JPH0823293A - 電灯線通信インターフェース装置 - Google Patents

電灯線通信インターフェース装置

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JPH0823293A
JPH0823293A JP6179577A JP17957794A JPH0823293A JP H0823293 A JPH0823293 A JP H0823293A JP 6179577 A JP6179577 A JP 6179577A JP 17957794 A JP17957794 A JP 17957794A JP H0823293 A JPH0823293 A JP H0823293A
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signal
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power line
spread spectrum
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JP6179577A
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Tomoo Nakazawa
智雄 中澤
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INTER NIX KK
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電灯線通信方式において、情報を広帯域の周
波数領域まで拡散してコード化するスペクトラム拡散方
式を用いることにより、耐ノイズ性と秘話性を向上させ
ることにある。 【構成】 電灯線通信インターフェース装置は、デジタ
ル情報信号S1 を含む信号Sが入出力する情報処理装置
10と、デジタル情報信号S1 に対応したアナログのス
ペクトラム拡散信号S2 が重畳される商用交流γの伝送
路である電灯線20と間に挿入されている。この電灯線
通信インターフェース装置は、スペクトラム拡散通信方
式に基づく変復調部30Aと結合部30Cとを少なくと
も備えている。上記変復調部30Aは、デジタル情報信
号S1 からアナログのスペクトラム拡散信号S2 への変
調、又はアナログのスペクトラム拡散信号S2 からデジ
タル情報信号S1 への復調を行う。上記結合部30C
は、変復調部30Aと電灯線20との結合を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電灯線通信インターフェ
ース装置、特にスペクトラム拡散通信技術を用いた電灯
線通信方式のインターフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用されている伝送路は、電灯、洗
濯機等に使用される電灯線と、パソコン通信等に使用さ
れる通信線と、エアコンの制御等に使用される制御線と
に大別される。このような伝送路のうち、通信線と制御
線は、情報としての信号を伝送する情報伝送路であり、
電灯線と異なり、使用するごとに設置しなければならな
い。ところが、使用目的に応じて上記通信線や制御線を
設置することは、設置工事をその都度行わなければなら
ないので、手間と時間がかかり、かつ費用も嵩む。そこ
で提案されたのが、電灯線を情報伝送路として使用する
電灯線通信方式である。この電灯線通信方式は、従来の
変調方式、例えばFM変調を用いて、情報信号を伝送す
る方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電灯線通信方式は、FM変調等の変調方式を用いて、
情報信号を伝送していた。ところが、電灯線は、電灯の
他に洗濯機、掃除機、電動機等種々雑多の装置に使用さ
れるので、情報伝送路として考えた場合には、ノイズが
充満している。一方、従来の電灯線通信方式で用いられ
ているFM変調等の変調方式は、一般には、狭帯域の搬
送周波数を使用する、いわば狭帯域通信方式である。従
って、情報信号とノイズとを区別し、情報信号を大き
く、ノイズを小さくすることにより、SN比を高くしよ
うとしている。しかし、従来の変調方式は、一般には、
SN比が低く、耐ノイズ性が低いという課題があった。
また、FM変調等の変調方式は、一般によく知られてい
る変調方式である。従って、送信側と受信側の当事者以
外の第三者にも通信内容が漏れるおそれがあり、秘話性
が十分に保てないという課題があった。本発明の目的
は、電灯線通信方式において、情報を広帯域の周波数領
域まで拡散してコード化するスペクトラム拡散通信方式
を用いることにより、耐ノイズ性と秘話性を向上させる
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の電
灯線通信方式が内包する狭帯域性と周知性に起因した耐
ノイズ性と秘話性の低下という課題に鑑み、パーソナル
コンピュータ、ワークステーション、コントローラ等の
情報処理装置10と、情報信号が重畳される商用交流の
伝送路である電灯線20と間に電灯線通信インターフェ
ース装置を挿入することにより、スペクトラム拡散通信
技術に基づく変復調方式による電灯線通信方式を可能に
して、上記課題を解決せんとするものである。即ち、ス
ペクトラム拡散通信方式は、図5の上図に示す広帯域の
周波数領域F1 (例えば100kHz〜160kHz)
、F2 (例えば160kHz〜300kHz)、F3
(例えば300kHz〜400kHz)を時間軸上で組
み直すことにより、図5の下図に示すように、コード化
を可能にするものである。このスペクトラム拡散通信方
式は、情報を広帯域の周波数領域まで拡散してコード化
するので、ノイズN(図5の上図)と一緒に情報を処理
することができ、耐ノイズ性が向上する。また、情報伝
送に必要なエネルギを低く抑えることができ(図5の上
図)、かつ上述したように、種々のコード化が可能であ
るので(図5の下図)、第三者には分からない状態で情
報を通信することができ、秘話性が向上する。
【0005】
【作用】故に、本発明の構成によれば、図1に示すよう
なデジタル情報信号S1 とアナログのスペクトラム拡散
信号S2 との変復調機能を有すると共に、電灯線20と
の結合機能を有する電灯線通信インターフェース装置3
0を、図3に示すように送信側と受信側に設置すること
により、情報を広帯域の周波数領域まで拡散してコード
化し情報伝送エネルギを低く抑えることができるスペク
トラム拡散通信技術を用いた電灯線通信方式が可能とな
ったので、耐ノイズ性と秘話性が向上するように作用す
るものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例により添付図面を参照
して説明する。図1は本発明の実施例を示す全体図、図
2は本発明の実施例を示す詳細図である。参照符号10
は情報処理装置、20は電灯線、30は電灯線通信イン
ターフェース装置である。
【0007】A.構成 本発明に係る電灯線通信インターフェース装置30は、
図1に示すように、情報処理装置10と電灯線20との
間に挿入されている。上記情報処理装置10は、パーソ
ナルコンピュータ、ワークステーション、コントローラ
等であって、デジタルの情報信号S1 (図4(A)、図
4(F))の他、制御信号C1 、C2 、C3 等から成る
信号Sが入出力する。上記電灯線20は、このデジタル
情報信号S1 に対応したアナログのスペクトラム拡散信
号S2 (図4(C)、図 (E))が重畳される商用交
流γの伝送路である。
【0008】上記電灯線通信インターフェース装置30
は、図1に示す例では、インターフェース・コントロー
ラ部30Dと、変復調部30Aと、第1切換部30E
と、増幅フィルタ部30Bと、第2切換部30Fと、結
合部30Cとから構成されている。
【0009】上記インターフェース・コントローラ部3
0Dは、双方向性の制御部であって、情報処理装置10
の指示により変復調部30A、第1切換部30E、第2
切換部30Fを制御する装置である。上記変復調部30
Aは、情報処理装置10からインターフェース・コント
ローラ部30Dを介して出力されたデジタルの情報信号
1 により所定の搬送波SA12 (図2(A)、図2
(B))を変調し、アナログのスペクトラム拡散信号S
2を出力し、又はアナログのスペクトラム拡散信号S2
を復調してデジタルの情報信号S1 を出力する装置であ
り(図2(C)、図2(D))、変調部30A1と復調
部30A2とから構成されている。
【0010】この変復調部30Aは、スペクトラム拡散
通信技術に基づく変復調方式により動作するものであ
る。スペクトラム拡散通信方式は、既述したように(図
5)、従来のFM変調やAM変調に比べて広帯域の通信
方式であり、例えば、100kHz〜400kHzの極
めて広帯域の周波数を使用するものである。このスペク
トラム拡散通信方式によれば、情報を広帯域の周波数領
域にわたって広く拡散することにより耐ノイズ性を向上
させ、また、多種類のコード化が可能であると共に、情
報伝送エネルギを低く抑えることにより秘話性を向上さ
せることもできる。
【0011】一般に、スペクトラム拡散通信方式は、直
接拡散変調方式と、周波数ホッピング変調方式と、チャ
ープ変調方式の3種類に大別されるが、本実施例では、
このうち回路構成が最も簡単なチャープ変調方式による
電灯線通信方式を例に説明する。このチャープ変調方式
は、デジタルの情報信号S1 が有するパルス周波数に従
って、搬送周波数を所定の広い周波数帯域にわたって掃
引し拡散状態を形成する方式であり、連続掃引波形を有
するアナログのスペクトラム拡散信号S2 を出力するこ
とは、よく知られている(図4(C)、図4(E)、図
5)。
【0012】図2は、本発明に係る電灯線通信インター
フェース装置を構成する変復調部30Aの上記チャープ
変調方式による回路の詳細図である。図2(A)、図2
(B)又は図2(E)は、変調部30A1の回路例であ
り、図2(C)、図2(D)は、復調部30A2の回路
例である。
【0013】図2(A)に示す変調部30A1は、スイ
ッチ30A1aと、電圧制御発振器30A1bと、コー
ド選択部30A1cとから構成されている。
【0014】上記コード選択部30A1cは、チャープ
変調方式に基づいていくつかのコードA〜Nが格納され
ており、インターフェース・コントローラ部30D(図
1)の制御信号C1 によりいずれかを選択し、該当する
アナログのコード信号SA11(例えば鋸波)を出力す
る。
【0015】上記電圧制御発振器30A1bは、コード
選択部30A1cから入力されたコード信号SA11 によ
り、入力電圧に比例した可変周波数を有する搬送波S
A12 (図2(A)、図4(B))を出力する。
【0016】上記スイッチ30A1aは、情報処理装置
10からインターフェース・コントローラ部30Dを介
して送信されて来たデジタル情報信号S1 が“1”の場
合に閉じ、“0”の場合に開く。
【0017】一方、図2(B)に示す変調部30A1
は、スイッチ30A1aと、D/Aコンバータ30A1
dと、コード選択部30A1eとから構成されている。
【0018】上記コード選択部30A1eは、チャープ
変調方式に基づいていくつかのコードA〜Zが格納され
ており、インターフェース・コントローラ部30D(図
1)の制御信号C1 によりいずれかを選択し、該当する
デジタルのコード信号SA13を出力する。
【0019】上記D/Aコンバータ30A1dは、コー
ド選択部30A1eから入力されたデジタルのコード信
号SA13 に対応したアナログ搬送波SA12 を出力する
(図2(B)、図4(B))。
【0020】上記スイッチ30A1aは、情報処理装置
10からインターフェース・コントローラ部30Dを介
して送信されて来たデジタル情報信号S1 が“1”の場
合に閉じ、“0”の場合に開く。
【0021】このような構成を有する図2(B)の変調
部30A1のスイッチ30A1aをなくし、D/Aコン
バータ30A1dとコード選択部30A1eだけで構成
したのが図2(E)に示す変調部30A1であり、コー
ド選択部30A1eにデジタル情報信号S1 と制御信号
1 の双方が入力するようになっている。即ち、図2
(B)のスイッチ30A1aの機能をコード選択部30
A1eに持たせたのが、図2(E)に示す変調部30A
1である。
【0022】上記図2(A)と図2(B)又は図2
(E)の変調部30A1を比較した場合、図2(A)は
回路構成が簡単であり、図2(B)又は図2(E)はコ
ードを多く選択できるというそれぞれの利点がある。
【0023】図2(C)に示す復調部30A2は、複数
個のフィルタ30A2a、30A2b・・・30A2x
と、タイミング判別回路30A2yとから構成されてい
る。
【0024】上記フィルタ30A2a、30A2b・・
・30A2xは、電灯線20を商用交流γに重畳して送
られて来たアナログスペクトラム拡散信号S2 (図4
(E))の周波数帯域F1 、F2 、F3 に属する周波数
(図5)、例えばf1 、f2 、f3 の信号のみを通過さ
せるフィルタである。
【0025】上記タイミング判別回路30A2yは、イ
ンターフェース・コントローラ部30D(図1)の制御
の下(制御信号C2 )、上記フィルタ30A2a、30
A2b・・・30A2xを通過したアナログスペクトラ
ム拡散信号S2 を入力し、周波数が変化した時間、上記
の例でいえば、周波数がf1 からf3 へ変化した時間4
0μS、更に周波数がf3 からf2 へ変化した時間20
μSを検出することにより(図5の下図)所定のコード
Aか否かを判別し、正であれば“1”のデジタル情報信
号S1 を出力し、否であれば“0”のデジタル情報信号
1 を出力する。
【0026】一方、図2(D)に示す復調部30A2
は、デジタル・フィルタ30A2z1とタイミング判別
回路30A2z2により構成されている。
【0027】上記デジタル・フィルタ30A2z1は、
電灯線20を商用交流γに重畳して送られて来たアナロ
グスペクトラム拡散信号S2 (図4(E))をデジタル
変換し、周波数帯域F1 、F2 、F3 に属する周波数
(図5)、例えばf1 、f2 、f3 の信号のみを通過さ
せるフィルタである。
【0028】上記タイミング判別回路30A2z2は、
インターフェース・コントローラ部30D(図1)の制
御の下(制御信号C2 )、デジタルフィルタ30A2z
1を通過した信号を入力し、図2(C)のタイミング判
別回路30A2yと同様に、周波数が変化した時間、上
記の例でいえば、周波数がf1 からf3 へ変化した時間
40μS、更に周波数がf3 からf2 へ変化した時間2
0μSを検出することにより(図5の下図)所定のコー
ドAか否かを判別し、正であれば“1”のデジタル情報
信号S1 を出力し、否であれば“0”のデジタル情報信
号S1 を出力する。
【0029】上記図2(C)と図2(D)の復調部30
A2を比較した場合、図2(C)はフィルタ30A2
a、30A2b・・・30A2xをLCR回路で構成で
きるので回路構成が簡単であり、図2(D)はコードを
より多く判別できるというそれぞれの利点がある。
【0030】また、変調部30A1として図2(A)の
回路を使用した場合には、復調部30A2として図2
(C)の回路を、変調部30A1として図2(B)又は
図2(E)の回路を使用した場合には、復調部30A2
として図2(D)の回路を、それぞれ使用することが好
ましい。
【0031】上記第1切換部30Eは、電灯線通信イン
ターフェース装置30を変調装置として機能させるか、
復調装置として機能させるかの切り換えを行う。この第
1切換部30Eは、インターフェース・コントローラ部
30Dの制御の下(制御信号C3 )、電灯線通信インタ
ーフェース装置30を変調装置として送信側で使用する
場合は(図3)、スイッチ30E1が閉じてスイッチ3
0E2が開き、電灯線通信インターフェース装置30を
復調装置として受信側で使用する場合は(図3)、スイ
ッチ30E2が閉じてスイッチ30E1が開く。
【0032】上記増幅フィルタ部30Bは、アナログの
スペクトラム拡散信号を増幅すると共に、使用される広
帯域の周波数範囲、例えば100kHz〜400kHz
の信号だけを通過させそれ以外の信号を除去する。この
増幅フィルタ部30Bは、増幅器30B1、30B4と
帯域通過フィルタ30B2、30B3とから構成されて
いる。
【0033】特に、本発明に係る電灯線通信インターフ
ェース装置30を長距離通信に使用する場合は(図
3)、アナログのスペクトラム拡散信号S2 が商用交流
γに重畳した重畳交流信号S4 (図3、図4)が電灯線
20を通って行く間に減衰するおそれがある。従って、
このような場合は、増幅フィルタ部30Bを構成する増
幅器30B1、30B4により、アナログのスペクトラ
ム拡散信号S2 を増幅することにより、通信内容を明確
にして情報処理装置10が正確に動作するようにする必
要がある。
【0034】上記第2切換部30Fは、電灯線通信イン
ターフェース装置30が変調装置として機能する場合に
は増幅フィルタ部30Bの増幅器30B1と帯域通過フ
ィルタ30B2が動作するように、電灯線通信インター
フェース装置30が復調装置として機能する場合には増
幅フィルタ部30Bの増幅器30B4と帯域通過フィル
タ30B3が動作するように、それぞれ切り換えを行
う。
【0035】この第2切換部30Fは、インターフェー
ス・コントローラ部30Dの制御の下(制御信号
3 )、電灯線通信インターフェース装置30を変調装
置として送信側で使用する場合は(図3)、スイッチ3
0F1が帯域通過フィルタ30B2側に切り換わると共
にスイッチ30F2がアース側に切り換わり、電灯線通
信インターフェース装置30を復調装置として受信側で
使用する場合は(図3)、スイッチ30F2が帯域通過
フィルタ30B3側に切り換わると共にスイッチ30F
1がアース側に切り換わる。
【0036】上記結合部30Bは、該電灯線通信インタ
ーフェース装置30と電灯線20との結合を掌どり、ト
ランス30C1と、整合用の抵抗30C2及びコンデン
サ30C3とから構成されている。
【0037】B.動作 以下、上記構成を有する電灯線通信インターフェース装
置30の動作を、図2〜図5に基づいて、説明する。
【0038】図3に示すように、本発明に係る電灯線通
信インターフェース装置30を電灯線20を介して、送
信側と受信側に配置し、2つの情報処理装置10、例え
ば、2つのパーソナルコンピュータの間でパソコン通信
を行ものとする。また、図3において、送信側と受信側
の情報処理装置10は、互いにどのようなスペクトラム
拡散通信方式によるコードを使用するかは予め分かって
いる。
【0039】B−1.電灯線通信インターフェース装置
30を構成する変復調部30A(図1)の変調部30A
1としては図2(A)の回路が、復調部30A2として
は図2(C)の回路が、それぞれ使用されている場合。
【0040】先ず、送信側の情報処理装置10からは、
図4(A)に示す“1”、“0”のデジタル情報信号S
1 が、インターフェース・コントローラ部30Dを介し
て、電灯線通信インターフェース装置30の変復調部3
0Aを構成する変調部30A1へ入力する(図2
(A))。
【0041】このとき、変調部30A1のコード選択部
30A1cには、インターフェース・コントローラ部3
0Dから制御信号C1 が入力し、本実施例において選択
されたコード、例えばAに対応する鋸波のコード信号S
A11 が該コード選択部30A1cから電圧制御発振器3
0A1bに入力する(図2(A))。
【0042】これにより、電圧制御発振器30A1b
は、例えば、周波数がf1 からf3 へ変化する時間が4
0μS、更に周波数がf3 からf2 へ変化する時間が2
0μSの間隔を持つ掃引波形を有する(図5下図)周期
100μSのコードAを表す搬送波であるアナログ信号
A12 を出力する(図4(B))
【0043】また、変調部30A1のコード選択部30
A1cは、インターフェース・コントローラ部30Dの
指示により、送信開始に際して周期100μSのコード
Aに14μSの無信号成分を付加し、114μSの送信
開始信号を生成することにより、受信側の電灯線通信イ
ンターフェース装置30に対して送信開始を知らせる。
【0044】変調部30A1のスイッチ30A1aは、
既述したように、デジタルの情報信号S1 が“1”の場
合に閉じ、“0”の場合に開く。従って、最初の100
μSでは、スイッチ30A1aは開いたままであるの
で、アナログのスペクトラム拡散信号S2 も出力されな
い(図2(C))。
【0045】しかし、次の200μSでは、デジタルの
情報信号S1 は“1”であるので、スイッチ30A1a
は閉じてコードAが2つ続く信号A1がアナログのスペ
クトラム拡散信号S2 として出力される(図2
(C))。このようにして、その後の100μSでは、
スイッチ30A1aは開いているので、アナログのスペ
クトラム拡散信号S2 は出力されず、次の100μSで
コードAが1つである信号A2がアナログのスペクトラ
ム拡散信号S2 として出力される(図2(C))。
【0046】このアナログのスペクトラム拡散信号S2
は、インターフェース・コントローラ部30Dの制御信
号C3 によりスイッチ30E1が閉じている第1切換部
30Eを通過し、次段の増幅フィルタ部30Bに入力す
る。
【0047】増幅フィルタ部30Bでは、アナログのス
ペクトラム拡散信号S2 が増幅器30B1により増幅さ
れると共に、帯域通過フィルタ30B2により不必要な
周波数が除去され、信号S3 が出力される。
【0048】次段の第2切換部30Fは、インターフェ
ース・コントローラ部30Dの制御信号C3 により、ス
イッチ30F1が帯域通過フィルタ30B2側に切り換
わると共にスイッチ30F2がアース側に切り換わって
いるので、増幅され不必要な周波数が除去された信号S
3 は、第2切換部30Fを通って次段の結合部30Bへ
入力する。
【0049】電灯線通信インターフェース装置30は、
結合部30Bのトランス30C1により電灯線20と電
磁結合されているので、信号S3 は商用交流γに重畳さ
れ(図1)、重畳交流信号S4 が(図4(D))、電灯
線20を伝送して行く(図3)。
【0050】この重畳交流信号S4 には、図4(D)に
示すように、コードAの周期である100μS(図5)
の整数倍の時間間隔で、信号A1、A2・・・が重畳さ
れている。ただし、送信開始時には、既述したように、
変調部30A1のコード選択部30A1cから送出され
る送信開始信号の周期が114μSであるので、商用交
流γに重畳される信号の時間間隔は、114μSの整数
倍となる。
【0051】電灯線20を伝送して来た重畳交流信号S
4 は(図3)、受信側の電灯線通信インターフェース装
置30の結合部30Bに入力し、トランス30C1を介
して、第2切換部30Fへ入力する(図1)。
【0052】電灯線通信インターフェース装置30が受
信装置として使用される場合は、第2切換部30Fは、
インターフェース・コントローラ部30Dの制御信号C
3 により、そのスイッチ30F2が帯域通過フィルタ3
0B3側に切り換わると共にスイッチ30F1がアース
側に切り換わっている。
【0053】従って、帯域通過フィルタ30B3によ
り、重畳交流信号S4 から商用周波数の50Hzが除か
れ、更に増幅器30B4により増幅されるので、図4
(C)に示す波形と同じ信号A1、A2・・・から成る
アナログのスペクトラム拡散信号S2 が増幅フィルタ部
30Bから出力される(図4(E))。
【0054】尚、上記帯域通過フィルタ30B3は、新
たに設けなくても、結合部30Bを構成するLとCとR
により同様の機能を持った回路は構成できる。このた
め、短距離のパソコン通信であって重畳交流信号S
4 (図3、図4(D))が減衰するおそれがない場合に
は、増幅フィルタ部30Bを通さなくてもよい場合があ
る。このことは、既述したように、電灯線通信インター
フェース装置30を送信側で使用する場合も、同様であ
る。
【0055】次段の第1切換部30Eは、インターフェ
ース・コントローラ部30Dの制御信号C3 により、そ
のスイッチ30E2が閉じているので、アナログのスペ
クトラム拡散信号S2 は変復調部30Aを構成する復調
部30A2へ入力する。
【0056】復調部30A2では、アナログのスペクト
ラム拡散信号S2 が図2(C)に示すフィルタ30A2
a、30A2b・・・30A2xに入力し、コードA
(図4(B)、図5)の周波数帯域F1 (例えば100
kHz〜160kHz)に属する周波数f1 である12
0kHz、F3 (例えば300kHz〜400kHz)
に属する周波数f3 である340kHz、F2 (例えば
160kHz〜300kHz)に属する周波数f2 であ
る200kHzの信号みが通過し、次段のタイミング判
別回路30A2yに入力する。
【0057】アナログのスペクトラム拡散信号S2 を構
成するコードAは、図5の下図に示すように、周波数f
1 を含む掃引波が40μS、周波数f3 を含む掃引波が
20μS、周波数f2 を含む掃引波が40μS連続し、
このコードAの周期は100μSである。また、コード
Aを表すアナログのスペクトラム拡散信号S2 の前に、
送られる送信開始信号の周期は、114μSである。
【0058】タイミング判別回路30A2yには、イン
ターフェース・コントローラ部30Dからの制御信号C
2 により、これらのことが予め知らされている。
【0059】従って、タイミング判別回路30A2y
は、最初の114μSの送信開始信号を判別した後は、
周波数がf1 からf3 へ変化する時間が40μS、更に
周波数がf3 からf2 へ変化する時間が20μSである
場合には(図5の下図)、コードAが正しく入力された
と判断して、“1”のデジタル情報信号S1 をインター
フェース・コントローラ部30Dに出力する。そうでな
い場合は、タイミング判別回路30A2yは、“0”の
デジタル情報信号S1 をインターフェース・コントロー
ラ部30Dに出力する。
【0060】タイミング判別回路30A2yは、かかる
動作により、図4(E)に示すアナログのスペクトラム
拡散信号S2 に対応した図4(F)に示すデジタルの情
報信号S1 をインターフェース・コントローラ部30D
に出力し、該インターフェース・コントローラ部30D
を介して、デジタル情報信号S1 は、情報処理装置10
に入力する。このようにして、2つの情報処理装置10
間の通信は(図3)、スペクトラム拡散通信方式を用い
た電灯線通信インターフェース装置30を設けることに
より、電灯線20を利用して、実施される。
【0061】B−2.電灯線通信インターフェース装置
30を構成する変復調部30A(図1)の変調部30A
1としては図2(B)の回路が、復調部30A2として
は図2(D)の回路が、それぞれ使用されている場合。
【0062】先ず、送信側の情報処理装置10からは、
図4(A)に示す“1”、“0”のデジタル情報信号S
1 が、インターフェース・コントローラ部30Dを介し
て、電灯線通信インターフェース装置30の変復調部3
0Aを構成する変調部30A1へ入力する(図2
(B))。
【0063】このとき、変調部30A1のコード選択部
30A1eには、インターフェース・コントローラ部3
0Dから制御信号C1 が入力し、本実施例において選択
されたコード、例えばAに対応するデジタルのコード信
号SA13 が該コード選択部30A1eからD/Aコンバ
ータ30A1dに入力する(図2(B))。
【0064】これにより、D/Aコンバータ30A1d
はデジタルのコード信号SA13 をアナログに変換し、例
えば、周波数がf1 からf3 へ変化する時間が40μ
S、更に周波数がf3 からf2 へ変化する時間が20μ
Sの間隔を持つ掃引波形を有する(図5下図)周期10
0μSのコードAを表す搬送波であるアナログ信号S
A12 を出力する(図4(B))
【0065】また、変調部30A1のコード選択部30
A1eは、インターフェース・コントローラ部30Dの
指示により、送信開始に際して周期100μSのコード
Aに14μSの無信号成分を付加し、114μSの送信
開始信号を生成することにより、受信側の電灯線通信イ
ンターフェース装置30に対して送信開始を知らせる。
【0066】以下、変調部30A1のスイッチ30A1
a、増幅フィルタ部30B、結合部30Cの動作と信号
波形はB−1の場合と同じであり、アナログのスペクト
ラム拡散信号S2 が商用交流γに重畳されて電灯線20
を伝送して受信側の電灯線通信インターフェース装置3
0に入力して(図3)結合部30と増幅フィルタ部30
Bを通って復調部30A2に至るまでの動作及び信号波
形もB−1の場合と同じであるので、それぞれの説明は
省略する。
【0067】復調部30A2では、アナログのスペクト
ラム拡散信号S2 が図2(D)に示すデジタル・フィル
タ30A2z1に入力し、デジタル変換されて、コード
A(図4(B)、図5)の周波数帯域F1 (例えば10
0kHz〜160kHz)に属する周波数f1 である1
20kHz、F3 (例えば300kHz〜400kH
z)に属する周波数f3 である340kHz、F2 (例
えば160kHz〜300kHz)に属する周波数f2
である200kHzの信号のみが通過し、次段のタイミ
ング判別回路30A2z2に入力する。
【0068】タイミング判別回路30A2zは、最初の
114μSの送信開始信号を判別した後は、周波数がf
1 からf3 へ変化する時間が40μS、更に周波数がf
3 からf2 へ変化する時間が20μSである場合には
(図5の下図)、コードAが正しく入力されたと判断し
て、“1”のデジタル情報信号S1 をインターフェース
・コントローラ部30Dに出力する。そうでない場合
は、タイミング判別回路30A2zは、“0”のデジタ
ル情報信号S1 をインターフェース・コントローラ部3
0Dに出力する。
【0069】以後のインターフェース・コントローラ部
30Dと情報処理装置10の動作はB−1の場合と同様
であるので、それぞれの説明は省略する。
【0070】B−3.電灯線通信インターフェース装置
30を構成する変復調部30A(図1)の変調部30A
1としては図2(E)の回路が、復調部30A2として
は図2(D)の回路が、それぞれ使用されている場合。
この場合は、変調部30A1を構成するコード選択部3
0A1eにスイッチ30A1a(図2(A))の機能を
持たせてある。従って、波形図を示す図4において、図
4(B)の波形が省略されるだけで、その他の動作は、
B−2の場合、即ち、変調部30A1として図2(B)
の回路を、復調部30A2として図2(D)の回路を使
用した場合と同じであるので、それぞれの説明は省略す
る。
【0071】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、電灯線
通信インターフェース装置を、スペクトラム拡散通信方
式を用いた双方向性の変復調部30Aと結合部30Bと
により構成したことにより、情報を広帯域の周波数領域
まで拡散してコード化することが可能となったので、耐
ノイズ性と秘話性を向上させるという技術的効果を奏す
ることとなった。また、電灯線を利用して信号の伝送を
行うので、通信線、制御線の再配線が不要となる効果も
ある。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体図である。
【図2】本発明の実施例を示す詳細図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明による信号波形図である。
【図5】スペクトラム拡散通信方式の一般的説明図であ
る。
【符号の説明】
10 情報処理装置 20 電灯線 30 電灯線通信インターフェース装置 30A 変復調部 30C 結合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル情報信号S1 を含む信号Sが入
    出力する情報処理装置10と、デジタル情報信号S1
    対応したアナログのスペクトラム拡散信号S2 が重畳さ
    れる商用交流γの伝送路である電灯線20と間に挿入さ
    れ、 スペクトラム拡散通信方式に基づく変復調部30Aと結
    合部30Cとを少なくとも備え、 上記変復調部30Aは、デジタル情報信号S1 からアナ
    ログのスペクトラム拡散信号S2 への変調、又はアナロ
    グのスペクトラム拡散信号S2 からデジタル情報信号S
    1 への復調を行い、 上記結合部30Cは、変復調部30Aと電灯線20との
    結合を行うことを特徴とする電灯線通信インターフェー
    ス装置。
  2. 【請求項2】 上記変復調部30Aが変調部30A1と
    復調部30A2により構成され、該変復調部30Aと結
    合部30Bの間に、第1切換部30Eと増幅フィルタ部
    30Bと第2切換部30Fが、変復調部30Aの情報処
    理装置10側に、インターフェース・コントローラ部3
    0Dが、それぞれ設けられ、インターフェース・コント
    ローラ部30Dにより上記変復調部30Aと第1切換部
    30Eと第2切換部30Fが制御される請求項1記載の
    電灯線通信インターフェース装置。
  3. 【請求項3】 上記変調部30A1がスイッチ30A1
    aと電圧制御発振器30A1bとコード選択部30A1
    cで構成され、上記復調部30A2が複数個のフィルタ
    30A2a、30A2b・・・30A2xとタイミング
    判別回路30A2yで構成されている請求項2記載の電
    灯線通信インターフェース装置。
  4. 【請求項4】 上記変調部30A1がスイッチ30A1
    aとD/Aコンバータ30A1dとコード選択部30A
    1e、又はD/Aコンバータ30A1dとコード選択部
    30A1eで構成され、上記復調部30A2がデジタル
    ・フィルタ30A2z1とタイミング判別回路30A2
    z2で構成されている請求項2記載の電灯線通信インタ
    ーフェース装置。
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