支持
    して発音部の周囲に沿って回転させ得るように成した回
    転枠と、該回転枠に設けた前記発音部を発音させるため
    のハンマーとを備えた自転車用ベルであって、前記回転
    枠は、前記キャップと、前記ハンマーを固定する横杆
    と、該ハンマーの両脇を通るよう前記横杆から前記キャ
    ップに伸ばした二本のアームとから形成したことを特徴
    とする自転車用ベル。
  3. 【請求項3】 車体側に固定可能に成すとともに、中心
    軸を設け、かつ円形の周縁を有する台座部と、前記中心
    軸先端に連繋される発音部と、そのキャップを前記中心
    軸先端に回転自在に軸支して台座部の周縁に沿って回転
    させ得るように成した回転枠と、前記発音部を発音させ
    るためのハンマーとを備えた自転車用ベルであって、前
    記回転枠は、前記キャップと、前記ハンマーを固定する
    横杆と、該ハンマーの両脇を通るよう前記横杆から前記
    キャップに伸ばした二本のアームとから形成するととも
    に、前記横杆の内側に台座部の前記周縁に摺動可能に係
    合する係合部を設けたことを特徴とする自転車用ベル。
  4. 【請求項4】 車体側に固定可能に成すとともに、中心
    軸を設け、かつ円形の周縁を有する台座部と、前記中心
    軸先端に連繋される碗状鐘と、キャップ、横杆及び該横
    杆から前記キャップに伸ばした二本のアームからほぼ三
    角形状に形成し、前記キャップを前記中心軸先端に回転
    自在に軸支して台座部の周縁に沿って回転させ得るよう
    に成した回転枠と、該回転枠の横杆に設け、前記碗状鐘
    を打撃して発音させるように成したハンマーとを備えた
    自転車用ベル。
JP1994013611U 1994-10-07 1994-10-07 自転車用ベル Expired - Lifetime JP3010002U (ja)

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