JP2001276516A - 逆洗式バネ濾過装置 - Google Patents

逆洗式バネ濾過装置

Info

Publication number
JP2001276516A
JP2001276516A JP2000144171A JP2000144171A JP2001276516A JP 2001276516 A JP2001276516 A JP 2001276516A JP 2000144171 A JP2000144171 A JP 2000144171A JP 2000144171 A JP2000144171 A JP 2000144171A JP 2001276516 A JP2001276516 A JP 2001276516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filtration
wound coil
tank
close
sewage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000144171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3692525B2 (ja
Inventor
Shigenobu Uchiyama
茂信 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATOM ENGINEERING KK
KONNO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ATOM ENGINEERING KK
KONNO SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ATOM ENGINEERING KK, KONNO SEISAKUSHO KK filed Critical ATOM ENGINEERING KK
Priority to JP2000144171A priority Critical patent/JP3692525B2/ja
Publication of JP2001276516A publication Critical patent/JP2001276516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3692525B2 publication Critical patent/JP3692525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の高さの突起を設けて密着巻き部に隙間を
設けた密巻きコイルの外周に、珪藻土の粉末等の微細な
連通孔を持つ微粒子を層状に堆積させて構成した濾体の
前記微粒子を、逆洗の際容易に洗浄除去できるようにす
る。 【解決手段】密巻きコイル24の初期荷重よりも重い自
重を持ち、かつ自重よりも大きい浮力を持つ浮き1の、
押し棒3を濾過水槽21側から隔壁22の連通孔23を
通して汚水槽20側にある密巻きコイル24内に挿通す
る。逆洗の際、前記浮き1は濾過槽21内の水位の下降
に伴い下降し、前記押し棒3で密巻きコイル24の底板
26に自重を作用させて該密巻きコイル24を伸張し、
前記密巻きコイル24の隙間25の部分に濾過抵抗で食
い込んでいる濾過用微粒子28の拘束力を解放し確実に
洗い流されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密巻きコイルと、連
通性多孔質の珪藻土の粒子により濾体を構成する逆洗式
バネ濾過装置の逆洗に適用して効果のある装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の逆洗式バネ濾過装置の一例
の構造を示す正面断面図である。図4は図3の濾体の断
面の一部の詳細構造を示す部分拡大図である。
【0003】図4において28は濾過用微粒子である。
該濾過用微粒子28は直径約0.5ミクロンの連通孔を
多数持つ直径約20ミクロンの微粒子で、主に珪藻土を
焼成後粉砕して作成する。
【0004】図3において20は汚水槽である。該汚水
槽20の下の外壁には図示しない汚水源より連通する汚
水管30が電磁弁33を介して開口している。前記汚水
管30の電磁弁33よりも汚水槽20側の汚水管30の
分岐部には濾過用微粒子28を水に懸濁させて供給する
導管31(以下濾過用微粒子供給管31と称する。)の
一端に連通する。また排水管41が電磁弁42を介して
開口している。
【0005】21は濾過水槽である。該濾過水槽21
は、前記汚水槽20と隔壁22により上下に仕切られて
いる。
【0006】35は濾過水管である。該濾過水管35の
一端は、図示しない濾過水の供給先に連通し、他端は電
磁弁37を介して前記濾過水槽21の上の外壁に開口し
ている。 前記電磁弁37の濾過水槽21側にある濾過
水管35の分岐部には、電磁弁38を介して循環水管3
6の一端が連結している。該循環水管36の他端は、濾
過用微粒子供給ポンプ32の吸い込み側に連通してい
る。該濾過用微粒子供給ポンプ32には図示しない濾過
用微粒子供給源から濾過用微粒子の懸濁水の供給を受け
る開口51がある。前記濾過用微粒子供給ポンプ32の
吐出側は前記濾過用微粒子供給管31の他端に連通して
いる。39は吸気管である。該吸気管39は電磁弁40
を介して前記濾過水槽21の上底に開口している。
【0007】43は制御器である。該制御器43は前記
逆洗式バネ濾過装置が自動運転されるよう全作業工程を
制御するプログラムを内蔵しており導線44、導線4
5、導線46、導線47、導線48、導線49、導線5
0を介して夫々電磁弁33、電磁弁34電磁弁37、電
磁弁38、電磁弁40、電磁弁42、濾過用微粒子供給
ポンプ32に信号を送る。
【0008】23は隔壁22に開けられた連通孔であ
り、24は密着巻きされたコイル(以下密巻きコイル2
4と略称する。)である。該密巻きコイル24の下端は
底板26により閉止されている。前記密巻きコイル24
には図4に示す如く、素線自体の相互に密着する部分
に、突起27を設けており、該突起27に等しい隙間2
5を有する。
【0009】前記密巻きコイル24は前記連通孔23と
同等または大きい径に巻かれており、上端を前記隔壁2
2に対して該隔壁22の連通孔23が前記密巻きコイル
24の径内に収まる位置に水密に固定されている。
【0010】図5の52は前記制御器43が内蔵するプ
ログラムの行なう工程を示すフロー図である。該フロー
図52は三工程に大別できる。53は第一工程で濾過用
微粒子供給工程である。該濾過用微粒子供給工程53に
おいて、前記汚水槽20内の密巻きコイル24の外周に
濾過用微粒子28を付着させる。54は第二工程で濾過
工程である。該濾過工程54において、汚水を濾過す
る。55は第三工程で逆洗工程である。該逆洗工程55
において、第二工程で汚水中の懸濁物を濾過して目詰ま
りした濾過用微粒子28を前記密巻きコイル24より洗
い流し排出する。
【0011】本逆洗式バネ濾過装置は以上三工程を終了
した後、第一工程に戻り順次操作工程を繰り返し全自動
で汚水の濾過を行なう。
【0012】次にその作用を説明する。図3乃至図5に
おいて、制御器43はフロー図52の第一工程のプログ
ラムに従い導線44介して電磁弁33に閉弁、導線45
を介して電磁弁34に開弁信号を送り濾過用微粒子供給
管31に連通、導線46を介して電磁弁37に閉弁信号
を送り導線47を介して電磁弁38に開弁信号を送り、
循環水管36に連通、導線50を介して濾過用微粒子供
給ポンプ32に始動信号を送る。なお電磁弁40は閉
弁、電磁弁42は閉弁の状態である。
【0013】こうして汚水槽20内には図示しない濾過
用微粒子供給源から濾過用微粒子28を懸濁した水が次
第に水位を高め満水となる。この懸濁水は初期には前記
密巻きコイル24の隙間25を極一部通過するが大部分
は図4に示すように密巻きコイル24の隙間25を通過
せず隙間部より次第に密巻きコイル24の外側に向かっ
て蓄積される。従って汚水槽20内が満水となり濾過水
槽21内が満水となると、濾過水管35より電磁弁38
を経て循環水管36を通り濾過用微粒子供給ポンプ32
へと循環する。この循環水は、再び汚水槽に入り密巻き
コイル24の隙間25より外周に向かって蓄積された濾
過用微粒子28により濾過され、循環を繰り返す中にき
れいに濾過される。こうして循環水が完全に濾過された
時には前記密巻きコイル24の外周に濾過用微粒子28
の層が完成し濾体29が構成される。
【0014】次に制御器43は、第二工程の濾過工程5
4に移り導線44、導線45を介して電磁弁33に開弁
信号を、電磁弁34に閉弁信号をそれぞれ送り、濾過用
微粒子供給管31から汚水管30への切替を、また導線
46、導線47を介して電磁弁37に開弁、電磁弁38
に閉弁信号を夫々送り、循環水管36から濾過水管35
へ切替える。
【0015】これにより汚水槽20内には汚水が供給さ
れ汚水に含まれる懸濁物は濾体29により濾過され密巻
きコイル24の隙間25を通過した濾過水は濾過水槽2
1から濾過水管35へと送り出される。
【0016】前記濾体29の一部を構成する濾過用微粒
子28は濾過の際抵抗を受け図4において密巻きコイル
24の外側から密巻きコイル24の上下方向の中心軸に
直角方向の濾過圧力を受ける。この力は濾過が進むに連
れて汚水中の懸濁物による濾過用微粒子28の目詰まり
に伴い増大する。この押圧力により該濾過用微粒子28
は密巻きコイル24の隙間25の方向に向かって食い込
むことになる。
【0017】濾過を始めて所定時間経過後制御器43
は、導線44及び導線46を介して電磁弁33、電磁弁
37に夫々閉弁信号を送る。
【0018】これで制御器43は濾過工程54から逆洗
工程55へと制御を移し、導線48及び導線49を介し
て電磁弁40及び電磁弁42に夫々開弁信号を送る。
【0019】上記により汚水及び濾過水は流れを止め、
吸気管39及び排水管41が開かれる。よって汚水槽2
0内の汚水は排水管41より排水され、一方大気が濾過
水槽21内に導入され、濾過水は洗浄水としてその水位
を下げつつ隔壁22の連通孔23を経由して密巻きコイ
ル24の内側より隙間25を通過して汚水槽20側の濾
過用微粒子28を洗い流そうとする。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら濾過用微
粒子28は濾過の際濾過圧力により密巻きコイル24の
くさび部に食い込んでいるために内側から洗浄水により
洗い流そうとしても容易に洗い流すことが出来ないとい
う問題がある。この問題は深刻で、逆洗側から加圧水を
圧入すると一部で密巻きコイル24の隙間25の濾過用
微粒子28を洗い流すことが出来てもその部分より流出
する流量により水圧が下がり、その他の部分の濾過用微
粒子28を洗い流すことが出来ず逆洗効果を挙げること
ができないという問題がある。
【0021】また上水道水又は工業用水が利用できない
環境で本濾過装置を利用する場合には、濾過用微粒子供
給工程53で汚水を使用せざるを得ない場合があり、濾
過水の無害化のためには何等かの対策が必要になる。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の手段は請
求項1に該当し、隔壁を介して汚水槽と濾過水槽とより
成り、前記隔壁に設けられた連通孔と、該連通孔と同等
又はこれより大きい巻き径の密巻きコイルの一端を前記
隔壁に対して、該隔壁の連通孔を前記密巻きコイルの径
内に収まる位置に水密に固定し他端を閉止し、前記密巻
きコイルの汚水槽側に濾過用微粒子を付着させて濾体を
構成する手段と、前記汚水槽に連通する汚水管と前記濾
過水槽に連通する濾過水管と、濾過水槽より流出する洗
浄水を汚水槽より排出制御する逆洗手段とを有するもの
において、逆洗時に前記密巻きコイルを伸張または加震
する手段を備えるようにしている。
【0023】「隔壁の連通孔を前記密巻きコイルの径内
に収まる位置に水密に固定する」とは、隔壁に対して密
巻きコイルを固定する位置を該密巻きコイルの外径が連
通孔に挿通されて固定されるか、または連通孔が密巻き
コイルの径内に収まるような位置に固定されて、連通孔
と汚水槽と濾過水槽とは密巻きコイルの隙間と連通孔と
を通過して始めて連通できる関係にあり、その他のバイ
パスは許さない結合法を指すものである。なお密巻きコ
イルの隙間と連通孔の通過順序は問わない、即ち密巻き
コイルは隔壁の汚水槽側にあっても濾過水槽側にあって
も良いこと意味している。
【0024】本発明の第一の手段によれば密巻きコイル
を伸張して該密巻きコイルの初期荷重に抗して食い込ん
でいる濾過用微粒子の拘束力を解放することになり、密
巻きコイルの全周に亘り容易に逆洗効果を発揮すること
が出来る。また密巻きコイルを加震することにより密巻
きコイルから濾過用微粒子の遊離を促進する。この効果
は濾過対象液体が粘性に富んでいる場合、および濾過用
微粒子が粘性を持つ場合に効果がある。
【0025】本発明の第二の手段は請求項2に該当し、
請求項1の密巻きコイルを伸張または加震する手段は濾
過水槽または汚水槽の外壁、または隔壁に固定された電
磁石と前記密巻きコイルの底板に連結した該磁石の吸引
棒と該電磁石の電力制御手段を備えるようにしている。
【0026】本発明の第三の手段は請求項3に該当し、
密巻きコイルを伸張または加震する手段は濾過水槽また
は汚水槽の外壁、または隔壁に一端を固定され、他端を
前記密巻きコイルの閉止した端に近接して設けられた押
し棒を持つアクチュエータと、該アクチュエータに流体
を給排する流体配管及び制御手段を設けるようにしてい
る。
【0027】本発明の第二、第三の手段によれば密巻き
コイルを伸張して、濾過用微粒子の拘束力を解除して逆
洗の高い効果を達成することが出来る。また密巻きコイ
ルを伸張する方向が重力等の制約を受けないため、濾過
装置を図1の如く濾過水槽と汚水槽との配置を上下方向
に限定されることもなく汚水槽と濾過水槽を横に配置す
ることも上下逆に設けることもできるという効果もあ
る。また密巻きコイルを加震することにより密巻きコイ
ルから濾過用微粒子の遊離を促進する。この効果は濾過
対象液体が粘性に富んでいる場合、および濾過用微粒子
が粘性を持つ場合に効果がある。
【0028】本発明の第四の手段は請求項4に該当し、
隔壁を介して上、下に濾過水槽と汚水槽とより成り、該
隔壁に設けられた連通孔と、該連通孔と同等又はこれよ
り大きい巻き径の密巻きコイルの一端を閉止して下端と
し、その上端を前記隔壁に対して該隔壁の連通孔を前記
密巻きコイルの径内に収まる位置に水密に固定し、前記
密巻きコイルの汚水槽側に濾過用微粒子を付着させて濾
体を構成する手段と、前記汚水槽に連通する汚水管と前
記濾過水槽に連通する濾過水管と、濾過水槽に大気を導
入制御し、汚水槽より洗滌水を排出制御する逆洗手段と
を有する濾過装置において、逆洗時に前記密巻きコイル
を伸張させる手段は、押し棒を備えた浮きであり、その
自重は前記密巻きコイルの初期荷重よりも大く浮力より
も小さくかつ前記押し棒の下端は前記密巻きコイルの底
板に接触し、逆洗時以外の工程では該密巻きコイルの底
板より離れるようにしている。
【0029】本発明の第四の手段によれば、構造極めて
簡単で、しかも特別な制御機構の追加を必要とせず作動
確実且つ安価な密巻きコイルの引張手段とすることが出
来る。
【0030】本発明の第五の手段は請求項5に該当し、
密巻きコイルの汚水槽側に濾体を構成する手段は、濾過
用微粒子供給口と、濾過用微粒子供給ポンプと該濾過用
微粒子供給ポンプの吐出口より汚水槽に連通する濾過用
微粒子供給管及び濾過水槽より前記濾過用微粒子供給ポ
ンプの吸い込み口に連通する循環水管と貯水タンクとよ
り成り、該貯水タンクの容積は汚水槽と濾過水槽の容積
の和をよりも大きい値としている。
【0031】本発明の第五の手段によれば前記逆洗式バ
ネ濾過装置を上水道水または工業用水の施設のない地域
で使用する場合でも設置後の最初の1回のみ濾過用微粒
子供給工程で汚水を使用し、以降は汚水を使用せず前記
貯水タンクに貯えられた濾過水を使用して本濾過装置を
自動運転できる。これは本装置の設置条件の緩和に役立
つばかりでなく、例え使用可能でも上水道水又は工業用
水を消費することなく自動運転できるという省資源の効
果に加えて濾過用微粒子供給工程で常時汚水を使用する
場合に比べて遥かに衛生的であるという効果を奏する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の第一例
を図1、図4及び図5により説明する。図1は本発明に
なる逆洗式バネ濾過装置の正面断面図である。なお従来
例と共通の部分には同じ符号を附して説明を省略する。
図4は従来技術と全く共通する部分である。図5の工程
フロー図52はタンク4の設置に伴い濾過用微粒子供給
工程53の最終部分の電磁弁操作が僅かに異なるのみで
実質的に従来技術と同じである。
【0033】図1において1は浮きである。該浮き1
は、浮き本体2と押し棒3より成り、該押し棒3は濾過
水槽21側より各連通孔23から密巻きコイル24の内
径部に挿通されている。
【0034】前記浮き1の自重は密巻きコイル24の初
期荷重よりも十分重くかつ、浮き1の浮力よりも十分軽
い。押し棒3の長さは隔壁22の上面より密巻きコイル
24の底板26までの深さよりも50mmだけ長く設定
されている。
【0035】また隔壁22の上面から濾過水槽21の上
の外壁までの内法高さは、浮き本体2の高さよりも70
mm以上高く製作されている。隔壁22の下面から汚水
槽20の下底までの内法高さは、密巻きコイル24の取
り付け長さよりも70mm以上長く作られている。
【0036】4は貯水タンクである。該貯水タンク4
は、上面が循環水管36の下端と連結し、下面が濾過用
微粒子供給ポンプ32の吸い込み口と連結されている。
該貯水タンク4の容積は、汚水槽20と濾過水槽21の
容積の和よりも大きく設定されている。
【0037】次にその作用を図1、図4及び図5で説明
する。図1において貯水タンク4はフロー図52の濾過
用微粒子供給工程53において有効に作用する。浮き1
は濾過用微粒子供給工程53の初期を除き逆洗開始まで
の各工程の間濾過水槽21内で浮いているため押し棒3
は密巻きコイル24の底板26から離れている。従って
逆洗工程55までは従来技術における逆洗式バネ濾過装
置と作用に相異はない。
【0038】本濾過装置を上水道水または工業用水の供
給施設の無い所で使用する場合貯水タンク4に濾過の対
象となる汚水を満たしフロー図52に従って本濾過装置
を作動させる。濾過用微粒子供給ポンプ32の濾過用微
粒子供給口51からは濾過用微粒子28の濃縮液を投入
し、前記濾過用微粒子供給ポンプ32内で貯水タンク4
の汚水と混和させる。なおこの際濾汚水槽20、濾過水
槽21は空であり、従って浮き1は図1に破線で示すよ
うに密巻きコイルを約50mm伸張した状態にある。
【0039】制御器43は従来技術におけると同様に濾
過用微粒子供給工程53の制御を行なう。汚水槽20内
には濾過用微粒子供給ポンプ32で貯水タンク4から供
給される汚水に濾過用微粒子28を懸濁した水が濾過用
微粒子供給管31方汚水槽に供給され次第に水位を高め
満水となる。この懸濁水は図1に破線で示された密巻き
コイル24の伸張された隙間を通過して濾過水槽側に入
り水位を上昇させつつ浮き1を浮上させる。該浮き1の
浮上に伴い密巻きコイル24の底板26から押し棒3が
離れた時、密巻きコイル24は密巻き状態に復元し、隙
間25が確保される。以下従来技術における説明と同様
にして循環水が完全に濾過された時には前記密巻きコイ
ル24の外周に濾過用微粒子28の層が完成し濾体29
が構成される。この際貯水タンク4内は、略空の状態で
あり汚水槽20濾過水槽21内は共に濾過水で満たされ
ている。
【0040】次に制御器43は、第2工程の濾過工程5
4に移り導線44、導線45を介して電磁弁33に開弁
信号を、電磁弁34に閉弁信号を夫々送り、濾過用微粒
子供給管31から汚水管30への切替を行い汚水の濾過
を行なう。この濾過水は引き続きタンク4を満たすため
に供給され、該タンク4が満水となると制御器43は導
線46、導線47を介して電磁弁37に開弁、電磁弁3
8に閉弁信号をそれぞれ送り、循環水管36から濾過水
管35へ切替える。以降従来技術で説明した濾過工程に
入る。
【0041】以下逆洗工程の前半までの制御は従来技術
で説明したものと同様であるから、逆洗工程55の後半
から説明する。汚水槽20内の汚水は排水管41より排
水され、大気が濾過水槽21内に導入され、濾過水槽内
の水は洗滌水として水位を下降させ、隔壁22の連通孔
23、密巻きコイル24の内側から隙間25を通って汚
水槽20側へ流出する。これに伴い浮き1は下降し、押
し棒3は密巻きコイル24の底板26に接触し更に自重
で密巻きコイル24を図1の破線で示す状態まで伸ば
し、濾過用微粒子28に作用していた拘束力を解放す
る。こうして濾過用微粒子28は洗滌水により密巻きコ
イル24内より隙間25の周囲も含め綺麗に洗い流され
汚水槽20より排出される。 制御器43は導線48、
導線49を介して電磁弁40,電磁弁42にそれぞれ閉
弁信号を送り逆洗工程55を終了する。
【0042】次に制御器43は再び工程フロー図52の
濾過用微粒子供給工程53に戻り次のサイクルを継続す
る。これ以降汚水槽20内には貯水タンク4内に貯えら
れている濾過水に濾過用微粒子投入口51から供給され
る濾過用微粒子28の濃縮液を薄めて懸濁した水が供給
されることになる。以下濾過工程の初期に貯水タンク4
には濾過水が補充されて満水となり、工程フローに従い
自動運転による濾過が継続される。
【0043】本発明の実施の形態の第一例によれば濾過
用微粒子28の逆洗が確実に出来る。従って長時間に亘
り性能の劣化が無いので、自動運転の継続が可能とな
る。又従来技術に対して電磁弁37、電磁弁38の制御
時間のセットを変えるのみで、制御に特別の回路の追加
がないため低コストである。また上水道水、工業用水等
のコストの高い水を消費することなく運転が継続できる
等省資源を含め多くの効果を奏する。
【0044】なお逆洗により排出される目詰まりした濾
過用微粒子28は、本来無害な珪藻土を焼成後粉砕した
ものであるから環境汚染の恐れはない。
【0045】図2は本発明の実施の形態の第2例であ
る。図において左右二本の密巻きコイル24には異なる
伸張手段が取り付けてある。即ち、図2の左側には電磁
石を用い、右側にはエアシリンダを用いている。なお従
来技術と同じ部分には従来技術と同じ符号を付して説明
を省略する。
【0046】図2において6は電磁石である。該電磁石
6は汚水槽20の外壁に固定されており、その中心部に
密巻きコイル24の底板26に固定され、汚水槽20の
外壁を水密、かつ摺動自在に貫通した吸引棒7を挿通さ
れている。電磁石6吸引棒7のストロークは20mmに
設定した。
【0047】5は制御器である。該制御器5には従来技
術の制御器43に対して電磁石6に対する電流制御機能
が付加されており、前記電磁石6とは導線8、導線9に
より結線されている。
【0048】次にその作用を説明する。図2及び図5に
おいて、逆洗工程55では制御器5は制御器43におけ
る電磁弁40及び電磁弁42に対する開弁信号と電磁弁
33及び電磁弁37に対する閉弁信号に加えて導線8、
導線9を介して電磁石6に電力を供給する。電磁石6の
発生する磁力により吸引棒7は20mm吸引され密巻き
コイル24の全長を伸ばす。本作用は、本発明の第一の
実施例における逆洗時浮き1の自重が密巻きコイル24
の全長を伸ばして濾過用微粒子28の拘束力を解放する
場合と同様に作用し逆洗の効果を挙げることが出来る。
【0049】逆洗工程55の最終部で、洗滌水が汚水槽
20から排出された後、制御器5は制御器43における
電磁弁40及び電磁弁42に閉弁信号に加えて電磁石6
への電力の供給を停止し密巻きコイル24を密巻き状態
に戻して、逆洗工程55を終了し、次サイクルの最初の
工程である濾過用微粒子供給工程53へと移行する。
【0050】なお本発明の実施の形態の第二例の中、電
磁石6の例においては本発明の実施の形態の第一例の如
く重力の方向に制限されることがなく密巻きコイル24
を任意の方向に全長に亘り伸張することが可能である。
このため隔壁22を介して汚水槽20と濾過水槽21の
配列を上下逆にすることも横に並べることも自在である
という効果を有する。
【0051】また密巻きコイル24は隔壁22に連通孔
23をその巻き径内に納めるようにに水密に固定するこ
とを前提に、汚水槽20側に配置しても濾過水槽21側
に配置しても密巻きコイル24に前記電磁石6の吸引力
を作用させることができる。
【0052】図2の右側の密巻きコイル部において、1
0はエアシリンダである。該エアシリンダ10には図示
しないピストンが上下方向に摺動自在に組み込まれてお
り、該エアシリンダ10の上端側に機密室を構成してい
る。該ピストンには押し棒11の一端が固定されてい
る。前記エアシリンダ10は濾過水槽21内にあり、前
記押し棒11の他端が隔壁22の連通孔23から密巻き
コイル24内に挿通され、底板26に近接する状態で隔
壁22に固定されている。
【0053】エアシリンダ10の上端には、電磁弁14
を介して導管12が濾過水槽21の外壁を水密に貫通し
て連結され前記図示しないピストンと構成する機密室に
圧縮空気を給排することを可能としている。電磁弁14
のエアシリンダ10側の導管12には分岐が設けられ電
磁弁15を介して大気に解放されている。前記電磁弁1
4と電磁弁15とは制御器5と導線16、導線17で結
線されている。通常電磁弁14は閉弁、電磁弁15は開
弁の状態にあり、前記図示しないピストンはシリンダ内
に設けられた図示しないスプリングの弾発力によりによ
りシリンダ10の最上部ある。
【0054】次にその作用を説明する図2、図4及び図
5において逆洗工程55では制御器5は制御器43にお
ける電磁弁40及び電磁弁42に対する開弁信号と電磁
弁33及び電磁弁37に対する閉弁信号に加えて電磁弁
14に所定時間開弁を、電磁弁15には閉弁信号を送
る。
【0055】この信号によりエアシリンダ10の図示し
ないピストンにより区画された機密室には図示しない圧
縮空気源から導管12を経て圧縮空気が導入され前記ピ
ストンを図示しない前記スプリングの弾発力に抗して図
2の下方に押す。これにより押し棒11は下方に移動し
密巻きコイル24の底板26に触れ、更に密巻きコイル
24の初期荷重及び弾発力に抗して全長を伸張させる。
電磁弁14は所定時間経過後閉弁しエアシリンダ10内
の圧縮空気によるピストン押力と前記エアシリンダ10
内の図示しないスプリングの弾発力と密巻きコイル24
の初期荷重と弾発力の和と釣り合う。
【0056】逆洗工程55の最終部で、洗滌水が汚水槽
20から排出された後に制御器5は制御器43における
電磁弁40及び電磁弁42に対する閉弁信号に加えて電
磁弁15に開弁信号を送る。電磁弁15の開弁によりエ
アシリンダ10の機密室内の圧縮空気は導管12を経て
大気中に放出され、図示しないピストンは図示しないス
プリングの弾発力と押し棒11を介して密巻きコイル2
4の初期荷重と弾発力により押し戻され、更に底板26
より離れて後エアシリンダ内の図示しないスプリングの
弾発力により元の位置に戻る。そこで密巻きコイル24
は元の常態に復元し隙間25を回復する。制御器5は逆
洗工程55を終了し次のサイクルの最初の工程である濾
過用微粒子供給工程53へと移行する。
【0057】なお本発明の実施の形態の第二例の中、エ
アシリンダー10の例においても本発明の実施の形態の
第一例の如く重力の方向に制限されるなく密巻きコイル
24を任意の方向に全長に亘り伸張することが可能であ
る。従って隔壁22を介して汚水槽20と濾過水槽21
の配列を上下逆にすることも横に並べることも自在であ
るという効果を有する。
【0058】なお本発明の実施の形態の第二例で電磁石
6を汚水槽の外壁に取り付ける例を示したが、これは隔
壁22に取り付けて密巻きコイル24の底板26を吸引
棒7で押しても目的を果たし得ることはエアシリンダ1
0の取り付けを参照すれば容易に理解できる。又逆にエ
アシリンダ10も電磁弁6に倣って汚水槽20の外壁に
取り付けることも容易である。また伸張手段は例えば電
磁石6に所定振幅の低周波の電力を供給することにより
密巻きコイル24に伸張力と共に振動を与えることも可
能である。またエアシリンダ10においても電磁弁14
と電磁弁15を約1秒毎に交互に開・閉してエアシリン
ダ10の圧縮空気を給・排すれば、振動荷重を与えるこ
とが出来る。
【0059】これは液体または濾過用微粒子が軽い粘性
を持つ場合特に逆洗効果を高める。
【0060】なお逆洗時に密巻きコイル24の全長を伸
張させる手段は本発明の実施の形態の第一例においては
浮き1を、第二例では電磁石6と電力制御手段及びエア
シリンダ10と該エアシリンダへの圧縮空気制御手段の
例を説明したが、ベロウズを前記エアシリンダ10に置
き換えることも公知の手段でありこれらをアクチュエー
タと総称する。また真空を使うこと、圧力液体を使用す
ることは公知の手段であり、これらを作動流体と総称す
ることが出来る。
【0061】また、本発明の実施の形態の第一例では循
環水管36と貯水タンク4は直列に配置されているが、
濾過用微粒子供給ポンプ32への円滑な給水が可能であ
れば並列にでも差し支えない。本発明の第一の実施例に
おいて吸気管39と排水管41を設けて説明したが、吸
気管39は濾過水管35に、排水管41は汚水管30に
その機能を兼ねさせることも公知の技術である。本発明
の実施の第二例において逆洗工程において吸気管39よ
り空気を導入するものとして説明したが、空気を導入す
る代わりに吸気管39又は濾過水管35より洗浄水を供
給しても成立する。等本発明の要旨を逸脱しない範囲で
変更は自由であることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】本発明の効果は次の通りである。 (1)請求項1乃至請求項4において逆洗が確実に行わ
れるために濾体の径時的劣化がない。 (2)請求項1乃至請求項4において作動が確実である
ため、人の監視に替わるセンサーを設けることなく簡単
な制御機構で自動化することが出来る。 (3)請求項2、請求項3および請求項1の中、密巻き
コイルの伸張手段がそれ自身で伸張力を発揮する場合
は、重力等の方向の制約を受けないため汚水槽と濾過水
槽の配列を自由に決めることが出来る。 (4)請求項4において構造簡単で信頼性が高いため低
価格で市場に提供できる。 (5)請求項5において貯水タンクを設けることにより
上水道水または工業用水等特別に処理された水を消費す
ることなく自動運転を継続できるので、省資源かつ衛生
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逆洗式バネ濾過装置の実施の形態の第
一例を示す正面断面図である。
【図2】本発明の逆洗式バネ濾過装置の実施の形態の第
二例を示す正面断面図である。
【図3】従来技術の逆洗式バネ濾過装置の正面断面図で
ある。
【図4】密巻きコイルの外周部に濾体を構成した部分断
面拡大図である。
【図5】従来技術及び本発明の工程を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 浮き 2 浮き本体 3、11 押し棒 4 貯水タンク 5、43 制御器 6 電磁石 7 吸引棒 10 エアシリンダ 13 排気管 20 汚水槽 21 濾過水槽 22 隔壁 23 連通孔 24 密着コイル 25 隙間 26 底板 27 突起 28 濾過用微粒子 29 濾体 30 汚水管 35 濾過水管 36 循環水管 52 工程フロー図 53 濾過用微粒子供給工程 54 濾過工程 55 逆洗工程

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁を介して汚水槽と濾過水槽とより成
    り、前記隔壁に設けられた連通孔と、該連通孔と同等又
    はこれより大きい巻き径の密巻きコイルの一端を前記隔
    壁に対して、該隔壁の連通孔を前記密巻きコイルの径内
    に収まる位置に水密に固定し他端を閉止し、前記密巻き
    コイルの汚水槽側に濾過用微粒子を付着させて濾体を構
    成する手段と、前記汚水槽に連通する汚水管と前記濾過
    水槽に連通する濾過水管と、濾過水槽より流出する洗浄
    水を汚水槽より排出制御する逆洗手段とを有するものに
    おいて、逆洗時に前記密巻きコイルを伸張または加震す
    る手段を有することを特徴とする逆洗式バネ濾過装置。
  2. 【請求項2】密巻きコイルを伸張または加震する手段は
    汚水槽または濾過水槽の外壁、または隔壁に固定された
    電磁石と前記密巻きコイルの底板とを連結した該磁石の
    吸引棒と該電磁石の電力制御手段である請求項1に記載
    の逆洗式バネ濾過装置。
  3. 【請求項3】密巻きコイルを伸張または加震する手段は
    濾過水槽または汚水槽の外壁または隔壁に一端を固定さ
    れ、他端を前記密巻きコイルの底板に近接して設けられ
    た押し棒を持つアクチュエータと、該アクチュエータの
    機密室内に流体を給、排する流体配管及び制御器である
    請求項1に記載の逆洗式バネ濾過装置。
  4. 【請求項4】隔壁を介して上下に濾過水槽と汚水槽とよ
    り成り、前記隔壁に設けられた連通孔と、該連通孔と同
    等又はこれより大きい巻き径の密巻きコイルの一端に底
    板を設けて下端とし、その上端を前記隔壁の前記汚水槽
    側に、該隔壁の連通孔を前記密巻きコイルの径内に収ま
    る位置に水密に固定し、前記密巻きコイルの汚水槽側に
    濾体を構成する手段と、前記汚水槽に連通する汚水管と
    前記濾過水槽に連通する濾過水管と、濾過水槽に空気を
    導入制御し、汚水槽より洗滌水を排出制御する逆洗手段
    を有する濾過装置において、逆洗時に前記密巻きコイル
    を伸張させる手段は、押し棒を備えた浮きであり、その
    自重は前記密巻きコイルの初期荷重よりも大きく、浮力
    よりも小さくかつ、前記押し棒の下端は前記底板に接触
    して密巻きコイルを伸張し、逆洗時以外の工程では該密
    巻きコイルの底板より離れている事を特徴とする逆洗式
    バネ濾過装置。
  5. 【請求項5】密巻きコイルの汚水槽側に濾体を構成する
    手段は、濾過用微粒子供給口と濾過用微粒子供給ポンプ
    と該濾過用微粒子供給ポンプの吐出口より汚水槽に連通
    する濾過用微粒子供給管及び濾過水槽より前記濾過用微
    粒子供給ポンプの吸い込み口に連通する循環水管と貯水
    タンクとより成り、該貯水タンクの容積は汚水槽と濾過
    水槽の容積の和を超える値としていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4に記載の逆洗式バネ濾過装置。
JP2000144171A 2000-03-30 2000-03-30 逆洗式バネ濾過装置 Expired - Fee Related JP3692525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000144171A JP3692525B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 逆洗式バネ濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000144171A JP3692525B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 逆洗式バネ濾過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001276516A true JP2001276516A (ja) 2001-10-09
JP3692525B2 JP3692525B2 (ja) 2005-09-07

Family

ID=18650874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000144171A Expired - Fee Related JP3692525B2 (ja) 2000-03-30 2000-03-30 逆洗式バネ濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3692525B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003210916A (ja) * 2002-01-17 2003-07-29 Atom Engineering:Kk 濾過装置の濾体、それを用いた濾過装置及び濾体用平板の製造方法
US9757666B2 (en) 2012-04-30 2017-09-12 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Liquid recovery filter

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377509A (ja) * 1986-09-16 1988-04-07 ボル・ウント・キルヒ・フイルテルバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング フイルタ
JPS63252515A (ja) * 1987-04-09 1988-10-19 Agency Of Ind Science & Technol 濾過装置
JPH01119317A (ja) * 1987-10-30 1989-05-11 Mitaka Kogyosho:Kk 濾過装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377509A (ja) * 1986-09-16 1988-04-07 ボル・ウント・キルヒ・フイルテルバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング フイルタ
JPS63252515A (ja) * 1987-04-09 1988-10-19 Agency Of Ind Science & Technol 濾過装置
JPH01119317A (ja) * 1987-10-30 1989-05-11 Mitaka Kogyosho:Kk 濾過装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003210916A (ja) * 2002-01-17 2003-07-29 Atom Engineering:Kk 濾過装置の濾体、それを用いた濾過装置及び濾体用平板の製造方法
US9757666B2 (en) 2012-04-30 2017-09-12 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Liquid recovery filter

Also Published As

Publication number Publication date
JP3692525B2 (ja) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005313162A (ja) 軟水器
US20120267295A1 (en) Horizontal rod-supported, pore-controllable fiber media filter, and horizontal rod-supported fiber filter system
CN112323929B (zh) 清洗水水箱装置及具备该清洗水水箱装置的冲水便器装置
JP2001276516A (ja) 逆洗式バネ濾過装置
AU2012378698B2 (en) Water filtration apparatus with automatic backwash
CN112473387A (zh) 污水处理膜架及其使用方法
JP4606116B2 (ja) ろ過装置
JPH05119441A (ja) イオン交換樹脂保持装置
JP2018149485A (ja) バネ式異物除去装置
JPH02284606A (ja) 液体からの固体粒子の分離装置
KR20080003990A (ko) 자동 여과 장치를 이용한 폐수열 회수 시스템 및 여기에 사용된 오방향 밸브
KR100583431B1 (ko) 간이 상수도의 여과장치 및 그 세척방법
JPH0410890Y2 (ja)
KR200195185Y1 (ko) 여과기용 에어주입 장치
CN207933154U (zh) 一种脉冲高压震荡清洗净水机
CN205715807U (zh) 异形常闭二通阀
JPS6321400A (ja) 自動サイフオン作動装置
CN217974644U (zh) 一种电子坐便器清洗系统
WO2015050439A1 (en) Filtration system and method for filtering a liquid
CN210194783U (zh) 一种洗衣机废水利用装置
CN114699932B (zh) 动态膜过滤器及其用于处理污水的方法
JPS6171811A (ja) 廃水処理装置用逆洗装置
CN213668261U (zh) 一种无阀自动反冲洗过滤器
KR200367387Y1 (ko) 간이 상수도의 여과장치
SU1530214A1 (ru) Электромагнитный фильтр

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees