JP2001269663A - 固形物回収装置 - Google Patents

固形物回収装置

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JP2001269663A JP2000088483A JP2000088483A JP2001269663A JP 2001269663 A JP2001269663 A JP 2001269663A JP 2000088483 A JP2000088483 A JP 2000088483A JP 2000088483 A JP2000088483 A JP 2000088483A JP 2001269663 A JP2001269663 A JP 2001269663A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被処理排水流入量の急激な変動に対し分離液
の収集トラフへの溢流を防止すると共に、収集トラフ底
部へのフロスの付着を防止する装置を提供する。 【解決手段】 円筒状の処理槽1に、円周方向に周回す
るスクレーパー6を設け、このスクレーパー6で掻き寄
せたフロスを収集トラフ8に排出する水処理設備1にお
いて、上記処理槽1に液面計23を設け、その液面計2
3と処理槽1の水位調整装置14のアクチエーター18
を連動連結させると共に、上記処理槽1の中心部に回転
自在に立設した駆動軸5に、液面に沿って配設したフロ
ス掻寄せ用のスクレーパー6の水面下近傍に水没させた
裏掻きスクレーパー7を設け、収集トラフ8の溢流部8
aとトラフの底部8bに案内用のガイド板9,10を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は脱水機から排出さ
れるろ液及び洗浄排水から、浮上フロスと沈殿汚泥を分
離して回収する固形物回収装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、脱水機の回収率は通常95%程度
であるが、更なる回収率の向上を求める場合や、脱水機
自体の回収率が90%程度に低下して総合的な回収率の
向上が必要な場合に、排水中の固形物を分離して回収す
る装置が用いられる。排水中のこれらの固形物は通常数
百ppm〜数千ppmと希薄で、排水中の固形物は凝
集、脱水処理過程で気泡を抱いているものがあり、フロ
スとして浮上するものと汚泥として沈降するものとがあ
る。これら固形物を含む排水を貯留した沈殿池または濃
縮槽に、スカムスキマーを周回させてスカムを掻き寄せ
てスカムの収集トラフに排出する装置は周知である。そ
して、フロスのスクレーパーの接近通過に応じてスカム
の取入口を変動させる装置も、例えば、実用新案登録第
2522045号公報に記載してあるように公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スカム
掻寄板の接近通過に応じてスカムの取入口を変動させる
従来のスカム除去装置は、スカムの回収が効率よく行な
えるものであるが、排水中の固形物は希薄な濃度であ
り、フロス厚さもごくわずかであり水位が上昇するとフ
ロスと分離水が同時にスカムの取入口から越流して濃縮
された固形物が回収できなくなる恐れがあった。例え
ば、スクリュープレス脱水機などでは、立上り初期は汚
泥の圧入量が大きく、通常、初期の排水量は定常時の2
〜3倍にもなり、定常運転になるにしたがい減少してく
る。このため、脱水処理量の急激な変動や洗浄排水の流
入などの流入排水により処理槽の水位が変動し、初期に
多量の水が固形物側に流出する欠点があった。また、図
6に示すように、フロスをスクレーパー6aで収集トラ
フ8cに掻寄せる際、ガイド板9aを設けて水切りをし
ながら収集トラフ8cへ排出しているが、このガイド板
9aの下部にまわりこんだフロスは掻取りができず、腐
敗してスカムとなって多量に堆積し、分離液出口に影響
がでる恐れがあった。この発明は、脱水処理量の急激な
変動や洗浄排水の流入などで流入排水量の変動に対し、
安定した運転ができる装置と、フロスの堆積を防止する
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨は、円筒
状の処理槽に、円周方向に周回するスクレーパーを設
け、このスクレーパーで掻き寄せたフロスを収集トラフ
に排出する水処理設備において、上記処理槽に液面計を
設け、この液面計と処理槽の水位調整装置のアクチエー
ターを連動連結すると共に、液面計の水位検知信号によ
りアクチエーターを作動させ、水位調整装置の分離液水
位を調節して、処理槽の水位を維持させるものである。
また、処理槽の液面計の代りに、処理槽の前段に設けた
ろ過機への給泥ポンプに汚泥流量計を設け、この汚泥流
量計に水位調整装置のアクチエーターを連動させて、汚
泥流量計の汚泥流量の検知信号により水位調整装置の分
離液水位を調節して、処理槽の水位を維持させるように
してもよいものである。上記水位調整装置は、具体的に
は水位調整装置が、処理槽に設けた越流桝の液面下に垂
設した引抜管と、引抜管に摺動自在に配設して水面近傍
に上端部を開口した調節管と、調節管を昇降させるダイ
アフラム式のアクチエーターから構成されており、この
アクチエーターに空気源に連通した電磁弁を連結して、
電磁弁を液面計または汚泥流量計の検知信号に連動さ
せ、あらかじめ設定した検知信号により電磁弁を開閉し
てアクチエーターを作動させ、アクチエーターの作動杆
を摺動させて調節管を降下させ、越流桝の液位を調整す
るものである。
【0005】そして、処理槽内の設定水位を維持させ
て、処理槽の中心部に回転自在に立設した駆動軸に、水
面に沿って配設したフロス掻寄せ用のスクレーパーと、
このスクレーパーの下方の水面下近傍に水没させた裏掻
きスクレーパーを設けると共に、フロスの収集トラフの
溢流部とトラフの底部に案内ガイド板を設け、ガイド板
下部に集積しようとするフロスを掻取り圧密を防止する
ものである。具体的には、収集トラフの溢流部とトラフ
の底部にその後端を止着した上部ガイド板と下部ガイド
板を設け、この上部ガイド板と下部ガイド板の先端部を
合着して水面下近傍に突設させると共に、上記スクレー
パーと裏掻きスクレーパーをガイド板に摺設させて、腐
敗したスカムの堆積を防止させるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明に係る装置は上記のよう
に構成してあり、処理槽の流入水量が増加して、多量の
水がフロスとともに収集トラフの溢流部から流失しよう
とする時には、処理槽の液面計の検出水位、あるいは、
汚泥流量計の検出流量に基づく検出値をアクチエーター
に伝達し、アクチエーターに連結した調節管を下降させ
て分離液の越流桝への排出量を増加させ、上昇した処理
槽の水位を低下させ、処理槽内の水位を所定水位を維持
させて、流入排水により処理槽の水位が変動しフロスが
収集トラフに流出するのを防止する。そして、処理槽の
中心部に設けた駆動軸を回転させると、水面に沿って配
設したスクレーパーが処理槽を周回して、水面に浮上し
ているフロスを収集トラフの溢流部に移動させ、上部ガ
イド板を摺設してフロスを収集トラフに移送する。同時
に、水面下近傍に水没させた裏掻きスクレーパーが下部
ガイド板に摺接し、腐敗してスカムとなって収集トラフ
の下部に集積しようとするフロスを掻取って水面上に浮
上させ、浮上したフロスをスクレーパーで収集トラフに
移送する。
【0007】
【実施例】この発明に係る固形物回収装置について、図
面に基づき詳述すると、先ず、図1及び図2において、
符号1は円筒状の処理槽であって、処理槽1の中間部の
槽壁に流入管2が接線方向に連結してあり、ろ過機3で
固液分離したろ液とろ材洗浄排水を流入管2から処理槽
1に供給するようにしてある。処理槽1に供給する流入
排水のうち、特に、ろ材洗浄排水には脱水ケーキの一部
が混入しており、沈降性のものと浮上性のものとが混じ
っている。これらの排水を接線方向から供給して処理槽
1の槽壁に沿って排水を旋回させながら、フロスと沈降
汚泥を各々濃縮させるようにしてあり、槽壁上のころが
りによる邪魔板効果と、旋回による分離ゾーンの確保に
より水面積負荷が大きく取れるようにしてある。
【0008】図3に示すように、処理槽1の中心部には
上端部に駆動機4に連結した駆動軸5が回転自在に立設
してあり、この駆動軸5に水面に沿って配設したフロス
掻寄せ用のスクレーパー6と、このスクレーパー6の下
方に水面下近傍に水没させた裏掻きスクレーパー7がそ
れぞれ連結してあり、裏掻きスクレーパー7は比重の軽
い材料で構成され、その浮力を水平状に規制され、下方
に回動自在に枢支してある。符号8は水面に溢流部8a
を設けたフロスの収集トラフであって、この収集トラフ
8に図4に概念的に示すように、フロスの収集トラフ8
の溢流部8aにその後端を止着した上部ガイド板9と収
集トラフ8の底部8bにその後端を止着した下部ガイド
板10が止着してあり、この上部ガイド板9と下部ガイ
ド板10の先端部を合着して水面下近傍に突設させてあ
る。そして、駆動軸5を回転させてスクレーパー6を周
回させ、処理槽1の水面に浮上したフロスを掻き寄せ
て、上部ガイド板9の上面を摺設させながら溢流部8a
に案内して収集トラフ8に排出させ、図1に示す排出管
11からフロスを処理槽1の外部に取出すようにしてあ
る。同時に、水面下近傍に水没させた裏掻きスクレーパ
ー7を浮力により水平状に周回させて、収集トラフ8の
底部8bに止着した下部ガイド板10に摺接させながら
傾斜させ、下部ガイド板10に案内されながら収集トラ
フ8の底部8bに付着して集積しようとするフロスを掻
取ってフロスを水面上に浮上させ、浮上したフロスをス
クレーパー6で収集トラフ8に排出するようにしてあ
る。
【0009】処理槽1の槽壁には図3に示すように、分
離水の越流桝12が付設してあり、処理槽1と越流桝1
2の間に水面下に開口した取水ゲート13が設けてあ
る。浮上汚泥と沈降汚泥の割合は日常的に変化するため
に、取水ゲート13は分離清澄液の取出位置を上下に移
動可能としてある。越流桝12の内部には水位調整装置
14が配設してあり、越流桝12の分離液水位を調節し
て、処理槽1内の設定水位を維持するようにしてある。
この水位調整装置14について、図5に基づき詳述する
と、符号15は越流桝12の底部を貫通して垂設した引
抜管であって、その上端部が液面下に開口してあり、こ
の引抜管15に上下を開口した調節管16が外挿してあ
る。調節管16の吊金具17がダイアフラム式のアクチ
エーター18の作動杆19に連結してあり、作動杆19
を上下に摺動させて調節管16を昇降させその上端部の
開口位置を調節して越流桝12の液位を調整するように
してある。
【0010】ダイアフラム式のアクチエーター18の構
造について詳述すると、アクチエーター18の空気室1
8aと作動室18bの間にダイアフラム20が張設して
あり、このダイアフラム20に作動杆19の上端部が止
着してあり、常態においては、作動杆19に介装したコ
イルバネ21でダイアフラム20を押上げて調節管16
を上昇させ、処理槽1の流入排水水位を収集トラフ8の
溢流部8a下方近傍の水位としてある。符号22はアク
チエーター18の支持架台である。越流桝12の液位を
調整する手段を図5に基づき詳述すると、処理槽1に液
面計23が設けてあり、処理槽1の水位変動を槽内の液
面計23で検知して、この検知信号を分離液の排水水位
の指定値をアクチエーター18に伝達し、予め設定した
水位を維持させるものであって、アクチエーター18に
は、小ストローク用の電磁弁SV1と大ストローク用の
電磁弁SV2が連結してあり、この電磁弁SV1、SV
2に減圧弁R1、R2とフイルターF1、F2を介して
計装用の圧縮空気源に連結してある。処理槽1に設置し
た液面計23には、処理槽1の予想最低水位Lを検知す
る電極棒LLと、最高水位Hを検知する電極棒HLが垂
下してある。
【0011】流入排水量の増加で処理槽1の水位が上昇
して電極棒LLが最低水位Lを検知すると、その検知信
号が小ストローク用の電磁弁SV1に伝達され、電磁弁
SV1は開放されて減圧弁R1で減圧された圧縮空気を
アクチエーター18の空気室18aに送込み、コイルバ
ネ21と低空気圧のバランス位置までダイアフラム20
を移動させ、調節管16を設定した最少排出水位lまで
降下させて、処理液の排出量を増加させる。更に、流入
水が増加して、最高水位Hを電極棒HLが検知すると、
その検知信号が小ストローク用の電磁弁SV1を閉止さ
せ、大ストローク用の電磁弁SV2を開にして減圧弁R
2を介してアクチエーター18に圧縮空気を送込み、コ
イルバネ21と高空気圧のバランス位置までダイアフラ
ム20を移動させ、調節管16を設定した最大排出水位
hまで降下させて処理液の排出量を最大とする。下限方
向への変化は、処理槽1の最高水位H以上であれば調節
管16を降下させた最大排出水位hの現状を維持させ
る。最高水位Hと最低水位Lの間であれば小ストローク
用電磁弁SV1に切換えて、調節管16を最少排出水位
lに上昇させる。処理槽1の水位が最低水位L未満であ
れば小ストローク用電磁弁SV1を閉じる。なお、上記
アクチエーター18はダイアフラム式で説明したが、シ
リンダー式あるいは電動式であってもよいものである。
また、電磁弁を小ストローク用電磁弁SV1と大ストロ
ーク用の電磁弁SV2を用いた実施例を説明したが、一
個の電磁弁で水位調整装置14の調節管16を降下さ
せ、処理槽1の水位を所定の水位に維持させてもよいも
のである。
【0012】図1に示すフローは液面計23の代りに、
汚泥流量計24の検知信号により越流桝12の液位を調
整する手段の実施例であって、ろ過機3への給泥ポンプ
25には汚泥流量計24が設けてあり、この検知した汚
泥流量の検知信号を図5に示す予め設定した供給汚泥量
に対する分離液水位の指定値を小ストローク用の電磁弁
SV1と大ストローク用の電磁弁SV2を開閉してアク
チエーター18に伝達し、アクチエーター18の作動杆
19を摺動させて調節管16を昇降させ、越流桝12の
分離液水位を調節して処理槽1内の設定水位を維持させ
て、水位が上昇しようとする水が処理槽1の収集トラフ
8に溢流するのを防止するようにしてある。なお、符号
26は駆動軸5の下端に連結した下部スクレーパーであ
って、処理槽1の槽底に沿って回転自在に配設してあ
り、沈降汚泥を掻き寄せて排泥管27から排出するよう
にしてある。符号28はフロスを洗い流すために収集ト
ラフ8の上部に設けた洗浄水管、符号29は駆動機4の
架台である。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る固形物回
収装置は、処理槽に付設した越流桝に水位調整装置を配
設したので、処理槽内の設定水位が維持できるものであ
る。即ち、従来装置にあっては、水位が上昇するとフロ
スと分離水が同時にスカムの取入口から溢流して濃縮さ
れた固形物が回収できなくなる恐れがあったものである
が、この発明にあっては、処理槽の液面計の検出水位、
あるいは、汚泥流量計の検出流量に基づいて、水位調整
装置の調節管を昇降させて分離清澄液の取出位置を移動
させるので、分離液がフロスと一緒に収集トラフに溢流
することがないものである。また、収集トラフの下部に
まわりこんだフロスは腐敗してスカムとなって多量に堆
積し、分離液出口に影響がでる恐れがあったものである
が、処理槽内を周回するスクレーパーと裏掻きスクレー
パーを収集トラフに配設したガイド板に摺設させるの
で、ガイド板下部に集積しようとするフロスを掻取っ
て、フロスの腐敗によるスカムの発生を防止できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る固形物回収装置のフローチャー
トである。
【図2】同じく、固形物回収装置の平面図である。
【図3】同じく、固形物回収装置の縦断側面図である。
【図4】この発明に係るフロスの収集トラフへの掻き寄
せ状態を示す概念図である。
【図5】同じく、水位調節装置の主要部を示す側面図で
ある。
【図6】従来の、フロスの収集トラフへの掻き寄せ状態
を示す概念図である。
【符号の説明】
1 処理槽 3 ろ過機 5 駆動軸 6 スクレーパー 7 裏掻きスクレーパー 8 収集トラフ 8a 溢流部 8b 底部 9 上部ガイド板 10 下部ガイド板 12 越流桝 14 水位調整装置 15 引抜管 16 調節管 18 アクチエーター 19 作動杆 23 液面計 24 汚泥流量計 25 給泥ポンプ SV1、SV2 電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D051 AA04 AB03 CA05 CA09 DB02 DB11 DB20 DD01 4D059 AA00 BE01 BE49 BK14 CA21 CA28 EA02 EB20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の処理槽(1)に、円周方向に周
    回するスクレーパー(6)を設け、このスクレーパー
    (6)で掻き寄せたフロスを収集トラフ(8)に排出す
    る水処理設備において、上記処理槽(1)に液面計(2
    3)を設け、この液面計(23)と処理槽(1)の水位
    調整装置(14)のアクチエーター(18)を連動連結
    すると共に、液面計(23)の水位検知信号によりアク
    チエーター(18)を作動させ、水位調整装置(14)
    の分離液水位を調節して、処理槽(1)の水位を維持さ
    せることを特徴とする固形物回収装置。
  2. 【請求項2】上記液面計(23)に代えて、処理槽
    (1)の前段に設けたろ過機(3)への給泥ポンプ(2
    5)に汚泥流量計(24)を設け、この汚泥流量計(2
    4)に水位調整装置(14)のアクチエーター(18)
    を連動させて、汚泥流量計(24)の汚泥流量の検知信
    号により水位調整装置(14)の分離液水位を調節し
    て、処理槽(1)の水位を維持させることを特徴とする
    請求項1記載の固形物回収装置。
  3. 【請求項3】 上記水位調整装置(14)が、処理槽
    (1)に設けた越流桝(12)の液面下に垂設した引抜
    管(15)と、引抜管(15)に摺動自在に配設して水
    面近傍に上端部を開口した調節管(16)と、調節管
    (16)を昇降させるアクチエーター(18)とからな
    ることを特徴とする請求項1または2記載の固形物回収
    装置。
  4. 【請求項4】 上記アクチエーター(18)がダイアフ
    ラム式のアクチエーターからなり、このアクチエーター
    (18)に空気源に連通した電磁弁(SV1、SV2)
    を連結して、電磁弁(SV1、SV2)を液面計(2
    3)または汚泥流量計(24)の検知信号に連動させ、
    あらかじめ設定した検知信号により電磁弁(SV1、S
    V2)を開閉してアクチエーター(18)を作動させ、
    アクチエーター(18)の作動杆(19)を摺動させて
    調節管(16)を降下させ、越流桝(12)の液位を調
    整することを特徴とする請求項3記載の固形物回収装
    置。
  5. 【請求項5】 上記処理槽(1)の中心部に回転自在に
    立設した駆動軸(5)に、水面に沿って配設したフロス
    掻寄用のスクレーパー(6)と、このスクレーパー
    (6)の下方の水面下近傍に水没させた裏掻きスクレー
    パー(7)を設けると共に、収集トラフ(8)の溢流部
    (8a)とトラフの底部(8b)に案内用のガイド板
    (9、10)を設けたことを特徴とする請求項1乃至4
    記載の固形物回収装置。
  6. 【請求項6】 上記収集トラフ(8)の溢流部(8a)
    と収集トラフ(8)の底部(8b)にその後端を止着し
    た上部ガイド板(9)と下部ガイド板(10)を配設
    し、この上部ガイド板(9)と下部ガイド板(10)の
    先端部を合着して水面下近傍に突設させると共に、上記
    スクレーパー(6)と裏掻きスクレーパー(7)を上部
    ガイド板(9)と下部ガイド板(10)に摺接可能とし
    たことを特徴とする請求項5記載の固形物回収装置。
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