JP2001269609A - 塗布処理装置 - Google Patents

塗布処理装置

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JP2001269609A
JP2001269609A JP2000088468A JP2000088468A JP2001269609A JP 2001269609 A JP2001269609 A JP 2001269609A JP 2000088468 A JP2000088468 A JP 2000088468A JP 2000088468 A JP2000088468 A JP 2000088468A JP 2001269609 A JP2001269609 A JP 2001269609A
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JP
Japan
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substrate
coating
resist
chamber
coating liquid
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JP2000088468A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Matsuda
義隆 松田
Kengo Mizozaki
健吾 溝崎
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、液晶ディスプレイ用ガラス基板や半
導体ウエハ等の基板の表面にレジスト液等の塗布液を用
いて塗布膜を形成する際、余剰に供給された塗布液の回
収を可能とする塗布処理装置を提供する。 【解決手段】 チャンバ41内に載置された基板Gに塗
布液を塗布する処理装置22aにおいて、チャンバ41
の内側に基板Gの外周を包囲するように塗布液回収手段
として回収ピット50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、液晶ディ
スプレイ(LCD)用ガラス基板や半導体ウエハ等の基
板の表面にレジスト液等の塗布液を塗布して塗布膜を形
成する塗布処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶ディスプレイ(LCD)の
製造においては、ガラス製の矩形のLCD基板にフォト
レジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、回路パター
ンに対応してレジスト膜を露光し、これを現像処理する
という、いわゆるフォトリソグラフィ技術により所定の
パターンが形成される。
【0003】このような回路パターンの形成は、複数の
処理ユニットが集約されたレジスト塗布・現像システム
を用いて行われる。このようなシステムにおいては、ま
ず、基板に対して必要に応じて紫外線照射により表面改
質・洗浄処理が行われた後、洗浄ユニットによりブラシ
洗浄および超音波水洗浄が施される。その後、基板はレ
ジストの安定性を高めるために、アドヒージョン処理ユ
ニットにて疎水化処理(HMDS処理)され、引き続
き、レジスト塗布処理ユニットにてレジスト塗布が行わ
れる。
【0004】レジスト塗布については、例えば、疎水化
処理された基板を、水平回転可能なスピンチャックに吸
着保持し、基板上部よりレジスト液を供給した後に基板
を回転させて、レジスト液を遠心力により拡散させて基
板上にレジスト膜を形成する方法が広く用いられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、基板
上に供給されたレジスト液等の塗布液から塗布膜を形成
する際には、余剰に供給された塗布液が基板外周に飛散
するが、従来、こうして飛散した塗布液は、塗布液の種
類を問わずに、同一の排液経路を経て、まとめて廃棄さ
れることが一般的であった。
【0006】しかし、レジスト液等の塗布液は安価なも
のではないことから、できるだけ汚染されない状態で回
収し、再利用することができれば、処理コストの低減を
図ることができる。また、種類の異なる塗布液が混合さ
れないように分別回収することができれば、精製再利用
も容易となる。
【0007】本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みてなされたものであり、塗布液を汚染状態の少
ない状態で回収する手段や、塗布液をその種類毎に分別
して回収する手段が設けられた塗布処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、第1の発明として、チャンバ内に載置された基板に
塗布液を塗布する処理装置であって、前記チャンバの内
側に前記基板の外周を包囲するように塗布液回収手段が
設けられていることを特徴とする塗布処理装置、が提供
される。
【0009】また、第2の発明として、チャンバ内に載
置された基板に塗布液を塗布する処理装置であって、前
記チャンバの外周下端部に孔部が形成され、回収ピット
が、前記孔部に連通するように前記チャンバの外周に配
設されていることを特徴とする塗布処理装置、が提供さ
れる。
【0010】さらに、第3の発明として、基板に塗布液
を塗布する処理装置であって、基板が内部に載置される
回転自在な内側容器と、当該内側容器を包囲するように
固定された外側容器とを有するチャンバを具備し、前記
内側容器の外周壁に塗布液を排出する孔部が形成され、
前記孔部より排出された塗布液を回収するように、前記
外側容器の外周壁に塗布液回収手段が設けられているこ
とを特徴とする塗布処理装置、が提供される。
【0011】このような本発明に係る塗布処理装置にお
いては、基板から飛散する余剰な塗布液を直接に収集す
ることや、塗布液の種類毎に分別回収が可能となる。こ
れにより、塗布液を、汚染が少なく、純度の高い状態で
回収することができることから、再利用が容易となり、
また、再利用のための精製処理が容易となる利点があ
る。また、塗布液回収手段を着脱可能とすることも容易
であり、メンテナンス性、回収作業性を向上を図ること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について、LCD基板に塗布液としてのレ
ジストを塗布し、処理するレジスト塗布・現像処理シス
テムを例に説明する。
【0013】図1はレジスト塗布・処理システムの平面
図であり、このレジスト塗布・処理システムは、複数の
基板Gを収容するカセットCを載置するカセットステー
ション1と、基板Gにレジスト塗布および現像を含む一
連の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処理
部2と、露光装置(図示せず。)との間で基板Gの受け
渡しを行うためのインターフェイス部3とを備えてお
り、処理部2の両端にそれぞれカセットステーション1
およびインターフェイス部3が配置されている。
【0014】カセットステーション1は、カセットCと
処理部2との間で基板Gの搬送を行うための搬送機構1
0を備えている。そして、カセットステーション1にお
いてカセットCの搬入出が行われる。また、搬送機構1
0はカセットの配列方向に沿って設けられた搬送路10
a上を移動可能な搬送アーム11を備え、この搬送アー
ム11によりカセットCと処理部2との間で基板Gの搬
送が行われる。
【0015】処理部2は、前段部2aと中段部2bと後
段部2cとに分かれており、それぞれ中央に搬送路12
・13・14を有し、これら搬送路の両側に各処理ユニ
ットが配設されている。そして、これらの間には中継部
15・16が設けられている。
【0016】前段部2aは、搬送路12に沿って移動可
能な主搬送装置17を備えており、搬送路12の一方側
には、2つの洗浄ユニット(SCR)21a・21bが
配置されており、搬送路12の他方側には紫外線照射ユ
ニット(UV)と冷却ユニット(COL)とが2段に重
ねられた処理ブロック25、加熱処理ユニット(HP)
が2段に重ねられてなる処理ブロック26および冷却ユ
ニット(COL)が2段に重ねられてなる処理ブロック
27が配置されている。
【0017】また、中段部2bは、搬送路13に沿って
移動可能な主搬送装置18を備えており、搬送路13の
一方側には、レジスト塗布処理ユニット(CT)22が
設けられている。レジスト塗布処理ユニット(CT)2
2の隣には、レジスト塗布処理ユニット(CT)22に
おいてレジスト膜が形成された後の基板Gの周縁部のレ
ジストを除去する周縁レジスト除去ユニット(ER)2
3が設けられている。
【0018】搬送路13の他方側には、加熱処理ユニッ
ト(HP)が2段に重ねられてなる処理ブロック28、
加熱処理ユニット(HP)と冷却処理ユニット(CO
L)が上下に重ねられてなる処理ブロック29、および
アドヒージョン処理ユニット(AD)と冷却ユニット
(COL)とが上下に重ねられてなる処理ブロック30
が配置されている。
【0019】さらに、後段部2cは、搬送路14に沿っ
て移動可能な主搬送装置19を備えており、搬送路14
の一方側には、3つの現像処理ユニット(DEV)24
a・24b・24cが配置されており、搬送路14の他
方側には加熱処理ユニット(HP)が2段に重ねられて
なる処理ブロック31、およびともに加熱処理ユニット
(HP)と冷却処理ユニット(COL)が上下に重ねら
れてなる処理ブロック32・33が配置されている。
【0020】なお、処理部2は、搬送路を挟んで一方の
側に洗浄処理ユニット21a、レジスト塗布処理ユニッ
ト(CT)22、現像処理ユニット24aのようなスピ
ナー系ユニットのみを配置しており、他方の側に加熱処
理ユニットや冷却処理ユニット等の熱系処理ユニットの
みを配置する構造となっている。
【0021】また、中継部15・16のスピナー系ユニ
ット配置側の部分には、薬液供給ユニット34が配置さ
れており、さらに主搬送装置のメンテナンスを行うため
のスペース35が設けられている。
【0022】主搬送装置17・18・19は、それぞれ
水平面内の2方向のX軸駆動機構、Y軸駆動機構、およ
び垂直方向のZ軸駆動機構を備えており、さらにZ軸を
中心に回転する回転駆動機構を備えており、それぞれ基
板Gを支持するアーム(図示せず。)を有している。
【0023】主搬送装置17は、搬送機構10のアーム
11との間で基板Gの受け渡しを行うとともに、前段部
2aの各処理ユニットに対する基板Gの搬入・搬出、さ
らには中継部15との間で基板Gの受け渡しを行う機能
を有している。また、主搬送装置18は中継部15との
間で基板Gの受け渡しを行うとともに、中段部2bの各
処理ユニットに対する基板Gの搬入・搬出、さらには中
継部16との間の基板Gの受け渡しを行う機能を有して
いる。さらに、主搬送装置19は中継部16との間で基
板Gの受け渡しを行うとともに、後段部2cの各処理ユ
ニットに対する基板Gの搬入・搬出、さらにはインター
フェイス部3との間の基板Gの受け渡しを行う機能を有
している。なお、中継部15・16は冷却プレートとし
ても機能する。
【0024】インターフェイス部3は、処理部2との間
で基板を受け渡しする際に一時的に基板を保持するエク
ステンション36と、さらにその両側に設けられた、バ
ッファーカセットを配置する2つのバッファステージ3
7と、これらと露光装置(図示せず。)との間の基板G
の搬入出を行う搬送機構38とを備えている。搬送機構
38はエクステンション36およびバッファステージ3
7の配列方向に沿って設けられた搬送路38a上を移動
可能な搬送アーム39を備え、この搬送アーム39によ
り処理部2と露光装置との間で基板Gの搬送が行われ
る。
【0025】このように各処理ユニットを集約して一体
化することにより、省スペース化および処理の効率化を
図ることができる。
【0026】このように構成されたレジスト塗布・処理
システムにおいては、カセットC内の基板Gが処理部2
に搬送され、処理部2では、まず、前段部2aの処理ブ
ロック25の紫外線照射ユニット(UV)で表面改質・
洗浄処理が行われ、冷却処理ユニット(COL)で冷却
された後、洗浄ユニット(SCR)21a・21bでス
クラバー洗浄が施され、処理ブロック26のいずれかの
加熱処理ユニット(HP)で加熱乾燥された後、処理ブ
ロック27のいずれかの冷却ユニット(COL)で冷却
される。
【0027】その後、基板Gは中段部2bに搬送され、
レジストの定着性を高めるために、処理ブロック30の
上段のアドヒージョン処理ユニット(AD)にて疎水化
処理(HMDS処理)された後、下段の冷却処理ユニッ
ト(COL)で冷却される。次いで、レジスト塗布処理
ユニット(CT)22において、基板Gにレジスト液が
塗布される。
【0028】このレジスト塗布工程では、例えば、基板
Gを水平面内で回転可能なスピンチャック上に固定した
後に、基板Gの中央部にレジスト液を供給して、基板G
をスピンチャックとともに回転させる等して、基板G全
面にレジスト液を拡げ、レジスト膜が形成される。
【0029】レジスト塗布処理ユニット(CT)22で
の処理の終了後に、基板Gは周縁レジスト除去ユニット
(ER)23へ搬送され、基板Gの周縁部のレジストの
除去が行われる。なお、この基板Gの周縁部のレジスト
の除去は、基板Gのレジスト膜が形成された面の周縁部
のレジストの除去と、基板Gの側面ならびに基板Gの裏
面に付着したレジストの除去を含むものである。
【0030】その後、基板Gは、中段部2bの中の加熱
処理ユニット(HP)の1つでプリベーク処理され、処
理ブロック29または30の下段の冷却ユニット(CO
L)で冷却される。次いで、基板Gは中継部16から主
搬送装置19にてインターフェイス部3を介して露光装
置に搬送されてそこで所定のパターンが露光される。そ
して、基板Gは再びインターフェイス部3を介して搬入
され、必要に応じて後段部2cの処理ブロック31・3
2・33のいずれかの加熱処理ユニット(HP)でポス
トエクスポージャーベーク処理を施した後、現像処理ユ
ニット(DEV)24a・24b・24cのいずれかで
現像処理され、所定の回路パターンが形成される。
【0031】現像処理された基板Gは、後段部2cのい
ずれかの加熱処理ユニット(HP)にてポストベーク処
理が施された後、いずれかの冷却ユニット(COL)に
て冷却され、主搬送装置19・18・17および搬送機
構10によってカセットステーション1上の所定のカセ
ットに収容される。
【0032】次に、上述したレジスト塗布処理ユニット
(CT)22での処理工程について詳しく説明する。図
2は、レジスト塗布処理ユニット(CT)22の一実施
形態であるレジスト塗布処理ユニット(CT)22aを
示す断面図であり、図2(a)はレジスト液99が基板
G上に供給された状態を示し、図2(b)はレジスト膜
が形成された状態を示している。
【0033】基板Gは、スピンチャック40上に載置、
固定されて、チャンバ41内に収容される。チャンバ4
1は下部容器41aと蓋体41bから構成されており、
チャンバ41の内側(下部容器41aの内側)には、基
板Gの外周を包囲するように塗布液回収手段としての回
収ピット50が設けられている。回収ピット50のレジ
スト液回収口50aの下部にあたる内周壁50bには所
定の勾配が設けられており、回収ピット50内に集めら
れたレジスト液が、跳ね返り等により再びチャンバ41
内部に飛散し難い構造となっている。
【0034】また、回収ピット50には、回収ピット5
0内に集められたレジスト液を回収するための複数(図
2の場合には3本)の排液管51a〜51cを配設され
ている。ここで、これらの排液管51a〜51cは、チ
ャンバ41を回転させることが可能となるように、チャ
ンバ41近傍に開閉弁52a〜52cを設けるととも
に、下部容器41aと着脱可能な構造となっている。
【0035】図2(a)に示されるように、基板Gの中
央部にレジスト液99が供給された状態から、基板Gを
スピンチャック40とともに回転させると、図2(b)
に示すように、基板Gの表面にはレジスト膜が形成され
るとともに、余剰に供給されたレジスト液99aは遠心
力によって基板Gの外周に飛散して、回収ピット50内
に集められる。
【0036】基板Gが矩形等である場合には、回収ピッ
ト50の内周は、基板Gの外周に沿うように形成されて
いると、飛散するレジストを効率よく回収することがで
きるが、その場合には、チャンバ41もまた基板Gとと
もに回転させる必要がある。これに対し、基板Gが円形
である場合には、チャンバ41は回転させなくともよ
く、チャンバ41が固定されている場合には、排液管5
1a〜51cもまたチャンバ41に固定することができ
る。なお、回収ピット50内に収容されなかったレジス
ト液は、下部容器41aの下部に排出口43を設ける等
して排出することができる。
【0037】レジスト液99の拡散処理が終了して、チ
ャンバ41が静止した状態において、例えば、排液管5
1aのみを回収ピット50と連通させ、排液管51aか
らレジスト液99aを回収する。1枚の基板Gの処理に
より集められるレジスト液99aの量は、通常、多いも
のではないので、このようなレジスト液99aの排出
は、複数の基板Gの処理後に行ってもよい。
【0038】レジスト液99を用いる処理を終えた後
に、基板Gに異なる種類のレジスト液を用いてレジスト
膜を形成する場合には、まず、回収ピット50に排液管
51cのみを接続した状態で、シンナー等で回収ピット
50内を洗浄し、洗浄後の処理液を排液管51cから排
出する。その後に、基板Gについて異なるレジスト液を
用いた処理を、前述したレジスト液99の塗布の場合と
同様に行い、回収ピット50に集められた別のレジスト
液を排液管51bから回収する。
【0039】再び、レジスト液99を用いる塗布処理を
行う場合には、回収ピット50を洗浄して洗浄液を排液
管51cから排出し、前述したレジスト液99の塗布作
業を排液管51aを用いて行えばよい。このように、排
液管の配設数は、使用するレジスト液の数に応じて定め
ることができ、この場合には、レジスト液をその種類毎
に高い純度で回収することが可能となる。
【0040】次に、図3に、レジスト塗布処理ユニット
(CT)22の別の実施形態の断面図を示す。図3のレ
ジスト塗布処理ユニット(CT)22bにおいては、下
部容器44aの内周において、上下方向に3段の回収ピ
ット60a〜60cが配設されており、回収ピット60
a〜60cは下部容器44aと脱着が可能となってい
る。回収ピット60a〜60cは、下部容器44aが回
転する場合には、ともに回転する。なお、回収ピットの
段数は3段に限定されるものではない。また、回収ピッ
ト60a〜60cは、一体的に形成されていてもよく、
また、別体であってもよい。
【0041】また、レジスト塗布処理ユニット(CT)
22bでは、スピンチャック40とチャンバ44(下部
容器44aおよび蓋体44b)の少なくとも一方は昇降
可能に形成されており、これにより、基板Gの高さを回
収ピット60a〜60cのレジスト液回収口の高さと合
わせることができるようになっている。なお、基板Gを
回転させるときの高さ位置およびチャンバ44の高さ位
置を一定位置として、回収ピット60a〜60cを、そ
の高さ位置を調節して下部容器44aに固定できる構造
としたり、回収ピット60a〜60cが昇降自在で、任
意の高さ位置に配置できる構造とされていてもよい。
【0042】レジスト塗布処理ユニット(CT)22b
を用いてレジスト液の塗布を行う場合には、例えば、第
1のレジスト液の塗布については、基板Gを回転させた
ときに飛散するレジスト液を最上段の回収ピット60a
で回収できるように、基板Gの高さと回収ピット60a
のレジスト液回収口との位置を合わせて使用する。次い
で、第1のレジスト液と異なる第2のレジスト液を用い
る場合には、基板Gの高さを回収ピット60bのレジス
ト液回収口に位置に合わせ、さらに、第3のレジスト液
を用いる場合には、基板Gの高さを回収ピット60cの
レジスト液回収口の位置に合わせて基板Gを回転させ、
それぞれ使用するレジスト液が所定の回収ピットに集め
られるように処理を行う。
【0043】各回収ピット60a〜60cに集められた
レジスト液の回収は、一段の回収ピットについて処理が
終了した時点で、回収ピット60a〜60cを下部容器
44aから取り外し、別途準備された吸引装置等を用い
て行うことができる。また、回収ピット60a〜60c
の全段について処理が行われた後に回収ピット60a〜
60cを取り外して、レジスト液毎に分別して回収する
ことも可能である。
【0044】こうして、回収ピット60a〜60cに
は、基板Gから飛散したレジスト液が直接に回収される
ことから、回収されたレジスト液は汚れが少なく、再生
利用が容易となる。また、回収ピット60a〜60cの
各段について、レジスト液がその種類毎に回収され、複
数のレジスト液が混合し難いことから、例えば、回収さ
れたレジスト液の精製が容易となる利点がある。
【0045】上述したレジスト塗布処理ユニット(C
T)22a・22bの構造を組み合わせることにより、
例えば、レジスト塗布処理ユニット(CT)22aにお
ける回収ピット50を上下方向に多段に形成した構造と
して、各段について複数の排液管を配設することも可能
である。この場合には、基板Gまたは下部容器41aの
少なくとも一方を昇降可能として、その高さ位置の調節
を可能としておけばよい。また、レジスト塗布処理ユニ
ット(CT)22bについて、回収ピットを一段のみか
らなる構造とすることができる。この場合において、レ
ジスト液を変えて塗布処理を行う際には、回収ピットを
別のものと交換して用いればよい。
【0046】続いて、図4には、本発明のさらに別の実
施の形態であるレジスト塗布処理ユニット(CT)22
cの断面図を示す。レジスト塗布処理ユニット(CT)
22cでは、チャンバ45を構成する下部容器45aの
外周下端部に孔部46が形成され、孔部46に連通する
ように、回収ピット47が下部容器45aの外周に形成
されている。回収ピット47は、下部容器45aと一体
的に形成されていてもよく、逆に、取り外し可能に構成
されていてもよい。また、回収ピット47は、必ずしも
下部容器45aの外周全体にわたって形成されている必
要はない。
【0047】レジスト塗布処理ユニット(CT)22c
において、スピンチャック40上に固定された基板Gに
レジスト液を供給して基板Gを回転させると、チャンバ
45もまた基板Gとともに回転する場合には、レジスト
膜の形成に不要な余剰なレジスト液は、遠心力により下
部容器45aに形成された孔部46を通って、回収ピッ
ト47内に溜まる。こうして、回収ピット47に集めら
れたレジスト液は、吸引装置を用いて回収することがで
きる。
【0048】なお、チャンバ45が回転するしないにか
かわらず、下部容器45aの外周壁の内側面に、その下
部で内径が大きくなるような勾配を設けたり、下部容器
45aの底面を、中央部よりも外周側で低くなるような
勾配を設ける等することにより、飛散したレジスト液を
孔部46へ流れ易くすることができる。また、回収ピッ
ト47の上部に通気口48を形成しておくことにより、
レジスト液の回収ピット47内への流入を容易とするこ
とができる。
【0049】上述したレジスト塗布処理ユニット(C
T)22a〜22cでは、チャンバとして一対の下部容
器と蓋体とから構成されたものを示したが、このような
一対の下部容器と蓋体は、後述するレジスト塗布処理ユ
ニット(CT)22d・22eにおける内側容器とその
蓋体として用いることができる。つまり、レジスト塗布
処理ユニット(CT)22a〜22cに用いられている
チャンバを内側チャンバとして、その外側に、内側チャ
ンバを包囲するような外側チャンバを配設することも可
能である。
【0050】図5は、本発明のさらに別の実施形態であ
るレジスト塗布処理ユニット(CT)22dの断面図で
あり、レジスト塗布処理ユニット(CT)22dは、回
転自在で基板Gが内部に載置される内側容器71aと、
内側容器71aを包囲するように固定された外側容器7
2aを有し、内側容器71aと外側容器72aの上面開
口部は、それぞれ蓋体71b・72bにより閉塞され
る。つまり、レジスト塗布処理ユニット(CT)22d
は、内側容器71aと蓋体71bが内側チャンバを形成
し、外側容器72aと蓋体72bが外側チャンバを形成
する二重構造を有する。
【0051】内側容器71aの外周壁には、レジスト液
を排出する孔部73が形成され、孔部73より排出され
たレジスト液が回収されるように、外側容器72aの外
周壁に回収ピット74が設けられている。回収ピット7
4には、複数(図5の場合には3本)の排液管75a〜
75cが配設されており、排液管75a〜75cによ
り、回収ピット74内に集められるレジスト液を回収す
ることができるようになっている。
【0052】また、内側容器71aの外周下部には、孔
部73から排出されなかったレジスト液を排出するため
のドレイン79aが形成されており、外側容器72aの
下部には、ドレイン79aから排出されたレジスト液
と、孔部73から排出され回収ピット74内に回収され
なかったレジスト液、および内側容器71aと外側容器
72aを洗浄する際に使用される洗浄液等を排出するた
めのドレイン79bが形成されている。
【0053】基板Gは、内側容器71a内に配置されて
いる回転自在で昇降可能なスピンチャック40上に固定
されて、基板Gの表面から飛散するレジスト液が孔部7
3へ導かれる高さ位置に設置される。
【0054】このようなレジスト塗布処理ユニット(C
T)22dにおいては、基板Gにレジスト液を供給して
基板Gおよび内側容器71a並びに蓋体71bを回転さ
せると、基板Gから飛散した余剰のレジスト液は、孔部
73を通って外側容器72aに形成された回収ピット7
4へ集められる。回収ピット74に集められたレジスト
液は、例えば、排液管75aから回収し、再利用するこ
とが可能である。
【0055】その他の排液管75b・75cの使用方法
は、前述したレジスト塗布処理ユニット(CT)22a
に配設された排液管51b・51cと同様にして用いる
ことができる。つまり、あるレジスト液を用いた処理を
終えた後に、基板Gに異なる種類のレジスト液を用いて
レジスト膜を形成する場合には、まず、内側容器71
a、外側容器72aおよび回収ピット74をシンナー等
で洗浄し、洗浄液をドレイン79a・79bおよび排液
管51cから排出する。その後に、基板Gについて異な
るレジスト液を用いた塗布処理を行い、回収ピット74
に集められた別のレジスト液を排液管51bから回収す
る。こうして、レジストの種類毎の分別回収が可能とな
る。
【0056】図6の断面図に示すレジスト塗布処理ユニ
ット(CT)22eは、レジスト塗布処理ユニット(C
T)22dにおける内側容器71aの外周壁に、高さ位
置を変えて複数(図6の場合には3カ所)のレジスト液
を排出する孔部73a〜73cが形成され、各孔部73
a〜73cに対応して、外側容器72aの外周壁に回収
ピット74a〜74cが設けられた構造を有している。
回収ピット74a〜74cには、それぞれ1本の排液管
76a〜76cが配設されているが、もちろん、各回収
ピットに複数本の排液管を配設することもできる。
【0057】基板Gは、内側容器71a内に配置されて
いる回転自在で昇降可能なスピンチャック40上に固定
されており、基板Gの高さ位置を、孔部73a〜73c
のいずれかの高さ位置に合わせることができるようにな
っている。
【0058】このようなレジスト塗布処理ユニット(C
T)22eを用いたレジスト液の塗布処理は、例えば、
基板Gの高さ位置を孔部73c合わせた状態としてレジ
スト液を供給し、基板Gおよび内側容器71a並びに蓋
体71bを回転させて、基板Gから飛散した余剰のレジ
スト液を、孔部73cを通して外側容器72aに形成さ
れた回収ピット74cへ集め、排液管76cから回収す
る。
【0059】次に、レジスト液を変えて基板Gへの塗布
処理を行う場合には、基板Gの高さを孔部73bの高さ
に合わせて、基板Gから飛散するレジスト液を孔部73
bを通して回収ピット74bに集めて、排液管76bか
ら回収することができる。さらに、レジスト液を変えた
場合には、孔部73aを通して回収ピット74aにレジ
スト液を集め、排液管76aから回収することができ
る。
【0060】このように、下方の回収ピットから順次使
用すると、孔部73a〜73cから排出されたレジスト
液は、使用中の回収ピットよりも下方にある使用済みの
回収ピットに混入することはあっても、未使用の上方に
ある回収ピットへ混入することはほとんどなく、従っ
て、高い純度でレジスト液を分別回収することが可能と
なる。全ての回収ピット74a〜74cが使用された後
には、洗浄を行う等した後に、レジスト液の塗布を行え
ばよい。
【0061】なお、レジスト塗布処理ユニット(CT)
22eでは、回収ピット74a〜74cが、外側容器7
2aの外周壁に一体的に形成された形態とされている
が、例えば、外側容器72aの外周壁を垂直壁として構
成し、内側容器71aの外周壁と外側容器72aの外周
壁との間に、前述したレジスト塗布処理ユニット(C
T)22bに用いられていた、脱着可能な多段の回収ピ
ット60a〜60cを配設して用いることもできる。
【0062】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
はない。例えば、塗布液はレジスト液に限定されるもの
ではなく、レジスト膜の現像液について用いることも可
能であり、また、紫外線反射膜や色素膜等の各種の機能
膜や保護膜等の形成に用いられる各種の塗布液について
も用いることができる。また、本発明の塗布処理装置
は、LCD基板におけるカラーフィルタ用色彩レジスト
の塗布・現像システム、或いは半導体ウエハにおけるレ
ジスト塗布・処理システム等にも好適に用いられる。さ
らに、基板としてLCD基板について説明してきたが、
半導体ウエハ、CD基板等の他の基板についても用いる
ことが可能である。
【0063】
【発明の効果】上述の通り、本発明の塗布処理装置によ
れば、基板から飛散する余剰な塗布液を直接に収集する
ことや、塗布液の種類毎に分別回収が可能である。これ
により、塗布液を、汚染が少なく、純度の高い状態で回
収することができることから、塗布液の再利用が容易と
なり、また、再利用のための精製処理が容易となる利点
がある。その結果、処理コストの低減を図ることが可能
となるという顕著な効果を奏する。また、塗布液回収手
段を着脱可能とすることも容易であり、メンテナンス
性、回収作業性を向上させて、生産性を向上させること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となる塗布処理装置が適用される
レジスト塗布・現像システムを示す平面図。
【図2】本発明の塗布処理装置が適用されるレジスト塗
布処理ユニットの一実施形態を示す断面図。
【図3】本発明の塗布処理装置が適用されるレジスト塗
布処理ユニットの別の実施形態を示す断面図。
【図4】本発明の塗布処理装置が適用されるレジスト塗
布処理ユニットのさらに別の実施形態を示す断面図。
【図5】本発明の塗布処理装置が適用されるレジスト塗
布処理ユニットのさらに別の実施形態を示す断面図。
【図6】本発明の塗布処理装置が適用されるレジスト塗
布処理ユニットのさらに別の実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
22・22a〜22e;レジスト塗布処理ユニット 23;周縁レジスト除去ユニット 40;スピンチャック 41;チャンバ 47・50・60a〜60c・74・74a〜74c;
回収ピット 51a〜51c・75a〜75c・76a〜76c;排
液管 79a・79b;ドレイン G;基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 564D Fターム(参考) 2H025 AB13 AB16 AB17 EA05 4D075 AC64 AC84 CA47 DA06 DB13 DC22 DC24 EA05 EA45 4F042 AA07 AA10 CC07 CC15 CC30 EB04 EB07 EB23 5F046 JA06 JA08 JA27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバ内に載置された基板に塗布液を
    塗布する処理装置であって、 前記チャンバの内側に前記基板の外周を包囲するように
    塗布液回収手段が設けられていることを特徴とする塗布
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記チャンバの外周壁の内面に、上下に
    複数段の回収ピットが形成され、 前記基板および/または前記チャンバが昇降自在であっ
    て、前記基板の高さと前記各回収ピットの高さとを合わ
    せて、塗布液の分別回収が可能であることを特徴とする
    請求項1に記載の塗布処理装置。
  3. 【請求項3】 チャンバ内に載置された基板に塗布液を
    塗布する処理装置であって、 前記チャンバの外周下端部に孔部が形成され、 回収ピットが、前記孔部に連通するように前記チャンバ
    の外周に配設されていることを特徴とする塗布処理装
    置。
  4. 【請求項4】 基板に塗布液を塗布する処理装置であっ
    て、 基板が内部に載置される回転自在な内側容器と、当該内
    側容器を包囲するように固定された外側容器とを有する
    チャンバを具備し、 前記内側容器の外周壁に塗布液を排出する孔部が形成さ
    れ、 前記孔部より排出された塗布液を回収するように、前記
    外側容器の外周壁に塗布液回収手段が設けられているこ
    とを特徴とする塗布処理装置。
  5. 【請求項5】 前記孔部が、高さの異なる位置に所定数
    形成されており、各孔部について、前記外側カップの外
    周壁に回収ピットが設けられていることを特徴とする請
    求項4に記載の塗布処理装置。
  6. 【請求項6】 前記塗布液回収手段が脱着可能であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の塗布処理装置。
  7. 【請求項7】 前記塗布液回収手段が、1カ所の回収ピ
    ットに複数の排出管が接続されて、塗布液の種類毎に異
    なる排出管を用いて塗布液を分別回収可能であることを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載
    の塗布処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007229648A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Seiko Epson Corp レンズのスピンコート装置
US7856939B2 (en) 2006-08-28 2010-12-28 Transitions Optical, Inc. Recirculation spin coater with optical controls
EP2635936B1 (de) * 2010-11-07 2018-02-21 Hans Bohnet Anordnung zur herstellung von strukturierten substraten
KR20200063680A (ko) * 2018-11-28 2020-06-05 세메스 주식회사 기판 처리 장치

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