JP2001270885A - アルミニウムフタロシアニン類の製造方法 - Google Patents

アルミニウムフタロシアニン類の製造方法

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JP2001270885A
JP2001270885A JP2000085501A JP2000085501A JP2001270885A JP 2001270885 A JP2001270885 A JP 2001270885A JP 2000085501 A JP2000085501 A JP 2000085501A JP 2000085501 A JP2000085501 A JP 2000085501A JP 2001270885 A JP2001270885 A JP 2001270885A
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Munenori Andou
宗徳 安藤
Shuichi Kimura
秀一 木村
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ニトリル類から1工程でアルミニウムフタロシ
アニン類に至らしめることにより、収率と製造時間の面
で大幅に改善する製造方法を提供するものである。 【解決手段】溶剤中でハロゲン化アルミニウムとアンモ
ニアとを反応させて錯形成体を形成する第1段階と、前
記錯形成体とフタロニトリル類とを反応させる第2段階
とを含むことを特徴とするアルミニウムフタロシアニン
類の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウムフタロ
シアニン類の製造方法およびこの製造方法で製造したフ
タロシアニン類を含む光記録媒体(CD−R、DVD−
R、反射金属膜層を有しない光ディスク、光カード等)
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フタロシアニン類は顔料や染料など着色
材料としての応用のみならす、電子材料としての応用が
盛んに行われている。可溶性基を導入したアルミニウム
フタロシアニンはCD−R(追記型コンパクトディス
ク)をはじめとする光記録媒体へ応用されている。特願
平9−521167号では可溶性置換基を有するアルミ
ニウムフタロシアニンの軸置換基にジアルキルホスフィ
ン酸基やスルホン酸基を結合させることで良好な記録特
性をもつ記録材料を提供している。CD−Rをはじめと
する光記録媒体の製造においては、記録層となる記録材
料を有機溶剤に溶かし、ポリカーボネート等の樹脂基板
上にスピンコーティング等の方法でコーティングする方
法が一般的である。このため記録材料は可溶性かつ記録
特性のバランスにすぐれたものにするために、多くの置
換基による修飾を行う必要がある。その製造には多くの
工程を必要とするため、トータルの収量は大幅に低下し
記録材料の製造コストの増大につながっている。たとえ
ば、可溶性基を有するアルミニウムフタロシアニン類を
製造する場合、可溶性基を有するフタロニトリル類と塩
化アルミニウムを溶剤中直接反応させてもフタロシアニ
ン骨格の環化に至らず、いったん相当する置換基を有す
るジイミノイソインドリン類の製造を経由する2工程で
目的物を得ることになる。光記録媒体を安価に提供する
ためには、可溶性基を有したフタロニトリル類から1工
程でアルミニウムフタロシアニン類を提供できるよう
な、工程の短縮および収量を向上できる技術が求められ
ていた。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明はこれまでの
アルミニウムフタロシアニンの製造方法が、ニトリル類
からジイミノイソインドリン類を経由してアルミニウム
フタロシアニン類に至る2工程で行われてきたことに対
して、ニトリル類から1工程でアルミニウムフタロシア
ニン類に至らしめることにより、収率と製造時間の面で
大幅に改善する製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶剤中でハロ
ゲン化アルミニウムとアンモニアとを反応させて錯形成
体を形成する第1段階と、前記錯形成体と下記式(1)
で表されるフタロニトリル類とを反応させる第2段階と
を含むことを特徴とする、下記式(2)で表されるアル
ミニウムフタロシアニン類の製造方法に関する。 式(1)
【0005】
【化5】
【0006】[式中、XおよびYは、それぞれ独立に水
素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有
してもよいアリール基、置換基を有してもよい脂環残
基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有し
てもよい複素環基、置換基を有してもよいアルコキシ
基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を
有してもよいアルキルチオ基、置換基を有してもよいア
リールチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基を有し
てもよいフタルイミドメチル基、置換基を有してもよい
スルホンアミド基のいずれかを表す。] 式(2)
【0007】
【化6】
【0008】[式中、X1〜4および、Y1〜4は、そ
れぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよいアルキル
基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有して
もよい脂環残基、置換基を有してもよいアラルキル基、
置換基を有してもよい複素環基、置換基を有してもよい
アルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ
基、置換基を有してもよいアルキルチオ基、置換基を有
してもよいアリールチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基、
置換基を有してもよいフタルイミドメチル基、置換基を
有してもよいスルホンアミド基のいずれかを表す。Z
は、ハロゲン原子またはOH基を表す。] また、本発明は、溶剤が、キノリンであることを特徴と
する前記アルミニウムフタロシアニン類の製造方法に関
する。
【0009】また、本発明は、第1段階において、アン
モニアが、ハロゲン化アルミニウムとほぼ同じ反応当量
だけ溶剤中に導入されることを特徴とする前記アルミニ
ウムフタロシアニン類の製造方法に関する。
【0010】また、本発明は、式(1)で表されるフタ
ロニトリル類が下記式(3)であり、式(2)で表され
るアルミニウムフタロシアニン類が下記式(4)で表さ
れるアルミニウムフタロシアニン類であることを特徴と
する前記アルミニウムフタロシアニン類の製造方法に関
する。 式(3)
【0011】
【化7】
【0012】[式中、Xは、水素原子、置換基を有して
もよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、
置換基を有してもよい脂環残基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい複素環基、置換基
を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいア
リールオキシ基、置換基を有してもよいアルキルチオ
基、置換基を有してもよいアリールチオ基、ハロゲン原
子、ニトロ基、置換基を有してもよいフタルイミドメチ
ル基、置換基を有してもよいスルホンアミド基のいずれ
かを表す。式中、Rは、置換基を有してもよいアルキル
基、またはアリール基を表す。] 式(4)
【0013】
【化8】
【0014】[式中、X1〜4は、水素原子、置換基を
有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリー
ル基、置換基を有してもよい脂環残基、置換基を有して
もよいアラルキル基、置換基を有してもよい複素環基、
置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有しても
よいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアルキル
チオ基、置換基を有してもよいアリールチオ基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、置換基を有してもよいフタルイミド
メチル基、置換基を有してもよいスルホンアミド基のい
ずれかを表す。式中、R1〜4は、置換基を有してもよ
いアルキル基、またはアリール基を表す。Zは、ハロゲ
ン原子またはOH基を表す。] また、本発明は、溶剤中でハロゲン化アルミニウムとア
ンモニアとを反応させて錯形成体を形成する第1段階
と、前記錯形成体とフタロニトリル類とを反応させてア
ルミニウムフタロシアニン類を製造する第2段階と、第
2段階で得られたフタロシアニン類またはそれに軸置換
基を導入したフタロシアニン類を塗布用溶剤に溶解して
塗布液とする第3段階と、前記塗布液を案内溝を有する
樹脂基板にスピンコーティング法によって塗布する第4
段階とを含む光記録媒体の製造方法に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるフタロニトリ
ル類は、下記式(1)で表される。すなわち、 式(1)
【0016】
【化9】
【0017】[式中、XおよびYは、それぞれ独立に水
素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有
してもよいアリール基、置換基を有してもよい脂環残
基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有し
てもよい複素環基、置換基を有してもよいアルコキシ
基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を
有してもよいアルキルチオ基、置換基を有してもよいア
リールチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基を有し
てもよいフタルイミドメチル基、置換基を有してもよい
スルホンアミド基のいずれかを表す。] 本発明で用いられるフタロニトリル類は式(1)に該当
するものであれば、2種以上の該当するフタロニトリル
類を混合して用いても良い。
【0018】得られる化合物は下記式(2)で表される
アルミニウムフタロシアニン類である。 式(2)
【0019】
【化10】
【0020】[式中、X1〜4および、Y1〜4は、そ
れぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよいアルキル
基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有して
もよい脂環残基、置換基を有してもよいアラルキル基、
置換基を有してもよい複素環基、置換基を有してもよい
アルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ
基、置換基を有してもよいアルキルチオ基、置換基を有
してもよいアリールチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基、
置換基を有してもよいフタルイミドメチル基、置換基を
有してもよいスルホンアミド基のいずれかを表す。Z
は、ハロゲン原子またはOH基を表す。] 本発明で得られるアルミニウムフタロシアニン類は軸置
換基のZがハロゲン原子またはOH基の単体または混合
体であってもかまわない。
【0021】さらに、下記式(3)に該当するフタロニ
トリル類を用いれば原料の仕込み時からアルミニウムフ
タロシアニンの環化反応の終了に至るまで置換基である
アルコキシ基が可溶基として働くので有機物は均質系で
反応容器の中に析出することなく環化反応が完結するの
で後の処理の容易さ、収率の向上などの面で有利に進行
する。 式(3)
【0022】
【化11】
【0023】[式中、Xは、水素原子、置換基を有して
もよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、
置換基を有してもよい脂環残基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい複素環基、置換基
を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいア
リールオキシ基、置換基を有してもよいアルキルチオ
基、置換基を有してもよいアリールチオ基、ハロゲン原
子、ニトロ基、置換基を有してもよいフタルイミドメチ
ル基、置換基を有してもよいスルホンアミド基のいずれ
かを表す。式中、Rは、置換基を有してもよいアルキル
基、またはアリール基を表す。] 本発明で用いられるフタロニトリル類は式(1)に該当
するものであれば、2種以上の該当するフタロニトリル
類を混合して用いても良い。
【0024】式(3)のフタロニトリル類を用いた場合
に得られる化合物は下記式(4)で表されるアルミニウ
ムフタロシアニン類である。 式(4)
【0025】
【化12】
【0026】[式中、X1〜4は、水素原子、置換基を
有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリー
ル基、置換基を有してもよい脂環残基、置換基を有して
もよいアラルキル基、置換基を有してもよい複素環基、
置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有しても
よいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアルキル
チオ基、置換基を有してもよいアリールチオ基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、置換基を有してもよいフタルイミド
メチル基、置換基を有してもよいスルホンアミド基のい
ずれかを表す。式中、R1〜4は、置換基を有してもよ
いアルキル基、またはアリール基を表す。Zはハロゲン
原子またはOH基を表す。] 本発明で得られるアルミニウムフタロシアニン類は軸置
換基のZがハロゲン原子またはOH基の単体または混合
体であってもかまわない。
【0027】得られたフタロシアニン類は幅広い溶剤に
対する溶解度が高いので色素溶液をスピンコーティング
して得られる光記録媒体用の記録材料又はその原料とし
て最適である。
【0028】本発明に用いられるハロゲン化アルミニウ
ムとしては、AlF3、AlCl3、AlBr3、AlI3
などが用いられる。
【0029】本発明に用いられるアンモニアはボンベか
らアンモニアガスとして反応容内に導入して用いる方法
が容易であるがこれに限らない。
【0030】本発明で用いられる溶剤は、反応容器昇温
後、アルミニウムフタロシアニンに至る環化反応が認め
られる溶剤であれば何でも良いが、原料に対する溶解力
や高沸点などの点からキノリンを用いることが好まし
い。
【0031】本発明は上記原料のほかに触媒を用いない
が、必要に応じてフタロシアニン類の環化に汎用の触媒
を併用してもかまわない。すなわち1,8−ジアザビシ
クロ[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザ
ビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、モリブデン酸ア
ンモニウム、尿素、ジエチルエタノールアミンなどを併
用してもかまわない。
【0032】本発明の製造方法において、反応の第一段
階ではアンモニアはハロゲン化アルミニウムと錯形成体
を形成することで、金属源を活性化させるものとして必
要である ハロゲン化アルミニウムを溶解あるいは分散させた反応
溶剤中にアンモニアガスを導入すると昇温を伴ってハロ
ゲン化アルミニウムと錯形成体を形成する。アンモニア
量が過剰になると昇温は停止する。反応容器内に導入さ
れたアンモニアガスは、錯形成体の形成中はその反応当
量が反応容器内のハロゲン化アルミニウムと反応するた
め容器外に排出がほとんど認められず、反応容器に設け
たガス排出口にpH試験紙を配置しても変化がほとんど
認められない(pH7前後)。錯形成終了後は過剰分と
して導入分相当のアンモニアガスが容器外に排出される
ため、ガス排出口に配置したpH試験紙が塩基性側(p
H12前後)に変化してゆく様子が認められる。錯形成
反応は反応溶剤温度が室温でも、反応を迅速に進めるた
めにたとえば80℃程度に加温された状態でも進行す
る。錯形成体生成反応終了後、反応溶剤が室温付近まで
放冷されると、反応溶剤にキノリンを用いた場合には錯
形成物の一部はけんだく物として反応容器内に認められ
る。アルムミニウムフタロシアニンの金属源としてのハ
ロゲン化アルミニウムがアンモニアと錯形成を伴わなか
った場合、フタロニトリル類との環化反応はほとんど進
行しない。たとえばキノリン中に塩化アルミニウムとア
ルコキシフタロニトリル類を加え180℃に昇温しても
フタロシアニン類は痕跡量でしか得られない。アンモニ
アガス量の供給がハロゲン化アルミニウムと同じ反応当
量に達したことは、アンモニアガスが反応容器内に取り
込まれなくなったことで知ることができ、この段階でア
ンモニアガスの導入を停止する。ハロゲン化アルミニウ
ムとアンモニアガスとの反応で、(1)昇温を伴うこ
と、(2)一定量のアンモニアガスだけが取り込まれる
こと、(3)低温時にけんだくが認められること、
(4)ハロゲン化アルミニウムのフタロニトリル類に対
する反応性が大きく変わること、により錯形成体の形成
を認めることができる。
【0033】本発明の製造方法において、反応の第2段
階ではハロゲン化アルミニウムと錯形成終了後の過剰分
のアンモニアはフタロニトリル類の環化反応を妨げるも
のとしてはたらく。ハロゲン化アルミニウムとの錯形成
体形成終了後もアンモニアを導入し続けると、加熱昇温
してもフタロニトリル類との環化反応はほとんど進行し
ない。たとえばキノリン中に塩化アルミニウムとアンモ
ニアガスとの錯形成体存在下、アンモニアガスを導入し
続けながらアルコキシフタロニトリル類を加え180℃
に昇温してもフタロシアニン類は痕跡量でしか得られな
い。
【0034】フタロシアニン類への環化反応において、
アンモニアが有効的に働く段階と抑制的に働く段階があ
るという特徴をとらえて制御することにより本発明の製
造方法を提供することが可能となった。
【0035】本発明の製造方法において、フタロニトリ
ル類の反応溶剤への仕込み時期は、反応溶剤中ハロゲン
化アルミニウムとアンモニアとの錯形成体形成反応を行
う以前でもよいし、錯形成体形成反応が完了しアンモニ
アガスに導入を停止した後でもよい。
【0036】本発明の製造方法において、ハロゲン化ア
ルミニウムとアンモニアとの錯形成体形成後にアンモニ
アの導入を停止させて後に昇温して環化反応に進むが、
アンモニアの停止時期は室温時でもよいし、昇温後でも
よい。
【0037】本発明の製造方法によって得られたフタロ
シアニン類は、フタロシアニン骨格に可溶性基を有する
場合、溶剤への溶解度が向上して光記録媒体製造時のス
ピンコーティングに有利である。さらに中心金属のアル
ミニウムに軸置換基を有する構造は溶解度をさらに向上
させる。軸置換基としては特願平9−521167号記
載の軸置換基類が、スピンコーティング用溶剤への溶解
性や光記録媒体を構成した時の記録特性の点で最適であ
る。
【0038】本発明の製造法によって製造されたフタロ
シアニン類またはそれに軸置換基を導入したフタロシア
ニン類を、塗布用溶剤に溶解して塗布液とする第3段階
と、さらに前記塗布液を案内溝を有する樹脂基板にスピ
ンコーティング法によって塗布する第4段階をへて光記
録媒体を製造することができる。塗布用溶剤はアルコー
ル系溶剤であれば樹脂基板を溶解させにくいのでこれが
好ましい。
【0039】本発明の製造方法によって得られた光記録
媒体は用途に応じて反射膜および保護層をさらにもうけ
ることができる。反射膜をもうけることで光記録媒体か
らの読みとり反射光量を十分に得ることができるのでCD
-Rの規格に適合した光記録媒体を得ることが可能とな
る。
【0040】
【実施例】以下実施例を用いて発明を詳細に説明するが
本発明はそれらの具体例に限定されるものではない。 (実施例1)300mlフラスコ中、156gのキノリ
ンに、塩化アルミニウムを5g分散し50℃に昇温後、
アンモニアガスを45ml/minでキノリン溶剤中に
2時間導入した。この間、数度の温度上昇が一旦認めら
れ、その後もとの温度への温度低下が認められた。アン
モニア導入を停止し、下記式(5)のフタロニトリル類
を36g加えた後、窒素気流下180℃で2時間加熱撹
拌を行い環化反応を完了させ。反応容器内にフタロシア
ニン類の程色が濃く認められた。放冷後2%塩酸水1.
5Lにこれをあけて析出させ、ろ過後に温水洗浄した。
これをメタノール1.5Lに再溶解させ不溶不純物を濾
別後水1.2Lを滴下し目的物を析出させた。析出物を
濾過後乾燥することにより、目的物を得た(下記式
(6))。収量33g(収率87%)。 式(5)
【0041】
【化13】
【0042】式(6)
【0043】
【化14】
【0044】(実施例2)実施例(1)の式(5)のフ
タロニトリル類のかわりに下記式(7)のフタロニトリ
ル類を29g、塩化アルミニウムのかわりに臭化アルミ
ニウムを10g使用する他は実施例(1)と同様の操作
を行い下記式(8)の目的物を得た。収量28g(収率
88%)。 式(7)
【0045】
【化15】
【0046】式(8)
【0047】
【化16】
【0048】(実施例3)実施例(1)の式(5)のフ
タロニトリル類のかわりに下記式(9)のフタロニトリ
ル類を27g使用する他は実施例(1)と同様の操作を
行い下記式(10)の目的物を得た。収量24.5g
(収率85%)。 式(9)
【0049】
【化17】
【0050】式(10)
【0051】
【化18】
【0052】(実施例4)実施例(1)の式(5)のフ
タロニトリル類のかわりに下記式(11)のフタロニト
リル類を19g使用し、加熱による環化反応と放冷まで
は実施例(1)と同様の操作を行い、析出物をろ別後メ
タノール洗浄することで下記式(12)の目的物を得
た。収量10g(収率47%)。 式(11)
【0053】
【化19】
【0054】式(12)
【0055】
【化20】
【0056】(比較例1)300mlフラスコ中、15
6gのキノリンに、塩化アルミニウムを5g分散し、下
記式(13)のジミノイソインドリン類を38g加えた
後、窒素気流下180℃で4時間加熱撹拌を行い環化反
応を完了させた。反応容器内にフタロシアニン類の呈色
が濃く認められた。放冷後2%塩酸水1.5Lにこれを
あけて析出させ、ろ過後に温水洗浄した。これをメタノ
ール1.5Lに再溶解させ不溶不純物を濾別後水1.2
Lを滴下し目的物を析出させた。析出物を濾過後乾燥す
ることにより、目的物を得た。収量29g(収率77
%)。式(13)のジイミノイソインドリンを式(5)
のフタロニトリル類から得るために、既知の方法(Inor
g.Chem.1965年Vol4.No.1p.128 M.E.Ken
ney,et al.)で収率65%であったためフタロニト
リル類からのトータル収率は50%であった。また工程
が1工程増した分、実施例1に比べて余分に操作時間
(乾燥も含めて3日)を要した。 式(13)
【0057】
【化21】
【0058】(比較例2)比較例(1)の式(13)の
ジイミノイソインドリン類のかわりに下記式(14)の
ジイミノイソインドリン類を31g、塩化アルミニウム
のかわりに臭化アルミニウムを10g使用する他は比較
例(1)と同様の操作を行った。収量24g(収率79
%)。式(7)のフタロニトリル類からのトータル収率
は53%。また工程が1工程増した分、実施例2の比べ
て余分に操作時間(乾燥も含めて3日)を要した。 式(14)
【0059】
【化22】
【0060】(比較例3)比較例(1)の式(13)の
ジイミノイソインドリン類のかわりに下記式(15)の
ジイミノイソインドリン類を29g使用する他は比較例
(1)と同様の操作を行った。収量21.5g(収率7
5%)。式(9)のフタロニトリル類からのトータル収
率は55%。また工程が1工程増した分、実施例3の比
べて余分に操作時間(乾燥も含めて3日)を要した。 式(15)
【0061】
【化23】
【0062】(比較例4)比較例(1)の式(13)の
ジイミノイソインドリン類のかわりに下記式(16)の
ジイミノイソインドリン類を 21.5g使用し、加熱
による環化反応と放冷までは実施例(1)と同様の操作
を行い、析出物をろ別後メタノール洗浄することで目的
物を得た。収量9g(収率42%)。式(11)のフタ
ロニトリル類からのトータル収率は18%。また工程が
1工程増した分、実施例4の比べて余分に操作時間(乾
燥も含めて3日)を要した。 式(16)
【0063】
【化24】
【0064】(比較例5)300mlフラスコ中、15
6gのキノリンに、塩化アルミニウムを5g分散し50
℃に昇温後、アンモニアガスの導入を行わず式(5)の
フタロニトリル類を36g加え、窒素気流下180℃で
2時間加熱撹拌を行った。反応容器内にフタロシアニン
類の呈色がほとんど認められず、目的物は痕跡量以下で
あった。 (比較例6)300mlフラスコ中、156gのキノリ
ンに、塩化アルミニウムを5g分散し50℃に昇温後、
アンモニアガスを45ml/minでキノリン溶剤中に
2時間導入する。この間、数度の温度上昇が一旦認めら
れ、その後もとの温度への温度低下が観測される。アン
モニア導入を継続したまま、式(5)のフタロニトリル
類を36g加え、180℃で2時間加熱撹拌を行った。
反応容器内にフタロシアニン類の程色がほとんど認めら
れず、目的物は痕跡量以下であった。 (比較例7)比較例(5)の式(5)のフタロニトリル
類のかわりに式(7)のフタロニトリル類を29g使用
する他は比較例(5)と同様の操作を行った。反応容器
内にフタロシアニン類の呈色がほとんど認められず、目
的物は痕跡量以下であった。 (比較例8)比較例(6)の式(5)のフタロニトリル
類のかわりに式(7)のフタロニトリル類を29g使用
する他は比較例(6)と同様の操作を行った。反応容器
内にフタロシアニン類の呈色がほとんど認められず、目
的物は痕跡量以下であった。 (比較例9)比較例(5)の式(5)のフタロニトリル
類のかわりに式(9)のフタロニトリル類を29g使用
する他は比較例(5)と同様の操作を行った。反応容器
内にフタロシアニン類の呈色がほとんど認められず、目
的物は痕跡量以下であった。 (比較例10)比較例(6)の式(5)のフタロニトリ
ル類のかわりに式(9)のフタロニトリル類を29g使
用する他は比較例(6)と同様の操作を行った。反応容
器内にフタロシアニン類の呈色がほとんど認められず、
目的物は痕跡量以下であった。 (比較例11)比較例(5)の式(5)のフタロニトリ
ル類のかわりに式(11)フタロニトリル類を29g使
用する他は比較例(5)と同様の操作を行った。反応容
器内にフタロシアニン類の呈色がほとんど認められず、
目的物は痕跡量以下であった。 (比較例12)比較例(6)の式(5)のフタロニトリ
ル類のかわりに式(11)のフタロニトリル類を29g
使用する他は比較例(6)と同様の操作を行った。反応
容器内にフタロシアニン類の呈色がほとんど認められ
ず、目的物は痕跡量以下であった。 (実施例5)実施例(1)で得られたアルミニウムフタ
ロシアニン類を使って特願平9−521167号の方法
により軸置換基を導入し、下記式(17)の記録材料を
得た。この記録材料をスピンコーティング法によりCD
−R用ポリカーボネート基板に塗布し銀反射膜、ハード
コート層を施すことによりCD−Rディスクを得た。記
録特性評価では、記録パワー6.0mW、反射率71
%、ジッタ値26nsでCD−R用記録材料として良好
であった。 式(17)
【0065】
【化25】
【0066】(実施例6)実施例(2)で得られたアル
ミニウムフタロシアニン類を使って特願平9−5211
67号の方法により軸置換基を導入し、下記式(18)
の記録材料を得た。この記録材料をスピンコーティング
法によりCD−R用ポリカーボネート基板に塗布し銀反
射膜、ハードコート層を施すことによりCD−Rディス
クを得た。記録特性評価では、記録パワー6.2mW、
反射率69%、ジッタ値27nsでCD−R用記録材料
として良好であった。 式(18)
【0067】
【化26】
【0068】(実施例7)実施例(3)で得られたアル
ミニウムフタロシアニン類を使って特願平9−5211
67号の方法により軸置換基を導入し、下記式(19)
の記録材料を得た。この記録材料をスピンコーティング
法によりCD−R用ポリカーボネート基板に塗布し銀反
射膜、ハードコート層を施すことによりCD−Rディス
クを得た。記録特性評価では、記録パワー5.8mW、
反射率70%、ジッタ値24nsでCD−R用記録材料
として良好であった。 式(19)
【0069】
【化27】
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアルミニ
ウムフタロシアニン類の製造方法によれば、従来のニト
リル類からジイミノイソインドリン類を経由してアルミ
ニウムフタロシアニン類に至る2工程で行われてきたこ
とに対して、ニトリル類から1工程でアルミニウムフタ
ロシアニン類に至らしめることにより、収率と製造時間
の面で大幅に改善する製造方法を提供し、ひいてはCD
−Rをはじめとする光記録媒体の製造コストを低減させ
ることが可能となった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶剤中でハロゲン化アルミニウムとアンモ
    ニアとを反応させて錯形成体を形成する第1段階と、前
    記錯形成体と下記式(1)で表されるフタロニトリル類
    とを反応させる第2段階とを含むことを特徴とする、下
    記式(2)で表されるアルミニウムフタロシアニン類の
    製造方法。 式(1) 【化1】 [式中、XおよびYは、それぞれ独立に水素原子、置換
    基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
    リール基、置換基を有してもよい脂環残基、置換基を有
    してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい複素環
    基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有し
    てもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアル
    キルチオ基、置換基を有してもよいアリールチオ基、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、置換基を有してもよいフタルイ
    ミドメチル基、置換基を有してもよいスルホンアミド基
    のいずれかを表す。] 式(2) 【化2】 [式中、X1〜4および、Y1〜4は、それぞれ独立に
    水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を
    有してもよいアリール基、置換基を有してもよい脂環残
    基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有し
    てもよい複素環基、置換基を有してもよいアルコキシ
    基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を
    有してもよいアルキルチオ基、置換基を有してもよいア
    リールチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基を有し
    てもよいフタルイミドメチル基、置換基を有してもよい
    スルホンアミド基のいずれかを表す。Zは、ハロゲン原
    子またはOH基を表す。]
  2. 【請求項2】溶剤が、キノリンであることを特徴とする
    請求項1記載のアルミニウムフタロシアニン類の製造方
    法。
  3. 【請求項3】第1段階において、アンモニアが、ハロゲ
    ン化アルミニウムとほぼ同じ反応当量だけ溶剤中に導入
    されることを特徴とする請求項1記載のアルミニウムフ
    タロシアニン類の製造方法。
  4. 【請求項4】式(1)で表されるフタロニトリル類が下
    記式(3)であり、式(2)で表されるアルミニウムフ
    タロシアニン類が下記式(4)で表されるアルミニウム
    フタロシアニン類であることを特徴とする請求項1記載
    のアルミニウムフタロシアニン類の製造方法。 式(3) 【化3】 [式中、Xは、水素原子、置換基を有してもよいアルキ
    ル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有し
    てもよい脂環残基、置換基を有してもよいアラルキル
    基、置換基を有してもよい複素環基、置換基を有しても
    よいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキ
    シ基、置換基を有してもよいアルキルチオ基、置換基を
    有してもよいアリールチオ基、ハロゲン原子、ニトロ
    基、置換基を有してもよいフタルイミドメチル基、置換
    基を有してもよいスルホンアミド基のいずれかを表す。
    式中、Rは、置換基を有してもよいアルキル基、または
    アリール基を表す。] 式(4) 【化4】 [式中、X1〜4は、水素原子、置換基を有してもよい
    アルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基
    を有してもよい脂環残基、置換基を有してもよいアラル
    キル基、置換基を有してもよい複素環基、置換基を有し
    てもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリール
    オキシ基、置換基を有してもよいアルキルチオ基、置換
    基を有してもよいアリールチオ基、ハロゲン原子、ニト
    ロ基、置換基を有してもよいフタルイミドメチル基、置
    換基を有してもよいスルホンアミド基のいずれかを表
    す。式中、R1〜4は、置換基を有してもよいアルキル
    基、またはアリール基を表す。Zは、ハロゲン原子また
    はOH基を表す。]
  5. 【請求項5】溶剤中でハロゲン化アルミニウムとアンモ
    ニアとを反応させて錯形成体を形成する第1段階と、前
    記錯形成体とフタロニトリル類とを反応させてアルミニ
    ウムフタロシアニン類を製造する第2段階と、第2段階
    で得られたフタロシアニン類またはそれに軸置換基を導
    入したフタロシアニン類を塗布用溶剤に溶解して塗布液
    とする第3段階と、前記塗布液を案内溝を有する樹脂基
    板にスピンコーティング法によって塗布する第4段階と
    を含む光記録媒体の製造方法。
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