JP3264321B2 - 導波路型半導体光集積素子およびその製造方法 - Google Patents

導波路型半導体光集積素子およびその製造方法

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JP3264321B2
JP3264321B2 JP765098A JP765098A JP3264321B2 JP 3264321 B2 JP3264321 B2 JP 3264321B2 JP 765098 A JP765098 A JP 765098A JP 765098 A JP765098 A JP 765098A JP 3264321 B2 JP3264321 B2 JP 3264321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、導波路型半導体
光集積素子に関し、特に光通信用光モジュールおよび光
通信システムに好適に用いられる導波路型半導体光集積
素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】アクセス系光通信システムの低価格化に
は、光モジュールの低価格化が重要である。光モジュー
ルの低価格化を図るには、従来のレンズ系を用いた光学
系ではなく、直接半導体レーザと光導波路や光ファイバ
を直接結合するのが有効である。しかしながら、従来構
造の半導体レーザの光スポットサイズ(光強度が1/e
2となる直径)は約2μm程度であり、広く使われてい
る1.3μm零分散の光ファイバのそれの10μmと比
べると大きな違いがある。このため、両者の直接結合で
は結合損失が10dB程度と大きく、深刻な問題となっ
ていた。また平面型光回路(PLC:planer l
ight−wave circuit)などで通常用い
られる石英系光導波路においても光スポットサイズは8
μm程度大きいことから、この光スポットサイズの違い
が問題となっている。
【0003】このような両者のモード不整合による結合
損失を低減させるには、半導体レーザの光スポットサイ
ズを拡大することが有効である。しかしながら半導体レ
ーザにおいては、光導波路の光閉じ込めが弱いほど、即
ち光スポットサイズが大きいほど発振閾値が高くなって
発光効率が低下する。レーザ発振特性を犠牲にすること
なく、光スポットサイズを拡大するには、半導体よりな
る光スポットサイズ変換用の光導波路を集積し、その厚
さや幅を光軸方向でテーパ状に変調すれば良い(以下こ
れをSSC−LDと称す)。
【0004】光導波路厚を光軸方向で変調し、光スポッ
トサイズを変換するSSC−LDの製造方法が、特開平
7−283490号公報に開示されている。これの構造
図を図2に示す。ここでは選択MOVPEにて成長阻止
膜のパターンを変えることで、活性層1とテーパ導波路
2のコア層を一括形成している。さらに、成長阻止膜の
パターンを工夫することで、光軸方向に光導波路厚とエ
ネルギーバンドギャップを変化させ、テーパ導波路を形
成する。同構造ではフラットエンドの光ファイバとの結
合損失として4dB以下が得られている。
【0005】選択MOVPEにより光軸方向に、光導波
路厚とエネルギーバンドギャップを変化させる構造は、
特開平5−29602号公報に開示されている。成長阻
止膜10の間隙幅を変えて選択MOVPEを行った結果
の模式図を図3に示す。
【0006】特開平7−283490号公報および特開
平5−29602号公報のどちらの公報においても、半
導体エッチングにて導波路を形成後、電流ブロック層
3、4、クラッド層5を成長して、素子を完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、選択MOV
PEでは成長阻止膜幅や間隙幅の一方を光軸方向に急激
に変化させても、実際の光導波路の厚さは滑らかに変化
する。同様に、活性層1とテーパ導波路2のコア層の境
界ではバンドギャップエネルギーが緩やかに変化し、こ
れによってテーパ導波路2においてバンド間遷移による
吸収損失が生じる。吸収損失の増加は閾値電流の増加、
スロープ効率の低下を生じさせるばかりか、高温動作特
性も著しく低下させる。
【0008】この問題を解決するために、活性層1とテ
ーパ導波路2のコア層を別工程の結晶成長にて作製する
ことで、SSC−LDを実現する構造が文献ELECT
RONICS LETTERS Vol. 31, N
o. 21, 1838頁に開示されている。同構造に
て形成されるテーパ導波路はレーザ発振波長に対する吸
収損失が小さいため、室温での閾値電流5.6mA、ス
ロープ効率0.41W/A、最高発振温度135℃と良
好な発振特性を実現している。さらにテーパ導波路集積
による光スポットサイズの拡大により、フラットエンド
光ファイバとの結合損失1.8dBと良好な結合特性も
同時に実現している。
【0009】しかしながら、同構造では活性層とテーパ
導波路層を別の結晶成長により形成するため、作製プロ
セスが複雑となる。このため素子の実用化に際し十分な
再現性、特性の均一性が得られないことが懸念される。
【0010】本発明の目的は、低閾値電流、高スロープ
効率でレーザ発振し、高温動作特性、再現性、特性の均
一性に優れ、且つ簡単なプロセスにより作製可能なSS
C−LDを含む導波路型半導体光集積素子を提供するこ
とにある。さらには、同素子を用いて安価な光モジュー
ル、光通信システムを実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、選択MOV
PEを用いた以下に示す解決手段により、受動導波路で
の吸収損失を低減し、光スポットサイズが拡大された良
好な発振特性を有する導波路型半導体光集積素子を実現
する。
【0012】本発明の解決手段1では、発光部と受動光
導波路部を含む導波路型半導体光集積素子において、前
記発光部の活性層の膜厚が一定であり、この活性層幅が
5μm以下であり、前記受動光導波路部のコア層の膜厚
が光の伝搬する方向に沿って薄くなるようにテーパ状に
変調されており、このコア層の幅が活性層幅よりも広
く、この発光部の活性層と受動光導波路部のコア層は一
括して選択成長により形成されたものであって、その選
択成長のマスクとして用いる成長阻止膜が、一対のスト
ライプ状であって、(イ)発光部における成長阻止膜の
間隙が5μm以下、受動光導波路における成長阻止膜の
間隙が発光部の間隙幅より広く、(ロ)発光部における
成長阻止膜の幅に比べて、受動光導波路における成長阻
止膜の幅が狭く、かつ光の伝搬する方向に沿って狭くな
る形状であることを特徴とする導波路型半導体光集積素
子により問題を解決する。
【0013】本発明の解決手段2では、前記受動光導波
路部のコア層の幅が、発光部の活性層と接する領域でテ
ーパ状に変化していることを特徴とする解決手段1記載
の導波路型半導体光集積素子により問題を解決する。
【0014】本発明の解決手段3では、前記発光部の活
性層と前記受動光導波路部のコア層が量子井戸層である
ことを特徴とする解決手段1または2記載の導波路型半
導体光集積素子により問題を解決する。
【0015】本発明の解決手段4では、前記発光部およ
び受動光導波路部が埋め込み型であることを特徴とする
解決手段1〜2のいずれかに記載の導波路型半導体光集
積素子により問題を解決する。
【0016】本発明の解決手段5では、分布帰還型半導
体レーザ、分布反射型半導体レーザ、光変調器、光検出
器、光スイッチおよび光導波路から選ばれる少なくとも
一つをさらに含む解決手段1〜4のいずれかに記載の導
波路型半導体光集積素子により問題を解決する。
【0017】本発明の解決手段6では、半導体基板上
に、選択成長のマスクとして用いる成長阻止膜を、一対
のストライプ状であって、(イ)発光部における成長阻
止膜の間隙が5μm以下、受動光導波路における成長阻
止膜の間隙が発光部の間隙幅より広く、(ロ)発光部に
おける成長阻止膜の幅に比べて、受動光導波路における
成長阻止膜の幅が狭く、かつ光の伝搬する方向に沿って
狭くなるように形成する工程と、この成長阻止膜の間隙
部分に発光部の活性層と受動導波路のコア層を一括して
選択成長によって形成する工程とを含む導波路型半導体
光集積素子の製造方法により問題を解決する。
【0018】本発明の解決手段7では、前記選択成長を
選択MOVPEにより形成することを特徴とする解決手
段6記載の導波路型半導体光集積素子の製造方法により
問題を解決する。
【0019】本発明の解決手段8では、前記発光部の活
性層と受動導波路のコア層が量子井戸構造となるように
選択成長を行う解決手段6または7記載の導波路型半導
体光集積素子の製造方法により問題を解決する。
【0020】本発明の解決手段9では、選択成長により
形成される発光部および受動光導波路部の光導波路の側
壁が(111)結晶面である解決手段1〜5のいずれか
に記載の導波路型半導体光素子により問題を解決する。
【0021】本発明の解決手段10では、発光部および
受動光導波路部の光導波路が電流または電圧印加のため
に2つ以上の電極構造を有する解決手段1〜5のいずれ
かに記載の導波路型半導体光集積素子により問題を解決
する。
【0022】本発明の解決手段11では、動作波長が
0.3〜1.7μmである解決手段1〜5のいずれかに
記載の導波路型半導体光集積素子により問題を解決す
る。
【0023】本発明の解決手段12では、解決手段1〜
5のいずれかに記載の導波路型半導体光集積素子を少な
くとも一個用いて形成することを特徴とする光モジュー
ルにより問題を解決する。
【0024】本発明の解決手段13では、解決手段1〜
5のいずれかに記載の導波路型半導体光集積素子を少な
くとも一個用いることを特徴とする光通信システムによ
り問題を解決する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の導波路型半導体光集積素
子は、発光部の活性層の膜厚が一定で、受動光導波路部
のコア層の膜厚が光の伝搬する方向に沿ってテーパ状に
薄くなるように変調されているので、発光部からの光の
スポットサイズが受動光導波路部で拡大される。ここで
テーパ状に薄くなるとは、直線的に薄くなることばかり
ではなく、不連続に変化することなく滑らかに薄くなっ
ていることをいう。このように、コア層がテーパ状に薄
くなっている受動光導波路部を、以下テーパ導波路とも
いう。
【0026】この発光部の活性層とテーパ導波路のコア
層は、選択成長、特に好ましくはMOVPEによる選択
成長により形成される。選択成長の際に用いるマスクで
ある成長阻止膜のパターンを、活性層を形成する部分
で、間隙幅5μm以下とし、テーパ導波路のコア層を形
成する領域で、間隙幅を活性層を形成する領域より広く
し、発光部における成長阻止膜の幅に比べて、受動光導
波路における成長阻止膜の幅が狭く、かつ光の伝搬する
方向に沿って狭くなるように形成する。このようにする
ことにより、活性層幅が5μm以下となり、コア層の幅
が活性層幅より広く形成される。
【0027】従来例で示した間隙幅を変化させる方式で
は、選択MOVPEを行った後、半導体をエッチングす
ることにより導波路を形成する。しかしながら、成長阻
止膜上を移動してくる原料種のマイグレーションによ
り、図4に示すように、選択成長層のメサ端近傍が幅1
〜2μmにわたり盛り上がってしまい、この部分での光
学特性等が劣化する。従ってこの製造方法では、この盛
り上がった領域を避け、比較的幅の広い空隙部を設けて
その中央に活性層1やテーパ導波路2等を形成する必要
がある。このため、先に示した特開平7−283490
号公報と特開平5−29602号公報のように、半導体
をエッチングすることにより導波路を形成する製造方法
では10μm程度以上の間隙幅が必要となる。しかし、
間隙幅が広くなると、膜厚変化はマイグレーションの効
果でなく気相拡散の効果によって生じるため、急峻なバ
ンドギャップエネルギーシフトが実現できず、SSC−
LDで要求される低損失なテーパ導波路が実現できな
い。
【0028】これに対して本発明においては、成長阻止
膜の間隙幅が5μm以下と狭くするので、間隙部に直接
形成される形状は、図4に示した側面付近の突起が接合
された状態となる。側面の突起は主としてマイグレーシ
ョンによるものであり、これが支配的となって導波路が
形成される。
【0029】間隙部へ供給される原料の供給量は一定で
あることを考慮すると、この部分に形成される導波路の
断面積は一定となる。例えば間隙部を1.5μmから3
μmに広げた場合は、図5に示すように、選択成長され
る厚さが0.3μmから約0.15μmへと変化する。
この場合の選択MOVPE成長では、気相拡散による濃
度勾配の影響を受けにくいため、間隙幅を変えることに
よる急峻な導波路厚の変化が可能となる。
【0030】さらに導波路に量子井戸構造を採用すれ
ば、導波路厚が薄くなるに伴いバンドギャップエネルギ
ーが高エネルギー側に変化していくため、光導波路層厚
と同時にバンドギャップ波長を急峻に短波長化でき、テ
ーパ導波路2における吸収損失も小さくすることができ
る。この吸収損失の低下はSSC−LDでの特性改善に
大きく寄与し、良好な発振特性、高温動作特性を実現す
ることができる。さらに、間隙幅を広げたことによる活
性層1への影響は極めて小さく、良好な光学利得特性も
同時に実現することができる。このため、テーパ導波路
2を集積しても、半導体レーザ単体と比較しても遜色無
い良好な特性を有するSSC−LDが本発明により得ら
れる。
【0031】実際に光軸方向に間隙幅を変化させて選択
MOVPEを行った場合のフォトルミネッセンス波長
(以下、PL波長という)変化の測定結果を図6に示
す。尚、PL波長はバンドギャップに対応する。ここ
で、成長阻止膜の幅は発光部にて50μm、また受動光
導波路部では幅を50μmから4μmにテーパ状に変化
させた。急峻なPL波長変化を実現するため、間隙幅は
1.5μmから3μmに広げる構成とした。また、比較
のため成長阻止膜幅は同じパターンとし、間隙幅を一定
とした場合のPL波長変化も併せて示す。間隙幅を広げ
た本発明による成長阻止膜パターンでは従来の間隙幅一
定のパターンと比べて活性層近傍のテーパ導波路領域に
おいて急峻なPL波長変化が得られるのが判る。
【0032】PL波長の両者の差をプロットした結果を
図7に示す。発光部近傍のテーパ導波路領域において、
間隙幅を広げることで45nmのPL波長の短波長化が
得られていること、間隙幅変化によるPL波長変化は発
光部とテーパ導波路部の境界から数μmの範囲で急峻に
生じていることが判る。ここで示したように、間隙幅を
広げることで気相拡散の影響を受けることなく、急激な
バンドギャップエネルギーシフトが得られることは、本
発明者が初めて見出した現象である。
【0033】このように、本発明の導波路型半導体光集
積素子では、発光部の活性層とテーパ導波路部のコア層
の膜厚を急峻に変化しており、また急激なバンドギャッ
プエネルギーシフトが生じているので、バンド間遷移に
起因する吸収損失がなく良好な発振特性を有するSSC
−LD部を有する導波路型半導体光集積素子が得られ
る。
【0034】同時に、本発明の製造方法によれば、従来
行われていた半導体層等のエッチングによる導波路形成
が必要なく、均一性、再現性に優れる導波路が形成でき
る。
【0035】次に、本発明の製造方法において選択成長
の際に用いられる成長阻止膜のパターンを説明しなが
ら、本発明の導波路型半導体光集積素子における発光部
の活性層およびテーパ導波路のコア層の形状についてさ
らに説明する。
【0036】図14に、本発明において選択成長の際に
用いられる成長阻止膜のパターンの1例を示す。図中、
Laは発光部長、Ltはテーパ導波路長である。尚、成
長阻止膜は、この図のように発光部およびテーパ導波路
を形成する部分において、一対のストライプ状をなして
おり、発光部端とテーパ導波路端で劈開等により切り出
される場合は、発光部およびテーパ導波路を形成する外
側、即ち、切り出されて不要となる部分ではストライプ
状である必要は必ずしもなく、本発明はそのような形態
をも含む。
【0037】対になる成長阻止膜の発光部における間隙
Gp−aは、5μm以下に設定する。間隙Gp−aによ
り、発光部の活性層の幅が決定される。間隙Gp−aの
下限としては、活性層での発光が起こる程度以上の幅に
設定すればよいが、通常は0.1μm以上である。
【0038】対になる成長阻止膜のテーパ導波路部分の
間隙Gp−tは、間隙Gp−aより広く設定する。間隙
Gp−tは、5μmより広くてもよい。ここで、発光部
の活性層と接する領域(活性層からの距離が0〜L1の
範囲)では、間隙Gp−tが急激にテーパ状に広がって
いる。L1の長さとしては、あまり長すぎると急激な膜
厚の変化が得られない場合があるので、例えば100μ
m程度以下、好ましくは50μm以下である。この場
合、「テーパ状」とは、滑らかに広がっていることを意
味し、直線状にのみ広がることを意味するものではな
い。
【0039】また、図15にように、L1を0としても
よい。L1を0としても、選択成長によって、活性層と
コア層の幅が不連続となるほど急峻に変化するように形
成されるものではないが、モード不整合による散乱損失
を防ぐためには、L1を5μm以上、好ましくは10μ
m以上とする。
【0040】また、形成されるテーパ導波路の厚さが光
の伝搬する方向に沿って薄くなるように、テーパ導波路
部分の成長阻止膜の幅は、光の伝搬する方向に沿って狭
くなるように設定する。図14に示したように、活性層
から距離L2だけ離れたところで、幅の減少が緩やかに
なるようにしても、図16のように、成長阻止膜の外側
が、直線的に変化するように設定してもよく、また図1
7のように、テーパ導波路部分の間隙が光の伝搬方向に
向かって徐々に広がるようにしてもよい。また間隙また
は成長阻止膜幅が、このように直線的または折れ線的に
変化するばかりでなく、曲線状に緩やかに変化するよう
にしてもよい。どのような場合であっても、成長したコ
ア層の膜厚が光の伝搬する方向に沿って薄くなるように
テーパ状に変調されればよい。
【0041】また、図14における成長阻止膜の発光部
の活性層部分の幅Waは、活性層を形成する領域におい
て一定の幅であり、必要とされる活性層の膜厚に合わせ
て適宜変更する。
【0042】また、テーパ導波路の出力端側の成長阻止
膜幅Wtも、出力端側で必要とされる膜厚に応じて適宜
調整する。
【0043】本発明の導波路型半導体光集積素子は、上
記のようにSSC−LD部分が最も特徴的な部分である
が、SSC−LDに加えて、分布帰還型半導体レーザ、
分布反射型半導体レーザ、光変調器、光検出器、光スイ
ッチおよび光導波路等のその他の光機能素子を同一基板
上に集積し、さらに高機能化、高集積化を図ったもので
あってもよい。
【0044】
【実施例】以下に実施例を示して本発明をさらに詳細に
説明する。
【0045】(第1の実施例)図1に、本発明の導波路
型半導体光集積素子の一形態であるSSC−LDを示
す。InGaAsP/InGaAsP MQW構造から
なる活性層1は間隙幅が1.5μmの部分に、また同時
に形成されるテーパ導波路2のコア層は間隙幅が3μm
に広げられた部分に直接形成される。導波路幅は活性層
1とテーパ導波路2のコア層の境界付近で30μmの長
さにわたり幅1.5μmから3μmに拡大し、ここでの
モード不整合による散乱損失(モード変換損失)を抑制
する構造を採用している。出射端の導波路厚は活性層1
の部分と比べて1/6に減少しており、ここでの光スポ
ットサイズが拡大されるとともにアスペクト比が改善さ
れ、良好な光ファイバとの結合特性を実現することがで
きる。この半導体レーザは発振波長が1.3μmになる
構造を採用している。
【0046】図1および図8を用いて製造工程を説明す
る。図8(a)に示すように、まずn−InP基板の
(001)面上に熱CVD法により厚さ100nmのS
iO2膜からなる成長阻止膜10を堆積する。続いてフ
ォトリソグラフィ工程により、選択MOVPEに用いる
レジストパターンを形成する。希釈した弗酸により成長
阻止膜10をエッチングし、成長に用いる基板が完成す
る。成長阻止膜10のパターンは、図14に示した形状
と同一であり、発光部での成長阻止膜幅は50μm(=
Wa)で一定、受動光導波路部では50μmから4μm
(=Wt)にテーパ状に変化させる。さらに成長阻止膜
10の間隙部11の幅は、発光部分で1.5μm(=G
p−a)一定、受動光導波路部と発光部の境界では長さ
30μm(=L1)に渡り間隙部11の幅を1.5μm
から3μm(=Gp−t)に広げる構造とした。
【0047】この基板を用いて選択MOVPEにより、
n−InPクラッド層を100nm、1.13μm波長
組成のInGaAsPよりなる第一のSCH層を60n
m、MQW層、1.13μm波長組成InGaAsPよ
りなる第二のSCH層を60nm、p−InPクラッド
層を100nmを順次エピタキシャル成長する。それら
の層の結晶は、成長阻止膜10上には成長せず、これの
間隙部分のn−InP基板の上に選択的に成長する。し
かもそれらの層は、成長阻止膜10の幅の広い部分の発
光部では最も膜厚が厚く、成長阻止膜の幅が狭くなって
いく領域ではレーザ活性層1から離れるにつれて膜厚が
薄くなる。MQW層は7つの1.4μm波長組成InG
aAsPよりなる井戸層とその間に挟まれる1.13μ
m波長組成InGaAsPよりなる障壁層から構成され
たもので、活性層1での井戸層の厚さは7nm、障壁層
の厚さは15nmとした。
【0048】このように活性層1とテーパ導波路2を一
括形成した後、弗酸にてSiO2膜からなる成長阻止膜
10を除去し、図8(b)までの工程を終了する。
【0049】その後再び全面にSiO2膜を堆積させ、
次いでセルフアラインプロセスにより、直接形成した導
波路の頂上にのみSiO2膜を残し、その他の部分のS
iO2膜を弗酸により除去することで、図8(c)に示
すように、埋め込み成長のための成長阻止膜10bを形
成する。その後の工程は、図1を参照して説明する。
【0050】次に、この成長阻止膜10bをマスクにし
て再びMOVPE成長を行い、p−InP電流ブロック
層3を0.7μmとn−InP電流ブロック層4を0.
7μm順次形成する。
【0051】次に成長阻止膜10bを除去してから、全
面にp−InPクラッド層5を形成する。p−InPク
ラッド層5はスポットサイズ拡大により光フィールドの
一部が電極に到達しない様、5μmと通常のLD構造よ
りも厚くする。またp−InPクラッド層5成長後は、
p−InGaAsコンタクト層6を成長し電極とのオー
ミックコンタクトが取り易い構造とする。
【0052】続いて全面にSiO2膜を形成し、これを
フォトリソグラフィ工程によりパターニングして活性層
1にのみ電流が流れるように開口部を形成する。両面に
TiAuからなるp電極7とn電極9を形成後、430
℃での電極アロイ化を行い図1に示す素子が完成する。
【0053】ウエハからLD部の長さ300μm、テー
パ導波路2の長さ200μmとして素子を切り出し、特
性の評価を行った。LD部の端面に95%の高反射コー
ティングを施した場合のI−L特性を図9に示す。室温
でのしきい値電流は8mAと低く、また85℃の場合に
おいても24.5mAと良好な発振特性を実現した。外
部微分量子効率は25℃、85℃の場合に対してそれぞ
れ、0.46W/A、0.36W/Aと良好であった。
加入者系に使われるLDの特性として重要な高温動作時
の駆動電流は、たとえば85℃での11mWを例に取る
と、56mAと低い値を実現した。
【0054】このような良好な発振特性が得られたの
は、導波路幅を拡大することで急峻なPL波長変化が得
られ、これによりテーパ導波路2での吸収損失が大きく
低減できたこと、さらに選択MOVPEによりモード変
換損失や導波路側壁の荒れによる散乱損失が生じなかっ
たことが挙げられる。
【0055】同素子の遠方放射パターンを図10に示
す。水平放射角、垂直放射角として10.8°、13.
5°と狭い値を実現した。これは通常のLDで得られて
いる放射角の35°と比べると約1/3の値である。
【0056】図11はスポットサイズ10μmのノーマ
ルシングルモードファイバと結合実験を行った結果であ
る。最小結合損失として、2.7dBが得られた。ま
た、結合損失が1dB上昇する位置トレランスは1.8
μmと安価な実装方式であるパッシブアライメントにも
十分適応できる良好な結合特性を同時に実現した。光フ
ァイバとのモード不整合の大きな通常構造の半導体レー
ザにて得られる結合損失が10dBであることを考慮す
ると、実に7dB以上の結合特性の改善をテーパ導波路
2の集積により実現することができた。
【0057】(実施例2)図12は本発明によるSSC
−LD12をPLC(平面型光回路)基板15上にパッ
シブアライメント実装したものである。パッシブアライ
メント実装は、素子に付けられた電極パターンとPLC
基板のパターンとを画像認識により一致させることで素
子をPLC基板15上に配置する技術で、従来行われて
いた光軸調整をすることなく、素子と導波路とを結合す
る方法であり、実装コストを大きく低減させるものとし
て注目を集めている。
【0058】PLC基板15にはY分岐14が形成され
ており、これの一方にはSSC−LD12が、もう一方
には受光素子16が実装される構成になっている。PL
C基板15の導波路13とSSC−LD12との結合損
失は4dBであり、パッシブアライメント実装による過
剰損失は僅か1.3dBに抑えることができた。本発明
による半導体レーザはテーパ導波路2での吸収損失低減
により高温動作特性に優れていることから、従来半導体
レーザで行われていた温度制御が不要となっている。こ
のため、光モジュール17を非常に安価に構成すること
が可能となった。
【0059】(実施例3)図13は実施例2にて示した
本発明の素子を実装した光モジュール17を光通信シス
テムに採用した構成を示すものである。本局と加入者と
は8〜32分岐の光カップラ18を通して1本の光ファ
イバ19で接続されている。本発明により安価な光モジ
ュール17を実現することが可能となるため、光通信シ
ステムトータルのコストを低く抑えることができる。
【0060】以上説明した実施例において、レーザ構造
をファブリペロー構造としたが、発光部であるLD部と
テーパ導波路2の間に受動導波路を設け、ここに回折格
子を形成するDBRレーザ構造としても良い。また、L
D部に回折格子を形成するDFBレーザ構造としてもよ
い。同一基板上にDFBレーザと変調器を形成し、変調
器部分の間隙幅を広くして、ここでの吸収損失を低減す
る変調器集積化光源としても良い。
【0061】さらに、上記した実施例では、MQWをI
nGaAsP/InP系材料によって構成しているが、
AlGaAs/GaAs系材料、AlGaInP/Ga
InP系材料、ZnSe系、GaN系その他の化合物半
導体材料を使用したものであってもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、発光部の活性層と受動
光導波路部のコア層の膜厚およびバンドギャップが急峻
に変化しているので、受動光導波路部の発光領域に近い
部分でバンド間遷移に起因する吸収損失を大きく低減す
ることができ、低閾値電流、高スロープ効率でレーザ発
振し、高温動作特性、再現性、特性の均一性に優れ、且
つ簡単なプロセスにより作製可能で、光スポットサイズ
の拡大により良好なシングルモードファイバとの結合損
失を実現できるSSC−LDを含む導波路型半導体光集
積素子を提供することができる。
【0063】また、本発明によれば導波路形状のエッチ
ングが不要で、簡単なプロセスによって、低閾値電流、
高スロープ効率でレーザ発振し、高温動作特性、再現
性、特性の均一性に優れ、光スポットサイズの拡大によ
り良好なシングルモードファイバとの結合損失を実現で
きるSSC−LDを含む導波路型半導体光集積素子の製
造方法を提供することができる。
【0064】さらに、本発明によれば、他の光機能素子
との組合せにより、より高機能化、高集積化された導波
路型半導体光集積素子が可能になる。
【0065】さらに、本発明によれば、光モジュールお
よび加入者系光通信システムの低価格化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態であるSSC−LDの構造
図である。
【図2】従来技術のSSC−LDの構造図である。
【図3】従来技術を説明するための選択成長層の構造図
である。
【図4】従来技術を説明するための選択成長層の断面図
である。
【図5】本発明の効果を説明するための選択成長層の断
面図である。
【図6】本発明の効果を説明するためのPL波長プロフ
ァイル図である。
【図7】本発明の効果を説明するためのPL波長プロフ
ァイル図である。
【図8】本発明によるSSC−LDの製造工程を説明す
るための図である。
【図9】本発明の実施例を説明するための図である。
【図10】本発明の実施例を説明するための図である。
【図11】本発明の実施例を説明するための図である。
【図12】本発明の実施例を説明するための光モジュー
ルの構成wp示す図である。
【図13】本発明の実施例を説明するための光通信シス
テムの構成を示す図である。
【図14】本発明に用いる成長阻止膜のパターンの1例
である。
【図15】本発明に用いる成長阻止膜のパターンの1例
である。
【図16】本発明に用いる成長阻止膜のパターンの1例
である。
【図17】本発明に用いる成長阻止膜のパターンの1例
である。
【符号の説明】
1 活性層 2 テーパ導波路 3 p−InP電流ブロック層 4 n−InP電流ブロック層 5 p−InPクラッド層 6 p−InGaAsコンタクト層 7 p電極 8 n−InP基板 9 n電極 10 成長阻止膜 11 間隙部 12 SSC−LC 13 導波路 14 Y分岐 15 PLC基板 16 受光素子 17 光モジュール 18 光カップラ 19 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G02B 6/12 B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/15 H01S 5/00 - 5/347 G02B 6/12 - 6/122

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と受動光導波路部を含む導波路型
    半導体光集積素子において、 前記発光部の活性層の膜厚が一定であり、この活性層幅
    が5μm以下であり、 前記受動光導波路部のコア層の膜厚が光の伝搬する方向
    に沿って薄くなるようにテーパ状に変調されており、こ
    のコア層の幅が活性層幅よりも広く、 この発光部の活性層と受動光導波路部のコア層は一括し
    て選択成長により形成されたものであって、その選択成
    長のマスクとして用いる成長阻止膜が、一対のストライ
    プ状であって、(イ)発光部における成長阻止膜の間隙
    が5μm以下、受動光導波路における成長阻止膜の間隙
    が発光部の間隙幅より広く、(ロ)発光部における成長
    阻止膜の幅に比べて、受動光導波路における成長阻止膜
    の幅が狭く、かつ光の伝搬する方向に沿って狭くなる形
    状であることを特徴とする導波路型半導体光集積素子。
  2. 【請求項2】 前記受動光導波路部のコア層の幅が、発
    光部の活性層と接する領域でテーパ状に変化しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の導波路型半導体光集積素
    子。
  3. 【請求項3】 前記発光部の活性層と前記受動光導波路
    部のコア層が量子井戸層であることを特徴とする請求項
    1または2記載の導波路型半導体光集積素子。
  4. 【請求項4】 前記発光部および受動光導波路部が埋め
    込み型であることを特徴とする請求項1〜2のいずれか
    に記載の導波路型半導体光集積素子。
  5. 【請求項5】 分布帰還型半導体レーザ、分布反射型半
    導体レーザ、光変調器、光検出器、光スイッチおよび光
    導波路から選ばれる少なくとも一つをさらに含む請求項
    1〜4のいずれかに記載の導波路型半導体光集積素子。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に、選択成長のマスクとし
    て用いる成長阻止膜を、一対のストライプ状であって、
    (イ)発光部における成長阻止膜の間隙が5μm以下、
    受動光導波路における成長阻止膜の間隙が発光部の間隙
    幅より広く、(ロ)発光部における成長阻止膜の幅に比
    べて、受動光導波路における成長阻止膜の幅が狭く、か
    つ光の伝搬する方向に沿って狭くなるように形成する工
    程と、 この成長阻止膜の間隙部分に発光部の活性層と受動導波
    路のコア層を一括して選択成長によって形成する工程と
    を含む導波路型半導体光集積素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記選択成長を選択MOVPEにより形
    成することを特徴とする請求項6記載の導波路型半導体
    光集積素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記発光部の活性層と受動導波路のコア
    層が量子井戸構造となるように選択成長を行う請求項6
    または7記載の導波路型半導体光集積素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 選択成長により形成される発光部および
    受動光導波路部の光導波路の側壁が(111)結晶面で
    ある請求項1〜5のいずれかに記載の導波路型半導体光
    素子。
  10. 【請求項10】 発光部および受動光導波路部の光導波
    路が電流または電圧印加のために2つ以上の電極構造を
    有する請求項1〜5のいずれかに記載の導波路型半導体
    光集積素子。
  11. 【請求項11】 動作波長が0.3〜1.7μmである
    請求項1〜5のいずれかに記載の導波路型半導体光集積
    素子。
  12. 【請求項12】 請求項1〜5のいずれかに記載の導波
    路型半導体光集積素子を少なくとも一個用いて形成する
    ことを特徴とする光モジュール。
  13. 【請求項13】 請求項1〜5のいずれかに記載の導波
    路型半導体光集積素子を少なくとも一個用いることを特
    徴とする光通信システム。
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