JP3583300B2 - 同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式 - Google Patents

同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式 Download PDF

Info

Publication number
JP3583300B2
JP3583300B2 JP28228198A JP28228198A JP3583300B2 JP 3583300 B2 JP3583300 B2 JP 3583300B2 JP 28228198 A JP28228198 A JP 28228198A JP 28228198 A JP28228198 A JP 28228198A JP 3583300 B2 JP3583300 B2 JP 3583300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
coaxial cable
management device
collision
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28228198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000115227A (ja
Inventor
雅司 岩井
Original Assignee
シンクレイヤ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シンクレイヤ株式会社 filed Critical シンクレイヤ株式会社
Priority to JP28228198A priority Critical patent/JP3583300B2/ja
Publication of JP2000115227A publication Critical patent/JP2000115227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3583300B2 publication Critical patent/JP3583300B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は端末装置間で双方向にデ−タ通信を行うネットワークシステムに関し、特に、高周波的に分岐された同軸ケーブルを用いて、広範囲にデータ伝送を可能とするローカルエリアネットワークの伝送方式に関する。
本発明は、市中から各家庭あるいは各事業所に配備されたCATVあるいはTVの同軸ケーブルを用いて、各端末間で高速通信を可能とするローカルエリアネットワークシステムに適用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、所定のエリア内で複数の端末器を伝送線に接続し、データをシリアルに送受信するシステムがある。それは、ローカルエリアネットワーク(以下、LANという)と呼ばれ、データの衝突を監視するトランシーバ、データの分配器であるハブ、データを送受信する各端末器から構成され、トランシーバ間は同軸ケーブルで、トランシーバとハブ、ハブと各端末器はツイストペア線によって接続されている。その代表としてIEEE802に準拠したイーサネットがよく知られている。
【0003】
その伝送方式は、0、1のデジタルデータを伝送線に送出するベースバンド方式であり、伝送媒体によって10BASE5,10BASE2,10BASE−T等に分けられる。その伝送速度は10Mbps である。
また、この場合のアクセス制御方式は、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection:搬送波検知多重アクセス/衝突検出)と同様な方式である。即ち、同軸ケーブル上のデータの有無によりデータの衝突の有無を確認の後、衝突しない場合にのみ送信先のアドレスと送信元のアドレスを付けてデータを送信する方式である。
【0004】
具体的には、例えば図10に示すネットワークシステムがある。幹線である同軸ケーブル300には複数のトランシーバ200、220が取り付けられ、その下位には、ツイストペア線を介してハブ100、ハブ120が接続されている。
トランシーバ200、220は、データの中継を行うと共に同軸ケーブル300上のデータの衝突を監視する。その監視方法は、データの送出に先立ち直流電流201を同軸ケーブル300の終端抵抗に送出し、それによる電圧降下値に応じて衝突を判断する方法である。コンパレータ202で検出される電圧降下値が所定の2倍になれば、衝突と判断する。
さらにこのハブ120の下位には複数の分岐線を介して端末器であるコンピュ−タ装置101、121が接続されている。この分岐線は2対のツイストペア線である。
また場合によっては、コンピュ−タ装置に代えてハブ110を取り付けて、その下位にさらにコンピュータ装置が追加される。
【0005】
例えば、コンピュ−タ装置101からコンピュ−タ装置121にデータを送信する場合、先ずコンピュ−タ装置101はデータに送信先のアドレスと送信元のアドレスを付けてハブにアクセスする。ハブ100はそれをトランシーバ200に伝え、トランシーバ200はそれに応じて終端抵抗に直流電流を流して、データの衝突を監視する。衝突がなければ、その直流電流とハブ100からの送信データを重畳させて同軸ケーブル上に送出する。送出されたデータはトランシーバ220とハブ120あるいはハブ110を介して全てのコンピュ−タ装置に送信される。コンピュ−タ装置121は、アドレスが合致するためそのデータを受信する。このようにして、全てのコンピュ−タ装置間でデータの送受信が行われる。
【0006】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、従来のハブとツイストペア線を用いたLANでは、上述のように伝送方式に、0、1のデジタルデータが直接送出されるベースバンド方式がとられる。そして、その規格である10BASE5では、その幹線長は高々500mであり、場合によっては必要なエリアを全てカバーできるものではない。
また、ハブに接続されるツイストペア線の長さも高々100m止まりである。さらに、このハブに接続される端末数にも制約がある。従って、必ずしも広範囲に自由度の高いLANが構築されるものではなかった。
【0007】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、従来システムの端末数およびその配置の自由度に関する問題は、上記ツイストペア線を使用した伝送方式にあることに着目し、分岐線に従来のツイストぺア線に代えて同軸ケーブルを採用し、新たな伝送方式を付加することによって、広範なエリアで自由度の高いローカルエリアネットワークシステムを形成することである。
また、他の目的は、同軸ケーブルによる樹枝路状ネットワークを実現可能とすることで、多様の端末装置の配置にも対応できるようにすることである。
さらに、他の目的は、すでに市中あるいは各事業所/各家庭に配備されているCATVあるいはTVの同軸ケーブル線を利用し、TV機能を保持しつつ各事業所/各家庭の端末間でデータの授受ができるLANに適用し、その使用コストを下げることである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式では、高周波的に分岐された同軸ケーブルとその同軸ケーブルに接続された複数の端末装置によってネットワークが構成される。そして、イーサネット仕様のデータにより変調された高周波搬送波が、周波数が多重化されて、そのネットワークに送出される。ネットワークに接続された複数の端末装置は、その多重化された周波数を用いてデータ通信を行なう。
同軸ケーブルはツイストペア線より長距離の伝送を可能とする。よって広範囲なネットワークが実現できる。
また、同軸ケーブルは、シールド構造となっており、外部の電磁波からの影響を受けにくい。
さらに、このネットワークは、例えばトランス結合で高周波的に分岐され構築されている。よって、分岐点での反射がない。これにより、高品質なデータ伝送が保証され、確実なデータ通信が可能となる。
【0009】
また、ネットワークを形成する同軸ケーブルに分配器あるいは分岐器が接続され、端末装置が階層的に構築されている。
データ伝送に関して、同軸ケーブルで分岐可能にしているので、樹枝路状ネットワークの構築が容易にできる。この分配器あるいは分岐器は必要に応じて任意に取り付け端末を増やすことができる。例えば、信号ロスを−30dBまで許す場合、その数は1000端末も可能である。
従って、自由度の高いローカルエリアネットワークを実現する伝送方式となる。
【0010】
また、そのネットワークに各端末装置から出力されるデータの衝突を各端末装置から出力される衝突判定交流信号により管理する少なくとも1つの管理装置を備えている。
これにより、各端末からのデータ信号の衝突が回避される。従って、確実なデータ伝送方式となる。
また、そのネットワークには、テレビジョン信号とデータ信号が多重化されている。
これにより、データ信号のみならずテレビジョン信号も受信できる。よって、利便性の高い伝送方式となる。
また、そのテレビジョン信号はCATV伝送路あるいはTV伝送路を介して供給されている。
これにより、すでに配備されたCATV伝送路あるいはTV伝送路を利用して、安価なLANを形成することができる。また、CATV受信あるいはTV受信にはなんら影響を与えることはない。
従って、広範囲なデータ通信を可能とするとともに安価で利便性の高い伝送方式となる。
また、そのテレビジョン信号は管理装置に入力され、その管理装置を介して端末装置またはTV装置に分配されている。
これにより、管理装置に接続された端末装置によってLANが形成されるとともに、管理装置に接続されたTV装置によってTV信号が受信できる。さらに、管理装置をツリー構造に接続することにより、さらに端末装置あるいはTV装置の数を増やすこともできる。よって、さらに利便性の高い伝送方式となる。
【0011】
更に、その管理装置は分配器を有し、他の管理装置がその分配器に接続されることにより複数の管理装置がツリー構造に構築されている。管理装置は、その管理装置に直接接続された各端末装置間の衝突を検知する。
従って、最も短経路すなわち最短時間でデータの衝突を検出できる。よって、衝突検出を最も効率よく検出する伝送方式となる。
【0012】
請求項2に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式は、請求項1に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式に適用され、端末装置は管理装置に直接接続されている。
従って、分配器あるいは分岐器を省略できる。よって、省電力、低コストな伝送方式となる。
【0013】
請求項3に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式は、請求項1又は請求項2の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式に適用され、搬送波の振幅、周波数、位相の何れか1つが変調されて通信が行われる。
搬送波の周波数を任意に選べることから、複数チャネルを介してのデータ通信が可能となる。従って、伝送効率の良い方式となる。
また、振幅変調された信号は、例えば整流回路とローパスフィルタ回路で簡単に復調することができる。よって低コストな伝送方式となる。
また、周波数変調あるいは位相変調された信号は、外乱ノイズによる影響を受けにくい。よって、精度の高い高品質な伝送方式が可能となる。
【0014】
請求項4に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式は、請求項1乃至請求項3の何れか1つの同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式に適用され、そのデータ通信は、所定のチャネルの空き時間を利用して行われる。
これにより、所定のチャネルを無駄なく有効に使用することができる。
よって、コスト効率のよい伝送方式となる。
【0015】
請求項5に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式は、請求項1乃至請求項4の何れか1つの同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式に適用され、そのデータ通信は、同一チャネルで双方向通信が行なわれている。
同一チャネルで双方向通信をする伝送方式は、他のチャネルを使用しないため、チャネル使用効率がよい。従って、広範囲でさらにコスト効率のよい安価な通信を可能とする伝送方式となる。
【0016】
請求項6に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式は、請求項1乃至請求項5に記載の何れか1つの同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式であって、そのネットワーク内に、一方向の通信と他方向の通信とを別チャネルに周波数変換する管理装置を備えている。
これにより送信チャネルと受信チャネルを分離することができ、同時に送受信が可能な全二重の伝送方式となる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
(第1実施例)
図1は本発明の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式の概略構成図である。
本発明の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式は、管理装置10、分岐器20、端末装置30、入出力装置であるコンピュータ装置40から構成され、端末装置30とコンピュータ装置40間以外は全て同軸ケーブルによってツリー構造に接続されている。
尚、端末装置30とコンピュータ装置40はツイストペア線によって接続されている。また、分岐器20はトランス結合された方向性結合器であり、交流信号は上流から下流へ分岐され、直流電流は伝達されない。逆に各端末装置30からの交流信号は、その上流側にのみ出力される。
【0021】
また、管理装置10は、端末装置30からの同時送信衝突を管理するため、内部に衝突検出部15を備えている。そして、後述する衝突認識時には衝突信号Fcをネットワークを介して全ての端末装置30に送出する。
また、端末装置30はデータの送信時には伝送路の使用状況を例えば、他キャリアあるいは他データの有無によって判断する。他キャリアあるいは他データがあれば送信は行わない。
【0022】
他キャリアあるいは他データ信号が存在しない場合は、データ信号を送出するのであるが、他端末装置30からほぼ同時に送信する場合がある。そのため、端末装置30はそれぞれ内部に衝突判定交流信号発生部35を備えている。
データ信号の送出に先立ち、同時送信衝突を管理装置10に認識させるため、衝突判定交流信号発生器35から衝突判定交流信号Fsを送出する。各端末装置30は、衝突判定交流信号Fsを送出後、所定の時間、衝突信号Fcが検出されなければ伝送路が空き状態であると判断しデータを送信する。
逆に、衝突信号Fcが管理装置10から送信されれば伝送路は使用中であると判断し、データ送信を行わない。このように、データ送信時には2段階で送信衝突を検知し、データ送信を行っているので、確実にデータの送信衝突が回避される。
以下、端末装置30および管理装置10の構造を示し、本発明の伝送方式を詳細に説明する。
【0023】
図2に端末装置30の構成を示す。端末装置30は、イーサネットインターフェース31、イーサネット仕様のデータ信号で搬送波を変調する変調部32、変調された信号からデータを取り出す復調部33、管理装置10から送信衝突の可能性を受け取る衝突信号検出部34、管理装置10にその送信衝突を検出させるため、高周波信号を送出する衝突判定交流信号発生部35およびそれらの高周波信号を入出力させる入出力バッファ装置36、管理装置10から送出されるパイロット信号を抽出するためのパイロット信号BPF(バンドパスフィルタ)38およびそのパイロット信号と基準信号に基づいて入出力バッファ装置36をフィードバック制御する差動増幅器37から構成される。
【0024】
この入出力バッファ装置36は、例えば電圧制御型減衰器からなり、伝送による減衰量が一定になるよう補正する役割をする。その補正量は、管理装置10からパイロット信号Fpを各端末装置30に送り、そのレベルを測定すれば、各伝送路の減衰量、即ち各補正量が求まる。
具体的には、管理装置10から送出され、パイロット信号BPF38を通過したパイロット信号Fpの信号レベルと各端末装置30の有する基準信号のレベルを差動増幅器37によって比較し、その差が常に零になるように入出力バッファ装置36の減衰量を制御する。即ち、(伝送路による減衰量)+(入出力バッファ装置36による減衰量)が常に一定となるように制御する。
これにより、逆に各端末装置30から送出されるデータ信号Fuおよび衝突判定交流信号Fsの信号レベルは上流の管理装置10上では常に一定に保たれる。これにより、精度のよいデータ通信および衝突検出が保証される。
尚、基準信号は上述の衝突判定交流信号発生部35から発せられる衝突判定交流信号の電圧レベルVsに比例した信号であり、基準信号レベルはAを比例定数としてVr=A×Vsで表せられる。
このようにして、精度の高い伝送および衝突判定を可能とするのも本発明の同軸ケーブルを用いた伝送方式の特徴の1つである。
【0025】
また、データ通信に使用される変調には、振幅変調,周波数変調,位相変調の何れか1つが使用されるが、本実施例では振幅変調が使用される。また、その伝送方式は、ブロードバンド方式と呼ばれ、例えば上りデータには5M〜112MHZ帯が下りデータには150MHZ〜450MHZ帯が割り当てられており、双方向通信となっている。
【0026】
コンピュータ装置40から入力されたデータ信号は所定の通信形式(10BASE−T)でツイストペア線に送出される。ツイストペア線に送出されたデジタル信号はイーサネットインターフェース31を介し、変調部32に送信される。変調部32では、例えば上り搬送波Fu(60MHZ)がこのデジタル信号に基づいて、振幅変調され、入出力バッファ装置36を介して同軸ケーブルに送出される。
【0027】
また、上述のように、それに先立ち管理装置10にデータ送信を知らせるため、所定の衝突判定交流信号Fsを衝突判定交流信号発生部35から送信する。管理装置10は、この衝突判定交流信号Fsの重なりから衝突の有無を検知する。 この時、衝突判定交流信号Fsの信号レベルは上述のように正確に制御されているので、所定のレベル、例えば1波の1.5倍のレベルを閾値とし、その閾値を越える重畳波信号を検知した場合、衝突と判定され、各端末装置30に衝突信号Fcが送出される。
この衝突信号Fcは各端末装置30の衝突信号検出部34で検出される。各端末装置30は、この信号が検出されるとデータ信号を送出しない。従って、上りデータの衝突が回避される。このように各端末装置30からの送信は、そのチャネルの空き時間を利用して行われる。
【0028】
一方、管理装置10から周波数Fdの搬送波によって送信されたデータ信号は、周波数が異なるため、衝突することがなく常時復調部33によってデータ信号が復調され、ツイストぺア線を介してコンピュータ装置40に送信される。このように、搬送波の周波数が多重化されているので、同時に効率よく送受信が可能である。
以上が、本発明による同軸ケーブルを用いた伝送方式に適用される端末装置の動作である。
【0029】
次に、管理装置10の構成を図3に示す。管理装置10は、イーサネット・インターフェース11、イーサネット仕様で下り搬送波Fdを変調する変調部12、上り変調波信号Fuからデータを取り出す復調部13、各端末装置30から所定の衝突判定交流信号Fsを抽出するBPF14、抽出された衝突判定交流信号Fsから衝突を判定する衝突検出部15、衝突を知らせるために所定の衝突信号を発生する衝突信号発生部16、高周波信号の入出力を分配するための高周波信号分配器17、端末装置30にパイロット信号Fpを送出するためのパイロット信号発生器15aおよび直接複数のコンピュータ装置40を接続させるための分配器であるハブ18から構成されている。
【0030】
高周波信号分配器17には、各端末装置30からデータ信号Fuに先だって衝突判定交流信号Fsが入力される。BPF14によって衝突判定交流信号Fsが抽出され、衝突検出部15に送出される。例えばその周波数は26MHZである。
複数の端末装置30から同時に送信された場合は、衝突検出部15でその重複が検出される必要がある。そのため、各端末装置30は衝突判定のための所定の高周波信号を送出する時に、位相あるいは周波数を推移させる。
これにより、他の端末装置30が既にこの高周波信号を送出している場合には、2つの端末装置からの信号波形のピークとピークが重なるタイミングがある。そのピーク値をホールドし、所定の閾値、例えば1波の時の1.5倍の信号レベルを閾値とし、それと比較すれば衝突有無を判定することができる。
特に、上述のように衝突判定交流信号Fsの信号レベルは正確に制御されているので、正確にその衝突が判定される。
【0031】
送信衝突がない場合、高周波信号分配器17に入力されたデータ信号は、復調部13でデジタルデータ信号に復調され、イーサネット・インターフェース11に取り込まれる。取り込まれたデジタルデータ信号は、再び変調部12によって周波数Fdの変調信号に変換され、他の高周波信号分配器17を介して各端末装置30に送出される。この時、周波数Fuと周波数Fdの変調波が混在するが、周波数スペクトルが分離されて設計されているため、衝突することなく通信される。
また、一部は復調器13、イーサネット・インターフェース11を介して例えば10BASE−T方式に信号変換され、ハブ18を介して他のコンピュータ装置40に直接送出される。
【0032】
一方、送信衝突が判定されると、衝突検出部15は、衝突信号発生部16にトリガをかけ、例えば30MHZの衝突信号Fcを発生させる。この衝突は、高周波信号分配器17およびイーサネット・インターフェース11を介して全ての端末装置30に送出される。
衝突判定交流信号Fsを送出した端末装置30が、所定時間内にこの衝突信号を検出した場合には、送信権が付与されなかったことになり、データは送信せず、一定時間の待機の後、同様な手順により伝送路のアクセスを行う。既に、データを送信している端末は、データ自体の衝突が起こっている訳ではないために、データの送信は継続して実行することが可能である。
【0033】
また、図3に示すように衝突検出装置10に接続されたハブ18からツイストペア線を介して直接データ入力され、送信される場合もある。この時は、イーサネット・インターフェース11のRS端子がアクティブになる。衝突検出装置10からの直接データ送信と各端末装置からのデータ送信との送信衝突は、このアクティブ信号を用いることにより判定される。
【0034】
例えば、何れかの端末装置30から衝突判定信号Fsが入力されると、衝突検出部15には、図示はしないが、’H’になる論理回路が備えられている。この論理回路の出力と先のRS端子のアクティブ信号との論理積をAND回路によってとれば、両者の送信衝突が判定される。即ち、AND回路の出力が’H’になれば衝突と判定される。
【0035】
このように、管理装置10と端末装置30は高周波的に分岐された同軸ケーブルを用いて、連携して送信衝突を検出している。よって、高周波的に分岐されたツリー構造のシステムであっても、上述の様な伝送方式をとれば送信データを衝突させることはない。
従って、従来より極めて広範囲に確実なデータ通信を可能とする優れた伝送方式となる。また、上りデータと下りデータに異なる周波数の搬送波Fu,Fdを用いているので、送受信が同時に可能である。従って、効率のよい伝送方式となる。又、伝送路をツリー状に形成できることから、伝送路の増設及び延長が極めて簡単となり、端末装置の多様な配置に対しても簡単に対応することができる。
【0036】
(第2実施例)
図4に本発明の同軸ケーブルを用いた伝送方式の第2実施例を示す。図は、構成図である。本実施例は、管理装置50の下位に新たに管理装置50を順次付加している。これにより管理装置50をツリー状に構築し、結果的にコンピュータ装置40の接続数を増加させている。すなわちツイストペア線を用いた分配であるハブに相当する装置を同軸ケーブルで実現したものである。尚、第1実施例と同じ機能を有する装置には、同じ番号が付されている。
【0037】
図5に管理装置50の構成図を示す。管理装置50は、第1実施例の管理装置10を利用して形成される。管理装置50は、その上流側においてデータ信号である変調信号(RF信号)を入出力させるのが特徴である。そのため管理装置10のハブ18に図5に示すA1ブロック回路51と高周波分配器56を付加することにより、それを達成している。
このA1ブロック回路51は、第1実施例で用いたA1ブロック回路39(図2)と同等であり、ベースバンドのイーサネット仕様のデータ信号を高周波信号に変調すると共に逆に高周波信号を復調してイーサネット仕様のデータ信号に復調する回路である。そして、管理装置50はハブ18をA1ブロック回路と図3のB1ブロック回路19とで挟んで接続された構造となっている。これにより、管理装置50では高周波のデータ信号が双方向に下流側には分散、上流側には統合せられて伝送され、また衝突信号Fcは下流側に衝突判定交流信号Fsは上流側に伝送される。よって、同軸ケーブルを用いたハブとなる。
【0038】
管理装置50の動作を詳細に説明すれば、次のようになる。高周波信号分配器56から入力された下り変調信号はA1ブロック回路51で一旦10BASE−T形式の信号に変換された後、ハブ18、イーサネット・インターフェース11、変調部12を経て再び変調信号として複数の高周波信号分配器17から出力される。この時、搬送波周波数はFdである。このように下り高周波信号はツリー状の同軸ケーブルを分岐して伝送することが可能となる。
また、逆に、何れかの高周波信号分配器17から入力された上り搬送波周波数Fuのデータ信号は、逆の経路を経て高周波信号分配器56から送出される。 この時、上り信号は管理装置50で一部分岐され、変調周波数が変換されて、再び高周波信号分配器17から他の端末に送出されるのは、第1実施例と同じである。さらに、上り変調信号はイーサネットインタフェース11で一旦復調されて、ハブ18を介して、A1ブロック回路51に送出され、A1ブロック回路51で再変調して上り変調信号として、上流側に伝送される。
【0039】
このように形成された管理装置50はツリー状に接続され、それぞれの下位には複数の端末装置30およびコンピュータ装置40が接続される。各管理装置50はその管理装置が支配している端末装置30間の衝突を検知するので、最短時間でそれを制御することになる。従って、効率のよい衝突検出方法となる。
また、各管理装置50は複数の端末装置30およびコンピュ−タ装置を備えることができる。よって、必要に応じてコンピュータ装置40の接続数を増やすことができる。
また第1実施例と同様に分岐器20を挿入することによって、コンピュ−タ装置の接続数を最適に調整することもできる。従って、端末数の大小にかかわらずアクセス制御の効率が高く、設計自由度の高いLANが構築できる伝送方式となる。
【0040】
(第3実施例)
図6に本発明の同軸ケーブルを用いた伝送方式の第3実施例を示す。図は構成図である。本実施例は、同軸ケーブルを用いて各家庭あるいはオフィスに配備された既存のCATV網を利用し、ローカルエリアネットワークを実現するものである。尚、ここではCATV網を使用するが、局方向に情報通信をしないならばこれに代えて屋内に配備された通常のTV網を使用することもできる。
CATV伝送に使用される周波数は2つの帯域に分離されている。1つは10〜55MHZの局方向への上り帯域であり、1つは70〜770MHZの端末装置側への下り帯域である。上り帯域は主にデータ情報通信に、下り帯域は映像信号等のテレビジョン信号(以下、TV信号という)に使用されている。尚、55MHZ〜70MHZは上り帯域と下り帯域を分離するためのガードバンドである。本実施例は、これらの帯域とTV信号を利用して実現せられる。
【0041】
本実施例は、CATV同軸ケーブル60からTV信号を取り込む管理装置70、TV信号を分岐する分岐器20、端末装置30、コンピュータ装置40そしてTV装置80から構成されるシステムに適用される。
管理装置70は、TV信号を中継するために、第2実施例の管理装置50にTV信号を増幅し下位の端末に送出する増幅器が付加されたことが特徴である。従って、データ信号の変調方式および送受信方式並びに衝突検出方式は管理装置50と同等である。
CATV局から送出されたTV信号は、光ファイバによって光電変換器61まで送信され、その後はCATV同軸ケーブルで配信される。管理装置70はTV信号を取り込み、分岐器20を介してTV装置80にTV信号を配信する。
これにより第1実施例および第2実施例のLAN機能に加え、TV受信することができる伝送方式となる。
【0042】
図7に管理装置70の概略構成図を示す。管理装置70は、TV信号、高周波データ信号Fu,Fd、衝突判定交流信号Fsおよび衝突信号Fcを入出力させる高周波信号分配器71,74、多重化された高周波信号からテレビジョン信号を抽出するBPF72、TV信号を増幅させる増幅器73、第1実施例で用いた10BASE−T方式のイーサネット使用のデータ信号を所定の高周波信号に変調し同軸ケーブル上に送出するA1ブロック回路75、それに加えデータ信号の衝突を検知する機能を備えたB1ブロック回路76、そして10BASE−T方式の分配器であるハブ77から構成されている。
尚、 A1ブロック回路75と第1実施例のA1ブロック回路39(図2)およびB1ブロック回路76とB1ブロック回路19(図3)はそれぞれ同等である。
【0043】
CATV局から送出されたTV信号は、上述のように光ファイバによって光電変換器61まで送信され、その後はCATV同軸ケーブルで配信される。管理装置70は高周波信号分配器71によってこのCATV同軸ケーブルと接続されている。
高周波信号分配器71に入力されたTV信号はBPF72によってTV信号のみ取り出され、増幅器73、高周波信号分配器74を経て各TV装置80に送信される。これにより通常の小エリアにおけるCATV網が保たれる。
【0044】
一方、このCATV網は同軸ケーブルで構成されるので、第1実施例および第2実施例で使用した分岐器20、端末装置30、コンピュータ装置40を接続することができる。
さらに、上記管理装置70との通信帯域をCATV信号のガードバンドや未使用帯域、例えば60MHZ帯、770MHZ帯に設定するとCATVシステムに何ら影響を与えることなく独立した小規模LANが形成される。
従って、新たにLAN用のケーブルを配備する必要がない。よって、コストのかからない利便性の高い小規模LANが実現できる。
【0045】
さらに、図8に示すようにCATV同軸ケーブル60上の光電変換器61に同様の管理装置70cを備えれば、この同軸ケーブル上にLAN1,LAN2を構築し、双方向通信することもできる。
LAN1のコンピュータ装置40aから入力されたデータは、端末装置30にて例えば60MHZの変調波によって搬送され、分岐器20、管理装置70aを経てCATV同軸ケーブル上に送出される。
管理装置70cは管理装置70aから送出された衝突判定交流信号Fsから衝突の有無を検出し、その結果を同軸ケーブル60上に送出する。送信衝突が検出されない場合は、管理装置70aからデータが送信され、CATVシステムに何ら影響を与えることなく隣接したLAN2中を伝播し、例えばコンピュータ装置40bに受信される。このような中規模LANが実現できる。
【0046】
また、この時の伝送方式は、上述のように上り帯域にガードバンドを下り帯域に770MHZ以上を使用するブロードバンド方式でもよいし、1チャンネルを時分割で使用するキャリアバンド方式でもよい。
また、この実施例で使用する周波数帯域は未使用帯域のみならずCATVシステムに支障がない帯域であれば、上り信号、下り信号に任意の周波数帯を当てることもできる。さらに、TV信号の空きチャネルなども使用することができる。
尚、上記実施例ではTV信号としてCATVのTV信号を管理装置70に入力したが、放送波、マイクロ波、光空間伝送など他の媒体からのTV信号を入力してもよい。
また、特に管理装置70に入力せず、分岐器20を介して直接同軸ケーブル網に入力してもよい。
【0047】
(変形例)
以上、本発明を表わす1実施例を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。
第1実施例では、データの送受信を同時に行うため、上りデータ、下りデータに異なる周波数の搬送波を用いたが、これを同一の周波数の搬送波(チャネル)としてもよい。この場合には、上流側の管理装置10等で折り返して下り信号とする方式と、伝送路の分岐器、分配器を双方向性とすることで、上りの高周波データ信号をこれらの分岐器、分配器で上り方向及び下り方向に伝送させることも可能である。この後者の場合には、伝送路が短くなるので、伝送速度が向上すると共に、管理装置10内の変調部12が省略できるので、安価な管理装置となる。
さらに、これは同一チャネルで空き時間を利用して通信を行う方式である。よって、負担の少ない小規模のLANに適用できる。
【0048】
また、第1実施例ではデータ通信の変調方式に振幅変調を用いたが、周波数変調あるいは位相変調を用いてもよい。周波数変調方式あるいは位相変調方式は、振幅変調に比べ外乱ノイズを受けにくい特徴がある。従って、さらに精度のよい高品質な伝送方式となる。
なお、ツイストペア線に接続される装置はハブ、コンピュータ装置に限らず、ブリッジ、ルータ等であっても良い。
【0049】
また、第1実施例では、衝突判定交流信号Fsは各端末装置30ごとに僅かに周波数や位相を変化させている。これは、各衝突判定交流信号発生部35内に例えば電圧制御型水晶発振子VCOを用いて三角波を与え、発生する衝突判定交流信号Fsの周波数あるいは位相を推移させている。これに代え、安定度10 - 5程度の水晶発振子を用いることで、位相を自然的に推移させることで、干渉ピークを短周期で発生させるようにしても良い。又、各端末装置30毎に周波数を僅かにずらせたものとしても良い。これによって、振幅が1つの衝突判定交流信号の2倍になる位相が存在する。
【0050】
また、第2実施例ではハブ18を2つのB1ブロック回路19、51を挟んで構成し、同軸ケーブルに対するハブを形成することでその衝突検出効率を上げたが、図9に示すように、スイッチングハブ91をA1ブロック回路39と複数のB1ブロック回路19で挟むように構成し、ツリー状LANを形成してもよい。
同じ階層に複数の端末装置30を接続することができるので、LANの応答を早くすることができる。
【0051】
その他様々な変形例が考えられるが、同軸ケーブルが高周波的に分岐され、端末装置がツリー状、スター状に構築されたたネットワークにおいて、衝突判定に交流信号を用い、高周波搬送波をイーサネット仕様のデータにより変調して周波数多重化して端末装置間でデータ通信を行うデータ伝送方式であればその類を問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式の構成図。
【図2】第1実施例に係わる端末装置のブロック回路図。
【図3】第1実施例に係わる管理装置のブロック回路図。
【図4】本発明の第2実施例に係わる同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式の構成図。
【図5】第2実施例に係わる管理装置のブロック回路図。
【図6】本発明の第3実施例に係わる同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式の構成図。
【図7】第3実施例に係わる管理装置のブロック回路図。
【図8】本発明の第3実施例の変形例を示す同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式の構成図。
【図9】本発明の第2実施例の変形例を示す同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式の構成図。
【図10】従来の同軸ケーブルを用いた伝送方式の構成図。
【符号の説明】
10 管理装置
11 イーサネット・インターフェース
12 変調部
13 復調部
14、72 バンドパスフィルタ
15 衝突検出部
16 衝突信号発生部
17 高周波信号分配器
18,77 ハブ
20 分岐器
30 端末装置
40 コンピュータ装置
50 管理装置
56 高周波信号分配器
60 CATV同軸ケーブル
61 光電変換器
70 管理装置
70a、70b 管理装置
70c 管理装置
73 増幅器
71,74 高周波信号分配器

Claims (6)

  1. 高周波的に分岐される同軸ケーブルを用いたネットワークであって、
    前記ネットワークにはテレビジョン信号とデータ信号が周波数多重化されており、
    前記ネットワークは前記各端末装置から出力されるデータの衝突を前記各端末装置から出力される衝突判定交流信号により管理する少なくとも1つの管理装置を有し、
    前記管理装置はCATV伝送路あるいはTV伝送路に接続され、
    前記テレビジョン信号は該CATV伝送路あるいは該TV伝送路から入力され、
    前記テレビジョン信号は前記管理装置に入力され、該管理装置に接続されている前記端末装置またはTV装置に分配され、
    前記ネットワークは分配器あるいは分岐器を用いて前記端末装置が階層的に構築されており、
    高周波搬送波をイーサネット仕様のデータにより変調して、前記ネットワークに周波数多重により送出し、前記ネットワークに接続された端末装置間でデータ通信を行い、
    前記管理装置は分配器を有し、他の管理装置が該分配器に接続されることにより複数の前記管理装置がツリー構造に構築されることを特徴とする同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式。
  2. 前記端末装置は、前記管理装置に直接接続されること特徴とする請求項1に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式。
  3. 前記変調は振幅変調、周波数変調、位相変調の何れか1つであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式。
  4. 前記データ通信は、そのデータ通信をするためのチャネルにおける空き時間を利用した多重方式によって行われることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式。
  5. 前記ネットワークにおける前記データ通信は、同一チャネルで双方向通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式。
  6. 前記ネットワークにおいて、一方向の通信と他の方向の通信とが別のチャネルとなるように前記管理装置で周波数変換されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式。
JP28228198A 1998-10-05 1998-10-05 同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式 Expired - Fee Related JP3583300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28228198A JP3583300B2 (ja) 1998-10-05 1998-10-05 同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28228198A JP3583300B2 (ja) 1998-10-05 1998-10-05 同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000115227A JP2000115227A (ja) 2000-04-21
JP3583300B2 true JP3583300B2 (ja) 2004-11-04

Family

ID=17650397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28228198A Expired - Fee Related JP3583300B2 (ja) 1998-10-05 1998-10-05 同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3583300B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5055481B2 (ja) * 2005-06-13 2012-10-24 株式会社メガチップス ネットワーク型録画システム
WO2008086671A1 (fr) * 2007-01-15 2008-07-24 Hangzhou H3C Technologies Co., Ltd. Procédé et appareil d'adaptation pour transmission de signal ethernet
KR101286648B1 (ko) 2009-12-21 2013-07-16 한국전자통신연구원 동축 케이블 기반의 댁내 방송통신 융합 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000115227A (ja) 2000-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6493335B1 (en) Method and system for providing low-cost high-speed data services
US5745836A (en) Undesirable energy suppression system in a contention based communication network
US8295301B2 (en) Managing coexistence among signaling protocols on a shared medium
EP0113230B1 (en) Data transmission system for a local network
JP3583300B2 (ja) 同軸ケーブルを用いたデータ伝送方式
US20020159512A1 (en) Communication apparatus and communication method
JP4776835B2 (ja) 光ファイバネットワークシステムの伝送方式
US4939510A (en) Broadband communications RF packet collision detection
JP3610475B2 (ja) Lanにおける衝突検出方法および衝突検出装置並びにその端末装置
JP3610478B2 (ja) Lanにおける衝突検出方法およびその端末装置
JPH11122177A (ja) 監視制御信号送信装置及び方法
JP3487770B2 (ja) Lanにおける衝突検出方法および衝突検出装置並びにその端末装置
JP3552987B2 (ja) 電源線データ伝送方式及びその伝送装置並びにその配電盤装置
JP4672212B2 (ja) データ信号とテレビジョン信号の多重伝送方式及びその光ノード装置
JPH08163048A (ja) 光ネットワークおよびアクセスプロトコル
JP3756039B2 (ja) 光ファイバケーブルを用いたネットワークシステム
JP2002353864A (ja) 電力線利用の高速データ伝送方式及びその方式を用いたネットワークシステム
KR100499654B1 (ko) 데이터 전송 방식 및 데이터 전송 장치
US6269106B1 (en) Method to provide information concerning a frequency band, a head-end, a network terminator and a terminal realizing such a method and a communication access network including such a head-end, such a network terminator and such a terminal
JP3717366B2 (ja) Catvネットワークシステム
US6539146B1 (en) Method and architecture for monitoring optical node health using a modulated return laser dithering signal in a broadband network
JPH11234646A (ja) 双方向catvシステムおよびこのシステムで用いられるリピータと、共聴同軸ケーブルシステムおよびこのシステムで用いられるアダプタ
JPS63119330A (ja) レベル調整装置
JPH08307441A (ja) 光信号衝突検出方法およびアクセス制御方式
JPS59167153A (ja) 電源重畳式デ−タ通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040727

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees