JP2001271753A - 開放形圧縮機および開放形圧縮機ユニット - Google Patents

開放形圧縮機および開放形圧縮機ユニット

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JP2001271753A
JP2001271753A JP2000091543A JP2000091543A JP2001271753A JP 2001271753 A JP2001271753 A JP 2001271753A JP 2000091543 A JP2000091543 A JP 2000091543A JP 2000091543 A JP2000091543 A JP 2000091543A JP 2001271753 A JP2001271753 A JP 2001271753A
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valve
pipe
casing
refrigerant
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JP2000091543A
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Hiromichi Ueno
広道 上野
Mikio Kajiwara
幹央 梶原
Ryogo Kato
亮吾 加藤
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス時における冷媒回収量が少な
く、低コストおよび省エネルギに適した開放形圧縮機を
提供する。 【解決手段】 本発明の開放形圧縮機は、吸入管2と吐
出管3との各々に弁22、23が設けられており、かつ
ケーシング11内の冷媒を回収するためのサービスポー
ト1が、ケーシング11に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開放形圧縮機およ
び開放形圧縮機ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の開放形圧縮機について説明
する。
【0003】図10は、従来の開放形圧縮機の構成を概
略的に示す断面図である。図10を参照して、開放形圧
縮機20は、圧縮機20の外部にあるエンジンなどの駆
動源から駆動力を与えられて冷媒の圧縮動作を行なうも
のである。このため、開放形圧縮機20は、ケーシング
11内にモータなどの駆動源を有していない。このケー
シング11内には、冷媒を圧縮するための圧縮要素CF
と、圧縮機20の内部を外部に対してシールするための
メカニカルシールMSとが主に配設されている。
【0004】圧縮要素CFは、可動スクロール5と固定
スクロール6とを有している。可動スクロール5は、鏡
板5aと、鏡板5aの前面に突出した渦巻状歯部5bと
を有している。この可動スクロール6は、外部からの駆
動力によって回転するクランク軸4から回転力を受け
て、相対的にその姿勢を保ちながら公転するように支持
されている。固定スクロール6は、鏡板6aと、その鏡
板6aの前面から突出した渦巻状歯部6bと、圧縮され
た冷媒を吐出するための吐出口6cとを有している。こ
の渦巻状歯部6bは、可動スクロール5の渦巻状歯部5
bと互いに噛み合って圧縮室を構成している。固定スク
ロール6はハウジングなどを介してケーシング11に固
定されている。
【0005】クランク軸4は、外部駆動源からの駆動力
を受けるため、ケーシング11外へ延びている。この場
合、ケーシング11内部を外部に対してシールするため
のメカニカルシールMSが必要となる。
【0006】メカニカルシールMSは、押圧部材(従動
リング)8と、ばね9と、ゴム部材10とを主に有して
いる。ゴム部材10と押圧部材8は、軸の外周を取り巻
く環形状を有しており、ばね9により図中右側へ付勢さ
れている。これにより押圧部材8が固定部(シートリン
グ)に押圧されてその接触面がシール面となり、ケーシ
ング11内部のシールを保つことができる。
【0007】ケーシング11には、ケーシング11内へ
冷媒を吸入するための吸入管3と、圧縮要素CFにより
圧縮された冷媒をケーシング11外へ吐出するための吐
出管2とが取付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、開放
形圧縮機20では、クランク軸4をケーシング11外へ
延ばす必要があるため、ケーシング11の内部を外部に
対してシールするためのメカニカルシールMSが必要と
なる。このメカニカルシールMSの押圧部材8はクラン
ク軸4とともに回転しながら固定部を押圧する。このた
め、押圧部材8は、固定部との摺動面において摩耗しや
すく、それゆえメカニカルシールMSの寿命は空気調和
機(以下、空調機と略す)の耐用年数よりも一般に短く
なる。したがって、メカニカルシールMSの定期的なメ
ンテナンスを行なう必要がある。
【0009】しかし、メカニカルシールMSのメンテナ
ンス時には、ケーシング11内から冷媒が外部に漏れる
可能性があり、地球環境を破壊するおそれがある。この
ため、メンテナンス前には、予め圧縮機20内の冷媒を
抜き、地球環境保護のため回収する必要がある。
【0010】従来、空調機内では、圧縮機20と熱交換
器などの機器は、ろう付けなどにより直接配管接続され
ているため、圧縮機20の冷媒を抜くためには、空調機
内のすべての冷媒を抜き取る必要がある。このため、メ
カニカルシールMSのメンテナンス時に大量の冷媒を回
収しなければならず、回収に要する時間が長くなり、回
収容器の容量も大きくなり、回収後の冷媒の運搬時の重
量も大きくなり、冷媒の再生や破壊によるコストや必要
なエネルギの増大などといった問題が生じる。
【0011】それゆえ、本発明の目的は、メカニカルシ
ールのメンテナンス時における冷媒回収量が少なく、低
コストおよび省エネルギに適した開放形圧縮機を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の開放形
圧縮機は、ケーシング外部から駆動力を与えられてケー
シング内の圧縮要素が冷媒を圧縮するものであって、冷
媒をケーシング内に吸入するための吸入管路と圧縮後の
冷媒をケーシング外へ吐出するための吐出管路との各々
に第1および第2の弁の各々が設けられており、かつケ
ーシング内の冷媒を回収するためのサービスポートが吸
入管路、吐出管路、第1および第2の弁およびケーシン
グの少なくともいずれかに設けられている。
【0013】このように吸入管路および吐出管路の各々
に第1および第2の弁の各々が設けられているため、こ
れらの弁を閉じて空調機から圧縮機を孤立させた状態で
サービスポートから冷媒を回収することができる。これ
により、圧縮機内の冷媒だけを回収することができるた
め、空調機全体の冷媒を回収する場合よりも大幅に冷媒
の回収量を低減することができる。よって、低コストお
よび省エネルギに適し、かつ地球環境に対応した開放形
圧縮機を得ることができる。
【0014】請求項2に記載の開放形圧縮機では、サー
ビスポートを開閉可能な第3の弁が設けられている。
【0015】これにより、ケーシング内の冷媒がサービ
スポートから漏れることを第3の弁により防止すること
ができるとともに、冷媒回収時には第3の弁を開くこと
でサービスポートから圧縮機内の冷媒を回収することが
できる。
【0016】請求項3に記載の開放形圧縮機では、圧縮
要素の圧縮開始時点を遅らせてアンロード運転を行なう
ためのアンロード制御用管路にアンロード管路用弁が設
けられている。
【0017】このアンロード管路用弁を閉じることで、
アンロード制御用管路から冷媒がサービスポートへ回収
されることは防止される。このため、メンテナンス時の
冷媒回収量を低減することができるとともに、アンロー
ド運転により圧縮要素の容量制御を行なうことができ
る。
【0018】請求項4に記載の開放形圧縮機では、圧縮
要素の圧縮開始時点を遅らせてアンロード運転を行なう
ためのアンロード制御用管路に、吐出管路の第1の弁よ
りもケーシング側にて分岐された高圧用管路と吸入管路
の第2の弁よりもケーシング側にて分岐された低圧用管
路とが接続されている。
【0019】これにより、高圧用管路内の冷媒と低圧用
管路の冷媒とを用いてアンロード制御を行なうことがで
きる。また、高圧用管路と低圧用管路とアンロード制御
用管路とは、第1および第2の弁を閉じることでケーシ
ング以外の管路から遮断され得る。よって、第1および
第2の弁を閉じてサービスポートから冷媒を回収すれ
ば、空調機全体の冷媒を回収する場合よりも大幅に冷媒
回収量を低減することができる。
【0020】請求項5に記載の開放形圧縮機では、圧縮
要素の圧縮室内に冷媒をインジェクションするためのイ
ンジェクション用管路にインジェクション管路用弁が設
けられている。
【0021】このインジェクション管路用弁を閉じるこ
とにより、インジェクション用管路から冷媒がサービス
ポートへ回収されることが防止される。このため、メン
テナンス時の冷媒の回収量を低減することができるとと
もに、冷媒のインジェクションにより圧縮室内の冷媒温
度を低くすることができる。
【0022】請求項6に記載の開放形圧縮機ユニットで
は、上記の開放形圧縮機を複数個有し、複数の開放形圧
縮機の各々の吐出管路は第1の弁よりもケーシング側で
互いに接続されており、複数の開放形圧縮機の各々の吸
入管路は第2の弁よりもケーシング側で互いに接続され
ている。
【0023】このように複数の開放形圧縮機の各管路の
合流後に弁を設けているため、各管路ごとに弁を設ける
必要がなくなる。これにより、弁の個数を減らすことが
でき、冷媒回収時の弁操作を簡易にすることができる。
【0024】請求項7に記載の開放形圧縮機ユニット
は、上記の開放形圧縮機を複数個有している。複数の開
放形圧縮機の吐出管路の各々は第1の弁を有し、かつ第
1の弁よりもケーシングから離れた位置で互いに接続さ
れている。複数の開放形圧縮機の吸入管路の各々は第2
の弁を有し、かつ第2の弁よりもケーシングから離れた
位置で互いに接続されている。複数の開放形圧縮機のケ
ーシングを接続する均油管路に均油管路用弁が設けられ
ている。
【0025】このように複数の開放形圧縮機の各管路の
各々に弁を設けたため、各開放形圧縮機を他の開放形圧
縮機から孤立させて冷媒を回収することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における開放形圧縮機の構成を概略的に示す図で
ある。図1を参照して、本実施の形態の開放形圧縮機2
0は、ケーシング11に取付けられた吐出管2および吸
入管3を有しており、吐出管2および吸入管3の各々に
は、弁22、23の各々が取付けられている。この弁2
2はたとえば逆止弁または閉鎖弁よりなり、吐出管2の
管路を開閉可能である。弁23はたとえば閉鎖弁よりな
り、吸入管3の管路を開閉可能である。
【0028】またケーシング11にはサービスポート1
が設けられており、このサービスポート1には弁21が
取付けられており、この弁21はサービスポート1の管
路を開閉可能である。サービスポート1の配管端部は、
冷媒回収器を接続可能な構造・形状を有している。
【0029】ケーシング11内の構成は、たとえば図1
0に示した従来例の構成と同じ構成である。
【0030】本実施の形態によれば、吐出管2および吸
入管3の各々に弁22、23の各々が設けられているた
め、これらの弁22、23を閉じることにより、冷媒の
流れに関して空調機全体から圧縮機のみを孤立させるこ
とができる。この状態で、弁21を開いてサービスポー
ト1から圧縮機20内の冷媒を回収することができる。
これにより、圧縮機20内の冷媒だけを回収することが
できるため、空調機全体の冷媒を回収する場合よりも大
幅に冷媒の回収量を低減することができる。このため、
低コストおよび省エネルギに適し、かつ地球環境に対応
した開放形圧縮機が得られる。
【0031】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における開放形圧縮機の構成を概略的に示す図で
ある。図2を参照して、本実施の形態では、開放形圧縮
機20の圧縮要素CFにアンロード機能が備えられてい
る。そのアンロード用の配管25がケーシング11に取
付けられており、かつアンロード用配管25に弁24が
取付けられている。このアンロード機能について以下に
説明する。
【0032】図3は、本発明の実施の形態2におけるア
ンロード機能を説明するための部分断面図である。図3
を参照して、アンロード機能とは圧縮要素CFの圧縮開
始時点を遅らせるものであり、その機構はバイパス弁4
1とコイルスプリング42とアンロード用配管25とを
有している。バイパス弁41は、外周側圧縮室50Aと
内周側圧縮室50Bとのバイパス通路を閉塞可能に配置
されている。コイルスプリングはバイパス弁41を吐出
空間側へ付勢している。アンロード用配管25はバイパ
ス弁41に圧力を加えるためにバイパス通路に接続され
ている。
【0033】なお、これ以外の構成については上述した
実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の部材
については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0034】フルロード時には、アンロード用配管25
内に高圧の流体を通すことによりバイパス弁41が圧縮
室50A、50B側へ押圧される。これにより、外周側
圧縮室50Aと内周側圧縮室50Bとのバイパス通路は
閉塞され、冷媒の圧縮は最外周の圧縮室50Aから開始
されることになる。
【0035】アンロード時には、アンロード用配管25
内に低圧の流体が通される。このため、コイルスプリン
グ42によるバイパス弁41の付勢力が流体によるバイ
パス弁41の押圧力に優り、バイパス弁41は吐出空間
側へ移動することになる。これにより、バイパス通路が
開通し、内周側圧縮室50B内の冷媒圧力は外周側圧縮
室50Aの冷媒圧力と等しくなる。このため、冷媒の圧
縮は内周側圧縮室50Bから開始されることになる。
【0036】このようにフルロード時とアンロード時に
おいて冷媒の圧縮開始時点を変化させることにより、最
終的に最内周の圧縮室から吐出される冷媒の排出量を制
御することができる。
【0037】本実施の形態においては、アンロード用配
管25にも弁24が取付けられているため、冷媒回収時
にこの弁24を閉じることで、アンロード用配管25側
から冷媒(流体)が回収されることを防止できる。この
ため、メンテナンス時の冷媒回収量を低減することがで
きるとともに、アンロード運転により圧縮要素CFの容
量制御を行なうことができる。
【0038】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3における開放形圧縮機の構成を概略的に示す図で
ある。図4を参照して、本実施の形態においても、アン
ロード機能が備えられており、ケーシング11にアンロ
ード用配管25が接続されている。また吐出管2の弁2
2よりもケーシング11側において高圧用配管2aが分
岐している。また吸入管3の弁23よりもケーシング1
1側において低圧用配管3aが分岐している。この高圧
用配管2aは、制御部31(たとえば電磁弁)を介して
アンロード用配管25に接続されている。低圧用配管3
aは、たとえばキャピラリチューブよりなる管路抵抗3
bを介してアンロード用配管25に接続されている。
【0039】なお、これ以外の構成については上述した
実施の形態2の構成とほぼ同じであるため、同一の部材
については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0040】本実施の形態においては、アンロード機能
の制御において、フルロード時には高圧用配管2aから
の高圧冷媒をアンロード用配管25に通し、かつアンロ
ード時には低圧用配管3aからの低圧冷媒をアンロード
用配管25に通すよう制御部31が制御する。これによ
り、実施の形態2で説明したフルロードおよびアンロー
ドの制御が可能となる。
【0041】また本実施の形態においては、弁22およ
び弁23を閉じることにより、高圧用配管2aと低圧用
配管3aとアンロード用配管25とを、空調機のケーシ
ング11以外の部分から遮断することができる。このた
め、この状態で弁21を開いてサービスポート1から冷
媒を回収することにより、冷媒回収量を大幅に低減する
ことができる。
【0042】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4における開放形圧縮機の構成を概略的に示す図で
ある。図5を参照して、本実施の形態においては、複数
の開放形圧縮機20A、20Bが搭載されている。各圧
縮機20A、20Bの各吐出管2は弁22よりもケーシ
ング11側で互いに接続されており、各吸入管3も弁2
3よりもケーシング11側で互いに接続されている。
【0043】圧縮機20A、20B内の各油溜り空間に
おける油面位置を均一にすべく、均油管26が各ケーシ
ング11に接続されている。この均油管26には、たと
えばキャピラリチューブよりなる管路抵抗26aが設け
られている。
【0044】なお、これ以外の構成については上述した
実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の部材
については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0045】本実施の形態においては、各圧縮機20
A、20Bの各吐出管2の合流後に弁22が設けられて
おり、かつ各圧縮機20A、20Bの吸入管3の合流後
に弁23が設けられている。つまり、各圧縮機20A、
20Bの吐出管2において弁22が共有化されており、
各吸入管3において弁23が共有化されている。このた
め、各圧縮機20A、20Bの各吐出管2または吸入管
3ごとに弁を設ける必要がなく、弁の個数を減らすこと
ができるため冷媒回収時の弁操作を簡易にすることがで
きる。
【0046】(実施の形態5)図6は、本発明の実施の
形態5における開放形圧縮機の構成を概略的に示す図で
ある。図6を参照して、本実施の形態においても、実施
の形態4と同様、複数の開放形圧縮機20A、20Bが
搭載されている。本実施の形態では、各圧縮機20A、
20Bの吐出管2は1本の配管から分岐して各ケーシン
グ11に接続されており、この分岐部から各ケーシング
11までの間に各吐出管2ごとに弁22が設けられてい
る。また、各圧縮機20A、20Bの吸入管3は1つの
配管から分岐して各ケーシング11に接続されており、
その分岐部から各ケーシング11までの間に各吸入管3
ごとに弁23が設けられている。つまり、各圧縮機20
A、20Bの各吐出管2に別個に弁22が設けられてお
り、かつ各吸入管3に別個に弁23が設けられている。
また、各圧縮機20A、20Bをつなぐ均油管26にも
弁27が設けられている。
【0047】なお、これ以外の構成については上述した
実施の形態4の構成とほぼ同じであるため、同一の部材
については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0048】本実施の形態においては、各吐出管2また
は吸入管3ごとに別個に弁22、23が設けられてお
り、かつ均油管26にも弁27が設けられているため、
各圧縮機20Aまたは20Bごとに冷媒を回収すること
が可能となる。
【0049】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の
形態6における開放形圧縮機の構成を概略的に示す図で
ある。図7を参照して、本実施の形態では、開放形圧縮
機の圧縮要素CFにインジェクション機能が備えられて
いる。このインジェクション用の配管28がケーシング
11に取付けられており、かつインジェクション用配管
28に弁29が取付けられている。このインジェクショ
ン機能について以下に説明する。
【0050】図8は、本発明の実施の形態6におけるイ
ンジェクション機能を説明するための部分断面図であ
る。図8を参照して、インジェクション機能とは圧縮要
素CFの圧縮室50内に冷媒をインジェクションするこ
とであり、その機構は圧縮室50に連通するよう取付け
られたインジェクション用配管28を有している。この
インジェクション用配管28から低温の冷媒を圧縮室5
0へ注入することにより、圧縮室内の冷媒の温度を下げ
ることができる。
【0051】なお、これ以外の構成については上述した
実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一の部材
については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0052】本実施の形態では、インジェクション用配
管28に設けられた弁29を閉じることにより、このイ
ンジェクション用配管28から冷媒が回収されることが
防止される。このため、メンテナンス時の冷媒回収量を
低減することが可能となるとともに、インジェクション
により圧縮要素CF内の冷媒温度を制御できる。
【0053】なお実施の形態1〜6において、サービス
ポート1はケーシング11に限らず、図9に示すように
吐出管路2または弁22に設けられていてもよい。また
サービスポート1は吸入管路3または弁23に設けられ
ていてもよい。
【0054】また、上述した実施の形態2〜6の構成は
適宜組合わせられてもよい。また、上述した実施の形態
1〜6の開放形圧縮機においては、冷媒としてたとえば
R22、R134a、R407c、R410A、R40
4A、R32、CO 2などが用いられ、油としてたとえ
ばPAG(ポリアリキレングリコール)、ポリビニルエ
ーテル、鉱油、エステル、アルキルベンゼンなどが用い
られる。
【0055】また、本発明の開放形圧縮機の構成は、図
10に示す構成のものに限られず、外部駆動源からの駆
動力により圧縮動作を行なうものであればいかなるもの
も適用することができる。
【0056】また、本発明の開放形圧縮機のアンロード
機構は、図3に示す構成のものに限られず、圧縮要素C
Fにおける圧縮開始時点を遅らせることができるもので
あればいかなる構成のものも適用することができる。
【0057】また、本発明の開放形圧縮機のインジェク
ション機構の構成は、図8に示す構成のものに限られ
ず、圧縮要素CFの圧縮室内における冷媒温度を下げる
ことができる構成であればいかなるものも適用すること
ができる。また、インジェクション管28は圧縮室内に
直接開口するものでなくてもよく、たとえば圧縮機20
の低圧空間に開口するものであってもよい。
【0058】また図5および図6においては開放形圧縮
機が2個連結された構成について説明したが、本発明に
おいては開放形圧縮機が3個以上連結されたものにも適
用することができる。
【0059】このように本発明の構成は、上述した実施
の形態の構成に限定されず、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の開放形圧縮機によれ
ば、吸入管路および吐出管路の各々に第1および第2の
弁の各々が設けられているため、これらの弁を閉じて空
調機から圧縮機を孤立させた状態でサービスポートから
冷媒を回収することができる。これにより、圧縮機内の
冷媒だけを回収することができるため、空調機全体の冷
媒を回収する場合よりも大幅に冷媒の回収量を低減する
ことができる。このため、低コストおよび省エネルギに
適し、かつ地球環境に対応した開放形圧縮機を得ること
ができる。
【0061】請求項2に記載の開放形圧縮機によれば、
サービスポートを開閉可能な第3の弁が設けられている
ため、ケーシング内の冷媒がサービスポートから漏れる
ことを防止することができるとともに、冷媒回収時には
第3の弁を開くことでサービスポートから圧縮機内の冷
媒を回収することができる。
【0062】請求項3に記載の開放形圧縮機によれば、
アンロード管路用弁を閉じることで、アンロード制御用
管路から冷媒がサービスポートへ回収されることは防止
される。このため、メンテナンス時の冷媒回収量を低減
することができるとともに、アンロード運転により圧縮
要素の容量制御を行なうことができる。
【0063】請求項4に記載の開放形圧縮機によれば、
高圧用管路と低圧用管路との冷媒を用いてアンロード弁
を制御することができる。また、高圧用管路と低圧用管
路とアンロード制御用管路とを、第1および第2の弁を
閉じることでケーシング以外の管路から遮断することも
できる。よって、第1および第2の弁を閉じてサービス
ポートから冷媒を回収すれば、空調機全体の冷媒を回収
する場合よりも大幅に冷媒回収量を低減することができ
る。
【0064】請求項5に記載の開放形圧縮機によれば、
インジェクション管路用弁を閉じることにより、インジ
ェクション用管路から冷媒がサービスポートへ回収され
ることが防止される。このため、メンテナンス時の冷媒
の回収量を低減することができるとともに、冷媒のイン
ジェクションにより圧縮室内の冷媒の温度を下げること
ができる。
【0065】請求項6に記載の開放形圧縮機ユニットに
よれば、複数の開放形圧縮機の各管路の合流後に弁を設
けているため、各管路ごとに弁を設ける必要がなくな
る。これにより、弁の個数を減らすことができ、冷媒回
収時の弁操作を簡易にすることができる。
【0066】請求項7に記載の開放形圧縮機ユニットに
よれば、複数の開放形圧縮機の各管路の各々に弁を設け
たため、各開放形圧縮機を他の開放形圧縮機から孤立さ
せて冷媒を回収することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における開放形圧縮機
の構成を概略的に示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態2における開放形圧縮機
の構成を概略的に示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における開放形圧縮機
のアンロード機能を説明するための部分断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3における開放形圧縮機
の構成を概略的に示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態4における開放形圧縮機
の構成を概略的に示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態5における開放形圧縮機
の構成を概略的に示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態6における開放形圧縮機
の構成を概略的に示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態6における開放形圧縮機
のインジェクション機能を説明するための部分断面図で
ある。
【図9】 サービスポートの設置場所を説明するための
図である。
【図10】 従来の開放形圧縮機の構成を概略的に示す
断面図である。
【符号の説明】
1 サービスポート、2 吐出管、2a 高圧用配管、
3 吸入管、3a 低圧用配管、11 ケーシング、2
0,20A,20B 開放形圧縮機、21,22,2
3,24,27,29 弁、25 アンロード用配管、
26 均油管、28 インジェクション用配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 45/00 F25B 45/00 A (72)発明者 加藤 亮吾 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB07 AC03 CC03 CC06 CD01 CD05 3H029 AA02 AA17 AB03 BB34 BB35 BB42 CC09 CC13 CC14 CC15 CC16 CC20 CC23 3H039 AA02 AA12 BB08 BB16 BB28 CC12 CC28 CC29 CC30 CC31 CC33 CC48 3H076 AA02 AA16 BB12 BB45 CC41 CC46 CC94 CC95 CC99

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(11)外部から駆動力を与
    えられてケーシング(11)内の圧縮要素(CF)が冷
    媒を圧縮する開放形圧縮機であって、 冷媒を前記ケーシング(11)内に吸入するための吸入
    管路(2)と圧縮後の冷媒を前記ケーシング(11)外
    へ吐出するための吐出管路(3)との各々に第1および
    第2の弁(22、23)の各々が設けられており、かつ
    前記ケーシング(11)内の冷媒を回収するためのサー
    ビスポート(1)が、前記吸入管路(2)、前記吐出管
    路(3)、前記第1および第2の弁(22、23)およ
    び前記ケーシング(11)の少なくともいずれかに設け
    られている、開放形圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記サービスポート(1)を開閉可能な
    第3の弁(21)が設けられている、請求項1に記載の
    開放形圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記圧縮要素(CF)の圧縮開始時点を
    遅らせてアンロード運転を行なうためのアンロード制御
    用管路(25)にアンロード管路用弁(24)が設けら
    れている、請求項1または請求項2に記載の開放形圧縮
    機。
  4. 【請求項4】 前記圧縮要素(CF)の圧縮開始時点を
    遅らせてアンロード運転を行なうためのアンロード制御
    用管路(25)に、前記吐出管路(2)の前記第1の弁
    (22)よりも前記ケーシング(11)側にて分岐され
    た高圧用管路(2a)と前記吸入管路(3)の前記第2
    の弁(23)よりも前記ケーシング(11)側にて分岐
    された低圧用管路(3a)とが接続されている、請求項
    1または2に記載の開放形圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記圧縮要素の前記圧縮室内に冷媒をイ
    ンジェクションするためのインジェクション用管路(2
    8)にインジェクション管路用弁(29)が設けられて
    いる、請求項1〜4のいずれかに記載の開放形圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の開放形
    圧縮機を複数個有し、 前記複数の開放形圧縮機の各々の前記吐出管路(2)は
    前記第1の弁(22)よりも前記ケーシング(11)側
    で互いに接続されており、 前記複数の開放形圧縮機の各々の前記吸入管路(3)は
    前記第2の弁(23)よりも前記ケーシング(11)側
    で互いに接続されている、開放形圧縮機ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の開放形
    圧縮機を複数個有し、 前記複数の開放形圧縮機の前記吐出管路(2)の各々は
    前記第1の弁(22)を有し、かつ前記第1の弁(2
    2)よりも前記ケーシング(11)から離れた位置で互
    いに接続されており、 前記複数の開放形圧縮機の前記吸入管路(3)の各々は
    前記第2の弁(23)を有し、かつ前記第2の弁(2
    3)よりも前記ケーシング(11)から離れた位置で互
    いに接続されており、 前記複数の開放形圧縮機の前記ケーシング(11)の各
    々を接続する均油管路(26)に均油管路用弁(27)
    が設けられている、開放形圧縮機ユニット。
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