JP2001274516A - 半導体レーザおよびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザおよびその製造方法

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JP2001274516A
JP2001274516A JP2000088664A JP2000088664A JP2001274516A JP 2001274516 A JP2001274516 A JP 2001274516A JP 2000088664 A JP2000088664 A JP 2000088664A JP 2000088664 A JP2000088664 A JP 2000088664A JP 2001274516 A JP2001274516 A JP 2001274516A
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ridge
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conductive
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Teruaki Miyake
輝明 三宅
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高出力でアスペクト比が1に近い半導体レ
ーザを提供する。 【構成】 n型半導体基板100上に、n型クラッド層
110からエッチングストップ層140まで順に半導体
層が積層されており、前記エッチングストップ層140
上に形成されたp型第2クラッド層150とp型コンタ
クト層160とp型キャップ層170はリッジ構造とな
っている。又、リッジ側面には、該側面と平行となるよ
うにp型GaInP層180、n型GaAs層190、
n型GaInP層200が順に積層されている。更に、
リッジ頂上付近のn型GaAs層190が削除されてい
る為、電流がp型キャップ層170頂上だけでなくリッ
ジ側面からも注入可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザ及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、CD(Compact Di
sc)やDVD(Digital Video Dis
c)等の記憶媒体が数多く製品化されている。
【0003】これらの記憶媒体にデータを書き込む動作
や記憶媒体からデータを読み出す動作は、通常記憶媒体
に光を照射し記憶媒体により反射された光を読み取るこ
とにより行われる。
【0004】前記記憶媒体に照射する光源として例えば
半導体レーザが挙げられる。
【0005】半導体レーザの構造や発光色は様々な種類
のものがあるが、高出力の赤色レーザの例として後述す
るリッジ構造を有する屈折率導波型半導体レーザに関す
る技術が提案されている。
【0006】図5は、従来の屈折率導波型半導体レーザ
の断面図である。
【0007】図5の半導体レーザは、n型GaAsから
なる半導体基板300上にn型InGaAlPからなる
n型クラッド層310、InGaPからなる活性層32
0、p型InGaAlPからなるp型クラッド層330
を順に積層させると共に、前記p型クラッド層330の
図5左右両側はエッチングにより削り取られており、前
記p型クラッド層330の中央付近のみが上に凸となる
構造となっている(以下、リッジ構造と称す)。
【0008】p型クラッド層330のリッジ構造部分の
周辺にはn型GaAsからなるn型ブロック層340が
形成されており、前記n型ブロック層340と前記p型
クラッド層330上には、p型GaAsからなるp型コ
ンタクト層350が形成されている。
【0009】又、前記半導体基板300と前記p型コン
タクト層350には夫々n型電極360とp型電極37
0が接続されており、これらの電極間に電流を流し込む
ことにより、活性層320からレーザ光が放出される。
【0010】尚、上記構造の半導体レーザでは、電流注
入時において前記n型ブロック層340からp型クラッ
ド層330へは逆バイアス電圧が印加される為に電流が
流れない。
【0011】このように、前記n型ブロック層340か
らp型クラッド層330へ電流が流れないようにしたの
は、p型電極370からp型コンタクト層350へと注
入された電流がリッジ頂上(p型クラッド層330とp
型コンタクト層350の境界部分)に集中して注入され
るようにする為である。
【0012】尚、活性層320の厚さは約0.1μmと
薄く、このように薄膜の活性層320から送出される光
は、物体に照射されると縦方向に長い光として映る。
【0013】このように縦方向に長い光は、光が物体に
照射された際に映った光の縦方向の長さと横方向の長さ
の比(アスペクト比)が小となり、CD等の光ディスク
に記憶されている情報を正確に読み取れない等の問題が
生じる。
【0014】この為、前記アスペクト比は1に近い方が
好ましく、アスペクト比を1に近づける為には、活性層
320の光が放出される領域の横方向の長さは活性層3
20の厚さである0.1μmに近づけなければならず、
活性層320の光が放出される領域は略正方形であるこ
とが好ましい。
【0015】活性層320の光を放出する領域の長さを
0.1μmに近づける為には、活性層320の中央にで
きるだけ集中して電流を流さなければならない。
【0016】このような理由により、リッジ頂上に電流
を集中して注入し、活性層320の中央に集中するよう
に電流を流し込んでいる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述の屈折率導波型半
導体レーザの場合には、リッジの高さ(p型クラッド層
330凸部分の高さ)が高くリッジ頂上の幅(p型クラ
ッド層330とp型コンタクト層350の境界の幅)が
狭い構造となっている。
【0018】この為、p型電極370から活性層320
へ十分な電流注入を行うことが出来ず高出力なレーザ光
を得ることができない。
【0019】このような問題を解決する為に、リッジ頂
上の幅を広くすることにより活性層320へ注入される
電流量を多くすることが容易に考えられるが、活性層3
20付近に形成されたリッジ幅(前記活性層320付近
のp型クラッド層330凸部分の幅)も広くなる。この
ようにリッジ幅が広い構造では活性層320内で光の横
方向への閉じ込めを行うことが困難になる。
【0020】光の横方向への広がりが増大すると、活性
層320から送出された光のアスペクト比の値が1から
遠ざかり、このような発光特性の半導体レーザを用いて
CD等の記憶媒体からデータを読み取る際には、信号の
1と0に対応して記憶媒体に形成されているピット(記
憶媒体に形成された凹凸の凹部分)が細かいほどピット
の有無を正確に読み取れない。
【0021】この結果、従来の屈折率導波型半導体レー
ザを用いて高密度のデータが記憶されている記憶媒体か
らデータを読み取る際には、安定した読み取り動作を期
待することはできない。
【0022】このような問題を解決する為に、本発明で
は、アスペクト比を1に近づけると共に、活性層へ多く
の電流を流し込むことが可能な高出力な半導体レーザを
実現することを主なる目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体レ
ーザは、導電型の半導体基板上に少なくとも第1導電型
のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層が
形成されており、前記第2導電型第1クラッド層上方に
は、少なくともエッチングによりリッジ形成された第2
導電型の第2クラッド層、第2導電型のコンタクト層、
第2導電型のキャップ層が順に積層されており、前記リ
ッジ側面には該側面と平行するように第2導電型の半導
体層、第1導電型の電流制限層、第1導電型の半導体層
が順に形成され、前記リッジ頂上近辺の第1導電型電流
制限層が削除されていることを特徴とする。
【0024】請求項2記載の半導体レーザの製造方法
は、導電性の半導体基板上に第1導電型クラッド層、活
性層、第2導電型の第1クラッド層、エッチングストッ
プ層を順に形成する第1の工程と、前記エッチングスト
ップ層上に第2導電型の第2クラッド層、第2導電型コ
ンタクト層、第2導電型キャップ層、SiO2膜を順に
積層し、前記SiO2膜をマスクとして、前記第2クラ
ッド層と前記第2コンタクト層と前記第2導電型キャッ
プ層をエッチングしリッジ形成する第2の工程と、前記
リッジ側面と平行となるように第2導電型半導体層、第
1導電型の電流制限層、第1導電型半導体層を順に積層
する第3の工程と、リッジ頂上近辺の前記第1導電型の
電流制限層を削除する第4の工程と、を有することを特
徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用してなる実
施例である半導体レーザの断面図である。
【0026】n型半導体基板100はn型GaAsから
なり、前記n型基板100上のn型クラッド層110は
厚み1.5μmのn型Al0.7Ga0.3InPからなり、
前記n型クラッド層110上の活性層120は厚さ約
0.15μmであり、GaInPから成るバリア層とそ
れを挟み込む2層のAlGaInP量子井戸からなる。
【0027】前記活性層120上のp型第1クラッド層
130は厚み0.3μmのp型Al0.7Ga0.3InPか
らなる。
【0028】前記p型第1クラッド層130上のエッチ
ングストップ層140は厚さ約0.01μmのp型Ga
InPからなる。
【0029】前記エッチングストップ層140上のp型
第2クラッド層150は、厚み1.0μmのp型Al
0.7Ga0.3InPからなる。
【0030】前記p型第2クラッド層150上のp型コ
ンタクト層160は、厚み0.1μmのp型GaInP
からなり、前記p型コンタクト層160上のp型キャッ
プ層170は厚さ約0.6μmのGaAsからなる。
【0031】尚、p型AlGaInPからなるp型第2
クラッド層150上にp型GaInPからなるp型コン
タクト層160を形成したのは、前記p型第2クラッド
層150上に直接p型キャップ層170を接合させる
と、前記p型第2クラッド層150と前記p型キャップ
層170のバンドギャップの差が大きい為に前記第2ク
ラッド層150と前記p型キャップ層170との荷電子
帯接合部分に大きなバンドオフセット400が生じる
(図2参照)。この為、順方向バイアス電圧を印加する
際に荷電子帯のホール500の移動が前記バンドオフセ
ット400により妨げられ、活性層120に多くの電流
を注入することができない。
【0032】この為、本実施例では、接合時にバンドオ
フセットが生じないようにする為に、p型AlGaIn
Pからなるp型第2クラッド層150上に、前記p型A
lGaInPとのバンドギャップ差が小さいp型GaI
nPからなるp型コンタクト層160を形成し、更に、
前記p型コンタクト層160上に、p型GaInPとの
バンドギャップの差が小さいp型GaAsからなるp型
キャップ層170を形成している。
【0033】このようにすることにより、前記p型第2
クラッド層150とp型キャップ層170とを直接接合
することにより生じるバンドオフセットを低減してい
る。
【0034】又、p型GaInPからなるp型コンタク
ト層160は製造工程中に酸化し易い為、本実施例で
は、p型コンタクト層160上にp型GaAsからなる
p型キャップ層170を形成している。
【0035】この為、p型コンタクト層160の酸化に
よる抵抗値の増大を防ぐことができる。
【0036】前記p型第2クラッド層150、p型コン
タクト層160、p型キャップ層170はリッジ構造に
なっており、リッジ構造部分の周囲には、厚さ約0.1
μmのp型GaInP層180、厚さ約0.8μmのn
型GaAs層190、厚さ約0.1μmのn型GaIn
P層200が前記リッジ側面の曲線と平行となるように
順に積層されている。
【0037】又、活性層120へ電流を流し込み易くす
る為にリッジ頂上付近のn型GaAs層190は削除し
ている。このようにリッジ頂上付近のn型GaAs層1
90を削除したところが本実施例の最も特徴とするとこ
ろである。
【0038】このようにして形成された半導体層の上方
には、厚さ約5.0μmのp型GaAs210が形成さ
れている。
【0039】尚、前記p型GaInP層180上にn型
GaAs層190を形成することにより、順方向にバイ
アス電圧を印加した際に前記n型GaAs層190から
前記p型GaInP層180へと電流が流れないように
しており、この為、電流のほとんどはリッジ構造部分の
頂上付近から活性層120へと注入される。
【0040】又、n型GaAs層190上にn型GaI
nP層200を形成したのは、n型GaAs層190の
上方を削除する際に、n型GaAs層190全体を削除
しないようにする為である。
【0041】更に、p型キャップ層170上にp型Ga
As層210を形成したのは、前記p型キャップ層17
0上に電極220を直接形成すると電極220とp型キ
ャップ層170との間に良好なオーミック特性を得るこ
とができない。この為、略平面状のp型GaAs層21
0上全体にp型電極220を形成し、電流を半導体素子
全体にまんべんなく流し込むことを可能にしている。
又、前記n型基板100の下方にはn型電極230が形
成されている。
【0042】次に本実施例装置の製造方法について以下
に説明する。
【0043】図3は、本実施例装置の製造工程を示す図
である。
【0044】n型基板100上のn型クラッド層110
からエッチングストップ層140までは、例えばMOC
VD(有機金属化学気相成長法)で形成する(図3
(a))。
【0045】次に、同じく例えばMOCVD法によりp
型第2クラッド層150からp型キャップ層170まで
形成し、続いてp型キャップ層170上に、フォトリソ
グラフィとエッチングによりストライプ状のSiO2
171を成膜し、SiO2膜171をマスクとしてリン
酸系及びHCl系のエッチング液を用いて、エッチング
ストップ層までp型第2クラッド層150とp型コンタ
クト層160とp型キャップ層170をエッチングしリ
ッジ構造を形成する(図3(b))。
【0046】尚、エッチングの際に前記p型第1クラッ
ド層130がエッチングされると活性層が露出する為に
光を閉じ込めにくくなる。その結果レーザ発振を行うこ
とが困難になるという問題が生じる。前記p型エッチン
グストップ層140は、このような問題を回避すべくp
型第1クラッド層130がエッチングされることを防止
する為の層である。又、n型クラッド層110からp型
キャップ層170までMOCVD法により一度に形成し
ても良い。
【0047】エッチング終了後再びMOCVD法を用い
て、厚さ0.1μmのp型GaInP層180、厚さ
0.8μmのn型GaAs層190、厚さ0.1μmの
n型GaInP層200の各層を、リッジ構造の側面
(p型第2クラッド層150とp型コンタクト層160
とp型キャップ層170の側面部分)と平行となるよう
に順に形成する。この時、SiO2膜171上には層が
形成されず、リッジ側面にのみ選択的に成長する(図3
(c))。
【0048】ここで、SiO2膜171をHF系の除去
液で取り除き、続いて、リン酸系エッチング液でリッジ
側面のn型GaAs層190上方をエッチングを行うこ
とで、リッジ側面のn型GaAs層190がp型キャッ
プ層170よりも早い速度でエッチングされる。この結
果、リッジ頂上付近に形成されたn型GaAs層190
が除去されると共に、リッジ側面に形成されたp型Ga
InP層180上方が0.5μmの長さ分露出する(図
4(d))。
【0049】エッチング終了後、もう一度MOCVD法
を用いて、これらの半導体層の上方にp型GaAs層2
10を形成し、続いて前記p型GaAs層210の上方
に例えば、金属蒸着等によりp型電極220を、前記n
型基板100下方にn型電極230を形成する(図3
(e))。
【0050】このような形成方法により、図1に示す半
導体レーザを形成することが可能である。
【0051】次に本実施例の半導体レーザの動作を以下
に説明する。
【0052】p型電極220とn型電極230夫々に電
源を接続し、図1p型電極220からn型電極230へ
と電流を流す。
【0053】この時、p型GaAs層210から、n型
GaInP層200とp型キャップ層170へは順方向
バイアス電圧が印加されるので電流が流れるが、n型G
aAs層190からp型GaInP層180へは逆方向
バイアス電圧が印加されるので、前記p型GaAs層2
10からn型GaAs層190へは電流が流れず、前記
n型GaAs層190からp型GaInP層180へも
電流が流れない。
【0054】この為、注入された電流のほとんどはp型
GaAs層210からp型キャップ層170とリッジ頂
上付近のp型GaInP層180へと流れ込み、活性層
120へと流れ込む。
【0055】このようにして、活性層120中でレーザ
発振が起こりレーザ光が放出される。
【0056】尚、p型GaAs層210からリッジ頂上
付近のp型GaInP層180へと電流が流れ込み、エ
ッチングストップ層140近辺の前記p型GaInP層
180から前記エッチングストップ層140、p型第1
クラッド層130へと電流が流れこむことも考えられる
が、p型GaInP層180からエッチングストップ層
140へと流れ込む電流量は、従来技術に示した半導体
レーザと略同じ値である為、安定したレーザ発光動作に
影響を及ぼす程度ではない。
【0057】以上説明したように、本実施例の半導体レ
ーザはリッジ頂上付近のn型GaAs層190を削除し
た構成になっている。この為、p型キャップ層170上
方からだけでなくリッジ頂上付近のリッジ側面(p型G
aInP層180上方)から電流が注入可能であり、p
型キャップ層170の幅を広げなくとも十分な電流を活
性層120へ注入することが可能である。
【0058】その結果、本実施例の半導体レーザは、従
来技術の問題点である、光出力を上げる為にp型キャッ
プ層170の幅を広げると、活性層120付近(エッチ
ングストップ層140とp型第2クラッド層150の境
界付近)のリッジ幅が広がり、その結果活性層120か
ら送出される光が横方向へ広がるという問題が生じるこ
とがなく、高出力なレーザ発振を得る事が可能である。
【0059】尚、本実施例では、p型第1クラッド層1
30上にエッチングストップ層140を形成したが、前
記エッチングストップ層140上に形成されているp型
第2クラッド層150をエッチングする時間を調整し、
前記p型第1クラッド層130がエッチングされないよ
うにすることにより、前記エッチングストップ層140
を設けない構造にすることも容易に考えられる。
【0060】又、本実施例では、図1に示すように各層
にp型層、n型層、p型電極、n型電極を形成したが、
p型層をn型層に、n型層をp型層となるように形成す
ると共に、p型電極をn型電極に、n型電極をp型電極
となるように電極を形成しても良く、本実施例では、前
記p型又はn型の層を、夫々第1の導電型層と第2の導
電型層と呼ぶことができ、前記p型GaAs層210か
ら前記n型GaAs層190へは電流が流れない為に、
前記n型GaAs層190を電流制限層と呼ぶこともで
きる。
【0061】
【発明の効果】高出力でアスペクト比が1に近い半導体
レーザを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用してなる実施例装置の断面図で
ある。
【図2】 バンドオフセットの説明図である。
【図3】 本実施例装置の製造工程を示す図である。
【図4】 本実施例装置の製造工程を示す図である。
【図5】 従来の半導体レーザの断面図である。
【符号の説明】
100 半導体基板 110 n型クラッド層 120 活性層 130 p型第1クラッド層 140 p型エッチングストップ層 150 p型第2クラッド層 160 p型コンタクト層 170 p型キャップ層 171 SiO2膜 180 p型GaInP層 190 n型GaAs層 200 n型GaInP層 210 p型GaAs層 220 p型電極 230 n型電極 300 n型GaAs基板 310 n型クラッド層 320 活性層 330 p型クラッド層 340 p型ブロック層 350 p型コンタクト層 360 n型電極 370 p型電極 400 バンドオフセット 500 ホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電型の半導体基板上に少なくとも第1
    導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッ
    ド層が形成されており、 前記第2導電型第1クラッド層上方には、少なくともエ
    ッチングによりリッジ形成された第2導電型の第2クラ
    ッド層、第2導電型のコンタクト層、第2導電型のキャ
    ップ層が順に積層されており、 前記リッジ側面には該側面と平行するように第2導電型
    の半導体層、第1導電型の電流制限層、第1導電型の半
    導体層が順に形成され、 前記リッジ頂上近辺の第1導電型電流制限層が削除され
    ていることを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 導電性の半導体基板上に第1導電型クラ
    ッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、エッチ
    ングストップ層を順に形成する第1の工程と、 前記エッチングストップ層上に第2導電型の第2クラッ
    ド層、第2導電型コンタクト層、第2導電型キャップ
    層、SiO2膜を順に積層し、前記SiO2膜をマスクと
    して、前記第2クラッド層と前記第2コンタクト層と前
    記第2導電型キャップ層をエッチングしリッジ形成する
    第2の工程と、 前記リッジ側面と平行となるように第2導電型半導体
    層、第1導電型の電流制限層、第1導電型半導体層を順
    に積層する第3の工程と、 リッジ頂上近辺の前記第1導電型の電流制限層を削除す
    る第4の工程と、を有することを特徴とする半導体レー
    ザの製造方法。
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