JP2001272191A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

エンジンの冷却装置

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JP2001272191A
JP2001272191A JP2000089326A JP2000089326A JP2001272191A JP 2001272191 A JP2001272191 A JP 2001272191A JP 2000089326 A JP2000089326 A JP 2000089326A JP 2000089326 A JP2000089326 A JP 2000089326A JP 2001272191 A JP2001272191 A JP 2001272191A
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JP
Japan
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radiator
cooling air
tubes
cooling
reference line
Prior art date
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Application number
JP2000089326A
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English (en)
Inventor
Shigeo Machida
茂夫 町田
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの冷却装置において、熱交換効率を
高める。 【解決手段】 冷却水が循環する複数のチューブ4と、
各チューブ4の間に介装される冷却風が通過する放熱フ
ィン5とをラジエータ1において、放熱フィン5が基準
線Xに対して平行に配置される領域と、放熱フィン5が
冷却風の速度方向に沿うように基準線Xに対して取付角
度θを持って配置される冷却風偏向領域Aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジエータ等を備
えるエンジンの冷却装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載されるエンジンの冷却
装置として、エンジンとラジエタの間で冷却水を循環さ
せ、ラジエタにファンからの送風および走行風を当てて
冷却水から外気への放熱を促すものがある(例えば特開
平6−50144号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエンジンの冷却装置にあっては、ラジエタの
前方にインタクーラが配置される場合、インタクーラの
背後にラジエタに向かう冷却風の速度分布が部分的に変
わる領域が生じ、ラジエタの熱交換率が悪化する可能性
がある。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、エンジンの冷却装置において、熱交換効率を
高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、冷却媒体
が循環する複数のチューブと、各チューブの間に介装さ
れ冷却風が通過する放熱フィンとを備えるエンジンの冷
却装置に適用する。
【0006】そして、放熱フィンが基準線に対して平行
に配置される領域と、放熱フィンが冷却風の速度方向に
沿うように基準線に対して傾斜して配置される領域とを
備えるものとした。
【0007】
【発明の作用および効果】第1の発明において、冷却風
の速度分布が部分的に変わる領域では、冷却風の速度方
向に沿うように放熱フィンを基準線に対して傾斜させる
構成のため、熱交換効率を高められ、装置の小型化がは
かれる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0009】図1、図2に示すように、車両に搭載され
る冷却装置として、ラジエタ1と並んでインタクーラ2
を備え、これらにファン3からの送風および走行風を当
てて外気への放熱を促すものがある。ラジエタ1はエン
ジンとの間で冷却水(冷却媒体)を循環させ、エンジン
に発生する熱を吸収するものである。インタクーラ2は
過給機からエンジンに送られる空気を冷却するものであ
る。
【0010】図3に示すように、ラジエタ1は上下方向
に延びる多数のチューブ4を備え、チューブ4の内部に
冷却水が循環する。チューブ4は扁平な管状をしてお
り、各チューブ4の間には放熱フィン5が介装され、各
チューブ4と放熱フィン5の間を通って外気が流れる。
放熱フィン5は薄い金属板を波板状に折り曲げて形成さ
れ、隣り合う各チューブ4の間に挟まれるように固着さ
れ、ラジエタ1が外気に当たる表面積を確保している。
【0011】図1において矢印は、インタクーラ2とラ
ジエタ1に向かう冷却風の速度分布を示している。ラジ
エタ1の前方にインタクーラ2が配置されているため、
インタクーラ2の背後にはラジエタ1に向かう冷却風の
流速が高まるとともにその流れ方向がラジエタ1の取付
面に対して傾斜する冷却風偏向領域Aが生じる。
【0012】図4に示すように、ラジエタ1に直交する
基準線Xに対して扁平なチューブ4が平行に配置され
る。ラジエタ1の大部分の領域では基準線Xに対して放
熱フィン5が平行に配置され、冷却風偏向領域Aでは基
準線Xに対して放熱フィン5が取付角度θを持って配置
される。取付角度θはラジエタ1に向かう冷却風の速度
方向に放熱フィン5が沿うように設定される。
【0013】以上のように、冷却風の速度分布がインタ
クーラ2の影響を受ける冷却風偏向領域Aでは、ラジエ
タ1に向かう冷却風の速度方向に沿うように放熱フィン
5を基準線Xに対して傾斜させる構成のため、ラジエタ
1の熱交換効率を高められ、ラジエタ1の小型化がはか
れる。
【0014】なお、本発明はラジエタに限らず、例えば
オイルクーラ等の熱交換器に適用してもよい。
【0015】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すラジエタ等の側面
図。
【図2】同じくラジエタ等の正面図。
【図3】同じくフィン等の正面図。
【図4】同じくフィン等の斜視図。
【符号の説明】
1 ラジエタ 2 インタクーラ 3 ファン 4 チューブ 5 放熱フィン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却媒体が循環する複数のチューブと、 前記各チューブの間に介装され冷却風が通過する放熱フ
    ィンと、 を備えるエンジンの冷却装置において、 前記放熱フィンが基準線に対して平行に配置される領域
    と、 前記放熱フィンが冷却風の速度方向に沿うように基準線
    に対して傾斜して配置される領域と、 を備えたことを特徴とするエンジンの冷却装置。
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