JP2001269245A - 車両用リヤシート - Google Patents

車両用リヤシート

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JP2001269245A
JP2001269245A JP2000083452A JP2000083452A JP2001269245A JP 2001269245 A JP2001269245 A JP 2001269245A JP 2000083452 A JP2000083452 A JP 2000083452A JP 2000083452 A JP2000083452 A JP 2000083452A JP 2001269245 A JP2001269245 A JP 2001269245A
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Shinji Hamada
伸司 浜田
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アームレストスルー態様での使い勝手を良好
にし、その態様で汚れたり破損し易い部分を極力車室側
から見えなくして見栄えを維持可能にした車両用リヤシ
ートを実現する。 【解決手段】アームレストは下アームレスト部4B及び
上アームレスト部4Aで構成されて、下アームレスト部
4Bが格納凹所5に支軸17を介し回動可能に取り付け
られると共に、上アームレスト部4Aが下アームレスト
部4Bにヒンジ部材10を介し回動可能に連結され、か
つ格納凹所5に設けられたガイド部材19に嵌合して移
動される支承ピン16を有しており、上下アームレスト
部4A,4Bがガイド部材19と支承ピン16との作動
を介して、格納凹所5の上下方向に展開される格納位置
と、ヒンジ部材10を前方に突出して折り曲げられる使
用位置と、前後方向に展開されるスルー位置とに切り換
え保持されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリアシートのうち、
特に、シートバックに設けられた格納凹所にアームレス
トを格納可能に取り付け、格納凹所からアームレストを
引き出して倒すと格納凹所を通じてトランクルーム側と
連通する、いわゆるアームレストスルー構造に好適な車
両用リヤシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は車両用リヤシートの従来例を示し
ている。同図のリヤシート51はベンチタイプのもの
で、シートバック53が格納凹所55から引き出された
り、格納凹所55に収納されるアームレスト54を有し
ている。このアームレスト54は、格納凹所55に配設
されて、下両側面が図示せぬ支軸を介して格納凹所55
の内側面にそれぞれ回動可能に取り付けられて、アーム
レスト54を上側へ回動して格納凹所55に収納させる
格納位置と、アームレスト54を前方へ引いて同図の如
くシートクッション52上に倒れる使用位置とに回動切
り換えられる。また、このリアシート51は、本発明を
適用した図3の如く車体パネルのうち、車室とトランク
ルームとを区画している起立パネル部の手前に設置され
て、格納凹所55に対応したパネル側開口を通じて車室
とトランクルームとを連通する、いわゆるアームレスト
スルー構造のものである。従って、前記アームレスト5
4の使用位置では、車室内が格納凹所55を通してトラ
ンクルーム側と連通していて、例えば、トランクルーム
内と車室内に跨って長尺物品を載せたり、車室側からト
ランクルームの物品を取り出すこと等(以下、これらを
アームレストスルー態様と称する)が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリアシート
構造では、アームレスト54がシートクッション52上
に倒された使用位置において、図7中に示す如く実質的
な高さHが小さく、アームレストスルー態様において対
象物品がその高さHより小さなものに限られ、使い勝手
が悪かった。また、アームレスト54は、アームレスト
スルー態様で上側となるアームレスト裏面54aがここ
に載せられる物品により特に汚れたり破損し易い。従来
構造では、アームレストスルー態様と前記アームレスト
の使用位置とで同じアームレスト裏面54aが上を向い
ているので、アームレストスルー態様で汚れたり破損し
た部分がアームレスト使用時にそのまま露出してしまう
という構造上の問題もある。
【0004】本発明の目的は、上記したような問題を一
掃して、比較的簡単な構造で、アームレストスルー態様
での使い勝手をより良好にし、また、アームレストスル
ー態様で汚れたり破損し易い部分を極力車室側から見え
なくすることにより見栄え及び外観を維持可能にした車
両用リヤシートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1〜図6に例示される如く、アームレスト
4がシートバック3に設けられた格納凹所5に対し収納
される格納位置と、格納凹所5から引き出して倒される
使用位置とに切換可能に組み付けられると共に、前記使
用位置で前記格納凹所5を通じトランクルーム8側と連
通可能にする車両用リヤシート1において、前記アーム
レスト4は、下アームレスト部4B及び上アームレスト
部4Aで構成されて、前記下アームレスト部4Bが前記
格納凹所5の下内側に支軸17を介し回動可能に取り付
けられると共に、前記上アームレスト部4Aが前記下ア
ームレスト部4Bにヒンジ部材10を介し回動可能に連
結され、かつ前記格納凹所5の内側上下方向に沿って設
けられたガイド部材19に嵌合して移動される支承ピン
16を有しており、前記上下アームレスト部4A,4B
が、前記ガイド部材19と前記支承ピン16との作動を
介して、前記格納凹所5の上下方向に展開される前記格
納位置と、前記ヒンジ部材10を前方に突出して折り曲
げられる前記使用位置と、前後方向に展開されるスルー
位置とに切り換え保持されることを特徴とする。
【0006】以上の構造特徴は、アームレスト4の切換
態様として、上下アームレスト部4A,4Bが格納位
置、使用位置、スルー位置の各位置でそれぞれ最適状態
となるようにしたものであり、アームレスト4が次のよ
うな操作要領によって使用位置と格納位置、並びにスル
ー位置とに切り換えられる。第1に、格納凹所5に収納
する場合は、上アームレスト部4Aが上側へ持ち上げる
ように操作されることにより、その上移動を支承ピン1
6を介しガイド部材19に案内されながら、同時に、下
アームレスト部4Bをヒンジ部材10を介し上アームレ
スト部4Aで引き上げつつ、格納凹所5内の上側まで移
動されるため、上下アームレスト部4A,4Bが上下方
向に展開された状態で格納位置に切り換えられる。第2
に、肘掛けとして使用する場合は、例えば、下アームレ
スト部4Bを前方に引いた状態で、上アームレスト部4
Aが下側へ降ろされるように操作されることにより、そ
の下移動が支承ピン16を介しガイド部材19に案内さ
れながら、同時に、上から押される下アームレスト部4
Bを支軸17を介し前方へ回動して、上下アームレスト
部4A,4Bがヒンジ部材10を前方に突出して折り曲
げられた状態で使用位置に切り換えられる。第3に、ア
ームレストスルー態様での使用又はアームレスト4上に
物品を載せる場合は、上アームレスト部4Aが更に下降
操作されることにより、支承ピン16を介しガイド部材
19に案内され、最終的にガイド部材19に対する支承
ピン16の嵌合を切欠部21cにて解除した状態で、ヒ
ンジ部材10を介し下アームレスト部4Bの前方に回動
されて、上下アームレスト部4A,4Bが前後方向に展
開された状態でスルー位置に切り換えられる。このスル
ー位置では、上下アームレスト部4A,4Bが前後に展
開された状態でシートクッション2上に保持されてい
る。
【0007】従って、この構造では、アームレストスル
ー態様において、格納凹所5の有効寸法が上アームレス
ト部4Aの厚さ相当分だけ大きくなり、車室7とトラン
クルーム8側との間でより大きな物品を出し入れ可能に
なること、上下アームレスト部4A,4Bの各裏面14
bがそれぞれ上側を向いて配置され、各裏面14bが前
記使用位置及び格納位置の何れの態様でも車室から見え
なくなるため、この上に載せられる物品による汚れ等を
気にしなくてもよくなり見栄えを維持可能になること、
等の利点が得られる。また、上下アームレスト部4A,
4Bは、ガイド部材19と支承ピン16との作動を介し
て格納位置、使用位置、スルー位置に切り換え保持され
るが、その保持構造としては、例えば、請求項2の如く
ガイド部材19に設けられる長溝20の一部に格納位置
用保持溝部21a、使用位置用保持溝部21b、スルー
位置用切欠部21cを追加すると、部材数を増やすこと
なく簡易に実現される利点がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は形態例の車両用リヤシート
をアームレストを格納位置にした態様で示す模式外観
図、図2は図1のA−A線に相当する部分の概略拡大断
面図、図3は図1のB−B線に対応してシートバックを
断面した一部縦断面図である。図4は前記アームレスト
を使用位置にした態様でシートバックを断面した一部縦
断面図、図5は上記アームレストをスルー位置にした態
様でシートバックを断面した一部縦断面図、図6は前記
シートバックの格納凹所の片側内面を拡大した模式図で
ある。
【0009】形態例の車両用リヤシート1はベンチタイ
プであり、シートクッション2及びシートバック3を主
体とし、シートバック3が格納凹所5を左右中間部に形
成し、該格納凹所5に収納されるアームレスト4を有し
ている。また、車体側との関係では、リアシート1が車
体パネル6のうち、車室7とトランクルーム8とを区画
している起立パネル部6aの手前に設置されて、格納凹
所5に対応したパネル側開口9を通じて、車室7とトラ
ンクルーム8とを連通する、いわゆるアームレストスル
ー構造のものである。これらの基本は従来と同じ。この
構造では、次に詳述する如くアームレスト4及び関連す
る格納凹所5が工夫改良されている。
【0010】アームレスト4は、上アームレスト部4A
及び下アームレスト部4Bで構成され、両アームレスト
部4A,4Bの間がヒンジ部材10により回動可能に連
結されている。上下アームレスト部4A,4Bは、ヒン
ジ部材10を介し水平に展開した状態で格納凹所5に密
に収まるよう設計され、従来品より薄く形成されてい
る。両者は、図2の如く袋状カバー材11によりフレー
ム13及びパッド12を被覆処理している点、図1等の
格納位置で保持面となる前面14aに引き紐15a,1
5bを付設している点で共通し、次の構成が異なってい
る。
【0011】すなわち、上アームレスト部4Aは、同図
の如く上側に位置した両側に突出された支承ピン16を
有している。この支承ピン16は、基端がフレーム13
の対応部に固着された状態で、先端16aがカバー材1
1を横方向に貫通している。先端16aは円盤状をな
し、後述するガイド部材19のガイド溝20に沿って摺
動し易くなっている。これに対し、下アームレスト部4
Bは、図3等の如く下両側に突出された支軸17を有し
ている。この支軸17は、図3の両アームレスト部4
A,4Bの格納位置で支承ピン16とほぼ同軸線上に位
置して、下アームレスト部4Bのフレーム側から横方向
に突設されいる。両アームレスト部4A,4Bを連結し
ているヒンジ部材10は、蝶番に類似した構造のもの
で、図5の如く一方片部10aを上アームレスト部4A
のフレーム側に、他方片部10bを下アームレスト部4
Bのフレーム側にそれぞれ固定したものである。
【0012】このような、ヒンジ部材10は、両アーム
レスト部4A,4Bを回動可能に連結するものであれば
よく、例えば、アームレスト部4A,4Bのフレーム同
士を一部、直接又は連結片等を介し外へ突出し、その突
出した部分をピン連結するようにしてもよい。要は、各
アームレスト部4A,4Bのフレーム構成に応じて経費
的に有利なヒンジ構造が選択されるものである。
【0013】次に、以上のアームレスト部4A,4Bを
配置するシートバック3の格納凹所5側について説明す
る。このシートバック3では、格納凹所5の両側にガイ
ド部材19がそれぞれ組み付けられている。ガイド部材
19は、格納凹所5の内側上下方向に配置される断面略
コ形の細長いレール状をなし、図2の如くシートバック
3側のフレーム3aに固着した状態で組み付けられてい
る。この場合、各ガイド部材19は、格納凹所5の対応
側面に対向配置されると共に、間に設けられる両アーム
レスト部4A,4Bが図3の格納位置でシートバック3
側の保持面とほぼ面一になるよう位置決め配置されるこ
とになる。また、各ガイド部材19は、支承ピン16の
先端16aを抜け止め状態に嵌合する長溝20を上下方
向に連続した状態で形成している。この長溝20は、図
6の如く最上端の保持溝部21aと、中間より下側の保
持溝部21bと、最下端の切欠部21cとを一体に形成
している。保持溝部21aは、長溝20の最上端を後方
へ延ばした状態に設けられ、同図の如く支承ピン16を
下移動しないようロック保持する。保持溝部21bは、
支承ピン16を後方に導く逃げ部19a,19bを設け
ることにより、該逃げ部19a,19bの存在で支承ピ
ン16を下移動しないようロック保持する。切欠部21
cは、前方へ大きく切り欠いた状態に設けられ、長溝2
0のうち、前記逃げ部19a,19bの間の部分に通っ
た支承ピン16を前方へ移動し長溝20との嵌合を解放
する。
【0014】更に、各ガイド部材19の下側には、上記
支軸17が嵌合される軸孔22が設けられている。そし
て、下アームレスト部4Bは、格納凹所5に配置されて
その軸孔22と支軸17との嵌合により両側で回動可能
に取り付けられる。この取付構造としては、例えば、両
支軸17をガイド部材19に設け、両軸孔22を下アー
ムレスト部4Bに設ける態様、支軸17の一方(他方は
この形態と同じ)をガイド部材19に設け、対応軸孔2
2を下アームレスト部4Bに設ける態様であってもよ
い。更に、そのような態様において、軸孔や支軸をガイ
ド部材19ではなく、専用の取付ブラケットに設けるこ
とも可能である。
【0015】上記したように、下アームレスト部4Bを
格納凹所5に取り付けた状態では、その下アームレスト
部4が図5に示される如くヒンジ部材10で連結された
上アームレスト部4Aと共にシートクッション2上に載
せられている(アームレスト4のスルー位置)。そし
て、上アームレスト部4Aは、ヒンジ部材10を介し下
アームレスト部4B上に重ねられるように回動し、図4
の如く支承ピン16を切欠部21cに入れ上移動する
と、支承ピン16が長溝20に嵌合されて移動し保持溝
部21bに落ち込んで保持される(アームレスト4の使
用位置)。更に、上アームレスト部4Aは、引き紐15
aを持ち上げ格納凹所5の上側に引っ張ると、支承ピン
16が長溝20を移動しつつ最終的に保持溝部20aに
入って保持される(アームレスト4の格納位置)。
【0016】換言すると、この構造において、乗員が図
4の使用位置から図1,図3の格納位置に切り換える場
合は、上アームレスト部4Aを上側へ持ち上げるように
すると、支承ピン16が長溝20に案内されながら、同
時に、下アームレスト部4Bをヒンジ部材10を介し上
アームレスト部4Aにより引き上げつつ、格納凹所5内
の上側まで移動されて保持溝部20aに係合保持され
る。格納位置では、上下アームレスト部4A,4Bが上
下方向に展開された状態で凹所前面を塞ぐ。逆に、乗員
が肘掛けを必要とする場合は、例えば、各引き紐15
a,15bを利用して下アームレスト部4Bを前方に引
いた状態で、上アームレスト部4が下側へ降ろされるよ
うに操作されることにより、支承ピン16が長溝20に
案内されながら保持溝部20bに係合保持される。この
とき、両アームレスト部材4A,4Bは、上から押され
る下アームレスト部4Bが支軸17を介し前方へ回動さ
れると共に、ヒンジ部材10側を前方に突出して折り曲
げられた状態となり、使用位置に切り換えられる。更
に、乗員がアームレストスルー態様での使用又はアーム
レスト4上に物品を載せる場合は、上アームレスト部4
Aを後方へ押すと、支承ピン16が保持溝部20bから
逃がされた後、長溝20に案内されながら切欠部20c
に達するので、引き紐15aを利用して上アームレスト
部4Aをヒンジ部材10を支点として下アームレスト部
4Bの前方に回動する。すると、上下アームレスト部4
A,4Bは、シートクッション2上に保持された状態で
前後方向に配置され、スルー位置に切り換えられる。
【0017】従って、図5の如くアームレストスルー態
様では、上アームレスト部4Aが格納凹所5から取り除
かれているので、シートバック3の背面側の開口9の寸
法T1に応じた大きさの物品を対象にすることができ
る。これは、アームレスト4の使用位置である図4の態
様と対比すると、上アームレスト部4Aの厚さに応じた
寸法t1を拡大できることを意味する。これにより、こ
の構造では、その寸法t1に応じた分だけ大きな物品を
格納凹所5及び開口9を通してトランクルーム8側から
両アームレスト部4A,4Bに載せたり、トランクルー
ム8側から出し入れすることができる。また、上アーム
レスト部4Aと下アームレスト部4Bは共に裏面14b
を上に向けてシートクッション2上に保持されているの
で、上アームレスト部4A及び下アームレスト部4Bの
上に物品を載せたときに、その物品に起因して両アーム
レスト部4A,4Bの裏面14bが汚れたとしても、図
4の如くアームレスト4を肘掛けとして使用する場合、
及び図1や図3の如くアームレスト4を格納凹所5に収
納した場合は各裏面14bが見えない状態となるので、
外観や見栄えを損ねることにはならない。
【0018】なお、本発明は、請求項1の技術要素を具
備していればよく、細部的には色々変形したり展開され
る。その一例としては、実公平6−49230号等に記
載されているように開口9又は格納凹所5に対応した開
閉リッドをアームレスト4と共に付設する態様等が挙げ
られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用リ
ヤシートは、アームレストスルー態様において、格納凹
所の実質的な高さ寸法が上アームレスト部の厚さ相当分
だけ大きく確保されるため、例えば、車室とトランクル
ーム側との間でより大きな物品を出し入れすることが可
能となり、便利性や使い勝手を改善できる。同時に、こ
の構造では、アームレストスルー態様において、上下ア
ームレスト部の各裏面がそれぞれ上側を向いて配置さ
れ、かつ、その上下アームレスト部の各裏面が前記使用
位置及び格納位置の何れの態様でも車室から見えなくな
るため、この上に載せられる物品による汚れ等を余り気
にしなくてもよくなり、見栄えや使い勝手上の問題を解
消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した車両用リヤシートをアーム
レスト格納位置の態様で示す模式外観図である。
【図2】 図1のA−A線に相当する部分の概略拡大断
面図である。
【図3】 図1のB−B線に対応したリヤシートの一部
縦断面図である。
【図4】 上記アームレストを使用位置に切り換えた一
部縦断面図である。
【図5】 上記アームレストをスルー位置に切り換えた
一部縦断面図である。
【図6】 上記リアシートの格納凹所を拡大した模式要
部拡大図である。
【図7】 従来リヤシートをアームレスト使用位置の態
様で示す図である。
【符号の説明】
1はリヤシート 2はシートクッション 3はシートバック 4はアームレスト 4Aは上アームレスト部 4Bは下アームレスト部 5は格納凹所 10はヒンジ部材 16は支承ピン 17は支軸 19はガイド部材 20は長溝 21aは格納位置用保持溝部 21bは使用位置用保持溝部 21cはスルー位置用切欠部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームレストがシートバックに設けられ
    た格納凹所に対し収納される格納位置と、格納凹所から
    引き出して倒される使用位置とに切換可能に組み付けら
    れと共に、前記使用位置で前記格納凹所を通じトランク
    ルーム側と連通可能にする車両用リヤシートにおいて、 前記アームレストは、下アームレスト部及び上アームレ
    スト部で構成されて、前記下アームレスト部が前記格納
    凹所の下内側に支軸を介し回動可能に取り付けられると
    共に、前記上アームレスト部が前記下アームレスト部に
    ヒンジ部材を介し回動可能に連結され、かつ前記格納凹
    所の内側上下方向に沿って設けられたガイド部材に嵌合
    して移動される支承ピンを有しており、 前記上下アームレスト部が、前記ガイド部材と前記支承
    ピンとの作動を介して、前記格納凹所の上下方向に展開
    される前記格納位置と、前記ヒンジ部材を前方に突出し
    て折り曲げられる前記使用位置と、前後方向に展開され
    るスルー位置とに切り換え保持されることを特徴とする
    車両用リアシート。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材は、前記支承ピンと摺動
    可能に嵌合する長溝を形成し、該長溝が、最上部に設け
    られた格納位置用保持溝部と、中間部より下側に設けら
    れた使用位置用保持溝部と、最下部に設けられて前記支
    承ピンとの嵌合を解除するスルー位置用切欠部とを少な
    くとも有している請求項1に記載の車両用リヤシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082881A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Suzuki Motor Corp 電動車両のシート構造
KR101725418B1 (ko) * 2015-12-24 2017-04-12 현대다이모스(주) 스키스루를 구비한 차량용 시트

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