JP2001277916A - シートバックロック装置 - Google Patents
シートバックロック装置Info
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- JP2001277916A JP2001277916A JP2000096629A JP2000096629A JP2001277916A JP 2001277916 A JP2001277916 A JP 2001277916A JP 2000096629 A JP2000096629 A JP 2000096629A JP 2000096629 A JP2000096629 A JP 2000096629A JP 2001277916 A JP2001277916 A JP 2001277916A
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Abstract
もに、衝撃を吸収する。 【解決手段】 ベースプレート4の側端部に、ラッチ1
1と当接可能なストッパ部9を設け、前記ラッチ11の
側縁に、ラッチ11がロック位置を越えて回動したとき
ストッパ部9に当接する可撓性の緩衝突部14を設け
る。
Description
トに取付けられるシートバックロック装置に係り、特
に、ラッチが過回動した際の衝撃を吸収しうるようにし
たシートバックロック装置に関する。
前方に折り畳み可能としたものがある。このようなリヤ
シートには、背凭れを、使用時の起立位置にロックする
とともに、ロックを解除して、前方の折り畳み位置に回
動させうるようにしたシートバックロック装置が設けら
れている。
フレームに固着される金属製のベースプレートとカバー
プレートとの間に、車体側のストライカと係脱可能なラ
ッチと、このラッチの係止爪部に係合して、ラッチのロ
ック解除方向への回動を拘束するポールとを、回動可能
に枢着して構成され、ラッチをロック状態に保持して背
凭れを起立位置としているとき、ポールに連係された操
作レバーを操作してロックを解除することにより、背凭
れは折り畳み可能となる。
ック装置において、リヤシートの背凭れを勢いよく起立
させると、シートバックロック装置に対し相対移動する
ストライカが、ベースプレートとカバープレートとの間
の奥部に設けたゴム等の緩衝体を大きく弾性変形させ
て、案内溝の奥端まで到達するため、ラッチは、通常の
ロック位置を越えて過回動することがある。
チの一部が、ベースプレート又はカバープレートに形成
された側壁に当接して、不快な金属音を発生させたり、
ラッチの接触部を摩耗させたりする。
クロック装置においては、ベースプレートとカバープレ
ートとの間に設けたゴム等の緩衝体に、衝撃吸収性に優
れた高価な材質のものを用いたり、大きな緩衝体を取付
けるなどしている。そのため、従来のシートバックロッ
ク装置は、ややコスト高となっており、またベースプレ
ート等が大型化するとともに、設計の自由度も制限され
ている。
ので、ラッチが大きく過回動するのを防止するととも
に、衝撃吸収性を高めることにより、金属音が発生する
のを防止し、また、緩衝体を安価でかつ最小限の大きさ
として、ベースプレート等の小型化が図れるようにした
シートバックロック装置を提供することを目的としてい
る。
題は、次のようにして解決される。 (1) 背凭れに取付けられ、若干の相互隙間を設けて対
向するベースプレートとカバープレートとの間に、車体
側のストライカと係脱可能なラッチと、このラッチに形
成された係止爪部と係合してラッチの回動を阻止し、前
記ストライカをロック状態に拘束するポールとを、回動
可能に枢着して収容してなる自動車のロック装置におい
て、前記ベースプレート又はカバープレートの側端部
に、前記ラッチと当接可能なストッパを設け、かつ前記
ラッチの側縁に、ラッチがロック位置を越えて回動した
とき前記ストッパと当接する可撓性の緩衝突部を設け
る。
を有する合成樹脂材により形成し、かつ内部を中空とす
る。
ッチが、合成樹脂製のカバーにより覆われているものに
おいて、緩衝突部を、前記カバーと一体的に形成する。
に基づいて説明する。
で、左右2分割構造となっている各背凭れ(2)の対向面
の上方寄りには、本発明の第1の実施形態のシートバッ
クロック装置(3)(図中左方のものは省略)が取付けられ
ている。
の側面図(図1の右側方より見た図)を示すもので、便宜
上、ベースプレート(4)は2点鎖線で示してある。金属
板状をなすベースプレート(4)の後端(以下、図2の左
方を前とする)には、図3の断面図(ベースプレートは実
線で示す)にも示すように、外側方にほぼ直角に折曲さ
れ、かつ先端部にやや後方を向く支持部(4b)を備える取
付片(4a)が一体的に突設されている。また、ベースプレ
ート(4)の前端には、内向きにほぼ直角に折曲されたス
トッパ片(4c)が連設されている。
とには、それぞれ車体側に取付けたストライカ(5)進入
用の後向きU字状の案内溝(6)と、外側方を向く挿通溝
(7)とが、互いに連続して形成されている。
に、2個の切欠溝(8)(8)が形成され、それらの間の中
央部が、ストライカ(5)の進入軌跡の延長線上に位置し
て、後記するラッチ(11)の緩衝突部(14)が当接するスト
ッパ部(9)となっている。なお、図の右側の切欠溝(8)
は、後記ラッチ(11)がロック位置まで回動した際、その
一部が進入して干渉するのを防止する逃がし溝となって
いる。
上記ストライカ(5)を保持する前向きU字状の保持溝(1
0)を備えるラッチ(11)が、左右方向を向く軸(12)によ
り、前後方向に回動可能に枢着され、保持溝(10)を挟む
前側の足片(11a)の先端部は、後記するポール(16)と係
合して、ラッチ(11)をロック状態に保持する係止爪部(1
1b)となっている。
たほぼ全表面は、僅かな可撓性を有する合成樹脂製のカ
バー(13)により覆われている。
(4)のストッパ部(9)と対向する部分、すなわちストラ
イカ(5)の進入方向の延長線上には、厚肉の緩衝突部(1
4)が一体成形され、この緩衝突部(14)には、左右方向の
両端が開口する中空孔(15)が形成されている。
は、ラッチ(11)がロック位置まで回動した際、ベースプ
レート(4)のストッパ部(9)と当接又は近接するように
してある。
は、ラッチ(11)の係止爪部(11b)と係合して、ラッチ(1
1)の後方(図2において反時計方向)への回動を阻止して
これをロック状態に保持し、背凭れ(2)を起立位置にロ
ックするポール(16)が、左右方向を向く軸(17)により回
動可能に枢着されている。
方向に、ポール(16)を時計方向に常時付勢するねじりば
ねで、ねじりばね(18)の両端部は、ラッチ(11)の上端部
と後記するカバープレート(21)とに、また、ねじりばね
(19)の両端部は、ポール(16)の前端部に連結された上下
方向を向く操作ロッド(20)の下端の折曲部と後記するカ
バープレート(21)とに、それぞれ係止されている。
上端より若干突出しており、これを下方に押圧すると、
ポール(16)が反時計方向に回動させられて、ラッチ(11)
との係合が外れ、ラッチ(11)はねじりばね(18)の付勢力
により反時計方向に回動する。これにより、保持してい
たストライカ(5)が解放され、背凭れ(2)を前方に折り
畳むことができる。
ラッチ(11)やポール(16)等を覆うようにして、かつ所要
の隙間を設けて装着された金属製のカバープレートで、
その上下の端縁には、外側方(図1の右方)に向かって直
角に折曲された取付片(21a)(21a)が突設されている。
は、円弧状の支持部(22)が形成され、図3に示すよう
に、この両支持部(22)と上記ベースプレート(4)の支持
部(4b)とを、上下方向を向くパイプ状のシートフレーム
(23)に当接させて接合することにより、シートバックロ
ック装置(3)全体が背凭れ(2)に固定される。
ート(4)の案内溝(6)とほぼ同形の案内溝(24)が形成さ
れている。
いる軸(12)(17)の左端部は、カバープレート(21)を貫通
して、かしめられている。
における案内溝(6)の奥端部近傍には、側面視三角形状
をなすゴム等の緩衝体(25)が、その嵌合部(26)をベース
プレート(4)の取付孔(4d)に嵌入することにより設けら
れている。なお、緩衝体(25)の後端部は、案内溝(6)の
奥端よりも若干後方に位置し、ストライカ(5)が案内溝
(6)に進入した際、緩衝体(25)に衝接して衝撃が吸収さ
れるようになっている。
れ(2)を勢いよく起立させ、相対的に進入してくるスト
ライカ(5)が、ラッチ(11)をロック位置を越えて回動さ
せようとすると、ラッチ(11)のカバー(13)に突設した緩
衝突部(14)が、ベースプレート(4)のストッパ部(9)と
当接するため、ラッチ(11)の過回動が防止され、その露
出している金属部分がベースプレート(4)等に衝突して
金属音を発生する恐れはない。
の当接時に、ストライカ(5)の作用により弾性変形する
ため、高い衝撃吸収性が得られ、ストライカ(5)進入時
の衝撃音は小さくなる。また、ストッパ部(9)をストラ
イカ(5)の進入軌跡の延長線上に設けてあるため、ラッ
チ(11)の軸(12)に、ストライカ(5)進入時の衝撃が作用
することがなくなり、軸(12)の寿命を長くすることがで
きる。
る高価な材質のものを使用したり、必要以上に大きくし
たりする必要はなく、安価なシートバックロック装置が
得られるとともに、その小型化が図れ、かつ設計の自由
度も増す。また、緩衝突部(14)の大きさを適宜に設定す
れば、緩衝体(25)を廃止することも可能となる。
ので、上記実施形態とは反対に、カバープレート(21)側
にストッパ片(21b)を突設し、その一部に、緩衝突部(1
4)を当接させるようにしている。
ではない。上記第1及び第2実施形態においては、緩衝
突部(14)を、ラッチ(11)を覆っているカバー(13)に一体
的に設けているが、このようなカバー(13)を設けないと
きには、上述のような形状の緩衝突部(14)のみを、単に
ラッチ(11)のストッパ部(9)又はストッパ片(21b)との
対向面に固着したり、あるいは、ラッチ(11)の足片(11
a)のみを部分的に合成樹脂材によりモールドし、この際
に緩衝突部(14)を一体成形するようにしてもよい。
分割構造となっているリヤシートの外、背凭れが一体を
なすベンチ型のリヤシートのシートバックロック装置に
も適用することができる。
に当接するラッチに設けた緩衝突部が、ラッチの過回動
を阻止するとともに、衝撃を効果的に吸収するため、ラ
ッチが他部材と当接して金属音を発したり、大きな衝撃
音を発生させたりするのを防止することができる。
カ用の緩衝体を安価な材質のものとしたり、その大きさ
を小さくしたり、あるいは廃止することも可能となり、
低コストで小型のシートバックロック装置が得られ、か
つ設計の自由度も増す。
がより高まるので、静粛なロック装置を提供しうる。
合成樹脂製のカバーと共に容易に成形しうるので、安価
であり、かつラッチに対しての取付強度も高まる。
る。
形態を示す(ベースプレートを2点鎖線で示した)側面図
である。
る。
ある。
平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 背凭れに取付けられ、若干の相互隙間を
設けて対向するベースプレートとカバープレートとの間
に、車体側のストライカと係脱可能なラッチと、このラ
ッチに形成された係止爪部と係合してラッチの回動を阻
止し、前記ストライカをロック状態に拘束するポールと
を、回動可能に枢着して収容してなるシートバックロッ
ク装置において、 前記ベースプレート又はカバープレートの側端部に、前
記ラッチと当接可能なストッパを設け、かつ前記ラッチ
の側縁に、ラッチがロック位置を越えて回動したとき前
記ストッパと当接する可撓性の緩衝突部を設けたことを
特徴とするシートバックロック装置。 - 【請求項2】 緩衝突部を、可撓性を有する合成樹脂材
により形成し、かつ内部を中空とした請求項1記載のシ
ートバックロック装置。 - 【請求項3】 ラッチが、合成樹脂製のカバーにより覆
われているものにおいて、緩衝突部を、前記カバーと一
体的に形成した請求項1または2記載のシートバックロ
ック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096629A JP4317914B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | シートバックロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096629A JP4317914B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | シートバックロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001277916A true JP2001277916A (ja) | 2001-10-10 |
JP4317914B2 JP4317914B2 (ja) | 2009-08-19 |
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ID=18611367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000096629A Expired - Lifetime JP4317914B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | シートバックロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4317914B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456550B1 (ko) * | 2002-06-21 | 2004-11-10 | 현대자동차주식회사 | 다단 록킹구조의 래치를 이용한 2열시트의 등받이각도조절장치 |
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US7959205B2 (en) | 2009-04-08 | 2011-06-14 | Austem Co., Ltd. | Latch assembly for vehicle seat |
CN102442226A (zh) * | 2010-09-30 | 2012-05-09 | 现代自动车株式会社 | 座椅锁闩结构 |
CN104321219A (zh) * | 2012-05-23 | 2015-01-28 | 波特集团有限责任公司 | 具有横向方向上的挡块顺应性的车辆座椅闩锁机构 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000096629A patent/JP4317914B2/ja not_active Expired - Lifetime
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