JP2001275604A - 果汁粉末組成物及びその製造方法、並びに該果汁粉末組成物を含有させてなる健康食品 - Google Patents

果汁粉末組成物及びその製造方法、並びに該果汁粉末組成物を含有させてなる健康食品

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JP2001275604A JP2000101998A JP2000101998A JP2001275604A JP 2001275604 A JP2001275604 A JP 2001275604A JP 2000101998 A JP2000101998 A JP 2000101998A JP 2000101998 A JP2000101998 A JP 2000101998A JP 2001275604 A JP2001275604 A JP 2001275604A
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Kaoru Nakamori
薫 中森
Makoto Okayasu
誠 岡安
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Kikkoman Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 果汁由来固形分を高い比率で含有し、かつ、
従来の方法では得ることができない、健康保持機能など
が付与された果汁粉末組成物、及びその果汁粉末組成物
の製造方法、並びにその果汁粉末組成物を用いた各種の
機能を有する健康食品、食品素材を提供する。 【解決手段】 果汁を粉末化する方法において、果汁と
プロアントシアニジン含有物とを混合した後、この混合
液を粉末化して果汁粉末組成物を製造する。そしてその
果汁粉末組成物を有効成分として含有させて健康食品と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果汁粉末組成物に
関するものであり、さらに詳しくは、果汁由来の固形分
を高い比率で含量し、かつ、多くの健康保持機能を有す
る果汁粉末組成物、及びその製造方法、並びにその果汁
粉末組成物を有効成分として含有させた健康食品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、果実には、果糖、ぶどう糖など
の糖類、食物繊維、ビタミンCなどの各種ビタミン類、
クエン酸、リンゴ酸などの各種有機酸類、ペクチンなど
が多く含まれている。またこの他に、例えばリンゴ果実
には、抗酸化活性を有するタンニンなどのポリフェノー
ル類(プロアントシアニジンも含む)も若干含まれてい
る。またクランベリー果実には、尿のpH調節や尿路感
染症に有効な物質が含まれている(J. Am. Med. Associ
ation,271:751-754,1994等参照)ことなどが知られてい
る。このように、果実中には健康保持などに有用な各種
の成分が含有されていることもあって、種々の果実がド
ライフルーツとしたり、またジュースなどの飲料用、料
理用ソース、ジャム、ゼリー菓子などの原料として、広
く食されるようになった。
【0003】 近年、高齢者人口の増加に伴い、高血圧
症、糖尿病などの成人病や尿路感染症、結石などの泌尿
器系の疾患も増加している。果汁、例えばクランベリー
ジュースは、アメリカでは1930年代から尿路感染症
の予防治療のために、民間療法として飲用されてきてお
り、日本でも最近そのような目的でクランベリー果汁製
品の健康食品としての需要が高まってきている。また最
近では、クランベリー果汁中に細菌感染を抑制する物質
が含まれ、この物質が歯周病、歯肉炎などを予防する効
果をもたらすという報告がなされている(J. Am. Denta
l Association,129:1719-1723,1998参照)。また、リン
ゴ果汁は、前記したように、プロアントシアニジンを含
むポリフェノール類を含むので、酸化防止効果を始めと
する様々な健康保持効果が期待されている。
【0004】 前記したような健康保持機能成分を含有
している各種の果実や果汁を食して、各々が有する各種
の健康保持効果を得ようとする場合、一般にそれらの果
実や果汁を多量に食する必要がある。例えば、クランベ
リー果汁を泌尿器疾患改善のために飲用する場合には、
クランベリー果汁を毎日約300ml飲用することが必
要(J. Am. Dental Association,129:1719-1723,1998参
照)であるが、毎日このような多量の果汁を飲用するこ
とは極めて苦痛となる。しかし、果汁を粉末化して果汁
成分を高濃度に含有した果汁粉末とすれば、これを食す
る場合には比較的少量の摂取で済むため、粉末果汁は極
めて重宝である。
【0005】 ところで、果汁を粉末としようとする場
合、一般に、果汁は前記したとおり、糖類や有機酸など
を多く含有するため、その粉末化に制約を受ける。そこ
で、粉末化を容易にするため、通常、果汁にデンプン、
デキストリン、乳糖、カルシウム塩、ゼラチン、ショ糖
脂肪酸エステル、ガム質などの乾燥助剤(賦形剤)を混
和し、これを乾燥して果汁粉末としている。しかしなが
ら、そのような方法で得られる粉末の果汁由来成分の含
有率は、賦形剤を含むため、せいぜい35%程度が限度
である。果汁由来成分の含有率がそれ以上高い果汁粉末
にしようとすると、ケーキングが生じたり、加熱臭が生
じたり、また収率も低下して生産性が低下するなどの問
題がある。
【0006】 これまで、果汁由来成分の含有率の高い
果汁粉末を製造する方法としては、例えば、みかん果汁
から分離して得られるパルプ等を主成分とする不溶性固
形物を重量で5〜30%添加して均質処理した後、遠心
噴霧乾燥してみかん果汁粉末を製造する方法(特公昭5
7−7705号参照)、みかん果汁を−10℃以下の温
度で1週間以上貯蔵した後、解凍してこのときに分離す
るパルプ質を遠心分離機で除去した後、噴霧乾燥して果
汁粉末を製造する方法(特公昭52−14302号参
照)、噴霧乾燥法で粉末果汁を製造する際、原料果汁に
ペクチンを加え、pHを2.8〜8.4とし、加温した
後、これを排風温度50〜70℃の低温で噴霧乾燥する
方法(特開昭54−129154号)、水を吸着し得る
かまたは無水の固体の天然甘味物質と天然果汁とを混合
して天然果汁を含有する固形物を形成し、これを粉末化
して天然果汁含有粉末を製造する方法(特開昭53−2
4054号)などが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、果汁由来固
形分を高い比率で含有し、かつ、果汁由来成分が本来有
している機能の他に、各種の健康保持機能などが付与さ
れた、従来の方法では得ることができない果汁粉末組成
物(以下、果汁と果汁以外に由来する物質とを含む粉末
を、果汁粉末組成物という)を、容易に製造する方法、
並びにその果汁粉末組成物を用いた、各種の機能を有す
る健康食品、食品素材を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、果汁の粉末化
の際に、従来用いられている前記したような賦形剤の代
わりに、植物体由来のプロアントシアニジン含有物を果
汁と混合し、しかる後、これを常法により粉末化すると
粉末化が容易であること、しかもこの方法によれば、果
汁由来固形分の含有率が高い果汁粉末組成物を得ること
ができること、またこの組成物は、果汁由来の成分とプ
ロアントシアニジンとを含有するため、この果汁粉末組
成物を有効成分とすれば、果汁由来成分による機能と、
後述するようなプロアントシアニジンによる抗酸化機
能、抗潰瘍機能など各種の健康保持機能とを併せ持った
健康食品などとして利用できること、などを初めて見出
し、これらの知見に基づき本発明を完成するに至った。
【0009】 すなわち、本発明は、果汁を粉末化する
方法において、果汁とプロアントシアニジン含有物とを
混合した後、この混合液を粉末化することを特徴とす
る、果汁粉末組成物の製造方法である。また、本発明
は、果汁とプロアントシアニジン含有物との混合液を粉
末化して得られる、果汁由来固形分とプロアントシアニ
ジンとを含有してなる果汁粉末組成物である。さらにま
た、本発明は、果汁とプロアントシアニジン含有物との
混合液を粉末化して得られる、果汁由来固形分とプロア
ントシアニジンとを含有する果汁粉末組成物を有効成分
として含有させてなる、健康食品である。以下、本発明
について詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる果汁として
は、クランベリー、リンゴ、みかん、パイナップル、イ
チゴ、オレンジ、グレープフルーツなどの果実から、常
法により搾汁して得られた果汁若しくはその果汁を適度
に濃縮したものなどが挙げられる。本発明においては、
使用する果汁は、目的としている果汁粉末組成物に求め
られる機能によって適宜選択され得る。例えば尿路感染
症などの泌尿器疾患の改善や歯周病、歯肉炎などの予防
機能が付与された果汁粉末組成物とする場合には、クラ
ンベリー果汁が好適に用いられる。また、例えば抗酸化
機能が増強された果汁粉末組成物を得ようとする場合に
は、ポリフェノール類(プロアントシアニジンも含む)
を含有しているリンゴ果汁などが用いられる。果汁はそ
のままでもよいが、乾燥方法によっては、粉末化し易い
ように、適宜濃縮したものが好ましく用いられる。
【0011】 本発明でいうプロアントシアニジンと
は、ポリフェノール類の一種であり、植物体中に存在す
る縮合型タンニン、すなわちフラバン−3,4−ジオー
ルを単位として縮合若しくは重合により結合した化合物
(特許番号 第2694748号等参照)をいう。これらは、酸
処理によってシアニジン、デルフィニジン、ペラルゴニ
ジンなどのアントシアニジンを生成することから、通
常、プロアントシアニジンと称されている。そして、該
プロアントシアニジンとしては、前記構成単位の2量
体、3量体、4量体、さらには30量体までの高分子のプ
ロシアニジン、プロデルフィニジン、プロペラルゴニジ
ンなどのプロアントシアニジン及びそれらの立体異性体
も含まれる。
【0012】 本発明に用いられるプロアントシアニジ
ン含有物は、前記したプロアントシアニジンを含有する
ものであれば、特に制限されない。その具体例として
は、例えばブドウ種子、ブドウ果実を圧搾して得られる
搾汁粕、リンゴ果実、リンゴ酒、トチの木(Aesculus h
ippocastanum)の外皮、大麦(Hordeum vulgare)、ミチ
ヤナギ(Polygonum multiflorum)の根、ヤマモモ(Myrica
rubra)の樹皮などのプロアントシアニジンを含有する
植物体から、温水又はメタノール、エタノール、アセト
ンなど有機溶剤若しくはそれらの含水有機溶媒により抽
出された、プロアントシアニジンを含有する抽出液が挙
げられる。そして、そのプロアントシアニジン含有物に
は、前記の抽出液を減圧濃縮法などによって濃縮された
濃縮液、前記の抽出液又は濃縮液を凍結乾燥などして得
られた乾燥物、前記抽出液を液体クロマトグラフィーな
どにより分別精製したもの、あるいは果実酒、ビールな
どをプロアントシアニジンの選択的吸着剤で処理して該
プロアントシアニジン区分を濃縮し、この濃縮物をさら
に向流分配法、液体クロマトグラフィーなどにより分別
精製したものなども全て含まれる。
【0013】 本発明に用いられるプロアントシアニジ
ン含有物は、公知の方法によって調製することができ
る。例えば、ジャーナル・オブ・サイエンス・オブ・フ
ード・アンド・アグリカルチャー(J. Sci.Food Agri
c.)第29巻、471〜477頁(1978年)に記載の方法に従
い、リンゴ酒をセファデックスLH−20で処理して得ら
れるプロアントシアニジンの濃縮物、その乾燥物、又は
この濃縮物を酢酸エチルおよび水を用いた向流分配法な
らびにセファデックスLH−20のカラムを用いた液体ク
ロマトグラフィーにより分別精製して得られる精製物を
プロアントシアニジン含有物として用いることができ
る。
【0014】 また、例えばアグリカルチュラル・バイ
オロジカル・ケミストリー(Agric. Biol. Chem.)第45
巻、2709〜2712頁(1981年)に記載の方法に従って、ア
ズキ(Vigna angularis Ohwi et Ohashi)を70%水性ア
セトンによって抽出した抽出物、その乾燥物、又はその
抽出物をポリアミドC-200およびセファデックスLH−
20のカラムを用いた液体クロマトグラフィーにより分別
精製して得られる精製物をプロアントシアニジン含有物
として用いることができる。
【0015】 あるいはまた、特許番号 第2694748号に
記載の方法に従い、ブドウ種子を温度70℃未満で水と接
触して水溶性物質を除去した後、温度 80〜100℃で熱水
抽出して得られる抽出物、その濃縮物、乾燥物、又は前
記抽出物の精製物をプロアントシアニジン含有物として
本発明に用いることができる。また、前記の抽出物に、
酵母を添加して発酵させて糖分を資化させて減少させた
もの(特開平9-221484号参照)、又は前記の抽出物に、
タンナーゼを添加して作用させてプロアントシアニジン
の渋みを低減させたもの(特開平8-283257号参照)など
も、好ましく用いられる。
【0016】 このようにして得られたプロアントシア
ニジン含有物は、通常、果汁を粉末化する際に用いられ
るデンプン、デキストリン、乳糖、カルシウム塩、ゼラ
チン、ショ糖脂肪酸エステル、ガム質などの賦形剤と同
様の作用をもたらす。したがって、前記したような賦形
剤を全く使用することなく、プロアントシアニジン含有
物のみを果汁に混合すれば、常法の手段で粉末化でき
る。しかも、従来の賦形剤の使用量よりも少ない重量で
粉末化できるため、果汁由来固形分を高度に含有する果
汁粉末組成物とすることができる。なお、必要により、
勿論プロアントシアニジン含有物と前記した賦形剤とを
併用することもできる。
【0017】 本発明の方法では、果汁の種類によって
も多少異なるが、果汁由来固形分の任意な含有率の果汁
粉末組成物とすることができる。本発明の方法における
果汁とプロアントシアニジン含有物との混合液の調製
は、その混合液を粉末化して得られる、目的とする果汁
粉末組成物中の果汁由来固形分の含有率と果汁粉末組成
物中のプロアントシアニジンとしての含有率にしたがっ
て行われる。そして本発明の方法は、果汁粉末組成物中
の果汁由来固形分を30%〜70%(重量%)含有する果汁
粉末組成物を製造する場合に好ましく適用され、この場
合の混合液は、果汁粉末組成物中のプロアントシアニジ
ンの含有率が28%〜12%(重量%)となるように調製さ
れる。そして本発明は、果汁由来固形分が30%〜50%
(プロアントシアニジンの含有率が28%〜20%)である
果汁粉末組成物を製造する場合には、特に好適である。
なぜならば、このような条件の混合液を粉末化したと
き、ケーキングが生じたり、また粉末化の手段として噴
霧乾燥法を採用したときの加熱臭が生じたりすることが
ないからである。また、乾燥塔内壁や配管内部への果汁
粉末組成物の付着量が少ないので収率が高く、しかも果
汁由来成分の含有率が高くて、固結しにくい、果汁粉末
組成物を容易に得ることができるからである。なお、前
記の混合の手段は特に限定されず、果汁とプロアントシ
アニジン含有物とが均一に混合されればよく、例えば撹
拌機などのような通常行われている混合手段が用いられ
る。
【0018】 前記混合液を粉末化する方法は、特に限
定されるものではなく、通常果汁を粉末化するのに用い
られている方法、例えば凍結乾燥法、噴霧乾燥法などを
適宜選択することができる。粉末化の際の条件について
も、特に制限はなく、通常果汁を粉末化するときと同様
の適宜な条件が採用される。
【0019】 上記のようにして粉末化して得られた本
発明の果汁粉末組成物は、果汁自身が有する本来の特徴
の他に、プロアントシアニジンが有する、例えば抗酸化
活性(特許第1643101号参照)、抗変異原性活性(特開
平 4-190774号参照)、抗潰瘍活性(特開平10-218769号
参照)、便排泄物の消臭効果(特開平11-343237号参
照)、糖尿病性合併症の予防効果(特開2000-44472号参
照)など各種機能を併せ持つという特徴を有している。
したがって、本発明の果汁粉末組成物を有効成分として
用いれば、前記のような機能を有する健康食品、又は食
品素材として利用することができる。
【0020】 本発明の果汁粉末組成物を含有させて健
康食品として利用する場合の摂取量は、使用する果汁、
目的とする機能によっても異なる。例えば果汁としてク
ランベリー果汁を使用し、その果汁に由来する尿路感染
防止などの機能を有した果汁粉末組成物とした場合は、
クランベリー果汁由来固形分として、通常一日あたり、
成人で200mg〜1000mg程度摂取される。ま
た、例えば果汁としてリンゴ果汁を使用したときの果汁
粉末組成物は、リンゴ果汁に由来するプロアントシアニ
ジンとプロアントシアニジン含有物に由来するそれとが
合わさって、プロアントシアニジンに富んだものとな
る。プロアントシアニジンは、前記したように、抗酸化
活性、抗変異原性活性、抗潰瘍活性、便排泄物の消臭効
果、糖尿病性合併症の予防効果など各種機能を有してい
るので、そのような効果を得るためには、プロアントシ
アニジンとして、通常一日あたり、成人で50mg〜4
00mg程度の摂取が望ましい。この他の各種果汁とプ
ロアントシアニジンとを組み合わせて得られる各果汁粉
末組成物は、目的に応じ、それらを有効成分として含有
させて、各種の健康食品とすることができる。
【0021】 本発明の果汁粉末組成物をそのまま健康
食品としてもよいが、果汁粉末組成物に必要により、例
えば乳糖、馬鈴薯デンプン、結晶セルロース、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムなどを加
え、散剤、錠剤、カプセルなどの形態の健康食品とする
ことができる。
【0022】
【実施例】以下、参考例、実施例を示して本発明をさら
に具体的に説明するが、本発明はそれらの例によって何
ら限定されるものではない。なお、以下の例中、特に断
らない限り、「%」は「重量%」を意味する。また、参
考例及び実施例におけるプロアントシアニジンの定量
は、R.Jambunathanらの方法〔J. Agric.Food Chem.,34,
425〜429(1986)〕により行った。すなわち、プロアント
シアニジン含有試料を希塩酸存在下で加熱処理してプロ
アントシアニジンを赤色化し、この波長 550nmにおけ
る吸光度の測定値と、A.G.H.Leaの方法〔J.Sci.Food Ag
ric.,29,471〜477(1978)〕を用いてリンゴ酒より分離精
製してプロアントシアニジン4量体を標準品として作成
した検量線とからプロアントシアニジンを定量した。
【0023】参考例1(プロアントシアニジン含有抽出
液の調製) ブドウの種子(無水物換算)1kgに水5リットルを加
え、40℃で2時間接触させた後、ろ過して夾雑物を含
む液部を除去した。次いで、前記のろ過の残さに水5リ
ットルを加え、90℃で2時間熱水抽出した後、これを
ろ過してプロアントシアニジンを0.7%含有する抽出液
5リットルを得た。
【0024】参考例2(濃縮液の調製) 参考例1と同様にして、プロアントシアニジン 0.7%含
有する抽出液5リットルを調製し、この抽出液を40℃
以下の減圧下で濃縮し、プロアントシアニジンを9%含
有する濃縮液 390mlを得た。
【0025】参考例3(乾燥粉末物の調製) 参考例2と同様にして、プロアントシアニジンを9%含
有する濃縮液 390mlを調製し、この濃縮液を常法によ
り凍結乾燥処理し、プロアントシアニジンを40%含有す
る乾燥粉末物77gを得た。
【0026】参考例4(精製品の調製) 参考例1と同様にして得たプロアントシアニジンを含有
する抽出液(プロアントシアニジンを 0.7%含有)5リ
ットルを、予め水で膨潤させておいたセファデックスL
H−20(ファルマシア社製)のカラムに通液した。次い
で、該カラムを水、20%エタノールの順で洗浄して夾雑
物を除去した後、70%エタノールで目的物を溶出させ
た。得られたその画分溶出液2リットルを減圧濃縮して
エタノールを除去した。続いて、この濃縮液を常法によ
り凍結乾燥し、プロアントシアニジン含有率が90%であ
る、精製された粉末物33gを得た。
【0027】実施例1(クランベリー果汁濃縮液を用い
た果汁粉末組成物) 約7倍に濃縮されたクランベリー果汁濃縮液〔Ocean Sp
ray 社製、商品名「クランベリージュース コンセント
レイト」(Brix50%)〕500gに、水 1000ml及び参考
例3に示したのと同様にして得たブドウ種子抽出液の乾
燥粉末物(プロアントシアニジンを40%含有)を、それ
ぞれ583g、375g、250g、167g、 107g混合し、果汁
粉末組成物としたときの果汁粉末組成物中の果汁由来固
形分の含有率がそれぞれ30%、40%、50%、60%、70%
となるように各混合液を調製した。次いで、各混合液を
80℃に加熱して溶解した後、モービルマイナー型噴霧乾
燥機を用いて噴霧乾燥を行った。乾燥は、熱風温度150
℃〜160℃、排風温度85℃〜95℃、スプレードライの流
量 700g/時間、アトマイザー回転数1×104r.p.m.の条
件で行った。その結果、クランベリー果汁由来固形分の
含有率が30%、40%、50%、60%、70%(プロアントシ
アニジンの含有率はそれぞれ28%、24%、20%、16%、
12%、)である、本発明区の各クランベリー果汁粉末組
成物(各 720g、520g、380g、260g、190g)を取得
した。
【0028】 比較のため、前記のブドウ種子抽出液の
乾燥粉末物の代わりに、デキストリン(松谷化学工業社
製、商品名「パインデックス#2」)を使用した以外は
前記と同様にして混合液を調製し、噴霧乾燥を行い、果
汁由来固形分の含有率が30%、40%、50%、60%、70%
である、比較区の各クランベリー果汁粉末組成物(各 6
00g、185g、110g、30g、10g)を取得した。
【0029】 前記の本発明区及び比較区における、各
混合液を噴霧乾燥したときの「付着性の評価」及び「流
動性の評価」について評価した。ここで言う「付着性の
評価」とは、各混合液を噴霧乾燥したときに、果汁粉末
組成物が乾燥塔の内壁及び配管内部へ付着する状態を目
視により観察したときの評価をいう。その「付着性の評
価」の基準は、「ほとんど付着なし」を◎印、「付着量
少ない」を○印、「付着量多い」を△印、また「付着量
多く、運転続行に支障あり」を×印の4段階とした。そ
の評価結果を表1に示す。
【0030】 また、前記「流動性の評価」とは、実施
例及び比較区で取得した各果汁粉末組成物を秤量管に約
1g採取し、相対湿度84%のデシケーター中で、温度30
℃で3時間放置した後の果汁粉末組成物の固結の状態を
観察したときの評価をいう。その評価の基準は、「固結
なし」を○印、「やや固結」を△印、「完全に固結」を
×印の3段階とした。その評価結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】 表1に示すとおり、本発明区のクランベ
リー果汁粉末組成物は、付着性及び流動性において特段
の問題がなく製造することができる。特に果汁由来固形
分の含有率が50%までのときには、付着性が少なく、ま
た流動性においても良好であった。一方、比較区では、
クランベリー果汁由来固形分の含有率が30%までは問題
なく粉末化できるが、40%を超えると装置内への付着量
多く、噴霧乾燥の運転続行に支障あり、また果汁粉末組
成物が完全に固結した。
【0033】実施例2〔リンゴ果汁濃縮液を用いた果汁
粉末組成物(1)〕 約5倍に濃縮されたリンゴ果汁濃縮液〔日本デルモンテ
社製、商品名「リンゴ1/5 透明濃縮果汁」(Brix50
%)〕500gに、水 1000ml及び参考例3に示したのと
同様にして得たブドウ種子抽出液の乾燥粉末物(プロア
ントシアニジンを40%含有) 250gを混合して混合液を
調製した。この混合液を実施例1に示したと同様にして
噴霧乾燥を行って、リンゴ果汁由来固形分を50%(プロ
アントシアニジンを20%)含有するリンゴ果汁粉末組成
物 390gを取得した。
【0034】 比較のため、前記のブドウ種子抽出液の
乾燥粉末物の代わりに、酸化澱粉(松谷化学工業社製、
商品名「スタビロースK」)を使用した以外は前記と同
様にして混合液を調製した後、噴霧乾燥を行い、果汁由
来固形分の含有率が50%である比較区の果汁粉末組成物
120gを取得した。
【0035】 前記の本発明区及び比較区における、各
混合液を噴霧乾燥したときの「付着性の評価」及び「流
動性の評価」について、実施例1に記載したと同様にし
て評価した。その結果を表2に示す。
【0036】実施例3〔リンゴ果汁濃縮液を用いた果汁
粉末組成物(2)〕 約5倍に濃縮されたリンゴ果汁濃縮液〔日本デルモンテ
社製、商品名「リンゴ1/5 透明濃縮果汁」(Brix50
%)〕500gに、参考例2に記載したと同様にして得
た、プロアントシアニジンを9%含有する濃縮液1110m
lを加えて、混合液を調製した。この混合液を実施例1
に示したと同様にして噴霧乾燥を行って、リンゴ果汁由
来固形分を50%(プロアントシアニジンを20%)含有す
る果汁粉末組成物 380gを取得した。
【0037】 前記の本発明区の混合液を噴霧乾燥した
ときの「付着性の評価」及び「流動性の評価」につい
て、実施例1に記載したと同様にして評価した。その
「付着性の評価」及び「流動性の評価」の結果を、実施
例2の結果と合わせて表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】 表2に示すとおり、実施例2におけるリ
ンゴ果汁由来固形分を50%含有する本発明区の果汁粉末
組成物は、付着性が少なく、また流動性においても良好
であったのに対して、比較区では、装置内への付着量多
く、運転続行に支障あり、また流動性においても果汁粉
末組成物が完全に固結した。また、実施例3におけるリ
ンゴ果汁由来固形分を50%含有する本発明区の果汁粉末
組成物は、付着性、流動性においても良好であった。
【0040】 以上の実施例1、実施例2及び実施例3
の結果から、本発明によれば、装置への付着量が少な
く、固結しにくく、しかも果汁由来固形分を高い比率で
含有し、かつ、プロアントシアニジンを含有する果汁粉
末組成物を、容易に製造できることがわかる。
【0041】実施例4〔クランベリー果汁成分とプロア
ントシアニジンを含有する果汁粉末組成物を含有させた
健康食品(硬質カプセルタイプ)の調製〕 実施例1に記載したと同様にして、クランベリー果汁由
来固形分を50%(プロアントシアニジンを20%)含有す
る本発明のクランベリー果汁粉末組成物を取得した。こ
の果汁粉末組成物 840gに、乳糖 120g及びステアリン
酸カルシウム40gを加え、均一に混合した後、硬質カプ
セルに1個当たり 320mgを充填してカプセル入りの健
康食品を調製した。この健康食品は、1カプセル当たり
クランベリー果汁由来固形分を約 134mg及びプロアン
トシアニジンを約53mg含有する。これを、例えば尿路
感染防止用や、抗潰瘍を始めとする各種の健康保持機能
などの効果を目的に服用する場合には、例えば成人1
人、1日当たり、2〜8カプセルの服用が適当である。
【0042】実施例5〔クランベリー果汁成分とプロア
ントシアニジンを含有する果汁粉末組成物を含有させた
健康食品(錠剤タイプ)の調製〕 実施例1に記載したと同様にして、クランベリー果汁由
来固形分を50%(プロアントシアニジンを20%)含有す
る本発明の果汁粉末組成物を取得した。この果汁粉末組
成物 380gに、乳糖 365g、馬鈴薯デンプン 150g、結
晶セルロース60gを混合した後、ヒドロキシプロピルセ
ルロース30gを含んだ10%エタノール溶液を適量加えて
練合、造粒し、これを径 0.8mmのスクリーンを通して
押し出して顆粒を調製した。これを乾燥した後、ステア
リン酸マグネシウム 15gを加えて圧縮成形して、300m
g/1錠の錠剤状の健康食品を調製した。この健康食品
は、1錠当たりクランベリー果汁由来固形分を約57mg
及びプロアントシアニジンを約 22mg含有するので、
例えばこれを、成人一人、1日当たり、4〜18錠服用す
ることにより、尿路感染防止や抗潰瘍を始めとする各種
の健康保持機能などの効果が期待できる。
【0043】実施例6〔リンゴ果汁成分とプロアントシ
アニジンを含有する果汁粉末組成物を含有させた健康食
品(錠剤タイプ)の調製〕 実施例2に記載したと同様にして、リンゴ果汁由来固形
分を50%(プロアントシアニジンを20%)含有する本発
明の果汁粉末組成物を取得した。この果汁粉末組成物 3
50gに、炭酸カルシウム 410g、乳糖 140g、結晶セル
ロース60gを混合した後、ヒドロキシプロピルセルロー
ス30gを含んだ10%エタノール溶液を適量加えて練合、
造粒し、これを径 0.8mmのスクリーンを通して押し出
して顆粒を調製した。これを乾燥した後、ステアリン酸
カルシウム 10gを加えて圧縮成形して、300mg/1錠
の錠剤状の健康食品を調製した。この健康食品は、1錠
当たりリンゴ果汁由来固形分を約52.5mg及びプロアン
トシアニジンを約 21mg含有するので、例えばこれ
を、成人一人、1日当たり、3〜19錠服用することによ
り、抗潰瘍を始めとする各種の健康保持機能などの効果
が期待できる。
【0044】実施例7〔リンゴ果汁成分とプロアントシ
アニジンを含有する果汁粉末組成物を含有させた健康食
品(顆粒タイプ)の調製〕 実施例2に記載したと同様にして、リンゴ果汁由来固形
分を50%(プロアントシアニジンを20%)含有する本発
明の果汁粉末組成物を取得した。この果汁粉末組成物 5
00gに、デキストリン 500gを加え、均一に混合した
後、流動造粒法によりこれを造粒し、顆粒状の本発明の
健康食品を調製した。この健康食品は、1g当たりリン
ゴ果汁由来固形分を約 250mg及びプロアントシアニジ
ンを約 100mg含有する。これを、成人一人、1日当た
り、0.5〜4g服用することにより、抗潰瘍を始めとする
各種の健康保持機能などの効果が期待できる。
【0045】
【発明の効果】本発明の方法によれば、果汁由来固形分
を高い比率で含有する果汁粉末組成物を、容易に製造す
ることができる。また、本発明の果汁粉末組成物は、従
来使用されている賦形剤の代わりにプロアントシアニジ
ン含有物を使用しているので、果汁自身に由来する成分
が持つ機能の他に、プロアントシアニジンに起因する、
例えば抗酸化活性、抗変異原性活性、抗潰瘍活性、便排
泄物の消臭効果、糖尿病性合併症の予防などの機能も有
している。このように本発明の果汁粉末組成物は、従来
の果汁粉末組成物には期待できない各種の健康保持など
の機能が付与されている。したがって、この果汁粉末組
成物を有効成分として含有させれば、果汁自身に由来す
る成分による機能とプロアントシアニジンによる前記の
各種機能とを兼備した健康食品、又は食品素材とするこ
とができるので、産業上極めて有用である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果汁を粉末化する方法において、果汁と
    プロアントシアニジン含有物とを混合した後、この混合
    液を粉末化することを特徴とする、果汁粉末組成物の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 果汁粉末組成物中の果汁由来固形分が3
    0%〜70%(重量%)である、請求項1記載の果汁粉
    末組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】 果汁が、クランベリー果汁か又はりんご
    果汁である、請求項1又は2のいずれかに記載の果汁粉
    末組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 プロアントシアニジン含有物が、ブドウ
    種子抽出物である、請求項1、2又は3のいずれかに記
    載の果汁粉末組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 果汁とプロアントシアニジン含有物との
    混合液を粉末化して得られる、果汁由来固形分とプロア
    ントシアニジンとを含有してなる、果汁粉末組成物。
  6. 【請求項6】 果汁由来固形分を30%〜70%(重量
    %)とプロアントシアニジンを28〜12%(重量%)
    含有してなる請求項5記載の果汁粉末組成物。
  7. 【請求項7】 果汁が、クランベリー果汁か又はりんご
    果汁である、請求項5又は6のいずれかに記載の果汁粉
    末組成物。
  8. 【請求項8】 果汁とプロアントシアニジン含有物との
    混合液を粉末化して得られる、果汁由来固形分とプロア
    ントシアニジンとを含有する果汁粉末組成物を有効成分
    として含有させてなる、健康食品。
  9. 【請求項9】 果汁粉末組成物が、果汁由来固形分を3
    0%〜70%(重量%)及びプロアントシアニジンを2
    8〜12%(重量%)含有する果汁粉末組成物である、
    請求項8記載の健康食品。
  10. 【請求項10】 果汁が、クランベリー果汁か又はりん
    ご果汁である、請求項8又は9のいずれかに記載の健康
    食品。
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