JP2001274853A - 電源線データ伝送方式及びその伝送装置並びにその配電盤装置 - Google Patents

電源線データ伝送方式及びその伝送装置並びにその配電盤装置

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JP2001274853A
JP2001274853A JP2000085820A JP2000085820A JP2001274853A JP 2001274853 A JP2001274853 A JP 2001274853A JP 2000085820 A JP2000085820 A JP 2000085820A JP 2000085820 A JP2000085820 A JP 2000085820A JP 2001274853 A JP2001274853 A JP 2001274853A
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源線を用いたデータ伝送を可能にすること。 【解決手段】電源線を用いたデータ伝送方式である。端
末装置160と電源線140間に伝送装置200を設け
る。伝送装置200は、送信時には端末装置160から
のデジタル値に対応した所定周波数の搬送波を送信す
る。この時、分岐された電源線140には周波数トラッ
プがあるので、上記搬送波周波数を掃引して送出する。
又、受信時には掃引してその所定搬送波周波数を検波す
る。搬送波が掃引されて送受信されるので、その一部に
周波数トラップがあっても搬送波は確実に伝送される。
即ち、確実にデータ伝送が行われる。又、配電盤装置1
50には、高周波信号を遮断するローパスフィルタ12
0と各電源線140間に高周波信号を通過させるハイパ
スフィルタ130を設ける。これにより、電源線を利用
した独立したネットワークが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源線を用いた伝
送方式及びその伝送装置並びにその配電盤装置に関す
る。特に、電源線の特性インピ−ダンス変化に左右され
ず、確実にデータ通信を可能とする電源線伝送方式に関
する。又、それを実現する伝送装置と配電盤装置に関す
る。本発明は電源線を伝送路としたLANに適用でき
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、市中及び各家庭又は各事業所
には電源線が配設されている。そして各事業所等ではコ
ンピュータ化が進展し、近年ではこの電源線を用いた安
価なLANが提案されている。しかしながら、電源線に
は送信周波数と分岐数及びその分岐線路長に関連する周
波数トラップがあり、安定した通信がなされるものでは
なかった。周波数トラップとは、特定周波数において伝
送損失が大きくなる特性を意味する。周波数トラップを
説明する。例えば、図9に示すように、電源線ACに2
つの端末装置10、11を接続し、その中間に5mの分
岐線12がある場合を想定する。この時、分岐線12の
他方端は開放とする。この構成で端末装置10から高周
波信号を送出すると、端末装置11では図10に示す周
波数特性が得られる。周波数10MHz、30MHz、50
MHz等が周波数トラップである。これは、分岐線12の
開放端で反射が起こり、その反射波によって端末装置1
0から端末装置11への高周波信号が減衰せられるから
である。この周波数特性は、一般に次式で表せられる。
n がトラップ周波数である。
【数1】 fn =(c×k/4L)×(2n−1) ・・・・(1) ここに、c:光速度 k:伝送路による波長短縮率 L:分岐線長 n:整数 である。
【0003】そこで、電源線を用いる場合は、分岐線で
の反射を抑えるためその終端に終端抵抗を挿入する方法
が考えられている。即ち、図11(a)、(b)に示す
様に、分岐線12の終端にコンデンサC、コイルL、抵
抗Rからなる終端抵抗を付加する方法である。これによ
り、図12に示すような周波数特性に改善される。又、
他にはスペクトラム拡散による方法も考えられる。スペ
クトラム拡散通信方式は、同一のデータを分散した複数
の搬送波で伝送する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源線
には様々な電気機器が接続される。そして、それにより
電源線の特性インピーダンスが変化せられる。従って、
上記終点抵抗では高周波信号の周波数トラップは完全に
は改善されるものではない。又、電気機器の接続によっ
てはトラップ周波数が変化し、使用する周波数によって
はその周波数がトラップされ、データが伝送されない場
合があった。又、上記スペクトラム拡散通信方式は、そ
れぞれの端末装置に疑似雑音符合発生器、スペクトラム
拡散器、逆スペクトラム拡散器を備えねば成らず、安価
で利便性に優れた伝送方式とはならなかった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、データの送受信に
おいて、搬送波を掃引することにより電源線の周波数ト
ラップを回避し、電源線を用いたデータ通信を可能とす
る事である。又、それにより市中内、家庭内又は事業所
内に安価なLANを構築することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
課題を解決するために、請求項1に記載の電源線データ
伝送方式は、ネットワークシステムにおける伝送方式で
あって、ベースバンド信号に基づいて搬送波を変復調
し、中央装置と端末装置又は端末装置間でデータを伝送
する伝送方式であって、電源線を伝送路とし、送信時に
は、送信するデジタル値と搬送波の周波数を対応させ、
ディジタル値の1変調単位について所定周波数帯域幅に
分散した周波数成分を有するように各搬送波を前記ベー
スバンド信号に基づいて変調し、受信時には、所定周波
数帯域幅単位で変調信号を復調して、デジタル値を確定
することを特徴とする。
【0007】上記ネットワークシステムは、電源線が配
設された例えば、市中の一エリア、例えば低電圧電源線
が配設されているエリア、各家庭、各事業所等の小エリ
アにおけるネットワークシステムである。尚、柱上降圧
トランスの1次巻線と2次巻線との間で変調信号(高周
波信号)だけを通過させるハイパスフィルタを設けた
り、この柱上降圧トランスがデータ信号である変調信号
を伝送できるならば、低電圧電源線の敷設領域だけでは
なく、高圧電源線の敷設領域にも本発明の伝送方式を拡
張することが可能である。逆に領域を低電圧電源線の敷
設領域に限るのであれば、データ信号である変調信号を
通過させないようにローパスフィルタを設ければ良い。
電源線に接続された中央装置又は端末装置は、送信時に
は、送出すべきデジタル値と送出する搬送波の周波数を
対応させる。そして、そのデジタルに応じた各搬送波
を、例えばベースバンドデータ信号のクロックに基づい
て変調して電源線に送出する。この時、1変調単位につ
いて所定周波数帯域幅に周波数が分散するように変調さ
せる。この分散の意味は、例えば、ディジタル値の0
を、周波数f1に対応させたとして、f1±Δの周波数
帯域に周波数が分散するように変調することを意味す
る。この分散は、一定の振幅で分散させるのが望ましい
が、各周波数成分の強度は必ずしも一定でなくとも、強
度は周波数に関してある分布関数で分布していても良
い。又、ディジタル値0に対応するタイムスロットにお
いて、その期間、f1±Δの幅で分散した周波数が時間
的に変動しない場合も、その期間で時間的に周波数スペ
クトルが変化する場合であっても良い。後者の場合の特
別な例は、請求項2のように、周波数を掃引させること
である。前者の例は、周波数幅Δの一定強度の連続スペ
クトル分布を有する信号で、搬送波f1を振幅変調する
ような場合である。勿論、所定の幅で周波数が常時、一
定に分散するような変調方式であれば振幅変調に限ら
ず、周波数変調、位相変調でも可能である。ディジタル
値0について以上の変調が行われるが、ディジタル値1
については、同様に、搬送波f2を用いて、f2±Δの
幅に周波数が分布するように変調する。帯域f1±Δと
帯域f2±Δは重ならないことが必要である。尚、上記
の説明では、周波数f1、f2を帯域の中心周波数とし
て説明しているが、f1、f2は帯域の端であっても良
く、帯域の任意の位置に存在していても良い。尚、各周
波数帯域幅の全てにおいて信号が検出されない場合を、
上記のディジタル値0又は1のうちの1つの値に対応さ
せても良い。
【0008】さらに、1変調単位について、所定周波数
帯域幅で周波数成分が分散するとは、次のことを意味す
る。例えば、2ビット単位で変調すると、4値をとるの
で、この4値に対応して、それぞれ、異なる周波数f
1、f2、f3、f4を対応させて、上記のようにf1
±Δ、f2±Δ、f3±Δ、f4±Δの帯域幅に分散す
るように変調を行うことを意味する。3ビット単位であ
れば、8値をとるので、f1〜f8の異なる周波数を対
応させて、f1±Δの帯域〜f8±Δの帯域の周波数分
布を得るような変調を意味する。さらに、f1±Δを2
0 の桁、f2±Δを21 の桁、fn±Δを2n-1 の桁と
する並列2進数データの伝送と対応させることも可能で
ある。例えば、4ビット並列伝送であれば、「101
0」の並列データは、23 の桁の「1」に対応させてf
4±Δ帯域の変調信号を生成し、21 の桁の「1」に対
応させてf2±Δ帯域の変調信号を生成し、22 の桁の
「0」と20 の桁の「0」は、f3±Δ帯域の変調信号
とf1±Δ帯域の変調信号とを生成させないとうい方式
であっても良い。
【0009】受信時には、その変調信号を上記の周波数
帯域を単位としてクロックに同期して復調する。即ち、
最も簡単な対応としては、各タイムスロット毎に、各周
波数帯域のいずれかの周波数成分が検出されば、その周
波数帯域に対応したディジタル値を生成することで復調
を行う。例えば、1ビット単位での変調であれば、ある
タイムスロットでf1±Δの帯域内の何れかの周波数成
分が検出されば、ディジタル値0を生成し、f2±Δの
帯域内の何れかの周波数成分が検出されば、ディジタル
値1を生成する。この場合には直列伝送であるので、同
一タイムスロットで2つの帯域で同時に周波数成分が検
出されることはありえないが、この場合には、一方が雑
音となり、振幅の大きい方を信号として抽出する。逆に
並列伝送方式であれば、同一タイムスロットで、2つ以
上の異なる周波数帯域において、信号が検出されること
は当然にあり得る。
【0010】上記方式は、例えば各部屋に既設の電源線
や市中の敷設されている低電圧電源線、高電圧電源線等
の電源線を用いることができる。よって、新たに伝送路
を配設する必要がない。又、電源線には後述する高周波
トラップがあるが、例えば、上記の所定周波数帯域幅を
このトラップ幅よりも広くなるように設定すれば、トラ
ップが存在しても、その帯域内で一部の周波数成分が除
去されても、データの復調は可能となる。
【0011】又、請求項2に記載の電源線データ伝送方
式によれば、変調信号は、送信時には各搬送波の周波数
が各所定帯域で掃引されて送出され、受信時にはその各
所定帯域が掃引されて各搬送波が復調され、その各周波
数帯域に対応したデジタル値が確定されることを特徴と
する。即ち、所定帯域幅に分散した周波数成分の分布を
時間変化で得るようにしたことを特徴としている。電源
線には、伝送される信号の周波数と分岐数、分岐経路長
等に関係する特性インピ−ダンスによる減衰特性(周波
数トラップ)がある。それは、分岐線での反射に起因す
る減衰である。本発明によれば、送信時には各搬送波の
周波数を所定帯域で掃引して送出している。掃引してい
るので、上記所定帯域が全てが周波数トラップされるこ
とはない。即ち、確実にデータを送信できる。
【0012】又、受信時にはその所定帯域を掃引して各
搬送波を復調する。従って、確実にデータを受信でき
る。そして、その周波数帯域から、その帯域に対応した
デジタル値を確定する。よって、電源線の特性インピ−
ダンスに係わらず、確実にデータ通信を行わせる伝送方
式となる。又、電源線には、様々な電気・電子機器が接
続され、その特性インピ−ダンスも時事刻々変化する。
本発明によれば、各所定帯域を掃引して送受信している
ので、それらの変化を受けることはない。即ち、一部が
トラップされても所定帯域の全てがトラップされること
はない。即ち、確実にデータの送受信が可能となる。よ
って、特性インピ−ダンスとその変化にも左右されない
電源線データ伝送方式となる。
【0013】又、請求項3に記載の電源線データ伝送方
式によれば、デジタル値は、デジタル値に対応する各搬
送波が変調されて周波数多重で前記電源線に送出される
ことを特徴とする。周波数多重はデジタル値のパラレル
伝送を意味する。例えば、各整数値を各搬送波に対応さ
せ、その各搬送波を一度に伝送すれば、各整数値が一度
に伝送される。よって、より効率良くデータを伝送する
電源線データ伝送方式となる。
【0014】又、請求項4に記載の電源線データ伝送方
式によれば、デジタル値は、その各桁が各搬送波に対応
し、その各桁の1又は0は、各周波数帯域幅内における
信号の有無に対応することを特徴する。各搬送波は、デ
ジタル値の各桁に対応せられる。このような並列(パラ
レル)伝送により伝送効率を向上させることができる。
例えば、8種類の搬送波で0〜255のデジタル値が伝
送できる。即ち、デジタル値がさらに効率的に伝送され
る。
【0015】又、請求項5に記載の電源線データ伝送方
式の伝送装置は、請求項1乃至請求項4に記載の電源線
データ伝送方式に用いられる伝送装置であって、送信時
に端末装置から送出されたデジタル値を複数の搬送波に
対応させて電源線に送出する変調部と、受信時に電源線
から複数の搬送波を受信してデジタル値に変換して端末
装置に送出する復調部とを備えたことを特徴とする。送
信時には、変調部が端末装置から送出されたデジタル値
を受信し、それに対応する複数の搬送波を電源線に送出
する。受信時には、復調部が電源線から複数の搬送波を
受信し、そしてその搬送波に対応したデジタル値を端末
装置に送出する。これにより、請求項1乃至請求項4に
記載の伝送方式が実現される。
【0016】請求項6に記載の電源線データ伝送方式の
配電盤装置は請求項1乃至請求項4に記載の電源線デー
タ伝送方式に用いられる配電盤装置であって、主電力線
をオン・オフさせる主遮断器とその主遮断器から下流に
並列に延出された複数の電源線をオン・オフさせる複数
の副遮断器からなる配電盤装置であって、その副遮断器
から下流に延出された電源線間に接続され、変調信号の
みを通過させる複数のハイパスフィルタと、そのハイパ
スフィルタから市中の電力線に至る経路に少なくとも1
つ以上挿入され、その変調信号の市中の電力線への漏溢
を阻止するローパスフィルタとを備えたことを特徴とす
る。
【0017】中央装置又は端末装置から送出される変調
信号(データ信号)は高周波信号である。よって、ロー
パスフィルタを上記経路に少なくとも1つ以上挿入すれ
ば、端末装置から送出されたデータ信号は上流の電力線
に漏洩することはない。よって、電力線に接続された他
のネットワークシステムと干渉することがない。又、電
源線に接続されたハイパスフィルタは、上記中央装置又
は端末装置からのデータ信号を相互に通過させる。即
ち、異なる電源線が高周波的接続され確実にネットワー
ク化される。これにより、異なる電源線に接続された例
えば中央装置と端末装置間で、及び端末装置間でデータ
通信が可能と成る。即ち、LANが形成される。
【0018】又、請求項7に記載の発明は、電源線を市
中に敷設されている電源線及び家屋内の電源線とし、こ
れらの電源線を用いてデータを伝送することを特徴とす
る。この方式によれば、家庭内又は事業所内だけに限ら
ず、データ伝送の可能な領域を市中にまで拡大すること
ができる。尚、市中に敷設されている電源線は、一般的
には、1つの柱上降圧トランスで電力が供給される低電
圧電源線が対象となるが、柱上降圧トランスの1次巻線
と2次巻線との間にハイパスフィルタを設けてデータ信
号である変調信号を通過させれば、高圧電源線も低圧電
源線に加えてデータの伝送路になり得る。さらに、柱上
降圧トランスが1次巻線と2次巻線との間で、変調信号
を通過させることができるのであれば、ハイパスフィル
タは特に必要ではない。逆に、伝送領域を限定するので
あれば、ローパスフィルタを設けて、変調信号を遮断す
るようにすれば良い。
【0019】又、電源線は市中に敷設されている電源線
であり、家屋の引き込み端において、変調信号を通過さ
せ電源電力を遮断するハイパスフィルタを設け、このハ
イパスフィルタを介してデータを変調/復調するデータ
伝送装置を接続したことを特徴とする。この方式では、
家庭、事業所等の家屋の中は、電源線ではなく、データ
伝送のための線路が用いられる。このような複合電源線
伝送路方式を構築することができる。尚、上記記載にお
いて変調信号とデータ信号は同一意味である。データが
変調信号で伝送される意味において同一である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例
に限定されるものではない。 (第1実施例)図1に本発明の電源線データ伝送方式を
用いたシステム構成図を示す。本実施例のシステムは、
需要家入り口に設けられた配電盤装置150、この配電
盤装置150から複数に延出された電源線140、その
電源線140に接続された伝送装置200及び端末装置
160から構成される。
【0021】配電盤装置150は、主電力線105をオ
ン・オフさせる主遮断器100と複数の電源線140を
オン・オフさせる副遮断器110、その副遮断器110
から下流に延出された電源線140間に接続され、端末
装置160からの変調信号(高周波信号)を通過させる
ハイパスフィルタ(以下、HPF)130、副遮断器1
10の直下に設けられたローパスフィルタ(以下、LP
F)120から構成される。尚、本実施例では、簡単の
ためデータの送受信は同時には行わない、即ち、半二重
伝送方式とする。
【0022】端末装置160から送信されたベースバン
ド信号は、伝送装置200に入力される。伝送装置20
0は、例えばツイストペア線等のデータ線211と電源
線140との接続装置である。この伝送装置200は、
後述するようにベースバンド信号に応じて所定の搬送波
を変復調して、高周波データ信号を送受信する装置であ
る。伝送装置200から電源線140に送出された変調
信号はHPF130を通過し、他系統の電源線140に
接続された端末装置160に伝送される。これにより、
電源線140を用いたデータ通信が可能となる。この
時、変調信号は副遮断器110に向かうが、図のように
LPF120が配設されているので、その変調信号はそ
れより上流に向かうことはない。即ち、データ信号が上
流の電力線に漏洩することはない。即ち、副遮断器11
0より下流の電源線140間のみでネットワーク化され
る。特に、例えば端末装置160の1つを中央装置と
し、データの衝突等を管理すれば容易にLANが形成で
きる。
【0023】図2に伝送装置200を示す。図は、構成
ブロック図である。伝送装置200は、電源線140へ
のデータ送信する変調部と、電源線140からのデータ
受信する復調部から構成される。データ送信する変調部
は、端末装置160に対してデータの入出力をする入出
力インターフェース210、ベースバンド信号より周波
数の高い三角波を発生させる発振装置212、その三角
波とベースバンド信号を乗算させる乗算器214、乗算
された信号により所定の帯域で高周波信号を発生させる
VCO215、電源線140に対するデータ信号の入出
力を行う分配器220から構成される。
【0024】又、データ受信する復調部は、分配器22
0から入力された所定周波数帯域の高周波信号をそれぞ
れ分別するバンドパスフィルタ(以下、BPF)31
1、312、それらを通過した変調信号(高周波信号)
を検波する検波器321、322、検波された信号から
低周波信号を取り出すLPF331、332、それらを
通過した信号をベースバンド信号にするコンパレータ3
10から構成される。尚、上記VCO215は図示しな
いスイッチ装置を有し、データ受信時には入出力インタ
ーフェース210の指令により遮断され、分配器220
から逆流する信号の影響は受けないものとする。
【0025】次に、信号の流れに従って、伝送装置20
0の機能を具体的に説明する。データ線211より伝送
装置200に入力されたベースバンド信号は、先ず入出
力インターフェース210に入力される。入出力インタ
ーフェース210は、例えば符号化処理等の波形処理を
するインターフェースである。ここでは、簡単のため、
特別な符合化処理をせず、単に波形整形を行う簡単な入
出力インターフェースとする。これにより、論理1が高
レベルに、論理0が低レベルに対応せられて、その信号
が出力経路205に出力される。
【0026】出力経路205に出力されたベースバンド
信号は、乗算器214によって発振器212から出力さ
れた三角波と乗算される。その結果、図3の信号波形が
得られる。そして、この乗算結果がVCO215に入力
される。VCO215は、電圧コントロール型発振器で
あり図3に示す電圧波形に従って高周波信号を発信させ
る。その周波数スペクトルを図4に示す。三角波によっ
て、電圧が△V幅に掃引されるので、VCO215から
出力される信号の周波数は△f幅だけ掃引されて出力さ
れる。即ち、周波数f1 、f2 を中心とする2つの帯域
で高周波信号が電源線140に送出される。ここでは、
3MHzと9MHzを中心周波数として帯域4MHzで送出さ
れる。この時、2つの帯域において高周波信号はデータ
に応じた変調信号と見ることができる。即ち、部分的に
見れば高周波信号であるが、信号全体を見れば変調信号
である。ここでは、高周波信号と変調信号は同一意味で
ある。
【0027】しかしながら、電源線140には、上述し
た様に周波数トラップが存在する。従って、上記所定帯
域の高周波信号が周波数トラップされた場合は、そのス
ペクトルは図5に示すようにその一部が欠損せられる。
従って、例えば論理0、1は中心周波数f1 、f2 の所
定帯域A,Bで、一部が図5の様に欠損して分配器22
0から電源線140に送出される。以上が、データ送信
時の動作である。
【0028】次に、データ受信時の動作を説明する。例
えば、ある端末装置160から論理値0、1、即ち上記
所定帯域A,Bの高周波信号が順次送出された場合を想
定する。電源線140に送出された上記所定帯域の高周
波信号は、分配器220から経路206に入力される。
そして、BPF311、312によってそれぞれの帯域
が抽出され、検波器321、322によって検波され
る。検波器321、322で各帯域を掃引してその振幅
強度を出力すれば、図5の包絡線a,bが得られる。そ
して、検波器321、322からの低周波成分がLPF
331、332によって取りだされ、コンパレータ31
0に送出される。
【0029】即ち、論理値0に対応する所定帯域Aは、
BPF311、検波器321、LPF331を経由し、
論理値1に対応する所定帯域Bは、BPF312、検波
器322、LPF332を経由しコンパレータ310に
至る。この例においては、最初に所定帯域A、次いで所
定帯域Bの高周波信号が処理される。コンパレータ31
0は所定帯域Aの信号レベルが所定帯域Bの信号レベル
よりも高い間は低レベルを出力し、逆に、所定帯域Bの
信号レベルが所定帯域Aの信号レベルよりも高い間は高
レベルを出力する。その結果、コンパレータ310から
は、図6に示すベースバンド信号が出力される。このベ
ースバンド信号は、入出力インターフェー210によっ
て波形整形され、端末装置160に送出される。このよ
うにして、データ信号は受信される。従って、本発明に
よる伝送装置、配電盤装置を用いれば、屋内の電源線を
利用した伝送システムが容易に実現できる。
【0030】(第2実施例)第1実施例では、データは
2つの搬送波でシリアルで伝送されたが、周波数多重で
パラレルで伝送してもよい。図7に周波数多重で伝送す
る場合の伝送装置400を示す。図は、構成ブロック図
である。尚、図中、第1実施例と同等の要素には、同等
の記号が記してある。又、他の構成は第1実施例と同等
である。
【0031】本実施例の特徴は、伝送装置400が8ビ
ット入出力の入出力インターフェース410、その8ビ
ットに対応し8区分の所定周波数帯域に周波数分布した
信号を出力する変調信号発生器412、それらの信号を
重畳させる重畳器414、8区分の周波数帯域幅の信号
を弁別するBPF群411、各周波数帯域幅内の信号を
検波する検波器群421、検波器群421の出力から低
周波信号を取り出すLPF群431、そしてそれらの低
周波信号から各搬送波の有無を判断する並列接続された
コンパレータ群440を備えたことである。尚、各ビッ
トの「1」の信号の変調は図5のデータ1に対応するよ
うに三角波で変調される。そして、第1実施例と同様に
してこの変調信号により対応する周波数fの搬送波を周
波数変調して出力する。よって、各ビットの「1」の信
号に対応して、図4の示す所定周波数帯域幅で周波数分
布した信号が得られる。尚、各ビットの「0」は、本実
施例の場合には、変調信号を出力させない状態と対応さ
せる。よって、コンパレータ群440の非反転入力端子
には検波器群421の出力する各低周波信号が入力し、
反転入力端子は図5に示す包絡線a又はbの有無が判定
できる基準電圧が入力されている。これにより、図5に
示すような包絡線a又はb(低周波信号)が検出された
桁の出力が高レベルとなる。
【0032】簡単に動作を説明すると、送信時には入出
力インターフェース410は、シリアル伝送で受けたベ
ースバンド信号をパラレルデータに変換し、例えばデー
タバス405に出力する。パラレルデータは変調信号発
生器412に入力され、その変調信号発生器412は各
ビットに対応した搬送波fn (n=1〜8)を周波数変
調して、周波数幅を有する変調信号を得る。例えば、ビ
ットが論理値1ならば対応する搬送波を周波数変調さ
せ、論理値が0ならば搬送波を変調させず出力もしな
い。そして、これらの変調された搬送波群が重畳器41
4によって重畳されて電源線140に送出される。
【0033】受信時には、重畳された変調された搬送波
を分配器220から取り入れて、BPF群411によっ
て各搬送波を抽出し、検波器群421で検波する。そし
て、LPF群431で低周波信号を取り出し、コンパレ
ータ440で各搬送波の有無を判定する。これにより、
送出されたデータが得られる。最後に、そのデータをパ
ラレルで入出力インターフェース410に送出する。デ
ータの送受信はこのように周波数多重で行ってもよい。
周波数多重で行えば、より速くデータを伝送することが
できる。
【0034】(変形例)以上、本発明を表わす一実施例
を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。例え
ば、第1実施例ではベースバンド信号に三角波を載せて
VCO215を駆動したが、三角波に限定するものでは
ない。△Vの振幅を有してなめらかに連続的に変化する
波形であれば、何れの波形でもよい。
【0035】又、第1実施例では中心周波数f1 、f2
の搬送波を用い、端末装置間での通信を説明したが、1
つの端末装置160を中央装置とし、その中央装置を介
してデータ通信をしてもよい。この構成にすれば、送受
信の周波数帯域をずらせることができる。例えば、中央
装置への送信を中心周波数f1 、f2 で、受信を中心周
波数f1 +f0 、f2 +f0 で行うことができる。この
様な方式にすれば、同時双方向通信が可能となる。尚、
この場合は分配器220は分波器とすることが望まし
い。
【0036】又、上記実施例ではLPF120は、副遮
断器110の直下に設けたが、副遮断器110と主遮断
器100間に設けてもよい。又、主遮断器100の上流
に設けてもよい。要は、端末装置160からの高周波信
号が外部の電力線に漏洩させない位置であればよい。こ
れにより、他のLANに影響を及ぼすことがない。又、
他のLANからの影響を受けることがない。
【0037】又、第1実施例の入出力インターフェース
では、符号化方式を単純なNRZとして説明したが、他
の符号化方式を採用してもよい。例えば、複流RZ、バ
イポーラ方式、AMI方式等を採用し、それによる各電
圧値を上記搬送波の周波数に対応させてもよい。又、図
1の配電盤装置150において、LPF120を設けな
いならば、変調信号を家屋の外に伝送させることも可能
となる。この場合には、家屋の外の電源線を介して、他
の家屋の端末装置に対してデータ通信を行うことも可能
となる。
【0038】又、図8に示すように、市中には、高圧電
源線602と、この高圧電源線602の高電圧を降圧す
る柱上降圧トランス603、この柱上降圧トランス60
3により降圧された低圧電源電力を送電する低圧電源線
601が配設されている。各家庭X1、X2には、この
低圧電源線601が引き込まれている。電源電力はLP
F604を介して家庭内に給電し、低圧電源線601を
HPF605を介してデータを伝送する伝送装置200
と接続しても良い。この場合には、データ線606はデ
ータ信号の伝送にのみ使用される。この構成の電源線を
用いたデータ伝送方式においては、家庭X1の端末装置
と家庭X2の端末装置との間で、市中に敷設されている
低圧電源線601を介したデータ伝送が可能となる。さ
らに、柱状降圧トランス603がデータ信号を通過させ
ることができるならば、高圧電源線602もデータ伝送
のための伝送路に用いて、データ伝送の領域を拡大する
ことができる。逆に、1つの柱状降圧トランスの支配す
る低圧電源線だけにデータ伝送領域を制限するのであれ
ば、柱状降圧トランスの2次巻線側にローパスフィルタ
を設けてデータ信号を遮断し、商用周波数の電源電力だ
け通過させるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる電源線データ伝送
方式を用いたシステム構成図。
【図2】本発明の第1実施例に係わる伝送装置の構成ブ
ロック図。
【図3】本発明の第1実施例に係わるベースバンド信号
と三角波の合成波形図。
【図4】本発明の第1実施例に係わる掃引された搬送波
の説明図。
【図5】本発明の第1実施例に係わる周波数トラップを
受けた搬送波の説明図。
【図6】本発明の第1実施例に係わる伝送装置の出力波
形の1例を示す説明図。
【図7】本発明の第2実施例に係わる伝送装置の構成ブ
ロック図。
【図8】本発明の他の電源線データ伝送方式を示した構
成図。
【図9】従来の電源線データ伝送方式を用いるシステム
構成図。
【図10】電源線の周波数トラップ特性図。
【図11】電源線データ伝送方式に用いる終端抵抗の回
路図。
【図12】負荷変動がない場合の終端抵抗効果を示す特
性図。
【符号の説明】
100 主遮断器 105 電力線 110 副遮断器 120 ローパスフィルタ 130 ハイパスフィルタ 140 電源線 150 配電盤装置 200 伝送装置 160 端末装置 211 データ線 210,410 入出力インターフェース 212 発振器 214 乗算器 215 VCO 220 分配器 310 コンパレータ 311,312 BPF 321,322 検波器 331,332 LPF 412 変調信号発生器 440 コンパレータ 601 低圧電源線 602 高圧電源線 603 柱上高圧トランス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークシステムにおける伝送方式で
    あって、ベースバンド信号に基づいて搬送波を変復調
    し、中央装置と端末装置又は端末装置間でデータを伝送
    する伝送方式において、 電源線を伝送路とし、 送信時には、送信するデジタル値と搬送波の周波数を対
    応させ、ディジタル値の1変調単位について所定周波数
    帯域幅に分散した周波数成分を有するように各搬送波を
    前記ベースバンド信号に基づいて変調し、 受信時には、前記所定周波数帯域幅単位で変調信号を復
    調して、前記デジタル値を確定することを特徴とする電
    源線データ伝送方式。
  2. 【請求項2】前記変調信号は、送信時には前記各搬送波
    の周波数が各所定帯域で掃引されて送出され、受信時に
    は前記各所定帯域が掃引されて前記各搬送波が復調され
    て、その各周波数帯域に対応した前記デジタル値が確定
    されることを特徴とする請求項1に記載の電源線データ
    伝送方式。
  3. 【請求項3】前記デジタル値は、各搬送波が変調されて
    周波数多重で前記電源線に送出されることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の電源線データ伝送方式。
  4. 【請求項4】前記デジタル値は、その各桁が前記各搬送
    波に対応し、前記各桁の1又は0は前記各所定周波数帯
    域幅内の信号の有無に対応することを特徴する請求項1
    乃至請求項3の何れか1項に記載の電源線データ伝送方
    式。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載
    の電源線データ伝送方式に用いられる伝送装置であっ
    て、 送信時に前記端末装置から送出されたデジタル値を複数
    の搬送波に対応させて前記電源線に送出する変調部と、 受信時に前記電源線から複数の前記搬送波を受信して、
    対応する前記デジタル値に変換して前記端末装置に送出
    する復調部とを有することを特徴とする電源線データ伝
    送方式の伝送装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載
    の電源線データ伝送方式に用いられる配電盤装置であっ
    て、主電力線をオン・オフさせる主遮断器と前記主遮断
    器から並列に延出された複数の前記電源線をオン・オフ
    させる複数の副遮断器からなる配電盤装置において、 前記複数の副遮断器から下流に延出された前記複数の電
    源線間に接続され、前記変調信号のみを通過させる複数
    のハイパスフィルタと、 前記ハイパスフィルタから市中の電力線に至る経路に少
    なくとも1つ以上挿入され、前記変調信号の前記市中の
    電力線への漏溢を阻止するローパスフィルタとを備えた
    ことを特徴とする電源線データ伝送方式の配電盤装置。
  7. 【請求項7】前記電源線は市中に敷設されている電源線
    及び家屋内の電源線であり、これらの電源線を用いてデ
    ータを伝送することを特徴とする請求項1乃至請求項4
    の何れか1項に記載の電源線データ伝送方式。
  8. 【請求項8】前記電源線は市中に敷設されている電源線
    であり、家屋の引き込み端において、前記変調信号を通
    過させ電源電力を遮断するハイパスフィルタを設け、こ
    のハイパスフィルタを介してデータを変調/復調するデ
    ータ伝送装置を接続したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れか1項に記載の電源線データ伝送方式。
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