JP2001274510A - 導波路型光素子及びその製造方法 - Google Patents
導波路型光素子及びその製造方法Info
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- H01S5/22—Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers having a ridge or stripe structure
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 段差付きリッジ導波路構造を容易に実現する
ことができる導波路型光素子及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 段差を設けるべきクラッド層4,6,8
に、組成が異なる第1及び第2の薄膜層5,7を挿入
し、これらのサイドエッチ量の差に応じた段差を形成す
る点にある。このようにすれば、リッジ導波路の側面
に、左右対称な0.5μm程度の段差を確実且つ容易に
形成することができる。
ことができる導波路型光素子及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 段差を設けるべきクラッド層4,6,8
に、組成が異なる第1及び第2の薄膜層5,7を挿入
し、これらのサイドエッチ量の差に応じた段差を形成す
る点にある。このようにすれば、リッジ導波路の側面
に、左右対称な0.5μm程度の段差を確実且つ容易に
形成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導波路型光素子及
びその製造方法に関する。さらに詳細には、本発明は、
側面に左右対称に0.5μm程度のステップが形成され
た段差付きリッジ導波路を有し、容易且つ確実に製造す
ることが可能な導波路型光素子及びその製造方法に関す
る。
びその製造方法に関する。さらに詳細には、本発明は、
側面に左右対称に0.5μm程度のステップが形成され
た段差付きリッジ導波路を有し、容易且つ確実に製造す
ることが可能な導波路型光素子及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光を導波する導波路(waveguide)を有
する光素子としては、半導体レーザなどの発光素子、光
変調器、あるいは導波路型フォトダイオードなどの受光
素子などを挙げることができる。その導波路として、
「リッジ(ridge)型」と称される構造が知られてい
る。これは、例えば、クラッド層/コア層/クラッド層
からなるダブルヘテロ構造を有する半導体レーザを例に
挙げて説明すると、活性層の上側のクラッド層(claddi
ng layer)が凸状の断面を持つように加工されたストラ
イプ状の導波路を有するものである。このタイプの導波
路においては、クラッド層に形成されたリッジ部分の下
の活性層も含めたストライプ状の部分が導波路として作
用し、光が導波される。
する光素子としては、半導体レーザなどの発光素子、光
変調器、あるいは導波路型フォトダイオードなどの受光
素子などを挙げることができる。その導波路として、
「リッジ(ridge)型」と称される構造が知られてい
る。これは、例えば、クラッド層/コア層/クラッド層
からなるダブルヘテロ構造を有する半導体レーザを例に
挙げて説明すると、活性層の上側のクラッド層(claddi
ng layer)が凸状の断面を持つように加工されたストラ
イプ状の導波路を有するものである。このタイプの導波
路においては、クラッド層に形成されたリッジ部分の下
の活性層も含めたストライプ状の部分が導波路として作
用し、光が導波される。
【0003】なお、このような導波路は「リブ型」ある
いは「ストリップ装荷型」などと称される場合もある
が、本願明細書においては、これらを総称して「リッジ
導波路」と称する。
いは「ストリップ装荷型」などと称される場合もある
が、本願明細書においては、これらを総称して「リッジ
導波路」と称する。
【0004】図9は、従来のリッジ導波路型の半導体レ
ーザの典型的構造を表す斜視図である。すなわち、同図
に例示したレーザは、長距離高速光通信の分野で用いら
れるInGaAsP/InP系半導体レーザである。製造手順に従
ってその構成を説明すると以下の如くである。
ーザの典型的構造を表す斜視図である。すなわち、同図
に例示したレーザは、長距離高速光通信の分野で用いら
れるInGaAsP/InP系半導体レーザである。製造手順に従
ってその構成を説明すると以下の如くである。
【0005】まず、n型(100)InP基板1上に、n型In
P下方クラッド層2、InGaAsPから構成されるMQW(mu
ltiple-quantum well)構造の導波路コア層兼活性層3
(約0.1μm厚)、p型InP上方第1クラッド層4
(約0.15μm厚)、p型InGaAsPエッチストップ層
5(約0.05μm厚)、p型InP上方第2クラッド層
6(約1.3μm厚)、p型InGaAsP障壁緩和層7(約
0.04μm厚)およびp +型InGaAsコンタクト層8
(約0.1μm厚)を平坦に結晶成長する。ここで、障
壁緩和層7は、p+型InGaAsコンタクト層8とp型InP
上方第2クラッド層6との間のバンド障壁による整流性
を緩和するために設けたものであり、両者の中間的な組
成である1.3μm帯に対応するバンドギャップを有す
る。
P下方クラッド層2、InGaAsPから構成されるMQW(mu
ltiple-quantum well)構造の導波路コア層兼活性層3
(約0.1μm厚)、p型InP上方第1クラッド層4
(約0.15μm厚)、p型InGaAsPエッチストップ層
5(約0.05μm厚)、p型InP上方第2クラッド層
6(約1.3μm厚)、p型InGaAsP障壁緩和層7(約
0.04μm厚)およびp +型InGaAsコンタクト層8
(約0.1μm厚)を平坦に結晶成長する。ここで、障
壁緩和層7は、p+型InGaAsコンタクト層8とp型InP
上方第2クラッド層6との間のバンド障壁による整流性
を緩和するために設けたものであり、両者の中間的な組
成である1.3μm帯に対応するバンドギャップを有す
る。
【0006】次に、硫酸系エッチャント(たとえば、硫
酸4+過酸化水素1+水1)を用いて、p型InGaAsP障
壁緩和層7およびp+型InGaAsコンタクト層8のうちで
幅約2μmのストライプ状部分を残して、他の部分をエ
ッチング除去する。
酸4+過酸化水素1+水1)を用いて、p型InGaAsP障
壁緩和層7およびp+型InGaAsコンタクト層8のうちで
幅約2μmのストライプ状部分を残して、他の部分をエ
ッチング除去する。
【0007】次に、これらの層をマスクとして塩酸(HC
l)系エッチャントによりエッチングすると、p型InGaA
sPエッチストップ層5までの間のp型InP上方第2クラ
ッド層6がほぼ垂直にエッチングされる。HCl系エッチ
ャントはInPにのみに作用するので、エッチングはエッ
チストップ層5で正確に止まる。こうして、凸状断面を
持つリッジ導波路を形成することができる。
l)系エッチャントによりエッチングすると、p型InGaA
sPエッチストップ層5までの間のp型InP上方第2クラ
ッド層6がほぼ垂直にエッチングされる。HCl系エッチ
ャントはInPにのみに作用するので、エッチングはエッ
チストップ層5で正確に止まる。こうして、凸状断面を
持つリッジ導波路を形成することができる。
【0008】なお、図9に例示したようなリッジ型の導
波路の変型例として、導波路層をストライプ状に加工し
てから、その周囲を屈折率の低い媒質で埋め込む、いわ
ゆる「埋込型導波路構造」もある。この埋込型導波路構
造においても、リッジの横方向の屈折率差によって光を
導波することができる。
波路の変型例として、導波路層をストライプ状に加工し
てから、その周囲を屈折率の低い媒質で埋め込む、いわ
ゆる「埋込型導波路構造」もある。この埋込型導波路構
造においても、リッジの横方向の屈折率差によって光を
導波することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に例示し
たような従来のリッジ導波路を用いた光素子において
は、リッジの接合容量と横モード安定性とを両立させる
ことが困難であるという問題があった。
たような従来のリッジ導波路を用いた光素子において
は、リッジの接合容量と横モード安定性とを両立させる
ことが困難であるという問題があった。
【0010】すなわち、ただし、この導波路を備えた半
導体レーザやそれとモノリシック(monolithic)に形成
される電界吸収型光変調器として利用する場合は、導波
路の上下に電極20、21を設ける必要がある。しかし、こ
れらの電極を介して素子に供給される電流は、リッジス
トライプの下側の上方第1クラッド層4において横方向
に拡がるため、導波路のコア層兼活性層3への電流狭窄
は不十分となる。その結果として、無効電流が増え、半
導体レーザのしきい値が上昇する。
導体レーザやそれとモノリシック(monolithic)に形成
される電界吸収型光変調器として利用する場合は、導波
路の上下に電極20、21を設ける必要がある。しかし、こ
れらの電極を介して素子に供給される電流は、リッジス
トライプの下側の上方第1クラッド層4において横方向
に拡がるため、導波路のコア層兼活性層3への電流狭窄
は不十分となる。その結果として、無効電流が増え、半
導体レーザのしきい値が上昇する。
【0011】また、活性層3が横方向に延在しているた
め、接合容量が大きくなる。接合容量が大きくなると、
レーザとしても変調器としても高速で変調しにくくな
る。特に、10Gbps(gigabits per second)以上での
変調は困難となる。
め、接合容量が大きくなる。接合容量が大きくなると、
レーザとしても変調器としても高速で変調しにくくな
る。特に、10Gbps(gigabits per second)以上での
変調は困難となる。
【0012】これらの問題を回避するために、上方第1
クラッド層4の厚さをゼロにすることも考えられる。し
かし、こうすると、リッジの横方向における光の滲みだ
しが不十分となり、導波路の横モードが不安定になる。
クラッド層4の厚さをゼロにすることも考えられる。し
かし、こうすると、リッジの横方向における光の滲みだ
しが不十分となり、導波路の横モードが不安定になる。
【0013】これに対して、リッジを階段状に形成する
「段差付きリッジ導波路」が考えられる。
「段差付きリッジ導波路」が考えられる。
【0014】図10は、このような「段差付きリッジ導
波路」の概略構造を表す斜視図である。同図について
は、図9に関して前述したものと同様の要素には同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。
波路」の概略構造を表す斜視図である。同図について
は、図9に関して前述したものと同様の要素には同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。
【0015】図10に表したように、第1クラッド層4
が第2クラッド層6よりも僅かに幅が広く階段状に突出
していれば、横モードの滲みだしのための余裕ができ、
横モードが安定する。第1クラッド層4をパターニング
しているので、電流の横方向への拡がりも抑制すること
ができる。
が第2クラッド層6よりも僅かに幅が広く階段状に突出
していれば、横モードの滲みだしのための余裕ができ、
横モードが安定する。第1クラッド層4をパターニング
しているので、電流の横方向への拡がりも抑制すること
ができる。
【0016】しかし、図10に表したような段差(ステ
ップ)を左右対称に、0.5μm程度の突出幅で制御性
良く形成することは極めて困難である。その理由は、通
常のフォトリソグラフィ(photolithography)技術を用
いた場合には、一度段差を生じたリッジメサに左右対称
にマスクパターンを位置合わせるのが困難だからであ
る。
ップ)を左右対称に、0.5μm程度の突出幅で制御性
良く形成することは極めて困難である。その理由は、通
常のフォトリソグラフィ(photolithography)技術を用
いた場合には、一度段差を生じたリッジメサに左右対称
にマスクパターンを位置合わせるのが困難だからであ
る。
【0017】本発明は、かかる課題の認識に基づいてな
されたものである。すなわち、その目的は、段差付きリ
ッジ導波路構造を容易に実現することができる導波路型
光素子及びその製造方法を提供することにある。
されたものである。すなわち、その目的は、段差付きリ
ッジ導波路構造を容易に実現することができる導波路型
光素子及びその製造方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の導波路型光素子は、光を導波する導波路を
備えた導波路型光素子であって、前記導波路は、コア層
の上下を前記コア層よりも屈折率の小さなクラッド層で
挟み且つ上側のクラッド層の一方がメサストライプ状に
形成されてなるリッジ導波路であり、前記上側のクラッ
ド層は、前記コア層の上に設けられた第1クラッド層
と、前記第1クラッド層の上に設けられた第1の薄膜層
と、前記第1の薄膜層の上に設けられた第2の薄膜層
と、前記第2の薄膜層の上に設けられた第2クラッド層
と、を少なくとも有し、前記メサストライプの側面に
は、コア層に近接した下側において前記メサストライプ
の幅が幅広となるように段差が形成され、前記段差にお
いて前記第1の薄膜層が露出してなることを特徴とす
る。
に、本発明の導波路型光素子は、光を導波する導波路を
備えた導波路型光素子であって、前記導波路は、コア層
の上下を前記コア層よりも屈折率の小さなクラッド層で
挟み且つ上側のクラッド層の一方がメサストライプ状に
形成されてなるリッジ導波路であり、前記上側のクラッ
ド層は、前記コア層の上に設けられた第1クラッド層
と、前記第1クラッド層の上に設けられた第1の薄膜層
と、前記第1の薄膜層の上に設けられた第2の薄膜層
と、前記第2の薄膜層の上に設けられた第2クラッド層
と、を少なくとも有し、前記メサストライプの側面に
は、コア層に近接した下側において前記メサストライプ
の幅が幅広となるように段差が形成され、前記段差にお
いて前記第1の薄膜層が露出してなることを特徴とす
る。
【0019】ここで、前記第1及び第2クラッド層、前
記第1の薄膜層、前記第2の薄膜層のそれぞれは、前記
メサストライプの側面からのサイドエッチの速度が、
(第2の薄膜層)>(第1の薄膜層)>(第1及び第2
のクラッド層)なる関係を満足し、且つ前記第1のエッ
チャントとは異なる第2のエッチャントに対して(第1
及び第2のクラッド層)>(第1及び第2の薄膜層)な
る関係を満足する材料により形成することにより、サイ
ドエッチング量の差に応じた段差を確実に形成すること
ができる。
記第1の薄膜層、前記第2の薄膜層のそれぞれは、前記
メサストライプの側面からのサイドエッチの速度が、
(第2の薄膜層)>(第1の薄膜層)>(第1及び第2
のクラッド層)なる関係を満足し、且つ前記第1のエッ
チャントとは異なる第2のエッチャントに対して(第1
及び第2のクラッド層)>(第1及び第2の薄膜層)な
る関係を満足する材料により形成することにより、サイ
ドエッチング量の差に応じた段差を確実に形成すること
ができる。
【0020】また、前記第1の薄膜層と前記第2の薄膜
層との間に、第3のクラッド層が挿入されてなるものと
しても良い。
層との間に、第3のクラッド層が挿入されてなるものと
しても良い。
【0021】または、前記第1の薄膜層と前記第2の薄
膜層とが隣接して積層されてなるものとすれば、素子構
成及び製造工程がさらに簡略になる。
膜層とが隣接して積層されてなるものとすれば、素子構
成及び製造工程がさらに簡略になる。
【0022】具体例としては、前記第1及び第2のクラ
ッド層は、InPにより形成され、前記第1及び第2の薄
膜層は、InGaAlAsP系化合物半導体により形成されたも
のとすることができる。
ッド層は、InPにより形成され、前記第1及び第2の薄
膜層は、InGaAlAsP系化合物半導体により形成されたも
のとすることができる。
【0023】なお、本願明細書において「InGaAlAsP系
化合物半導体」とは、InxGayAl1-x-yAszP1-z
なる組成式において、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z
≦1、0≦(x+y)≦1 なる範囲のすべての組成を
含むものとする。
化合物半導体」とは、InxGayAl1-x-yAszP1-z
なる組成式において、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z
≦1、0≦(x+y)≦1 なる範囲のすべての組成を
含むものとする。
【0024】一方、本発明の導波路型光素子の製造方法
は、コア層の上下を前記コア層よりも屈折率の小さな下
側クラッド層及び上側クラッド層で挟み且つ上側クラッ
ド層の一方がメサストライプ状に形成されてなるリッジ
導波路を有する導波路型光素子の製造方法であって、下
側クラッド層の上に、コア層を形成する工程と、前記コ
ア層の上に、前記上側クラッド層として、第1のクラッ
ド層と、第1の薄膜層と、第2の薄膜層と、第2のクラ
ッド層と、をこの順に形成する工程と、前記上側クラッ
ド層をストライプ状にパターニングする工程と、前記第
1の薄膜層よりも前記第2の薄膜層に対するエッチング
速度が大なる第1のエッチャントを用いて、前記ストラ
イプの側面に露出した前記第1及び第2の薄膜層をサイ
ドエッチする工程と、前記第1及び第2の薄膜層よりも
前記第1及び第2のクラッド層に対するエッチング速度
が大なる第2のエッチャントを用いて前記第1及び第2
のクラッド層をエッチングすることにより、前記メサス
トライプの側面に、前記第1及び第2の薄膜層のサイド
エッチング量の差に応じた段差を形成する工程と、を備
えたことを特徴とする。
は、コア層の上下を前記コア層よりも屈折率の小さな下
側クラッド層及び上側クラッド層で挟み且つ上側クラッ
ド層の一方がメサストライプ状に形成されてなるリッジ
導波路を有する導波路型光素子の製造方法であって、下
側クラッド層の上に、コア層を形成する工程と、前記コ
ア層の上に、前記上側クラッド層として、第1のクラッ
ド層と、第1の薄膜層と、第2の薄膜層と、第2のクラ
ッド層と、をこの順に形成する工程と、前記上側クラッ
ド層をストライプ状にパターニングする工程と、前記第
1の薄膜層よりも前記第2の薄膜層に対するエッチング
速度が大なる第1のエッチャントを用いて、前記ストラ
イプの側面に露出した前記第1及び第2の薄膜層をサイ
ドエッチする工程と、前記第1及び第2の薄膜層よりも
前記第1及び第2のクラッド層に対するエッチング速度
が大なる第2のエッチャントを用いて前記第1及び第2
のクラッド層をエッチングすることにより、前記メサス
トライプの側面に、前記第1及び第2の薄膜層のサイド
エッチング量の差に応じた段差を形成する工程と、を備
えたことを特徴とする。
【0025】上記構成によれば、第1及び第2の薄膜層
の材料と第1のエッチャント及びそのエッチング条件を
適宜選択することによってメサストライプの左右に対称
に0.5μm程度の微小な段差を容易且つ確実に形成す
ることが可能となる。
の材料と第1のエッチャント及びそのエッチング条件を
適宜選択することによってメサストライプの左右に対称
に0.5μm程度の微小な段差を容易且つ確実に形成す
ることが可能となる。
【0026】ここで、前記上側クラッド層を形成する工
程において、前記第1の薄膜層と前記第2の薄膜層との
間に、第3のクラッド層を形成しても良い。
程において、前記第1の薄膜層と前記第2の薄膜層との
間に、第3のクラッド層を形成しても良い。
【0027】また、前記第1及び第2のクラッド層は、
InPにより形成され、前記第1及び第2の薄膜層は、InG
aAlAsP系化合物半導体により形成され、前記第1のエッ
チャントは、硫酸系のエッチャントであり、前記第2の
エッチャントは、塩酸系のエッチャントであるものとす
れば、InP系の導波路型光素子を容易且つ確実に形成す
ることができる。
InPにより形成され、前記第1及び第2の薄膜層は、InG
aAlAsP系化合物半導体により形成され、前記第1のエッ
チャントは、硫酸系のエッチャントであり、前記第2の
エッチャントは、塩酸系のエッチャントであるものとす
れば、InP系の導波路型光素子を容易且つ確実に形成す
ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明のひとつのポイントは、段
差を設けるべきクラッド層に、組成が互いに異なる第1
及び第2の薄膜層を挿入し、これらのサイドエッチ量の
差に応じた段差を形成する点にある。このようにすれ
ば、リッジ導波路の側面に、左右対称な0.5μm程度
の段差を確実且つ容易に形成することができる。
差を設けるべきクラッド層に、組成が互いに異なる第1
及び第2の薄膜層を挿入し、これらのサイドエッチ量の
差に応じた段差を形成する点にある。このようにすれ
ば、リッジ導波路の側面に、左右対称な0.5μm程度
の段差を確実且つ容易に形成することができる。
【0029】以下、具体例を参照しつつ本発明の実施の
形態について詳細に説明する。
形態について詳細に説明する。
【0030】(第1の実施例)図1及び図2は、本発明
の第1の実施例の導波路型光素子の製造工程の要部を表
す斜視図である。すなわち、これらの図は、本発明の導
波路型光素子の一例として、n型(100)InP基板上
に形成するInGaAsP系レーザの製造工程の要部を表した
もので、InP基板や電極等は簡単のため省略した。
の第1の実施例の導波路型光素子の製造工程の要部を表
す斜視図である。すなわち、これらの図は、本発明の導
波路型光素子の一例として、n型(100)InP基板上
に形成するInGaAsP系レーザの製造工程の要部を表した
もので、InP基板や電極等は簡単のため省略した。
【0031】また、図3〜図6は、その製造工程をさら
に詳細に表す工程断面図である。
に詳細に表す工程断面図である。
【0032】以下、これらの図面を参照しつつその製造
工程について説明する。
工程について説明する。
【0033】まず、図3(a)に表したように、n型
(100)InP基板1上に、n型InP下方クラッド層2、
InGaAsPから構成されるMQW構造導波路コア層3(約
0.1μm厚)、p型InP上方第1クラッド層4(約
0.15μm厚)、p型InGaAsP第1マスク層5(約
0.05μm厚)を成長する。ここまでは図9乃至図1
0に例示したような従来の構成とほぼ一緒である。
(100)InP基板1上に、n型InP下方クラッド層2、
InGaAsPから構成されるMQW構造導波路コア層3(約
0.1μm厚)、p型InP上方第1クラッド層4(約
0.15μm厚)、p型InGaAsP第1マスク層5(約
0.05μm厚)を成長する。ここまでは図9乃至図1
0に例示したような従来の構成とほぼ一緒である。
【0034】第1マスク層5の組成は、約1.15μm
の波長に対応したバンドギャップを有するものとする。
この組成のInGaAsPは、硫酸系エッチャントに対するサ
イドエッチ速度が比較的遅い点がひとつのポイントであ
る。 なお、本発明における結晶成長法としては、MO
CVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:
有機金属化学気相成長)法や、MBE(Molecular Beam
Epitaxy:分子線エピタキシー)法あるいはLPE(Li
quid Phase Epitaxy:液相エピタキシー )法などの各
種の方法を用いることができる。
の波長に対応したバンドギャップを有するものとする。
この組成のInGaAsPは、硫酸系エッチャントに対するサ
イドエッチ速度が比較的遅い点がひとつのポイントであ
る。 なお、本発明における結晶成長法としては、MO
CVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:
有機金属化学気相成長)法や、MBE(Molecular Beam
Epitaxy:分子線エピタキシー)法あるいはLPE(Li
quid Phase Epitaxy:液相エピタキシー )法などの各
種の方法を用いることができる。
【0035】引き続き同じ成長工程で、p型InP上方第
2クラッド層6(約0.2μm厚)、p型InGaAsP第2
マスク層7(0.03μm厚)、p型InP上方第3クラ
ッド層8(約1.3μm厚)、p型InGaAsP障壁緩和層
9(約0.04μm厚)およびp+型InGaAsコンタクト
層10(約0.1μm厚)を平坦に結晶成長する。
2クラッド層6(約0.2μm厚)、p型InGaAsP第2
マスク層7(0.03μm厚)、p型InP上方第3クラ
ッド層8(約1.3μm厚)、p型InGaAsP障壁緩和層
9(約0.04μm厚)およびp+型InGaAsコンタクト
層10(約0.1μm厚)を平坦に結晶成長する。
【0036】p型InGaAsP第2マスク層7は、硫酸系エ
ッチャントを用いた際のサイドエッチ量が大きくなるよ
うに、P(りん)の組成を低くして、InGaAsあるいはそ
れに近い組成とする。
ッチャントを用いた際のサイドエッチ量が大きくなるよ
うに、P(りん)の組成を低くして、InGaAsあるいはそ
れに近い組成とする。
【0037】次に、図3(a)に表したように、このよ
うにして結晶成長した積層体の上にSiO2マスク12
を形成する。マスク12は、(011)方向に延在した
ストライプ状にパターニングする。
うにして結晶成長した積層体の上にSiO2マスク12
を形成する。マスク12は、(011)方向に延在した
ストライプ状にパターニングする。
【0038】次に、図3(b)に表したように、p+型
InGaAsコンタクト層10、p型InGaAsP障壁緩和層9を
エッチングし、さらにp型InP上方第3クラッド層8
(約1.3μm厚)の途中までエッチングする。エッチ
ング方法としては、結晶方位依存性のある方法を用いる
ことが望ましく、例えばBr(臭素)メタノールを用い
たウェットエッチングを用いることができる。このよう
なエッチングにより形成されるメサストライプの側面S
は、(111)A面となる。つまり、下が狭くなる「逆
メサ」が得られる。
InGaAsコンタクト層10、p型InGaAsP障壁緩和層9を
エッチングし、さらにp型InP上方第3クラッド層8
(約1.3μm厚)の途中までエッチングする。エッチ
ング方法としては、結晶方位依存性のある方法を用いる
ことが望ましく、例えばBr(臭素)メタノールを用い
たウェットエッチングを用いることができる。このよう
なエッチングにより形成されるメサストライプの側面S
は、(111)A面となる。つまり、下が狭くなる「逆
メサ」が得られる。
【0039】次に、図4(a)に表したように、塩酸系
エッチャントでクラッド層8の残りの部分をエッチング
する。InP系の材料に対して塩酸系エッチャントを用い
ると(100)方向に優先的にエッチングされる。従っ
て、図4(a)に表したように、逆メサの底部からほぼ
垂直に落とすことができる。
エッチャントでクラッド層8の残りの部分をエッチング
する。InP系の材料に対して塩酸系エッチャントを用い
ると(100)方向に優先的にエッチングされる。従っ
て、図4(a)に表したように、逆メサの底部からほぼ
垂直に落とすことができる。
【0040】次に、図4(b)に表したように、第2マ
スク層7を、あまりサイドエッチがかからないようにエ
ッチング時間を調整しながら、硫酸系エッチャントで除
去する。
スク層7を、あまりサイドエッチがかからないようにエ
ッチング時間を調整しながら、硫酸系エッチャントで除
去する。
【0041】次に、図5(a)に表したように、再び塩
酸系エッチャントで第2クラッド層6をエッチングして
p型InGaAsP第1マスク層を露出させる。
酸系エッチャントで第2クラッド層6をエッチングして
p型InGaAsP第1マスク層を露出させる。
【0042】次に、図5(b)に表したように、今度
は、硫酸系エッチャントを用い、第1マスク層5をエッ
チングしつつ、同時に、第2マスク層7に例えば0.6
μmのサイドエッチ、第1マスク層5に0.1μmのサ
イドエッチがそれぞれかかるように、作用させる時間を
制御する。このとき、p+型InGaAsコンタクト層10、
p型InGaAsP障壁緩和層9にもサイドエッチがかかって
幅が狭くなるが、逆メサの上面の幅は広いので、左右
0.6μmずつのサイドエッチ量は、あまり問題にはな
らない。
は、硫酸系エッチャントを用い、第1マスク層5をエッ
チングしつつ、同時に、第2マスク層7に例えば0.6
μmのサイドエッチ、第1マスク層5に0.1μmのサ
イドエッチがそれぞれかかるように、作用させる時間を
制御する。このとき、p+型InGaAsコンタクト層10、
p型InGaAsP障壁緩和層9にもサイドエッチがかかって
幅が狭くなるが、逆メサの上面の幅は広いので、左右
0.6μmずつのサイドエッチ量は、あまり問題にはな
らない。
【0043】また、クラッド層6、8もわずかにサイド
エッチされる場合があるが、そのサイドエッチ量もごく
わずかであり問題とはならない。
エッチされる場合があるが、そのサイドエッチ量もごく
わずかであり問題とはならない。
【0044】次に、図6に表したように、塩酸系エッチ
ャントを用い、コンタクト層10、障壁緩和層9、第2
マスク層7、第1マスク層5をマスクとして、第3クラ
ッド層8、第2クラッド層6、第1クラッド層4をそれ
ぞれエッチングする。図6になおいては、エッチング前
の各層の外形を点線で表した。塩酸系エッチャントを用
いて、InPからなる層をエッチングすると、エッチング
は主に<100>方向に進行する。このエッチングの進
行方向を図6に矢印で表した。このように<100>方
向にエッチングが進行する結果として、図6及び図2
(b)に表したように、第3クラッド層8は、連続的な
斜面を有する逆メサ状に形成される。また、第1クラッ
ド層4は、上面からエッチングが進行する。そして、導
波路層3がエッチストップ層として露出し、p型InP
上方第1クラッド層4がステップ状に残る段差付きリッ
ジ導波路が完成する。
ャントを用い、コンタクト層10、障壁緩和層9、第2
マスク層7、第1マスク層5をマスクとして、第3クラ
ッド層8、第2クラッド層6、第1クラッド層4をそれ
ぞれエッチングする。図6になおいては、エッチング前
の各層の外形を点線で表した。塩酸系エッチャントを用
いて、InPからなる層をエッチングすると、エッチング
は主に<100>方向に進行する。このエッチングの進
行方向を図6に矢印で表した。このように<100>方
向にエッチングが進行する結果として、図6及び図2
(b)に表したように、第3クラッド層8は、連続的な
斜面を有する逆メサ状に形成される。また、第1クラッ
ド層4は、上面からエッチングが進行する。そして、導
波路層3がエッチストップ層として露出し、p型InP
上方第1クラッド層4がステップ状に残る段差付きリッ
ジ導波路が完成する。
【0045】この後、図示しないプロセスにより電極な
どを適宜形成することにより、導波路型光素子を完成さ
せることができる。
どを適宜形成することにより、導波路型光素子を完成さ
せることができる。
【0046】本発明により形成される段差付きリッジ導
波路構造は、図10に関して前述したように、電流狭窄
効果が大きく、接合容量も小さく、さらに横モードの安
定性にも優れたものとなる。
波路構造は、図10に関して前述したように、電流狭窄
効果が大きく、接合容量も小さく、さらに横モードの安
定性にも優れたものとなる。
【0047】そして、本発明によれば、サイドエッチン
グとエッチングの方位依存性を利用することによって、
このような段差付きリッジ導波路を容易且つ確実に形成
することが可能となる。つまり、サイドエッチング速度
が異なる複数のマスク層を適宜設け、これらの層に対し
てサイドエッチングを施し、しかる後に、クラッド層を
エッチングする。このようにすれば、フォトリソグラフ
ィ技術では実現が困難な0.5μm程度の突出幅の段差
(ステップ)を左右対称に制御性良くセルフアライン的に
形成することができる。
グとエッチングの方位依存性を利用することによって、
このような段差付きリッジ導波路を容易且つ確実に形成
することが可能となる。つまり、サイドエッチング速度
が異なる複数のマスク層を適宜設け、これらの層に対し
てサイドエッチングを施し、しかる後に、クラッド層を
エッチングする。このようにすれば、フォトリソグラフ
ィ技術では実現が困難な0.5μm程度の突出幅の段差
(ステップ)を左右対称に制御性良くセルフアライン的に
形成することができる。
【0048】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0049】図7及び図8は、本発明の第2の実施例の
導波路型光素子の製造工程の要部を表す斜視図である。
すなわち、これらの図も、本発明の導波路型光素子の一
例として、n型(100)InP基板上に形成するInGaAsP
系レーザの製造工程の要部を表したもので、InP基板や
電極等は簡単のため省略した。また、図7及び図8につ
いては、図1乃至図7に関して前述したものと同様の要
素については同一の符号を付した。
導波路型光素子の製造工程の要部を表す斜視図である。
すなわち、これらの図も、本発明の導波路型光素子の一
例として、n型(100)InP基板上に形成するInGaAsP
系レーザの製造工程の要部を表したもので、InP基板や
電極等は簡単のため省略した。また、図7及び図8につ
いては、図1乃至図7に関して前述したものと同様の要
素については同一の符号を付した。
【0050】本実施例の導波路型光素子の製造工程につ
いて説明すれば、以下の如くである。
いて説明すれば、以下の如くである。
【0051】まず、図7(a)に表したように、n型
(100)InP基板1上に、n型InP下方クラッド層2、
InGaAsPにより構成されるMQW構造導波路コア層3
(約0.1μm厚)、p型InP上方第1クラッド層4
(約0.15μm厚)、p型InGaAsP第1マスク層5
(約0.05μm厚)、 p型InGaAsP第2マスク層7
(0.03μm厚)を成長する。
(100)InP基板1上に、n型InP下方クラッド層2、
InGaAsPにより構成されるMQW構造導波路コア層3
(約0.1μm厚)、p型InP上方第1クラッド層4
(約0.15μm厚)、p型InGaAsP第1マスク層5
(約0.05μm厚)、 p型InGaAsP第2マスク層7
(0.03μm厚)を成長する。
【0052】第1実施例との違いは、サイドエッチング
速度が互いに異なる第1のマスク層5と第2のマスク層
7を連続して成長する点にある。途中の層(第2クラッ
ド層6)が省略されるので、後のエッチング工程が簡単
になる。第1実施例と同様に、第1マスク層の組成は
1.15μmの波長に対応し、第2マスク層7はInG
aAsあるいはりん(P)の組成を低くしたInGaA
sPとすることができる。
速度が互いに異なる第1のマスク層5と第2のマスク層
7を連続して成長する点にある。途中の層(第2クラッ
ド層6)が省略されるので、後のエッチング工程が簡単
になる。第1実施例と同様に、第1マスク層の組成は
1.15μmの波長に対応し、第2マスク層7はInG
aAsあるいはりん(P)の組成を低くしたInGaA
sPとすることができる。
【0053】この上層は、第1実施例と同様の成長工程
により、p型InP上方第3クラッド層8(約1.3μm
厚)、p型InGaAsP障壁緩和層9(約0.04μm厚)
およびp+型InGaAsコンタクト層10(約0.1μm
厚)を平坦に結晶成長する。
により、p型InP上方第3クラッド層8(約1.3μm
厚)、p型InGaAsP障壁緩和層9(約0.04μm厚)
およびp+型InGaAsコンタクト層10(約0.1μm
厚)を平坦に結晶成長する。
【0054】さらにSiO2マスク12を形成し、この
積層体を(011)方向にストライプ状にパターニング
する。この工程は、図3(b)に関して前述したものと
同様である。すなわち、まず、p+型InGaAsコンタクト
層10とp型InGaAsP障壁緩和層9を硫酸系エッチャン
トでマスクパターンにに合わせて選択的に除去する。さ
らに、この層をマスクとして、HBr系エッチャント
(HBr+H2O)で第3クラッド層8エッチングする
と、メサストライプ側面には(111)A面が出現す
る。ここまでは、図3(b)に関して前述したプロセス
と同様である。
積層体を(011)方向にストライプ状にパターニング
する。この工程は、図3(b)に関して前述したものと
同様である。すなわち、まず、p+型InGaAsコンタクト
層10とp型InGaAsP障壁緩和層9を硫酸系エッチャン
トでマスクパターンにに合わせて選択的に除去する。さ
らに、この層をマスクとして、HBr系エッチャント
(HBr+H2O)で第3クラッド層8エッチングする
と、メサストライプ側面には(111)A面が出現す
る。ここまでは、図3(b)に関して前述したプロセス
と同様である。
【0055】但し、本実施例においては、図7(b)に
表したように、このエッチングの際に、エッチングスト
ップ層としての第2マスク層7が露出するまで第3クラ
ッド層8をエッチングする。
表したように、このエッチングの際に、エッチングスト
ップ層としての第2マスク層7が露出するまで第3クラ
ッド層8をエッチングする。
【0056】次に、図8(a)に表したように、第2マ
スク層7と第1マスク層5を、同時にサイドエッチす
る。エッチャントとしては、前述したように、硫酸系の
ウェットエッチャントを用いることができる。そして、
例えば、第2マスク層7に0.6μmのサイドエッチ、
第1マスク層5に0.1μmのサイドエッチがかかるよ
うにエッチング時間及びエッチング温度を制御する。こ
こで、前述したように、第2マスク層と第1マスク層は
それぞれエッチング速度が異なるように組成が調節され
ている。
スク層7と第1マスク層5を、同時にサイドエッチす
る。エッチャントとしては、前述したように、硫酸系の
ウェットエッチャントを用いることができる。そして、
例えば、第2マスク層7に0.6μmのサイドエッチ、
第1マスク層5に0.1μmのサイドエッチがかかるよ
うにエッチング時間及びエッチング温度を制御する。こ
こで、前述したように、第2マスク層と第1マスク層は
それぞれエッチング速度が異なるように組成が調節され
ている。
【0057】そして、コンタクト層10、障壁緩和層
9、第2マスク層7、第1マスク層5をマスクとして塩
酸系エッチャントを用いると、導波路層3がエッチスト
ップ層として底面になり、図8(b)に表したように、
p型InP上方第2クラッド層4がステップ状に残る段
差付きリッジ導波路が得られる。
9、第2マスク層7、第1マスク層5をマスクとして塩
酸系エッチャントを用いると、導波路層3がエッチスト
ップ層として底面になり、図8(b)に表したように、
p型InP上方第2クラッド層4がステップ状に残る段
差付きリッジ導波路が得られる。
【0058】本実施例においては、異なるサイドエッチ
量を持つ2つのマスク層を重ねることによって、エッチ
ングの工程を第1実施例よりさらに簡素化できる。
量を持つ2つのマスク層を重ねることによって、エッチ
ングの工程を第1実施例よりさらに簡素化できる。
【0059】以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施
の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの
具体例に限定されるものではない。例えば、本発明は、
適切なエッチャントが存在すれば、前述したInGaAsP/In
P系以外にも、GaAs/AlGaAs系、InGaAlP系、InAlGaN系、
ZnSe系をはじめとした各種の材料系からなる導波路型光
素子について同様に適用して同様の効果を得ることがで
きる。
の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの
具体例に限定されるものではない。例えば、本発明は、
適切なエッチャントが存在すれば、前述したInGaAsP/In
P系以外にも、GaAs/AlGaAs系、InGaAlP系、InAlGaN系、
ZnSe系をはじめとした各種の材料系からなる導波路型光
素子について同様に適用して同様の効果を得ることがで
きる。
【0060】また、本発明は、半導体レーザ以外にも、
リッジ導波路を有する各種の光素子、例えば、導波路型
受光素子や導波路型光変調器などに対して同様に適用し
て同様の効果を得ることができる。
リッジ導波路を有する各種の光素子、例えば、導波路型
受光素子や導波路型光変調器などに対して同様に適用し
て同様の効果を得ることができる。
【0061】さらに、発光素子と光変調器、発光素子と
受光素子、あるいは発光素子と受光素子などを組み合わ
せた光集積回路素子においても、本発明を同様に適用し
て同様の効果を得ることができる。
受光素子、あるいは発光素子と受光素子などを組み合わ
せた光集積回路素子においても、本発明を同様に適用し
て同様の効果を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
電流の拡がりを防ぎ、接合面積を限定することにより接
合容量を低減し、且つ横モードが安定で制御しやすい段
差付きリッジ導波路を有する各種の光素子を容易且つ確
実に形成することができる。
電流の拡がりを防ぎ、接合面積を限定することにより接
合容量を低減し、且つ横モードが安定で制御しやすい段
差付きリッジ導波路を有する各種の光素子を容易且つ確
実に形成することができる。
【0063】その結果として、半導体レーザや光変調器
などの寄生容量が減少し、例えば10Gbps(gigabi
ts per second)以上の高速応答も可能となる。また、
発振しきい値が低く、横モードの安定なレーザを実現す
ることもできる。
などの寄生容量が減少し、例えば10Gbps(gigabi
ts per second)以上の高速応答も可能となる。また、
発振しきい値が低く、横モードの安定なレーザを実現す
ることもできる。
【0064】すなわち、本発明によれば、簡単な構成で
優れた性能を有する各種の導波路型光素子を提供するこ
とが可能となり産業上のメリットは多大である。
優れた性能を有する各種の導波路型光素子を提供するこ
とが可能となり産業上のメリットは多大である。
【図1】本発明の第1の実施例の導波路型光素子の製造
工程の要部を表す斜視図である。
工程の要部を表す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の導波路型光素子の製造
工程の要部を表す斜視図である。
工程の要部を表す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例の導波路型光素子の製造
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の導波路型光素子の製造
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の導波路型光素子の製造
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例の導波路型光素子の製造
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
工程をさらに詳細に表す工程断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例の導波路型光素子の製造
工程の要部を表す斜視図である。
工程の要部を表す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施例の導波路型光素子の製造
工程の要部を表す斜視図である。
工程の要部を表す斜視図である。
【図9】従来のリッジ導波路型の半導体レーザの典型的
構造を表す斜視図である。
構造を表す斜視図である。
【図10】「段差付きリッジ導波路」の概略構造を表す
斜視図である。
斜視図である。
1 n型InP基板 2 n型InP下方クラッド層 3 アンド-プInGaAsP-MQW構造導波路コア層(LD活性
層) 4 p型InP上方第1クラッド層 5 p型InGaAsP第1マスク層(エッチストップ層) 6 p型InP上方第2クラッド層 7 p型InGaAsP第2マスク層 8 p型InP上方第3クラッド層 9 p+型InGaAsP障壁緩和層 10 p+型InGaAsコンタクト層 12 SiO2マスク 15 段差 20 n側電極 21 p側電極
層) 4 p型InP上方第1クラッド層 5 p型InGaAsP第1マスク層(エッチストップ層) 6 p型InP上方第2クラッド層 7 p型InGaAsP第2マスク層 8 p型InP上方第3クラッド層 9 p+型InGaAsP障壁緩和層 10 p+型InGaAsコンタクト層 12 SiO2マスク 15 段差 20 n側電極 21 p側電極
Claims (8)
- 【請求項1】光を導波する導波路を備えた導波路型光素
子であって、 前記導波路は、コア層の上下を前記コア層よりも屈折率
の小さなクラッド層で挟み且つ上側のクラッド層の一方
がメサストライプ状に形成されてなるリッジ導波路であ
り、 前記上側のクラッド層は、前記コア層の上に設けられた
第1クラッド層と、前記第1クラッド層の上に設けられ
た第1の薄膜層と、前記第1の薄膜層の上に設けられた
第2の薄膜層と、前記第2の薄膜層の上に設けられた第
2クラッド層と、を少なくとも有し、 前記メサストライプの側面には、コア層に近接した下側
において前記メサストライプの幅が幅広となるように段
差が形成され、 前記段差において前記第1の薄膜層が露出してなること
を特徴とする導波路型光素子。 - 【請求項2】前記第1及び第2クラッド層、前記第1の
薄膜層、前記第2の薄膜層のそれぞれは、前記メサスト
ライプの側面からのサイドエッチの速度が、 第1のエッチャントに対して(第2の薄膜層)>(第1
の薄膜層)>(第1及び第2のクラッド層)なる関係を
満足し、且つ 前記第1のエッチャントとは異なる第2のエッチャント
に対して(第1及び第2のクラッド層)>(第1及び第
2の薄膜層)なる関係を満足するエッチングが可能な材
料により形成されてなることを特徴とする請求項1記載
の導波路型光素子。 - 【請求項3】前記第1の薄膜層と前記第2の薄膜層との
間に、第3のクラッド層が挿入されてなることを特徴と
する請求項1または2に記載の導波路型光素子。 - 【請求項4】前記第1の薄膜層と前記第2の薄膜層とが
隣接して積層されてなることを特徴とする請求項1また
は2に記載の導波路型光素子。 - 【請求項5】前記第1及び第2のクラッド層は、InPに
より形成され、 前記第1及び第2の薄膜層は、InGaAlAsP系化合物半導
体により形成されたことを特徴とする請求項1〜4のい
ずれか1つに記載の導波路型光素子。 - 【請求項6】コア層の上下を前記コア層よりも屈折率の
小さな下側クラッド層及び上側クラッド層で挟み且つ上
側クラッド層の一方がメサストライプ状に形成されてな
るリッジ導波路を有する導波路型光素子の製造方法であ
って、 下側クラッド層の上に、コア層を形成する工程と、 前記コア層の上に、前記上側クラッド層として、第1の
クラッド層と、第1の薄膜層と、第2の薄膜層と、第2
のクラッド層と、をこの順に形成する工程と、 前記上側クラッド層をストライプ状にパターニングする
工程と、 前記第1の薄膜層よりも前記第2の薄膜層に対するエッ
チング速度が大なる第1のエッチャントを用いて、前記
ストライプの側面に露出した前記第1及び第2の薄膜層
をサイドエッチする工程と、 前記第1及び第2の薄膜層よりも前記第1及び第2のク
ラッド層に対するエッチング速度が大なる第2のエッチ
ャントを用いて前記第1及び第2のクラッド層をエッチ
ングすることにより、前記メサストライプの側面に、前
記第1及び第2の薄膜層のサイドエッチング量の差に応
じた段差を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする導波路型光素子の製造方法。 - 【請求項7】前記上側クラッド層を形成する工程におい
て、前記第1の薄膜層と前記第2の薄膜層との間に、第
3のクラッド層を形成することを特徴とする請求項6記
載の導波路型光素子の製造方法。 - 【請求項8】前記第1及び第2のクラッド層は、InPに
より形成され、 前記第1及び第2の薄膜層は、InGaAlAsP系化合物半導
体により形成され、 前記第1のエッチャントは、硫酸系のエッチャントであ
り、 前記第2のエッチャントは、塩酸系のエッチャントであ
ることを特徴とする請求項6または7に記載の導波路型
光素子の製造方法。
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