JP2001274371A - 撮像装置構造物 - Google Patents

撮像装置構造物

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JP2001274371A
JP2001274371A JP2001001110A JP2001001110A JP2001274371A JP 2001274371 A JP2001274371 A JP 2001274371A JP 2001001110 A JP2001001110 A JP 2001001110A JP 2001001110 A JP2001001110 A JP 2001001110A JP 2001274371 A JP2001274371 A JP 2001274371A
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ロバート・フォレスト・クァスニック
Jianqiang Liu
ジャンキアン・リウ
George Edward Possin
ジョージ・エドワード・ポシン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性素子のアレイを有する撮像装置用構造
を提供する。 【解決手段】 撮像装置(10)用構造は、有機誘電体
層と、光透過性導電層を有する共通電極(38)とを含
み、共通電極は有機誘電体層(予備イミド化ポリイミド
層)を覆うと共に、前記共通電極の縞状セグメント(3
9、40)に沿った前記有機誘電体層の露出縁端を越え
て延びる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光性撮像アレイに
関するものである。更に詳しく言えば本発明は、有機誘
電体層のアンダーカットが撮像装置の性能及び信頼性に
悪影響を及ぼすのを防止するために有機誘電体層の露出
縁端を封止する技術に関する。
【0002】
【発明の背景】入射した放射エネルギーを電気信号に変
換するための感光素子アレイは、X線撮像装置やファク
シミリ素子アレイのごとき撮像用途において広く使用さ
れている。かかるアレイ用の感光素子の製造に当っては
水素化非晶質シリコン(a−Si)及びa−Siの合金
が一般に使用されているが、その理由はa−Siが有利
な特性を有すると共に製造が比較的容易であることにあ
る。特に、かかる材料を使用すれば、ホトダイオードの
ごとき感光素子を薄膜トランジスタ(TFT)のごとき
所要の制御又はスイッチング素子と共に製造することに
よって比較的大型のアレイを得ることができる。
【0003】たとえば、X線撮像装置は実質的に平坦な
基板(通例はガラス)上に形成される。かかる撮像装置
は感光性撮像素子(通例はホトダイオード)から成る画
素のアレイを含み、そして各々の感光性撮像素子にはT
FT又は1個以上の追加のアドレッシングダイオードの
ごときスイッチング素子が付属している。撮像目的のた
め、感光性撮像素子はシンチレータとの協力下でX線を
可視光に変換する。感光性撮像素子(通例はホトダイオ
ード)は、一方の表面においてスイッチング素子(通例
は薄膜トランジスタ)に接続され、且つ他方の表面にお
いて全てのホトダイオードに対して並列状態で接触する
共通電極に接続されている。かかるアレイは、アレイの
側面に沿って配置された接点パッドを有する複数の行及
び列アドレス線によってアドレス指定される。動作に際
しては、行アドレス線に電圧が印加され、従ってTFT
がオン状態になると、列アドレス線を介してその走査線
上のホトダイオードの電荷を読取ることが可能となる。
なお、列アドレス線は外部の増幅器に接続されている。
一般に、行アドレス線は「走査線」と呼ばれ、また列ア
ドレス線は「データ線」と呼ばれる。かかるアドレス線
は接点指状体と電気的に連続していて、それらの接点指
状体は活性領域から基板の縁端に向かって延び、そして
接点パッドに対して電気的に接続されている。外部の走
査線駆動回路及びデータ線読取り回路への接続は、かか
る接点パッドを介して行われる。
【0004】ホトダイオードアレイの上面の上方に配置
された共通電極は、ホトダイオードアレイに対する電気
的接触をもたらす。1993年8月3日付けのクワンズ
ニック(Kwansnick) 等の米国特許第5233181号明
細書中に開示されているごとく、ホトダイオードアレイ
上には第1の無機誘電体層及び第2の有機重合体誘電体
層が配置されているのが通例である。共通電極がホトダ
イオードの上面に対して電気的に接触し得るようにする
ため、ホトダイオードの上方には各々の誘電体層中に接
触用バイア(contact via) が形成される。
【0005】共通電極のパターニングは、当業界におい
て公知のごとく、蒸着工程、写真食刻工程及びホトレジ
スト剥離工程から成っている。非晶質シリコンから成る
光撮像装置の場合、ホトレジストを湿式剥離法によって
除去すると、接点パッドと接点指状体との間の電気的接
触のために必要なバイアが損傷を受け、そのために撮像
装置の性能が低下することが認められている。そのた
め、共通電極のホトレジストに対しては一般に乾式剥離
法(たとえば、O2 含有プラズマを用いた灰化)が使用
される。しかるに、乾式剥離法も下方の有機重合体を攻
撃し、それによって共通電極の下方において有機重合体
の縁端のアンダーカットを引起こす。たとえば、199
9年3月28日付けのクワズニック(Kwasnick)等の米国
特許第5401668号明細書中に開示されているごと
く、共通電極の形成後には撮像装置上に防湿層が設置さ
れるのが通例である。しかるに、上記のごとき共通電極
の張出しは防湿層のステップカバレッジ(step coverag
e) の悪化をもたらし、それによって耐環境性の低下及
びホトダイオードの漏れの可能性を引起こす。従って、
アンダーカットの問題を解決する必要があるのである。
【0006】製造プロセスに耐えると共に動作時には良
好な性能を示すようにするため、撮像装置構造物は丈夫
であることが望ましい。撮像装置に対して(たとえば、
雑音、分解能などの点で)より高い性能が要求される場
合には、動作時に所望の性能を達成すると共に製造時及
び使用時の苛酷な条件に耐え得る能力を付与するため、
撮像装置構造物により多くのパターニングを施す必要が
生じる。
【0007】
【発明の概要】本発明の実施の一態様に従えば、撮像装
置用構造物及びかかる構造物の製造方法が提供される。
かかる構造物は有機誘電体層と光透過性導電層から成る
共通電極とを含んでいて、その共通電極は有機誘電体層
を覆うと共に、共通電極の「縞状」セグメントに沿った
有機誘電体層の露出縁端を越えて延びている。
【0008】
【好適な実施の態様の詳細な説明】図1は、本発明に係
わる典型的な撮像装置10の平面図である。通例、かか
る撮像装置10は(通例はガラスから成る)実質的に平
坦な基板12上に形成されている。撮像装置10はマト
リクスを成して配列された感光性撮像素子(好ましくは
ホトダイオード)のアレイ14を含み、そして各々の撮
像素子にはスイッチング素子〔好ましくは薄膜トランジ
スタ(TFT)〕が付随している。いずれの素子(ホト
ダイオード及びTFT)もアモルファスシリコン(a−
Si)から成ることが好ましい。アレイのこのような感
光性領域は、通例、アレイの活性領域と呼ばれる。かか
るアレイ14は、それの周辺において、接点パッド16
及び18をそれぞれ有する複数の行及び列アドレス線に
よってアドレス指定される。接点パッド16及び18
は、図1中に点線で示されるごとく、アレイ14の側面
に沿って配置されている。
【0009】動作に際しては、行アドレス線に電圧が印
加され、従ってTFTがオン状態になると、列アドレス
線を介してその走査線上のホトダイオードの電荷を読取
ることが可能となる。通常、行アドレス線は走査線と呼
ばれ、また列アドレス線はデータ線と呼ばれる。(図1
中に若干の代表例が示される)データ線32は、通例、
アレイ中において対応する1対の接点パッド18の間に
延びていて、撮像動作中にホトダイオードアレイ上に蓄
積される電荷の読取りのために使用される。
【0010】アドレス線は画素アレイ14の活性領域内
に配置され、そして接点指状体20が活性領域から基板
の縁端に向かって延びている。接点指状体20は行接点
パッド16及び列接点パッド18のごとき接点パッドに
対して電気的に接続されていて、それらの接点パッドは
外部の装置に対して電気的に接続することができる。1
995年2月14日付けのクワズニック(Kwasnick)等の
米国特許第5389775号明細書中に一層詳しく記載
されているごとく、かかる接点パッド中にはアレイの共
通電極に接続された接点パッドも含まれる。
【0011】接点パッド(たとえば、接点パッド16)
の外側には、通例、画素アレイの外周を取巻いて保護環
22が配置されている。通例、保護環22は動作時には
大地電位に維持され、そして撮像装置の形成時及び外部
回路に対する撮像装置の接続時にアレイを静電荷から保
護するために役立つと共に、撮像装置10に対する大地
電位として働く。保護環22は、図1に示されるごと
く、保護環22の内側に沿って互いに離隔した1個以上
の保護接点パッド24を有している。
【0012】撮像装置アレイ中の各ダイオードの上面に
対する共通の接点を提供するため、(図1中に小さな代
表的部分が示される)共通電極38がアレイ上に配置さ
れている。データ線32と共通電極38との間の電気容
量は、読取り回路中に電気的雑音を生じる原因となるこ
とがある。医療目的のためのX線透視検査のごとき低信
号用途や、約20cmより長いデータ線を有する大型の
撮像装置の場合には、かかる雑音の大きさが撮像装置の
性能を低下させるほどになる。従って、電気容量を低減
させて撮像装置の性能を向上させるため、データ線32
の上方に位置する領域からは共通電極が除去されるのが
通例である。こうして得られる共通電極は、「縞状」の
共通電極と呼ばれる。かかる共通電極は、データ線32
に重なることなくそれらに対して実質的に平行な状態で
撮像装置を横切る複数の縞状セグメント39を有してい
る。それぞれの縞状セグメント39は、データ線を乗り
越えて縞状セグメント同士を橋渡しする(図1中に「交
差縞状」を成すように配置された)複数のブリッジ部材
40によって接続されている。
【0013】図2は、感光性撮像素子28及び30並び
にデータ線32及び34に隣接したガラス基板12を含
む図1の感光性撮像アレイ14の一部分26の平面図で
ある。なお、素子28及び30はホトダイオードである
ことが好ましい。また、走査線36が破線で示されてい
る。縞状の共通電極38は、アレイ中の全ての感光性撮
像素子及び(後述の)ブリッジ部材に接続されると共
に、外部回路からホトダイオードへの低抵抗の電気的帰
路として働く。かかる縞状の共通電極は、共通電極材料
がホトダイオード本体の半導体材料と電気的に接触し得
るようにするため下方の誘電体層を貫通して設けられた
それぞれのバイア43により、それぞれのホトダイオー
ドに対して電気的に接続されている。
【0014】上記のごとく、縞状の共通電極38は一般
にデータ線を覆うことなくそれらと平行に延びている。
かかる共通電極はデータ線から側方に少なくとも約3ミ
クロンの距離を置いて配置されていることが好ましい。
ブリッジ部材40及び41は、ホトダイオード30をそ
れの左方及び右方に隣接したホトダイオード(図示せ
ず)に対して電気的に接続する。ブリッジ部材40及び
41は3個の互いに隣接したホトダイオードを電気的に
接続しているが、より多い数又はより少ない数の互いに
隣接したホトダイオードをブリッジ部材で電気的に接続
して成るホトダイオード群をも形成し得ることが理解さ
れよう。全ての互いに隣接したホトダイオードの間にブ
リッジ部材が存在していてもよいが、ブリッジ部材はア
レイ中において周期的に(たとえば、1つ置きにホトダ
イオード群を成すように)分散していることが好まし
い。なお、データ線の電気容量を低減させるため、所定
行中のホトダイオード群の間に約10〜約20個のホト
ダイオードが存在することが最も好ましい。
【0015】かかるブリッジ部材は、撮像後におけるア
レイ中の電気的再平衡化を促進する。アレイは数多くの
ホトダイオードを含んでいるから、各々のホトダイオー
ドは撮像中に相異なる電圧を有し、従って走査線及びデ
ータ線の方向に電流が流れる傾向がある。ブリッジ部材
は、走査線の方向に電流が流れるのを助ける。
【0016】共通電極は縞状を成しているから、共通電
極中の断絶又は修理のためのダイオードの電気的分離は
接続を切断することになる。ブリッジ部材は、何らかの
理由で共通電極の縞中に断絶が発生した場合でも代りの
接続を提供することによってこの問題を解決する。ブリ
ッジ部材は、1998年7月7日付けで付与され且つ
「不連続の誘電体を有する放射線撮像装置」と称するポ
ッシン(Possin)等の米国特許第5777355号の明細
書中に詳細に記載されている。
【0017】本明細書中において使用される共通電極の
「縞状セグメント」という用語は、図1に示されるごと
く垂直方向(セグメント39)及び水平方向(ブリッジ
部材40)に延びる共通電極部分を指す。また、共通電
極の縞状セグメントに沿った誘電体の縁端とは、データ
線32に重ならないように共通電極材料が途切れた部分
(すなわち、導電材料が除去された部分)を指すが、ホ
トダイオードと共通電極との間の電気的接触を可能にす
るために設けられたバイア40を指すことはない。バイ
ア内では、通例、共通電極材料は途切れておらず、バイ
アの内壁及びバイアの形成によって露出したホトダイオ
ード本体の半導体材料の表面を覆う被膜を成している。
【0018】図3は、ホトダイオード28を通る線3−
3に関する図2の部分26の一区画42の断面図であ
る。区画42は、基板12上のデータ線32及び34並
びにダイオード下部接点パッド46を含んでいる。デー
タ線は、たとえばモリブデン、アルミニウム又はそれら
の成層構造物から成るのが通例である。データ線及びダ
イオード下部接点パッドの縁端は、たとえばプラズマ促
進蒸着によって設置された酸化シリコンのごときパッシ
ベーション誘電体の層48によって覆われている。下部
接点パッドの上方にはホトダイオード50が配置されて
いる。ホトダイオード50は、たとえば、(たとえばリ
ンをドープした)N+ 型シリコンから成る下層52を含
んでいる。下層52の上方には、たとえば、実質的に真
性シリコンから層54が配置され、そしてその上方に
(たとえばホウ素を用いた)P+ 型ドープシリコンから
成る層56が配置されている。ホトダイオード50の縁
端は、たとえば窒化シリコン又は酸化シリコンのごとき
パッシベーション誘電体から成る層58で覆われてい
る。あるいはまた、1999年8月3日付けのクワンズ
ニック(Kwansnick) 等の米国特許第5233181号明
細書中に記載のごとき二層誘電体が使用される。層58
の内側縁端を覆い且つホトダイオード50の上層56に
接触するようにして、好ましくは〔たとえば、アーチ・
ケミカル社(Arch Chemical,Inc.)から入手可能な〕予備
イミド化ポリイミドのごとき第2の有機誘電体から成る
層60が配置されている。最後に、ポリイミド層は光透
過性導電層62によって覆われているが、これはホトダ
イオード50に接触し(この場合には、ホトダイオード
の上部に接触し)、そして縞状の共通電極38として役
立つ。(共通電極38を形成する)層62は光透過性の
導電性酸化物から成ることが好ましく、また酸化インジ
ウムスズから成ることが最も好ましい。透明性が好適で
あるということは、ホトダイオード中への光の透過を許
すことである。なお、本明細書中において使用される
「光透過性」という用語は、入射光の少なくとも約10
%を通過させることを意味する。
【0019】層60としてポリイミドを使用すること
は、3つの目的のために役立つ。第1の目的は、以後の
製造工程において形成される層のステップカバレッジを
向上させることである。ポリイミドは粘稠な液体として
基板上に配置され、従って層58上に相似被膜を形成す
る。通常の写真食刻法によってパターニングを施した場
合、それは共通電極材料(すなわち、光透過性導電材
料)に対して緩やかな斜面を形成する。なぜなら、それ
はO2 プラズマ中においてホトレジストとほぼ同じ速度
でエッチングを受けるから、標準的な写真食刻法の一部
として行われるポストベーク工程によって必然的に斜面
を形成するのである。たとえば、光透過性導電層62上
に形成される防湿層は有機誘電体層60としてポリイミ
ドを使用することによってステップカバレッジの向上を
示す。第2の目的は、ポリイミドにはある種の無機誘電
体層(たとえば、酸化シリコン)においてより普通に見
られるピンホールを形成する傾向が無いため、短絡を容
易に防止し得ることである。ポリイミド層の使用に関す
る第3の目的は、共通電極とデータ線との間における電
気容量を低減させることにある。上記のごとく、接続用
のブリッジ部材40を使用しながら共通電極38を縞状
セグメント39に形成することもまた、共通電極とデー
タ線との間の望ましくない寄生容量を低減させるために
役立つ。
【0020】図2及び3のそれぞれには、図を簡略化し
て本発明の理解を容易にするため、各画素中のスイッチ
ング素子(たとえば、薄膜トランジスタ)は図示されて
いない。
【0021】本発明の実施の一態様に従えば、アレイ1
4特にそれの代表部分42(図3)に適用される場合、
下記に一層詳しく説明されるごとく、共通電極の縞状セ
グメントに沿った有機誘電体(この場合はポリイミド)
の層60及び100(後述)の露出縁端の少なくとも一
部分が光透過性導電材料(この場合には酸化インジウム
スズ)によって覆われる。たとえば、ポリイミド縁端6
4が共通電極材料層62の一部分66によって覆われ
る。露出縁端(たとえば、有機誘電体が不連続となった
箇所の水平でない表面)を覆うことは、これらの縁端を
封止(すなわち被覆)して保護するため、すなわちエッ
チング剤によるアンダーカット又はその他の攻撃を受け
ることのある有機誘電体の表面領域を低減させるために
役立つ。
【0022】図4は、後期の製造工程中における図3の
区画42のデータ線32の上方における関連部分67を
示している。データ線34に関する製造プロセスも同様
であることは言うまでもない。共通電極の縞状セグメン
トを形成するためのプロセスの一部を成すこの工程にお
いては、有機誘電体層60が設置される。次いでパター
ニングを施すことにより、データ線がブリッジ部材40
と交わる箇所を除き、データ線の上方から有機誘電体層
が除去される。有機誘電体層60は約0.5〜約2.5
ミクロンの厚さを有している。層60として使用し得る
有機誘電材料の一例は、(好ましくは予備イミド化され
た)ポリイミドである。
【0023】図5は、有機誘電体層60にパターニング
を施した後の部分67を示している。かかるパターニン
グを行うためには、一般に通常の写真食刻技術(たとえ
ば、ホトレジスト)が使用される。
【0024】図6は、光透過性導電層62の蒸着後かつ
それのパターニング前の部分67を示している。光透過
性導電層62は約500〜約2000Åの厚さを有し、
且つ酸化インジウムスズなどから成っている。
【0025】図7は、光透過性導電層62のパターニン
グのためにホトレジスト68の層を設置してから露光及
び現像を施した後における図6の部分67を示してい
る。ホトレジスト68によって覆われていない部分の層
62を除去した後には、残りのホトレジストも除去する
必要がある。
【0026】たとえば、光透過性導電層62が酸化イン
ジウムスズから成る場合、HCl含有エッチング剤(す
なわち、「湿式」エッチング)を用いてパターニングを
施すのが通例である。とは言え、その他の湿式エッチン
グ(又は反応イオンエッチングのごとき乾式エッチン
グ)も使用し得ることは言うまでもない。それぞれのホ
トレジスト除去方法は固有の特徴を有している。
【0027】湿式剥離法は一般により多くの費用を要す
る上、図10に関連して後述されるようなアレイ外の部
品への接続のための接点パッド用のバイアを害すること
が認められている。他方、灰化はポリイミド層60を攻
撃してアンダーカットを生じる傾向がある。かかるアン
ダーカットは、以後の蒸着層(たとえば、X線撮像装置
用の防湿層)のステップカバレッジを低下させ、その結
果として湿気からホトダイオードを保護するという防湿
層の機能性が低下することがある。本発明は、有機誘電
体層をアンダーカット状態で露出させることなしに灰化
の使用を許すものである。
【0028】当業者にとっては公知の通り、灰化は本質
的に「穏やかな」プラズマエッチング法である。かかる
エッチングの一例は、反応イオンエッチング(RIE)
を使用するものである。簡単に述べれば、O2 プラズマ
を使用する通常のRIEよりも高い圧力下にある室内に
加工物が配置される。高周波電圧によってプラズマを発
生させると、そのプラズマによってホトレジストがエッ
チングを受ける。より高い圧力は生成するイオンの平均
自由行程を変化させてイオン衝撃を低減させるから、こ
の方法はより穏やかとなる。正確ではないが、灰化は酸
素イオンを用いた酸化過程の促進によって材料を焼き払
うものと考えられることが多い。
【0029】図8は、光透過性導電層62にパターニン
グを施し且つホトレジスト68を除去した後における部
分67を示している。図8に示されるごとく、有機誘電
体層60の縁端70は光透過性導電層62の延長部72
によって封止されている。延長部72は、延長70を約
1〜約5ミクロンだけ越えて延びている。最終結果は図
3に示される通りである。
【0030】図9は、図2中の線9−9に関するブリッ
ジ部材40の一部分98の断面図である。図示のごと
く、各々のブリッジ部材は図3の層60の有機誘電体材
料から成る層100と共通電極の光透過性導電材料から
成る層102とを含んでいる。導電材料は誘電体材料の
縁端104及び106を覆うと共に、縁端104及び1
06(すなわち、層100の末端領域105)を約1〜
約5ミクロンだけ越えて延びて層100を保護してい
る。
【0031】図10は、図1の撮像装置10の一部分1
10を示している。部分110は、接点パッド16と指
状体20との間の接続部の詳細を示している。実際に
は、指状体20は接点パッド16の下方を走り、そして
接触用バイア21において接点パッド16に対し電気的
に接続されている。接触用バイア21は、たとえば、光
透過性導電層(たとえば、ITO)から成るのが通例で
ある。接点パッド16は、共通電極と同じ材料(好まし
くは酸化インジウムスズ)から成ることが好ましい。
【0032】図11は、図10中の線11−11に関す
る部分110の一部111の断面図である。図11に示
されるごとく、基板12上の指状体20はデータ線と同
様な組成を有する導電層112(たとえば、モリブデ
ン、アルミニウム又はそれらの材料の成層構造物)から
成っている。導電層の上方には、層114及び116か
ら成る二重のパッシベーション誘電体が配置されてい
る。図3中の層48と同じく、層114はたとえば酸化
シリコンから成っている。同様に、図3中の層48と同
じく、層116はたとえば窒化シリコン、酸化シリコン
又はそれらの組合せから成っている。パッシベーション
誘電体の上方には、有機誘電体(たとえば、ポリイミ
ド)の層118が配置されている。層118は、製造プ
ロセス中において層60(図3)と同時に形成されるこ
とが好ましく、そして実際には同じ物理的層であり得
る。接触用バイア21を満たす光透過性導電層23は、
指状体20の導電層112と接点パッド16との間の電
気的接触を可能にする。図3の場合と同じく、光透過性
導電層23は有機誘電体層118の縁端126及び12
8の損傷を防止するために縁端126及び128をそれ
ぞれ覆う少なくとも約1〜約5ミクロンの延長部122
及び124を有している。更にまた、層23及び62
(図3)は製造プロセス中において同時に形成されるこ
とが好ましく、そして実際には同じ物理的層であり得
る。
【0033】本明細書中に記載されるごとくにして共通
電極の縞状セグメントに沿ったポリイミドの露出縁端を
封止することは、有機導電性層がアンダーカットを受け
る可能性のある任意の状況に拡張することができる。
【0034】本発明の別の実施の態様に従えば、撮像装
置用の構造物の製造方法が提供される。有機誘電体層が
形成され、そして光透過性導電層によって覆われる。か
かる光透過性導電層は、撮像装置の以後の製造工程にお
いて有機誘電体層の露出縁端を保護するために十分なだ
け該露出縁端を越えて延長される。
【0035】本発明の更に別の実施の態様に従えば、撮
像装置の製造方法が提供される。撮像装置内において電
気接点として働くようにするため、有機誘電体層の直ぐ
上方に光透過性導電材料の層が形成される。かかる光透
過性導電材料の層は、有機誘電体層の露出縁端を少なく
とも約1ミクロンだけ越えて延長される。
【0036】以上、特定の実施の態様に関連して本発明
を説明したが、光透過性の導電性酸化物又はその他の導
電材料を用いてポリイミド又はその他の誘電体の縁端を
封止する技術がその他の状況においても適用可能である
ことは言うまでもない。従って、当業者はその他の様々
な変更態様を実施し得るはずである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる撮像装置の平面図である。
【図2】図1の撮像装置に含まれる撮像アレイの一セグ
メントの分解図である。
【図3】図2のアレイセグメントの一部分の線3−3に
関する断面図である。
【図4】製造時における図3のアレイセグメント部分の
一部の断面図である。
【図5】製造時における図3のアレイセグメント部分の
一部の断面図である。
【図6】製造時における図3のアレイセグメント部分の
一部の断面図である。
【図7】製造時における図3のアレイセグメント部分の
一部の断面図である。
【図8】製造時における図3のアレイセグメント部分の
一部の断面図である。
【図9】図2中の線9−9に関するブリッジ部材の断面
図である。
【図10】図1の撮像装置の一部分の拡大図である。
【図11】図10の撮像装置部分の線10−10に関す
る断面図である。
【符号の説明】
10 撮像装置 12 基板 14 アレイ 16 接点パッド 18 接点パッド 21 接触用バイア 23 光透過性導電層 28 感光性撮像素子 30 感光性撮像素子 32 データ線 34 データ線 38 共通電極 39 縞状セグメント 40 縞状セグメント 60 有機誘電体層 62 光透過性導電層 64 露出縁端 126 露出縁端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャンキアン・リウ アメリカ合衆国、ニューヨーク州、クリフ トン・パーク、ロイヤル・オーク・ドライ ブ、23番 (72)発明者 ジョージ・エドワード・ポシン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ニスカ ユナ、アルゴンキン・ロード、2361番

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機誘電体層(60)と、光透過性導電
    層(62)を有する共通電極(38)とを含んでいて、
    前記共通電極は前記有機誘電体層を覆うと共に、前記共
    通電極の縞状セグメント(39、40)に沿った前記有
    機誘電体層の露出縁端(64)を越えて延びていること
    を特徴とする撮像装置(10)用構造物。
  2. 【請求項2】 前記有機誘電体層(60)がポリイミド
    で形成されている請求項1記載の構造物。
  3. 【請求項3】 前記共通電極(38)が複数の縞状セグ
    メント(39、40)を有する請求項2記載の構造物。
  4. 【請求項4】 前記有機誘電体層の前記露出縁端(6
    4)が前記共通電極の前記複数の縞状セグメント(3
    9、40)に沿って配置されている請求項3記載の構造
    物。
  5. 【請求項5】 前記光透過性導電層(62)が酸化イン
    ジウムスズで形成されている請求項4記載の構造物。
  6. 【請求項6】 前記光透過性導電層(62)が前記露出
    縁端(64)を少なくとも約1ミクロンだけ越えて延び
    ている請求項1記載の構造物。
  7. 【請求項7】 前記光透過性導電層(62)が前記露出
    縁端(64)を約1〜約5ミクロンだけ越えて延びてい
    る請求項6記載の構造物。
  8. 【請求項8】 撮像装置(10)内にある少なくとも1
    個の電気接点(16)であって、第1の導電材料層(2
    3)及び第2の光透過性導電材料層を有する共通電極
    (38)を含む少なくとも1個の電気接点(16)と、 前記第1の導電材料層の一部分と前記第2の光透過性導
    電材料層の一部分との間に配置された有機誘電体層(6
    0、118)と、 前記第2の光透過性導電材料層を前記第1の導電材料層
    と電気的に接触させて配置することによって前記第1の
    導電材料層と前記第2の光透過性導電材料層との間に電
    気的接触をもたらすためのバイア領域(21)と、を含
    んでいて、 前記有機誘電体は、前記バイア領域の一方の側において
    前記撮像装置の少なくとも一部分から除去されており、 前記共通電極(38)は、複数の縞状セグメント(3
    9、40)を有し、 前記第2の光透過性導電材料層は、前記バイア領域内に
    おける前記有機誘電体層の露出縁端(126)及び前記
    共通電極の前記縞状セグメントに沿った前記有機誘電体
    層の露出縁端を少なくとも約1ミクロンだけ越えて延び
    るように配置されていること、を特徴とする撮像装置
    (10)。
  9. 【請求項9】 前記光透過性導電材料層(23)が前記
    有機誘電体層の前記露出縁端(126)を約1〜約5ミ
    クロンだけ越えて延びている請求項8記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 感光性撮像素子(28)のアレイを更
    に含んでいて、前記共通電極(38)が前記アレイ中の
    各感光性撮像素子と電気的に接触して配置されている請
    求項8記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の縞状セグメント(39、4
    0)が、前記アレイ中の複数のデータ線とほぼ平行に配
    置されたセグメント(39)と、前記データ線に対して
    ほぼ垂直に配置された複数のブリッジセグメント(4
    0)とを有している請求項10記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記有機誘電体層(60)が前記共通
    電極の前記複数の縞状セグメントのそれぞれに沿って末
    端を有する請求項11記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記共通電極(38)が前記感光性撮
    像素子(28)のそれぞれと電気的に接触するように配
    置されている請求項12記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1個の接点(16)が
    前記アレイ外の回路に対して前記アレイを電気的に接続
    するために役立つ請求項10記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記有機誘電体層(60、118)が
    ポリイミドで形成されている請求項8記載の撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記ポリイミドが予備イミド化ポリイ
    ミドから成る請求項15記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記光透過性導電材料が光透過性の導
    電性酸化物で形成されている請求項8記載の撮像装置。
  18. 【請求項18】 前記光透過性の導電性酸化物が酸化イ
    ンジウムスズで形成されている請求項17記載の撮像装
    置。
  19. 【請求項19】 前記光透過性導電材料層(23)が前
    記露出縁端(126)を約1〜約5ミクロンだけ越えて
    延びている請求項8記載の撮像装置。
  20. 【請求項20】 有機誘電体層(60)を形成する工程
    と、前記有機誘電体層を覆う光透過性導電層(62)を
    形成する工程と、撮像装置(10)の以後の製造工程に
    おいて前記有機誘電体層の露出縁端(64)を保護する
    のに十分なだけ前記露出縁端を越えて延びるように前記
    光透過性導電層を延長させる工程とを含むことを特徴と
    する撮像装置(10)用構造物の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記有機誘電体層(66)がポリイミ
    ド層で形成されている請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 ポリイミド層を形成する前記工程が予
    備イミド化ポリイミド層を形成することを含む請求項2
    1記載の方法。
  23. 【請求項23】 光透過性導電層(62)を形成する前
    記工程が光透過性の導電性酸化物層を形成することを含
    む請求項20記載の方法。
  24. 【請求項24】 光透過性導電層を形成する前記工程が
    酸化インジウムスズ層を形成することを含む請求項23
    記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記延長工程が、前記露出縁端(6
    4)を少なくとも約1ミクロンだけ越えて延びるように
    前記光透過性導電層を延長させることを含む請求項20
    記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記延長工程が、前記露出縁端(6
    4)を約1〜約5ミクロンだけ越えて延びるように前記
    光透過性導電層(62)を延長させることを含む請求項
    25記載の方法。
  27. 【請求項27】 撮像装置内において電気接点(11
    8)として働くようにするため有機誘電体層の直ぐ上方
    に光透過性導電材料層(23)を形成する工程と、前記
    光透過性導電材料層によって形成された共通電極(3
    8)の縞状セグメント(39、40)に沿った前記有機
    誘電体層の露出縁端(64、126)を少なくとも約1
    ミクロンだけ越えて延びるように前記光透過性導電材料
    層を延長させる工程とを含むことを特徴とする撮像装置
    の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記延長工程が、前記露出縁端(6
    4、126)を約1〜約5ミクロンだけ越えて延びるよ
    うに前記光透過性導電材料層(23)を延長させること
    を含む請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記有機誘電体層の上方に配置された
    少なくとも1個の感光性撮像素子(28)を形成する工
    程を更に含む場合において、光透過性導電材料層(2
    3)を形成する前記工程が前記少なくとも1個の感光性
    撮像素子に対する電気接点(16)を生み出す請求項2
    7記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記撮像装置(28)が複数の感光性
    撮像素子を含む場合において、前記方法が前記複数の感
    光性撮像素子同士を電気的に接続する共通電極(38)
    を形成する工程を更に含み、共通電極を形成する前記工
    程が光透過性導電材料層(23)を形成し且つ前記光透
    過性導電材料層を延長させることを含む請求項29記載
    の方法。
  31. 【請求項31】 前記撮像装置(28)が複数の感光性
    撮像素子を含む場合において、前記方法が前記複数の感
    光性撮像素子の少なくとも一部を電気的に接続する少な
    くとも1個のブリッジ部材(40)を形成する工程を更
    に含み、少なくとも1個のブリッジ部材を形成する前記
    工程が光透過性導電材料層(23)を形成し且つ前記光
    透過性導電材料層を延長させることを含む請求項29記
    載の方法。
  32. 【請求項32】 少なくとも1個のブリッジ部材(4
    0)を形成する前記工程が、前記複数の感光性撮像素子
    の行又は列中においてブリッジ部材同士が約10〜約2
    0個の感光性撮像素子によって隔離されるようにして前
    記行又は列中に分散した複数のブリッジ部材を形成する
    ことを含む請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記少なくとも1個の感光性撮像素子
    (28)が感光性撮像素子のアレイ(14)を有する場
    合において、前記方法が前記アレイ外の回路に対して前
    記アレイを電気的に接続する工程を更に含み、前記電気
    的接続工程が光透過性導電材料層(25)を形成し且つ
    前記光透過性導電材料層を延長させることを含む請求項
    29記載の方法。
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