JPH05299764A - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体レーザの製造方法

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JPH05299764A
JPH05299764A JP10431392A JP10431392A JPH05299764A JP H05299764 A JPH05299764 A JP H05299764A JP 10431392 A JP10431392 A JP 10431392A JP 10431392 A JP10431392 A JP 10431392A JP H05299764 A JPH05299764 A JP H05299764A
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inp
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ingaasp
film pattern
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JP10431392A
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Masato Ishino
正人 石野
Nobuyuki Otsuka
信之 大塚
Kiyoshi Fujiwara
潔 冨士原
Masahiro Kito
雅弘 鬼頭
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再現性良好にかつ容易なプロセスで低しきい
値かつ低リーク電流を実現する。 【構成】 (100) 面を主面とするn-InP 基板11上に<0
11> 方向への周期構造を有する回折格子12を形成す
る。SiO2 膜を堆積したのちストライプ状の開口部を
形成して、SiO2 膜からなる絶縁膜パターン13を形
成する。開口部上に、MOVPE法によりn-InGaAsP 光
導波層14,InGaAsP 活性層15,p-InP クラッド層1
6(d=0.4 μm)およびInGaAsP マスク層17を順次積
層し台形状活性層ストライプを形成する。絶縁膜パター
ン13を除去した後、塩酸を含む混合液でn-InP 基板1
1を2μmから3μmの深さでエッチングする。LPE
法によりp-InP 埋め込み層18,n-InP ブロック層1
9,p-InP 平坦化層20およびp-InGaAsP コンタクト層
21を順次エピタキシャル成長を行い埋め込み型ヘテロ
構造を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバー通信用
光源として重要である長波長帯埋め込み型の半導体レー
ザの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年映像伝送の分野、特にCATVの分
野でアナログ多重光伝送システムの導入が進んでいる。
ここでは光源として低伝送歪特性の長波長帯半導体レー
ザが必要とされる。現在主に10チャンネル以下の伝送
ではInP 系のファブリペロ型半導体レーザが、それ以上
の多チャンネル伝送系では同材料を用いた分布帰還型レ
ーザ(以下「DFBレーザ」という)が用いられてい
る。いずれの場合も低伝送歪特性を実現するには半導体
レーザの光出力−電流特性の高い直線性が要求され、リ
ーク電流を極力抑えた埋め込み構造が必要となる。InP
系の半導体レーザは低しきい値発振、横モードの安定性
の立場から活性層の周囲をよりエネルギーギャップが大
きく、屈折率の小さな半導体材料でおおわれた埋め込み
型へテロ(BH)構造が広く用いられている。
【0003】図3に従来の半導体レーザとしてBH構造
の一例を示す。図3において、31はn-InP 基板(n=1
×1018cm-3、厚みd=100 μm)、32はn-InP クラッド
層(n=1 ×1018cm-3、d=3 μm)、33はInGaAsP 活性
層(λg=1.3 μm、d=0.12μm)、34はp-InP クラッ
ド層(p=1 ×1018cm-3、d=0.3 μm)、35はp-InP埋
め込み層(p=1.5 ×1018cm-3、d=1.5 μm)、36はn-
InP 電流ブロック層(n=1 ×1018cm-3、d=1 μm)、3
7はp-InP 平坦化層(p=1.5 ×1018cm-3、d=3μm)、
38はp-InGaAsP コンタクト層(λg=1.3 μm、p=2 ×
1018cm-3、d=1μm)である。
【0004】ここで低しきい値・低リーク電流を実現す
るための条件は、InGaAsP 活性層33側面からのリーク
電流を抑えるために、InGaAsP 活性層33側面を結晶成
長の際に界面準位を作り易い(111A)面からずらすことで
ある。なお、(111A)面とは、(100) 主面上の<011> 方向
へのメサストライプにおいて、主面に対して約55°の
角度を有する逆メサ形状側面であり、この面はIII 族元
素でのみ構成されるのが特徴である。
【0005】また、低しきい値発振でかつ埋め込み層で
のサイリスタ電流を抑えるために、p-InP クラッド層3
4の厚みを0.3 μm程度に薄くすること、InGaAsP 活性
層33の幅を1 μm程度に制御すること、p-InP 埋め込
み層35の厚みを1.5 μm程度に制御すること、n-InP
電流ブロック層36の厚みを1 μm程度に制御すること
が必要である。
【0006】この製造方法としては、例えば特願平3-11
7257等に記載されるものがある。ここではInP 基板31
上に、1回目のエピタキシャル成長としてInGaAsP 活性
層33を含むDHウェハーを作製した後、このウェハー
上にストライプ状のマスクパターンを形成し、その後エ
ッチングにより高さ3μm程度の活性層メサストライプ
を形成する。つぎに、2回目の成長として液相エピタキ
シャル成長法によりp-InP 埋め込み層35とn-InP 電流
ブロック層36を前記メサストライプの側面に成長させ
ることにより、サイリスタ構造電流阻止型の埋め込み型
へテロ構造を2回の成長とストライプエッチングという
容易なプロセスで形成することができる。ここでしきい
値やリーク電流のみならずレーザ光の放射角や発振波長
等の素子特性の安定化のためには、各層厚のみならずエ
ッチング深さやメサストライプを精密に制御する必要が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、活性層ストライプをエッチングで形成する場合
の問題として、フォトリソグラフィでのばらつきのみな
らずエッチングでのばらつきが付加されることがある。
先に述べたように1回の成長で電流挟搾層を形成するに
は、メサエッチの深さとしては3μm程度必要であり、
エッチングのばらつきが活性層33の幅のばらつきに大
きく影響する。さらにウェットエッチングで露出されや
すい(111A)面からずらすためには一般的に故意にサイド
エッチを利用して特定面を出さない方法がとられている
が、この場合サイドエッチ量はマスクの密着度に影響さ
れるため、ばらつきがさらに助長されることになる。こ
れらの影響を低減するためにエッチングをドライエッチ
ングにする方法があるが、この場合エッチング面にダメ
ージ層の導入やエッチング残留物の付着等の問題があ
る。
【0008】以上述べたように従来の埋め込み構造半導
体レーザの製造方法では、低しきい値かつ低リーク電流
の半導体レーザを再現性良好にかつ容易なプロセスで作
製することは困難であった。したがってこの発明の目的
は、再現性良好にかつ容易なプロセスで低しきい値かつ
低リーク電流を実現することのできる半導体レーザの製
造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体レ
ーザの製造方法は、(100) 面を主面とする第1の導電型
のInP 基板上に、3μm 以上7μm 以下の<011> 方向へ
のストライプ状の開口部を有する絶縁膜パターンを形成
する工程と、絶縁膜パターンの形成されたInP基板の開
口部上に、有機金属気相成長法により第1の導電型のIn
P クラッド層,InGaAsP もしくはInGaAs活性層および第
2の導電型のInP クラッド層を選択成長させメサストラ
イプを形成する工程と、絶縁膜パターンを除去した後、
液相成長法により、メサストライプの両側の領域に第2
の導電型のInP 埋め込み層および第1の導電型のInP ブ
ロッキング層を順にエピタキシャル成長を行い、さらに
全面に第2の導電型のInP 層および第2の導電型のInGa
AsP もしくはInGaAsコンタクト層を順にエピタキシャル
成長を行う工程とを含むことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の半導体レーザの製造方法
は、(100) 面を主面とする第1の導電型のInP 基板上に
<011> 方向周期構造を有する回折格子を形成する工程
と、回折格子上に幅1.2 μm 以上1.7 μm 以下の<011>
方向へのストライプ状の開口部を有する絶縁膜パターン
を形成する工程と、絶縁膜パターンの形成されたInP 基
板の開口部上に有機金属気相成長法によりInGaAsP 光導
波層,InGaAsP もしくはInGaAs活性層,第2の導電型の
InP クラッド層および最上層にInGaAsP もしくはInGaAs
表面層を有するメサストライプを選択成長する工程と、
絶縁膜パターンを除去した後、塩酸を含む混合液でInGa
AsP 活性層の下部を除いてInP 基板を1μm以上3μm
以下の深さでエッチングする工程と、液相成長法によ
り、メサストライプの両側の領域に第2の導電型のInP
埋め込み層,第1の導電型のInP ブロッキング層を順に
エピタキシャル成長行い、さらに全面に第2の導電型の
InP 層及び第2の導電型のInGaAsP もしくはInGaAsコン
タクト層を順にエピタキシャル成長を行う工程とを含む
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明によれば、メサストライプの幅や高さ
が膜厚制御性の極めて良好な有機金属気相成長法による
選択成長の膜厚で制御されるため、従来例のようなエッ
チングのばらつきによる不安定性がなくなるとともに、
電流挟搾型埋め込み構造やコンタクト層が液相成長法に
よる1回のエピタキシャル成長で形成できるため、非常
に簡便な方法で低しきい値、かつ、低リーク電流のファ
ブリペロレーザおよびDFBレーザを再現性良好に形成
することができるものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 〔第1の実施例;請求項1に対応〕図1はこの発明の第
1の実施例の半導体レーザの製造方法を示す工程順断面
図である。なお、第1の導電型をn型、第2の導電型を
p型として説明する。
【0013】まず、(100) 面を主面とするn-InP 基板1
上に厚み50nmのSiO2 膜を堆積したのち、通常のフォ
トリソグラフィーとエッチングにより<011> 方向へのス
トライプ状の開口部9を形成してn-InP 基板1を露出さ
せて、SiO2 膜からなる絶縁膜パターン10を形成す
る(図1(a) )。ここで開口部ストライプの幅W1 は5
μmである。
【0014】この絶縁膜パターン10の形成されたn-In
P 基板1の開口部9上に、MOVPE法(有機金属気相
成長法)によりn-InP クラッド層2(厚みd=2.5 μm)
、バンドギャップ波長1.3 μmのInGaAsP 活性層3(d
=0.10μm)およびp-InP クラッド層4(d=0.4 μm)
を順次積層する(図1(b) )。このMOVPE成長での
選択成長においては絶縁膜パターン10と半導体層の露
出した開口部ストライプの境界線が<011> 方向にある場
合、側面が(111B) 面を有するピラミッド形状が得られ
るがその過程において台形状断面のメサストライプが形
成される。この実施例の層構造の場合、活性層3の幅は
1.4 μm、p-InP クラッド層4の上辺の幅は0.8 μmと
なる。なお、(111B)面とは、(100) 主面に対して約55
°の角度を有する順メサ形状側面であり、この面はV族
元素で構成されるのが特徴である。
【0015】次に、絶縁膜パターン10を除去したのち
LPE法(気相成長法)によりp-InP 埋め込み層(d=1.
5 μm)5、n-InP ブロック層(d=1 μm)6、p-InP
平坦化層7、p-InGaAsP コンタクト層8を連続して成長
する(図1(c) )。LPE成長においては、幅2μm程
度以下のメサストライプ上には成長されないため、1回
の成長で電流注入域と挟搾域を形成することができる。
また(111B) 面上のLPE成長層は(111A) 面上と異な
り界面準位等を形成することもないので活性層3側面か
らのリーク電流は小さい。
【0016】ところでこのような埋め込み構造における
埋め込みリーク電流は、電流ブロック領域のp-n-p-n-In
P 層にかかるバイアスすなわちp-InP クラッド層4の電
位降下と、p-InP クラッド層4からp-InP 埋め込み層5
への注入電流すなわちサイリスタのゲート電流によって
決定されるが、本構造ではゲート電流は注入領域が0.2
μm程度に挟搾されその量は極めて少ない。また、p-In
P クラッド層4の厚みは0.4 μmと薄いので活性層3へ
の電流注入時の電位降下は少ない。従ってリーク電流の
極めて小さい良好な直線性を有する光出力電流特性のフ
ァブリペロレーザを得ることができる。また、活性層3
の幅は1μm以上1.5 μm以下、活性層メサストライプ
の高さは2μm以上4 μm以下であれば同等の特性を得
ることができるので最初に形成するストライプ状の開口
部9の幅は3μmから7μmの間に設定すればよい。
【0017】一方、活性層3の幅のばらつきに関しては
MOVPEでの成長速度のばらつきは近年±1%以下に
まで抑えられており、この場合活性層ストライプ形成時
の付加的なばらつきとしては、±4%以下となり特性の
ばらつきには大きく影響しない。このようにこの実施例
においては、1回の絶縁膜パターン10の形成と2回の
エピタキシャル成長という簡単なプロセスで形成される
ため、プロセス中での歩留まりの低下や結晶性等の劣化
による信頼性の低下も少ない。
【0018】〔第2の実施例,請求項2に対応〕図2は
この発明の第2の実施例の半導体レーザの製造方法を示
す工程順断面図である。なお、第1の実施例と同様、第
1の導電型をn型、第2の導電型をp型として説明す
る。まず、(100) 面を主面とするn-InP 基板11上に<0
11> 方向への周期構造を有する回折格子12を形成する
(図2(a) )。
【0019】次に、厚み50nmのSiO2 膜を堆積したの
ち通常のフォトリソグラフィーとエッチングにより<011
> 方向へのストライプ状の開口部を形成してn-InP 基板
11を露出させて、SiO2 膜からなる絶縁膜パターン
13を形成する。ここで開口部ストライプの幅W2 は1.
5 μmである。この絶縁膜パターン13の形成されたn-
InP 基板11の開口部上に、MOVPE法によりn-InGa
AsP 光導波層14(バンドギャップ波長λg=1.1 μm、
厚みd=0.1 μm) 、λg=1.3 μmのInGaAsP 活性層15
(d=0.10μm)、p-InP クラッド層16(d=0.4 μm)
およびInGaAsPマスク層(表面層)17(λg=1.3 μ
m、d=0.1 μm)を順次積層し台形状活性層ストライプ
を形成する(図2(b) )。
【0020】次に、絶縁膜パターン13を除去したの
ち、HCl:H3PO4=1:2 の混合液でn-InP基板11を2μm
から3μmの深さでエッチングする(図2(c) )。HCl
系のエッチング液はInGaAsP はほとんどエッチングされ
ずInP のみをエッチングするのでセルフアラインでn-In
P 基板11のエッチングを行なうことができる。この実
施例の層構造の場合、活性層15の幅は1.3 μm、p-In
P クラッド層16の上辺の幅は0.8 μmとなる。
【0021】次に、InGaAsP マスク層17をエッチング
で除去することなく、LPE法によりp-InP 埋め込み層
(d=1.5 μm)18、n-InP ブロック層(d=1 μm)1
9、p-InP 平坦化層20およびp-InGaAsP コンタクト層
21を連続して成長して低リーク電流の構造を得ること
ができる(図2(d) )。ここでInGaAsP マスク層17
は、p-InP 埋め込み層18の形成時に自動的にメルトバ
ックされ除去される。
【0022】なお、埋め込み成長前にH2SO4+H2O2+H2Oの
混合液でInGaAsP マスク層17を除去した場合、活性層
15へのサイドエッチにより活性層15の幅のばらつき
が生じるのみならず(111A) 面が形成される可能性があ
るのに対し、メルトバックを利用した場合、活性層15
はサイドエッチされることなくInGaAsP マスク層17の
み除去されるので制御性・特性面で有利である。
【0023】また、p-InP クラッド層16の厚みは0.4
μmと薄いので活性層15への電流注入時の電位降下は
少ない。従ってリーク電流の極めて小さい良好な直線性
を有する光出力電流特性のDFBレーザを得ることがで
きる。また、活性層15の幅は1μm以上1.5 μm以
下、活性層メサストライプの高さは2μm以上4 μm以
下であれば同等の特性を得ることができるので最初に形
成するストライプ状の開口部の幅は1.2 μmから1.7 μ
mの間に設定すればよい。
【0024】一方、結晶成長による活性層15幅のばら
つきは、n-InP 基板11と活性層15との距離が0.15μ
mと小さいので±0.03%と全く無視できる。また埋め込
み成長前の段差調整のエッチングは活性層15の幅には
なんら影響しない。このようにこの実施例においては、
1回の絶縁膜パターン13の形成と2回のエピタキシャ
ル成長と簡単なエッチングプロセスという非常に容易な
方法で低しきい値・低リーク電流の高性能の単一波長特
性のDFBレーザを制御性良く得ることができる。
【0025】なお、上記実施例に示した膜厚・組成はこ
れに限定されず、さらに活性層を多重量子井戸構造にし
た場合もこの発明に含まれるものである。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、メサストライプの幅
や高さが膜厚制御性の極めて良好な有機金属気相成長法
による選択成長の膜厚で制御されるため、従来例のよう
なエッチングのばらつきによる不安定性がなくなるとと
もに、電流挟搾型埋め込み構造やコンタクト層が液相成
長法による1回のエピタキシャル成長で形成できるた
め、非常に簡便な方法で低しきい値、かつ、低リーク電
流のファブリペロレーザおよびDFBレーザを再現性良
好に形成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の半導体レーザの製造
方法を示す工程順断面図。
【図2】この発明の第2の実施例の半導体レーザの製造
方法を示す工程順断面図。
【図3】従来の半導体レーザの構造断面図。
【符号の説明】
1 n-InP 基板 2 n-InP クラッド層 3 InGaAsP 活性層 4 p-InP クラッド層 5 p-InP 埋め込み層 6 n-InP ブロック層 7 p-InP 平坦化層 8 p-InGaAsP コンタクト層 9 ストライプ状の開口部 10 絶縁膜パターン 11 n-InP 基板 12 回折格子 13 絶縁膜パターン 14 n-InGaAsP 光導波層 15 InGaAsP 活性層 16 p-InP クラッド層 17 InGaAsP マスク層 18 p-InP 埋め込み層 19 n-InP ブロック層 20 p-InP 平坦化層 21 p-InGaAsP コンタクト層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼頭 雅弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (100) 面を主面とする第1の導電型のIn
    P 基板上に、3μm 以上7μm 以下の<011> 方向へのス
    トライプ状の開口部を有する絶縁膜パターンを形成する
    工程と、 前記絶縁膜パターンの形成されたInP 基板の前記開口部
    上に、有機金属気相成長法により第1の導電型のInP ク
    ラッド層,InGaAsP もしくはInGaAs活性層および第2の
    導電型のInP クラッド層を選択成長させメサストライプ
    を形成する工程と、 前記絶縁膜パターンを除去した後、液相成長法により、
    前記メサストライプの両側の領域に第2の導電型のInP
    埋め込み層および第1の導電型のInP ブロッキング層を
    順にエピタキシャル成長を行い、さらに全面に第2の導
    電型のInP 層および第2の導電型のInGaAsP もしくはIn
    GaAsコンタクト層を順にエピタキシャル成長を行う工程
    とを含むことを特徴とする半導体レーザの製造方法。
  2. 【請求項2】 (100) 面を主面とする第1の導電型のIn
    P 基板上に<011> 方向周期構造を有する回折格子を形成
    する工程と、 前記回折格子上に幅1.2 μm 以上1.7 μm 以下の<011>
    方向へのストライプ状の開口部を有する絶縁膜パターン
    を形成する工程と、 前記絶縁膜パターンの形成されたInP 基板の前記開口部
    上に有機金属気相成長法によりInGaAsP 光導波層,InGa
    AsP もしくはInGaAs活性層,第2の導電型のInP クラッ
    ド層および最上層にInGaAsP もしくはInGaAs表面層を有
    するメサストライプを選択成長する工程と、 前記絶縁膜パターンを除去した後、塩酸を含む混合液で
    前記InGaAsP 活性層の下部を除いて前記InP 基板を1μ
    m 以上3μm 以下の深さでエッチングする工程と、 液相成長法により、前記メサストライプの両側の領域に
    第2の導電型のInP 埋め込み層,第1の導電型のInP ブ
    ロッキング層を順にエピタキシャル成長行い、さらに全
    面に第2の導電型のInP 層及び第2の導電型のInGaAsP
    もしくはInGaAsコンタクト層を順にエピタキシャル成長
    を行う工程とを含むことを特徴とする半導体レーザの製
    造方法。
JP10431392A 1992-04-23 1992-04-23 半導体レーザの製造方法 Pending JPH05299764A (ja)

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